JP2000311823A - 内燃機関用点火コイルの閉磁路鉄心体 - Google Patents

内燃機関用点火コイルの閉磁路鉄心体

Info

Publication number
JP2000311823A
JP2000311823A JP11117876A JP11787699A JP2000311823A JP 2000311823 A JP2000311823 A JP 2000311823A JP 11117876 A JP11117876 A JP 11117876A JP 11787699 A JP11787699 A JP 11787699A JP 2000311823 A JP2000311823 A JP 2000311823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
outer ring
center
center core
closed magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11117876A
Other languages
English (en)
Inventor
Akikimi Nobutoki
明公 信時
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hanshin Electric Co Ltd
Original Assignee
Hanshin Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hanshin Electric Co Ltd filed Critical Hanshin Electric Co Ltd
Priority to JP11117876A priority Critical patent/JP2000311823A/ja
Publication of JP2000311823A publication Critical patent/JP2000311823A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同心状に嵌合した1次、2次両コイルを貫
通して支持するセンタ鉄心を無端の外環鉄心が囲む内部
を横切って配置する際に、両鉄心が小形であってもセン
タ鉄心が外環鉄心の内周でズレ動くのを防止し、外環鉄
心の内周に容易に、且つ正確に固定可能にする。 【解決手段】 無端の外環鉄心11と、同心状に嵌合
した1次、2次両コイル1,2を貫通して支持し、上記
外環鉄心が囲む内部を横切るセンタ鉄心12とからなる
内燃機関用点火コイルの閉磁路鉄心体において、上記外
環鉄心の内周に、センタ鉄心の軸方向の各端部を位置決
めする位置決め手段13,13を設け、上記位置決め手
段により前記センタ鉄心12の各端部を外環鉄心11の
内周に対して位置決めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば自動車の
エンジンなどの内燃機関の点火プラグに高電圧を供給し
て火花放電を生じさせるための点火コイルの閉磁路鉄心
体に関する。
【0002】
【従来の技術】無端の外環鉄心と、同心状に嵌合した1
次コイル及び2次コイルを貫通して支持し、上記外環鉄
心が囲む内部を横切るセンタ鉄心とからなる内燃機関用
点火コイルの閉磁路鉄心体は従来から公知である。この
鉄心体は、1次コイルのボビンの内周のセンタ鉄心から
磁束が1次コイルの外の2次コイルの外周を囲む外環鉄
心を流れる閉磁路の磁気回路を構成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この閉磁路鉄心体を使
用して構成した点火コイルは、自動車のエンジンに取付
けられる場合が多く、その場合、点火プラグのプラグホ
ールや、エンジンのロッカーカバー等の寸法に基づく制
約が厳しく、取付けスペース等の問題から点火コイルの
小型化が要求されている。そのため、点火コイルの部品
の1つ1つも非常に小さくなり、特に1次、2次両コイ
ルを貫通して組付けたセンタ鉄心を外環鉄心が囲む内部
を横切って配置する際に、センタ鉄心と外環鉄心の内周
との間にズレが発生するので、センタ鉄心を外環鉄心の
内周の所定の位置へ固定して閉磁路鉄心体に組立てるの
に非常に手数を要する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した問題点
を解決するために提案されたもので、請求項1の閉磁路
鉄心体は、無端の外環鉄心と、同心状に嵌合した1次、
