JP2000311951A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2000311951A
JP2000311951A JP11118318A JP11831899A JP2000311951A JP 2000311951 A JP2000311951 A JP 2000311951A JP 11118318 A JP11118318 A JP 11118318A JP 11831899 A JP11831899 A JP 11831899A JP 2000311951 A JP2000311951 A JP 2000311951A
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gate electrode
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forming
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JP11118318A
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Masatoshi Arai
雅利 荒井
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Matsushita Electronics Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 相補型MOSトランジスタにおいて、MOS
トランジスタのゲート長を短くしても、pチャネルMO
Sトランジスタに短チャネル効果が発生し難くくする。 【解決手段】 半導体基板10上のPMOS領域には第
1のゲート絶縁膜18を介してp型ゲート電極19が形
成され、該p型ゲート電極19の側面には相対的に大き
い膜厚を有する第1のサイドウォール25が形成されて
いる。半導体基板10上のNMOS領域には第2のゲー
ト絶縁膜20を介してn型ゲート電極21が形成され、
該n型ゲート電極21の側面には相対的に小さい膜厚を
有する第2のサイドウォール26が形成されている。n
型ウェル領域11における第1のサイドウォール25の
下側にはp型低濃度不純物層23が形成されていると共
に、該p型低濃度不純物層23の外側にはp型高濃度不
純物層28が形成されている。p型ウェル領域12にお
ける第2のサイドウォール26の下側にはn型低濃度不
純物層22が形成されていると共に、該n型低濃度不純
物層22の外側にはn型高濃度不純物層27が形成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一の半導体基板上
に、p型ゲート電極を有するLDD構造のpチャネルM
OSトランジスタ及びn型ゲート電極を有するLDD構
造のnチャネルMOSトランジスタを備えた半導体装置
及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一の半導体基板上に、pチャネルMOS
トランジスタ及びnチャネルMOSトランジスタからな
る相補型MOSFET(CMOS)を備えた半導体装置
としては、一の半導体基板上に、p型ゲート電極を有す
るpチャネルMOSトランジスタ及びn型ゲート電極を
有するnチャネルMOSトランジスタを備えたデュアル
ゲートトランジスタが知られている。
【0003】また、MOSトランジスタのドレイン耐圧
を向上させるために、半導体基板におけるpチャネルM
OSトランジスタのゲート電極のサイドウォールの下側
の領域にp型低濃度不純物領域を有すると共に該p型低
濃度不純物領域の外側にp型高濃度不純物領域を有し、
また半導体基板におけるnチャネルMOSトランジスタ
のゲート電極のサイドウォールの下側の領域にn型低濃
度不純物領域を有すると共に該n型低濃度不純物領域の
外側にn型高濃度不純物領域を有するLDD構造を持つ
相補型MOSトランジスタも知られている。
【0004】ところで、p型の不純物領域を形成するた
めにドーピングされるp型不純物としてはボロンが通常
用いられると共に、n型の不純物領域を形成するために
ドーピングされるn型不純物としてはリン又はヒ素が通
常用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近時の半導
体集積回路の微細化及び高集積化並びにMOSトランジ
