JP2000311060A - タッチパネル付きモニタ装置およびタッチパネル付きモニタ装置のタッチパネル検査方法 - Google Patents

タッチパネル付きモニタ装置およびタッチパネル付きモニタ装置のタッチパネル検査方法

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JP2000311060A
JP2000311060A JP12171999A JP12171999A JP2000311060A JP 2000311060 A JP2000311060 A JP 2000311060A JP 12171999 A JP12171999 A JP 12171999A JP 12171999 A JP12171999 A JP 12171999A JP 2000311060 A JP2000311060 A JP 2000311060A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検査過程で、どの位置のタッチスイッチ素子
が正常であるか、不良であるかということを把握し易く
すること。 【解決手段】 画像を表示する画像表示部1と、画像表
示部1の表面に貼られ、垂直方向電極と水平方向電極と
の各交差部にタッチスイッチ素子を形成する透明なタッ
チパネルとを有するタッチパネル付きモニタ装置におい
て、検査対象のタッチスイッチ素子に対応するタッチス
イッチ表示領域16を画像表示部1に表示し、タッチパ
ネルのタッチ位置情報と順番を決定した検査対象のタッ
チスイッチ素子に対応するタッチスイッチ表示領域16
の位置情報との比較によりタッチスイッチ素子が正常か
不良かを判定し、その判定結果を対応するタッチスイッ
チ表示領域16に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タッチパネル付
きモニタ装置およびタッチパネル付きモニタ装置のタッ
チパネル検査方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CRT等による画像表示部に層状に重ね
られたタッチパネルを有するタッチパネル付きモニタ装
置は、FAの分野では、ロボットや数値制御装置等の状
況をモニタし、生産指示をするための数値入力等に使用
されている。
【0003】タッチパネル付きモニタ装置のタッチパネ
ルの検査方法(装置)として、特開平6−119114
号公報に示されているように、タッチパネルの各タッチ
スイッチ素子に対応したマトリックス状の検査用タッチ
スイッチキーを画面表示し、検査対象のタッチスイッチ
素子のタッチキー(スイッチ領域)を1個ずつ順次点滅
させ、点滅されているタッチキーが指等によって規定時
間内にタッチされたかを監視し、規定時間内に点滅され
ているタッチキーがタッチされたことを検知できない場
合には、エラーメッセージの表示等を行い、オペレータ
による故障確認によって故障スイッチ領域を記憶し、つ
ぎの検査対象のタッチスイッチ素子のタッチキーを点滅
させることが既に提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来のタ
ッチパネルの検査方法(装置)では、検査過程で、どの
位置のタッチスイッチ素子が正常であるか、不良である
かということを把握しにくい。
【0005】また、上述のような従来のタッチパネルの
検査方法(装置)では、検査領域を範囲指定することは
できるが、範囲指定された領域内の全てのタッチスイッ
チ素子について検査を行うため、範囲指定領域が大きか
ったり、範囲指定領域内のタッチスイッチ素子の個数が
多いと、検査に時間が掛かり、特に、全面検査の場合に
は、検査に相当時間が掛かることになる。これに対し
て、範囲指定領域内の全てのタッチスイッチ素子のタッ
チキーを一斉にタッチすることにより検査する方法もあ
るが、これでは、タッチされたタッチキーの個数しか判
明できず、不良のタッチスイッチ素子の位置を特定でき
ないことから、どのタッチスイッチ素子が不良であるか
を特定できない。
【0006】また、検査対象のタッチスイッチ素子のタ
ッチキーを1個ずつ順次点滅させる場合、その順序に特
別な考慮がなされておらず、隣り合うタッチキーを順
次、検査対象のタッチキーとして点滅させると、特に、
一つのタッチキーの面積が小さい場合には、隣り合うタ
ッチキーを誤って同時にタッチしてしまう虞れがあり、
正確な検査を要領よく行うことが難しい。
【0007】この発明は、上述の如き問題点を解消する
