JP6939727B2 - 画像表示モジュールおよび画像表示装置 - Google Patents

画像表示モジュールおよび画像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6939727B2
JP6939727B2 JP2018135018A JP2018135018A JP6939727B2 JP 6939727 B2 JP6939727 B2 JP 6939727B2 JP 2018135018 A JP2018135018 A JP 2018135018A JP 2018135018 A JP2018135018 A JP 2018135018A JP 6939727 B2 JP6939727 B2 JP 6939727B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
panel
image
image light
dichroic mirror
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018135018A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020012970A (ja
Inventor
英利 山本
英利 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2018135018A priority Critical patent/JP6939727B2/ja
Priority to CN201910644693.0A priority patent/CN110737097B/zh
Priority to US16/514,293 priority patent/US11460700B2/en
Priority to CN202210644395.3A priority patent/CN114994932B/zh
Publication of JP2020012970A publication Critical patent/JP2020012970A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6939727B2 publication Critical patent/JP6939727B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/017Head mounted
    • G02B27/0172Head mounted characterised by optical features
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/10Beam splitting or combining systems
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/10Beam splitting or combining systems
    • G02B27/1006Beam splitting or combining systems for splitting or combining different wavelengths
    • G02B27/102Beam splitting or combining systems for splitting or combining different wavelengths for generating a colour image from monochromatic image signal sources
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/10Beam splitting or combining systems
    • G02B27/14Beam splitting or combining systems operating by reflection only
    • G02B27/149Beam splitting or combining systems operating by reflection only using crossed beamsplitting surfaces, e.g. cross-dichroic cubes or X-cubes
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K59/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
    • H10K59/80Constructional details
    • H10K59/875Arrangements for extracting light from the devices
    • H10K59/878Arrangements for extracting light from the devices comprising reflective means
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/0101Head-up displays characterised by optical features
    • G02B2027/0112Head-up displays characterised by optical features comprising device for genereting colour display
    • G02B2027/0114Head-up displays characterised by optical features comprising device for genereting colour display comprising dichroic elements
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/017Head mounted
    • G02B2027/0178Eyeglass type

