JP2000314504A - 重油・オリマルジョン焚ボイラの再熱蒸気温度制御方法及び装置 - Google Patents
重油・オリマルジョン焚ボイラの再熱蒸気温度制御方法及び装置Info
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- JP2000314504A JP2000314504A JP11124071A JP12407199A JP2000314504A JP 2000314504 A JP2000314504 A JP 2000314504A JP 11124071 A JP11124071 A JP 11124071A JP 12407199 A JP12407199 A JP 12407199A JP 2000314504 A JP2000314504 A JP 2000314504A
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- Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 重油・オリマルジョンの混焼比率が変化した
際にも、良好な再熱蒸気温度の制御を行い得る重油・オ
リマルジョン焚ボイラの再熱蒸気温度制御方法及び装置
を提供する。 【解決手段】 負荷指令25と重油・オリマルジョンの
混焼比率51とに基づき再熱器ガスダンパの基本開度指
令26を求めて出力する補間演算器27と、負荷指令2
5と重油・オリマルジョンの混焼比率51とに基づき積
分ゲイン28を求めて出力する補間演算器29と、負荷
指令25と重油・オリマルジョンの混焼比率51とに基
づき再熱器ガスダンパの先行指令47の先行ゲイン30
を求めて出力する補間演算器31とを設ける。
際にも、良好な再熱蒸気温度の制御を行い得る重油・オ
リマルジョン焚ボイラの再熱蒸気温度制御方法及び装置
を提供する。 【解決手段】 負荷指令25と重油・オリマルジョンの
混焼比率51とに基づき再熱器ガスダンパの基本開度指
令26を求めて出力する補間演算器27と、負荷指令2
5と重油・オリマルジョンの混焼比率51とに基づき積
分ゲイン28を求めて出力する補間演算器29と、負荷
指令25と重油・オリマルジョンの混焼比率51とに基
づき再熱器ガスダンパの先行指令47の先行ゲイン30
を求めて出力する補間演算器31とを設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、重油・オリマルジ
ョン焚ボイラの再熱蒸気温度制御方法及び装置に関する
ものである。
ョン焚ボイラの再熱蒸気温度制御方法及び装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の重油・オリマルジョン焚ボ
イラの一例を表わすものであって、図5中、1はボイラ
本体、2はボイラ本体1の火炉、3はボイラ本体1内に
燃料としての重油或いはオリマルジョンを噴射して燃焼
させるためのバーナ、4はボイラ本体1の後部伝熱部、
5は後部伝熱部4に配設された再熱器、6は再熱器5の
下流側に配設され再熱蒸気の温度制御を行うための再熱
器ガスダンパであり、重油或いはオリマルジョンをバー
ナ3からボイラ本体1の火炉2内へ噴射して燃焼させ、
該ボイラ本体1の火炉2内における燃料の燃焼によって
生じた燃焼ガスを後部伝熱部4へ導き、再熱器5と図示
していない過熱器や節炭器などを加熱するようになって
いる。
イラの一例を表わすものであって、図5中、1はボイラ
本体、2はボイラ本体1の火炉、3はボイラ本体1内に
燃料としての重油或いはオリマルジョンを噴射して燃焼
させるためのバーナ、4はボイラ本体1の後部伝熱部、
5は後部伝熱部4に配設された再熱器、6は再熱器5の
下流側に配設され再熱蒸気の温度制御を行うための再熱
器ガスダンパであり、重油或いはオリマルジョンをバー
ナ3からボイラ本体1の火炉2内へ噴射して燃焼させ、
該ボイラ本体1の火炉2内における燃料の燃焼によって
生じた燃焼ガスを後部伝熱部4へ導き、再熱器5と図示
していない過熱器や節炭器などを加熱するようになって
いる。
【0003】又、図5中、7は高圧タービン、8は中低
圧タービン、9は高圧タービン7と中低圧タービン8に
よって駆動される発電機であり、ボイラ本体1の過熱器
(図示せず)で過熱された主蒸気を主蒸気ライン10を
介して高圧タービン7へ導入し、該高圧タービン7を駆
動し発電機9で発電を行うと共に、前記高圧タービン7
を駆動した後の蒸気を再熱ライン11を介してボイラ本
体1の再熱器5へ導き、該再熱器5で再熱してから中低
圧タービン8へ導入し、該中低圧タービン8を駆動し発
電機9で発電を行い、前記中低圧タービン8を駆動した
後の蒸気を復水ライン12を介して復水器13へ導き、
該復水器13で前記蒸気をボイラ給水に戻し、ボイラフ
ィードポンプ14により、図示していない節炭器を経て
ボイラ本体1の火炉2へ導き循環させるようになってい
る。
圧タービン、9は高圧タービン7と中低圧タービン8に
よって駆動される発電機であり、ボイラ本体1の過熱器
(図示せず)で過熱された主蒸気を主蒸気ライン10を
介して高圧タービン7へ導入し、該高圧タービン7を駆
動し発電機9で発電を行うと共に、前記高圧タービン7
を駆動した後の蒸気を再熱ライン11を介してボイラ本
体1の再熱器5へ導き、該再熱器5で再熱してから中低
圧タービン8へ導入し、該中低圧タービン8を駆動し発
電機9で発電を行い、前記中低圧タービン8を駆動した
後の蒸気を復水ライン12を介して復水器13へ導き、
該復水器13で前記蒸気をボイラ給水に戻し、ボイラフ
ィードポンプ14により、図示していない節炭器を経て
ボイラ本体1の火炉2へ導き循環させるようになってい
る。
【0004】前記再熱器5で加熱される再熱蒸気の温度
の制御については、再熱器ガスダンパ6の開度を調節
し、再熱器5を通過するガス量をコントロールすること
によって行うようになっており、又、過渡的な再熱蒸気
の温度変化に対応するために、途中に再熱器バイパスス
プレー弁15が設けられた再熱器バイパススプレーライ
ン16を形成し、再熱器5へ導入される前の蒸気の一部
を必要に応じて再熱器5の出口側へスプレー可能とする
一方、再熱蒸気の温度上昇時のバックアップ的な減温用
として、高圧タービン7と再熱器5との間の再熱ライン
11途中とボイラフィードポンプ14入口との間に、途
中に再熱器入口スプレー弁17が設けられた減温用ライ
ン18を形成し、高圧タービン7と再熱器5との間の再
熱ライン11途中に必要に応じてボイラフィードポンプ
14入口からボイラ給水の一部をスプレー可能としてあ
る。
の制御については、再熱器ガスダンパ6の開度を調節
し、再熱器5を通過するガス量をコントロールすること
によって行うようになっており、又、過渡的な再熱蒸気
の温度変化に対応するために、途中に再熱器バイパスス
プレー弁15が設けられた再熱器バイパススプレーライ
ン16を形成し、再熱器5へ導入される前の蒸気の一部
を必要に応じて再熱器5の出口側へスプレー可能とする
一方、再熱蒸気の温度上昇時のバックアップ的な減温用
として、高圧タービン7と再熱器5との間の再熱ライン
11途中とボイラフィードポンプ14入口との間に、途
中に再熱器入口スプレー弁17が設けられた減温用ライ
ン18を形成し、高圧タービン7と再熱器5との間の再