2次両コイルを貫通して支持し、上記外環鉄心が囲む内
部を横切るセンタ鉄心とからなる内燃機関用点火コイル
の閉磁路鉄心体において、上記外環鉄心の内周に、セン
タ鉄心の軸方向の各端部を位置決めする位置決め手段を
設け、上記位置決め手段により前記センタ鉄心の各端部
を外環鉄心の内周に対して位置決めしたことを特徴とす
る。又、請求項2の閉磁路鉄心体は、無端の外環鉄心
と、同心状に嵌合した1次、2次両コイルを貫通して支
持し、上記外環鉄心が囲む内部を横切るセンタ鉄心とか
らなる内燃機関用点火コイルの閉磁路鉄心体において、
上記センタ鉄心の軸方向の一端部に永久磁石の薄片を固
定すると共に、センタ鉄心が貫通した1次コイルのボビ
ンの一端部を上記永久磁石の薄片の外に被せ、前記外環
鉄心の内周に、上記1次コイルのボビンの一端部を位置
決めする位置決め手段を設け、上記位置決め手段により
永久磁石の薄片と、これを固定したセンタ鉄心の一端部
を外環鉄心の内周に対して位置決めしたことを特徴とす
る。請求項3の閉磁路鉄心体は、無端の外環鉄心と、同
心状に嵌合した1次、2次両コイルを貫通して支持し、
上記外環鉄心が囲む内部を横切るセンタ鉄心とからなる
内燃機関用点火コイルの閉磁路鉄心体において、上記セ
ンタ鉄心の軸方向の一端部と外環鉄心の内周との間に非
磁性層を介在させると共に、センタ鉄心が貫通した1次
コイルのボビンの一端部を上記非磁性層の外に被せ、前
記外環鉄心の内周に、上記1次コイルのボビンの一端部
を位置決めする位置決め手段を設け、上記位置決め手段
により非磁性層と、センタ鉄心の一端部を1次コイルの
ボビンの一端部を介して外環鉄心の内周に対して位置決
めしたことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】図は請求項1,2,3の各実施例
を示し、図中、1は1次コイル、2は1次コイルの外に
同心状に嵌合した2次コイル、11は外環鉄心、12は
前記1次コイルのボビン3の内周を貫通して同心状に嵌
合した1次、2次両コイルを支持する短冊形のセンタ鉄
心を示す。外環鉄心、センタ鉄心は硅素鋼板の積層体で
ある。
【0006】外環鉄心11は無端であれば円環状でもよ
いが、図示の各実施例では四隅の角(かど)が1/4円
弧の丸味を有する四角枠で、四隅の円弧状部分の真中が
Ω形の凹凸係合部11′で連結された四つの片の積層体
からなる。勿論、一連の無端の枠であってもよい。
【0007】図1(A)は請求項1の第1実施例の平面
図、図1(B)はそのB−B線での断面図で、センタ鉄
心の軸方向の各端部が対向する外環鉄心11の内周の直
径方向に対向した平行な直線の二辺11a,11bに、
センタ鉄心の各端部の両側に係合する一対の内向きの三
角形の位置決め突起13,13が設けてある。又、この
実施例ではセンタ鉄心の各端部の両側面に、上記位置決
め突起13,13の斜面に斜面で接触する横向きの一対
の三角形の突起14,14が設けてある。尚、センタ鉄
心12の軸方向の長さは外環鉄心の辺11aと11bと
の間の距離に等しい。
【0008】横向きの三角形の突起14,14を有する
センタ鉄心の各端部を外環鉄心の内周の直径方向に対向
した平行な二辺11a,11bにある内向きの三角形の
位置決め突起13,13の間に位置させることによりセ
ンタ鉄心の各端部は外環鉄心の内周の各辺11a,11
bに対して位置決めされ、1次、2次両コイルを支持し
たセンタ鉄心は外環鉄心が囲む内部でズレ動かない。従
って、センタ鉄心の各端部を外環鉄心の内周に対して容
易に且つ正確に固定して閉磁路鉄心体を構成することが
できる。
【0009】図1(C)は、図1(A)の実施例のセン
タ鉄心の各端部の両側面にある横向きの一対の三角形の
突起14,14を省略した請求項1の他の実施例を示
す。この実施例ではセンタ鉄心のコ字形の各端部12′
を、外環鉄心の内周の直線の平行な二辺11a,11b
にある対の内向きの三角形の位置決め突起13,13の
間に係合させることによりセンタ鉄心の各端部は外環鉄
心の内周の各辺11a,11bに対して位置決めされ、
ズレ動かない。従って、この実施例の場合もセンタ鉄心
の各端部を外環鉄心の内周に対し容易に、且つ正確に固
定することができる。更に、この実施例ではセンタ鉄心
の各端部の両側面から外向きに張り出す突起14,14
を設ける必要がないので、鉄心を硅素鋼板から打抜いて
製作する際の材料のロスが防止できる。
【0010】上記図1(C)の実施例において、外環鉄
心の内周の二辺11a,11bにある位置決め突起1
3,13を、破線で示したように直角三角形にし、各突