Description

本発明は、画像表示モジュールおよび画像表示装置に関する。
ヘッドマウントディスプレイ、プロジェクター等の画像表示装置において、青色光と緑色光と赤色光とを合成し、合成光を射出させる色合成素子が従来から知られている。下記の特許文献1に、青色光を射出する第1表示ユニットと、緑色光を射出する第2表示ユニットと、赤色光を射出する第3表示ユニットと、各表示ユニットから射出される光を合成するクロスダイクロイックプリズムと、を備えた投射型表示装置が開示されている。この投射型表示装置において、各表示ユニットは、同色の波長域内で互いに異なる発光ピーク波長を示す2つの有機エレクトロルミネッセンス(EL)パネルを備えており、2つの有機ELパネルから射出された色光をダイクロイックミラーにより合成する。
特開2012−230151号公報
従来、液晶パネルからの光を合成するための色合成素子として、偏光分離特性を有するダイクロイックミラーを備えたダイクロイックプリズムが用いられてきた。液晶パネル用のダイクロイックプリズムは、P偏光、S偏光のいずれか一方で波長分離特性を満足するように設計されている。一方、特許文献1で用いられる有機ELパネルから射出される光は、液晶パネルの場合とは異なり、P偏光、S偏光の双方が含まれ、偏光特性を有していない。そのため、有機ELパネルから射出された光を液晶パネル用のダイクロイックプリズムで合成すると、有機ELパネルからの光に含まれるS偏光、P偏光のいずれか一方しか利用できない。すなわち、この組み合わせでは、最大で50%の光利用効率しか得られない、という課題がある。
上記の課題を解決するため、有機ELパネルのように、偏光特性を有していない光を合成するためのダイクロイックミラーが検討されている。ところが、この種のダイクロイックミラーを実際に作製し、青色光、緑色光および赤色光を合成すると、3つの色光の中で特に赤色光の利用効率が低いという課題があった。さらに、ダイクロイックプリズムにおいて迷光が発生するという課題があった。
上記の課題を解決するために、本発明の一つの態様の画像表示モジュールは、偏光特性を有していない赤色波長域の第1画像光を射出する第1パネルと、偏光特性を有していない青色波長域の第2画像光を射出する第2パネルと、偏光特性を有していない緑色波長域の第3画像光を射出する第3パネルと、前記第1画像光、前記第2画像光、および前記第3画像光が合成された合成光を射出する色合成プリズムと、を備え、前記色合成プリズムは、偏光分離特性を有していない第1ダイクロイックミラーと、偏光分離特性を有していない第2ダイクロイックミラーと、を有し、前記赤色波長域のピーク波長は、630nm以上、かつ680nm以下であり、前記第1パネル、前記第2パネル、および前記第3パネルのそれぞれは、有機エレクトロルミネッセンス素子からなる発光素子を有している
本発明の一つの態様の画像表示モジュールにおいて、前記第1ダイクロイックミラーおよび前記第2ダイクロイックミラーにおける前記第1画像光の利用効率は、50%以上であってもよい。
本発明の一つの態様の画像表示モジュールにおいて、前記第1ダイクロイックミラーは、前記第3画像光を透過し、前記第1画像光を反射する特性を有し、前記第2ダイクロイックミラーは、前記第3画像光を透過し、前記第2画像光を反射する特性を有し、前記第1ダイクロイックミラーおよび前記第2ダイクロイックミラーにおける前記第3画像光の透過帯域幅が130nm以上であってもよい。
本発明の一つの態様の画像表示モジュールにおいて、前記第1パネル、前記第2パネル、および前記第3パネルのそれぞれは、有機エレクトロルミネッセンス素子からなる発光素子を有していてもよい。
本発明の一つの態様の画像表示モジュールにおいて、前記有機エレクトロルミネッセンス素子は、光共振器を有していてもよい。
本発明の一つの態様の画像表示装置は、本発明の一つの態様の画像表示モジュールを備える。
第1実施形態の画像表示モジュールの概略構成図である。 表示パネルの構成を示す断面図である。 ダイクロイックプリズムにおけるダイクロイックミラーの波長分離特性、および発光素子の発光スペクトルを示すグラフである。 赤色光のピーク波長と光利用効率との関係を示すグラフである。 第2実施形態の頭部装着型表示装置の概略構成図である。 図4に示す表示部の光学系を模式的に示す斜視図である。 図5に示す光学系の光路を示す図である。 第3実施形態の投射型表示装置の概略構成図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態の画像表示モジュールの概略構成図である。
なお、以下の各図面においては各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがある。
第1実施形態の画像表示モジュールは、例えば、有機ELパネル等の偏光特性を有していない画像光を射出する複数の画像表示パネルからの複数の色光が合成された画像光を射出する。
図1に示すように、画像表示モジュール1は、第1パネル10と、第2パネル20と、第3パネル30と、ダイクロイックプリズム50(色合成プリズム)と、を備えている。第1パネル10は、複数の画素がマトリクス状に設けられた表示領域111と、非表示領域112と、を備えている。複数の画素の各々には、発光素子15が設けられている。第2パネル20は、複数の画素がマトリクス状に設けられた第2表示領域211と、非表示領域212と、を備えている。複数の画素の各々には、発光素子25が設けられている。第3パネル30は、複数の画素がマトリクス状に設けられた第3表示領域311と、非表示領域312と、を備えている。複数の画素の各々には、発光素子35が設けられている。
本実施形態において、第1パネル10の表示領域111に設けられた複数の発光素子15は、赤色光または白色光を射出する。同様に、第2パネル20の第2表示領域211に設けられた複数の発光素子25は、青色光または白色光を射出する。同様に、第3パネル30の第3表示領域311に設けられた複数の発光素子35は、緑色光または白色光を射出する。本実施形態において、発光素子15、発光素子25および発光素子35の各々は、トップエミッション型の有機EL素子から構成されている。
