JP4342237B2 - 接地用収納キャビネット - Google Patents

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Description

本発明は、屋外に据えつけることが可能で、一般家庭、オフィスなど住宅内の電力、通信、CATV等の保安用接地例えば、各種家電製品、情報通信機器の接地線を一点で接続させて各種機器類の接地が共通化された接地用収納キャビネットに関するものである。
従来、落雷によって発生する強い電磁界が近くの電力線や通信線に影響を与えることは知られており、電力線と通信線の両方に接続された電子機器類が雷サージによって瞬時に大電流が流れて故障や破損の原因になるので、多様化する情報線、例えば電話、CATVに加え光ファイバーなどの情報線が引き込め、信号配線用と電力配線用との接地線は、別々の地点でアレスターへの接続ができるようにし、落雷時に各種機器類に悪影響を及ぼすことがないようにしたものであった。
ところが一般住宅には、配電用の避雷素子を含む保安器が未設置で、共通設置を行なうには保安器の設置が前提となり接続用端子や設置場所の配置が接地バーとの関係で配慮しなくてはならない。
特に、電力用機器と、通信用保安器、CATV用保安器などの通信用機器とを一括して筐体内に収納するキャビネットが市販されるにいたって、制御盤ボックスや電磁シールドボックス、コントロールボックスなどとしていろいろな形態のキャビネットが提案されて用いられている。
防雷用配電盤は、一つの筐体内に入力線が接続されて接地される防雷用のアレスターを内装した防雷用配電盤において、電源線などの強電配線に接続される強電用アレスターと、通信線などの信号配線に接続される信号用アレスターとの種類の異なるアレスターを筐体内に内装されていることが記載されている(特許文献1参照)。
特開平10−117409号公報
この種類の異なるアレスターを筐体内に内装されている防雷用配電盤は、強電配線用と信号配線用とが同一地点でアレスターへの接続ができるようにして、作業性の向上を図り電磁誘導などによって間接的に生じた雷電流からの影響を無くすことができるようにはなったが、強電配線用と信号配線用とが筐体内で並設されているため、信号配線用の配線や各種機器類の設備の点検や設備良否の検査、点検などの保守や作業が必要になったときに、本来電力配線系の積算電力量計器等はやたらに作業員や住人に手を付けてもらいたくない機器類まで現地で点検や作業できる状態になっていて設備の維持管理上に不安があって問題があった。
また、この防雷用配電盤は、電力線を接続または分岐接続可能とするための電力線用端子を含む電力機器類が混在しているため通信機器類の配線作業や点検作業の際に作業上、誤った作業や不用意な作業で感電の虞れがあって安全性に欠ける欠点があり、作業上取り扱い不便であるばかりか、機器類の安全性維持にも支障来す虞れがあった。
本発明は、これら従来の欠点や不便さを排除しようとするもので、筐体内に備えた仕切板への機器取付けによって電力機器類と、情報通信機器類の明確な分離ができコンパクトで安全性の高い接地用収納箱として用いられ、その設置も簡便に行うことができ、しかも点検補修時にカバーを取り外したのち十分な作業スペースが確保でき、電力用機器、通信用機器の明確な分離ができているので、誤配線や誤操作などの誤作業を起こす心配もなく取り扱いも簡単で、安全に行うことができ取り扱い時間の短縮化と簡易化を図ることにある。
さらに本発明では、電力用機器類と情報通信用機器類との設定時に作業者が別であることを考慮して、電力用機器類と情報通信用機器類とを分離して設置してあるため、作業や保守が必要になっても、誤作業が生じることがなく収納機器類の点検、保守が容易に行え、情報通信用機器類を取り扱う場合、作業員や住人は電力機器類を触る必要がなく感電の危険も少なく、作業の安全性を保ち、しかも施工作業や住宅の維持管理が容易であり、保守点検作業も簡便に行うことができる低コストの接地用収納キャビネットを提供することを目的としている。
