JP2002147711A - ボイラの再熱蒸気温度制御装置 - Google Patents
ボイラの再熱蒸気温度制御装置Info
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- JP2002147711A JP2002147711A JP2000342111A JP2000342111A JP2002147711A JP 2002147711 A JP2002147711 A JP 2002147711A JP 2000342111 A JP2000342111 A JP 2000342111A JP 2000342111 A JP2000342111 A JP 2000342111A JP 2002147711 A JP2002147711 A JP 2002147711A
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- Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 流量検出器等を設けることなく、再熱器へ導
入される蒸気流量の変動を早期に捉えることができ、負
荷変化時の再熱蒸気温度の制御性を改善し得るボイラの
再熱蒸気温度制御装置を提供する。 【解決手段】 再熱器出口蒸気温度設定値19と再熱器
入口蒸気温度24との蒸気温度差26に、発電機出力2
7に基づいて求めた再熱蒸気流量28を掛けて再熱器で
の必要収熱量29を求め、これに燃料流量指令30に基
づいて求めたガスの熱量に関する補正ゲイン31を掛け
て再熱器での必要ガス流量32を求め、これに基づいて
理論再熱器ガスダンパ開度指令33を求めると共に、再
熱器出口蒸気温度偏差20をなくすための再熱器ガスダ
ンパ開度指令17を求め、これに理論再熱器ガスダンパ
開度指令33を加えた補正再熱器ガスダンパ開度指令1
7’を再熱器ガスダンパ6へ出力するよう構成する。
入される蒸気流量の変動を早期に捉えることができ、負
荷変化時の再熱蒸気温度の制御性を改善し得るボイラの
再熱蒸気温度制御装置を提供する。 【解決手段】 再熱器出口蒸気温度設定値19と再熱器
入口蒸気温度24との蒸気温度差26に、発電機出力2
7に基づいて求めた再熱蒸気流量28を掛けて再熱器で
の必要収熱量29を求め、これに燃料流量指令30に基
づいて求めたガスの熱量に関する補正ゲイン31を掛け
て再熱器での必要ガス流量32を求め、これに基づいて
理論再熱器ガスダンパ開度指令33を求めると共に、再
熱器出口蒸気温度偏差20をなくすための再熱器ガスダ
ンパ開度指令17を求め、これに理論再熱器ガスダンパ
開度指令33を加えた補正再熱器ガスダンパ開度指令1
7’を再熱器ガスダンパ6へ出力するよう構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボイラの再熱蒸気
温度制御装置に関するものである。
温度制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のボイラの一例を表わすもの
であって、図6中、1はボイラ本体、2はボイラ本体1
の火炉、3はボイラ本体1内に燃料を噴射して燃焼させ
るためのバーナ、4はボイラ本体1の後部伝熱部、5は
後部伝熱部4に配設された再熱器、6は再熱器5の下流
側に配設され再熱蒸気の温度制御を行うための再熱器ガ
スダンパであり、燃料をバーナ3からボイラ本体1の火
炉2内へ噴射して燃焼させ、該ボイラ本体1の火炉2内
における燃料の燃焼によって生じた燃焼ガスを後部伝熱
部4へ導き、再熱器5と図示していない過熱器や節炭器
等を加熱するようになっている。
であって、図6中、1はボイラ本体、2はボイラ本体1
の火炉、3はボイラ本体1内に燃料を噴射して燃焼させ
るためのバーナ、4はボイラ本体1の後部伝熱部、5は
後部伝熱部4に配設された再熱器、6は再熱器5の下流
側に配設され再熱蒸気の温度制御を行うための再熱器ガ
スダンパであり、燃料をバーナ3からボイラ本体1の火
炉2内へ噴射して燃焼させ、該ボイラ本体1の火炉2内
における燃料の燃焼によって生じた燃焼ガスを後部伝熱
部4へ導き、再熱器5と図示していない過熱器や節炭器
等を加熱するようになっている。
【0003】又、図6中、7は高圧タービン、8は中低
圧タービン、9は高圧タービン7と中低圧タービン8に
よって駆動される発電機であり、ボイラ本体1の過熱器
(図示せず)で過熱された主蒸気を主蒸気ライン10を
介して高圧タービン7へ導入し、該高圧タービン7を駆
動し発電機9で発電を行うと共に、前記高圧タービン7
を駆動した後の蒸気を再熱ライン11を介してボイラ本