以下、第1パネル10、第2パネル20、および第3パネル30の構成について説明する。第1パネル10、第2パネル20、および第3パネル30のそれぞれは、有機EL材料からなる発光層および輸送層の材料は異なるが、パネルの基本構成は同一である。したがって、以下では第3パネル30で代表して、パネルの構成を説明する。
図2は、第3パネル30の一つの発光素子35の構成を示す断面図である。
図2に示すように、基板71の一面には、基板71側から順に、反射電極72、陽極73、発光機能層74、陰極75が設けられている。基板71は、例えばシリコン等の半導体材料で構成されている。反射電極72は、例えばアルミニウムや銀等を含有する光反射性の導電材料で構成されている。より具体的には、反射電極72は、例えばアルミニウムや銀などの単体材料で構成されていてもよいし、チタン(Ti)/AlCu(アルミニウム・銅合金)の積層膜などで構成されていてもよい。
陽極73は、例えばITO(Indium Tin Oxide)等の光透過性を有する導電性材料で構成されている。発光機能層74は、図示を省略するが、有機EL材料を含む発光層、正孔注入層、電子注入層等を含む複数の層で構成されている。発光層は、赤色、緑色、青色の各発光色に応じた周知の有機EL材料により構成されている。
陰極75は、一部の光を透過し、残りの光を反射する性質(半透過反射性)を有する半透過反射層として機能する。半透過反射性を有する陰極75は、例えば銀やマグネシウムを含有する合金などの光反射性の導電材料を充分に薄い膜厚に形成することで実現できる。発光機能層74からの射出光は、反射電極72と陰極75との間で往復する間に特定の共振波長の成分が選択的に増幅され、陰極75を透過して観察側(基板71とは反対側)に射出される。すなわち、反射電極72から陰極75までの複数の層によって光共振器80が構成される。
反射電極72から陰極75までの複数の層は、封止膜76によって覆われている。封止膜76は、外気や水分の侵入を防止するための膜であって、光透過性を有する無機材料や有機材料の単層または複数層で構成されている。封止膜76の一面に、カラーフィルター77が設けられている。第3パネル30において、カラーフィルター77は、緑色波長域以外の波長域の光を吸収し、緑色波長域の光を透過する光吸収型のフィルター層で構成されている。同様に、第1パネル10においては、カラーフィルターは、赤色波長域以外の波長域の光を吸収し、赤色波長域の光を透過する光吸収型のフィルター層で構成されている。第2パネル10においては、カラーフィルターは、青色波長域以外の波長域の光を吸収し、青色波長域の光を透過する光吸収型のフィルター層で構成されている。
本実施形態では、第1パネル10、第2パネル20および第3パネル30のそれぞれが光共振器80を備えているため、共振波長での光の共振によって各色に対応した光が射出される。さらに、光共振器80の光射出側にカラーフィルター77が設けられているため、各パネル10,20,30から射出される光の色純度がより高められる。
カラーフィルター77の一面に、各パネル10,20,30を保護するためのカバーガラス78が設けられている。
図1に示すように、第1パネル10は、赤色波長域の第1画像光LRを射出する。したがって、第1パネル10から射出された画像光は、赤色波長域の第1画像光LRとしてダイクロイックプリズム50に入射する。第2パネル20は、青色波長域の第2画像光LBを射出する。したがって、第2パネル20から射出された画像光は、青色波長域の第2画像光LBとしてダイクロイックプリズム50に入射する。第3パネル30は、緑色波長域の第3画像光LGを射出する。したがって、第3パネル30から射出された画像光は、緑色波長域の第3画像光LGとしてダイクロイックプリズム50に入射する。
赤色波長域のピーク波長は、630nm以上、かつ680nm以下である。青色波長域のピーク波長は、例えば450nm以上、かつ490nm以下である。緑色波長域のピーク波長は、例えば495nm以上、かつ570nm以下である。第1画像光LR、第2画像光LB、および第3画像光LGのそれぞれは、偏光特性を有していない。すなわち、第1画像光LR、第2画像光LB、および第3画像光LGのそれぞれは、特定の振動方向を有していない無偏光の光である。なお、無偏向の光、すなわち偏光特性を有していない光は、完全に無偏光の状態ではなく、ある程度の偏光成分は含まれているが、例えばダイクロイックミラー等の光学部品に対して光学性能には積極的に影響を及ぼさないとみなされる範囲の偏光度、例えば20%以下の偏光度を有する光のことである。
ダイクロイックプリズム50は、四角柱状の形状をなす透光性部材から構成されている。ダイクロイックプリズム50は、第1入射面51と、第1入射面51に対向する第2入射面52と、第1入射面51および第2入射面52と垂直に接する第3入射面53と、第3入射面53に対向する射出面54と、を有する。
ダイクロイックプリズム50は、偏光分離特性を有していない第1ダイクロイックミラー56と、偏光分離特性を有していない第2ダイクロイックミラー57と、を有する。第1ダイクロイックミラー56と第2ダイクロイックミラー57とは、互いに90°の角度で交差している。第1ダイクロイックミラー56は、第1画像光LRを反射し、第2画像光LBおよび第3画像光LGを透過する特性を有する。第2ダイクロイックミラー57は、第2画像光LBを反射し、第1画像光LRおよび第3画像光LGを透過する特性を有する。
第1パネル10は、第1入射面51に対向して配置されている。第2パネル20は、第2入射面52に対向して配置されている。第3パネル30は、第3入射面53に対向して配置されている。本実施形態では、第1パネル10は、第1入射面51に透光性を有する接着剤層17により固定されている。第2パネル20は、第2入射面52に透光性を有する接着剤層17により固定されている。第3パネル30は、第3入射面53に透光性を有する接着剤層17により固定されている。
図3は、ダイクロイックプリズム50における各ダイクロイックミラー56,57の波長分離特性、および赤色波長域の第1画像光LRを射出する第1発光素子15の発光スペクトルを示すグラフである。
グラフの横軸は波長(nm)を示し、左側の縦軸はダイクロイックミラー56,57の透過率(%)を示し、右側の縦軸は第1発光素子15の相対発光強度(a.u.)を示している。なお、相対発光強度は、ピーク波長における発光強度を1としたときの各波長における発光強度と定義する。
