JP2005287571A - 注意配分検査方法、注意配分検査装置、及び注意配分検査プログラム記録媒体 - Google Patents

注意配分検査方法、注意配分検査装置、及び注意配分検査プログラム記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 注意配分検査を機械的に行い自動的に評価等が可能な方法及びその装置、並びにこの方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したプログラム記録媒体を提供する。
【解決手段】 タッチパネル入力部2に検査用画像集合を表示させるデータ等を本体部1のROMにあらかじめ格納させておき、本体部1のCPUは、検査用画像集合を画面に表示して被検者P2に提示させ、アイカメラ7により被検者P2の眼Eの注視点のデータを計測し、画面上のいずれかの数字が探索されたかを判別し、タッチパネル入力部2からの入力データを受け取って本体部1のRAMに記憶させ、ある検査用画像集合による作業素質検査が終了したときには、被検者P2の作業結果データをRAMから読み出させ、結果を検査員P1に出力させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、作業課題に対応する適応力をコンピュータを用いて測る注意配分検査方法、注意配分検査装置、及び注意配分検査プログラム記録媒体に関するものである。
人間の心理状態、特に注意の配分力、持続力を測定するための検査の一つに「注意配分検査」と称される探索課題を用いた心理検査がある。当該検査では、検査用数字パターンが印刷された検査用紙を使用する。検査用数字パターンは、複数個(例えば数十個)の数字が、不規則な順序で複数個横1列に並設されて数字列が構成され、この数字列が縦方向に複数列並設されて構成される。この注意配分検査を受ける者(以下、「被検者」という。)は、検査を監督する者(以下、「検査員」という。)の開始の合図により、作業を開始する。
作業の内容は、上記のランダムな検査用数字パターンの数字のうち、検査員により指示された数字を探す、というものである。検査員は、被検者が数字を探すまでの時間を計測するとともに、被検者が数字を探すまでの態度(心理的状況)を観察する。そして、所定の個数の数字を探し終えた場合に、検査を終了する。この場合、検査員の指示開始時点から、被検者が指示された数字を探索し終えるまでの時間(以下、「探索時間」という。)を計測し、かつ、検査実施時間中の被検者の態度や行動を観察する。
上記した注意配分検査は、紙に検査用文字パターンが印刷されたものを媒体として行われるため、被検者の反応の時間計測と観察は、検査員等によって行われていた。このため、煩雑であり、作業ミスが発生し易かった。検査の実施、計測や観察、評価などの機械化及び自動化が要請されていた。心理テストを機械化したものとしては、色を選択する検査用具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−306459号公報
しかしながら、上記した「注意配分検査」には、適切なものがなく、その開発が強く要望されていた。
本発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、本発明の解決しようとする課題は、注意配分検査を機械的に行い自動的に評価等が可能な方法及びその装置、並びにこの方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したプログラム記録媒体を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る注意配分検査方法は、
画面に画像を表示するとともに、前記画面上の範囲のいずれかが選択されたことを検出し入力情報として出力する入力手段と、
情報を一時的に記憶する一時情報記憶手段と、
情報を読出し出力可能に格納する読出情報格納手段と、
経過時間を測定する計時手段と、
被検者の眼が合焦する注視点の動きを左眼と右眼のそれぞれについて計測し記録する注視点計測手段と、
データに対して演算を行い、情報を処理し、又は前記各手段を制御する演算制御手段を備えた注意配分検査装置を用い、
