JP2000312045A - レーザ発振装置、露光装置及びデバイスの製造方法 - Google Patents
レーザ発振装置、露光装置及びデバイスの製造方法Info
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Abstract
の長手方向にわたり全体的に均一な電磁波の放射を実現
し、エネルギー損失を極力抑えた均一なレーザ発光を可
能とする。 【解決手段】 スロット10の形成面が各導波管1の長
端面、即ちH面であり、各スロット10がH面の長手方
向の中心線mに沿って所定間隔をおいて左右に等間隔
(中心線mからの距離)dで配置される。
Description
壁に形成された複数の微小間隙を介して電磁波をレーザ
管内に導入することにより、レーザ光を発生させるレー
ザ発振装置に関し、特にレーザガス励起用の電磁波とし
てマイクロ波を用いたレーザ発振装置、これを備えた露
光装置及びデバイスの製造方法に適用して好適である。
出力レーザとして、いわゆるエキシマレーザが注目され
ており、電子産業や化学産業、エネルギー産業等におい
て、具体的には金属、樹脂、ガラス、セラミックス、半
導体等の加工や化学反応等に応用が期待されている。
て説明する。先ず、マニホルド内に充填されたAr,K
r,Ne,F2 等のレーザガスを電子ビーム照射や放電
等により励起状態にする。このとき、励起されたF原子
は基底状態の不活性Kr,Ar原子と結合して励起状態
でのみ存在する分子であるKrF* ,ArF* を生成す
る。この分子がエキシマと呼ばれるものである。エキシ
マは不安定であり、直ちに紫外光を放出して基底状態に
落ちる。これをボンドフリー遷移あるいは自然発光とい
うが、この励起分子を利用して一対の反射鏡で構成され
る光共振器内で位相の揃った光として増幅し、レーザ光
として取り出すものがエキシマレーザ発振装置である。
際には、上記の如くレーザガスの励起源としては主にマ
イクロ波が用いられる。マイクロ波とは、発振周波数が
数百MHz〜数十GHzの電磁波である。この場合、導
波管から導波管壁に形成された間隙(スロット)を介し
てマイクロ波をレーザ管内に導入し、これによりレーザ
管内のレーザガスをプラズマ状態に励起する。
強度分布が均一であったとしても、レーザ光の共振器長
を満たすだけの長い空間にマイクロ波を供給するには、
共振器長軸方向に沿って複数のスロットを配置したスロ
ットアレイ構造を形成する必要がある。この構造を図2
2に示す。図22において、導波管壁301に複数の微
小間隙(スロット)302が等間隔に形成されており、
便宜上レーザ管内を放出空間として略記する。
隣接するスロット302間の領域(図22中、楕円形の
斜線部で示す。)は必然的にマイクロ波の非照射領域と
なる。従って、マイクロ波により放出空間に存するレー
ザガスを励起する際にも非照射領域の存在に起因してマ
イクロ波強度にムラが生じ、全体として不均一な分布の
プラズマ放電が発生することになる。
れたものであり、スロットアレイ構造を採用するも、レ
ーザ管の長手方向にわたり全体的に均一な電磁波の放射
を実現し、エネルギー損失を極力抑えた均一なレーザ発
光を可能とするレーザ発振装置や、このレーザ発振装置
を備えた高性能の露光装置、この露光装置を用いた高品
質なデバイスの製造方法を提供することを目的とする。
は、導波管から導波管壁に形成された複数の微小間隙を
介して電磁波をレーザ管内に導入することにより前記レ
ーザ管内のレーザガスを励起し、前記レーザガスから発
する光を共振させてレーザ光を発生させるレーザ発振装
置であって、前記電磁波は、前記導波管の前記各微小間
隙において、その電界が同位相とされて前記レーザ管内
に導入される。
波管壁に形成された複数の微小間隙を介して電磁波をレ
ーザ管内に導入することにより前記レーザ管内のレーザ
ガスを励起し、前記レーザガスから発する光を共振させ
てレーザ光を発生させるレーザ発振装置であって、前記
微小間隙は、前記導波管の長端面に形成されており、当
該長端面の長手方向の中心線に沿って所定間隔をおいて
左右に等間隔で配置されている。
記電磁波は、前記導波管の前記各微小間隙において、そ
の電界が同位相とされて前記レーザ管内に導入される。
記電磁波の電界が前記導波管の前記各微小間隙において
同位相となるように、前記所定間隔が設定されている。
記導波管には、前記電磁波の位相を調節する位相調節手
段が設けられている。
て、前記微小間隙上から前記レーザ管壁までの間が所定
距離離間され、前記電磁波の通路が形成されている。
て、前記微小間隙から前記レーザ管壁までの離間距離
は、前記導波管から導入される電磁波の半波長の整数倍
である。
て、前記微小間隙上を含む前記通路を囲むように導電体
が設けられ、前記通路が前記レーザ管との接触部位で当
該レーザ管の長手方向にわたる所定幅の空隙とされてい
る。
て、前記空隙は、前記微小間隙とほぼ同一幅に形成され
ている。
て、前記空隙は、相対応する左右の前記微小間隙を含む
幅に形成されており、その先端部位のみが幅狭で前記レ
ーザ管の長手方向にわたる1本のスリット形状とされて
いる。
て、前記空隙は、相対応する左右の前記微小間隙を含む
幅に形成されており、その先端部位のみが前記微小間隙
に対応した幅狭で前記レーザ管の長手方向にわたる偶数
本のスリット形状とされている。
て、前記空隙の幅が前記導波管から導入される電磁波の
半波長の整数倍である。
て、前記微小間隙の形成面を対向させて前記レーザ管を
狭持するように一対の前記導波管が設けられ、前記各導
波管内に同一の電磁波が供給されて前記レーザ管内で対
向する双方向からレーザガスの励起を行なう。
て、前記空隙には、誘電体が充填されている。
て、前記導波管の短端面に、前記微小間隙のインピーダ
ンスを調整するための微小金属体が埋め込まれている。
て、前記導波管内には、誘電体が充填されている。
て、前記微小間隙内には、その先端面が平坦化されるよ
うに誘電体が充填されている。
波管壁に形成された複数の微小間隙を介して電磁波をレ
ーザ管内に導入することにより前記レーザ管内のレーザ