本発明は、積算電力量計器に接続される電源用避雷器、避雷器用過電流遮断器と、配電用の電力線を接続または分岐接続するための端子のある電力線成端器とを備えた電力用機器と、通信用保安器、CATV用保安器、接地接続導体と、通信線、CATV線、光ファイバーなどの情報線を接続するための端子のある成端器とを備えた通信用機器と、接地線を接続するための接地線固定部とを収納する筐体が、ベース本体とカバー体とからなる接地用収納キャビネットにおいて、前記電力用機器と、通信用機器とを備えるベース本体と、電力用機器と、通信用機器とを覆いベース本体に取り外し自在或いは開閉自在に被せられるカバー体とから筐体を構成し、該ベース本体に筐体内を仕切って分離する仕切板を設け、該仕切板に電力用機器と、通信用機器とを分離取付けて筐体内に収納すると共に、前記電力線成端器に接続される避雷器用過電流遮断器に接続され、さらに通信線、CATV線、光ファイバーなどの情報線を接続して、前記電力用機器および通信用機器の接地線を統合した一点で接続するアース端子台を設けたことにより、設置場所に自由度があって、コンパクトで体裁良好なキャビネットとして、床面上或いは屋外の特設場所での設置も簡便に行うことができ、しかも点検時の作業が簡単にでき取り扱いの簡易化を図ることができる。
また、本発明の接地用収納キャビネットにおいて、前記接地線接続導体が、銅または銅系合金、アルミニウム、鉄を素材として、最低20kA以上のサージ電流を流すことがてき、さらにこの接地用収納キャビネットにおいては、前記電源用避雷器が、動作したときに報知しうる表示部を備えていることで、電力用機器と通信用機器との相互間で接触や絶縁破壊をすることを防ぎ、設置時での電力用と通信用との作業者が別であることと、また保守時での取扱い者の住人が片側を触る必要がなく感電の危険も減少でき安全性を大幅に高め、点検保守も簡便に行うことができる。
さらに本発明では、前記積算電力量計器に接続される電源用避雷器、避雷器用過電流遮断器と、電力線を接続または分岐接続する電力線成端器とに配線を済ませてユニット化して、前記ベース本体に立設された前記仕切板に設けたことにより、各機器類の現地は配線工事が必要なく屋外での作業時間の短縮化が図れ、誤配線の防止、機器類の配置ずれやケーブルの乱雑化の防止に寄与できる。
さらにまた、本発明の接地用収納キャビネットは、前記カバー体が、ベース本体の下側に開閉できるようにヒンジ部によってベース本体に連結され、該ベース本体に立設された仕切板の上側に前記筐体の補強と収納機器類の防滴用の天板を備えたことや、前記カバー体がベース本体に前後方向に摺動自在に嵌合されて開閉できるようにスライダ部によってベース本体に連結されたこと、また、前記カバー体が、前後方向に幅を持たせベース本体の両側面または片側面に開閉できるようにヒンジ部によってベース本体に連結され、該ベース本体を分離する仕切板の片側を選択して開放できる構成としたことにより、各機器の取り扱いの安全性と作業の簡易化とが図られ、しかも点検補修時にカバーを取り外したのち十分な作業スペースが確保でき、電力機器類、通信機器類の明確な分離ができているので、誤配線や誤操作などの誤作業を起こす心配もなく取り扱いも簡単で、安全に行うことができ取り扱い時間の短縮化と簡易化を図ることにある。
本発明は、積算電力量計器に接続される電源用避雷器、避雷器用過電流遮断器と、配電用の電力線を接続または分岐接続するための端子のある電力線成端器とを備えた電力用機器と、通信用保安器、CATV用保安器、接地接続導体と、通信線、CATV線、光ファイバーなどの情報線を接続するための端子のある成端器とを備えた通信用機器と、接地線を接続するための接地線固定部とを収納する筐体が、ベース本体とカバー体とからなる接地用収納キャビネットにおいて、前記電力用機器と、通信用機器とを備えるベース本体と、電力用機器と、通信用機器とを覆いベース本体に取り外し自在或いは開閉自在に被せられるカバー体とから筐体を構成し、該ベース本体に筐体内を仕切って分離する仕切板を設け、該仕切板に電力用機器と、通信