体1の再熱器5へ導き、該再熱器5で再熱してから中低
圧タービン8へ導入し、該中低圧タービン8を駆動し発
電機9で発電を行い、前記中低圧タービン8を駆動した
後の蒸気を復水ライン12を介して復水器13へ導き、
該復水器13で前記蒸気をボイラ給水に戻し、ボイラフ
ィードポンプ14により、図示していない節炭器を経て
ボイラ本体1の火炉2へ導き循環させるようになってい
る。
圧タービン、9は高圧タービン7と中低圧タービン8に
よって駆動される発電機であり、ボイラ本体1の過熱器
(図示せず)で過熱された主蒸気を主蒸気ライン10を
介して高圧タービン7へ導入し、該高圧タービン7を駆
動し発電機9で発電を行うと共に、前記高圧タービン7
を駆動した後の蒸気を再熱ライン11を介してボイラ本
体1の再熱器5へ導き、該再熱器5で再熱してから中低
圧タービン8へ導入し、該中低圧タービン8を駆動し発
電機9で発電を行い、前記中低圧タービン8を駆動した
後の蒸気を復水ライン12を介して復水器13へ導き、
該復水器13で前記蒸気をボイラ給水に戻し、ボイラフ
ィードポンプ14により、図示していない節炭器を経て
ボイラ本体1の火炉2へ導き循環させるようになってい
る。
【0004】前記再熱器5で加熱される再熱蒸気の温度
の制御については、再熱器ガスダンパ6の開度を調節
し、再熱器5を通過するガス流量をコントロールするこ
とによって行うようになっている。
の制御については、再熱器ガスダンパ6の開度を調節
し、再熱器5を通過するガス流量をコントロールするこ
とによって行うようになっている。
【0005】更に、前記再熱器5で加熱される再熱蒸気
の温度を制御するために、再熱器5の出口部における再
熱器出口蒸気温度15を検出する再熱器出口蒸気温度検
出器16と、前記再熱器出口蒸気温度検出器16で検出
された再熱器出口蒸気温度15に基づいて再熱器ガスダ
ンパ開度指令17を再熱器ガスダンパ6へ出力する制御
器18とが設けられている。
の温度を制御するために、再熱器5の出口部における再
熱器出口蒸気温度15を検出する再熱器出口蒸気温度検
出器16と、前記再熱器出口蒸気温度検出器16で検出
された再熱器出口蒸気温度15に基づいて再熱器ガスダ
ンパ開度指令17を再熱器ガスダンパ6へ出力する制御
器18とが設けられている。
【0006】前記制御器18は、図7に示される如く、
再熱器出口蒸気温度設定値19と前記再熱器出口蒸気温
度検出器16で検出された再熱器出口蒸気温度15との
再熱器出口蒸気温度偏差20を求めて出力する減算器2
1と、該減算器21から出力される再熱器出口蒸気温度
偏差20を比例積分処理し、該再熱器出口蒸気温度偏差
20をなくすための再熱器ガスダンパ開度指令17を求
めて再熱器ガスダンパ6へ出力する比例積分調節器23
とを備えてなる構成を有している。
再熱器出口蒸気温度設定値19と前記再熱器出口蒸気温
度検出器16で検出された再熱器出口蒸気温度15との
再熱器出口蒸気温度偏差20を求めて出力する減算器2
1と、該減算器21から出力される再熱器出口蒸気温度
偏差20を比例積分処理し、該再熱器出口蒸気温度偏差
20をなくすための再熱器ガスダンパ開度指令17を求
めて再熱器ガスダンパ6へ出力する比例積分調節器23
とを備えてなる構成を有している。
【0007】ボイラ本体1の運転時には、再熱器出口蒸
気温度検出器16により再熱器5の出口部における再熱
器出口蒸気温度15が検出され、制御器18へ入力され
る。
気温度検出器16により再熱器5の出口部における再熱
器出口蒸気温度15が検出され、制御器18へ入力され
る。
【0008】制御器18においては、減算器21におい
て再熱器出口蒸気温度設定値19と前記再熱器出口蒸気
温度検出器16で検出された再熱器出口蒸気温度15と
の再熱器出口蒸気温度偏差20が求められて比例積分調
節器23へ出力され、該比例積分調節器23において前
記減算器21から出力される再熱器出口蒸気温度偏差2
0が比例積分処理され、該再熱器出口蒸気温度偏差20
をなくすための再熱器ガスダンパ開度指令17が求めら
れて再熱器ガスダンパ6へ出力され、再熱器ガスダンパ
6の開度が調節され、再熱器5を通過するガス流量がコ
ントロールされ、これにより、再熱器出口蒸気温度15
が再熱器出口蒸気温度設定値19と等しくなるように制
御が行われる。
て再熱器出口蒸気温度設定値19と前記再熱器出口蒸気
温度検出器16で検出された再熱器出口蒸気温度15と
の再熱器出口蒸気温度偏差20が求められて比例積分調
節器23へ出力され、該比例積分調節器23において前
記減算器21から出力される再熱器出口蒸気温度偏差2
0が比例積分処理され、該再熱器出口蒸気温度偏差20
