JP2003287804A - プロジェクタ - Google Patents

プロジェクタ

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JP2003287804A
JP2003287804A JP2002088788A JP2002088788A JP2003287804A JP 2003287804 A JP2003287804 A JP 2003287804A JP 2002088788 A JP2002088788 A JP 2002088788A JP 2002088788 A JP2002088788 A JP 2002088788A JP 2003287804 A JP2003287804 A JP 2003287804A
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wavelength
optical system
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JP2002088788A
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Hirotaka Yanagisawa
博隆 柳澤
Hidekiyo Yamakawa
秀精 山川
Kazuhiro Nishida
和弘 西田
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 照明光学系からの限られた光量の光を利用し
て、投写画像の明るさを可能な限り明るくする。 【解決手段】 発明のプロジェクタは、照明光学系から
射出された光を、赤、緑、青の3つの色光に分離するた
めの第1と第2の波長分離素子を有する波長分離光学系
を有している。照明光学系から射出されて第1の波長分
離素子に入射する光に、約35度以下または約60度以
上の入射角を有する光が含まれている場合において、第
1の波長分離素子は、照明光学系から入射する光を、青
色光としての波長領域に対応する第1波長領域以下の光
と、前記第1波長領域よりも長波長側の光とに分離する
特性に設定され、第2の波長分離素子は、分離された第
1波長領域よりも長波長側の光を、緑色光としての波長
領域に対応する第2波長領域の光と、第2波長領域より
も長波長側で赤色光としての波長領域に対応する第3波
長領域以上の光とに分離する特性に設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラー画像を表
示する投写型表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー画像を投写するプロジェクタで
は、照明光学系から射出された光が、赤(R)、緑
(G)、青(B)の3つの色光に分離される。分離され
た3つの色光は、それぞれに用意されたライトバルブと
呼ばれる光変調装置(液晶ライトバルブ等)によって、
それぞれの色信号に応じて変調される。そして、変調後
の各色光を再び合成することにより形成されたカラー画
像が投写レンズを介して投写される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、照明光学系
からの限られた光量の光を利用して、投写画像の明るさ
を可能な限り明るくすることが望まれており、このため
には、照明光学系から射出された光を、赤色光と、緑色
光と、青色光とに分離する際において、特に、緑色光と
赤色光との分離を高精度に行うことが望まれている。
【0004】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、照明光学系から
の限られた光量の光を利用して、投写画像の明るさを可
能な限り明るくするための技術を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の態
様は、画像を投写するプロジェクタであって、照明光学
系と、前記照明光学系から射出された光を、赤、緑、青
の3つの色光に分離するための第1と第2の波長分離素
子を有する波長分離光学系と、前記赤、緑、青の色光ご
とに設けられ、入射する色光を、与えられた画像信号に
応じて変調する第1ないし第3の光変調装置と、前記第
1ないし第3の光変調装置によって変調された3つの変
調光を合成する光合成光学系と、前記光合成光学系から
射出された合成光を投写する投写光学系と、を備え、前
記照明光学系から射出されて前記第1の波長分離素子に
入射する光に、約35度以下または約60度以上の入射
角を有する光が含まれている場合において、前記第1の
波長分離素子は、前記照明光学系から入射する光を、青
色光としての波長領域に対応する第1波長領域以下の光
と、前記第1波長領域よりも長波長側の光とに分離する
特性に設定され、前記第2の波長分離素子は、分離され