図1に示すように、第1画像光LR、第2画像光LBおよび第3画像光LGのそれぞれは、基本的には第1ダイクロイックミラー56および第2ダイクロイックミラー57のそれぞれに45°の入射角で入射するように設計されている。ただし、実際の画像表示モジュールでは、各パネルから射出される各画像光は平行光とはならないため、各ダイクロイックミラーには45°以外の入射角で入射する光線が存在する。本発明者は、各ダイクロイックミラーに対する各画像光の入射角の範囲を45°±7°と想定し、ダイクロイックミラーの波長分離特性のシミュレーションを行った。
したがって、図3においては、各ダイクロイックミラーについて入射角が異なる3つのグラフを示している。
符号R1,R2,R3で示すグラフは、第1ダイクロイックミラー56に対する第1画像光LR(赤色光)の透過率曲線を示している。
符号R1で示すグラフは、入射角38°における透過率曲線を示す。符号R2で示すグラフは、入射角45°における透過率曲線を示す。符号R3で示すグラフは、入射角52°における透過率曲線を示す。
符号B1,B2,B3で示すグラフは、第2ダイクロイックミラー57に対する第2画像光LB(青色光)の透過率曲線を示している。
符号B1で示すグラフは、入射角38°における透過率曲線を示す。符号B2で示すグラフは、入射角45°における透過率曲線を示す。符号B3で示すグラフは、入射角52°における透過率曲線を示す。
また、符号E1,E2で示すグラフは、第1発光素子15の発光スペクトルを示している。
符号E1で示すグラフは、ピーク波長が610nmの発光特性を有する第1発光素子15の発光スペクトルを示す。符号E2で示すグラフは、ピーク波長が640nmの発光特性を有する第1発光素子15の発光スペクトルを示す。
符号R1,R2,R3のグラフから判るように、第1画像光LR(赤色光)の透過率は、いずれの入射角においても、波長が550nmよりも短い領域では95%を超える値を取る。ところが、波長が550nmよりも長くなると、いずれの入射角においても、透過率は低下する傾向を示し、入射角が52°の場合はカットオフ波長が約610nmを示し、入射角が45°の場合はカットオフ波長が約620nmを示し、入射角が38°の場合はカットオフ波長が約640nmを示す。
なお、本明細書においては、ダイクロイックミラーの透過率が10%になる波長をカットオフ波長と定義する。
例えば液晶パネルからの射出光を合成するダイクロイックミラーの場合、偏光分離特性を有するダイクロイックミラーが用いられている。すなわち、赤色波長域および青色波長域のS偏光を反射し、緑色波長域のP偏光を透過する特性を有するダイクロイックミラーが用いられている。この種のダイクロイックミラーの透過率曲線は、図3に示していないが、図3に示した偏光特性を有していないダイクロイックミラーの透過率曲線よりも短波長寄りにシフトしている。したがって、液晶パネルから射出される赤色光のピーク波長が例えば610nmであったとしても、所望の利用効率が得られ、実用上特に問題とならない。なお、液晶パネル等の表示パネルにおいて、赤色光のピーク波長としての610〜620nmの値は、色度図にて所定の色域を示す三角形を形成する際に標準的な値である。
ところが、この種のダイクロイックミラーを有機ELパネル用途に用いた場合、有機ELパネルからの赤色光の発光スペクトルとダイクロイックミラーの赤色光の透過率曲線とが大きく重なり、本来反射すべき赤色光の多くがダイクロイックミラーを透過する。その結果、赤色光の利用効率が低下するとともに、迷光が発生するという問題があった。例えば図3の符号E1で示すピーク波長が610nmの発光スペクトルと、符号R1で示す入射角が38°での透過率曲線と、に着目すると、この組合せにおいては、発光スペクトルと透過率曲線とが大きく重なっており、本来反射すべき赤色光の多くがダイクロイックミラーを透過する。この場合、第1画像光(赤色光)の利用効率は著しく低下する。
これに対し、符号E2で示すピーク波長が640nmの発光スペクトルと、符号R1で示す入射角が38°での透過率曲線と、に着目すると、この組合せにおいては、発光スペクトルと透過率曲線との重なりが小さくなり、本来反射すべき赤色光の多くがダイクロイックミラーで反射する。すなわち、第1画像光(赤色光)の利用効率は向上する。
本明細書において、利用効率は、発光スペクトルの山の部分の全面積に対する発光スペクトルの山と透過率曲線とが重なっていない部分の面積の比である。したがって、発光スペクトルの山と透過率曲線との重なり部分の面積が大きい程、利用効率は低く、発光スペクトルの山と透過率曲線との重なり部分の面積が小さい程、利用効率は高い。
本発明者は、第1発光素子15から射出される第1画像光LR(赤色光)のピーク波長を種々変えたときの利用効率を計算した。
図4は、その計算結果を示しており、第1画像光LRのピーク波長と利用効率との関係を示すグラフである。図4において、横軸はピーク波長(nm)であり、縦軸は利用効率(%)である。
図4に示すように、利用効率は、第1画像光LRのピーク波長が長くなる程、大きくなる。具体的には、ピーク波長が610nmのときの利用効率が26%であり、ピーク波長が620nmのときの利用効率が45%であり、ピーク波長が630nmのときの利用効率が66%であり、ピーク波長が640nmのときの利用効率が83%であり、ピーク波長が650nmのときの利用効率が89%であった。
仮に偏光特性を有するダイクロイックプリズムを用いて有機EL素子からの光を合成したとすると、このダイクロイックプリズムでは有機EL素子からの光に含まれるS偏光、P偏光のいずれか一方は利用できないため、利用効率は最大で50%である。したがって、偏光特性を有していないダイクロイックプリズムを用いて有機EL素子からの光を合成する場合には、利用効率は少なくとも50%を超えなければ、このダイクロイックプリズムを用いる意味がない。