スタの高速動作化に対応するために、MOSトランジス
タのゲート電極の長さを短くすることが望まれている。
【0006】ところが、MOSトランジスタのゲート長
を短くすると、チャネル長が減少するため、ソース領域
又はドレイン領域がチャネル領域の電界分布に影響を及
ぼすので、MOSトランジスタのしきい値電圧が低下す
るといういわゆる短チャネル効果が発生する。
【0007】特に、p型不純物であるボロンは、熱処理
時に拡散し易いという特性を持っているため、MOSト
ランジスタのゲート長を短くする際には、ボロンがドー
ピングされたソース領域又はドレイン領域を有するpチ
ャネルMOSトランジスタにおける短チャネル効果が大
きな問題となる。
【0008】前記に鑑み、本発明は、MOSトランジス
タのゲート長を短くしても、pチャネルMOSトランジ
スタにおいて短チャネル効果が発生し難い相補型MOS
トランジスタを備えた半導体装置及びその製造方法を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る半導体装置は、一の半導体基板上に、
p型ゲート電極を有するLDD構造のpチャネルMOS
トランジスタ及びn型ゲート電極を有するLDD構造の
nチャネルMOSトランジスタを備えた半導体装置を前
提とし、p型ゲート電極の側面に形成された第1のサイ
ドウォールの膜厚は、n型ゲート電極の側面に形成され
た第2のサイドウォールの膜厚よりも大きく設定され、
pチャネルMOSトランジスタのソース又はドレインと
なる不純物層にドーピングされている不純物はボロンで
ある。
【0010】本発明に係る半導体装置によると、p型ゲ
ート電極の側面に形成された第1のサイドウォールの膜
厚が、n型ゲート電極の側面に形成された第2のサイド
ウォールの膜厚よりも大きいため、半導体基板における
第1のサイドウォールの下側に形成されるp型低濃度不
純物領域の長さは、半導体基板における第2のサイドウ
ォールの下側に形成されるn型低濃度不純物領域の長さ
よりも大きくなる。このため、pチャネルMOSトラン
ジスタのソース領域又はドレイン領域となるにp型高濃
度不純物領域にドーピングされたボロンは、熱処理時に
拡散し易いという特性を持っているが、p型低濃度不純
物領域の長さがn型低濃度不純物領域の長さよりも大き
いため、p型高濃度不純物領域にドーピングされたボロ
ンがチャネル領域に及ぼす影響を抑制することができ
る。
【0011】本発明に係る第1の半導体装置の製造方法
は、半導体基板上に形成されたn型半導体領域及びp型
半導体領域の上にポリシリコン膜を形成する工程と、ポ
リシリコン膜におけるn型半導体領域の上に形成されて
いる領域にp型不純物を選択的にドーピングしてp型ポ
リシリコン膜を形成すると共に、ポリシリコン膜におけ
るp型半導体領域の上に形成されている領域にn型不純
物を選択的にドーピングしてn型ポリシリコン膜を形成
する工程と、p型ポリシリコン膜をパターニングしてp
型ゲート電極を形成すると共に、n型ポリシリコン膜を
パターニングしてn型ゲート電極を形成する工程と、n
型半導体領域に対してp型ゲート電極をマスクにしてp
型不純物ををドーピングしてp型低濃度不純物領域を形
成すると共に、p型半導体領域に対してn型ゲート電極
をマスクにしてn型不純物をドーピングしてn型低濃度
不純物領域を形成する工程と、p型ゲート電極及びn型
ゲート電極の上を含む半導体基板の上にTEOS膜を、
p型ゲート電極の近傍の膜厚がn型ゲート電極の近傍の
膜厚よりも大きくなるように堆積する工程と、TEOS
膜に対して異方性エッチングを行なって、p型ゲート電
極の側面に相対的に大きい膜厚を有する第1のサイドウ
ォールを形成すると共にn型ゲート電極の側面に相対的
に小さい膜厚を有する第2のサイドウォールを形成する
工程と、p型低濃度不純物領域及びn型半導体領域に対
してp型ゲート電極及び第1のサイドウォールをマスク
としてボロンをドーピングしてp型高濃度不純物領域を
形成すると共に、n型低濃度不純物領域及びp型半導体
領域に対してn型ゲート電極及び第2のサイドウォール
をマスクとしてn型不純物をドーピングしてn型高濃度
不純物領域を形成する工程とを備えている。
【0012】本発明に係る第2の半導体装置の製造方法
は、半導体基板上に形成されたn型半導体領域及びp型
半導体領域の上にポリシリコン膜を形成する工程と、ポ
リシリコン膜をパターニングして、n型半導体領域の上
に第1のゲート電極を形成すると共にp型半導体領域の