前記入力手段に検査用画像集合を表示させるための画像作成用情報と、採点規則に関する情報を前記読出情報格納手段に読出し出力可能にあらかじめ格納させておき、
前記演算制御手段により、前記読出情報格納手段にあらかじめ記憶された画像作成用情報に基づき、要素画像が前記画面上で不規則的な領域に配設されて構成される検査用画像集合を画面に表示して注意配分検査を受ける被検者に提示させ、前記画面上の前記要素画像のいずれかと同一の要素画像である被探索要素が検査員により提示されたのちに、前記画面上の前記要素画像のいずれかを前記被検者により選択させる手順を順次行い、前記入力手段から出力されてくる当該選択された要素画像の情報である入力情報と、前記計時手段から出力されてくる当該選択された要素画像を選択するまでの経過時間の情報である経過時間情報と、前記注視点計測手段から出力されてくる当該選択された要素画像を選択するまでの注視点の軌跡の情報である注視点情報からなる被検者結果情報を受け取り、前記一時情報記憶手段に記憶させ、ある検査用画像集合による前記注意配分検査が終了したときには、前記一時情報記憶手段から被検者の作業の結果である被検者結果情報を読み出させ、前記採点規則に基づき採点を行い、前記採点の結果を検査員に出力させるよう制御すること
を特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る注意配分検査方法は、
請求項1記載の注意配分検査方法において、
前記演算制御手段は、前記ある検査用画像集合による前記注意配分検査が終了したときには、前記検査開始時刻から前記検査終了の時刻までの期間における各要素画像ごとの作業時間を前記検査員に出力させるよう制御すること
を特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る注意配分検査方法は、
請求項1記載の注意配分検査方法において、
前記演算制御手段は、前記ある検査用画像集合による前記注意配分検査が終了したときには、前記検査開始時刻から前記検査終了の時刻までの期間における各要素画像ごとの注視点情報を分析し、心的停止状態か注意配分状態かを判別した結果を前記検査員に出力させるよう制御すること
を特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る注意配分検査方法は、
請求項1記載の注意配分検査方法において、
前記注意配分検査装置は、既に実施された注意配分検査において得られた被検者の採点の結果である採点結果情報と当該被検者に付与された被検者識別情報とを関連づけて記録し読出し出力可能な被検者情報記録手段を備え、
前記演算制御手段は、ある被検者識別情報を持つ被検者の前記注意配分検査を行った場合には、当該被検者識別情報を持つ被検者の過去の採点結果情報と今回の採点結果の比較結果を前記検査員に出力させるよう制御すること
を特徴とする。
また、本発明の請求項5に係る注意配分検査方法は、
請求項1記載の注意配分検査方法において、
前記注意配分検査装置を複数用い、
データに対して演算を行い、情報を処理し、又は前記複数の注意配分検査装置の各演算制御手段を統括制御する統括制御装置に、前記複数の注意配分検査装置を接続し、
前記統括制御装置は、前記複数の注意配分検査装置からの複数の被検者についての前記採点の結果を検査員に出力させるよう制御すること
を特徴とする。
また、本発明の請求項6に係る注意配分検査装置は、
注意配分検査を受ける被検者に、要素画像が前記画面上で不規則的な領域に配設されて構成される検査用画像集合を画面に表示するとともに、前記画面上の前記要素画像のいずれかが選択されたことを検出し入力情報として出力する入力手段と、
前記入力情報を一時的に記憶する一時情報記憶手段と、
前記入力手段に検査用画像集合を表示させるための画像作成用情報と、採点規則に関する情報を読出し出力可能に格納する読出情報格納手段と、
経過時間を測定する計時手段と、
前記被検者の眼が合焦する注視点の動きを左眼と右眼のそれぞれについて計測し記録する注視点計測手段と、