た前記第1波長領域よりも長波長側の光を、緑色光とし
ての波長領域に対応する第2波長領域の光と、前記第2
波長領域よりも長波長側で赤色光としての波長領域に対
応する第3波長領域以上の光とに分離する特性に設定さ
れることを特徴とする。
【0006】上記プロジェクタでは、第1の波長分離素
子で分離された前記第1波長領域よりも長波長側の光
を、緑色光としての波長領域に対応する第2波長領域の
光と、前記第2波長領域よりも長波長側で赤色光として
の波長領域に対応する第3波長領域以上の光とに分離す
第2の波長分離素子で緑色光と、赤色光とに分離するよ
うに構成されている。従って、第2の波長分離素子は、
照明光学系から第1の波長分離素子よりも遠い位置に配
置される。このため、第2の波長分離素子に入射する光
は、第1の波長分離素子に入射する光に比べて、入射角
の分布が小さくなる。これにより、緑色光と赤色光の分
離をできる限り高精度に行うことが可能となる。とく
に、照明光学系から射出されて第1の波長分離素子に入
射する光に、約35度以下または約60度以上の入射角
を有する光が含まれている場合において、その効果が大
きい。これにより、照明光学系からの限られた光量の光
を利用して、投写画像の明るさを可能な限り明るくする
ことができる。
【0007】ここで、「約35度」、「約60度」の
「約」は、ある程度の誤差を含んでもよいことを意味し
ており、通常は±1%〜±5%程度である。
【0008】ここで、前記第1の波長分離素子と、前記
第1波長領域の光である前記青色光に対応して設けられ
た前記第1の光変調装置との間の光路中には、前記第1
波長領域の光を透過するとともに、前記第1波長領域よ
りも短波長側の光を遮光するための光フィルタが設けら
れており、前記光フィルタの前記第1の波長領域よりも
短波長側の光の遮断波長は少なくとも430nm以上に
設定されていることが好ましい。
【0009】こうすれば、430nmの以下の光、例え
ば、紫外光によって発生する液晶ライトバルブ等の各素
子の特性劣化を抑制することができる。特に、425n
m付近の波長の光(425nm±5nmの波長領域の
光)が光変調装置に入射するのを抑制することができる
ので、425nm付近の波長の光が光変調装置に入射し
て動作特性の劣化を招くことを抑制することができる。
なお、この425nm付近の波長の光による動作特性の
劣化は、光変調装置として液晶ライトバルブが用いられ
た場合に顕著である。これは、液晶ライトバルブを構成
する液晶パネル内において液晶分子を配向させるために
用いられている配向膜の材料や、液晶に電圧を印加する
ために用いられている電極の材料に悪影響を及ぼすこと
によると推測される。
【0010】なお、前記照明光学系は、光源装置と、前
記光源装置から射出された光線束を、複数の部分光線束
に分割するための光線束分割光学素子と、前記光線束分
割光学素子から射出された前記複数の部分光線束を、前
記第1ないし第3の光変調装置の光入射面上で重畳する
ための重畳レンズと、を備えることが好ましい。
【0011】光源装置から射出された光線束を複数の部
分光線束に分割して、これを光変調装置の光入射面上で
重畳するいわゆるインテグレータ光学系は、複数の擬似
光源からの光を光変調装置に照射する光学系であるた
め、光変調装置に光が複数の方向から照射されることに
なる。すなわち、インテグレータ光学系による照明光学
系から第1の波長分離素子に入射する光の角度分布は、
インテグレータ光学系によらない場合に比べて大きくな
る傾向にある。従って、インテグレータ光学系により照
明光学系を構成する場合には、本発明を用いる効果は、
特に大きい。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のプロジェクタの
要部を平面的に示す説明図である。なお、以下の説明に
おいては、互いに直交する3つの方向を便宜的にx方向
(横方向)、y方向(縦方向)、z方向(光軸と平行な
方向)とする。
【0013】プロジェクタ1000は、照明光学系10
0と、色光分離光学系(波長分離光学系)200と、3
つの液晶ライトバルブ(光変調装置)300R,300
G,300Bと、クロスダイクロイックプリズム(光合
成光学系)400と、投写レンズ(投写光学系)500
とを備えている。
【0014】照明光学系100から射出された光は、色
光分離光学系200において赤(R)、緑(G)、青
(B)の3色の色光に分離される。分離された各色光
は、液晶ライトバルブ300R,300G,300Bに
おいて画像信号(画像情報)に応じて変調される。変調
された各変調光(各色の画像光)は、クロスダイクロイ
ックプリズム400で合成され、投写レンズ500によ
ってスクリーン上にカラー画像が投写表示されることと
なる。
【0015】図2は、図1の照明光学系100を拡大し