起13の直角な一辺をセンタ鉄心の各端部の両側面に接
触させてもよいが、そうするとセンタ鉄心のコ字形の各
端部12′の両側面を対の直角三角形の位置決め突起1
3,13の平行な二辺の間にピッタリと位置させるのに
手数がかゝるので、位置決め突起13,13は斜面でセ
ンタ鉄心の端部の各側面と対向する三角形にするのが好
ましい。又、この場合、各突起13の斜面とセンタ鉄心
の端部の両側面との間に生じる直角三角形の間隙15を
なるべく狭くすることが好ましい。
【0011】図2は請求項2の実施例で、センタ鉄心の
軸方向の一端部に、該端部の断面と同形、同大の永久磁
石の薄片16を接着剤で固定し、外環鉄心の内周の直線
の辺(11a又は11b、図では11a)に当接するよ
うにしてある。このように、センタ鉄心の軸方向の一端
部に永久磁石を鉄心体の閉磁路と直列に配置すると、鉄
心体に磁気バイアスをかけることができ、1次コイルへ
の電流遮断時に鉄心体の磁束の変化量を大きくし、点火
コイルの出力を高めることができる。尚、そのためには
永久磁石の薄片16の、センタ鉄心の一端部に向いた面
の磁極と、外環鉄心の内周に向いた面の磁極は、1次コ
イルに通電したときに作られる磁束とは逆の磁束が発生
する向きに定めておく。又、請求項2のセンタ鉄心の軸
方向の長さは、辺11aと11bの間の距離を永久磁石
の薄片16の厚さだけ短くした長さにする。
【0012】センタ鉄心の軸方向の他端部は、図1
(C)の実施例と同様に外環鉄心の内周の直線の辺(1
1b又は11a、図では11b)に設けられた一対の位
置決め突起13,13の間で位置決めしてある。
【0013】永久磁石の薄片16、及びこれを先端に固
定したセンタ鉄心の一端部を辺11aに対して位置決め
するため、、永久磁石の薄片16にはセンタ鉄心に被さ
った1次ボビンの一端部が被さり、薄片16の端面と、
1次ボビンの一端部の鍔3aの端面とが辺11aに当接
するようになっている。そして、図2(A)の実施例で
はボビンの鍔3aの端面に、永久磁石の薄片16の両脇
に隣接する三角形の一対の凹部17,17が形成してあ
り、これに対応して外環鉄心の内周の直線の辺11aに
は上記凹部17,17と係合する一対の内向きの三角形
の位置決め突起13,13が設けてある。
【0014】従って、ボビンの鍔3aにある凹部17,
17を、外環鉄心の内周の辺11aの位置決め突起1
3,13に係合することにより、センタ鉄心に被さった
ボビンの一端の鍔3aと、永久磁石の薄片16とを外環
鉄心の内周の辺11aに対し位置決めできる。そして、
センタ鉄心の他端も位置決め突起13,13で外環鉄心
の内周の辺11bに位置決めされているため、センタ鉄
心は外環鉄心の内周でズレ動かない。これによって永久
磁石の薄片16とセンタ鉄心を外環鉄心の内周に容易
に、且つ正確に固定でき、出力の高い点火コイルの製造
に寄与する。
【0015】図2(C)は請求項2の他の実施例であっ
て、図2(A,B)と相違して外環鉄心の内周の辺11
aには1次コイルのボビンの一端部の鍔3aの外側面に
隣接する一対の位置決め突起13,13が内向きに設け
てある。従って、1次コイルのボビンの一端部の鍔3a
を、外環鉄心の内周の辺11aの位置決め突起13,1
3の間に位置させることにより(センタ鉄心の他端は外
環鉄心の内周の辺11bの位置決め突起13,13で位
置決めされているため)、センタ鉄心は外環鉄心の内周
でズレ動かない。従って、永久磁石の薄片16と、セン
タ鉄心を外環鉄心の内周に容易に、且つ正確に固定で
き、出力の高い点火コイルの製造に寄与する。
【0016】図2の各実施例では、永久磁石の薄片16
を1次コイルのボビンの中空部の巻線で囲まれた内部に
位置させると、永久磁石からの洩れ磁束が1次コイルと
鎖交し、1次コイルの磁束を弱めて出力を低下させるの
で、永久磁石の薄片は図示のように1次コイルの鍔の内
周に位置させるなど、1次コイルの巻線部の外に位置さ
せておく。
【0017】製造すべき点火コイルに高出力が必要でな
い場合は、請求項2の永久磁石の代わりに非磁性層を鉄
心体の閉磁路と直列に設け、鉄心部が磁気飽和を起こさ
ないようにするのが請求項3で、非磁性層として非磁性
のプラスチック、例えばPBT(ポリブチレンテレフタ
レート)でセンタ鉄心の断面と同形、同大に成形したス
ペーサ18をセンタ鉄心の軸方向の一端部に接着した実
施例が図3(A)、(C)である。従って、図3
(A)、(C)の実施例は、非磁性スペーサ18を永久
磁石の薄片16の代わりに使用しただけで、その構成は
図2(A)、(C)と全く同一である。