上に第2のゲート電極を形成する工程と、n型半導体領
域及び第1のゲート電極にp型不純物をドーピングして
p型低濃度不純物領域及びp型ゲート電極を形成すると
共に、p型半導体領域及び第2のゲート電極にn型不純
物をドーピングしてn型低濃度不純物領域及びn型ゲー
ト電極を形成する工程と、p型ゲート電極及びn型ゲー
ト電極の上を含む半導体基板の上にTEOS膜を、p型
ゲート電極の近傍の膜厚がn型ゲート電極の近傍の膜厚
よりも大きくなるように堆積する工程と、TEOS膜に
対して異方性エッチングを行なって、p型ゲート電極の
側面に相対的に大きい膜厚を有する第1のサイドウォー
ルを形成すると共にn型ゲート電極の側面に相対的に小
さい膜厚を有する第2のサイドウォールを形成する工程
と、p型低濃度不純物領域及びn型半導体領域に対して
p型ゲート電極及び第1のサイドウォールをマスクとし
てボロンをドーピングしてp型高濃度不純物領域を形成
すると共に、n型低濃度不純物領域及びp型半導体領域
に対してn型ゲート電極及び第2のサイドウォールをマ
スクとしてn型不純物をドーピングしてn型高濃度不純
物領域を形成する工程とを備えている。
【0013】本発明に係る第3の半導体装置の製造方法
は、半導体基板上に形成されたn型半導体領域及びp型
半導体領域の上にポリシリコン膜を形成する工程と、ポ
リシリコン膜におけるp型半導体領域の上に形成されて
いる領域にn型不純物を選択的にドーピングしてn型ポ
リシリコン膜を形成する工程と、ポリシリコン膜をパタ
ーニングしてアンドープ型ゲート電極を形成すると共
に、n型ポリシリコン膜をパターニングしてn型ゲート
電極を形成する工程と、n型半導体領域及びアンドープ
型ゲート電極にp型不純物をドーピングしてp型低濃度
不純物領域及びp型ゲート電極を形成すると共に、p型
半導体領域に対してn型ゲート電極をマスクにしてn型
不純物をドーピングしてn型低濃度不純物領域を形成す
る工程と、p型ゲート電極及びn型ゲート電極の上を含
む半導体基板の上にTEOS膜を、p型ゲート電極の近
傍の膜厚がn型ゲート電極の近傍の膜厚よりも大きくな
るように堆積する工程と、TEOS膜に対して異方性エ
ッチングを行なって、p型ゲート電極の側面に相対的に
大きい膜厚を有する第1のサイドウォールを形成すると
共にn型ゲート電極の側面に相対的に小さい膜厚を有す
る第2のサイドウォールを形成する工程と、p型低濃度
不純物領域及びn型半導体領域に対してp型ゲート電極
及び第1のサイドウォールをマスクとしてボロンをドー
ピングしてp型高濃度不純物領域を形成すると共に、n
型低濃度不純物領域及びp型半導体領域に対してn型ゲ
ート電極及び第2のサイドウォールをマスクとしてn型
不純物をドーピングしてn型高濃度不純物領域を形成す
る工程とを備えている。
【0014】本発明に係る第1〜第3の半導体装置の製
造方法によると、TEOS膜をp型ゲート電極の近傍の
膜厚がn型ゲート電極の近傍の膜厚よりも大きくなるよ
うに堆積した後、該TEOS膜に対して異方性エッチン
グを行なうため、p型ゲート電極の側面に形成される第
1のサイドウォールの膜厚をn型ゲート電極の側面に形
成される第2のサイドウォールの膜厚よりも大きくでき
る。また、p型ゲート電極及び第1のサイドウォールを
マスクとしてボロンをドーピングしてp型高濃度不純物
領域を形成すると共に、n型ゲート電極及び第2のサイ
ドウォールをマスクとしてn型不純物をドーピングして
n型高濃度不純物領域を形成するため、第1のサイドウ
ォールの下側に形成されるp型低濃度不純物領域の長さ
は、第2のサイドウォールの下側に形成されるn型低濃
度不純物領域の長さよりも大きくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
半導体装置及びその製造方法について、図1(a)、
(b)、図2(a)、(b)、図3(a)、(b)及び
図4を参照しながら説明する。
【0016】まず、図1(a)に示すように、p型の半
導体基板10の上におけるpチャネルMOSトランジス
タ形成領域(以下、PMOS領域と称すると共に、各図
面上ではPMOSと記す。)にn型不純物を高エネルギ
ーでイオン注入してn型ウェル領域11を形成すると共
に、nチャネルMOSトランジスタ形成領域(以下、N
MOS領域と称すると共に、各図面上ではNMOSと記
す。)にp型不純物を高エネルギーでイオン注入してp
型ウェル領域12を形成した後、PMOS領域及びNM