て示す説明図である。この照明光学系100は、光源装
置120と、UV・IRフィルタ130と、第1および
第2のレンズアレイ140,150と、偏光発生光学系
160と、重畳レンズ170とを備えている。光源装置
120と、UV・IRフィルタ130と、第1および第
2のレンズアレイ140,150と、偏光発生光学系1
60と、重畳レンズ170とは、それぞれの光軸がシス
テム光軸100axに一致するように配置されている。
なお、図2において照明光学系100が照明する照明領
域LAは、図1の液晶ライトバルブ300R,300
G,300Bに対応する。
【0016】光源装置120は、略平行な光線束を射出
する機能を有している。光源装置120は、光源ランプ
122と、光源ランプ122から射出された放射光を反
射して光源光軸(システム光軸100ax)に略平行な光
線束とするリフレクタ124とを有している。光源ラン
プ122としては、メタルハライドランプや高圧水銀放
電灯などの高圧放電灯が用いられる。リフレクタ124
としては、回転放物面形状の反射面を有する凹面鏡が用
いられる。なお、リフレクタとしては、回転楕円面形状
の反射面を有する凹面鏡を用いることも可能である。た
だし、この場合には、リフレクタの開口面近傍に、光源
装置から射出される集光光を平行光に変換する平行化レ
ンズを設ける必要がある。
【0017】UV・IRフィルタ130は、約700n
m以上の波長領域の赤外光と約400nm以下の紫外光
を遮断するためのフィルタである。
【0018】第1のレンズアレイ140は、マトリクス
状に配列された複数の小レンズ142を有している。各
小レンズ142は平凸レンズであり、z方向から見たと
きの外形形状は、照明領域LA(液晶ライトバルブ)と
相似形となるように設定されている。第1のレンズアレ
イ140は、光源装置120から射出された略平行な光
線束を複数の部分光線束に分割して射出する。
【0019】第2のレンズアレイ150は、マトリクス
状に配列された複数の小レンズ152を有しており、第
1のレンズアレイ140と同様のものが用いられてい
る。第2のレンズアレイ150は、第1のレンズアレイ
140から射出された部分光線束のそれぞれの中心軸が
システム光軸100axにほぼ平行となるように揃える
機能を有しているとともに、第1のレンズアレイ140
の各小レンズ142の像を照明領域LA上に結像させる
機能を有している。なお、第2のレンズアレイ150
は、光源装置120から射出される光の平行性が高い場
合には、省略可能である。
【0020】第1のレンズアレイ140の各小レンズ1
42から射出された部分光線束は、図示するように、第
2のレンズアレイ150を介して、その近傍位置、すな
わち、偏光発生光学系160内において集光される。こ
の結果、第1のレンズアレイ140の各小レンズ142
に対応して、偏光発生光学系160内に2次光源像が形
成される。
【0021】偏光発生光学系160は、2つの偏光発生
素子アレイ160A,160Bにより構成されている。
第1および第2の偏光発生素子アレイ160A,160
Bは、システム光軸100axに対して、対称となるよ
うに配置されている。
【0022】図3は、図2の偏光発生素子アレイ160
Aを拡大して示す説明図である。図3(A)は、第1の
偏光発生素子アレイ160Aの斜視図を示しており、図
3(B)は、+y方向から見たときの平面図を示してい
る。偏光発生素子アレイ160Aは、遮光板62と、偏
光ビームスプリッタアレイ64と、選択位相差板66と
を備えている。なお、第2の偏光発生素子アレイ160
Bについても同様である。
【0023】偏光ビームスプリッタアレイ64は、図3
(A)に示すように、略平行四辺形の断面を有する柱状
の透光性板材64cが複数貼り合わされて構成されてい
る。各透光性板材64cの界面には、偏光分離膜64a
と反射膜64bとが交互に形成されている。なお、偏光
分離膜64aとしては誘電体多層膜が用いられ、反射膜
64bとしては誘電体多層膜や金属膜が用いられる。
【0024】遮光板62は、遮光面62bと開口面62
aとがストライプ状に配列されて構成されている。遮光
板62は、遮光面62bに入射する光線束を遮り、開口
面62aに入射する光線束を通過させる機能を有してい
る。遮光面62bと開口面62aとは、第1のレンズア
レイ140(図2)から射出された部分光線束が偏光ビ
ームスプリッタアレイ64の偏光分離膜64aのみに入
射し、反射膜64bには入射しないように配列されてい
る。具体的には、図3(B)に示すように、遮光板62
の開口面62aの中心は、偏光ビームスプリッタアレイ
64の偏光分離膜64aの中心とほぼ一致するように配
置されている。また、開口面62aのx方向の開口幅W
pは、偏光分離膜64aのx方向の大きさとほぼ等しく
設定されている。このとき、遮光板62の開口面62a
を通過した光線束は、そのほとんど全てが偏光分離膜6