ためになされたもので、検査過程で、どの位置のタッチ
スイッチ素子が正常であるか、不良であるかということ
を把握し易く、検査領域内の全てのタッチスイッチ素子
について検査を行うことなく、必要最小限度のタッチス
イッチ素子について検査を行うことで効率のよい検査を
行え、また、誤タッチする可能性を減らして正確な検査
を要領よく行うことができるタッチパネル付きモニタ装
置およびタッチパネル付きモニタ装置のタッチパネルの
検査方法を得ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明によるタッチパネル付きモニタ装置は、
画像を表示する画像表示部と、前記画像表示部の表面に
おいて、垂直方向電極と水平方向電極との各交差部にタ
ッチスイッチ素子を形成するタッチパネルとを有するタ
ッチパネル付きモニタ装置において、検査対象のタッチ
スイッチ素子に対応するタッチスイッチ表示領域を画像
表示部に表示し、タッチパネルのタッチ位置情報と順番
を決定した検査対象のタッチスイッチ素子に対応するタ
ッチスイッチ表示領域の位置情報との比較によりタッチ
スイッチ素子が正常か不良かを判定し、その判定結果を
対応するタッチスイッチ表示領域に表示するタッチパネ
ル検査を行うよう構成されているものである。
【0009】つぎの発明によるタッチパネル付きモニタ
装置は、検査対象のタッチスイッチ素子をタッチパネル
の垂直方向電極および水平方向電極の全てに最低限度一
つずつ分散するように設定するよう構成されているもの
である。
【0010】つぎの発明によるタッチパネル付きモニタ
装置は、タッチスイッチ素子の検査順序を、つぎの検査
対象のタッチスイッチ素子のタッチスイッチキー表示領
域が現時点での検査対象のタッチスイッチ素子のタッチ
スイッチキー表示領域と隣り合わないように設定するよ
う構成されているものである。
【0011】また、上述の目的を達成するために、この
発明によるタッチパネル付きモニタ装置のタッチパネル
検査方法は、画像を表示する画像表示部と、前記画像表
示部の表面において、垂直方向電極と水平方向電極との
各交差部にタッチスイッチ素子を形成するタッチパネル
とを有するタッチパネル付きモニタ装置のタッチパネル
検査方法において、検査対象のタッチスイッチ素子に対
応するタッチスイッチ表示領域を画像表示部に表示し、
タッチパネルのタッチ位置情報と順番を決定した検査対
象のタッチスイッチ素子に対応するタッチスイッチ表示
領域の位置情報との比較によりタッチスイッチ素子が正
常か不良かを判定し、その判定結果を対応するタッチス
イッチ表示領域に表示するタッチパネル検査を行うもの
である。
【0012】つぎの発明によるタッチパネル付きモニタ
装置のタッチパネル検査方法は、検査対象のタッチスイ
ッチ素子をタッチパネルの垂直方向電極および水平方向
電極の全てに最低限度一つずつ分散するように設定する
ものである。
【0013】つぎの発明によるタッチパネル付きモニタ
装置のタッチパネル検査方法は、タッチスイッチ素子の
検査順序を、つぎの検査対象のタッチスイッチ素子のタ
ッチスイッチキー表示領域が現時点での検査対象のタッ
チスイッチ素子のタッチスイッチキー表示領域と隣り合
わないように設定するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照して、この
発明にかかるタッチパネル付きモニタ装置およびタッチ
パネル付きモニタ装置のタッチパネル検査方法の実施の
形態を詳細に説明する。
【0015】図1はこの発明によるタッチパネル付きモ
ニタ装置の一つの実施の形態を示している。タッチパネ
ル付きモニタ装置は、画像データを表示するCRT等に
よる画像表示部1と、画像表示部1の表面に貼られた透
明なタッチパネル2と、EEP−ROMのような書き換
え可能なROM3と、ROM3に格納されているプログ
ラムを実行し、装置全体の制御を行うCPU4と、内部
メモリ、ワーキングメモリ等として使用されるRAM5
と、メモリカードドライバ6と、画像表示部1に表示す
る画像表示データを制御する画像表示制御部7と、タッ
チパネル2のタッチスイッチ素子15(図2、図3)か
らの信号を検出するタッチスイッチ素子検知部8とを有
している。
【0016】タッチパネル2は、ユーザによって表面を
タッチされることにより、オンまたはオフするタッチス
イッチ素子15をマトリックス状に配置され、画像表示
部1を層状に重ねられている。タッチパネル2の詳細を
図2、図3を参照して説明する。タッチパネル2は、表
面保護シート11と底部シート12との間に、スペース