をなくすための再熱器ガスダンパ開度指令17が求めら
れて再熱器ガスダンパ6へ出力され、再熱器ガスダンパ
6の開度が調節され、再熱器5を通過するガス流量がコ
ントロールされ、これにより、再熱器出口蒸気温度15
が再熱器出口蒸気温度設定値19と等しくなるように制
御が行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述の如き
従来の再熱蒸気温度制御装置では、再熱器5へ導入され
る蒸気流量を計測するために再熱ライン11途中に絞り
等を用いた流量検出器を設けると、圧力損失が大きくな
り、プラント全体の効率低下につながるため、再熱器5
へ導入される蒸気流量の変動については考慮されておら
ず、単に再熱器出口蒸気温度15のみを用いて制御が行
われている。
従来の再熱蒸気温度制御装置では、再熱器5へ導入され
る蒸気流量を計測するために再熱ライン11途中に絞り
等を用いた流量検出器を設けると、圧力損失が大きくな
り、プラント全体の効率低下につながるため、再熱器5
へ導入される蒸気流量の変動については考慮されておら
ず、単に再熱器出口蒸気温度15のみを用いて制御が行
われている。
【0010】しかしながら、再熱器5へ導入される蒸気
流量の変動に対し、再熱器出口蒸気温度15の変動は遅
れて現われるので、従来のように単に再熱器出口蒸気温
度15のみを用いて制御を行うのでは、制御の応答性が
あまりよいとは言えず、例えば、負荷変化時にタービン
抽気量が変化して再熱蒸気流量が変化したような場合、
再熱器出口蒸気温度15の変動が避けられず、制御が不
安定になるという欠点を有していた。
流量の変動に対し、再熱器出口蒸気温度15の変動は遅
れて現われるので、従来のように単に再熱器出口蒸気温
度15のみを用いて制御を行うのでは、制御の応答性が
あまりよいとは言えず、例えば、負荷変化時にタービン
抽気量が変化して再熱蒸気流量が変化したような場合、
再熱器出口蒸気温度15の変動が避けられず、制御が不
安定になるという欠点を有していた。
【0011】本発明は、斯かる実情に鑑み、流量検出器
等を設けることなく、再熱器へ導入される蒸気流量の変
動を早期に捉えることができ、負荷変化時の再熱蒸気温
度の制御性を改善し得るボイラの再熱蒸気温度制御装置
を提供しようとするものである。
等を設けることなく、再熱器へ導入される蒸気流量の変
動を早期に捉えることができ、負荷変化時の再熱蒸気温
度の制御性を改善し得るボイラの再熱蒸気温度制御装置
を提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、再熱器の入口
部における再熱器入口蒸気温度を検出する再熱器入口蒸
気温度検出器と、再熱器の出口部における再熱器出口蒸
気温度を検出する再熱器出口蒸気温度検出器と、再熱器
出口蒸気温度設定値と前記再熱器入口蒸気温度検出器で
検出された再熱器入口蒸気温度との蒸気温度差を求め、
発電機出力に基づいて再熱蒸気流量を求め、前記蒸気温
度差に再熱蒸気流量を掛けて再熱器での必要収熱量を求
め、燃料流量指令に基づいてガスの熱量に関する補正ゲ
インを求め、前記必要収熱量に補正ゲインを掛けて再熱
器での必要ガス流量を求め、該必要ガス流量に基づいて
理論再熱器ガスダンパ開度指令を求めると共に、再熱器
出口蒸気温度設定値と前記再熱器出口蒸気温度検出器で
検出された再熱器出口蒸気温度との再熱器出口蒸気温度
偏差を求め、該再熱器出口蒸気温度偏差をなくすための
再熱器ガスダンパ開度指令を求め、該再熱器ガスダンパ
開度指令に前記理論再熱器ガスダンパ開度指令を加えた
補正再熱器ガスダンパ開度指令を再熱器ガスダンパへ出
力する制御器とを備えたことを特徴とするボイラの再熱
蒸気温度制御装置にかかるものである。
部における再熱器入口蒸気温度を検出する再熱器入口蒸
気温度検出器と、再熱器の出口部における再熱器出口蒸
気温度を検出する再熱器出口蒸気温度検出器と、再熱器
出口蒸気温度設定値と前記再熱器入口蒸気温度検出器で
検出された再熱器入口蒸気温度との蒸気温度差を求め、
発電機出力に基づいて再熱蒸気流量を求め、前記蒸気温
度差に再熱蒸気流量を掛けて再熱器での必要収熱量を求
め、燃料流量指令に基づいてガスの熱量に関する補正ゲ
インを求め、前記必要収熱量に補正ゲインを掛けて再熱
器での必要ガス流量を求め、該必要ガス流量に基づいて
理論再熱器ガスダンパ開度指令を求めると共に、再熱器
出口蒸気温度設定値と前記再熱器出口蒸気温度検出器で
検出された再熱器出口蒸気温度との再熱器出口蒸気温度
偏差を求め、該再熱器出口蒸気温度偏差をなくすための
再熱器ガスダンパ開度指令を求め、該再熱器ガスダンパ