4aのみに入射し、反射膜64bには入射しないことと
なる。なお、遮光板62としては、平板状の透明体(例
えばガラス板)に遮光性の膜(例えばクロム膜や、アル
ミニウム膜、誘電体多層膜など)を部分的に形成したも
のを用いることができる。また、アルミニウム板のよう
な遮光性の平板に開口部を設けたものを用いてもよい。
【0025】第1のレンズアレイ140(図2)から射
出された各部分光線束は、図3(B)に実線で示すよう
に、その主光線(中心軸)がシステム光軸100axに
ほぼ平行に遮光板62の開口面62aに入射する。開口
面62aを通過した部分光線束は、偏光分離膜64aに
入射する。偏光分離膜64aは、入射した部分光線束を
s偏光の部分光線束とp偏光の部分光線束とに分離す
る。このとき、p偏光の部分光線束は偏光分離膜64a
を透過し、s偏光の部分光線束は偏光分離膜64aで反
射される。偏光分離膜64aで反射されたs偏光の部分
光線束は、反射膜64bに向かい、反射膜64bにおい
てさらに反射される。このとき、偏光分離膜64aを透
過したp偏光の部分光線束と、反射膜64bで反射され
たs偏光の部分光線束とは、互いにほぼ平行となってい
る。
【0026】選択位相差板66は、開口層66aとλ/
2位相差層66bとによって構成されている。なお、開
口層66aは、λ/2位相差層66bが形成されていな
い部分である。開口層66aは、入射する直線偏光光を
そのまま透過する機能を有している。一方、λ/2位相
差層66bは、入射する直線偏光光を、偏光方向が直交
する直線偏光光に変換する偏光変換素子としての機能を
有している。本実施例においては、図3(B)に示すよ
うに、偏光分離膜64aを透過したp偏光の部分光線束
は、λ/2位相差層66bに入射する。したがって、p
偏光の部分光線束は、λ/2位相差層66bにおいて、
s偏光の部分光線束に変換されて射出される。一方、反
射膜64bで反射されたs偏光の部分光線束は、開口層
66aに入射するので、s偏光の部分光線束のまま射出
される。すなわち、偏光発生光学系160に入射した非
偏光の部分光線束は、s偏光の部分光線束に変換されて
射出されることとなる。なお、反射膜64bで反射され
るs偏光の部分光線束の射出面だけにλ/2位相差層6
6bを配置することにより、偏光発生光学系160に入
射する部分光線束をp偏光の部分光線束に変換して射出
することもできる。選択位相差板66としては、開口層
66aの部分に何も設けず、単に、λ/2位相差層66
bをp偏光の部分光線束またはs偏光の部分光線束の射
出面に貼りつけるようなものであってもよい。
【0027】なお、上記偏光発生光学系160は、シス
テム光軸100axに対して対称に配置された2つの偏
光発生素子アレイを備える場合を示しているが、1つの
偏光変換素子アレイを備えるようにしてもよい。
【0028】第1のレンズアレイ140から射出された
複数の部分光線束は、上記のように、偏光発生光学系1
60によって各部分光線束ごとに2つの部分光線束に分
離されるとともに、それぞれ偏光方向の揃ったほぼ1種
類の直線偏光光に変換される。偏光方向の揃った複数の
部分光線束は、図2に示す重畳レンズ170によって照
明領域LA上で重畳されることとなる。このとき、照明
領域LAを照射する光の強度分布は、ほぼ均一となって
いる。なお、第2のレンズアレイ150に重畳レンズ1
70の機能を併せ持たせることにより、重畳レンズ17
0を省略することも可能である。
【0029】照明光学系100(図2)は、偏光方向の
揃った照明光(s偏光光)を射出し、色光分離光学系2
00を介して、液晶ライトバルブ300R,300G,
300Bを照明する。すなわち、照明光学系100の2
つのレンズアレイ140,150と、重畳レンズ170
とは、照明領域LA(液晶ライトバルブ300R,30
0G,300Bを)をほぼ均一に照明するためのインテ
グレータ光学系を構成している。
【0030】図1の色光分離光学系200は、2枚のダ
イクロイックミラー220,240と、反射ミラー23
0と、リレー光学系250とを備えている。照明光学系
100から射出された光は、第1のダイクロイックミラ
ー220に入射される。なお、重畳レンズ170と第1
のダイクロイックミラー220との間に反射ミラーを配
置して、照明光学系100の配置方向を変更することも
可能である。
【0031】色光分離光学系200は、2枚のダイクロ
イックミラー220,240によって、照明光学系10
0から射出される光線束を、青(約435nm〜約50
0nm)に対応する第1波長領域以下の波長領域の光
と、緑(約500nm〜約590nm)に対応する第2
波長領域の光と、赤(約590nm〜約700nm)に
対応する第3波長領域の光とに分離する波長分離光学系
としての機能を有する。なお、青に対応する第1波長領
域以下の波長領域の光は、後述するフィールドレンズ2