熱ライン11途中に必要に応じてボイラフィードポンプ
14入口からボイラ給水の一部をスプレー可能としてあ
る。
【0005】更に、前記再熱器5で加熱される再熱蒸気
の温度を制御するために、再熱器5の出口部における再
熱器バイパススプレーライン16の接続部より上流側の
再熱器出口温度19を検出する再熱器出口温度検出器2
0と、再熱器5の出口部における再熱器バイパススプレ
ーライン16の接続部より下流側の再熱器パス出口温度
21を検出する再熱器パス出口温度検出器22と、前記
再熱器出口温度検出器20で検出された再熱器出口温度
19と再熱器パス出口温度検出器22で検出された再熱
器パス出口温度21とに基づいて再熱器ガスダンパ開度
指令23を出力する制御器24とが設けられている。
の温度を制御するために、再熱器5の出口部における再
熱器バイパススプレーライン16の接続部より上流側の
再熱器出口温度19を検出する再熱器出口温度検出器2
0と、再熱器5の出口部における再熱器バイパススプレ
ーライン16の接続部より下流側の再熱器パス出口温度
21を検出する再熱器パス出口温度検出器22と、前記
再熱器出口温度検出器20で検出された再熱器出口温度
19と再熱器パス出口温度検出器22で検出された再熱
器パス出口温度21とに基づいて再熱器ガスダンパ開度
指令23を出力する制御器24とが設けられている。
【0006】前記制御器24は、図6に示される如く、
負荷指令25に基づき再熱器ガスダンパ6の基本開度指
令26を求めて出力する関数発生器27’と、負荷指令
25に基づき後述する比例積分微分調節器44の積分ゲ
イン28を求めて出力する関数発生器29’と、負荷指
令25に基づき後述する再熱器ガスダンパ6の先行指令
47の先行ゲイン30を求めて出力する関数発生器3
1’と、再熱器出口温度設定値32に基づき再熱器パス
出口温度設定値33を求めて出力する関数発生器34
と、再熱器出口温度設定値32と前記再熱器出口温度検
出器20で検出された再熱器出口温度19との差を求
め、再熱器出口温度偏差35を出力する減算器36と、
該減算器36から出力される再熱器出口温度偏差35を
比例積分処理し、該再熱器出口温度偏差35をなくすた
めの信号を再熱器パス出口温度設定値修正指令37とし
て出力する比例積分調節器38と、前記関数発生器34
から出力される再熱器パス出口温度設定値33に対し前
記比例積分調節器38から出力される再熱器パス出口温
度設定値修正指令37を加算し、再熱器出口温度偏差3
5が考慮された再熱器パス出口温度設定値39を出力す
る加算器40と、該加算器40から出力される再熱器パ
ス出口温度設定値39と前記再熱器パス出口温度検出器
22で検出された再熱器パス出口温度21との差を求
め、再熱器パス出口温度偏差41を出力する減算器42
と、前記関数発生器29’から出力される積分ゲイン2
8が設定入力され、前記減算器42から出力される再熱
器パス出口温度偏差41を比例積分微分処理し、該再熱
器パス出口温度偏差41をなくすための再熱器ガスダン
パ6の開度補正指令43を求めて出力する比例積分微分
調節器44と、前記関数発生器27’から出力される再
熱器ガスダンパ6の基本開度指令26に対し前記比例積
分微分調節器44から出力される開度補正指令43を加
算し、再熱器ガスダンパ6の基本補正開度指令45を求
めて出力する加算器46と、負荷変化時に出力される再
熱器ガスダンパ6の先行指令47に対し前記関数発生器
31’から出力される先行ゲイン30を掛け、再熱器ガ
スダンパ6の先行指令48として出力する乗算器49
と、前記加算器46から出力される再熱器ガスダンパ6
の基本補正開度指令45に対し、前記乗算器49から出
力される先行指令48を加算し、再熱器ガスダンパ開度
指令23として再熱器ガスダンパ6へ出力する加算器5
0とを備えてなる構成を有している。
負荷指令25に基づき再熱器ガスダンパ6の基本開度指
令26を求めて出力する関数発生器27’と、負荷指令
25に基づき後述する比例積分微分調節器44の積分ゲ
イン28を求めて出力する関数発生器29’と、負荷指
令25に基づき後述する再熱器ガスダンパ6の先行指令
47の先行ゲイン30を求めて出力する関数発生器3
1’と、再熱器出口温度設定値32に基づき再熱器パス
出口温度設定値33を求めて出力する関数発生器34
と、再熱器出口温度設定値32と前記再熱器出口温度検
出器20で検出された再熱器出口温度19との差を求
め、再熱器出口温度偏差35を出力する減算器36と、
該減算器36から出力される再熱器出口温度偏差35を
比例積分処理し、該再熱器出口温度偏差35をなくすた
めの信号を再熱器パス出口温度設定値修正指令37とし
て出力する比例積分調節器38と、前記関数発生器34
から出力される再熱器パス出口温度設定値33に対し前
記比例積分調節器38から出力される再熱器パス出口温
度設定値修正指令37を加算し、再熱器出口温度偏差3
5が考慮された再熱器パス出口温度設定値39を出力す
る加算器40と、該加算器40から出力される再熱器パ
ス出口温度設定値39と前記再熱器パス出口温度検出器
22で検出された再熱器パス出口温度21との差を求
め、再熱器パス出口温度偏差41を出力する減算器42
と、前記関数発生器29’から出力される積分ゲイン2
8が設定入力され、前記減算器42から出力される再熱
器パス出口温度偏差41を比例積分微分処理し、該再熱
器パス出口温度偏差41をなくすための再熱器ガスダン
パ6の開度補正指令43を求めて出力する比例積分微分
調節器44と、前記関数発生器27’から出力される再
熱器ガスダンパ6の基本開度指令26に対し前記比例積
分微分調節器44から出力される開度補正指令43を加
算し、再熱器ガスダンパ6の基本補正開度指令45を求
めて出力する加算器46と、負荷変化時に出力される再
熱器ガスダンパ6の先行指令47に対し前記関数発生器
31’から出力される先行ゲイン30を掛け、再熱器ガ
スダンパ6の先行指令48として出力する乗算器49
と、前記加算器46から出力される再熱器ガスダンパ6
の基本補正開度指令45に対し、前記乗算器49から出
力される先行指令48を加算し、再熱器ガスダンパ開度
指令23として再熱器ガスダンパ6へ出力する加算器5
0とを備えてなる構成を有している。
【0007】前記関数発生器27’には、試運転時のデ
ータに基づいて、例えば、図7に示される如く、負荷指
令25に対する再熱器ガスダンパ6の基本開度指令26
を求める関数が予め設定入力されている。
ータに基づいて、例えば、図7に示される如く、負荷指
令25に対する再熱器ガスダンパ6の基本開度指令26
を求める関数が予め設定入力されている。
【0008】前記関数発生器29’には、試運転時のデ
ータに基づいて、例えば、図8に示される如く、負荷指
令25に対する比例積分微分調節器44の積分ゲイン2
8を求める関数が予め設定入力されている。
ータに基づいて、例えば、図8に示される如く、負荷指
令25に対する比例積分微分調節器44の積分ゲイン2
8を求める関数が予め設定入力されている。
【0009】前記関数発生器31’には、試運転時のデ
ータに基づいて、例えば、図9に示される如く、負荷指
令25に対する先行ゲイン30を求める関数が予め設定
入力されている。
ータに基づいて、例えば、図9に示される如く、負荷指
令25に対する先行ゲイン30を求める関数が予め設定
入力されている。
