JP2000312409A - 発変電設備 - Google Patents

発変電設備

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JP2000312409A
JP2000312409A JP11118132A JP11813299A JP2000312409A JP 2000312409 A JP2000312409 A JP 2000312409A JP 11118132 A JP11118132 A JP 11118132A JP 11813299 A JP11813299 A JP 11813299A JP 2000312409 A JP2000312409 A JP 2000312409A
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JP
Japan
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fire extinguisher
maintenance
extinguisher
space
substation
Prior art date
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Application number
JP11118132A
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English (en)
Inventor
Fumiki Honma
文幾 本間
Atsushi Wada
厚志 和田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 以下の課題を達成することができる発変電設
備を提供する。(1)発変電設備の設置に際し義務付け
られている消火器を、発変電設備設置と同時に行うこと
ができる。(2)保守点検時の作業効率の低下や、輸送
時の積載効率を低下させることがないよう、作業の邪魔
にならず、そして、盤表面に出っ張らせることなく消火
器を設置することができる。(3)万一の発火時でも、
消火器を取出し易く、消火作業を安全に行える様にする
ことができる。 【解決手段】 保守スペースを有する受配電盤、分電盤
等の発変電設備1において、保守スペースへの出入口に
設けた保守扉41は、消火器収納部51を内側に取付け
る。消火器収納部51は、保守スペース4の一部を占有
する。保守扉41は、消火器収納部51に収納された消
火器5の取出口52を外側に有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受配電盤、分電盤
等の発変電設備に義務付けられた消火器設置に係わり、
発変電設備内の空きスペースを有効に利用し、保守・点
検の容易性、輸送効率向上、更には消火器の取り出し、
消火作業を安全に行うのに好適な消火器収納構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】受配電盤、分電盤等の発変電設備には、
消火器設置が義務付けられている。そのため、従来は、
発変電設備1付近に設置されていた。例えば、図4
(a)の上面図、及び(b)の正面図に示すように、発
変電設備1´の周囲に設けられた金網などの保護フェン
ス6´や、図示はしていないが電気室内の壁面などに消
火器51´を設ける例が多かった。又、図5(a)の正
面図、及び(b)の側面図に示すように、顧客要求によ
り操作扉31´や保守扉41´の外表面に取付ける場合
もあった。
【0003】しかしながら、前者の例では、発変電設備
に消火器設置が義務付けられているにも係わらず、発変
電設備1´とは別に消火器51´を準備する必要があ
り、設置場所の選定や設置工事が必要になりわずらわし
いものであった。また、後者の例では、発変電設備1´
の扉31´の外表面に取付けるため扉31´表面より出
っ張り、据付時や保守・点検時などに邪魔になってい
た。又、発変電設備1´を輸送する際、積載効率が低下
するなど問題があった。
【0004】従来、消火器を設置する際、使用しないス
ペースを消火器収納場所とすることが行われているが、
これは、本来必要としないスペースを利用するものであ
り、場所の有効利用であって、使用するスペースに対し
ては、実施することはできなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の問題
を解決するものであり、以下の課題を達成することがで
きるものである。(1)発変電設備の設置に際し義務付
けられている消火器を、発変電設備設置と同時に行うこ
とができる。(2)保守点検時の作業効率の低下や、輸
送時の積載効率を低下させることがないよう、作業の邪
魔にならず、そして、盤表面に出っ張らせることなく消
火器を設置することができる。(3)万一の発火時で
も、消火器を取出し易く、消火作業を安全に行える様に
することができる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、保守スペース
を有する受配電盤、分電盤等の発変電設備において、前
記保守スペースへの出入口に設けた保守扉は、消火器収
納部を内側に取付けている発変電設備である。
【0007】また、本発明は、上記消火器収納部は、保
守スペースの一部を占有する発変電設備である。
【0008】そして、本発明は、上記保守扉は、消火器
収納部に収納された消火器の取出口を外側に有する発変
電設備である。
【0009】更に、本発明は、上記消火器収納部は、発
変電設備の中で発火ポテンシャルの低い部分に、又は発
火ポテンシャルの高い部分から遠ざけた部分に、設けら
れている発変電設備である。
【0010】また、本発明は、上記消火器収納部は、盤
表面の下部である発変電設備である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の発明の実施の形態を説明
する。以下、本発明の発変電設備の一実施例について、
図1〜図3を用いて説明する。図1は、実施例の発変電
設備の上面説明図である。図2は、実施例の発変電設備
における消火器収納部の説明図であり、(a)は正面説
明図、(b)は右側面説明図である。図3は、実施例の
発変電設備における消火器収納部の構造の説明図であ
り、(a)は拡大説明図、(b)は断面説明図である。
【0012】実施例を説明する。本実施例の発変電設備
1は、受配電盤、分電盤等であって、図1に示すよう
に、機器収納スペース21〜23、操作スペース3及び
保守スペース4を有し、そして、操作スペース3及び保
守スペース4への出入口には、操作扉31及び保守扉4
1が備えられていて、外部とは区分けされている。機器
収納スペースは、例えば電力需給用計器用変成器等が収
納されるスペース11、断路器、遮断器、変流器等が収
納されるスペース12、変圧器、ブレーカ、操作盤等が
収納されるスペース13、等からなっている。操作スペ
ース3は、運転時に作業員が操作盤等を操作する際に使
用するスペースであり、操作扉31を開けて立入る。ま
た、保守スペース4は、各種機器の保守時や点検時等に
作業員が使用するスペースであって、保守扉41から立
入るが、通常運転時等は使用しない。
【0013】本実施例において、発変電設備1は、消火
器51を設置している。消火器収納部52は、図2に示
すように、保守扉41の内側に取付けられており、保守
スペースの一部を占有している。また、この設置場所は
発変電設備1の盤表面の下部となるため、万一の発火時
でも、収納されている消火器51等は熱影響を受けにく
い。更に、消火器収納部52から離れた場所には、断路
器、遮断器、計器用変圧器、変流器など受電に必要な多
数の機器が収納されており、絶縁劣化などによる機器の
不良や機器間を接続する配線の締め付け不良などによる
発熱、発火のポテンシャルが高い部分が設置されてい
る。このため、発火ポテンシャルの高い部分より遠ざけ
て、又は発火ポテンシャルの低い部分に、消火器収納部
52を設けていることとなる。
【0014】次に、本実施例における消火器収納部52
の構造の一例について、図3を用いて詳細に説明する。
本実施例の発変電設備1において、消火器収納部52
は、保守扉41の内側に取付けている。消火器収納部5
2は、保守扉41と一体で構成されており、発変電設備
1の内部とは完全に仕切られている。発変電設備1とし
て必要な防水構造、防塵構造を有している。消火器収納
部52は、保守扉41を開くと一体で移動するため、保
守点検時の作業の邪魔になることはない。保守扉41の
外正面には、消火器収納部52に設置された消火器51
を取出すための消火器収納部扉53が設けられている。
そのため、発変電設備の内部で発火して消火器51を使
用するときでも、保守扉41を開けることなく、安全に
外側から消火器51を取出すことができる。なお、消火
器収納部52には、検電棒、テストプラグ、予備ヒュー
ズなどの保守部品なども収納できる。
【0015】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明の発
変電設備によれば、次の効果が得られる。(1)発変電
設備内の空きスペースを有効に利用することにより、盤
外形寸法、設置面積を増加させずに消火器収納が可能と
なる。又、消火器が盤表面より出っ張らないことによ
り、据え付時や保守時など邪魔になることはない。更
に、輸送時の積載効率を向上できる。(2)消火器収納
部を発火ポテンシャルの高い部分より遠ざけ、発火ポテ
ンシャルの低い部分の下側に設置することにより、万一
の発火時でも、消火器を取出し易くなり、消火活動が安
全に行える。(3)消火器収納部分は発変電設備の保守
扉と一体に構成しているため、保守時等には保守扉を開
放することとなり、内部の保守点検スペースを確保する
ことができる。(4)消火器の他、検電棒、テストプラ
グ、予備ヒューズなどの保守部品なども収納できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の発変電設備の上面説明図。
【図2】実施例の発変電設備における消火器収納部の説
明図。
【図3】実施例の発変電設備における消火器収納部の構
造の説明図。
【図4】従来例1の発変電設備の正面説明図及び平面説
明図。
【図5】従来例2の発変電設備の正面説明図及び右側面
説明図。
【符号の説明】
1 発変電設備、 21、22、23 機器収納スペース 3 操作スペース 31 操作扉 4 保守スペース 41 保守扉 5 消火器 51 消火器収納部 52 消火器収納部扉