OS領域を区画する素子分離領域13を形成する。次
に、半導体基板10の上に全面に亘って例えば5nmの
膜厚を有するゲート酸化膜となるシリコン酸化膜14を
形成した後、該シリコン酸化膜の上に、例えばCVD法
により650℃の温度下で例えば300nmの膜厚を有
するアンドープ型のポリシリコン膜15を堆積する。
【0017】次に、図1(b)に示すように、ポリシリ
コン膜15の上にPMOS領域を覆う第1のレジストマ
スク16を形成した後、ポリシリコン膜15に対して第
1のレジストマスク16をマスクとしてリン(P+ )を
例えば20keVの注入エネルギー及び5×1015cm
-2のドーズ量でイオン注入してn型ポリシリコン膜15
Aを形成する。
【0018】次に、図2(a)に示すように、ポリシリ
コン膜15の上にNMOS領域を覆う第2のレジストマ
スク17を形成した後、ポリシリコン膜15に対して第
2のレジストマスク17をマスクとしてBF2 を例えば
8keVの注入エネルギー及び3×1015cm-2のドー
ズ量でイオン注入してp型ポリシリコン膜15Bを形成
する。
【0019】次に、n型ポリシリコン膜15A及びp型
ポリシリコン膜15Bの上にゲート電極形成領域を覆う
マスクパターン(図示は省略している。)をそれぞれ形
成した後、該マスクパターンをマスクとして塩素ガスに
よるドライエッチングを行なって、図2(b)に示すよ
うに、PMOS領域にシリコン酸化膜14からなる第1
のゲート絶縁膜18及びp型ポリシリコン膜15Bから
なり0.25μmのゲート長を有するp型ゲート電極1
9を形成すると共、NMOS領域にシリコン酸化膜14
からなる第2のゲート絶縁膜20及びn型ポリシリコン
膜15Aからなり0.25μmのゲート長を有するn型
ゲート電極21を形成する。
【0020】次に、p型ウェル領域12にn型ゲート電
極21をマスクとしてヒ素(As)を例えば20keV
の注入エネルギー及び1×1014cm-2のドーズ量でイ
オン注入してn型低濃度不純物領域22を形成した後、
n型ウェル領域11にp型ゲート電極19をマスクとし
てBF2 を例えば20keVの注入エネルギー及び5×
1013cm-2のドーズ量でイオン注入してp型低濃度不
純物領域23を形成する。
【0021】次に、図3(a)に示すように、半導体基
板10の上に全面に亘って500℃の堆積温度でCVD
法を行なって、平坦部分における膜厚が120nmであ
るTEOS膜(SiO2 )24を堆積する。この場合、
n型ゲート電極21にはリンがドーピングされているた
め、n型ゲート電極21の近傍においてはTEOS膜2
4の核生成が阻害されるので、TEOS膜24における
n型ゲート電極21の近傍の膜厚:Dn は、TEOS膜
24におけるp型ゲート電極19の近傍の膜厚:Dp
比べて小さくなる。言い換えると、TEOS膜24にお
けるp型ゲート電極19の近傍の膜厚はTEOS膜24
におけるn型ゲート電極21の近傍の膜厚よりも大きく
なる。
【0022】次に、図3(b)に示すように、TEOS
膜24に対して、CH3Fガスを用いる異方性ドライエ
ッチングを行なって、p型ゲート電極19の側面に相対
的に大きい膜厚例えば103nmの膜厚を有する第1の
サイドウォール25を形成すると共に、n型ゲート電極
21の側面に相対的に小さい膜厚例えば86nmの膜厚
を有する第2のサイドウォール26を形成する。
【0023】図5は、n型ゲート電極、p型ゲート電極
及びアンドープ型ゲート電極の各側面に形成されたサイ
ドウォールの膜厚を、TEOS膜を堆積した直後及びエ
ッチバックを行なった後において測定した結果を示して
いる。図5から分かるように、TEOS膜を堆積した直
後及びエッチバックを行なった後の両方において、n型
ゲート電極の側面に形成されたサイドウォールの膜厚
は、p型ゲート電極の側面に形成されたサイドウォール
の膜厚及びアンドープ型ゲート電極の側面に形成された
サイドウォールの膜厚よりも小さい。従って、p型ゲー
ト電極19及びn型ゲート電極21の上に同じ堆積条件
でTEOS膜24を堆積すると共に、該TEOS膜24
を同じ条件でエッチバックすることにより自己整合的
に、p型ゲート電極19の側面に相対的に大きい膜厚を
有する第1のサイドウォール25を形成できると共に、
n型ゲート電極21の側面に相対的に小さい膜厚を有す
る第2のサイドウォール26を形成できることが分か
る。
【0024】次に、図4に示すように、p型ウェル領域
12及びn型低濃度不純物領域22に対してn型ゲート