【0010】前記関数発生器34には、試運転時のデー
タに基づいて、例えば、図10に示す如く、再熱器出口
温度設定値32に対する再熱器パス出口温度設定値33
を求める関数が予め設定入力されている。
タに基づいて、例えば、図10に示す如く、再熱器出口
温度設定値32に対する再熱器パス出口温度設定値33
を求める関数が予め設定入力されている。
【0011】ボイラ本体1の運転時には、再熱器出口温
度検出器20により再熱器5の出口部における再熱器バ
イパススプレーライン16の接続部より上流側の再熱器
出口温度19が検出されると共に、再熱器パス出口温度
検出器22により再熱器5の出口部における再熱器バイ
パススプレーライン16の接続部より下流側の再熱器パ
ス出口温度21が検出され、制御器24へ入力される。
度検出器20により再熱器5の出口部における再熱器バ
イパススプレーライン16の接続部より上流側の再熱器
出口温度19が検出されると共に、再熱器パス出口温度
検出器22により再熱器5の出口部における再熱器バイ
パススプレーライン16の接続部より下流側の再熱器パ
ス出口温度21が検出され、制御器24へ入力される。
【0012】制御器24においては、関数発生器27’
において負荷指令25に基づき再熱器ガスダンパ6の基
本開度指令26が求められて加算器46へ出力され、関
数発生器29’において負荷指令25に基づき比例積分
微分調節器44の積分ゲイン28が求められて比例積分
微分調節器44へ出力され、関数発生器31’において
負荷指令25に基づき再熱器ガスダンパ6の先行指令4
7の先行ゲイン30が求められて乗算器49へ出力さ
れ、関数発生器34において再熱器出口温度設定値32
に基づき再熱器パス出口温度設定値33が求められて加
算器40へ出力される。
において負荷指令25に基づき再熱器ガスダンパ6の基
本開度指令26が求められて加算器46へ出力され、関
数発生器29’において負荷指令25に基づき比例積分
微分調節器44の積分ゲイン28が求められて比例積分
微分調節器44へ出力され、関数発生器31’において
負荷指令25に基づき再熱器ガスダンパ6の先行指令4
7の先行ゲイン30が求められて乗算器49へ出力さ
れ、関数発生器34において再熱器出口温度設定値32
に基づき再熱器パス出口温度設定値33が求められて加
算器40へ出力される。
【0013】同時に、減算器36においては、再熱器出
口温度設定値32と前記再熱器出口温度検出器20で検
出された再熱器出口温度19との差が求められ、再熱器
出口温度偏差35が比例積分調節器38へ出力され、該
比例積分調節器38において前記減算器36から出力さ
れる再熱器出口温度偏差35が比例積分処理され、該再
熱器出口温度偏差35をなくすための信号が再熱器パス
出口温度設定値修正指令37として前記加算器40へ出
力され、該加算器40において前記関数発生器34から
出力される再熱器パス出口温度設定値33に対し前記比
例積分調節器38から出力される再熱器パス出口温度設
定値修正指令37が加算され、再熱器出口温度偏差35
が考慮された再熱器パス出口温度設定値39が減算器4
2へ出力され、該減算器42において前記加算器40か
ら出力される再熱器パス出口温度設定値39と前記再熱
器パス出口温度検出器22で検出された再熱器パス出口
温度21との差が求められ、再熱器パス出口温度偏差4
1が比例積分微分調節器44へ出力され、該比例積分微
分調節器44において前記関数発生器29’から出力さ
れる積分ゲイン28を考慮する形で、前記減算器42か
ら出力される再熱器パス出口温度偏差41が比例積分微
分処理され、該再熱器パス出口温度偏差41をなくすた
めの再熱器ガスダンパ6の開度補正指令43が求められ
て加算器46へ出力され、該加算器46において前記関
数発生器27’から出力される再熱器ガスダンパ6の基
本開度指令26に対し前記比例積分微分調節器44から
出力される開度補正指令43が加算され、再熱器ガスダ
ンパ6の基本補正開度指令45が求められて加算器50
へ出力される。
口温度設定値32と前記再熱器出口温度検出器20で検
出された再熱器出口温度19との差が求められ、再熱器
出口温度偏差35が比例積分調節器38へ出力され、該
比例積分調節器38において前記減算器36から出力さ
れる再熱器出口温度偏差35が比例積分処理され、該再
熱器出口温度偏差35をなくすための信号が再熱器パス
出口温度設定値修正指令37として前記加算器40へ出
力され、該加算器40において前記関数発生器34から
出力される再熱器パス出口温度設定値33に対し前記比
例積分調節器38から出力される再熱器パス出口温度設
定値修正指令37が加算され、再熱器出口温度偏差35
が考慮された再熱器パス出口温度設定値39が減算器4
2へ出力され、該減算器42において前記加算器40か
ら出力される再熱器パス出口温度設定値39と前記再熱
器パス出口温度検出器22で検出された再熱器パス出口
温度21との差が求められ、再熱器パス出口温度偏差4
1が比例積分微分調節器44へ出力され、該比例積分微
分調節器44において前記関数発生器29’から出力さ
れる積分ゲイン28を考慮する形で、前記減算器42か
ら出力される再熱器パス出口温度偏差41が比例積分微
分処理され、該再熱器パス出口温度偏差41をなくすた
めの再熱器ガスダンパ6の開度補正指令43が求められ
て加算器46へ出力され、該加算器46において前記関
数発生器27’から出力される再熱器ガスダンパ6の基
本開度指令26に対し前記比例積分微分調節器44から
出力される開度補正指令43が加算され、再熱器ガスダ
ンパ6の基本補正開度指令45が求められて加算器50
へ出力される。
【0014】ここで、乗算器49においては、負荷変化
時に出力される再熱器ガスダンパ6の先行指令47に対
し前記関数発生器31’から出力される先行ゲイン30
が掛けられ、再熱器ガスダンパ6の先行指令48として
前記加算器50へ出力され、該加算器50において前記
加算器46から出力される再熱器ガスダンパ6の基本補
正開度指令45に対し、前記乗算器49から出力される
先行指令48が加算され、再熱器ガスダンパ開度指令2
3として再熱器ガスダンパ6へ出力され、再熱器ガスダ
ンパ6の開度が調節され、再熱器5を通過するガス量が
コントロールされ、これにより、再熱器パス出口温度2
1が再熱器パス出口温度設定値39と等しくなるように
制御が行われる。
時に出力される再熱器ガスダンパ6の先行指令47に対
し前記関数発生器31’から出力される先行ゲイン30
が掛けられ、再熱器ガスダンパ6の先行指令48として
前記加算器50へ出力され、該加算器50において前記
加算器46から出力される再熱器ガスダンパ6の基本補
正開度指令45に対し、前記乗算器49から出力される
先行指令48が加算され、再熱器ガスダンパ開度指令2
3として再熱器ガスダンパ6へ出力され、再熱器ガスダ
ンパ6の開度が調節され、再熱器5を通過するガス量が
コントロールされ、これにより、再熱器パス出口温度2
1が再熱器パス出口温度設定値39と等しくなるように
制御が行われる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】図6に示されるような
従来の制御系の場合、負荷指令25に基づいて再熱器ガ
スダンパ6の基本開度指令26と積分ゲイン28と先行
ゲイン30を求めるようになっているが、重油とオリマ
