JP2000314779A - 腕時計のカレンダー構造 - Google Patents

腕時計のカレンダー構造

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JP2000314779A
JP2000314779A JP11122663A JP12266399A JP2000314779A JP 2000314779 A JP2000314779 A JP 2000314779A JP 11122663 A JP11122663 A JP 11122663A JP 12266399 A JP12266399 A JP 12266399A JP 2000314779 A JP2000314779 A JP 2000314779A
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JP
Japan
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date
date plate
plate
jump control
driven
Prior art date
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Pending
Application number
JP11122663A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Kitajima
泰夫 北嶋
Takayuki Hasumi
隆行 蓮實
Kenji Shimoda
健次 下田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 日付表示を視認性を向上すると伴に、少消費
電力化ムーブメントを採用することにより消費電力を低
減化し、環境に優しい時計を提供するものである。 【解決手段】 日付の一の位を表示する第1日板2と、
十の位を表示する第2日板3と、第1日板2を駆動する
日送り車5と、該第1日板2に設けられた送り爪2a
と、該送り爪2aにより駆動される中間車6、7と、該
第1、2日板を送り途中から瞬間的に安定位置に回転さ
せる伴に通常状態で該第1、2日板安定位置に留める為
の第1、2躍制レバー1、4から成り。第1日板が24
時間で1回転する日送り車により1日1歯送られ、第2
日板は十日に一度、該第1日板に設けられた日板爪によ
り中間車を介し駆動されると伴に、該第1躍制レバーの
バネ力が第2躍制レバーのバネ力より大きいことを特徴
とするカレンダー送り構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は腕時計のカレンダー
構造に関し、特に2枚の日板で日付を大きく表示するカ
レンダーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、第1、第2の日板を有し、日付の
一の位を表示する第1の日板により十の位を表示する第
2の日板を駆動する構造において、第1の日板に設けた
歯型により中間車を駆動し、該中間車に設けられた送り
爪により第2の日板を駆動することにより、第1の日板
が第1の躍制レバーにより安定位置に移動されるよりも
先に第2の日板が第2の躍制レバーにより移動され安定
位置に落ち着き、続いて第1の躍制レバーにより第1の
日板が移動され安定位置に落ち着く構造になっていた。
【0003】以下に従来例を図を用いて説明する。図5
は第1、第2日板を用いる従来の日付表示のカレンダー
構造を示す要部平面図を示し、図6は図5の要部断面図
を示している。
【0004】図5において、日付の一の位を表示する第
1日板42と日付の十の位を表示する第2日板43を有
し、第1日板42は筒車48で駆動される日送り車45
により24時間に1歯送られるとともに該第1日板の歯
型42aにより中間車46を駆動する。なお、該中間車
46は十日で1回転する様な減速比に設定されている。
図5、6において説明すると該中間車46の上部には第
2日板43を駆動する送り爪46aが設けられており該
第2日板43を十日に一歯送る構造になっている。
【0005】また、該第1日板42、第2日板43に
は、各々を安定位置に位置決めすると伴に、各日板があ
る位置まで送られたところで瞬間的に安定位置まで移動
させることの出来る第1躍制レバー41、第2躍制レバ
ー44が付勢されている。また、第1、第2躍制レバー
41、42はほぼ同じバネ力で付勢していた。
【0006】なお、該第2日板43は日歯車43aと表
示板43bからなっている。また、日送り車45は時針
を取り付ける時刻駆動輪列に連動する筒車48により駆
動される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5、
6の従来例で示す様に十日に1度、第2日板43の駆動
時には第1躍制レバー41と、第2躍制レバー41のバ
ネ力が二重に変換機(図示せず)に作用することにな
り、大型の変換機が必要となったり、消費電力が大きく
なっていた。
【0008】また、第2日板43を駆動する中間車46
は、通常他の歯車を駆動するように設計されていない第
1日板42の特殊な形状の歯型42aにより駆動される
ため、輪列効率が非常に悪い状態が長くつづくことにな
り、各躍制レバーの力に打ち勝つ変換機を有するムーブ
メントが必要となる。一般に力の強い変換機は通常、消
費電力が大きくなる方向である。
【0009】本発明の目的は、日付表示の視認性を向上
すると伴に、少消費電力化ムーブメントを採用すること
により消費電力を低減化し、環境に優しい時計をユーザ
に提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の要旨は、毎月の日付の一の位を表示する第
1日板と、十の位を表示する第2日板と、第1日板を駆
動する日送り車と、該第1日板に設けられた送り爪と、