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保守スペースを有する受配電盤、分電盤
    等の発変電設備において、 前記保守スペースへの出入口に設けた保守扉は、消火器
    収納部を内側に取付けていることを特徴とする発変電設
    備。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発変電設備において、 上記消火器収納部は、保守スペースの一部を占有するこ
    とを特徴とする発変電設備。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の発変電設備にお
    いて、 上記保守扉は、消火器収納部に収納された消火器の取出
    口を外側に有することを特徴とする発変電設備。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の発
    変電設備において、 上記消火器収納部は、発変電設備の中で発火ポテンシャ
    ルの低い部分に、又は発火ポテンシャルの高い部分から
    遠ざけた部分に、設けられていることを特徴とする発変
    電設備。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の発変電設備において、 上記消火器収納部は、盤表面の下部であることを特徴と
    する発変電設備。
JP11118132A 1999-04-26 1999-04-26 発変電設備 Pending JP2000312409A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002369319A (ja) * 2001-06-05 2002-12-20 Mitsubishi Electric Corp 開閉装置の収納箱

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002369319A (ja) * 2001-06-05 2002-12-20 Mitsubishi Electric Corp 開閉装置の収納箱
JP4629267B2 (ja) * 2001-06-05 2011-02-09 三菱電機株式会社 開閉装置の収納箱

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