用機器とを分離取付けて筐体内に収納すると共に、前記電力線成端器に接続される避雷器用過電流遮断器に接続され、さらに通信線、CATV線、光ファイバーなどの情報線を接続して、前記電力用機器および通信用機器の接地線を統合した一点で接続するアース端子台を設けたことにより、設置場所に自由度があって、コンパクトで体裁良好なキャビネットとして、床面上或いは屋外の特設場所での設置も簡便に行うことができ、しかも電力機器類と、情報通信機器類の明確な分離ができて誤配線や誤操作などの誤作業を起こす心配もなく取り扱いも簡単で、安全に行うことができるので、取り扱い時間の短縮化と簡易化が図られ、さらに安全性の高い接地用収納箱として用いられる。
さらに本発明では、電力用機器類と情報通信用機器類との設定時に作業者が別であることを考慮して、電力用機器類と情報通信用機器類とを分離して設置してあるため、作業や保守が必要になっても、誤作業が生じることがなく収納機器類の点検、保守が容易に行え、情報通信用機器類を取り扱う場合、作業員や住人は電力機器類を触る必要がなく感電の危険も少なく、作業の安全性を保ち、しかも施工作業や住宅の維持管理が容易であり、保守点検作業も簡便に行うことができる低コストの接地用収納キャビネットにを提供すること点検時の作業が簡単にでき取り扱いの簡易化を図ることができる。
また、本発明では接地線接続導体が、銅または銅系合金、アルミニウム、鉄を素材として、最低20kA以上のサージ電流を流すことがてき、さらにこの接地用収納キャビネットにおいては、前記電源用避雷器が動作したときに報知しうる表示部を備えていることで、電力用機器と通信用機器との相互間で接触や絶縁破壊をすることを防ぎ、設置時での電力用と通信用との作業者が別であることと、また保守時での取扱い者の住人が片側を触る必要がなく感電の危険も減少でき安全性を大幅に高め、点検保守も簡便に行うことができる。
さらに本発明では、前記積算電力量計器に接続される電源用避雷器、避雷器用過電流遮断器と、電力線を接続または分岐接続する電力線用端子とに配線を済ませてユニット化して、前記ベース本体に立設された前記仕切板に設けたことにより、各機器類の現地は配線工事が必要なく屋外での作業時間の短縮化が図れ、誤配線の防止、機器類の配置ずれやケーブルの乱雑化の防止に寄与できる。
さらにまた、本発明の接地用収納キャビネットは、前記カバー体が、ベース本体の下側に開閉できるようにヒンジ部によってベース本体に連結され、該ベース本体に立設された仕切板の上側に前記筐体の補強と収納機器類の防滴用の天板を備えたことや、前記カバー体がベース本体に前後方向に摺動自在に嵌合されて開閉できるようにスライダ部によってベース本体に連結されたこと、また、前記カバー体が、前後方向に幅を持たせベース本体の両側面または片側面に開閉できるようにヒンジ部によってベース本体に連結され、該ベース本体を分離する仕切板の片側を選択して開放できる構成としたことにより、各機器の取り扱いの安全性と作業の簡易化とが図られ、しかも点検補修時にカバーを取り外したのち十分な作業スペースが確保でき、電力機器、通信機器の明確な分離ができているので、誤配線や誤操作などの誤作業を起こす心配もなく取り扱いも簡単で、安全に行うことができ取り扱い時間の短縮化と簡易化を図ることができる等の効果がある。
以下、本発明の第1実施の形態を図1〜図3の図面を参照して説明する。
この実施の形態におけるキャビネットは、ベース本体1と、該ベース本体1に覆うことができ取り外し自在のカバー体2とから筐体3を構成し、前記ベース本体1に筐体3の内部を左右に仕切って分離する仕切板4を中央位置に立設して設け、この仕切板4の一方の片面に配線を含み積算電力量計器C及び分電盤Dに接続される過電流遮断器の電源用避雷器5と、該電源用避雷器5の作動時を表示する表示部6、サージ防護デバイスとしての分岐用過電流遮断器の避雷器用過電流遮断器7とを備えた電力用機器Aを取り付けると共に、仕切板4の他方の片面に配線を含み接地接続導体8、通信用保安器9、CATV用保安器10などの通信用機器Bを取付けると共に、配電用の電力線11が接続または分岐接続するための電力線用端子を備えた電力線成端器12に接続される避雷器用過電流遮断器7に接続され、さらに通信線、CATV線、光ファイバーなどの情報線13を接続して、前記電力用機器Aおよび通信用機器Bの接地線を統合した一点で接続するアース端子台15を収納配備できるようになっている。