開度指令に前記理論再熱器ガスダンパ開度指令を加えた
補正再熱器ガスダンパ開度指令を再熱器ガスダンパへ出
力する制御器とを備えたことを特徴とするボイラの再熱
蒸気温度制御装置にかかるものである。
【0013】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
られる。
【0014】ボイラ本体の運転時には、再熱器入口蒸気
温度検出器により再熱器の入口部における再熱器入口蒸
気温度が検出されると共に、再熱器出口蒸気温度検出器
により再熱器の出口部における再熱器出口蒸気温度が検
出され、制御器へ入力され、該制御器においては、再熱
器出口蒸気温度設定値と前記再熱器入口蒸気温度検出器
で検出された再熱器入口蒸気温度との蒸気温度差が求め
られ、発電機出力に基づいて再熱蒸気流量が求められ、
前記蒸気温度差に再熱蒸気流量が掛けられて再熱器での
必要収熱量が求められ、燃料流量指令に基づいてガスの
熱量に関する補正ゲインが求められ、前記必要収熱量に
補正ゲインが掛けられて再熱器での必要ガス流量が求め
られ、該必要ガス流量に基づいて理論再熱器ガスダンパ
開度指令が求められると共に、再熱器出口蒸気温度設定
値と前記再熱器出口蒸気温度検出器で検出された再熱器
出口蒸気温度との再熱器出口蒸気温度偏差が求められ、
該再熱器出口蒸気温度偏差をなくすための再熱器ガスダ
ンパ開度指令が求められ、該再熱器ガスダンパ開度指令
に前記理論再熱器ガスダンパ開度指令が加えられた補正
再熱器ガスダンパ開度指令が再熱器ガスダンパへ出力さ
れ、再熱器ガスダンパの開度が調節され、再熱器を通過
するガス流量がコントロールされる。
温度検出器により再熱器の入口部における再熱器入口蒸
気温度が検出されると共に、再熱器出口蒸気温度検出器
により再熱器の出口部における再熱器出口蒸気温度が検
出され、制御器へ入力され、該制御器においては、再熱
器出口蒸気温度設定値と前記再熱器入口蒸気温度検出器
で検出された再熱器入口蒸気温度との蒸気温度差が求め
られ、発電機出力に基づいて再熱蒸気流量が求められ、
前記蒸気温度差に再熱蒸気流量が掛けられて再熱器での
必要収熱量が求められ、燃料流量指令に基づいてガスの
熱量に関する補正ゲインが求められ、前記必要収熱量に
補正ゲインが掛けられて再熱器での必要ガス流量が求め
られ、該必要ガス流量に基づいて理論再熱器ガスダンパ
開度指令が求められると共に、再熱器出口蒸気温度設定
値と前記再熱器出口蒸気温度検出器で検出された再熱器
出口蒸気温度との再熱器出口蒸気温度偏差が求められ、
該再熱器出口蒸気温度偏差をなくすための再熱器ガスダ
ンパ開度指令が求められ、該再熱器ガスダンパ開度指令
に前記理論再熱器ガスダンパ開度指令が加えられた補正
再熱器ガスダンパ開度指令が再熱器ガスダンパへ出力さ
れ、再熱器ガスダンパの開度が調節され、再熱器を通過
するガス流量がコントロールされる。
【0015】これにより、従来のように、単に再熱器出
口蒸気温度のみを用いて制御を行うのとは異なり、再熱
器へ導入される蒸気流量の変動を発電機出力に基づいて
いち早く捉えつつ、再熱器出口蒸気温度が再熱器出口蒸
気温度設定値と等しくなるように制御が行われる形とな
るため、制御の応答性がよくなり、負荷変化時にタービ
ン抽気量が変化して再熱蒸気流量が変化したような場合
にも、再熱器出口蒸気温度の変動が最小限に抑えられ、
制御が安定することとなる。
口蒸気温度のみを用いて制御を行うのとは異なり、再熱
器へ導入される蒸気流量の変動を発電機出力に基づいて
いち早く捉えつつ、再熱器出口蒸気温度が再熱器出口蒸
気温度設定値と等しくなるように制御が行われる形とな
るため、制御の応答性がよくなり、負荷変化時にタービ
ン抽気量が変化して再熱蒸気流量が変化したような場合
にも、再熱器出口蒸気温度の変動が最小限に抑えられ、
制御が安定することとなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。
例と共に説明する。
【0017】図1〜図5は本発明を実施する形態の一例
であって、図中、図6及び図7と同一の符号を付した部
分は同一物を表わしており、再熱器出口蒸気温度検出器
16に加え、再熱器5の入口部における再熱器入口蒸気
温度24を検出する再熱器入口蒸気温度検出器25を設
け、該再熱器入口蒸気温度検出器25で検出された再熱
器入口蒸気温度24を制御器18へ入力するようにし、
該制御器18において、再熱器出口蒸気温度設定値19
と前記再熱器入口蒸気温度検出器25で検出された再熱
器入口蒸気温度24との蒸気温度差26(再熱器5にお
いて加熱すべき蒸気温度)を求め、発電機出力27に基
づいて再熱蒸気流量28を求め、前記蒸気温度差26に