該送り爪により駆動される中間車と、該第1日板を送り
途中から瞬間的に安定位置に飛ばすと共に通常状態で該
第1日板を安定位置に留めるための第1躍制レバーと、
該第2日板を送り途中から瞬間的に安定位置に飛ばすと
共に通常状態で該第2日板を安定位置に留める為の第2
躍制レバーから成り、第1日板が24時間で1回転する
日送り車により1日1歯送られ、第2日板は十日に一
度、該第1日板に設けられた送り爪により中間車を介し
駆動される。
【0011】また、第2日板の作動の初期は第1日板が
日送り車で送られる動きに連動し、第1日板が第1躍制
レバーにより飛ばされるよりも先に第2躍制レバーの力
により送られ、第2日板が送り終わると第1日板がの送
りが終了するような構造を有している。
【0012】なお、第1、第2日板にはそれぞれ第1、
第2躍制レバーが付勢しておりスムーズな送りの実現
と、部品出来のバラ付きによる送りミスを防ぐため、第
1躍制レバーのバネ力方が第2躍制レバーのバネ力より
も強い力に設定されていることを特徴とする。さらに、
第1日板の駆動は筒車から繋がる輪列に限らず、日板を
駆動する専用の輪列を用いても可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
を用いて説明する。図1は本発明の要部平面図を示し、
図2は第1躍制レバーと第2躍制レバーのバネ力大きさ
をモデル的に示したグラフであり、図3(a)は第1日
板の送りの構造を示し、(b)は第1日板により第2日
板を駆動する構造を示す要部断面図である。
【0014】図において、第2日板3は、日送り車5に
駆動される日付の一の位を表示する第1日板2と、該第
1日板2に設けられた送り爪2aと、該送り爪2aによ
り駆動される第1中間車6と、該中間車6と噛み合う第
2中間車7を介して駆動される。
【0015】また、第2日板3は、筒車8に係合し断面
方向を日板座9で支持され日付の十の位を表示する表示
板3bと日歯車3aが結合して形成され、第1日板2及
び第2日板3は第1躍制レバー1と第2躍制レバー4に
より位置決めされている。
【0016】該第1日板2は24時間に一回転する日送
り車5により一日一歯送られ、該第1日板2には十日に
一回第1中間車6を駆動させるための送り爪2aが設け
られており、第1日板2の回転に合わせ第1中間車6を
駆動させる。さらに、第1中間車6と第2中間車7とは
輪列を構成しており、該第2中間車7は第2日板3と噛
み合っているため、その回転は該第2日板3に伝えられ
る。
【0017】第2日板3が所定の位置まで回転すると第
2躍制レバー4の山型4aを乗り越え、瞬間的に第2日
板3は安定位置に固定される。その後、第1日板2の回
転が進むことにより第1躍制レバー1のバネ部1bがタ
ワミ、山型1aを第1日板2の歯型2bが乗り越え、該
第1躍制レバー1のバネ力で第1日板2を進み方向に回
転させ瞬間的に安定位置で停止させる。
【0018】このとき、図2に示すごとく第1躍制レバ
ーのバネ力Aと第2躍制レバーのバネ力Bの間には常に
力の差が存在している。つまり、第1躍制レバー1のバ
ネ力Aが第2日板3に付勢する第2躍制レバー4のバネ
部4bのバネ力Bよりも大きく設定されている。従っ
て、第1、第2躍制レバーの合力を従来より小さく設定
すると共に、部品製作のバラ付きにより万が一日送り車
5により送られた後、すなわち第1躍制レバー1が作用
した後に第2日板3が送られるタイミングになっても第
2日板3を第1躍制レバーのバネ力で駆動できるように
なっている。
【0019】本実施形態は第2躍制レバー4のバネ部4
bのバネ厚tを薄く調整したり、日歯車3aを越える山
型4aの低く調整したり、バネ部4bのバネ長Lを長く
調整することにより、第1躍制レバー1のバネ部1bの
バネ力より弱く設定している。なお、日送り車5は時針
を取り付ける筒車8により駆動されるが、筒車8より先
の輪列構造はここでは省略する。
【0020】次に図4を用いて他の実施形態を説明す
る。図4は他の実施の形態の要部平面図である。図1か
ら図3と同一構造には、同一番号を付してその説明を省
略する。その構造は、専用モータで駆動される日回し専
用輪列(図示せず)につながる日送り車35と、該日送
り車35により駆動される第1日板2と、該第1日板2
により十日に一度駆動される中間車6、7と、該中間車
7に駆動される第2日板3と、該第1、第2日板を位置
決めする第1躍制レバー1と第2躍制レバー4により構
成されている。
【0021】作動に関しては、図1に示す実施形態に対
し第1日板32を作動する変換機が日板専用に変更した
構造であり、作動は前述の実施形態と同じである。ま
た、第1躍制レバーのバネ力と第2躍制レバーのバネ力
も図2に示す関係と同じである。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかな様に、本発明の
ような構造のカレンダー構造を用いれば、日付表示の視
認性が向上すると伴に、第1、第2躍制レバーの合力を
従来より小さく設定することにより、第1、第2躍制レ
バーの力の合力に打ち勝つ為の大きなエネルギーを必要
とする変換機を使用すること無く省エネ型ムーブメント
を使用し視認性に優れた商品を低価格でユーザーに提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部を示す平面図である。
【図2】本発明の構造による、第1、2躍制レバーのバ
ネ力差のモデル図
【図3】本発明の要部を示す断面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す要部平面図である。
【図5】従来例要部を示す平面図である。
【図6】従来例要部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 第1躍制レバー 2 第1日板 3 第2日板 4 第2躍制レバー 5 日送り車 6 第1中間車 7 第2中間車 8 筒車