保持具20を挟んで、細長い短冊状の複数個の垂直方向
電極13と、細長い短冊状の複数個の水平方向電極14
とを互いに直交交差する状態で積層した構造をなし、そ
の各直交交差部で、表面保護シート11をタッチするこ
とによりオンする、垂直方向電極13の本数と水平方向
電極14の本数との積数に相当する個数のタッチスイッ
チ素子(物理スイッチキー)15をマトリックス状に形
成している。垂直方向電極13の本数が40本、水平方
向電極14の本数が30本であると、1200個のタッ
チスイッチ素子15が形成されることになる。
【0017】タッチパネル付きモニタ装置のタッチパネ
ルの検査は、検査用制御プログラムと検査用画像データ
が書き込まれているメモリカードをメモリカードドライ
バ6に差し込み、メモリカードに入っている転送用プロ
グラムを使用してROM3に検査用プログラムと検査用
画像データを転送する。ROM3上にある検査用制御プ
ログラムはモニタ装置電源オン時にRAM5に転送され
る。
【0018】検査用プログラムは、ROM3上にある検
査用画像データ(タッチ位置を案内する表示データ)を
使って、短時間でタッチパネル2の検査ができるよう
に、検査位置と、その順番を決定する。上述のようなタ
ッチパネル2の電極構造上、タッチパネル2の全面検査
を必要最小限の個数のタッチスイッチ素子15で行うた
めには、全ての垂直方向電極13と全ての水平方向電極
14に関して最低限、一つの検査対象のタッチスイッチ
素子15が設定されなければならない。
【0019】垂直方向電極13の本数が40本、水平方
向電極14の本数が30本であると、検査対象のタッチ
スイッチ素子15の必要個数は40個になり、40個の
検査対象のタッチスイッチ素子15が、40本の垂直方
向電極13の全てに一つずつ分散し、且つ30本の水平
方向電極14の全てに分散するように設定される。図4
は、タッチスイッチ素子15に対応して画面表示される
タッチスイッチキー表示領域16を示しており、数字1
〜40を付けられているタッチスイッチキー表示領域1
6が検査対象のタッチスイッチ素子15と対応し、その
数値が検査順序を示す。
【0020】この検査順序は、つぎの検査対象のタッチ
スイッチ素子15(タッチスイッチキー表示領域16)
が現時点での検査対象のタッチスイッチ素子15(タッ
チスイッチキー表示領域16)と隣り合わないように設
定され、この例では、将棋で云う桂馬飛びに設定され
る。
【0021】CPU4は、検査用プログラムに基づいて
画像表示制御部7に検査用画像データを順番に出力し、
画像表示部1で検査用画像データを表示し、タッチスイ
ッチ素子検知部8によるタッチパネル2からのスイッチ
信号の検知状態に応じて適否検査を行う。換言すれば、
CPU4は、タッチパネル2のタッチ位置情報と順番を
決定した検査用画像データの位置情報の両方からタッチ
スイッチ素子15が正常か不良かを判断する。
【0022】この適否検査は、指定されている検査対象
のタッチスイッチ素子15のタッチスイッチキー表示領
域16を番号付きで順番に青色表示し、指定されている
検査対象のタッチスイッチ素子15がオンしたか否か、
換言すれば、タッチ位置と検査対象のタッチスイッチ素
子15のタッチスイッチキー表示領域16の表示位置と
が一致すれば、正常で、検査対象のタッチスイッチ素子
15のタッチスイッチキー表示領域16に“OK”表示
を行い、表示後、所定時間内にオン信号がなければ、不
良として検査対象のタッチスイッチ素子15のタッチス
イッチキー表示領域16に“NG”表示を行う。
【0023】また、指定されている検査対象のタッチス
イッチ素子15以外のタッチスイッチ素子15がオンし
た場合、換言すれば、タッチ位置と検査対象のタッチス
イッチ素子15のタッチスイッチキー表示領域16の表
示位置とが不一致であれば、検査対象のタッチスイッチ
素子15のタッチスイッチキー表示領域16にNG表示
を行い、オンしたタッチスイッチ素子15のタッチスイ
ッチキー表示領域16を赤色表示する。
【0024】つぎに、この発明によるタッチパネル付き
モニタ装置のタッチパネル検査の処理フローを図5を参
照して説明する。
【0025】タッチパネル検査モードに設定されたタッ
チパネル付きモニタ装置は、電源オンにより検査用プロ
グラムを起動し、まず、タッチパネル全面でのタッチ検
査する規定個数分(図4の例では40個)の検査が終了
したかを判断する(ステップS1)。規定個数の検査が
終了したならば、検査を終了する(ステップS1肯
定)。