ガスを励起し、前記レーザガスから発する光を共振させ
てレーザ光を発生させるレーザ発振装置であって、前記
微小間隙は前記導波管の短端面に形成されており、且
つ、前記電磁波は前記導波管の前記各微小間隙において
その電界が同位相とされて前記レーザ管内に導入され
る。
波管壁に形成された複数の微小間隙を介して電磁波をレ
ーザ管内に導入することにより前記レーザ管内のレーザ
ガスを励起し、前記レーザガスから発する光を共振させ
てレーザ光を発生させるレーザ発振装置であって、前記
微小間隙の形成面を対向させて前記レーザ管を狭持する
ように一対の前記導波管が設けられ、前記各導波管内に
同一の電磁波が供給されて前記レーザ管内で対向する双
方向からレーザガスの励起を行なう。
記電磁波は、前記導波管の前記各微小間隙において、そ
の電界が同位相とされて前記レーザ管内に導入される。
記電磁波の電界が前記導波管の前記各微小間隙において
同位相となるように、前記所定間隔が設定されている。
て、前記微小間隙の形成面が前記導波管の短端面であ
り、前記各微小間隙が長手方向に等間隔で一列に形成さ
れている。
て、前記各導波管は、対向する前記各形成面間で各々対
応する前記微小間隙が相対的に所定距離シフトするよう
に配されている。
て、前記各導波管内に供給される電磁波の位相を両者間
で相対的にシフトさせる位相調節手段が設けられてい
る。
て、前記各導波管に電磁波を同調させる同調手段がそれ
ぞれ設けられている。
て、前記導波管から導入される電磁波がマイクロ波であ
る。
ーザガスを、Kr,Ar,Neから選ばれた少なくとも
1種の不活性ガス、又は前記少なくとも1種の不活性ガ
スとF2 ガスとの混合ガスとするエキシマレーザ発振装
置である。
である前記レーザ発振装置と、所定パターンの形成され
たレチクルに前記レーザ発振装置からの照明光を照射す
る第1光学系と、前記レチクルを介した照明光を被照射
面に照射する第2光学系とを備え、前記被照射面に前記
レチクルの所定パターンを投影し露光を行う。
に感光材料を塗布する工程と、前記露光装置を用いて、
前記感光材料が塗布された前記被照射面に所定パターン
の露光を行う工程と、前記所定パターンの露光が行われ
た前記感光材料を現像する工程とを備える。
いては、前記被照射面をウェハ面とし、当該ウェハ面に
半導体素子を形成する。
(スロット)を導波管の長端面(H面)に形成し、当該
H面の長手方向の中心線に沿って所定間隔をおいて左右
に等間隔で配置する。この場合、微小間隙(スロット)
を導波管の短端面(E面)に形成した場合と異なり、電
磁波の位相の均一を保ちつつも前記所定間隔を狭める、
例えば前記所定間隔をλg /2(λg :導波管内におけ
る電磁波の管内波長)とすることができる。従って、全
てのスロットから放出される電磁波の位相を揃えてレー
ザ管の長手方向にわたり全体的に均一な電磁波の放射を
実現し、エネルギー損失を極力抑えた均一なレーザ発光
が可能となる。
比較的小さくとると、放出される電磁波の強度は増加す
るものの、各スロットに着目すれば電磁波の強度が中央
部位に集中するきらいがある。他方、前記スロット間隔
を比較的大きくとると、全体として均一な電磁波放出が
得られる。従って、満足な強度と均一性という2つの要
請を考慮して、前記スロット間隔の最適値を決定すれば
よい。
数の微小間隙(スロット)上からレーザ管壁までの間を
所定距離離間し、前記電磁波の通路を形成する。この場
合、各微小間隙から放出された電磁波はレーザ管壁の近
傍では波面が平坦化され、全体として平面波近似となっ
てレーザ管内に伝播することになり、レーザ管の長手方
向にわたって更なる均一なプラズマ放電が実現され、レ
ーザ発光の均一化に寄与する。
は、微小間隙(スロット)の形成面を対向させてレーザ
管を狭持するように一対の導波管を設け、レーザ管内で
対向する双方向からレーザガスの励起を行なう。このと
き、種々の要請に適合して対向する各形成面の微小間隙
が相対的に所定距離シフトするように、各導波管の空間
配置を調節したり、各導波管内に供給される電磁波の位
相を両者間で相対的にシフトさせる等により、微小間隙
の非連続性に起因する電磁波の波面のむらが各導波管間
で補間し合い、発光領域は実質的に増加して波面が平坦
化される。従って、レーザ管内のレーザガスには全空間
にほぼ均一に電磁波が到達することになり、レーザ管の
長手方向にわたって均一なプラズマ放電が実現され、レ
ーザ発光の均一化に寄与する。
実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
について説明する。本実施形態では、いわゆるエキシマ
レーザ光を発するエキシマレーザ発振装置を例示する。
図1は、本実施形態のエキシマレーザ発振装置の主要構
成を示す模式図である。便宜上、スロット10は平面上
に描かれているが、実際には紙面垂直方向に交互に位置
している。
すように、エキシマレーザガスの励起による発光を共振
させてレーザ光を発するレーザ管2と、レーザ管2内の
エキシマレーザガスを励起してプラズマ状態とするため
の導波管1と、導波管1を冷却するために、冷却水導入
出口9を有する冷却容器7とを備えて構成されている。
なるエキシマレーザガスは、Kr,Ar,Neから選ば
れた1種以上の不活性ガス、又は前記1種以上の不活性
ガスとF2 ガスとの混合気体である。これらのうち、使
用したい波長により適宜ガス種を選択し組み合わせれば
よい。例えば、248nmの波長のレーザ光を発生させ
たい場合には、Kr/Ne/F2 とし、193nmの波
長の場合にはAr/Ne/F2 、157nmの波長の場
合にはNe/F2 とすればよい。
への導入部となるレーザガス導入出口8と、各端部にそ
れぞれ反射構造体5,6が設けられ、これら反射構造体
5,6によりプラズマ放電による光の位相が揃えられて
レーザ光が発生する。
11内のレーザガスへ供給するための手段であり、細長
い複数の微小間隙(スロット)10が形成されている。
導波管1の上部より数百MHz〜数十GHzの周波数の
マイクロ波が導入されると、このマイクロ波が導波管1