80の光射出面上に設けられた光フィルタ290によっ
て青に対応する第1波長領域の光(青色光)に制限され
る。ここでは、青(約435nm〜約500nm)の波
長域以下の波長領域の光も同じ青色光であるとして説明
する。
【0032】ここで、「約435nm」等の「約」は、
設定波長値に対してある程度の誤差を含んでも良いこと
を意味している。誤差の許容範囲はプロジェクタの設計
条件によって変化するものであるが、通常は±5nm〜
±10nm程度である。
【0033】なお、光フィルタ290は、約350nm
〜約435nmの光の透過率が波長が短くなるに従って
急激に低くなる遮光特性を有することが好ましい。これ
により、後述する液晶ライトバルブ等の各素子の動作特
性がこれらの遮光された波長域の光(紫外光等)によっ
て劣化することを抑制することができる。特に、425
nm付近の波長の光(425nm±5nmの波長領域の
光)が液晶ライトバルブ300Bに入射するのを抑制す
ることができるので、425nm付近の波長の光が液晶
ライトバルブ300Bに入射して動作特性の劣化を招く
ことを抑制することができる。なお、この425nm付
近の波長の光による動作特性の劣化は、液晶パネル内に
おいて液晶分子を配向させるために用いられている配向
膜の材料や、液晶に電圧を印加するために用いられてい
る電極の材料に悪影響を及ぼすことによると推測され
る。
【0034】なお、光フィルタ290の遮断波長は、4
25nm付近の波長の光による液晶ライトバルブ300
Bの動作特性の劣化を抑制するために、少なくとも43
0nm以上に設定されていることが好ましい。
【0035】第1のダイクロイックミラー220は、青
色光を反射するとともに、青色光よりも長波長側の緑色
光成分および赤色光成分を透過する。第1のダイクロイ
ックミラー220で反射された青色光(B)は、さら
に、反射ミラー230でクロスダイクロイックプリズム
400へ向けて反射され、フィールドレンズ280とフ
ィールドレンズ280の光射出面上に形成された光フィ
ルタ290を介して青色光用の液晶ライトバルブ300
Bの光入射面に照射される。このフィールドレンズ28
0は、照明光学系100から射出された各部分光線束を
その中心光線(主光線)に対してほぼ平行な光線束に変換
する機能を有している。なお、他の液晶ライトバルブ3
00G,300Rの前に設けられたフィールドレンズ2
70,260も同様である。
【0036】第1のダイクロイックミラー220を透過
した緑色光(G)と赤色光(R)のうちで、緑色光は第
2のダイクロイックミラー240によって反射され、フ
ィールドレンズ270を介して緑色光用の液晶ライトバ
ルブ300Gの光入射面に照射される。一方、赤色光
は、第2のダイクロイックミラー240を透過し、入射
側レンズ252、リレーレンズ256、射出側レンズ
(フィールドレンズ)260、および反射ミラー25
4,258を有するリレー光学系250を介して、赤色
光用の液晶ライトバルブ300Rの光入射面に照射され
る。赤色光にリレー光学系250が用いられているの
は、赤色光の経路が他の色光の経路よりも長いため、光
の利用効率の低下を防止するためである。すなわち、入
射側レンズ252に入射した光の像をそのまま、射出側
レンズ260に伝えるためである。なお、2枚のダイク
ロイックミラー220,240は、それぞれガラス板等
の透明板に対応する誘電体多層膜をコーティングするこ
とにより形成される。
【0037】色光分離光学系200で分離された各色光
は、対応する各色光用の液晶ライトバルブ300R,3
00G,300Bの光入射面上に照射される。なお、各
色光用の液晶ライトバルブ300R,300G,300
Bの光入射面が、照明光学系100が照明する照明領域
LAに相当する。
【0038】3つの液晶ライトバルブ300R,300
G,300Bは、それぞれ、光透過型の液晶パネルと、
その光入射面側および光射出面側に配置された2つの偏
光板とによって構成されている。液晶パネルの光の入射
面側に配置されている偏光板は、照明光の偏光度をさら
に高めるためのものであり、照明光学系100から射出
される直線偏光光(s偏光光)の偏光方向が、これらの
偏光板の透過軸方向となるように配置されている。この
ようにすれば、照明光学系100から射出された照明光
に含まれる直線偏光光の純度(偏光度)をより高めるこ
とができる。なお、照明光学系100から射出される照
明光の偏光度が著しく高い場合には、この光入射面側に
配置される偏光板を省略することもできる。
【0039】各液晶ライトバルブ300R,300G,
300Bには、液晶パネルに画像信号を供給して駆動さ
せるための図示しない駆動部が接続されている。各液晶
ライトバルブ300R,300G,300Bにおいて画
像信号に応じて変調された変調光線束は、各色の画像を
あらわす画像光として射出される。
【0040】各液晶ライトバルブ300R,300G,