【0018】非磁性層としては、センタ鉄心の軸方向の
端部と、これと対向した外環鉄心の内周の辺11aや1
1bの間に空隙を保ち、この空隙を非磁性のスペーサ1
8の代用にすることもでき、この場合の実施例は次の図
4の通りである。
【0019】図4(A,B)はセンタ鉄心の軸方向の一
端部と、外環鉄心の内周の辺11aとの間に空隙19を
保った実施例、図4(C)はセンタ鉄心の軸方向の各端
部と、外環鉄心の内周の辺11a、及び11bとの間に
空隙19a,19bを保った実施例であって、空隙を形
成する軸方向の間隔が、例えば3mmとすると、図4
(A,B)の実施例ではセンタ鉄心の軸方向の一端部
と、外環鉄心の内周の辺11aとの間に3mmの間隔を
保ち、図4(C)の実施例ではセンタ鉄心の軸方向の各
端部と、外環鉄心の内周の辺11a,11bとの間に
1.5mm宛の間隔を保ったり、一方が1mm、他方が
2mmなど2つの間隔19a,19bの合計が3mmに
なるようにする。
【0020】従って、上記の場合、センタ鉄心12の軸
方向の長さは、外環鉄心の辺11aと11bとの間の距
離より3mm短くする。
【0021】センタ鉄心12は1次ボビン3の内周に接
着剤などで固定する。この場合、図4(A,B)の実施
例ではセンタ鉄心の軸方向の一端部の端面を1次ボビン
の一端部の鍔3aの端面からボビンの内部に3mm引き
込ませて固定し、図4(C)の実施例では同様にセンタ
鉄心の軸方向の一端部の端面を1次ボビンの一端部の鍔
3aの端面からボビンの内部に、例えば1.5mm引き
込ませて固定する。
【0022】そして、外環鉄心の内周の辺11aには1
次ボビンの一端部の鍔3aの端面にある三角形の一対の
凹部17に係合するか(図4A)、鍔3aの外面に係合
する(図4C)一対の位置決め突起13,13を設け、
この突起13a、13aによりセンタ鉄心に被さった1
次ボビンの一端部の鍔3aを外環鉄心の内周の辺11a
に対し空隙19,19aを保って位置決め、固定する。
又、ボビンから外に突出したセンタ鉄心の他端部は、辺
11bに内向きに設けた三角形の一対の位置決め突起1
3,13で他端部の両側面を位置決めし、図4(C)の
場合は空隙19bを保持する。これによってセンタ鉄心
の一端部又は両端部と、これに対向する外環鉄心の内周
の辺との間に空隙19、19a,19bを保って1次、
2次両コイルを貫通、支持したセンタ鉄心を外環鉄心の
内周に対し位置決めし、ズレ動くのを防止できる。従っ
て、センタ鉄心を外環鉄心の内周に容易に、且つ正確に
固定できる。
【0023】必要によっては上記空隙19、19a,1
9bには非磁性の接着剤などを充填して固化させてもよ
く、これにより外環鉄心の内周に対するセンタ鉄心の固
定を補強できる。又、図4(C)の実施例において、セ
ンタ鉄心の他端部を位置決めするため外環鉄心の辺11
bに設けた位置決め突起は省略してもよい。
【0024】図示の請求項1、請求項2、請求項3の実
施例において、外環鉄心の内周の各辺と、これに対向す
るセンタ鉄心の各端部は溶接、接着などにより結合して
もよい。又、外環鉄心の内周の各辺と永久磁石の薄片
や、非磁性のスペーサは接着剤などで結合してもよい。
【0025】
【発明の効果】以上で明らかなように、本発明によれ
ば、1次、2次両コイルを支持したセンタ鉄心を、外環
鉄心が囲む内部を横切って配置する際、外環鉄心の内周
の辺に設けた位置決め突起によりセンタ鉄心がズレ動く
のを防止できる。従って、センタ鉄心を外環鉄心の内周
に容易に、且つ正確に固定でき、生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は請求項1の第1実施例の平面図と、そ
の要部の拡大説明図、(B)は同上の(A)のB−B線
での断面図、(C)は請求項1の他の実施例の平面図
と、その要部の拡大説明図。
【図2】(A)は請求項2の第1実施例の平面図と、そ
の要部の拡大説明図、(B)は同上の(A)のB−B線
での断面図、(C)は請求項2の他の実施例の平面図
と、その要部の拡大説明図。
【図3】(A)は請求項3の第1実施例の平面図、
(B)は同上の(A)のB−B線での断面図、(C)は
請求項3の第2実施例の平面図。
【図4】(A)は請求項3の第3実施例の平面図、
(B)は同上の(A)のB−B線での断面図、(C)は
請求項3の第4実施例の平面図。
【符号の説明】
1 1次コイル 2 2次コイル 3 1次コイルのボビン 3a ボビンの鍔 11 外環鉄心 11a、11b 直径方向に対向した直線の二辺 12 センタ鉄心 12′ センタ鉄心のコ字形端部 13 外環鉄心の内周の一対の位置決め突起(位置決