内を伝播しながら、スロット10から導波管1の外部へ
放出される。放出されたマイクロ波は、レーザ管2に設
けられた窓部15から当該レーザ管2内へ導入される。
そして、導入されたマイクロ波によりレーザ管2内のエ
キシマレーザガスが励起され、共振してエキシマレーザ
光が発生することになる。
(b)に示すように、スロット10の形成面が各導波管
1の長端面、即ちH面であり、各スロット10がH面の
長手方向の中心線mに沿って所定間隔をおいて左右に等
間隔(中心線mからの距離)dで配置された場合につい
て例示する。
めるため、前記所定間隔をλg /2(λg :導波管内に
おけるマイクロ波の管内波長)とする。このように、前
記所定間隔を狭めても、全てのスロット10から放出さ
れる電磁波の位相が揃うことになる。
(E面)に長手方向に一列に形成した場合では、全ての
スロット10から放出される電磁波の位相が揃うには前
記所定間隔をλg とする必要があり、レーザ光の発光間
隔を狭めることは困難である。それに対して、本実施形
態では、マイクロの位相の均一を保ちつつも所定間隔を
λg /2に狭めるとすることができる。従って、全ての
スロット10から放出されるマイクロ波の位相を揃えて
レーザ管2の長手方向にわたり全体的に均一なマイクロ
波の放射を実現し、エネルギー損失を極力抑えた均一な
レーザ発光が可能となる。
間隔を比較的小さくとると、放出されるマイクロ波の強
度は増加するものの、各スロット10に着目すればマイ
クロ波の強度が中央部位に集中するきらいがある。他
方、前記スロット間隔を比較的大きくとると、全体とし
て均一なマイクロ波放出が得られる。従って、満足な強
度と均一性という2つの要請を考慮して、前記スロット
間隔及び形状の最適値を決定すればよい。
も好適である。これにより、管内波長λg のピッチが狭
くなり、より均一なマイクロ波の放出が可能となる。
の表1に示すものが考えられる。但し、一般に誘電率が
高くなると誘電損が大きくなるため、これを考慮して選
択する必要がある。
とで、導波管1内の管内波長は表1の比で記載された波
長比で小さくなり、マイクロ波の波面の十分な均一化を
図ることが可能となる。
辺)=21mm、共振器長(レーザ発振方向長)22
0.8mmのサイズに導波管1を製作し、導波管1内に
誘電率9.8のアルミナを充填した。このとき、導波管
1内のマイクロ波の管内波長は44.2mmであり、従
ってスロット10のピッチ(前記所定距離)を22.1
mmに設定した。そして、レーザ発光を試みたところ、
十分に均一な発光が得られた。この導波管1は、プリズ
ムを備えた反射系を用いるレーザ発振装置に適用して好
適である。
する。なお、実施形態に示した構成部材等については同
一符号を記して説明を省略する。
導波管壁とレーザ管壁との間のスロット10上の領域を
除く部位に両者を所定距離離間させる導電体板、ここで
は金属壁12が設けられている。
す。この図3は、スロット10の短手方向に沿った断面
を示す。
手方向の中心線mに沿ってλg /2ピッチで左右に等間
隔dで配置されており、従って中心線mを挟んで各スロ
ット10がλg ピッチで互いにλg /2だけシフトした
2列のスロット群が形成されており、図3に示すよう
に、これらスロット群をスロット10とほぼ同幅でスリ
ット状に開放する金属壁12が設けられている。従っ
て、この金属壁12により、スロット10からレーザ管
壁の窓部15までの間にレーザ管2の長手方向に導波管
1の全域にわたる2列の空隙が形成され、これら空隙が
マイクロ波の通路11となる。なお、図3では、便宜上
左右のスロット10が同一平面内に描かれている。
電体を設けてもよい。誘電体としては石英、フッ化カル
シウム、窒化アルミニウム、アルミナ、ジルコニアなど
が好適である。
り、プラズマの通路11内部での生成を防ぐことができ
る。なお、この際使用する誘電体は、より効率よくマイ
クロ波を伝播させるために誘電率が高く、誘電損が小さ
い方が望ましい。
部15までの離間距離は、導波管1から導入されるマイ
クロ波の管内における半波長の整数倍、即ちマイクロ波
の管内波長をλg 、nを整数として、 D=n×λg /2 ・・・(1) で表される距離Dとする。これにより、通路11は共振
器として機能し、各スロット10から放出されたマイク
ロ波はレーザ管2内からの反射波と干渉し弱め合うこと
がなくなる。
大きい値であると、後述するように通路11をマイクロ
波が伝播する際に、当該マイクロ波の金属壁12への吸
収による損失が大きくなるため好ましくない。従って、
後述の如く整数nを3程度に規定することが最も好適で
ある。
方向幅以上とする。その際の通路11の幅wは、導波管
1から導入されるマイクロ波の管内における半波長の整
数倍、即ち、 w=n×λg /2 ・・・(2) で表される幅wとする。但し、n<0のときは、通路1
1の幅をスロット10の短軸方向の幅と同程度にとる。
された直後であっても、2列のスロット群が実質的に緻
密なλg /2ピッチに形成されているため、ほぼ満足な
均一化が得られる。そして、スロット10とレーザ管2
との間に金属壁12を備えた通路11を設けることで、
マイクロ波は各スロット10から金属壁12に規制され
た通路11を伝播するするにつれて更に平面波に近づ
き、通路11を通過して外部(即ち、レーザ管2内)に
放出されるときには、その波面は各スロット10に沿っ
た全体にわたってほぼ完全な平面様形状となる。
スには更なる均一の平面波とされたマイクロ波が到達す
ることになり、レーザ管2の長手方向にわたって均一な
プラズマ放電が実現され、レーザ発光の均一化に寄与す
る。
辺)=21mm、共振器長(レーザ発振方向長)22
0.8mmのサイズに導波管1を製作し、導波管1内に
誘電率9.8のアルミナを充填し、通路11の長手方向
(レーザ発振方向)の幅を共振器長と同じ220.8m
mとした。このとき、導波管1内のマイクロ波の管内波
長は39.2mmであり、通路長(スロット10から発
光部までの距離)を1.5管内波長である58.9mm
とした。そして、レーザ発光を試みたところ、十分に均
一な発光が得られた。