300Bから射出された各色の画像光(各変調光線束)
は、クロスダイクロイックプリズム400に入射され
る。クロスダイクロイックプリズム400は、3色の画
像光(変調光)を合成する光合成光学系としての機能を
有する。クロスダイクロイックプリズム400には、赤
色光を反射する誘電体多層膜410Rと、青色光を反射
する誘電体多層膜410Bとが、4つの直角プリズムの
界面に略X字状に形成されている。3色の画像光は、こ
れらの誘電体多層膜によって合成されて、投写レンズ5
00に向けて射出される。
【0041】クロスダイクロイックプリズム400で生
成された合成光は、投写レンズ500の方向に射出され
る。投写レンズ500は、クロスダイクロイックプリズ
ム400から射出された合成光を投写して、図示しない
スクリーン上にカラー画像を表示する。なお、投写レン
ズ500としてはテレセントリックレンズを用いること
ができる。
【0042】なお、本実施例のプロジェクタ1000で
は、以下に説明する特徴を有している。
【0043】図4は、第1のレンズアレイ140で分割
された1つの部分光線束によって形成される2次光源像
から射出されて、照明領域に相当する液晶ライトバルブ
300を照明する光の第1と第2のダイクロイックミラ
ー220,240への入射角について示す説明図であ
る。なお、説明を容易にするため、1つの2次光源像が
システム光軸100ax上の点P0にあると仮定して説
明する。第1のダイクロイックミラー220と第2のダ
イクロイックミラー240とは、互いに平行で、システ
ム光軸100axに対して45度の傾き有している。点
P0から射出された光は、液晶ライトバルブ300を照
明するような発散光である。
【0044】ここで、点P0から射出され、第1のダイ
クロイックミラー220の点P1、P2に入射する光線
は、図中破線で示す45度の入射角を有する光線(以
下、「45度光線」と呼ぶ。)に対して角度θ1を有し
ているとする。また、第2のダイクロイックミラー24
0において、第1のダイクロイックミラー220の点P
1,P2に相当する点P1’,P2’に入射する光線
は、45度光線に対して角度θ2を有しているとする。
【0045】このとき、第2のダイクロイックミラー2
40の点P1’は、点P0に対して第1のダイクロイッ
クミラー220の点P1よりも遠い位置にあるので、点
P0から射出されて点P1に入射する発散光線よりも、
点P1’に入射する発散光線のほうが、システム光軸1
00axに対する角度が小さな光線となる。このため、
点P1’に入射する発散光線の45度光線に対する角度
θ2は、点P1に入射する発散光線の45度光線に対す
る角度θ1よりも小さくなる。点P2’と点P2との関
係も同様である。なお、この関係は、システム光軸10
0ax上の点P0にある2次光源像から射出された発散
光に限らず、任意の位置にある2次光源像から射出され
る発散光に対しても同様である。
【0046】従って、照明光学系100から射出された
光の第1のダイクロイックミラー220への入射角の角
度分布は、第2のダイクロイックミラー240への入射
角の角度分布に比べて大きくなるといえる。
【0047】また、ダイクロイックミラーの透過特性お
よび反射特性(分離特性)は、一般に、光の入射角度に
依存して変化する。すなわち、光の入射角の角度分布が
大きな光では、ダイクロイックミラーの実際の分離特性
が劣化する。従って、第1と第2のダイクロイックミラ
ー220,240における実際の分離特性は、第2のダ
イクロイックミラー240のほうが第1のダイクロイッ
クミラー220に比べて分離特性の変化が少なく高精度
であると言える。
【0048】ところで、照明光学系からの限られた光量
の光を利用して、投写画像の明るさを可能な限り明るく
するためには、照明光学系から射出された光を、赤色光
と、緑色光と、青色とに可能な限り高精度に分離するこ
とが好ましい。特に、緑色光と赤色光との分離を高精度
に行うことが好ましい。
【0049】本実施例のプロジェクタでは、上記のよう
に、第1のダイクロイックミラー220に比べて分離特
性の変化が少なく高精度な第2のダイクロイックミラー
240において、赤色光と緑色光の分離を行っているの
で、第1のダイクロイックミラー220で赤色光と緑色
光の分離を行う場合に比べて、高精度に赤色光と緑色光
の分離を実現できる。これにより、照明光学系からの限
られた光量の光を利用して、投写画像の明るさを可能な
限り明るくすることが可能となる。特に、照明光学系1
00から第1のダイクロイックミラー220に入射する
光に、約35度以下または約60度以上の入射角を有す
る光が含まれている場合に、その効果は大きい。
【0050】また、本実施例のプロジェクタでは、図2
に示したように、照明光学系100として、いわゆるイ
ンテグレータ光学系が用いられている。このインテグレ
