JP2000313363A - キャブオーバ型車両 - Google Patents
キャブオーバ型車両Info
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- JP2000313363A JP2000313363A JP11120826A JP12082699A JP2000313363A JP 2000313363 A JP2000313363 A JP 2000313363A JP 11120826 A JP11120826 A JP 11120826A JP 12082699 A JP12082699 A JP 12082699A JP 2000313363 A JP2000313363 A JP 2000313363A
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- Japan
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- cab
- insulator
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- Granted
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Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
増加を要することなく、ラジエータの冷却性能を高く維
持させる。 【解決手段】 キャブオーバ型車両のキャブフロア10
は車両後方へ向かって高くなる段差部11が形成される
一方、キャブフロア10の外側にインシュレータ14が
取り付けられ、インシュレータ14は段差部11の外側
で肉厚部16を形成し、肉厚部16の外表面がラジエー
タ12に近接して、走行風をラジエータ12へスムース
に導くように構成されている。
Description
ボックス車等のキャブオーバ型車両、とくに、キャブフ
ロアにおける上下段差部の車両後方にラジエータが配置
された車両に関する。
図5及び図6に例示されているように、キャブフロア1
に上下方向への大きな段差部2が形成されて、段差部2
の外側に取り付けられた層状のインシュレータ3と、車
両に搭載されたエンジン4用のラジエータ5との間に比
較的大きな間隙6が形成されていると共に、キャブフロ
ア1にはラジエータ5に向かって車幅方向に広がるコー
ナ部7が設けられ、コーナ部7の外側に取り付けられた
層状のインシュレータ3と、ラジエータ5の両側部との
間にそれぞれ間隙8が形成されており、従って、図5及
び図6の矢印が示すように、間隙6、8においては車両
前方よりの走行風から剥離流9が発生するので、ラジエ
ータ5の通過風量が減少して、ラジエータ5の冷却性能
を悪化させるという問題があった。
報には、キャブオーバ型車両のフレーム側に搭載された
ラジエータとキャブフロアの下面との隙間から走行風が
後方へ抜けてしまうことを防止するため、車幅方向に延
びて上記隙間を遮断するラジエータカバーを取り付けた
ものが記載されているが、この場合には、ラジエータカ
バーを新たに必要とするので、部品コストや取付け工数
の増加を招く不具合がある。
バ型車両において、格別のコスト増加を要することな
く、ラジエータの冷却性能を高く維持させようとするも
のである。
るキャブオーバ型車両は、車両後方に向かって高くなる
段差部が形成されたキャブフロアと、上記キャブフロア
の下方で上記段差部の車両後方に配置されたラジエータ
と、上記段差部の外側に取り付けられて外表面が部分的
に上記ラジエータへ近接する実質的な肉厚部をそなえ上
記外表面により走行風を上記ラジエータへ導くインシュ
レータとを有している。
ロアに車両後方へ向かって高くなる段差部が形成され、
キャブフロアの下方で段差部の車両後方にラジエータが
配置されていても、キャブフロア段差部の外側に取り付
けられたインシュレータは外表面が部分的にラジエータ
へ近接する実質的な肉厚部をそなえていて、肉厚部の外
表面が走行風をラジエータへスムースに導くようにして
いるので、キャブフロア段差部のインシュレータ外表面
とラジエータとの間に剥離流が起こりにくくなって、走
行風は効率よくラジエータへ流入し、ラジエータにおけ
る通過風量を確実に増加させることによって、ラジエー
タの冷却性能を高く維持させることが可能となる。
いて、同等部分にはそれぞれ同一符号を付けて説明す
る。図1及び図2において、キャブオーバ型車両のキャ
ブフロア10は、車両後方に向かって高くなる大きな段
差部11と、キャブフロア10の下方で段差部11に沿
い段差部11の車両後方に配置されたラジエータ12に
向かって車幅方向に広がるコーナ部13とが形成され、
キャブフロア10の下面、すなわち、車室外側には、グ
ラスウールの熱成形品であって外表面にアルミ箔が張ら
れたインシュレータ14が取り付けられており、エンジ
ン15が発生させる熱及び騒音がキャブフロア10へ伝
えられることをインシュレータ14が防止している。
ーナ部13の外側でそれぞれ肉厚部16を形成してい
て、それらの外表面がラジエータ12に近接することに
より走行風をラジエータ12へスムースに導くように構
成されている。