前記筐体3としては、前記電力用機器Aと、通信用機器Bとを取り付けられるベース本体1と、該ベース本体1に上から或いは前方から被せられ、電力用機器Aと、通信用機器Bとを覆うカバー体2とから筐体3を構成し、該ベース本体1とカバー体2とを着脱自在のバンド部材16によって取り外し自在に固定保持し、さらに前記ベース本体1に筐体内を仕切り分離する仕切板4を設け、該仕切板4の両面に電力用機器Aと、通信用機器Bとを分離取付けて筐体3内に収納できるようにしてあり、電力線11及び情報線13が引き込め、ケーブル把持具14で適宜配線保持し接続される各接続端子または分岐用端子によって電力用機器Aと、通信用機器Bとの接地線をアース端子台15に統合して一点で接続したことで、設置場所に自由度があって、コンパクトで体裁良好なキャビネットとして、屋外の特設場所での設置も簡便に行うことができ、しかも保守点検作業時には、前記バンド部材16を外してカバー体2をベース本体1から取り外して、前後左右に充分な作業スペースかあって電力用機器Aと、通信用機器Bとを分離状態で操作することができる。(図1及び図2)
この場合、このカバー体2は、第1の実施例では、ベース本体1に取り外し自在に嵌合したが、第2の実施例のようにベース本体1の前面下側にヒンジ部23によってカバー体2を開閉自在に連結してハンドル22を持ってカバー体2をベース本体1の前面下方側にヒンジ部23を中心にして回動させて開放され、電力用機器Aと、通信用機器Bとが露出されて各種の作業の取扱い操作をしやすくし、ベース本体1にカバー体2が接続して保持され、カバー体2の置場や着脱用スペースを配慮しないで用いられ、作業性、取り扱いの簡易化を図ることができる形態のものを選んで、家屋壁面、屋外設置および引き込み柱などのポール設置の設置場所に対応したものにするのがよい。(図3〜図5)
前記筐体3のべース体1は、取付金具26を介してポールなどの設定位置にはバンド取付けで固定するか、家屋壁面などにはボルト取付け或いはネジ止めによって固定するのがよく、またカバー体2は、べース体1にフック鍵部材27などの係止部材で掛けしめできるようにし、錠前28によってセキュリティを高めるようにするのがよい。
また、図6〜図8の第3実施例のように、前記カバー体2は、ベース本体1に摺動自在に嵌挿させた形態で、例えば前記カバー体2がベース本体1に前後方向に摺動自在に嵌合されて開閉できるようにスライダ部29によってベース本体1に連結されたことで、ベース本体1からカバー体2を前方向或いは一側方向にスライドさせて引き抜き取り外すように構成して、カバー体2を開いた筐体周囲に充分な作業スペースがあるように考慮することもできる。
この場合、前記カバー体2は、前例と同様にべース体1にフック鍵部材27などの係止部材で掛けしめできるようにするのがよく、必要に応じて錠前28を付設して防犯やいたずら防止の安全性を維持することが考慮される。
さらに、前記ベース本体1に立設された仕切板4の上側に前記筐体3の補強を兼ね収納機器類の防滴用の天板18を備えたことや、前記カバー体2が、前後方向に幅を持たせベース本体1の両側面または片側面に開閉できるようにヒンジ部17によってベース本体1に連結され、該ベース本体を分離する仕切板の片側を選択して開放できる構成としたことにより、各機器の取り扱いの安全性と作業の簡易化とが図られ、しかも点検補修時にカバーを取り外したのち十分な作業スペースが確保でき、電力機器、通信機器の明確な分離ができているので、誤配線や誤操作などの誤作業を起こす心配もなく取り扱いも簡単で、安全に行うことができ取り扱い時間の短縮化と簡易化が容易に図ることことができる。(図9〜図11)