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指針駆動輪列と、該指針駆動輪列により
    駆動される日板駆動車と、該日板駆動車により駆動され
    る第1の日板と、該第1の日板に設けられた送り爪によ
    り駆動される中間車と該中間車により駆動される第2の
    日板と、所定位置まで回転した該第1、第2の日板を瞬
    間的に安定位置に移動させる第1、第2の躍制レバーか
    らなるカレンダー構造において、前記第1の躍制レバー
    の躍制力は第2躍制レバーの躍制力よりも大きくなるよ
    うに設定されていることを特徴とする腕時計のカレンダ
    ー構造。
  2. 【請求項2】 第2の日板は第1の日板が第1の躍制レ
    バーにより安定位置へ移動するよりも先に第2の躍制レ
    バーにより安定位置へ移動することを特徴とする請求項
    1記載の腕時計のカレンダー構造。
  3. 【請求項3】 第1の日板には日付の一の位を、第2の
    日板には日付の十の位を表示し第1、第2の日板を用い
    て日付を表示することを特徴とする請求項1記載の腕時
    計のカレンダー構造。
  4. 【請求項4】 日板は専用の駆動手段で駆動されること
    を特徴とする請求項2記載の腕時計のカレンダー構造。
JP11122663A 1999-04-28 1999-04-28 腕時計のカレンダー構造 Pending JP2000314779A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7180829B2 (en) 2004-01-30 2007-02-20 Seiko Instruments Inc. Timepiece equipped with calendar mechanism including first and second date indicators
US7254094B2 (en) 2004-01-30 2007-08-07 Seiko Instruments Inc. Timepiece with calendar mechanism containing 2 date indicators

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7180829B2 (en) 2004-01-30 2007-02-20 Seiko Instruments Inc. Timepiece equipped with calendar mechanism including first and second date indicators
US7254094B2 (en) 2004-01-30 2007-08-07 Seiko Instruments Inc. Timepiece with calendar mechanism containing 2 date indicators

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