様に導波管1に金属壁12を設けるが、図4に示すよう
に、通路11が、相対応する左右のスロット10を含む
幅広に形成されており、その先端部位11aのみが幅狭
でレーザ管2の長手方向にわたる1本のスリット形状と
されている。この場合も、通路11の厚みを管内波長の
半波長の整数倍、ここでは先端部位11aの近傍のエネ
ルギー密度が最も高くなるλg /2とすることが望まし
い。
レーザ管2内のエキシマレーザガスには更なる均一の平
面波とされたマイクロ波が到達することになり、レーザ
管2の長手方向にわたって均一なプラズマ放電が実現さ
れ、レーザ発光の均一化に寄与する。
様に通路11が、相対応する左右のスロット10を含む
幅広に形成されているが、図5に示すように、その先端
部位11aのみがスロット10に対応した幅狭で前記レ
ーザ管2の長手方向にわたる偶数本(ここでは2本)の
スリット形状とされている。
適した複スリット状発光が実現できる。この場合、短ス
リット構造のように厳密に通路11の放射源(スロッ
ト)間隔がλg /2にはならないが、逆サイドのスロッ
ト10からの放射も関与するため(例えば、右側のスリ
ットに着目すると、主な放出源は右側のスロットアレイ
であるが、左側のスロット10からの放射も右側スロッ
ト10に到達し、励起に寄与する)、変形例2に比べて
より均一な放射が可能となる。左右のスリット群がらの
放射が均一であるには、スロット10(但し、H面アン
テナの同位相放射を基本的に用いていることから、レー
ザ発振方向にλg/2ずつずれた位置に配置されてい
る。)及びスリットの位置が、軸対称であることは言う
までもない。
リット間隔は同じである必要は無く、特に左右のスリッ
トの間隔は狭ければ狭いほど放射源ピッチがλg/2に
近くなり、均一化の効果が向上する。通路11の厚み
(レーザ発振方向および軸に対して垂直な方向の長さ)
は、λg/2の整数倍がよい。スリットから放射される
マイクロ波のエネルギーを向上するためには、通路11
内のエネルギー密度が最も高くなるλg/2が望まし
い。比較例2と同様の導波管1及び通路幅・通路長を採
用した場合、当該厚みは、19.6mmとなる。
レーザ管2内のエキシマレーザガスには更なる均一の平
面波とされたマイクロ波が到達することになり、レーザ
管2の長手方向にわたって均一なプラズマ放電が実現さ
れ、レーザ発光の均一化に寄与する。
うに、レーザ管2(便宜上、図示を省略する。)を図中
上下方向からH面で狭持するように一対の導波管1a,
1bが設けられている。各導波管1a,1bは、本実施
形態の導波管1と同様に構成されている。
向する前記各形成面間で各々対応するスロット10が左
右に位置するように、レーザ管2を上下方向から狭持す
るように設ける。この場合、上記の実施形態のように空
間シフトや位相シフトは不要である。
矢印は例えば進行波のみに着目した場合の導波管壁に流
れる電流を示す。マイクロ波は、導波管1の長手方向距
離で規定された伝播空間内で定在波として存在し、この
定在波に起因して導波管壁の前記電流も定在波の形態を
採る。但し、マイクロ波の定在波の形態は立体的で複雑
であり、一方向に伝搬する際の電流分布を指標として考
察するのが便宜に利する。
1a,1bの上面と下面で形成される電流の分布が逆向
きであることが挙げられる。H面を対向させて共鳴導波
管を構成すると、レーザ光を励起する空間の上面と下面
は、それぞれ上部に位置する導波管1aの下面と下部に
位置する導波管1bの上面である。従って、上部及び下
部の導波管1a,1bにおけるスロット10の位置を相
反して(例えば上部の導波管1aが右側にスロット10
を切るとき、下部の導波管1bは左にスロット10を切
る。)設けることにより、上下導波管1a,1bの位置
関係を変更することなく、λg/2ピッチで交互に位置
する上下のスロット10からマイクロ波が同位相で放射
される。
例で適応でき、それぞれの事例でより均一性の高い励起
が実現される。変形例4を変形例2に応用し、当該変形
例2の導波管1をレーザ管2の上下に配した例を図7
に、変形例3に応用した例を図8にそれぞれ示す。
ト10から全て同位相で均一にマイクロ波が放射される
ことになり、レーザ管2の長手方向にわたって均一なプ
ラズマ放電が実現される。この技術に加え、図7,8の
ように金属壁12により通路11を形成すれば、更に均
一なプラズマ放電が実現されることになる。
うに、導波管1の短端面(E面)に、スロット10のイ
ンピーダンスを調整するための微小金属体、ここでは金
属ネジ13が埋め込まれている。
導波管1の壁面を流れる電流(図中、矢印で示す。)の
対称性が崩れ、結果的にスロット10のインピーダンス
を微調整することができる。また、複数のスリットの加
工の際に生じる機械的な寸法誤差を補償することも可能
である。
り、当該金属ネジ13の近傍で電流の集中が生じる。従
って、スロット10の長手方向に複数本の金属ネジ13
を配すれば、結果的にスロット10の長手方向のインピ
ーダンスを微調整することができる。
ように、スロット10内に誘電体14を充填する。この
場合、図10(b)のように、スロット10の先端面が
平坦化されるように誘電体14を充填するのが最も好適
である。
成した場合(図10(a))と、引っ込むように形成し
た場合(図10(c))との比較として、スロット板の
鋭角部位の電界強度/中央部位の電界強度の比を求めた
例を図11に示す。このように、平坦の場合が鋭角部位
の電界強度比が最小となることがわかる。従って、スロ
ット10の先端面を平坦とすることにより、鋭角部位の
電界を最も緩和して効率のよいレーザ発光が実現する。
更に、高速ガス循環の際にも平坦の場合が最もデッドス
ペースが少なく、乱流も起こり難い。これは、先端部位
11a等にも適用可能である。
播するマイクロ波の電界EのエネルギーεE2 /2はε
に比例して増加する。従って、誘電率εが高いほど、ス
ロット10を通過するマイクロ波のエネルギーは増加す
る。
諸変形例のエキシマレーザ発振装置によれば、スロット
アレイ構造を採用するも、レーザ管の長手方向にわたり
全体的に均一な電磁波の放射を実現し、エネルギー損失