この観点からすると、図4から、ピーク波長が630nmを超えた場合に利用効率が50%を超える。本実施形態の画像表示モジュール1においては、630nm以上、かつ680nm以下のピーク波長を有する第1画像光LRを射出する第1パネル10と偏光分離特性を有していないダイクロイックミラー56,57を備えたダイクロイックプリズム50とを用いているため、第1画像光LR(赤色光)の利用効率が50%以上であり、偏光特性を有するダイクロイックプリズムを用いた場合と比べて第1画像光LR(赤色光)の利用効率を高められるとともに、迷光を抑制することができる。
なお、第1画像光LRのピーク波長が680nmを超えると、視感度が低く、十分な輝度が得られないため、好ましくない。
図4において、入射角が45°の場合の第1ダイクロイックミラー56における第1画像光LR(赤色光)のカットオフ波長が約620nmであり、入射角が45°の場合の第2ダイクロイックミラー57における第2画像光LB(青色光)のカットオフ波長が約490nmである。したがって、第1画像光LR(赤色光)のカットオフ波長である620nmと第2画像光LB(青色光)のカットオフ波長である490nmとの間の波長域において、第3画像光LG(緑色光)は、第1ダイクロイックミラー56および第2ダイクロイックミラー57を透過する。
第1画像光LRのカットオフ波長と第2画像光LBのカットオフ波長との差を第3画像光LGの透過帯域幅と定義すると、本実施形態の画像表示モジュール1における第3画像光LG(緑色光)の透過帯域幅は、約130nmである。第3画像光LG(緑色光)の透過帯域幅が130nm以上であれば、第3画像光LGの利用効率が十分に得られ、画像の視感度を確保することができる。
さらに本実施形態の場合、第1パネル10が有機EL素子からなる第1発光素子15と赤色光共振器81(R)とを備えているため、赤色光共振器81(R)を備えていない場合に比べて、第1パネル10から射出される第1画像光LRの発光スペクトルの半値幅を狭めやすい。図3から判るように、第1画像光LRの発光スペクトルの半値幅を狭めることによって、第1画像光LRの利用効率を高めやすくなる。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態について、図面を用いて説明する。
上記第1実施形態で説明した画像表示モジュール1は、以下に説明する画像表示装置に用いられる。
図5は、第2実施形態の頭部装着型表示装置1000の説明図である。図6は、図5に示す虚像表示部1010の光学系の構成を模式的に示す斜視図である。図7は、図6に示す光学系の光路を示す説明図である。
図5に示すように、頭部装着型表示装置1000(画像表示装置)は、シースルー型のアイグラスディスプレイとして構成されており、テンプル1111,1112を左右に備えたフレーム1110を有している。頭部装着型表示装置1000において、虚像表示部1010は、フレーム1110に支持されており、虚像表示部1010から射出された画像を使用者に虚像として認識させる。本実施形態において、頭部装着型表示装置1000は、虚像表示部1010として、左眼用表示部1101と、右眼用表示部1102とを備えている。左眼用表示部1101と右眼用表示部1102とは同一の構成をもって左右対称に配置されている。
以下の説明では、左眼用表示部1101を中心に説明し、右眼用表示部1102については説明を省略する。
図6および図7に示すように、頭部装着型表示装置1000において、左眼用表示部1101は、画像表示モジュール1と、画像表示モジュール1から射出された合成光Lbを射出部1058に導く導光系1030と、を有している。画像表示モジュール1と導光系1030との間には、投射レンズ系1070が配置されており、画像表示モジュール1から射出された合成光Lbは、投射レンズ系1070を介して導光系1030に入射する。投射レンズ系1070は、正のパワーを有する1つのコリメートレンズによって構成されている。
画像表示モジュール1は、ダイクロイックプリズム50と、ダイクロイックプリズム50の4つの面(三角柱プリズムの第3面)のうち、3つの面に対向して設けられた3つのパネル10,20,30と、を備えている。パネル10,20,30は、例えば有機ELパネルから構成されている。
第1パネル10から射出された画像光は、ダイクロイックプリズム50に第1波長域の第1画像光LRとして入射する。第2パネル20から射出された画像光は、ダイクロイックプリズム50に第2波長域の第2画像光LBとして入射する。第3パネル30から射出された画像光は、ダイクロイックプリズム50に第3波長域の第3画像光LGとして入射する。ダイクロイックプリズム50から、第1画像光LRと第2画像光LBと第3画像光LGとが合成された合成光Lbが射出される。
本実施形態において、第1波長域は例えば630nm〜680nmであり、第1パネル10は赤色の第1画像光LRを射出する。第2波長域は例えば450nm〜495nmであり、第2パネル20は青色の第2画像光LBを射出する。第3波長域は例えば495nm〜570nmであり、第3パネル30は緑色の第3画像光LGを射出する。本実施形態において、第1画像光LR、第2画像光LB、および第3画像光LGは、偏光特性を有していない光である。
導光系1030は、合成光Lbが入射する透光性の入射部1040と、一方端1051側が入射部1040に接続された透光性の導光部1050と、を備えている。本実施形態において、入射部1040と導光部1050とは、一体の透光性部材で構成されている。
入射部1040は、画像表示モジュール1から射出された合成光Lbが入射する入射面1041と、入射面1041から入射した合成光Lbを入射面1041との間で反射する反射面1042と、を備えている。入射面1041は、平面、非球面、または自由曲面等からなり、投射レンズ系1070を介して画像表示モジュール1と対向している。投射レンズ系1070は、入射面1041の端部1412との間隔が入射面1041の端部1411との間隔より広くなるように斜めに配置されている。
入射面1041には反射膜が形成されていないが、臨界角以上の入射角で入射した光を全反射する。したがって、入射面1041は、光透過性および光反射性を備えている。反射面1042は、入射面1041と対向する面からなり、端部1422が入射面1041の端部1421よりも入射面1041から離間するように斜めに配置されている。したがって、入射部1040は、略三角形状の形状を有している。反射面1042は、平面、非球面、または自由曲面等からなる。反射面1042は、アルミニウム、銀、マグネシウム、クロム等を主成分とする反射性の金属層が形成された構成を有する。