再熱蒸気流量28を掛けて再熱器5での必要収熱量29
を求め、燃料流量指令30に基づいてガスの熱量に関す
る補正ゲイン31を求め、前記必要収熱量29に補正ゲ
イン31を掛けて再熱器5での必要ガス流量32を求
め、該必要ガス流量32に基づいて理論再熱器ガスダン
パ開度指令33を求めると共に、再熱器出口蒸気温度設
定値19と前記再熱器出口蒸気温度検出器16で検出さ
れた再熱器出口蒸気温度15との再熱器出口蒸気温度偏
差20を求め、該再熱器出口蒸気温度偏差20をなくす
ための再熱器ガスダンパ開度指令17を求め、該再熱器
ガスダンパ開度指令17に前記理論再熱器ガスダンパ開
度指令33を加えた補正再熱器ガスダンパ開度指令1
7’を再熱器ガスダンパ6へ出力するよう構成したもの
である。
であって、図中、図6及び図7と同一の符号を付した部
分は同一物を表わしており、再熱器出口蒸気温度検出器
16に加え、再熱器5の入口部における再熱器入口蒸気
温度24を検出する再熱器入口蒸気温度検出器25を設
け、該再熱器入口蒸気温度検出器25で検出された再熱
器入口蒸気温度24を制御器18へ入力するようにし、
該制御器18において、再熱器出口蒸気温度設定値19
と前記再熱器入口蒸気温度検出器25で検出された再熱
器入口蒸気温度24との蒸気温度差26(再熱器5にお
いて加熱すべき蒸気温度)を求め、発電機出力27に基
づいて再熱蒸気流量28を求め、前記蒸気温度差26に
再熱蒸気流量28を掛けて再熱器5での必要収熱量29
を求め、燃料流量指令30に基づいてガスの熱量に関す
る補正ゲイン31を求め、前記必要収熱量29に補正ゲ
イン31を掛けて再熱器5での必要ガス流量32を求
め、該必要ガス流量32に基づいて理論再熱器ガスダン
パ開度指令33を求めると共に、再熱器出口蒸気温度設
定値19と前記再熱器出口蒸気温度検出器16で検出さ
れた再熱器出口蒸気温度15との再熱器出口蒸気温度偏
差20を求め、該再熱器出口蒸気温度偏差20をなくす
ための再熱器ガスダンパ開度指令17を求め、該再熱器
ガスダンパ開度指令17に前記理論再熱器ガスダンパ開
度指令33を加えた補正再熱器ガスダンパ開度指令1
7’を再熱器ガスダンパ6へ出力するよう構成したもの
である。
【0018】前記制御器18には、図2に示す如く、減
算器21と比例積分調節器23の他に、再熱器出口蒸気
温度設定値19と前記再熱器入口蒸気温度検出器25で
検出された再熱器入口蒸気温度24との蒸気温度差26
を求めて出力する減算器34と、発電機出力27に基づ
き再熱蒸気流量28を求めて出力する第一関数発生器3
5と、前記減算器34から出力される蒸気温度差26に
再熱蒸気流量28を掛け再熱器5での必要収熱量29を
求めて出力する乗算器36と、燃料流量指令30に基づ
きガスの熱量に関する補正ゲイン31を求めて出力する
第二関数発生器37と、前記乗算器36から出力される
必要収熱量29に前記第二関数発生器37から出力され
る補正ゲイン31を掛け再熱器5での必要ガス流量32
を求めて出力する乗算器38と、該乗算器38から出力
される必要ガス流量32に基づき理論再熱器ガスダンパ
開度指令33を求めて出力する第三関数発生器39と、
前記比例積分調節器23から出力される再熱器ガスダン
パ開度指令17に前記第三関数発生器39から出力され
る理論再熱器ガスダンパ開度指令33を加え補正再熱器
ガスダンパ開度指令17’を求めて再熱器ガスダンパ6
へ出力する加算器40とを追加して設けてある。
算器21と比例積分調節器23の他に、再熱器出口蒸気
温度設定値19と前記再熱器入口蒸気温度検出器25で
検出された再熱器入口蒸気温度24との蒸気温度差26
を求めて出力する減算器34と、発電機出力27に基づ
き再熱蒸気流量28を求めて出力する第一関数発生器3
5と、前記減算器34から出力される蒸気温度差26に
再熱蒸気流量28を掛け再熱器5での必要収熱量29を
求めて出力する乗算器36と、燃料流量指令30に基づ
きガスの熱量に関する補正ゲイン31を求めて出力する
第二関数発生器37と、前記乗算器36から出力される
必要収熱量29に前記第二関数発生器37から出力され
る補正ゲイン31を掛け再熱器5での必要ガス流量32
を求めて出力する乗算器38と、該乗算器38から出力
される必要ガス流量32に基づき理論再熱器ガスダンパ
開度指令33を求めて出力する第三関数発生器39と、
前記比例積分調節器23から出力される再熱器ガスダン
パ開度指令17に前記第三関数発生器39から出力され
る理論再熱器ガスダンパ開度指令33を加え補正再熱器
ガスダンパ開度指令17’を求めて再熱器ガスダンパ6
へ出力する加算器40とを追加して設けてある。