ルジョンでは、燃焼状態、ボイラ本体1の火炉2におけ
る収熱割合、燃焼によって発生するガス量、並びにガス
温度などが異なることから、同じ負荷であっても、重油
・オリマルジョンの混焼比率が変化した際には、良好な
再熱蒸気温度の制御が行えなくなるという不具合を有し
ていた。
従来の制御系の場合、負荷指令25に基づいて再熱器ガ
スダンパ6の基本開度指令26と積分ゲイン28と先行
ゲイン30を求めるようになっているが、重油とオリマ
ルジョンでは、燃焼状態、ボイラ本体1の火炉2におけ
る収熱割合、燃焼によって発生するガス量、並びにガス
温度などが異なることから、同じ負荷であっても、重油
・オリマルジョンの混焼比率が変化した際には、良好な
再熱蒸気温度の制御が行えなくなるという不具合を有し
ていた。
【0016】本発明は、斯かる実情に鑑み、重油・オリ
マルジョンの混焼比率が変化した際にも、良好な再熱蒸
気温度の制御を行い得る重油・オリマルジョン焚ボイラ
の再熱蒸気温度制御方法及び装置を提供しようとするも
のである。
マルジョンの混焼比率が変化した際にも、良好な再熱蒸
気温度の制御を行い得る重油・オリマルジョン焚ボイラ
の再熱蒸気温度制御方法及び装置を提供しようとするも
のである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、負荷指令25
と重油・オリマルジョンの混焼比率51とに基づき、再
熱器ガスダンパ6の基本開度指令26と、積分ゲイン2
8と、先行ゲイン30とを求め、再熱器パス出口温度設
定値39と再熱器パス出口温度21との再熱器パス出口
温度偏差41を、前記積分ゲイン28を考慮して比例積
分微分処理し、該再熱器パス出口温度偏差41をなくす
ための再熱器ガスダンパ6の開度補正指令43を求め、
該開度補正指令43を前記再熱器ガスダンパ6の基本開
度指令26に対し加算し、再熱器ガスダンパ6の基本補
正開度指令45を求め、負荷変化時に出力される再熱器
ガスダンパ6の先行指令47に対し前記先行ゲイン30
を掛け、再熱器ガスダンパ6の先行指令48を求め、該
先行指令48を前記再熱器ガスダンパ6の基本補正開度
指令45に対し加算し、再熱器ガスダンパ開度指令23
として再熱器ガスダンパ6へ出力し、再熱器ガスダンパ
6の開度を調節することを特徴とする重油・オリマルジ
ョン焚ボイラの再熱蒸気温度制御方法にかかるものであ
る。
と重油・オリマルジョンの混焼比率51とに基づき、再
熱器ガスダンパ6の基本開度指令26と、積分ゲイン2
8と、先行ゲイン30とを求め、再熱器パス出口温度設
定値39と再熱器パス出口温度21との再熱器パス出口
温度偏差41を、前記積分ゲイン28を考慮して比例積
分微分処理し、該再熱器パス出口温度偏差41をなくす
ための再熱器ガスダンパ6の開度補正指令43を求め、
該開度補正指令43を前記再熱器ガスダンパ6の基本開
度指令26に対し加算し、再熱器ガスダンパ6の基本補
正開度指令45を求め、負荷変化時に出力される再熱器
ガスダンパ6の先行指令47に対し前記先行ゲイン30
を掛け、再熱器ガスダンパ6の先行指令48を求め、該
先行指令48を前記再熱器ガスダンパ6の基本補正開度
指令45に対し加算し、再熱器ガスダンパ開度指令23
として再熱器ガスダンパ6へ出力し、再熱器ガスダンパ
6の開度を調節することを特徴とする重油・オリマルジ
ョン焚ボイラの再熱蒸気温度制御方法にかかるものであ
る。
【0018】又、本発明は、再熱器5の出口部における
再熱器バイパススプレーライン16の接続部より下流側
の再熱器パス出口温度21を検出する再熱器パス出口温
度検出器22と、負荷指令25と重油・オリマルジョン
の混焼比率51とに基づき再熱器ガスダンパ6の基本開
度指令26を求めて出力する補間演算器27と、負荷指
令25と重油・オリマルジョンの混焼比率51とに基づ
き積分ゲイン28を求めて出力する補間演算器29と、
負荷指令25と重油・オリマルジョンの混焼比率51と
に基づき再熱器ガスダンパ6の先行指令47の先行ゲイ
ン30を求めて出力する補間演算器31と、再熱器パス
出口温度設定値39と前記再熱器パス出口温度検出器2
2で検出された再熱器パス出口温度21との差を求め、
再熱器パス出口温度偏差41を出力する減算器42と、
前記補間演算器29から出力される積分ゲイン28が設
定入力され、前記減算器42から出力される再熱器パス
出口温度偏差41を比例積分微分処理し、該再熱器パス
出口温度偏差41をなくすための再熱器ガスダンパ6の
開度補正指令43を求めて出力する比例積分微分調節器
44と、前記補間演算器27から出力される再熱器ガス
ダンパ6の基本開度指令26に対し前記比例積分微分調
節器44から出力される開度補正指令43を加算し、再
熱器ガスダンパ6の基本補正開度指令45を求めて出力
する加算器46と、負荷変化時に出力される再熱器ガス
ダンパ6の先行指令47に対し前記補間演算器31から
出力される先行ゲイン30を掛け、再熱器ガスダンパ6
の先行指令48として出力する乗算器49と、前記加算
器46から出力される再熱器ガスダンパ6の基本補正開
度指令45に対し、前記乗算器49から出力される先行
指令48を加算し、再熱器ガスダンパ開度指令23とし
て再熱器ガスダンパ6へ出力する加算器50とを備えた
ことを特徴とする重油・オリマルジョン焚ボイラの再熱
蒸気温度制御装置にかかるものである。
再熱器バイパススプレーライン16の接続部より下流側
の再熱器パス出口温度21を検出する再熱器パス出口温
度検出器22と、負荷指令25と重油・オリマルジョン
の混焼比率51とに基づき再熱器ガスダンパ6の基本開
度指令26を求めて出力する補間演算器27と、負荷指
令25と重油・オリマルジョンの混焼比率51とに基づ
き積分ゲイン28を求めて出力する補間演算器29と、
負荷指令25と重油・オリマルジョンの混焼比率51と
に基づき再熱器ガスダンパ6の先行指令47の先行ゲイ
ン30を求めて出力する補間演算器31と、再熱器パス
出口温度設定値39と前記再熱器パス出口温度検出器2
2で検出された再熱器パス出口温度21との差を求め、
再熱器パス出口温度偏差41を出力する減算器42と、
前記補間演算器29から出力される積分ゲイン28が設
定入力され、前記減算器42から出力される再熱器パス
出口温度偏差41を比例積分微分処理し、該再熱器パス
出口温度偏差41をなくすための再熱器ガスダンパ6の
開度補正指令43を求めて出力する比例積分微分調節器
44と、前記補間演算器27から出力される再熱器ガス
ダンパ6の基本開度指令26に対し前記比例積分微分調
節器44から出力される開度補正指令43を加算し、再
熱器ガスダンパ6の基本補正開度指令45を求めて出力
する加算器46と、負荷変化時に出力される再熱器ガス
ダンパ6の先行指令47に対し前記補間演算器31から
出力される先行ゲイン30を掛け、再熱器ガスダンパ6
の先行指令48として出力する乗算器49と、前記加算
器46から出力される再熱器ガスダンパ6の基本補正開
度指令45に対し、前記乗算器49から出力される先行
指令48を加算し、再熱器ガスダンパ開度指令23とし
て再熱器ガスダンパ6へ出力する加算器50とを備えた
ことを特徴とする重油・オリマルジョン焚ボイラの再熱
蒸気温度制御装置にかかるものである。
【0019】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