導光部1050は、一方端1051から他方端1052側に向けて延在する第1面1056(第1反射面)と、第1面1056に平行に対向して一方端1051側から他方端1052側に向けて延在する第2面1057(第2反射面)と、第2面1057の入射部1040から離間する部分に設けられた射出部1058と、を備えている。第1面1056と入射部1040の反射面1042とは、斜面1043を介して繋がっている。第1面1056と第2面1057との厚さは、入射部1040より薄い。第1面1056および第2面1057は、導光部1050と外界(空気)との屈折率差に基づいて、臨界角以上の入射角で入射した光を全反射する。このため、第1面1056および第2面1057には反射膜が形成されていない。
射出部1058は、導光部1050の厚さ方向の第2面1057側の一部に構成されている。射出部1058では、第2面1057に対する法線方向に対して斜めに傾いた複数の部分反射面1055が互いに平行に配置されている。射出部1058は、第2面1057のうち、複数の部分反射面1055に重なる部分であり、導光部1050の延在方向において所定の幅を有する領域である。複数の部分反射面1055はそれぞれ誘電体多層膜から構成されている。また、複数の部分反射面1055のうちの少なくとも1つは、誘電体多層膜と、アルミニウム、銀、マグネシウム、クロム等主成分とする反射性の金属層(薄膜)との複合層であってもよい。部分反射面1055が金属層を含んでいる場合、部分反射面1055の反射率を高める効果、もしくは、部分反射面1055の透過率および反射率の入射角依存性や偏光依存性を適正化できるという効果がある。なお、射出部1058については、回折格子やホログラム等の光学素子が設けられた態様であってもよい。
上記構成の頭部装着型表示装置1000において、入射部1040から入射した平行光からなる合成光Lbは、入射面1041で屈折し、反射面1042に向かう。次に、合成光Lbは、反射面1042で反射されて再び入射面1041に向かう。その際、合成光Lbは、入射面1041に臨界角以上の入射角で入射するため、入射面1041で導光部1050に向けて反射され、導光部1050に向かう。なお、入射部1040では、平行光である合成光Lbが入射面1041に入射する構成になっているが、入射面1041および反射面1042を自由曲面等によって構成し、非平行光である合成光Lbが入射面1041に入射した後、反射面1042と入射面1041との間で反射する間に平行光に変換される構成を採用してもよい。
導光部1050においては、合成光Lbが第1面1056と第2面1057との間で反射して進行する。部分反射面1055に入射した合成光Lbの一部は、部分反射面1055で反射して射出部1058から観察者の眼Eに向けて射出される。また、部分反射面1055に入射した合成光Lbの残りは、部分反射面1055を透過し、隣り合う次の部分反射面1055に入射する。このため、複数の部分反射面1055の各々において反射した合成光Lbは、射出部1058から観察者の眼Eに向けて射出される。これにより、観察者は、虚像を認識することができる。
その際、外界から導光部1050に入射した光は、導光部1050に入射した後、部分反射面1055を透過して観察者の眼Eに到達する。このため、観察者は、画像表示モジュール1から射出されたカラー画像をみることができるとともに、外界の景色等をシースルーでみることができる。
第4実施形態の頭部装着型表示装置1000は、第1実施形態の画像表示モジュール1を備えているため、第1画像光LRの利用効率が高いとともに、迷光の発生が少なく、表示品位に優れる。
[第3実施形態]
以下、本発明の第3実施形態について、図8を用いて説明する。
上記第1実施形態で説明した画像表示モジュール1は、以下に説明する表示装置に用いられる。
図8は、第3実施形態の投射型表示装置2000の概略構成図である。
図8に示すように、投射型表示装置2000(画像表示装置)は、上記実施形態に係る画像表示モジュール1と、画像表示モジュール1から射出された合成光Lbをスクリーン等の被投射部材2200に拡大して投射する投射光学系2100と、を備えている。
画像表示モジュール1は、ダイクロイックプリズム50と、ダイクロイックプリズム50の4つの面(三角柱プリズムの第3面)のうち、3つの面に対向して設けられた3つのパネル10,20,30と、を備えている。パネル10,20,30は、例えば有機ELパネル等の偏光特性を有していない画像光を射出するパネルから構成されている。
第5実施形態の投射型表示装置2000は、第1実施形態の画像表示モジュール1を備えているため、第1画像光LRの利用効率が高いとともに、迷光の発生が少なく、表示品位に優れる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば上記実施形態で例示した画像表示モジュールおよび画像表示装置の各構成要素の材料、数、配置、形状等の具体的構成は、適宜変更が可能である。
また、上記実施形態では、画像表示モジュールを構成する第1パネル、第2パネルおよび第3パネルとして有機ELパネルの例を挙げたが、画像表示パネルは有機ELパネルに限ることなく、無機ELパネル、マイクロLEDパネル等の偏光特性を有していない自発光型パネルを用いてもよい。
また、上記実施形態で説明した画像表示モジュールを備えた画像表示装置の例として、ビデオカメラやスチルカメラ等の撮像装置に利用される電子式ビューファインダー(EVF:Electronic View Finder)等を挙げることができる。
1…画像表示モジュール、10…第1パネル、15…第1発光素子、20…第2パネル、25…第2発光素子、30…第3パネル、35…第3発光素子、50…ダイクロイックプリズム(色合成プリズム)、56…第1ダイクロイックミラー、57…第2ダイクロイックミラー、81(R)…赤色光共振器、81(B)…青色光共振器、81(G)…緑色光共振器、1000…頭部装着型表示装置(画像表示装置)、2000…投射型表示装置(画像表示装置)、LR…第1画像光、LB…第2画像光、LG…第3画像光。