びコーナ部13におけるインシュレータ肉厚部16の外
表面とラジエータ12との間に従来のような剥離流は起
こりにくくなって、走行風は効率よくラジエータ12へ
流入し、ラジエータ12における通過風量を確実に増加
させることにより、ラジエータ12の冷却性能を常に高
く維持させることができる。
と同様に、キャブフロア10の外側にインシュレータ1
4を取り付けることにより自動的に生じるため、ラジエ
ータ12の冷却性能を向上させるために部品点数が格別
増加することはなく、従ってまた、その取付け工数がと
くに増加することもないので、所要コストの上昇を容易
に抑制することができる実用的長所がある。
段差部11の外側に取り付けられたインシュレータ14
の外表面が肉厚部16そのものによりラジエータ12へ
近接するように構成されているが、図3に例示されてい
るように、キャブフロア段差部11の外側に取り付けら
れたインシュレータ20の内部に中空部分21を形成さ
せ、もしくは、図4に例示されているように、キャブフ
ロア段差部11とインシュレータ30との間に空間31
を設けることにより、それぞれキャブフロア段差部11
に対してインシュレータ20、30に実質的な肉厚部4
0を形成させ、肉厚部40の外表面がそれぞれが図示し
ないラジエータへ近接して、そのラジエータへ走行風を
スムースに導くように構成しても、上記実施形態例と同
等の作用効果を奏することができるのはいうまでもな
い。
っては、キャブフロア段差部の外側に取り付けられたイ
ンシュレータの外表面が部分的にラジエータへ近接する
実質的な肉厚部をそなえていて、肉厚部の外表面が走行
風をラジエータへスムースに導くので、走行風は効率よ
くラジエータへ流入してラジエータにおける通過風量を
確実に増加させることにより、ラジエータの冷却性能を
高く維持させることができるが、この場合、走行風をラ
ジエータへ導くための部品点数や取付け工数がとくに増
加することもないので、所要コストの上昇を容易に抑制
することができる実用的長所がある。
図。
図。
Claims (1)
- 【請求項1】 車両後方に向かって高くなる段差部が形
成されたキャブフロアと、上記キャブフロアの下方で上
記段差部の車両後方に配置されたラジエータと、上記段
差部の外側に取り付けられて外表面が部分的に上記ラジ
エータへ近接する実質的な肉厚部をそなえ上記外表面に
より走行風を上記ラジエータへ導くインシュレータとを
有するキャブオーバ型車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12082699A JP3840833B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | キャブオーバ型車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12082699A JP3840833B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | キャブオーバ型車両 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000313363A true JP2000313363A (ja) | 2000-11-14 |
JP3840833B2 JP3840833B2 (ja) | 2006-11-01 |
Family
ID=14795930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12082699A Expired - Fee Related JP3840833B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | キャブオーバ型車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3840833B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100450863C (zh) * | 2004-09-03 | 2009-01-14 | 雅马哈发动机株式会社 | 车辆 |
JP2012017025A (ja) * | 2010-07-08 | 2012-01-26 | Suzuki Motor Corp | 車両用放熱器の冷却装置 |
-
1999
- 1999-04-28 JP JP12082699A patent/JP3840833B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100450863C (zh) * | 2004-09-03 | 2009-01-14 | 雅马哈发动机株式会社 | 车辆 |
JP2012017025A (ja) * | 2010-07-08 | 2012-01-26 | Suzuki Motor Corp | 車両用放熱器の冷却装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3840833B2 (ja) | 2006-11-01 |
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