電極21及び第2のサイドウォール26をマスクとして
ヒ素(As)を例えば50keVの注入エネルギー及び
2×1015cm-2のドーズ量でイオン注入してn型高濃
度不純物領域27を形成した後、例えば1000℃の温
度下で10秒間の第1の熱処理を行なってn型高濃度不
純物領域27を活性化する。その後、n型ウェル領域1
1及びp型低濃度不純物領域23に対してp型ゲート電
極19及び第1のサイドウォール25をマスクとしてB
2 を例えば20keVの注入エネルギー及び2×10
15cm-2のドーズ量でイオン注入してp型高濃度不純物
領域28を形成した後、例えば1000℃の温度下で1
0秒間の第2の熱処理を行なってp型高濃度不純物領域
28を活性化する。このように、第1の熱処理によりn
型高濃度不純物領域27を活性化した後、p型高濃度不
純物領域28を形成し、その後、第2の熱処理によりp
型高濃度不純物領域28を活性化すると、p型高濃度不
純物領域28に対する熱処理は1回になるので、拡散し
易い特性を持つボロンの拡散を抑制することができる。
【0025】以上の各工程により、半導体基板10上
に、p型ゲート電極19を有するLDD構造のpチャネ
ルMOSトランジスタ及びn型ゲート電極21を有する
LDD構造のnチャネルMOSトランジスタを備えた相
補型MOSトランジスタを、p型ゲート電極19の側面
に形成された第1のサイドウォール25の膜厚が、n型
ゲート電極21の側面に形成された第2のサイドウォー
ル26の膜厚よりも大きくなるように形成することがで
きる。 (一実施形態の第1の変形例)詳細な図示は省略してい
るが、以下に示す第1の変形例のようにして、p型ゲー
ト電極19の側面に形成された第1のサイドウォール2
5の膜厚が、n型ゲート電極21の側面に形成された第
2のサイドウォール26の膜厚よりも大きい相補型MO
Sトランジスタを形成してもよい。
【0026】すなわち、図1(a)に示すように、p型
の半導体基板10の上におけるPMOS領域にn型ウェ
ル領域11を形成すると共に、NMOS領域にp型ウェ
ル領域12を形成した後、PMOS領域及びNMOS領
域を区画する素子分離領域13を形成し、その後、ゲー
ト酸化膜となるシリコン酸化膜14及びアンドープ型の
ポリシリコン膜15を堆積する。
【0027】次に、ポリシリコン膜15をパターニング
して、PMOS領域に第1のゲート電極を形成すると共
にNMOS領域に第2のゲート電極を形成した後、p型
ウェル12及び第2のゲート電極にn型不純物をドーピ
ングして、n型低濃度不純物領域22及びn型ゲート電
極21を形成すると共に、n型ウェル領域11及び第1
のゲート電極にp型の不純物をドーピングしてp型低濃
度不純物領域23及びp型ゲート電極19を形成する
(図2(b)を参照)。
【0028】次に、図3(a)に示すように、半導体基
板10の上に全面に亘ってTEOS膜24を、n型ゲー
ト電極21の近傍の膜厚がp型ゲート電極19の近傍の
膜厚に比べて小さくなるように堆積した後、図3(b)
に示すように、TEOS膜24に対して異方性ドライエ
ッチングを行なって、p型ゲート電極19の側面に相対
的に大きい膜厚を有する第1のサイドウォール25を形
成すると共に、n型ゲート電極21の側面に相対的に小
さい膜厚を有する第2のサイドウォール26を形成す
る。
【0029】次に、図4に示すように、p型ウェル領域
12及びn型低濃度不純物領域22に対してn型ゲート
電極21及び第2のサイドウォール26をマスクとして
ヒ素をイオン注入してn型高濃度不純物領域27を形成
すると共に、n型ウェル領域11及びp型低濃度不純物
領域23に対してp型ゲート電極19及び第1のサイド
ウォール25をマスクとしてBF2 をイオン注入してp
型高濃度不純物領域28を形成すると、半導体基板10
上に、p型ゲート電極19を有するLDD構造のpチャ
ネルMOSトランジスタ及びn型ゲート電極21を有す
るLDD構造のnチャネルMOSトランジスタを備えた
相補型MOSトランジスタを、p型ゲート電極19の側
面に形成された第1のサイドウォール25の膜厚が、n
型ゲート電極21の側面に形成された第2のサイドウォ
ール26の膜厚よりも大きくなるように形成することが
できる。 (一実施形態の第2の変形例)詳細な図示は省略してい
るが、以下に示す第2の変形例のようにして、p型ゲー
ト電極19の側面に形成された第1のサイドウォール2
5の膜厚が、n型ゲート電極21の側面に形成された第