Claims (5)

  1. 偏光特性を有していない赤色波長域の第1画像光を射出する第1パネルと、
    偏光特性を有していない青色波長域の第2画像光を射出する第2パネルと、
    偏光特性を有していない緑色波長域の第3画像光を射出する第3パネルと、
    前記第1画像光、前記第2画像光、および前記第3画像光が合成された合成光を射出する色合成プリズムと、
    を備え、
    前記色合成プリズムは、偏光分離特性を有していない第1ダイクロイックミラーと、偏光分離特性を有していない第2ダイクロイックミラーと、を有し、
    前記赤色波長域のピーク波長は、630nm以上、かつ680nm以下であり、
    前記第1パネル、前記第2パネル、および前記第3パネルのそれぞれは、有機エレクトロルミネッセンス素子からなる発光素子を有している、画像表示モジュール。
  2. 前記第1ダイクロイックミラーおよび前記第2ダイクロイックミラーにおける前記第1画像光の利用効率が50%以上である、請求項1に記載の画像表示モジュール。
  3. 前記第1ダイクロイックミラーは、前記第3画像光を透過し、前記第1画像光を反射する特性を有し、
    前記第2ダイクロイックミラーは、前記第3画像光を透過し、前記第2画像光を反射する特性を有し、
    前記第1ダイクロイックミラーおよび前記第2ダイクロイックミラーにおける前記第3画像光の透過帯域幅が130nm以上である、請求項1または請求項2に記載の画像表示モジュール。
  4. 前記有機エレクトロルミネッセンス素子は、光共振器を有する、請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の画像表示モジュール。
  5. 請求項1から請求項までのいずれか一項に記載の画像表示モジュールを備えた、画像表示装置。
JP2018135018A 2018-07-18 2018-07-18 画像表示モジュールおよび画像表示装置 Active JP6939727B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018135018A JP6939727B2 (ja) 2018-07-18 2018-07-18 画像表示モジュールおよび画像表示装置
CN201910644693.0A CN110737097B (zh) 2018-07-18 2019-07-17 图像显示模块和图像显示装置
US16/514,293 US11460700B2 (en) 2018-07-18 2019-07-17 Image display module and image display device
CN202210644395.3A CN114994932B (zh) 2018-07-18 2019-07-17 图像显示模块和图像显示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018135018A JP6939727B2 (ja) 2018-07-18 2018-07-18 画像表示モジュールおよび画像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020012970A JP2020012970A (ja) 2020-01-23
JP6939727B2 true JP6939727B2 (ja) 2021-09-22