られる。
【0020】本発明の重油・オリマルジョン焚ボイラの
再熱蒸気温度制御方法においては、負荷指令25と重油
・オリマルジョンの混焼比率51とに基づき、再熱器ガ
スダンパ6の基本開度指令26と、積分ゲイン28と、
先行ゲイン30とが求められ、再熱器パス出口温度設定
値39と再熱器パス出口温度21との再熱器パス出口温
度偏差41が、前記積分ゲイン28を考慮して比例積分
微分処理され、該再熱器パス出口温度偏差41をなくす
ための再熱器ガスダンパ6の開度補正指令43が求めら
れ、該開度補正指令43が前記再熱器ガスダンパ6の基
本開度指令26に対し加算され、再熱器ガスダンパ6の
基本補正開度指令45が求められ、負荷変化時に出力さ
れる再熱器ガスダンパ6の先行指令47に対し前記先行
ゲイン30が掛けられ、再熱器ガスダンパ6の先行指令
48が求められ、該先行指令48が前記再熱器ガスダン
パ6の基本補正開度指令45に対し加算され、再熱器ガ
スダンパ開度指令23として再熱器ガスダンパ6へ出力
され、再熱器ガスダンパ6の開度が調節され、再熱器5
を通過するガス量がコントロールされ、これにより、再
熱器パス出口温度21が再熱器パス出口温度設定値39
と等しくなるように制御が行われる。
再熱蒸気温度制御方法においては、負荷指令25と重油
・オリマルジョンの混焼比率51とに基づき、再熱器ガ
スダンパ6の基本開度指令26と、積分ゲイン28と、
先行ゲイン30とが求められ、再熱器パス出口温度設定
値39と再熱器パス出口温度21との再熱器パス出口温
度偏差41が、前記積分ゲイン28を考慮して比例積分
微分処理され、該再熱器パス出口温度偏差41をなくす
ための再熱器ガスダンパ6の開度補正指令43が求めら
れ、該開度補正指令43が前記再熱器ガスダンパ6の基
本開度指令26に対し加算され、再熱器ガスダンパ6の
基本補正開度指令45が求められ、負荷変化時に出力さ
れる再熱器ガスダンパ6の先行指令47に対し前記先行
ゲイン30が掛けられ、再熱器ガスダンパ6の先行指令
48が求められ、該先行指令48が前記再熱器ガスダン
パ6の基本補正開度指令45に対し加算され、再熱器ガ
スダンパ開度指令23として再熱器ガスダンパ6へ出力
され、再熱器ガスダンパ6の開度が調節され、再熱器5
を通過するガス量がコントロールされ、これにより、再
熱器パス出口温度21が再熱器パス出口温度設定値39
と等しくなるように制御が行われる。
【0021】又、本発明の重油・オリマルジョン焚ボイ
ラの再熱蒸気温度制御装置においては、再熱器パス出口
温度検出器22によって、再熱器5の出口部における再
熱器バイパススプレーライン16の接続部より下流側の
再熱器パス出口温度21が検出され、補間演算器27に
おいて負荷指令25と重油・オリマルジョンの混焼比率
51とに基づき再熱器ガスダンパ6の基本開度指令26
が求められて加算器46へ出力され、補間演算器29に
おいて負荷指令25と重油・オリマルジョンの混焼比率
51とに基づき積分ゲイン28が求められて比例積分微
分調節器44へ出力され、補間演算器31において負荷
指令25と重油・オリマルジョンの混焼比率51とに基
づき再熱器ガスダンパ6の先行指令47の先行ゲイン3
0が求められて乗算器49へ出力され、減算器42にお
いて再熱器パス出口温度設定値39と前記再熱器パス出
口温度検出器22で検出された再熱器パス出口温度21
との差が求められ、再熱器パス出口温度偏差41が比例
積分微分調節器44へ出力され、該比例積分微分調節器
44において前記補間演算器29から出力される積分ゲ
イン28が設定入力され、前記減算器42から出力され
る再熱器パス出口温度偏差41が比例積分微分処理さ
れ、該再熱器パス出口温度偏差41をなくすための再熱
器ガスダンパ6の開度補正指令43が求められて加算器
46へ出力され、該加算器46において前記補間演算器
27から出力される再熱器ガスダンパ6の基本開度指令
26に対し前記比例積分微分調節器44から出力される
開度補正指令43が加算され、再熱器ガスダンパ6の基
本補正開度指令45が求められて加算器50へ出力さ
れ、乗算器49において負荷変化時に出力される再熱器
ガスダンパ6の先行指令47に対し前記補間演算器31
から出力される先行ゲイン30が掛けられ、再熱器ガス
ダンパ6の先行指令48として加算器50へ出力され、
該加算器50において前記加算器46から出力される再
熱器ガスダンパ6の基本補正開度指令45に対し、前記
乗算器49から出力される先行指令48が加算され、再
熱器ガスダンパ開度指令23として再熱器ガスダンパ6
へ出力され、再熱器ガスダンパ6の開度が調節され、再
熱器5を通過するガス量がコントロールされ、これによ
り、再熱器パス出口温度21が再熱器パス出口温度設定
値39と等しくなるように制御が行われる。
ラの再熱蒸気温度制御装置においては、再熱器パス出口
温度検出器22によって、再熱器5の出口部における再
熱器バイパススプレーライン16の接続部より下流側の
再熱器パス出口温度21が検出され、補間演算器27に
おいて負荷指令25と重油・オリマルジョンの混焼比率
51とに基づき再熱器ガスダンパ6の基本開度指令26
が求められて加算器46へ出力され、補間演算器29に
おいて負荷指令25と重油・オリマルジョンの混焼比率
51とに基づき積分ゲイン28が求められて比例積分微
分調節器44へ出力され、補間演算器31において負荷
指令25と重油・オリマルジョンの混焼比率51とに基
づき再熱器ガスダンパ6の先行指令47の先行ゲイン3
0が求められて乗算器49へ出力され、減算器42にお
いて再熱器パス出口温度設定値39と前記再熱器パス出
口温度検出器22で検出された再熱器パス出口温度21
との差が求められ、再熱器パス出口温度偏差41が比例
積分微分調節器44へ出力され、該比例積分微分調節器
44において前記補間演算器29から出力される積分ゲ
イン28が設定入力され、前記減算器42から出力され
る再熱器パス出口温度偏差41が比例積分微分処理さ
れ、該再熱器パス出口温度偏差41をなくすための再熱
器ガスダンパ6の開度補正指令43が求められて加算器
46へ出力され、該加算器46において前記補間演算器
27から出力される再熱器ガスダンパ6の基本開度指令
26に対し前記比例積分微分調節器44から出力される
開度補正指令43が加算され、再熱器ガスダンパ6の基
本補正開度指令45が求められて加算器50へ出力さ
れ、乗算器49において負荷変化時に出力される再熱器
ガスダンパ6の先行指令47に対し前記補間演算器31
から出力される先行ゲイン30が掛けられ、再熱器ガス
ダンパ6の先行指令48として加算器50へ出力され、
該加算器50において前記加算器46から出力される再
熱器ガスダンパ6の基本補正開度指令45に対し、前記
乗算器49から出力される先行指令48が加算され、再
熱器ガスダンパ開度指令23として再熱器ガスダンパ6
へ出力され、再熱器ガスダンパ6の開度が調節され、再
熱器5を通過するガス量がコントロールされ、これによ
り、再熱器パス出口温度21が再熱器パス出口温度設定
値39と等しくなるように制御が行われる。
【0022】この結果、従来のように負荷指令25のみ
に基づいて再熱器ガスダンパ6の基本開度指令26と積
分ゲイン28と先行ゲイン30を求めるのではなく、重
油・オリマルジョンの混焼比率51をも考慮する形とな