さらにまた、壁面設置用として前記筐体3をできるだけ薄型とするため、扉側となるカバー体2に奥行き分の幅を持たせて、該カバー体2が片側面に開閉できるようにヒンジ部19によってベース本体1に連結され、仕切片20で区画した取付板21に電力用機器Aと、通信用機器Bとが分離配置され、各機器類の成端器24およびアース端子台25を配備する形態とするのも好適例である。(図12および図13)
前記接地用収納キャビネット内の前記接地線接続導体8は、銅または銅系合金、アルミニウム、鉄を素材として、最低20kA以上のサージ電流を流すことがてきるものが用いられ、必要に応じ接地用収納キャビネット設置用のポール或いは置き台若しくは家屋壁面などを選んで設けることもできる。さらにこの接地用収納キャビネットにおいては、前記電源用遮断器5が、動作したときに報知しうる表示部6例えば、ランプ、ブザー等で外部に知らせる機能を有していることで、電力用機器と通信用機器との相互間で接触や絶縁破壊をすることを防ぎ得るようにすることや保守の簡素化図ることができる。
さらに本発明では、過電流遮断器(メイン開閉器)としての前記電源用避雷器5、分岐用過電流遮断器としての避雷器用過電流遮断器7と、電力線用成端器12とを配線を済ませてユニット化して 前記ベース本体1に立設された仕切板4に設けたことにより、各機器類の現地は配線工事が必要なく屋外での作業時間の短縮化が図れ、誤配線の防止、機器類の配置ずれやケーブルの乱雑化の防止に寄与できるようにするのがよい。
この場合、電力用機器Aと通信用機器Bとの設置時並びに作業者も別であることと、また保守時での取扱い者の住人が電力側の片側を触る必要がないことを考慮して、電力用機器Aと通信用機器Bとの相互間で接触や絶縁破壊をすることや、感電の危険を防ぐのに、前記仕切板4の表裏に分離して電力用機器Aと通信用機器Bを配置するのがよい。
なお、前記電力用機器Aとしては、電源用避雷器のほかに分岐用過電流遮断器、漏電用遮断器、接地付きコンセント等が必要に応じ付設され、この電力線用接地と通信線用接地が共通化された場合の接地関係を望ましい配置で行えるよう必要となる接続用端子や接地箇所が選んで用いられ、分電盤に設置される接地バーおよび屋外の土壌内に設置される接地極を備えた接地端子函を適宜設けるようにしてある。
特に、耐雷性(弱)の通信線使用のパソコンや電力線使用の通信機器(TEL、FAXなど)のほか、耐雷性(中)の電力線を使用しない通信機器(TEL、FAXなど)や通信線を使用しない家電機器(電子レンジ、その他の電子機器、冷蔵庫ほか)さらに給湯装置、エアコンなど、モータ若しくは屋外機器等の動力機器、家屋などの保護が確実に行われるように、進入する雷サージを建物の入口で未然に防御できるようにしてある。
本発明に係る第1実施例のキャビネットを示し、(a)はその横断面図、(b)は、その縦断面図である。 図1の例のキャビネットの使用状態を示し、(a)は裏面側から見た一部切欠背面図、(b)はその縦断面図である。 本発明の第2実施例の例のキャビネットを示し、(a)はその正面縦断面図、(b)は、その側面縦断面図である。 図3の例のキャビネットの使用状態を示し、(a)はその横断面図、(b)はその縦断面図である。 図3の例のキャビネットのカバー体を開放した状態の斜視図である。 本発明の第3実施例の例のキャビネットを示し、(a)はその横縦断面図、(b)は、その縦断面図である。 図6の例のキャビネットの使用状態を示し、(a)は前面縦断面図、(b)はその後面縦断面図である。 図6の例のキャビネットのカバー体を開放した分離状態の斜視図である。 本発明の第4実施例のキャビネットを示し、(a)はその横縦断面図、(b)は、その縦断面図である。 図9の例のキャビネットの使用状態を示し、(a)は前面縦断面図、(b)はその後面縦断面図である。 図9の例のキャビネットのカバー体を開放した状態の斜視図である。 本発明の第5実施例キャビネットの使用状態を示し、(a)はその横縦断面図、(b)は、その前面縦断面図、(c)は側面縦断面図である。 図12の例のキャビネットのカバー体を開放した状態の斜視図である。