【0026】まだ、規定個数分の検査が終了していない
ならば(ステップS1否定)、初回表示かを判断する
(ステップS2)。初回表示ならば(ステップS2肯
定)、タッチ検査をするタッチ位置を決定し、それを指
でタッチしやすい位置に配置にするデータを作成する
(ステップS3)。タッチ位置は、基本的には、縦の電
極(垂直方向電極)13と横の電極(水平方向電極)1
4とが交差する箇所で、画像表示部1に対して向かって
左上隅から下へ桂馬飛びで順番に位置を決定する。画像
表示部1の一番下になった場合には、向かって右の列に
移動する。
【0027】たとえば、図4に示されているように、複
数のタッチスイッチキー表示領域(四角形)を決定し、
タッチパネル2の左上から順番にタッチ検査1回目のタ
ッチスイッチキー表示領域16、右にいってタッチ検査
2回目のタッチスイッチキー表示領域16、1回目のタ
ッチスイッチキー表示領域16から右下にいってタッチ
検査3回目のタッチスイッチキー表示領域16〜タッチ
検査40回目のタッチスイッチキー表示領域16を設定
する。
【0028】すなわち、タッチパネル2にあるタッチス
イッチ素子15すべてをタッチしなくてもよい。その理
由は、上述したように、タッチパネル付きモニタ装置の
タッチスイッチ素子15は1200個(縦の電極(垂直
方向電極)13が40本×横の電極(水平方向電極)1
4が30本なので、タッチスイッチ素子はそれを掛けた
数)である。縦の電極と横の電極は必ず交差しているの
で、各縦の電極13と各横の電極14のどこか交差して
いる一個所をタッチして通電すればよい。
【0029】そのために、縦の電極数は40個なので、
検査するタッチスイッチ素子を40個に絞り込めれる。
また、指でタッチしやすいように、将棋の桂馬飛び(タ
ッチスイッチキー表示領域16ともう一つのタッチスイ
ッチキー表示領域16との位置関係が上部のタッチパネ
ルを基準にタッチスイッチ素子2個下、そこから1個右
に移動した位置にある)に配置し、今回タッチ検査する
タッチスイッチキー表示領域16と次回タッチ検査する
タッチスイッチキー表示領域16とが隣接しないように
なっている。なお、タッチスイッチキー表示領域16
は、図6に示されているように、タッチスイッチ素子1
5より少し大きめに設定される。
【0030】つぎに、ステップS3で作成したすべての
タッチスイッチキー表示領域データを基に、タッチスイ
ッチキー表示領域16にタッチする順番の番号と青色の
塗りつぶし図形を画像表示部1に表示する(ステップS
4)。これにより、図4に示されているように青色四角
形のタッチスイッチキー表示領域16が、40個、画像
表示部1に表示される。
【0031】つぎに、1個目のタッチスイッチキー表示
領域16について所定時間経過前にタッチスイッチ素子
検知部8から位置情報があるか否かを判定する。すなわ
ち、オペレータがタッチパネル2を所定時間経過前にタ
ッチしたことにより、タッチパネル2がオン信号をタッ
チスイッチ素子検知部8に出力しているか否かを判定す
る(ステップS5)。所定時間経過前にオンしていない
ならば(ステップS5否定)、図7に示されているよう
に、タッチすべき位置のタッチスイッチキー表示領域1
6に“NG”を表示する(ステップS8)。
【0032】これに対し、所定時間経過前にオンしたな
らば(ステップS5肯定)、タッチスイッチ素子検知部
8からのタッチパネル2でのタッチ位置情報とタッチ検
査1回目のタッチスイッチキー表示領域16の位置とを
比較する(ステップS6)。タッチパネル2でのタッチ
位置情報とタッチ検査1回目のタッチスイッチキー表示
領域16の位置が一致する場合には(ステップS6肯
定)、図8に示されているように、タッチ検査1回目の
タッチスイッチキー表示領域16に“OK”を表示する
(ステップS7)。
【0033】これに対し、タッチパネル2でのタッチ位
置情報とタッチ検査1回目のタッチスイッチキー表示領
域16の位置が一致しない場合には、本来、タッチしな
ければならないタッチ検査1回目のタッチスイッチキー
表示領域16に“NG”を表示し、誤ってタッチされた
タッチスイッチキー表示領域16を赤色表示する(ステ
ップS9)。
【0034】上述のように、“OK”または“NG”を
画像表示部1に表示することにより、オペレータは、瞬
時に、タッチスイッチ素子15が正常か不良かを識別で
きる。これにより、検査過程で、どの位置のタッチスイ
ッチ素子15が正常であるか、不良であるかということ
を把握し易くなる。
【0035】つぎに、タッチ検査1回目が終了すれば、