【0019】ここで、発電機9での総発電量の約七割は
再熱蒸気側の条件で決まるため、再熱蒸気流量28を直
接計測しなくても、発電機出力27を引数とする関数に
よって再熱蒸気流量28を推定することは可能であり、
ある程度の精度が期待できることから、前記第一関数発
生器35には、図3に示す如く、発電機出力27の増減
に対し略比例させる形で再熱蒸気流量28を増減させる
ような関数を入力してある。
再熱蒸気側の条件で決まるため、再熱蒸気流量28を直
接計測しなくても、発電機出力27を引数とする関数に
よって再熱蒸気流量28を推定することは可能であり、
ある程度の精度が期待できることから、前記第一関数発
生器35には、図3に示す如く、発電機出力27の増減
に対し略比例させる形で再熱蒸気流量28を増減させる
ような関数を入力してある。
【0020】又、燃料流量指令30が高い値を示してい
るときほど、ガスの熱量は高くなり、同じ熱量を得るた
めに再熱器5を通過させるべきガス流量は少なくてよ
く、ガスの熱量に関する補正ゲイン31は低くなること
から、前記第二関数発生器37には、図4に示す如く、
燃料流量指令30の増減に対し略反比例させる形でガス
の熱量に関する補正ゲイン31を増減させるような関数
を入力してある。
るときほど、ガスの熱量は高くなり、同じ熱量を得るた
めに再熱器5を通過させるべきガス流量は少なくてよ
く、ガスの熱量に関する補正ゲイン31は低くなること
から、前記第二関数発生器37には、図4に示す如く、
燃料流量指令30の増減に対し略反比例させる形でガス
の熱量に関する補正ゲイン31を増減させるような関数
を入力してある。
【0021】更に又、再熱器5を通過させるべきガス流
量が多いときほど、再熱器ガスダンパ6の開度は大きく
する必要があることから、前記第三関数発生器39に
は、図5に示す如く、必要ガス流量32の増減に対し略
比例させる形で理論再熱器ガスダンパ開度指令33を増
減させるような関数を入力してある。
量が多いときほど、再熱器ガスダンパ6の開度は大きく
する必要があることから、前記第三関数発生器39に
は、図5に示す如く、必要ガス流量32の増減に対し略
比例させる形で理論再熱器ガスダンパ開度指令33を増
減させるような関数を入力してある。
【0022】次に、上記図示例の作動を説明する。
【0023】ボイラ本体1の運転時には、再熱器入口蒸
気温度検出器25により再熱器5の入口部における再熱
器入口蒸気温度24が検出されると共に、再熱器出口蒸
気温度検出器16により再熱器5の出口部における再熱
器出口蒸気温度15が検出され、制御器18へ入力され
る。
気温度検出器25により再熱器5の入口部における再熱
器入口蒸気温度24が検出されると共に、再熱器出口蒸
気温度検出器16により再熱器5の出口部における再熱
器出口蒸気温度15が検出され、制御器18へ入力され
る。
【0024】制御器18においては、減算器34におい
て再熱器出口蒸気温度設定値19と前記再熱器入口蒸気
温度検出器25で検出された再熱器入口蒸気温度24と
の蒸気温度差26が求められて乗算器36へ出力され、
これと同時に、第一関数発生器35において、発電機出
力27に基づき再熱蒸気流量28が求められて前記乗算
器36へ出力され、該乗算器36において、前記減算器
34から出力される蒸気温度差26に再熱蒸気流量28
が掛けられ再熱器5での必要収熱量29が求められて乗
算器38へ出力される一方、第二関数発生器37におい
て、燃料流量指令30に基づきガスの熱量に関する補正
ゲイン31が求められて前記乗算器38へ出力され、該
乗算器38において、前記乗算器36から出力される必
要収熱量29に前記第二関数発生器37から出力される
補正ゲイン31が掛けられ再熱器5での必要ガス流量3
2が求められて第三関数発生器39へ出力され、該第三
関数発生器39において、前記乗算器38から出力され
る必要ガス流量32に基づき理論再熱器ガスダンパ開度
指令33が求められて加算器40へ出力される。
て再熱器出口蒸気温度設定値19と前記再熱器入口蒸気
温度検出器25で検出された再熱器入口蒸気温度24と
の蒸気温度差26が求められて乗算器36へ出力され、
これと同時に、第一関数発生器35において、発電機出
力27に基づき再熱蒸気流量28が求められて前記乗算
器36へ出力され、該乗算器36において、前記減算器
34から出力される蒸気温度差26に再熱蒸気流量28
が掛けられ再熱器5での必要収熱量29が求められて乗
算器38へ出力される一方、第二関数発生器37におい
て、燃料流量指令30に基づきガスの熱量に関する補正
ゲイン31が求められて前記乗算器38へ出力され、該