を極力抑えた均一なレーザ発光が可能となる。
について説明する。この第2の実施形態では、第1の実
施形態と同様に、いわゆるエキシマレーザ光を発するエ
キシマレーザ発振装置を例示する。図12は、本実施形
態のエキシマレーザ発振装置の主要構成を示す模式図で
ある。
示すように、エキシマレーザガスの励起による発光を共
振させてレーザ光を発するレーザ管102と、レーザ管
102を図中上下方向から狭持するように設けられ、レ
ーザ管102内のエキシマレーザガスを励起してプラズ
マ状態とするための一対の導波管101a,101b
と、各導波管101a,101bを冷却するために、冷
却水導入出口109を有する冷却容器107とを備えて
構成されている。
なるエキシマレーザガスは、Kr,Ar,Neから選ば
れた1種以上の不活性ガス、又は前記1種以上の不活性
ガスとF2 ガスとの混合気体である。これらのうち、使
用したい波長により適宜ガス種を選択し組み合わせれば
よい。例えば、248nmの波長のレーザ光を発生させ
たい場合には、Kr/Ne/F2 とし、193nmの波
長の場合にはAr/Ne/F2 、157nmの波長の場
合にはNe/F2 とすればよい。
管内への導入部となるレーザガス導入出口108と、各
端部にそれぞれ反射構造体105,106が設けられ、
これら反射構造体105,106によりプラズマ放電に
よる光の位相が揃えられてレーザ光が発生する。
波をガス供給路構造111内のレーザガスへ供給するた
めの手段であり、細長い複数の微小間隙(スロット)1
10が形成されている。導波管101a,101bの上
部より数百MHz〜数十GHzの周波数のマイクロ波が
導入されると、このマイクロ波が導波管101a,10
1b内を伝播しながら、スロット110から導波管10
1a,101bの外部へ放出される。放出されたマイク
ロ波は、レーザ管102に設けられた窓部115から当
該レーザ管102内へ導入される。そして、導入された
マイクロ波によりレーザ管102内のエキシマレーザガ
スが励起され、共振してエキシマレーザ光が発生するこ
とになる。
に、スロット110の形成面が各導波管101a,10
1bの短端面、即ちE面であり、各スロット110が長
手方向に等間隔で一列に形成されている場合について例
示する。
並行な面をE面、磁界に並行な面をH面と言う。更に、
本発明で示すような電磁界のモードがTE10モードや
H01モードの場合には、方形導波管の短端面がE面、
長端面がH面となる。
101a,101bをレーザ管102を上下方向から狭
持するように設け、対向する前記各形成面間で各々対応
するスロット110が相対的に所定距離だけシフト(空
間シフト;以下の表中等ではシフト)するように各導波
管101a,101bを配する。更には、各導波管10
1a,101b内に供給されるマイクロ波の位相を両者
間で相対的にシフト(位相シフト;以下の表中等ではシ
フタ)させる位相調節シフタを設ける。
合、λg /2の距離シフトさせ且つλg /2の位相シフ
トさせた場合の各々について、各導波管1a,1b内の
マイクロ波の定在波を示す特性図である。
ための計算式を以下の式に示す。この場合、位相調節シ
フタを通過してθだけ位相調節された入射波を、 exp(i(ωt−βz+θ−π/2)) と仮定すると、導波管端が距離dだけ移動したことによ
る行路差2dと導波管端での反射による位相反転を考慮
して反射波は、 exp(i(ωt+βz+θ+π/2−2βd)) となる。従って、減衰のない場合を仮定すると、生成さ
れる定在波は、 2exp(i(ωt+θ−βd))sin(βz−β
d) となる。但し、ω=2π/T,β=2π/λg である。
関係を得る。
がE面に形成された導波管を用いた場合、隣接するスロ
ットから放出されるマイクロ波は互いに逆位相となり、
当該スロット間にマイクロ波が全く振動しない空間がで
きる。即ち、必然的にレーザガスの励起強度が0に落ち
る領域が存在することになる。一方、λg ピッチでスロ
ット110がE面に形成された導波管を用いた場合、隣
接するスロットから放出されるマイクロ波は同位相であ
り、互いに打ち消し合うことはない。即ち、複数の異な
るスロット110から同位相のマイクロ波が放射され
る。これは、マイクロ波の電界の位相が揃うことを意味
する。換言すれば、マイクロ波の電界の位相の極性が揃
うことにより、電流及び電界の方向が揃うことになる。
これにより、必然的にレーザガスの励起強度が0に落ち
る領域が存在しなくなることになる。その結果、光軸方
向の励起強度が0に落ちることなく、より均一な励起が
可能となる。更に上記の効果は、隣接するスロット11
0のみならず、上下に対向して配置されたスロットの場
合にも適応可能である。
導波管を用いて、所定の空間シフト・位相シフトを行
い、上記した各導波管101a,101bのマイクロ波
放出の特性を相補うように、レーザ発振装置を構成す
る。
シフト、位相シフトなしで通常の対向配置した場合、各
導波管101a,101bを相対的に空間シフトさせた
場合、及び空間シフトと共に位相シフトを行なった場合
において、各導波管101a,101bのスロット11
0のピッチをλg とした場合について説明する。
ッチ)に示す。表2において、各時間毎に上下にそれぞ
れ上部の導波管101a内のマイクロ波のレーザ共振方
向の分布と下部の導波管101b内のマイクロ波の分布
が示されている。+,−は、マイクロ波の定在波の腹の
部分での極性を示している。各表中で斜線が付されてい
る部位は、上下導波管101a,101bに実際に形成
されているスロット110を示し、この部位からマイク
ロ波が導波管外に放出される。なお、後述する表3〜表
6についても斜線部分について表1と同様である。
々が上記した性質を有し、しかも上下で同一の定在波と
なるため、マイクロ波の強度は増加する。
位相となるが、ピッチ間隔がλg /2であるため、打ち
消し合いは起こらない。
合について説明する。図15は、これらシフトを行なう
際の導波管101a,101bの近傍を示す模式図であ
る。図15において、112は導波管101a,101