タッチ検査2回目の表示位置を取得する(ステップS1
0)。なお、タッチキー検査者が誤ってタッチしたと判
断する位置を規定個数分終了した時に伝えるため、“N
G”表示をした場合でも、つぎの表示位置を取得する。
【0036】そして、再度、タッチパネル全面でのタッ
チ検査する規定個数、すなわち、この例では40個を終
了したかを判断する(ステップS1)。以降、タッチ検
査する規定個数分を終了するまで繰り返し行う。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、この発
明によるタッチパネル付きモニタ装置によれば、検査対
象のタッチスイッチ素子に対応するタッチスイッチ表示
領域を画像表示部に表示し、タッチパネルのタッチ位置
情報と順番を決定した検査対象のタッチスイッチ素子に
対応するタッチスイッチ表示領域の位置情報との比較に
よりタッチスイッチ素子が正常か不良かを判定し、その
判定結果を対応するタッチスイッチ表示領域に表示する
から、検査過程で、どの位置のタッチスイッチ素子が正
常であるか、不良であるかということを把握し易いタッ
チパネル検査を行うことができる。
【0038】つぎの発明によるタッチパネル付きモニタ
装置によれば、検査対象のタッチスイッチ素子をタッチ
パネルの垂直方向電極および水平方向電極の全てに最低
限度一つずつ分散するように設定してタッチパネル検査
を行うから、検査領域内の全てのタッチスイッチ素子に
ついて検査を行うことなく、効率のよい検査を行うこと
ができる。
【0039】つぎの発明によるタッチパネル付きモニタ
装置によれば、タッチスイッチ素子の検査順序を、つぎ
の検査対象のタッチスイッチ素子のタッチスイッチキー
表示領域が現時点での検査対象のタッチスイッチ素子の
タッチスイッチキー表示領域と隣り合わないように設定
してタッチパネル検査を行うから、誤タッチする可能性
を減らして正確な検査を要領よく行うことができる。
【0040】つぎの発明によるタッチパネル付きモニタ
装置のタッチパネル検査方法によれば、検査対象のタッ
チスイッチ素子に対応するタッチスイッチ表示領域を画
像表示部に表示し、タッチパネルのタッチ位置情報と順
番を決定した検査対象のタッチスイッチ素子に対応する
タッチスイッチ表示領域の位置情報との比較によりタッ
チスイッチ素子が正常か不良かを判定し、その判定結果
を対応するタッチスイッチ表示領域に表示するから、検
査過程で、どの位置のタッチスイッチ素子が正常である
か、不良であるかということを把握し易いタッチパネル
検査を行うことができる。
【0041】つぎの発明によるタッチパネル付きモニタ
装置のタッチパネル検査方法によれば、検査対象のタッ
チスイッチ素子をタッチパネルの垂直方向電極および水
平方向電極の全てに最低限度一つずつ分散するように設
定してタッチパネル検査を行うから、検査領域内の全て
のタッチスイッチ素子について検査を行うことなく、効
率のよい検査を行うことができる。
【0042】つぎの発明によるタッチパネル付きモニタ
装置のタッチパネル検査方法によれば、タッチスイッチ
素子の検査順序を、つぎの検査対象のタッチスイッチ素
子のタッチスイッチキー表示領域が現時点での検査対象
のタッチスイッチ素子のタッチスイッチキー表示領域と
隣り合わないように設定してタッチパネル検査を行うか
ら、誤タッチする可能性を減らして正確な検査を要領よ
く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるタッチパネル付きモニタ装置
の一つの実施の形態を示すブロック図である。
【図2】 タッチパネル付きモニタ装置で使用されるタ
ッチパネルの構成を示した断面図である。
【図3】 タッチパネル付きモニタ装置で使用されるタ
ッチパネルの構成を示した平面図である。
【図4】 この発明によるタッチパネル付きモニタ装置
におけるタッチパネル検査画面を示す説明図である。
【図5】 この発明によるタッチパネル付きモニタ装置
におけるタッチパネル検査の処理フローを示すフローチ
ャートである。
【図6】 この発明によるタッチパネル付きモニタ装置
におけるタッチパネル検査でのタッチスイッチ素子とタ
ッチスイッチ表示領域との大小関係を示す説明図であ
る。
【図7】 この発明によるタッチパネル付きモニタ装置
におけるタッチパネル検査において不良判定が行われた
場合の画面表示を示す説明図である。
【図8】 この発明によるタッチパネル付きモニタ装置
におけるタッチパネル検査において正常判定が行われた
場合の画面表示を示す説明図である。
【符号の説明】