2のサイドウォール26の膜厚よりも大きい相補型MO
Sトランジスタを形成してもよい。
【0030】すなわち、図1(a)に示すように、p型
の半導体基板10の上におけるPMOS領域にn型ウェ
ル領域11を形成すると共に、NMOS領域にp型ウェ
ル領域12を形成した後、PMOS領域及びNMOS領
域を区画する素子分離領域13を形成し、その後、ゲー
ト酸化膜となるシリコン酸化膜14及びアンドープ型の
ポリシリコン膜15を堆積する。
【0031】次に、図1(b)に示すように、ポリシリ
コン膜15の上にPMOS領域を覆う第1のレジストマ
スク16を形成した後、ポリシリコン膜15に対して第
1のレジストマスク16をマスクとしてリン(P+ )を
例えば20keVの注入エネルギー及び5×1015cm
-2のドーズ量でイオン注入してn型ポリシリコン膜15
Aを形成する。
【0032】次に、n型ポリシリコン膜15Aの上及び
PMOS領域におけるアンドープ型のポリシリコン膜1
5の上にゲート電極形成領域を覆うマスクパターン(図
示は省略している。)をそれぞれ形成した後、該マスク
パターンをマスクとして塩素ガスによるドライエッチン
グを行なって、PMOS領域にシリコン酸化膜14から
なる第1のゲート絶縁膜18及びアンドープ型のポリシ
リコン膜15からなり0.25μmのゲート長を有する
ゲート電極を形成すると共、NMOS領域にシリコン酸
化膜14からなる第2のゲート絶縁膜20及びn型ポリ
シリコン膜15Aからなり0.25μmのゲート長を有
するn型ゲート電極21を形成する(図2(b)を参
照)。
【0033】次に、p型ウェル領域12にn型ゲート電
極21をマスクとしてヒ素(As)を例えば20keV
の注入エネルギー及び1×1014cm-2のドーズ量でイ
オン注入してn型低濃度不純物領域22を形成した後、
n型ウェル領域11にBF2を例えば20keVの注入
エネルギー及び5×1013cm-2のドーズ量でイオン注
入して、p型低濃度不純物領域23及びp型ゲート電極
19を形成する(図2(b)を参照)。
【0034】次に、図3(a)に示すように、半導体基
板10の上に全面に亘ってTEOS膜24を、n型ゲー
ト電極21の近傍の膜厚がp型ゲート電極19の近傍の
膜厚に比べて小さくなるように堆積した後、図3(b)
に示すように、TEOS膜24に対して異方性ドライエ
ッチングを行なって、p型ゲート電極19の側面に相対
的に大きい膜厚を有する第1のサイドウォール25を形
成すると共に、n型ゲート電極21の側面に相対的に小
さい膜厚を有する第2のサイドウォール26を形成す
る。
【0035】次に、図4に示すように、p型ウェル領域
12及びn型低濃度不純物領域22に対してn型ゲート
電極21及び第2のサイドウォール26をマスクとして
ヒ素をイオン注入してn型高濃度不純物領域27を形成
すると共に、n型ウェル領域11及びp型低濃度不純物
領域23に対してp型ゲート電極19及び第1のサイド
ウォール25をマスクとしてBF2 をイオン注入してp
型高濃度不純物領域28を形成すると、半導体基板10
上に、p型ゲート電極19を有するLDD構造のpチャ
ネルMOSトランジスタ及びn型ゲート電極21を有す
るLDD構造のnチャネルMOSトランジスタを備えた
相補型MOSトランジスタを、p型ゲート電極19の側
面に形成された第1のサイドウォール25の膜厚が、n
型ゲート電極21の側面に形成された第2のサイドウォ
ール26の膜厚よりも大きくなるように形成することが
できる。
【0036】
【発明の効果】本発明に係る半導体装置によると、p型
低濃度不純物領域の長さがn型低濃度不純物領域の長さ
よりも大きいため、p型高濃度不純物領域にドーピング
されており拡散し易い特性を持つボロンがチャネル領域
に及ぼす影響を抑制できるので、MOSトランジスタの
ゲート長を短くしても、pチャネルMOSトランジスタ
において短チャネル効果が発生する事態を防止すること
ができる。
【0037】本発明に係る第1〜第3の半導体装置の製
造方法によると、p型ゲート電極及び相対的に大きい膜
厚を有する第1のサイドウォールをマスクとしてボロン
をドーピングしてp型高濃度不純物領域を形成すると共
に、n型ゲート電極及び相対的に小さい膜厚を有する第
2のサイドウォールをマスクとしてn型不純物をドーピ
ングしてn型高濃度不純物領域を形成するため、第1の
サイドウォールの下側に形成されるp型低濃度不純物領
域の長さは、第2のサイドウォールの下側に形成される
n型低濃度不純物領域の長さよりも大きくなる。