め手段) 14 センタ鉄心の突起 16 永久磁石の薄片 17 1次コイルボビンの三角形の凹部 18 非磁性薄片(非磁性層) 19、19a,19b 空隙(非磁性層)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端の外環鉄心と、同心状に嵌合した1
    次、2次両コイルを貫通して支持し、上記外環鉄心が囲
    む内部を横切るセンタ鉄心とからなる内燃機関用点火コ
    イルの閉磁路鉄心体において、上記外環鉄心の内周に、
    センタ鉄心の軸方向の各端部を位置決めする位置決め手
    段を設け、上記位置決め手段により前記センタ鉄心の各
    端部を外環鉄心の内周に対して位置決めしたことを特徴
    とする内燃機関用点火コイルの閉磁路鉄心体。
  2. 【請求項2】 無端の外環鉄心と、同心状に嵌合した1
    次、2次両コイルを貫通して支持し、上記外環鉄心が囲
    む内部を横切るセンタ鉄心とからなる内燃機関用点火コ
    イルの閉磁路鉄心体において、上記センタ鉄心の軸方向
    の一端部に永久磁石の薄片を固定すると共に、センタ鉄
    心が貫通した1次コイルのボビンの一端部を上記永久磁
    石の薄片の外に被せ、前記外環鉄心の内周に、上記1次
    コイルのボビンの一端部を位置決めする位置決め手段を
    設け、上記位置決め手段により永久磁石の薄片と、これ
    を固定したセンタ鉄心の一端部を外環鉄心の内周に対し
    て位置決めしたことを特徴とする内燃機関用点火コイル
    の閉磁路鉄心体。
  3. 【請求項3】 無端の外環鉄心と、同心状に嵌合した1
    次、2次両コイルを貫通して支持し、上記外環鉄心が囲
    む内部を横切るセンタ鉄心とからなる内燃機関用点火コ
    イルの閉磁路鉄心体において、上記センタ鉄心の軸方向
    の一端部と外環鉄心の内周との間に非磁性層を介在させ
    ると共に、センタ鉄心が貫通した1次コイルのボビンの
    一端部を上記非磁性層の外に被せ、前記外環鉄心の内周
    に、上記1次コイルのボビンの一端部を位置決めする位
    置決め手段を設け、上記位置決め手段により非磁性層
    と、センタ鉄心の一端部を1次コイルのボビンの一端部
    を介して外環鉄心の内周に対して位置決めしたことを特
    徴とする内燃機関用点火コイルの閉磁路鉄心体。
JP11117876A 1999-04-26 1999-04-26 内燃機関用点火コイルの閉磁路鉄心体 Pending JP2000311823A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11117876A JP2000311823A (ja) 1999-04-26 1999-04-26 内燃機関用点火コイルの閉磁路鉄心体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11117876A JP2000311823A (ja) 1999-04-26 1999-04-26 内燃機関用点火コイルの閉磁路鉄心体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000311823A true JP2000311823A (ja) 2000-11-07

Family

ID=14722452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11117876A Pending JP2000311823A (ja) 1999-04-26 1999-04-26 内燃機関用点火コイルの閉磁路鉄心体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000311823A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003324023A (ja) * 2002-04-30 2003-11-14 Hanshin Electric Co Ltd 内燃機関用点火コイル
JP2007324436A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Denso Corp 点火コイル
JP2008172162A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Denso Corp 点火コイル用の軟磁性体