1 画像表示部、2 タッチパネル、3 ROM、4
CPU、5 RAM、6 メモリカードドライバ、7
画像表示制御部、11 表面保護シート、12底部シー
ト、13 垂直方向電極、14 水平方向電極、15
タッチスイッチ素子、16 タッチスイッチキー表示領
域。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を表示する画像表示部と、前記画像
    表示部の表面において垂直方向電極と水平方向電極との
    各交差部にタッチスイッチ素子を形成するタッチパネル
    とを有するタッチパネル付きモニタ装置でおいて、 検査対象のタッチスイッチ素子に対応するタッチスイッ
    チ表示領域を画像表示部に表示し、タッチパネルのタッ
    チ位置情報と順番を決定した検査対象のタッチスイッチ
    素子に対応するタッチスイッチ表示領域の位置情報との
    比較によりタッチスイッチ素子が正常か不良かを判定
    し、その判定結果を対応するタッチスイッチ表示領域に
    表示するタッチパネル検査を行うよう構成されているこ
    とを特徴とするタッチパネル付きモニタ装置。
  2. 【請求項2】 検査対象のタッチスイッチ素子をタッチ
    パネルの垂直方向電極および水平方向電極の全てに最低
    限度一つずつ分散するように設定するよう構成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル付き
    モニタ装置。
  3. 【請求項3】 タッチスイッチ素子の検査順序を、つぎ
    の検査対象のタッチスイッチ素子のタッチスイッチキー
    表示領域が現時点での検査対象のタッチスイッチ素子の
    タッチスイッチキー表示領域と隣り合わないように設定
    するよう構成されていることを特徴とする請求項1また
    は2に記載のタッチパネル付きモニタ装置。
  4. 【請求項4】 画像を表示する画像表示部と、前記画像
    表示部の表面において、垂直方向電極と水平方向電極と
    の各交差部にタッチスイッチ素子を形成するタッチパネ
    ルとを有するタッチパネル付きモニタ装置のタッチパネ
    ル検査方法において、 検査対象のタッチスイッチ素子に対応するタッチスイッ
    チ表示領域を画像表示部に表示し、タッチパネルのタッ
    チ位置情報と順番を決定した検査対象のタッチスイッチ
    素子に対応するタッチスイッチ表示領域の位置情報との
    比較によりタッチスイッチ素子が正常か不良かを判定
    し、その判定結果を対応するタッチスイッチ表示領域に
    表示するタッチパネル検査を行うことを特徴とするタッ
    チパネル付きモニタ装置のタッチパネル検査方法。
  5. 【請求項5】 検査対象のタッチスイッチ素子をタッチ
    パネルの垂直方向電極および水平方向電極の全てに最低
    限度一つずつ分散するように設定することを特徴とする
    請求項4に記載のタッチパネル付きモニタ装置のタッチ
    パネル検査方法。
  6. 【請求項6】 タッチスイッチ素子の検査順序を、つぎ
    の検査対象のタッチスイッチ素子のタッチスイッチキー
    表示領域が現時点での検査対象のタッチスイッチ素子の
    タッチスイッチキー表示領域と隣り合わないように設定
    することを特徴とする請求項4または5に記載のタッチ
    パネル付きモニタ装置のタッチパネル検査方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7365562B2 (en) 2006-02-20 2008-04-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Display device and method of testing sensing unit thereof
JP2014092811A (ja) * 2012-10-31 2014-05-19 Calsonic Kansei Corp タッチパネル検査方法
JP2014215843A (ja) * 2013-04-26 2014-11-17 カシオ計算機株式会社 電子機器、及びそのタッチパネル検査方法とプログラム
JP2020095609A (ja) * 2018-12-14 2020-06-18 ファナック株式会社 表示装置、工作機械および異常判定方法

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