ータ光学系では、第1のレンズアレイ140によって分
割された複数の部分光線束によって形成され、システム
光軸100axに垂直な面に沿って並ぶ複数の2次光源
像のそれぞれによって、照明領域としての液晶ライトバ
ルブ300(300R,300G,300B)が照明さ
れる。このため、このインテグレータ光学系を用いた照
明光学系から射出された光は、インテグレータ光学系を
用いない場合に比べて角度分布が大きくなる傾向にあ
る。従って、インテグレータ光学系を用いたプロジェク
タにおいて、第2のダイクロイックミラー240で赤色
光と緑色光とを分離する構成とする効果は、特に大き
い。
【0051】なお、この発明は上記の実施例や実施形態
に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の態様において実施することが可能であり、
例えば次のような変形も可能である。
【0052】(1)上記実施例では、図2に示すよう
に、照明光学系100として、いわゆるインテグレータ
光学系が用いられているが、これに限られない。例え
ば、光源装置120のみで照明光学系を構成するように
してもよい。この場合には、インテグレータ光学系を用
いた場合に比べて、ダイクロイックミラーに入射する光
の角度分布は小さくなる傾向にある。しかしながら、光
源装置の大きさや、配置関係によっては、ダイクロイッ
クミラーに入射する光の角度分布が大きくなる場合もあ
る。従って、インテグレ−タ光学系を用いないプロジェ
クタにおいても、照明光学系100から第1のダイクロ
イックミラー220に入射する光に、約35度以下また
は約60度以上の入射角を有する光が含まれている場合
において、照明光学系からの限られた光量の光を利用し
て、投写画像の明るさを可能な限り明るくすることが可
能となる。
【0053】(2)上記実施例では、光源装置から射出
された光線束を複数の部分光線束に分割するための光線
束分割素子として、レンズアレイ140を用いている
が、レンズアレイ140の変わりに、棒状の導光体を用
いることも可能である。導光体としては、例えば、断面
が四角形のガラスロッドや4枚のミラーを組み合わせて
作った中空状のロッド等を利用することができる。この
ような棒状のどう導光体を用いる場合にも、レンズアレ
イ140を用いる場合と同様に、複数の擬似光が生じる
ことになるので、本発明を用いる効果は大きい。
【0054】(3)上記実施例においては、青色光用の
液晶ライトバルブ300Bの直前に配置されたフィール
ドレンズ280の光射出面上に光フィルタ290を形成
した場合を示しているが、これに限定されるものではな
い。例えば、この光フィルタ290を、フィールドレン
ズ280と同じ光学ガラスの透光性基材上に形成して、
第1のダイクロイックミラー220と青色光用の液晶ラ
イトバルブ300Bとの間のいずれかの位置に配置する
ようにしてもよい。
【0055】(4)上記実施例では、第1のダイクロイ
ックミラー220が青色光成分を反射し、青色光よりも
長波長側の緑色光成分および赤色光成分を透過する場合
を例に示しているが、青色光成分を透過し、青色光より
も長波長側の緑色光成分および赤色光成分を反射する構
成としてもよい。この場合、照明光学系100の配置位
置は、第1のダイクロイックミラー220と反射ミラー
230との配置方向に沿って配置される。
【0056】(5)上記実施例では、透過型の液晶パネ
ルを用いた液晶ライトバルブを備えるプロジェクタを例
に説明しているが、これに限定されるものではない。反
射型の液晶パネルを用いた液晶ライトバルブを備えるプ
ロジェクタにも適用可能である。
【0057】(6)上記実施例において、光変調装置と
して液晶ライトバルブを備える場合を例に説明している
がこれに限定されるものではない。入射する光を、与え
られた画像信号に応じて変調するタイプのデバイスを光
変調装置として備えるものであれば、本発明を適用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプロジェクタの要部を平面的に示す説
明図である。
【図2】図1の照明光学系100を拡大して示す説明図
である。
【図3】図2の偏光発生素子アレイ160Aを拡大して
示す説明図である。
【図4】第1のレンズアレイ140で分割された1つの
部分光線束によって形成される2次光源像から射出され
て、照明領域に相当する液晶ライトバルブ300を照明
する光の第1と第2のダイクロイックミラー220,2
40への入射角について示す説明図である。
【符号の説明】