【0038】従って、第1〜第3の半導体装置の製造方
法によると、p型高濃度不純物領域にドーピングされて
おり拡散し易い特性を持つボロンがチャネル領域に及ぼ
す影響を抑制できるので、MOSトランジスタのゲート
長が短くても、pチャネルMOSトランジスタにおいて
短チャネル効果が発生し難い半導体装置を簡易な工程で
確実に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)及び(b)は本発明の一実施形態に係る
半導体装置の製造方法の各工程を示す断面図である。
【図2】(a)及び(b)は本発明の一実施形態に係る
半導体装置の製造方法の各工程を示す断面図である。
【図3】(a)及び(b)は本発明の一実施形態に係る
半導体装置の製造方法の各工程を示す断面図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方
法の各工程を示す断面図である。
【図5】n型ゲート電極、p型ゲート電極及びアンドー
プ型ゲート電極の各側面に形成されたサイドウォールの
膜厚を、TEOS膜を堆積した直後及びエッチバックを
行なった後において測定した結果を示す図である。
【符号の説明】
10 半導体基板 11 n型ウェル領域 12 p型ウェル領域 13 素子分離領域 14 シリコン酸化膜 15 ポリシリコン膜 15A n型ポリシリコン膜 15B p型ポリシリコン膜 16 第1のレジストマスク 17 第2のレジストマスク 18 第1のゲート絶縁膜 19 p型ゲート電極 20 第2のゲート絶縁膜 21 n型ゲート電極 22 n型低濃度不純物領域 23 p型低濃度不純物領域 24 TEOS膜 25 第1のサイドウォール 26 第2のサイドウォール 27 n型高濃度不純物領域 28 p型高濃度不純物領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一の半導体基板上に、p型ゲート電極を
    有するLDD構造のpチャネルMOSトランジスタ及び
    n型ゲート電極を有するLDD構造のnチャネルMOS
    トランジスタを備えた半導体装置であって、 前記p型ゲート電極の側面に形成された第1のサイドウ
    ォールの膜厚は、前記n型ゲート電極の側面に形成され
    た第2のサイドウォールの膜厚よりも大きく設定され、 前記pチャネルMOSトランジスタのソース又はドレイ
    ンとなる不純物層にドーピングされている不純物はボロ
    ンであることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に形成されたn型半導体領
    域及びp型半導体領域の上にポリシリコン膜を形成する
    工程と、 前記ポリシリコン膜における前記n型半導体領域の上に
    形成されている領域にp型不純物を選択的にドーピング
    してp型ポリシリコン膜を形成すると共に、前記ポリシ
    リコン膜における前記p型半導体領域の上に形成されて
    いる領域にn型不純物を選択的にドーピングしてn型ポ
    リシリコン膜を形成する工程と、 前記p型ポリシリコン膜をパターニングしてp型ゲート
    電極を形成すると共に、前記n型ポリシリコン膜をパタ
    ーニングしてn型ゲート電極を形成する工程と、 前記n型半導体領域に対して前記p型ゲート電極をマス
    クにしてp型不純物ををドーピングしてp型低濃度不純
    物領域を形成すると共に、前記p型半導体領域に対して
    前記n型ゲート電極をマスクにしてn型不純物をドーピ
    ングしてn型低濃度不純物領域を形成する工程と、 前記p型ゲート電極及びn型ゲート電極の上を含む前記
    半導体基板の上にTEOS膜を、前記p型ゲート電極の
    近傍の膜厚が前記n型ゲート電極の近傍の膜厚よりも大
    きくなるように堆積する工程と、 前記TEOS膜に対して異方性エッチングを行なって、
    前記p型ゲート電極の側面に相対的に大きい膜厚を有す
    る第1のサイドウォールを形成すると共に前記n型ゲー
    ト電極の側面に相対的に小さい膜厚を有する第2のサイ
    ドウォールを形成する工程と、 前記p型低濃度不純物領域及びn型半導体領域に対して
    前記p型ゲート電極及び第1のサイドウォールをマスク
    としてボロンをドーピングしてp型高濃度不純物領域を
    形成すると共に、前記n型低濃度不純物領域及びp型半