WO2016203771A1 (ja) * 2015-06-18 2016-12-22 日立オートモティブシステムズ阪神株式会社 内燃機関用点火コイル

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003324023A (ja) * 2002-04-30 2003-11-14 Hanshin Electric Co Ltd 内燃機関用点火コイル
JP2007324436A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Denso Corp 点火コイル
JP2008172162A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Denso Corp 点火コイル用の軟磁性体
WO2016203771A1 (ja) * 2015-06-18 2016-12-22 日立オートモティブシステムズ阪神株式会社 内燃機関用点火コイル
JP2017011004A (ja) * 2015-06-18 2017-01-12 日立オートモティブシステムズ阪神株式会社 内燃機関用点火コイル
CN107533904A (zh) * 2015-06-18 2018-01-02 日立汽车系统阪神株式会社 内燃机用点火线圈
US20180366269A1 (en) 2015-06-18 2018-12-20 Hitachi Automotive Systems Hanshin, Ltd. Ignition coil for internal-combustion engine
CN107533904B (zh) * 2015-06-18 2019-03-08 日立汽车系统阪神株式会社 内燃机用点火线圈
US10236117B2 (en) 2015-06-18 2019-03-19 Hitachi Automotive Systems Hanshin, Ltd. Ignition coil for internal-combustion engine

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61285055A (ja) 電磁作動器
WO2016203771A1 (ja) 内燃機関用点火コイル
JPH03149805A (ja) 内燃機関用点火コイル
JP2000311823A (ja) 内燃機関用点火コイルの閉磁路鉄心体
JP3063396U (ja) 内燃機関用点火コイルの閉磁路鉄心体
JPH1074644A (ja) 電磁装置
JPH1042496A (ja) リニアモータ
US6545582B2 (en) Magnetic core having an effective magnetic bias and magnetic device using the magnetic core
JP2006287090A (ja) 内燃機関用点火コイル
JP3796100B2 (ja) リニアモータ
JP2658742B2 (ja) 内燃機関用点火コイル
JP3985187B2 (ja) スピーカの磁気回路構造及びスピーカ
JP2004023830A (ja) リニアアクチュエータ
JP2002136086A (ja) 電磁石と永久磁石の複合磁石
JP3784367B2 (ja) 内燃機関用点火コイルの鉄心−コイル組立体
JPH0218688Y2 (ja)
JP2018152446A (ja) 内燃機関用点火コイル
JP2008258291A (ja) 内燃機関用点火コイル及びその製造方法
JP2595338Y2 (ja) 誘導電磁器
JPH10294228A (ja) 内燃機関用点火コイル
JP3064253U (ja) 内燃機関用点火コイルの鉄心体
JPH10225084A (ja) ボイスコイル形リニアモータ
JPH0935953A (ja) トロイダルトランス
JPH1154347A (ja) イグニッションコイル
JPS5941677Y2 (ja) ピツクアツプカ−トリツジ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060420

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080508

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080527

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081007