1000…プロジェクタ 100…照明光学系 100ax…システム光軸 120…光源装置 122…光源ランプ 124…リフレクタ 130…UV・IRフィルタ 140,150…レンズアレイ 142…小レンズ,小レンズ 160…偏光発生光学系 160A,160B…偏光発生素子アレイ 62…遮光板 62a…開口面 62b…遮光面 64…偏光ビームスプリッタアレイ 64a…偏光分離膜 64b…反射膜 64c…透光性板材 66…選択位相差板 66a…開口層 66b…λ/2位相差層 170…重畳レンズ 200…色光分離光学系(波長分離光学系) 220,240…ダイクロイックミラー 230…反射ミラー 250…リレー光学系 252…入射側レンズ 256…リレーレンズ 254,258…反射ミラー 260…フィールドレンズ(射出側レンズ) 270…フィールドレンズ 280…フィールドレンズ 290…光フィルタ 300B,300G,300R…液晶ライトバルブ(光
変調装置) 400…クロスダイクロイックプリズム 410R…膜誘電体多層膜 410B…誘電体多層膜 500…投写レンズ(投写光学系) 1010,1020…ダイクロイックミラー 1030,1040,1050…ダイクロイックミラー 1100R,1100G,1100B…液晶ライトバル
ブ 1200…クロスダイクロイックプリズム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西田 和弘 長野県諏訪市大和三丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2H049 BA05 BA06 BB03 BC22 2H088 EA14 EA15 HA13 HA20 HA24 HA28 MA06 2H091 FA05X FA05Z FA10Z FA26X FA26Z FA41Z FD22 LA16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を投写するプロジェクタであって、 照明光学系と、 前記照明光学系から射出された光を、赤、緑、青の3つ
    の色光に分離するための第1と第2の波長分離素子を有
    する波長分離光学系と、 前記赤、緑、青の色光ごとに設けられ、入射する色光
    を、与えられた画像信号に応じて変調する第1ないし第
    3の光変調装置と、 前記第1ないし第3の光変調装置によって変調された3
    つの変調光を合成する光合成光学系と、 前記光合成光学系から射出された合成光を投写する投写
    光学系と、を備え、 前記照明光学系から射出されて前記第1の波長分離素子
    に入射する光に、約35度以下または約60度以上の入
    射角を有する光が含まれている場合において、 前記第1の波長分離素子は、前記照明光学系から入射す
    る光を、青色光としての波長領域に対応する第1波長領
    域以下の光と、前記第1波長領域よりも長波長側の光と
    に分離する特性に設定され、 前記第2の波長分離素子は、分離された前記第1波長領
    域よりも長波長側の光を、緑色光としての波長領域に対
    応する第2波長領域の光と、前記第2波長領域よりも長
    波長側で赤色光としての波長領域に対応する第3波長領
    域以上の光とに分離する特性に設定されることを特徴と
    するプロジェクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプロジェクタであって、 前記第1の波長分離素子と、前記第1波長領域の光であ
    る前記青色光に対応して設けられた前記第1の光変調装
    置との間の光路中には、前記第1波長領域の光を透過す
    るとともに、前記第1波長領域よりも短波長側の光を遮
    光するための光フィルタが設けられており、 前記光フィルタの前記第1の波長領域よりも短波長側の
    光の遮断波長は少なくとも430nm以上に設定されて
    いる、プロジェクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のプロジェ
    クタであって、 前記照明光学系は、 光源装置と、 前記光源装置から射出された光線束を、複数の部分光線
    束に分割するための光線束分割光学素子と、 前記光線束分割光学素子から射出された前記複数の部分
    光線束を、前記第1ないし第3の光変調装置の光入射面
    上で重畳するための重畳レンズと、を備える、プロジェ
    クタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7156523B2 (en) 2004-09-08 2007-01-02 Seiko Epson Corporation Projector
KR100839285B1 (ko) * 2002-04-23 2008-06-17 엘지전자 주식회사 컬러드럼을 이용한 투사장치
CN100403155C (zh) * 2004-01-13 2008-07-16 浙江舜宇光学有限公司 透镜合色式光学投影机

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