符号の説明
A 電力用機器
B 通信用機器
C 積算電力量計器
D 分電盤
1 ベース本体
2 カバー体
3 筐体 4 仕切板
5 電源用避雷器
6 表示部
7 避雷器用過電流遮断器
8 接地接続導体
9 通信用保安器
10 CATV用保安器
11 電力線
12 成端器
13 情報線
14 ケーブル把持具
15 アース端子台
16 バンド部材
17 ヒンジ部
18 天板
19 ヒンジ部
20 仕切片
21 取付け板
22 ハンドル
23 ヒンジ部
24 成端器
25 アース端子台
26 取付金具
27 鍵部材
28 錠前
29 スライダ部材

Claims (8)

  1. 積算電力量計器に接続される電源用避雷器、避雷器用過電流遮断器と、配電用の電力線を接続または分岐接続するための端子のある電力線成端器とを備えた電力用機器と、通信用保安器、CATV用保安器、接地接続導体と、通信線、CATV線、光ファイバーなどの情報線を接続するための端子のある成端器とを備えた通信用機器と、接地線を接続するための接地線固定部とを収納する筐体が、ベース本体とカバー体とからなる接地用収納キャビネットにおいて、
    前記電力用機器と、通信用機器とを備えるベース本体と、電力用機器と、通信用機器とを覆いベース本体に取り外し自在或いは開閉自在に被せられるカバー体とから筐体を構成し、該ベース本体に筐体内を仕切って分離する仕切板を設け、該仕切板に電力用機器と、通信用機器とを分離取付けて筐体内に収納すると共に、前記電力線成端器に接続される避雷器用過電流遮断器に接続され、さらに通信線、CATV線、光ファイバーなどの情報線を接続して、前記電力用機器および通信用機器の接地線を統合した一点で接続するアース端子台を設けたことを特徴とする接地用収納キャビネット。
  2. 請求項1記載の接地用収納キャビネットにおいて、前記接地線接続導体が、銅または銅系合金、アルミニウム、鉄を素材として、最低20kA以上のサージ電流を流すことがてきることを特徴とする接地用収納キャビネット。
  3. 請求項1または請求項2記載の接地用収納キャビネットにおいて、前記電源用避雷器が、動作したときに報知しうる表示部を備えていることを特徴とする接地用収納キャビネット。
  4. 請求項2または請求項3記載の接地用収納キャビネットにおいて、前記積算電力量計器に接続される電源用避雷器、避雷器用過電流遮断器と、電力線を接続または分岐接続する電力線用端子とに配線を済ませてユニット化して、前記ベース本体に立設された前記仕切板に設けたことを特徴とする接地用収納キャビネット。
  5. 請求項2、請求項3または請求項4記載の接地用収納キャビネットにおいて、前記カバー体が、ベース本体の下側に開閉できるようにヒンジ部によってベース本体に連結され、該ベース本体に立設された仕切板の上側に前記筐体の補強と収納機器類の防滴用の天板を備えたことを特徴とする接地用収納キャビネット。
  6. 請求項2、請求項3または請求項4記載の接地用収納キャビネットにおいて、前記カバー体がベース本体に前後方向に摺動自在に嵌合されて開閉できるようにスライダ部によってベース本体に連結されたことを特徴とする接地用収納キャビネット。
  7. 請求項2、請求項3または請求項4記載の接地用収納キャビネットにおいて、前記カバー体が、前後方向に幅を持たせベース本体の両側面に開閉できるようにヒンジ部によってベース本体に連結され、該ベース本体を分離する仕切板の片側を選択して開放できる構成としたことを特徴とする接地用収納キャビネット。
  8. 請求項5、請求項6または請求項7記載の接地用収納キャビネットにおいて、前記カバー体が、前後方向に幅を持たせ、ベース本体の片側面に開閉できるようにヒンジ部によってベース本体に連結され、該ベース本体を分離する仕切板の両側に電力用機器と、通信用機器とを分離取付けて筐体内に収納することを特徴とする接地用収納キャビネット。
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