乗算器38において、前記乗算器36から出力される必
要収熱量29に前記第二関数発生器37から出力される
補正ゲイン31が掛けられ再熱器5での必要ガス流量3
2が求められて第三関数発生器39へ出力され、該第三
関数発生器39において、前記乗算器38から出力され
る必要ガス流量32に基づき理論再熱器ガスダンパ開度
指令33が求められて加算器40へ出力される。
【0025】一方、制御器18の減算器21において
は、従来と同様、再熱器出口蒸気温度設定値19と前記
再熱器出口蒸気温度検出器16で検出された再熱器出口
蒸気温度15との再熱器出口蒸気温度偏差20が求めら
れて比例積分調節器23へ出力されており、該比例積分
調節器23において前記減算器21から出力される再熱
器出口蒸気温度偏差20が比例積分処理され、該再熱器
出口蒸気温度偏差20をなくすための再熱器ガスダンパ
開度指令17が求められて前記加算器40へ出力され、
該加算器40において、前記比例積分調節器23から出
力される再熱器ガスダンパ開度指令17に前記第三関数
発生器39から出力される理論再熱器ガスダンパ開度指
令33が加えられ補正再熱器ガスダンパ開度指令17’
が求められて再熱器ガスダンパ6へ出力され、再熱器ガ
スダンパ6の開度が調節され、再熱器5を通過するガス
流量がコントロールされる。
は、従来と同様、再熱器出口蒸気温度設定値19と前記
再熱器出口蒸気温度検出器16で検出された再熱器出口
蒸気温度15との再熱器出口蒸気温度偏差20が求めら
れて比例積分調節器23へ出力されており、該比例積分
調節器23において前記減算器21から出力される再熱
器出口蒸気温度偏差20が比例積分処理され、該再熱器
出口蒸気温度偏差20をなくすための再熱器ガスダンパ
開度指令17が求められて前記加算器40へ出力され、
該加算器40において、前記比例積分調節器23から出
力される再熱器ガスダンパ開度指令17に前記第三関数
発生器39から出力される理論再熱器ガスダンパ開度指
令33が加えられ補正再熱器ガスダンパ開度指令17’
が求められて再熱器ガスダンパ6へ出力され、再熱器ガ
スダンパ6の開度が調節され、再熱器5を通過するガス
流量がコントロールされる。
【0026】これにより、従来のように、単に再熱器出
口蒸気温度15のみを用いて制御を行うのとは異なり、
再熱器5へ導入される蒸気流量の変動を発電機出力27
に基づいていち早く捉えつつ、再熱器出口蒸気温度15
が再熱器出口蒸気温度設定値19と等しくなるように制
御が行われる形となるため、制御の応答性がよくなり、
負荷変化時にタービン抽気量が変化して再熱蒸気流量が
変化したような場合にも、再熱器出口蒸気温度15の変
動が最小限に抑えられ、制御が安定することとなる。
口蒸気温度15のみを用いて制御を行うのとは異なり、
再熱器5へ導入される蒸気流量の変動を発電機出力27
に基づいていち早く捉えつつ、再熱器出口蒸気温度15
が再熱器出口蒸気温度設定値19と等しくなるように制
御が行われる形となるため、制御の応答性がよくなり、
負荷変化時にタービン抽気量が変化して再熱蒸気流量が
変化したような場合にも、再熱器出口蒸気温度15の変
動が最小限に抑えられ、制御が安定することとなる。
【0027】こうして、流量検出器等を設けることな
く、再熱器5へ導入される蒸気流量の変動を早期に捉え
ることができ、負荷変化時の再熱蒸気温度の制御性を改
善し得る。
く、再熱器5へ導入される蒸気流量の変動を早期に捉え
ることができ、負荷変化時の再熱蒸気温度の制御性を改
善し得る。
【0028】尚、本発明のボイラの再熱蒸気温度制御装
置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え
得ることは勿論である。
置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え
得ることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のボイラの
再熱蒸気温度制御装置によれば、流量検出器等を設ける
ことなく、再熱器へ導入される蒸気流量の変動を早期に
捉えることができ、負荷変化時の再熱蒸気温度の制御性
を改善し得るという優れた効果を奏し得る。
再熱蒸気温度制御装置によれば、流量検出器等を設ける
ことなく、再熱器へ導入される蒸気流量の変動を早期に
捉えることができ、負荷変化時の再熱蒸気温度の制御性
を改善し得るという優れた効果を奏し得る。
【図1】本発明を実施する形態の一例の全体概要構成図
である。
である。
【図2】本発明を実施する形態の一例における制御ブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】図2に示す第一関数発生器に入力された関数を