bの双方に共通に接続されたマイクロ波源、113は導
波管101a,101bの各々に接続されたチューナで
ある。チューナ13は、例えば3スタブチューナやE−
Hチューナ等のものであり、導波管101a,101b
からのマイクロ波源112に対する反射を極小とする機
能をもつ。また、114は各導波管101a,101b
内に供給されるマイクロ波の位相を両者間で相対的にシ
フトさせる位相調節シフタであり、導波管101a,1
01bの一方、ここでは導波管101aに接続されてい
る。
シフトを行なった場合を表3に、λg /2の空間シフト
及びλg /2の位相シフトを行なった場合を表4にそれ
ぞれ示す。
間シフトを行なった場合を表5に、λg /2の空間シフ
ト及びλg /2の位相シフトを行なった場合を表6に示
し、これらの様子を図16(図15における導波管10
1a,101b部分の拡大図)に示す。
合、各導波管1a,1bにおける隣接するスロット11
0で同位相となる。
2の位相シフトを行なった場合、上記のごとく発光の2
重周期の問題は回避され、しかも各導波管101a,1
01bにおける隣接するスロット110で同位相となる
のみならず、上下のスロット110が各導波管101
a,101bの長手方向にわたって同位相になってい
る。従って、上下のスロット110から全て同位相で均
一にマイクロ波が放射されることになり、レーザ管10
2の長手方向にわたって均一なプラズマ放電が実現され
る。
シフト及びλg /2の位相シフトを行なった場合が最も
好適にプラズマ放電の均一化に寄与することがわかる。
なお、上述したように、その他の場合でも、例えば導波
管の形状やマイクロ波の性質等により、好適にプラズマ
放電の均一化を実現することができる。
ついて説明する。なお、実施形態に対応する構成部材等
については同符号を記して説明を省略する。
ロット110の形成面が各導波管101a,101bの
長端面、即ちH面であり、各スロット110がH面の長
手方向の中心線に沿って所定間隔(ここではλg /2ピ
ッチ)をおいて左右に等間隔dで配置形成されている場
合について例示する。
波管101a,101bを、対向する前記各形成面間で
各々対応するスロット110が左右に位置するように、
レーザ管102を上下方向から狭持するように設ける。
この場合、基本的には、上記の実施形態のように空間シ
フトや位相シフトは不要である。
電流を示す。マイクロ波は、導波管101a,101b
の長手方向距離で規定された伝播空間内で定在波として
存在し、この定在波に起因して導波管壁の前記電流も定
在波の形態を採る。但し、マイクロ波の定在波の形態は
立体的で複雑であり、過渡的な進行波(若しくは反射
波)の電場のみに着目して考察するのが便宜に利する。
着目すると、図18中矢印で示す導波管を流れる電流の
向きは、対応するスロット110で同一方向(図中、矢
印100方向)となる。また、各導波管101a,10
1bで隣接する上下、左右のスロット110間で電流方
向は同一であり、スロット110から放出されるマイク
ロ波の位相が同位相となり、マイクロ波の定在波が打ち
消し合うこともない。
て簡易な構成で、上下のスロット110から全て同位相
で均一にマイクロ波が放射されることになり、レーザ管
102の長手方向にわたって均一なプラズマ放電が実現
される。
変形例のエキシマレーザ発振装置によれば、スロットア
レイ構造を採用するも、レーザ管の長手方向にわたり全
体的に均一な電磁波の放射を実現し、エネルギー損失を
極力抑えた均一なレーザ発光が可能となる。
振器端からマイクロ波電源までの立体回路がマイクロ波
的に対称であることを前提としており、仮に前記立体回
路が非対称である場合は、その非対称性を是正するため
の位相シフト等が更に必要であることは言うまでもな
い。
について説明する。この第3の実施形態では、第1又は
第2の実施形態で述べたエキシマレーザ発振装置をレー
ザ光源として有する露光装置(ステッパー)を例示す
る。図19は、このステッパーの主要構成を示す模式図
である。
れたレチクル201に照明光を照射するための光学系2
11と、レチクル201を介した照明光が入射して当該
レチクル201のパターンをウェハ202の表面に縮小
投影するための投影光学系212と、ウェハ202が載
置固定されるウェハチャック213と、ウェハチャック
213が固定されるウェハステージ214とを有して構
成されている。なお、レチクルとしては、図示の如く透
過型のもの(レチクル201)のみならず、反射型のも
のも適用可能である。
エキシマレーザー光を発する光源である第1の実施形態
のエキシマレーザ発振装置221と、光源221からの
照明光を所望の光束形状に変換するビーム形状変換手段
222と、複数のシリンドリカルレンズや微小レンズを
2次元的に配置されてなるオプティカルインテグレータ
223と、不図示の切替手段により任意の絞りに切替可
能とされ、オプティカルインテグレータ223により形
成された2次光源の位置近傍に配置された絞り部材22
4と、絞り部材224を通過した照明光を集光するコン
デンサーレンズ225と、例えば4枚の可変ブレードに
より構成され、レチクル201の共役面に配置されてレ
チクル201の表面での照明範囲を任意に決定するブラ
インド227と、ブラインド227で所定形状に決定さ
れた照明光をレチクル201の表面に投影するための結
像レンズ228と、結像レンズ228からの照明光をレ
チクル201の方向へ反射させる折り曲げミラー229
とを有して構成されている。
い、レチクル201のパターンをウェハ202の表面に
縮小投影する動作について説明する。
ーム形状変換手段222で所定形状に変換された後、オ
プティカルインテグレータ223に指向される。このと
き、その射出面近傍に複数の2次光源が形成される。こ
の2次光源からの照明光が、絞り部材224を介してコ
ンデンサーレンズ225で集光され、ブラインド227
で所定形状に決定された後に結像レンズ228を介して
折り曲げミラー229で反射してレチクル201に入射
する。続いて、レチクル201のパターンを通過して投