Family

ID=69162399

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018135018A Active JP6939727B2 (ja) 2018-07-18 2018-07-18 画像表示モジュールおよび画像表示装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11460700B2 (ja)
JP (1) JP6939727B2 (ja)
CN (2) CN110737097B (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021124527A (ja) * 2020-01-31 2021-08-30 セイコーエプソン株式会社 画像光生成モジュール及び画像表示装置
US11442272B2 (en) * 2020-03-12 2022-09-13 Facebook Technologies, Llc High-resolution liquid crystal displays
US11941881B2 (en) 2020-05-14 2024-03-26 Magic Leap, Inc. Method and system for pupil separation in a diffractive eyepiece waveguide display
US11430700B2 (en) * 2020-06-26 2022-08-30 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Trench isolation with conductive structures
JP2022023666A (ja) * 2020-07-27 2022-02-08 セイコーエプソン株式会社 画像光生成装置および画像表示装置
JP2022152394A (ja) * 2021-03-29 2022-10-12 セイコーエプソン株式会社 光学モジュールおよび画像表示装置
WO2023123483A1 (en) * 2021-12-31 2023-07-06 Jade Bird Display (Shanghai) Company Micro led display device

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004081640A1 (ja) * 1996-10-30 2004-09-23 Toshiaki Hashizume 投写型表示装置
JPH10186547A (ja) 1996-10-30 1998-07-14 Seiko Epson Corp 投写型表示装置
DE69933917T2 (de) * 1998-06-05 2007-09-06 Seiko Epson Corp. Lichtquelle und anzeigevorrichtung
US20040109140A1 (en) * 2002-12-10 2004-06-10 Kiser David K. Apparatus for combining a number of images into a single image
WO2006054648A1 (ja) * 2004-11-19 2006-05-26 Konica Minolta Opto, Inc. プリズムユニットの評価方法、評価装置及びプリズムユニットの製造方法
CN101079470A (zh) * 2006-05-25 2007-11-28 清华大学 一种有机电致发光器件
CN100521847C (zh) * 2007-07-19 2009-07-29 中国科学院长春应用化学研究所 顶发射结构彩色有机电致发光器件及其制备方法
WO2009041038A1 (ja) 2007-09-25 2009-04-02 Hi-Mec Co., Ltd. 無偏光クロスダイクロイックプリズム、光学ユニット、および投射型表示装置
JP5445379B2 (ja) * 2010-07-30 2014-03-19 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター
JP2012230151A (ja) * 2011-04-25 2012-11-22 Seiko Epson Corp 電気光学装置
KR101262908B1 (ko) * 2011-10-18 2013-05-09 광주과학기술원 엑스 큐브 방식의 조명광 합성장치
JP6048002B2 (ja) * 2012-08-30 2016-12-21 コニカミノルタ株式会社 色分解合成プリズム
CN102969454A (zh) * 2012-12-06 2013-03-13 吉林大学 一种具有带通滤光膜的高对比度顶发射绿光有机电致发光器件
CN204856020U (zh) * 2015-07-22 2015-12-09 广景视睿科技(深圳)有限公司 一种紧凑型投影装置
JP2018205452A (ja) * 2017-06-01 2018-12-27 セイコーエプソン株式会社 光学装置および表示装置
JP7067185B2 (ja) * 2018-03-27 2022-05-16 セイコーエプソン株式会社 表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
US11460700B2 (en) 2022-10-04
CN110737097B (zh) 2022-06-28
CN114994932A (zh) 2022-09-02
CN114994932B (zh) 2024-01-02
US20200026083A1 (en) 2020-01-23
CN110737097A (zh) 2020-01-31
JP2020012970A (ja) 2020-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6939727B2 (ja) 画像表示モジュールおよび画像表示装置
US9341883B2 (en) Display module and light guide device
JP4395802B2 (ja) 画像表示装置
US10444513B2 (en) Display apparatus
JP6922813B2 (ja) 光学ユニット、および表示装置
US11733438B2 (en) Cross dichroic prism, image display module, and image display device
JP7067185B2 (ja) 表示装置
CN111158077B (zh) 图像显示装置
JP4752490B2 (ja) Ps偏光分離変換素子及び液晶表示装置組立体
JP7081256B2 (ja) 光学ユニット、および表示装置
US11308869B2 (en) Image light generation module and image display device
US11348981B2 (en) Image light generation device and image display device
JP2022023666A (ja) 画像光生成装置および画像表示装置
US11665928B2 (en) Optical module and image display device
JP2018205395A (ja) ハーフミラー、導光装置および表示装置
JP2022152159A (ja) 光学モジュールおよび画像表示装置
JP2023024226A (ja) 表示システム
JP2022098730A (ja) 描画システム
TWI556025B (zh) 顯示模組和導光裝置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210126

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20210126

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20210218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210524

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210803

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210816

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6939727

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150