るため、燃焼状態などの変化に対応したきめの細かい制
御が可能となる。
に基づいて再熱器ガスダンパ6の基本開度指令26と積
分ゲイン28と先行ゲイン30を求めるのではなく、重
油・オリマルジョンの混焼比率51をも考慮する形とな
るため、燃焼状態などの変化に対応したきめの細かい制
御が可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。
例と共に説明する。
【0024】図1は本発明を実施する形態の一例であっ
て、図中、図5及び図6と同一の符号を付した部分は同
一物を表わしており、基本的な構成は図5及び図6に示
す従来のものと同様であるが、本図示例の特徴とすると
ころは、関数発生器27’と関数発生器29’と関数発
生器31’の代りに、図1に示す如く、負荷指令25と
重油・オリマルジョンの混焼比率51とに基づき再熱器
ガスダンパ6の基本開度指令26を求めて出力する補間
演算器27と、負荷指令25と重油・オリマルジョンの
混焼比率51とに基づき積分ゲイン28を求めて出力す
る補間演算器29と、負荷指令25と重油・オリマルジ
ョンの混焼比率51とに基づき再熱器ガスダンパ6の先
行指令47の先行ゲイン30を求めて出力する補間演算
器31とを設けた点にある。
て、図中、図5及び図6と同一の符号を付した部分は同
一物を表わしており、基本的な構成は図5及び図6に示
す従来のものと同様であるが、本図示例の特徴とすると
ころは、関数発生器27’と関数発生器29’と関数発
生器31’の代りに、図1に示す如く、負荷指令25と
重油・オリマルジョンの混焼比率51とに基づき再熱器
ガスダンパ6の基本開度指令26を求めて出力する補間
演算器27と、負荷指令25と重油・オリマルジョンの
混焼比率51とに基づき積分ゲイン28を求めて出力す
る補間演算器29と、負荷指令25と重油・オリマルジ
ョンの混焼比率51とに基づき再熱器ガスダンパ6の先
行指令47の先行ゲイン30を求めて出力する補間演算
器31とを設けた点にある。
【0025】前記補間演算器27には、試運転時のデー
タに基づいて、例えば、図2に示す如く、混焼比率51
が重油100%(オリマルジョン0%)の場合の負荷指令
25に対する再熱器ガスダンパ6の基本開度指令26を
求める関数と、混焼比率51がオリマルジョン100%
(重油0%)の場合の負荷指令25に対する再熱器ガスダ
ンパ6の基本開度指令26を求める関数とが予め設定入
力されており、混焼比率51がその中間である場合に
は、自動的に補間演算が行われ、その混焼比率51での
負荷指令25に対する再熱器ガスダンパ6の基本開度指
令26が求められるようになっている。
タに基づいて、例えば、図2に示す如く、混焼比率51
が重油100%(オリマルジョン0%)の場合の負荷指令
25に対する再熱器ガスダンパ6の基本開度指令26を
求める関数と、混焼比率51がオリマルジョン100%
(重油0%)の場合の負荷指令25に対する再熱器ガスダ
ンパ6の基本開度指令26を求める関数とが予め設定入
力されており、混焼比率51がその中間である場合に
は、自動的に補間演算が行われ、その混焼比率51での
負荷指令25に対する再熱器ガスダンパ6の基本開度指
令26が求められるようになっている。
【0026】前記補間演算器29には、試運転時のデー
タに基づいて、例えば、図3に示す如く、混焼比率51
が重油100%(オリマルジョン0%)の場合の負荷指令
25に対する比例積分微分調節器44の積分ゲイン28
を求める関数と、混焼比率51がオリマルジョン100
%(重油0%)の場合の負荷指令25に対する比例積分微
分調節器44の積分ゲイン28を求める関数とが予め設
定入力されており、混焼比率51がその中間である場合
には、自動的に補間演算が行われ、その混焼比率51で
の負荷指令25に対する比例積分微分調節器44の積分
ゲイン28が求められるようになっている。
タに基づいて、例えば、図3に示す如く、混焼比率51
が重油100%(オリマルジョン0%)の場合の負荷指令
25に対する比例積分微分調節器44の積分ゲイン28
を求める関数と、混焼比率51がオリマルジョン100
%(重油0%)の場合の負荷指令25に対する比例積分微
分調節器44の積分ゲイン28を求める関数とが予め設
定入力されており、混焼比率51がその中間である場合
には、自動的に補間演算が行われ、その混焼比率51で
の負荷指令25に対する比例積分微分調節器44の積分
ゲイン28が求められるようになっている。
【0027】前記補間演算器31には、試運転時のデー
タに基づいて、例えば、図4に示す如く、混焼比率51
が重油100%(オリマルジョン0%)の場合の負荷指令
25に対する先行ゲイン30を求める関数と、混焼比率
51がオリマルジョン100%(重油0%)の場合の負荷
指令25に対する先行ゲイン30を求める関数とが予め
設定入力されており、混焼比率51がその中間である場
合には、自動的に補間演算が行われ、その混焼比率51
での負荷指令25に対する先行ゲイン30が求められる
ようになっている。
タに基づいて、例えば、図4に示す如く、混焼比率51
が重油100%(オリマルジョン0%)の場合の負荷指令
25に対する先行ゲイン30を求める関数と、混焼比率
51がオリマルジョン100%(重油0%)の場合の負荷
指令25に対する先行ゲイン30を求める関数とが予め
設定入力されており、混焼比率51がその中間である場
合には、自動的に補間演算が行われ、その混焼比率51
での負荷指令25に対する先行ゲイン30が求められる
ようになっている。
【0028】次に、上記図示例の作動を説明する。
【0029】ボイラ本体1の運転時には、従来と同様、
再熱器出口温度検出器20により再熱器5の出口部にお
ける再熱器バイパススプレーライン16の接続部より上
流側の再熱器出口温度19が検出されると共に、再熱器
パス出口温度検出器22により再熱器5の出口部におけ
る再熱器バイパススプレーライン16の接続部より下流
側の再熱器パス出口温度21が検出され、制御器24へ
入力される。
再熱器出口温度検出器20により再熱器5の出口部にお
ける再熱器バイパススプレーライン16の接続部より上
流側の再熱器出口温度19が検出されると共に、再熱器
パス出口温度検出器22により再熱器5の出口部におけ
る再熱器バイパススプレーライン16の接続部より下流
側の再熱器パス出口温度21が検出され、制御器24へ
入力される。
【0030】制御器24においては、補間演算器27に
おいて負荷指令25と重油・オリマルジョンの混焼比率
51とに基づき再熱器ガスダンパ6の基本開度指令26
が求められて加算器46へ出力され、補間演算器29に
おいて負荷指令25と重油・オリマルジョンの混焼比率
51とに基づき積分ゲイン28が求められて比例積分微
分調節器44へ出力され、補間演算器31において負荷
指令25と重油・オリマルジョンの混焼比率51とに基
づき再熱器ガスダンパ6の先行指令47の先行ゲイン3
0が求められて乗算器49へ出力される。
おいて負荷指令25と重油・オリマルジョンの混焼比率
51とに基づき再熱器ガスダンパ6の基本開度指令26
が求められて加算器46へ出力され、補間演算器29に
おいて負荷指令25と重油・オリマルジョンの混焼比率
51とに基づき積分ゲイン28が求められて比例積分微
分調節器44へ出力され、補間演算器31において負荷