影光学系222に入射する。そして、投影光学系222
を通過して前記パターンが所定寸法に縮小されてウェハ
202の表面に投影され、露光が施される。
光源として第1又は第2の実施形態のエキシマレーザ発
振装置を用いるので、高出力且つ均一なエキシマレーザ
光の比較的長時間の発光が可能となり、ウェハ202に
対する露光を迅速且つ正確な露光量で行なうことができ
る。
置を利用した半導体装置(半導体デバイス)の製造方法
の一例を説明する。
等の半導体チップ、あるいは液晶パネルやCCD等)の
製造工程のフローを示す。先ず、ステップ1(回路設
計)では半導体デバイスの回路設計を行なう。ステップ
2(マスク製作)では設計した回路パターンを形成した
マスクを製作する。一方、ステップ3(ウェハ製造)で
はシリコン等の材料を用いてウェハを製造する。ステッ
プ4(ウェハプロセス)は前工程と称され、上記の如く
用意したマスクとウェハを用いて、フォトリソグラフィ
ー技術によってウェハ上に実際の回路を形成する。次の
ステップ5(組み立て)は後工程と称され、ステップ4
によって作製されたウェハを用いて半導体チップ化する
工程であり、アッセンプリ工程(ダイシング、ボンディ
ング)、パッケージンク工程(チップ封入)等の工程を
含む。ステップ6(検査)ではステップ5で作製された
半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検
査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成
し、これが出荷(ステップ7)される。
ーを示す。ステップ11(酸化)ではウェハの表面を酸
化させる。ステップ12(CVD)ではウェハ表面に気
相反応を用いて導電膜や絶縁膜を形成する。ステップ1
3(PVD)ではウェハ上に導電膜や絶縁膜をスパッタ
リングや蒸着によって形成する。ステップ14(イオン
打込み)ではウェハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウェハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では上記説明した投影露光装置によっ
てマスクの回路パターンをウェハに焼付露光する。ステ
ップ17(現像)では露光したウェハを現像する。ステ
ップ18(エッチング)では現像したレジスト像以外の
部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)ではエ
ッチングが終了して不要となったレジストを除去する。
これらのステップを繰り返し行なうことによって、ウェ
ハ上に多重に回路パターンが形成される。
しかった高集積度の半導体デバイスを容易且つ確実に高
い歩止まりをもって製造することが可能となる。
採用するも、レーザ管の長手方向にわたり全体的に均一
な電磁波の放射が実現され、エネルギー損失を極力抑え
た均一なレーザ発光が可能となる。
の主要構成を示す模式図である。
図である。
てなる導波管近傍を示す概略断面図である。
てなる導波管近傍を示す概略断面図である。
てなる導波管近傍を示す概略断面図である。
ある。
形成されてなる導波管近傍を示す概略断面図である。
路が形成されてなる導波管近傍を示す概略断面図であ
る。
配された様子を示す概略断面図である。
填された様子を示す概略断面図である。
電界強度/中央部位の電界強度の比を示す特性図であ
る。
置の主要構成を示す模式図である。
を示す斜視図である。
々についてマイクロ波の定在波の相対関係を示す特性図
である。
置において、通常配置の導波管近傍を示す模式図であ
る。
置において、λg ピッチでλg /2の空間シフト及びλ
g /2の位相シフトを行なった場合の導波管近傍を示す
模式図である。
を示す斜視図である。
置の変形例において、通常配置の導波管近傍を示す模式
図である。
ある。
デバイスの製造工程のフロー図である。
フロー図である。
図である。
Claims (30)
- 【請求項1】 導波管から導波管壁に形成された複数の
微小間隙を介して電磁波をレーザ管内に導入することに
より前記レーザ管内のレーザガスを励起し、前記レーザ
ガスから発する光を共振させてレーザ光を発生させるレ
ーザ発振装置において、 前記電磁波は、前記導波管の前記各微小間隙において、
その電界が同位相とされて前記レーザ管内に導入される
ことを特徴とするレーザ発振装置。 - 【請求項2】 導波管から導波管壁に形成された複数の
微小間隙を介して電磁波をレーザ管内に導入することに
より前記レーザ管内のレーザガスを励起し、前記レーザ
ガスから発する光を共振させてレーザ光を発生させるレ
ーザ発振装置において、 前記微小間隙は、前記導波管の長端面に形成されてお
り、当該長端面の長手方向の中心線に沿って所定間隔を
おいて左右に等間隔で配置されていることを特徴とする
レーザ発振装置。 - 【請求項3】 前記電磁波は、前記導波管の前記各微小
間隙において、その電界が同位相とされて前記レーザ管
内に導入されることを特徴とする請求項2に記載のレー
ザ発振装置。 - 【請求項4】 前記電磁波の電界が前記導波管の前記各
微小間隙において同位相となるように、前記所定間隔が
設定されていることを特徴とする請求項2に記載のレー
ザ発振装置。 - 【請求項5】 前記導波管には、前記電磁波の位相を調
節する位相調節手段が設けられていることを特徴とする
請求項1〜4のいずれか1項に記載のレーザ発振装置。 - 【請求項6】 前記微小間隙上から前記レーザ管壁まで
の間が所定距離離間され、前記電磁波の通路が形成され
ていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に
記載のレーザ発振装置。 - 【請求項7】 前記微小間隙から前記レーザ管壁までの
離間距離は、前記導波管から導入される電磁波の半波長
の整数倍であることを特徴とする請求項1〜5のいずれ
か1項に記載のレーザ発振装置。 - 【請求項8】 前記微小間隙上を含む前記通路を囲むよ
うに導電体が設けられ、前記通路が前記レーザ管との接