    導体領域に対して前記n型ゲート電極及び第2のサイド
    ウォールをマスクとしてn型不純物をドーピングしてn
    型高濃度不純物領域を形成する工程とを備えていること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に形成されたn型半導体領
    域及びp型半導体領域の上にポリシリコン膜を形成する
    工程と、 前記ポリシリコン膜をパターニングして、前記n型半導
    体領域の上に第1のゲート電極を形成すると共に前記p
    型半導体領域の上に第2のゲート電極を形成する工程
    と、 前記n型半導体領域及び第1のゲート電極にp型不純物
    をドーピングしてp型低濃度不純物領域及びp型ゲート
    電極を形成すると共に、前記p型半導体領域及び第2の
    ゲート電極にn型不純物をドーピングしてn型低濃度不
    純物領域及びn型ゲート電極を形成する工程と、 前記p型ゲート電極及びn型ゲート電極の上を含む前記
    半導体基板の上にTEOS膜を、前記p型ゲート電極の
    近傍の膜厚が前記n型ゲート電極の近傍の膜厚よりも大
    きくなるように堆積する工程と、 前記TEOS膜に対して異方性エッチングを行なって、
    前記p型ゲート電極の側面に相対的に大きい膜厚を有す
    る第1のサイドウォールを形成すると共に前記n型ゲー
    ト電極の側面に相対的に小さい膜厚を有する第2のサイ
    ドウォールを形成する工程と、 前記p型低濃度不純物領域及びn型半導体領域に対して
    前記p型ゲート電極及び第1のサイドウォールをマスク
    としてボロンをドーピングしてp型高濃度不純物領域を
    形成すると共に、前記n型低濃度不純物領域及びp型半
    導体領域に対して前記n型ゲート電極及び第2のサイド
    ウォールをマスクとしてn型不純物をドーピングしてn
    型高濃度不純物領域を形成する工程とを備えていること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 半導体基板上に形成されたn型半導体領
    域及びp型半導体領域の上にポリシリコン膜を形成する
    工程と、 前記ポリシリコン膜における前記p型半導体領域の上に
    形成されている領域にn型不純物を選択的にドーピング
    してn型ポリシリコン膜を形成する工程と、 前記ポリシリコン膜をパターニングしてアンドープ型ゲ
    ート電極を形成すると共に、前記n型ポリシリコン膜を
    パターニングしてn型ゲート電極を形成する工程と、 前記n型半導体領域及びアンドープ型ゲート電極にp型
    不純物をドーピングしてp型低濃度不純物領域及びp型
    ゲート電極を形成すると共に、前記p型半導体領域に対
    して前記n型ゲート電極をマスクにしてn型不純物をド
    ーピングしてn型低濃度不純物領域を形成する工程と、 前記p型ゲート電極及びn型ゲート電極の上を含む前記
    半導体基板の上にTEOS膜を、前記p型ゲート電極の
    近傍の膜厚が前記n型ゲート電極の近傍の膜厚よりも大
    きくなるように堆積する工程と、 前記TEOS膜に対して異方性エッチングを行なって、
    前記p型ゲート電極の側面に相対的に大きい膜厚を有す
    る第1のサイドウォールを形成すると共に前記n型ゲー
    ト電極の側面に相対的に小さい膜厚を有する第2のサイ
    ドウォールを形成する工程と、 前記p型低濃度不純物領域及びn型半導体領域に対して
    前記p型ゲート電極及び第1のサイドウォールをマスク
    としてボロンをドーピングしてp型高濃度不純物領域を
    形成すると共に、前記n型低濃度不純物領域及びp型半
    導体領域に対して前記n型ゲート電極及び第2のサイド
    ウォールをマスクとしてn型不純物をドーピングしてn
    型高濃度不純物領域を形成する工程とを備えていること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6399431B1 (en) * 2000-03-21 2002-06-04 Chartered Semiconductor Manufacturing Ltd. ESD protection device for SOI technology

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