指令25と重油・オリマルジョンの混焼比率51とに基
づき再熱器ガスダンパ6の先行指令47の先行ゲイン3
0が求められて乗算器49へ出力される。
【0031】又、従来と同様、関数発生器34において
は、再熱器出口温度設定値32に基づき再熱器パス出口
温度設定値33が求められて加算器40へ出力され、減
算器36において再熱器出口温度設定値32と前記再熱
器出口温度検出器20で検出された再熱器出口温度19
との差が求められ、再熱器出口温度偏差35が比例積分
調節器38へ出力され、該比例積分調節器38において
前記減算器36から出力される再熱器出口温度偏差35
が比例積分処理され、該再熱器出口温度偏差35をなく
すための信号が再熱器パス出口温度設定値修正指令37
として前記加算器40へ出力され、該加算器40におい
て前記関数発生器34から出力される再熱器パス出口温
度設定値33に対し前記比例積分調節器38から出力さ
れる再熱器パス出口温度設定値修正指令37が加算さ
れ、再熱器出口温度偏差35が考慮された再熱器パス出
口温度設定値39が減算器42へ出力され、該減算器4
2において前記加算器40から出力される再熱器パス出
口温度設定値39と再熱器パス出口温度検出器22で検
出された再熱器パス出口温度21との差が求められ、再
熱器パス出口温度偏差41が比例積分微分調節器44へ
出力される。
は、再熱器出口温度設定値32に基づき再熱器パス出口
温度設定値33が求められて加算器40へ出力され、減
算器36において再熱器出口温度設定値32と前記再熱
器出口温度検出器20で検出された再熱器出口温度19
との差が求められ、再熱器出口温度偏差35が比例積分
調節器38へ出力され、該比例積分調節器38において
前記減算器36から出力される再熱器出口温度偏差35
が比例積分処理され、該再熱器出口温度偏差35をなく
すための信号が再熱器パス出口温度設定値修正指令37
として前記加算器40へ出力され、該加算器40におい
て前記関数発生器34から出力される再熱器パス出口温
度設定値33に対し前記比例積分調節器38から出力さ
れる再熱器パス出口温度設定値修正指令37が加算さ
れ、再熱器出口温度偏差35が考慮された再熱器パス出
口温度設定値39が減算器42へ出力され、該減算器4
2において前記加算器40から出力される再熱器パス出
口温度設定値39と再熱器パス出口温度検出器22で検
出された再熱器パス出口温度21との差が求められ、再
熱器パス出口温度偏差41が比例積分微分調節器44へ
出力される。
【0032】該比例積分微分調節器44においては、前
記補間演算器29から出力される積分ゲイン28を考慮
する形で、前記減算器42から出力される再熱器パス出
口温度偏差41が比例積分微分処理され、該再熱器パス
出口温度偏差41をなくすための再熱器ガスダンパ6の
開度補正指令43が求められて加算器46へ出力され、
該加算器46において前記補間演算器27から出力され
る再熱器ガスダンパ6の基本開度指令26に対し前記比
例積分微分調節器44から出力される開度補正指令43
が加算され、再熱器ガスダンパ6の基本補正開度指令4
5が求められて加算器50へ出力される。
記補間演算器29から出力される積分ゲイン28を考慮
する形で、前記減算器42から出力される再熱器パス出
口温度偏差41が比例積分微分処理され、該再熱器パス
出口温度偏差41をなくすための再熱器ガスダンパ6の
開度補正指令43が求められて加算器46へ出力され、
該加算器46において前記補間演算器27から出力され
る再熱器ガスダンパ6の基本開度指令26に対し前記比
例積分微分調節器44から出力される開度補正指令43
が加算され、再熱器ガスダンパ6の基本補正開度指令4
5が求められて加算器50へ出力される。
【0033】ここで、乗算器49においては、負荷変化
時に出力される再熱器ガスダンパ6の先行指令47に対
し前記補間演算器31から出力される先行ゲイン30が
掛けられ、再熱器ガスダンパ6の先行指令48として前
記加算器50へ出力され、該加算器50において前記加
算器46から出力される再熱器ガスダンパ6の基本補正
開度指令45に対し、前記乗算器49から出力される先
行指令48が加算され、再熱器ガスダンパ開度指令23
として再熱器ガスダンパ6へ出力され、再熱器ガスダン
パ6の開度が調節され、再熱器5を通過するガス量がコ
ントロールされ、これにより、再熱器パス出口温度21
が再熱器パス出口温度設定値39と等しくなるように制
御が行われる。
時に出力される再熱器ガスダンパ6の先行指令47に対
し前記補間演算器31から出力される先行ゲイン30が
掛けられ、再熱器ガスダンパ6の先行指令48として前
記加算器50へ出力され、該加算器50において前記加
算器46から出力される再熱器ガスダンパ6の基本補正
開度指令45に対し、前記乗算器49から出力される先
行指令48が加算され、再熱器ガスダンパ開度指令23
として再熱器ガスダンパ6へ出力され、再熱器ガスダン
パ6の開度が調節され、再熱器5を通過するガス量がコ
ントロールされ、これにより、再熱器パス出口温度21
が再熱器パス出口温度設定値39と等しくなるように制
御が行われる。
【0034】この結果、従来のように負荷指令25のみ
に基づいて再熱器ガスダンパ6の基本開度指令26と積
分ゲイン28と先行ゲイン30を求めるのではなく、重
油・オリマルジョンの混焼比率51をも考慮する形とな
るため、燃焼状態などの変化に対応したきめの細かい制
御が可能となる。
に基づいて再熱器ガスダンパ6の基本開度指令26と積
分ゲイン28と先行ゲイン30を求めるのではなく、重
油・オリマルジョンの混焼比率51をも考慮する形とな
るため、燃焼状態などの変化に対応したきめの細かい制
御が可能となる。
【0035】こうして、重油・オリマルジョンの混焼比
率が変化した際にも、良好な再熱蒸気温度の制御を行い
得る。
率が変化した際にも、良好な再熱蒸気温度の制御を行い
得る。
【0036】尚、本発明の重油・オリマルジョン焚ボイ
ラの再熱蒸気温度制御方法及び装置は、上述の図示例に
のみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であ
る。
ラの再熱蒸気温度制御方法及び装置は、上述の図示例に
のみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であ
る。
【0037】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の重油・オ
リマルジョン焚ボイラの再熱蒸気温度制御方法及び装置
によれば、重油・オリマルジョンの混焼比率が変化した
際にも、良好な再熱蒸気温度の制御を行い得るという優
れた効果を奏し得る。
リマルジョン焚ボイラの再熱蒸気温度制御方法及び装置
によれば、重油・オリマルジョンの混焼比率が変化した
際にも、良好な再熱蒸気温度の制御を行い得るという優
れた効果を奏し得る。
【図1】本発明を実施する形態の一例の制御ブロック図
である。
である。
【図2】図1に示される補間演算器27に設定入力され
た関数を表わす線図である。
た関数を表わす線図である。
【図3】図1に示される補間演算器29に設定入力され
た関数を表わす線図である。
た関数を表わす線図である。
【図4】図1に示される補間演算器31に設定入力され
た関数を表わす線図である。
た関数を表わす線図である。