触部位で当該レーザ管の長手方向にわたる所定幅の空隙
とされていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか
1項に記載のレーザ発振装置。 - 【請求項9】 前記空隙は、前記微小間隙とほぼ同一幅
に形成されていることを特徴とする請求項8に記載のレ
ーザ発振装置。 - 【請求項10】 前記空隙は、相対応する左右の前記微
小間隙を含む幅に形成されており、その先端部位のみが
幅狭で前記レーザ管の長手方向にわたる1本のスリット
形状とされていることを特徴とする請求項8に記載のレ
ーザ発振装置。 - 【請求項11】 前記空隙は、相対応する左右の前記微
小間隙を含む幅に形成されており、その先端部位のみが
前記微小間隙に対応した幅狭で前記レーザ管の長手方向
にわたる偶数本のスリット形状とされていることを特徴
とする請求項8に記載のレーザ発振装置。 - 【請求項12】 前記空隙の幅が前記導波管から導入さ
れる電磁波の半波長の整数倍であることを特徴とする請
求項1〜11のいずれか1項に記載のレーザ発振装置。 - 【請求項13】 前記微小間隙の形成面を対向させて前
記レーザ管を狭持するように一対の前記導波管が設けら
れ、前記各導波管内に同一の電磁波が供給されて前記レ
ーザ管内で対向する双方向からレーザガスの励起を行な
うことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記
載のレーザ発振装置。 - 【請求項14】 前記空隙には、誘電体が充填されてい
ることを特徴とする請求項8〜13のいずれか1項に記
載のレーザ発振装置。 - 【請求項15】 前記導波管の短端面に、前記微小間隙
のインピーダンスを調整するための微小金属体が埋め込
まれていることを特徴とする請求項1〜14のいずれか
1項に記載のレーザ発振装置。 - 【請求項16】 前記導波管内には、誘電体が充填され
ていることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項
に記載のレーザ発振装置。 - 【請求項17】 前記微小間隙内には、その先端面が平
坦化されるように誘電体が充填されていることを特徴と
する請求項1〜15のいずれか1項に記載のレーザ発振
装置。 - 【請求項18】 導波管から導波管壁に形成された複数
の微小間隙を介して電磁波をレーザ管内に導入すること
により前記レーザ管内のレーザガスを励起し、前記レー
ザガスから発する光を共振させてレーザ光を発生させる
レーザ発振装置において、 前記微小間隙は前記導波管の短端面に形成されており、
且つ、前記電磁波は前記導波管の前記各微小間隙におい
てその電界が同位相とされて前記レーザ管内に導入され
ることを特徴とするレーザ発振装置。 - 【請求項19】 導波管から導波管壁に形成された複数
の微小間隙を介して電磁波をレーザ管内に導入すること
により前記レーザ管内のレーザガスを励起し、前記レー
ザガスから発する光を共振させてレーザ光を発生させる
レーザ発振装置において、 前記微小間隙の形成面を対向させて前記レーザ管を狭持
するように一対の前記導波管が設けられ、前記各導波管
内に同一の電磁波が供給されて前記レーザ管内で対向す
る双方向からレーザガスの励起を行なうことを特徴とす
るレーザ発振装置。 - 【請求項20】 前記電磁波は、前記導波管の前記各微
小間隙において、その電界が同位相とされて前記レーザ
管内に導入されることを特徴とする請求項19に記載の
レーザ発振装置。 - 【請求項21】 前記電磁波の電界が前記導波管の前記
各微小間隙において同位相となるように、前記所定間隔
が設定されていることを特徴とする請求項19に記載の
レーザ発振装置。 - 【請求項22】 前記微小間隙の形成面が前記導波管の
短端面であり、前記各微小間隙が長手方向に等間隔で一
列に形成されていることを特徴とする請求項19〜21
のいずれか1項に記載のレーザ発振装置。 - 【請求項23】 前記各導波管は、対向する前記各形成
面間で各々対応する前記微小間隙が相対的に所定距離シ
フトするように配されていることを特徴とする請求項1
8〜22のいずれか1項に記載のレーザ発振装置。 - 【請求項24】 前記各導波管内に供給される電磁波の
位相を両者間で相対的にシフトさせる位相調節手段が設
けられていることを特徴とする請求項23に記載のレー
ザ発振装置。 - 【請求項25】 前記各導波管に電磁波を同調させる同
調手段がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求
項18〜24のいずれか1項に記載のレーザ発振装置。 - 【請求項26】 前記導波管から導入される電磁波がマ
イクロ波であることを特徴とする請求項1〜25のいず
れか1項に記載のレーザ発振装置。 - 【請求項27】 前記レーザガスを、Kr,Ar,Ne
から選ばれた少なくとも1種の不活性ガス、又は前記少
なくとも1種の不活性ガスとF2 ガスとの混合ガスとす
るエキシマレーザ発振装置であることを特徴とする請求
項1〜26のいずれか1項に記載のレーザ発振装置。 - 【請求項28】 照明光を発する光源である請求項1〜
27のいずれか1項に記載のレーザ発振装置と、 所定パターンの形成されたレチクルに前記レーザ発振装
置からの照明光を照射する第1光学系と、 前記レチクルを介した照明光を被照射面に照射する第2
光学系とを備え、 前記被照射面に前記レチクルの所定パターンを投影し露
光を行うことを特徴とする露光装置。 - 【請求項29】 被照射面に感光材料を塗布する工程
と、 請求項28に記載の露光装置を用いて、前記感光材料が
塗布された前記被照射面に所定パターンの露光を行う工
程と、 前記所定パターンの露光が行われた前記感光材料を現像
する工程とを備えることを特徴とするデバイスの製造方
法。 - 【請求項30】 前記被照射面をウェハ面とし、当該ウ
ェハ面に半導体素子を形成することを特徴とする請求項
29に記載のデバイスの製造方法。
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