表わす線図である。
表わす線図である。
【図4】図2に示す第二関数発生器に入力された関数を
表わす線図である。
表わす線図である。
【図5】図2に示す第三関数発生器に入力された関数を
表わす線図である。
表わす線図である。
【図6】従来例の全体概要構成図である。
【図7】従来例における制御ブロック図である。
1 ボイラ本体 5 再熱器 6 再熱器ガスダンパ 9 発電機 15 再熱器出口蒸気温度 16 再熱器出口蒸気温度検出器 17 再熱器ガスダンパ開度指令 17’ 補正再熱器ガスダンパ開度指令 18 制御器 19 再熱器出口蒸気温度設定値 20 再熱器出口蒸気温度偏差 24 再熱器入口蒸気温度 25 再熱器入口蒸気温度検出器 26 蒸気温度差 27 発電機出力 28 再熱蒸気流量 29 必要収熱量 30 燃料流量指令 31 補正ゲイン 32 必要ガス流量 33 理論再熱器ガスダンパ開度指令
Claims (1)
- 【請求項1】 再熱器の入口部における再熱器入口蒸気
温度を検出する再熱器入口蒸気温度検出器と、 再熱器の出口部における再熱器出口蒸気温度を検出する
再熱器出口蒸気温度検出器と、 再熱器出口蒸気温度設定値と前記再熱器入口蒸気温度検
出器で検出された再熱器入口蒸気温度との蒸気温度差を
求め、発電機出力に基づいて再熱蒸気流量を求め、前記
蒸気温度差に再熱蒸気流量を掛けて再熱器での必要収熱
量を求め、燃料流量指令に基づいてガスの熱量に関する
補正ゲインを求め、前記必要収熱量に補正ゲインを掛け
て再熱器での必要ガス流量を求め、該必要ガス流量に基
づいて理論再熱器ガスダンパ開度指令を求めると共に、
再熱器出口蒸気温度設定値と前記再熱器出口蒸気温度検
出器で検出された再熱器出口蒸気温度との再熱器出口蒸
気温度偏差を求め、該再熱器出口蒸気温度偏差をなくす
ための再熱器ガスダンパ開度指令を求め、該再熱器ガス
ダンパ開度指令に前記理論再熱器ガスダンパ開度指令を
加えた補正再熱器ガスダンパ開度指令を再熱器ガスダン
パへ出力する制御器とを備えたことを特徴とするボイラ
の再熱蒸気温度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000342111A JP2002147711A (ja) | 2000-11-09 | 2000-11-09 | ボイラの再熱蒸気温度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000342111A JP2002147711A (ja) | 2000-11-09 | 2000-11-09 | ボイラの再熱蒸気温度制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002147711A true JP2002147711A (ja) | 2002-05-22 |
Family
ID=18816730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000342111A Pending JP2002147711A (ja) | 2000-11-09 | 2000-11-09 | ボイラの再熱蒸気温度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002147711A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012215340A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 蒸気送気システム及び蒸気送気方法 |
JP2015218920A (ja) * | 2014-05-14 | 2015-12-07 | 株式会社東芝 | 石炭焚ボイラおよびその運転制御方法 |
-
2000
- 2000-11-09 JP JP2000342111A patent/JP2002147711A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012215340A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 蒸気送気システム及び蒸気送気方法 |
JP2015218920A (ja) * | 2014-05-14 | 2015-12-07 | 株式会社東芝 | 石炭焚ボイラおよびその運転制御方法 |
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