【図5】重油・オリマルジョン焚ボイラの一例の全体概
要構成図である。
要構成図である。
【図6】従来例の制御ブロック図である。
【図7】図6に示される関数発生器27’に設定入力さ
れた関数を表わす線図である。
れた関数を表わす線図である。
【図8】図6に示される関数発生器29’に設定入力さ
れた関数を表わす線図である。
れた関数を表わす線図である。
【図9】図6に示される関数発生器31’に設定入力さ
れた関数を表わす線図である。
れた関数を表わす線図である。
【図10】図1及び図6に示される関数発生器34に設
定入力された関数を表わす線図である。
定入力された関数を表わす線図である。
5 再熱器 6 再熱器ガスダンパ 16 再熱器バイパススプレーライン 21 再熱器パス出口温度 22 再熱器パス出口温度検出器 23 再熱器ガスダンパ開度指令 24 制御器 25 負荷指令 26 基本開度指令 27 補間演算器 28 積分ゲイン 29 補間演算器 30 先行ゲイン 31 補間演算器 39 再熱器パス出口温度設定値 41 再熱器パス出口温度偏差 42 減算器 43 開度補正指令 44 比例積分微分調節器 45 基本補正開度指令 46 加算器 47 先行指令 48 先行指令 49 乗算器 50 加算器 51 混焼比率
Claims (2)
- 【請求項1】 負荷指令(25)と重油・オリマルジョ
ンの混焼比率(51)とに基づき、再熱器ガスダンパ
(6)の基本開度指令(26)と、積分ゲイン(28)
と、先行ゲイン(30)とを求め、 再熱器パス出口温度設定値(39)と再熱器パス出口温
度(21)との再熱器パス出口温度偏差(41)を、前
記積分ゲイン(28)を考慮して比例積分微分処理し、
該再熱器パス出口温度偏差(41)をなくすための再熱
器ガスダンパ(6)の開度補正指令(43)を求め、 該開度補正指令(43)を前記再熱器ガスダンパ(6)
の基本開度指令(26)に対し加算し、再熱器ガスダン
パ(6)の基本補正開度指令(45)を求め、負荷変化
時に出力される再熱器ガスダンパ(6)の先行指令(4
7)に対し前記先行ゲイン(30)を掛け、再熱器ガス
ダンパ(6)の先行指令(48)を求め、 該先行指令(48)を前記再熱器ガスダンパ(6)の基
本補正開度指令(45)に対し加算し、再熱器ガスダン
パ開度指令(23)として再熱器ガスダンパ(6)へ出
力し、 再熱器ガスダンパ(6)の開度を調節することを特徴と
する重油・オリマルジョン焚ボイラの再熱蒸気温度制御
方法。 - 【請求項2】 再熱器(5)の出口部における再熱器バ
イパススプレーライン(16)の接続部より下流側の再
熱器パス出口温度(21)を検出する再熱器パス出口温
度検出器(22)と、 負荷指令(25)と重油・オリマルジョンの混焼比率
(51)とに基づき再熱器ガスダンパ(6)の基本開度
指令(26)を求めて出力する補間演算器(27)と、 負荷指令(25)と重油・オリマルジョンの混焼比率
(51)とに基づき積分ゲイン(28)を求めて出力す
る補間演算器(29)と、 負荷指令(25)と重油・オリマルジョンの混焼比率
(51)とに基づき再熱器ガスダンパ(6)の先行指令
(47)の先行ゲイン(30)を求めて出力する補間演
算器(31)と、 再熱器パス出口温度設定値(39)と前記再熱器パス出
口温度検出器(22)で検出された再熱器パス出口温度
(21)との差を求め、再熱器パス出口温度偏差(4
1)を出力する減算器(42)と、 前記補間演算器(29)から出力される積分ゲイン(2
8)が設定入力され、前記減算器(42)から出力され
る再熱器パス出口温度偏差(41)を比例積分微分処理
し、該再熱器パス出口温度偏差(41)をなくすための
再熱器ガスダンパ(6)の開度補正指令(43)を求め
て出力する比例積分微分調節器(44)と、 前記補間演算器(27)から出力される再熱器ガスダン
パ(6)の基本開度指令(26)に対し前記比例積分微
分調節器(44)から出力される開度補正指令(43)
を加算し、再熱器ガスダンパ(6)の基本補正開度指令
(45)を求めて出力する加算器(46)と、 負荷変化時に出力される再熱器ガスダンパ(6)の先行
指令(47)に対し前記補間演算器(31)から出力さ
れる先行ゲイン(30)を掛け、再熱器ガスダンパ
(6)の先行指令(48)として出力する乗算器(4
9)と、 前記加算器(46)から出力される再熱器ガスダンパ
(6)の基本補正開度指令(45)に対し、前記乗算器
(49)から出力される先行指令(48)を加算し、再
熱器ガスダンパ開度指令(23)として再熱器ガスダン
パ(6)へ出力する加算器(50)とを備えたことを特
徴とする重油・オリマルジョン焚ボイラの再熱蒸気温度
制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11124071A JP2000314504A (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | 重油・オリマルジョン焚ボイラの再熱蒸気温度制御方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11124071A JP2000314504A (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | 重油・オリマルジョン焚ボイラの再熱蒸気温度制御方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000314504A true JP2000314504A (ja) | 2000-11-14 |
Family
ID=14876231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11124071A Pending JP2000314504A (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | 重油・オリマルジョン焚ボイラの再熱蒸気温度制御方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000314504A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012215340A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 蒸気送気システム及び蒸気送気方法 |
JP2014219118A (ja) * | 2013-05-01 | 2014-11-20 | 三浦工業株式会社 | ボイラ |
-
1999
- 1999-04-30 JP JP11124071A patent/JP2000314504A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012215340A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 蒸気送気システム及び蒸気送気方法 |
JP2014219118A (ja) * | 2013-05-01 | 2014-11-20 | 三浦工業株式会社 | ボイラ |
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