ある画像作成用情報による検査用画像集合を画面に表示して前記被検者に提示させ、前記画面上の前記要素画像のいずれかと同一の要素画像である被探索要素が検査員により提示されたのちに、前記画面上の前記要素画像のいずれかを前記被検者により選択させる手順を順次行い、前記注意配分検査が終了したときに、前記入力手段から出力されてくる当該選択された要素画像の情報である入力情報と、前記計時手段から出力されてくる当該選択された要素画像を選択するまでの経過時間の情報である経過時間情報と、前記注視点計測手段から出力されてくる当該選択された要素画像を選択するまでの注視点の軌跡の情報である注視点情報からなる被検者結果情報を前記一時情報記憶手段から読み出させ、前記採点規則に基づき採点を行い、前記採点の結果を検査員に出力させるよう制御する演算制御手段を
備えたこと
を特徴とする。
また、本発明の請求項7に係る注意配分検査プログラム記録媒体は、
画面に画像を表示するとともに、前記画面上の範囲のいずれかが選択されたことを検出し入力情報として出力する入力手段と、
情報を一時的に記憶する一時情報記憶手段と、
情報を読出し出力可能に格納する読出情報格納手段と、
経過時間を測定する計時手段と、
被検者の眼が合焦する注視点の動きを左眼と右眼のそれぞれについて計測し記録する注視点計測手段と、
データに対して演算を行い、情報を処理し、又は前記入力手段と一時情報記憶手段と読出情報格納手段を制御する演算制御手段を
備えた注意配分検査装置の前記演算制御手段に実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能なプログラム記録媒体であって、
前記プログラムは、被検者に注意配分検査を行う注意配分検査方法であり、
前記注意配分検査方法は、
前記入力手段に検査用画像集合を表示させるための画像作成用情報と、採点規則に関する情報を前記読出情報格納手段に読出し出力可能に格納させ、
前記演算制御手段により、前記読出情報格納手段にあらかじめ記憶された画像作成用情報に基づき、要素画像が前記画面上で不規則的な領域に配設されて構成される検査用画像集合を画面に表示して注意配分検査を受ける被検者に提示させ、前記画面上の前記要素画像のいずれかと同一の要素画像である被探索要素が検査員により提示されたのちに、前記画面上の前記要素画像のいずれかを前記被検者により選択させる手順を順次行い、前記入力手段から出力されてくる当該選択された要素画像の情報である入力情報と、前記計時手段から出力されてくる当該選択された要素画像を選択するまでの経過時間の情報である経過時間情報と、前記注視点計測手段から出力されてくる当該選択された要素画像を選択するまでの注視点の軌跡の情報である注視点情報からなる被検者結果情報を受け取り、前記一時情報記憶手段に記憶させ、ある検査用画像集合による前記注意配分検査が終了したときには、前記一時情報記憶手段から被検者の作業の結果である被検者結果情報を読み出させ、前記採点規則に基づき採点を行い、前記採点の結果を検査員に出力させるよう制御すること
を特徴とする。
本発明に係る注意配分検査方法、注意配分検査装置、及び注意配分検査プログラム記録媒体によれば、画面に画像を表示するとともに画面上の範囲のいずれかが選択されたことを検出し入力情報として出力する入力手段と、情報を一時的に記憶する一時情報記憶手段と、情報を読出し出力可能に格納する読出情報格納手段と、経過時間を測定する計時手段と、被検者の眼が合焦する注視点の動きを左眼と右眼のそれぞれについて計測し記録する注視点計測手段と、データに対して演算を行い情報を処理し又は前記各手段を制御する演算制御手段を備えた注意配分検査装置を用い、入力手段に検査用画像集合を表示させるための画像作成用情報と、採点規則に関する情報を読出情報格納手段に読出し出力可能にあらかじめ格納させておき、演算制御手段により、読出情報格納手段にあらかじめ記憶された画像作成用情報に基づき、要素画像が画面上で不規則的な領域に配設されて構成される検査用画像集合を画面に表示して注意配分検査を受ける被検者に提示させ、画面上の前記要素画像のいずれかと同一の要素画像である被探索要素が検査員により提示されたのちに、画面上の要素画像のいずれかを被検者により選択させる手順を順次行い、入力手段から出力されてくる当該選択された要素画像の情報である入力情報と、計時手段から出力されてくる当該選択された要素画像を選択するまでの経過時間の情報である経過時間情報と、注視点計測手段から出力されてくる当該選択された要素画像を選択するまでの注視点の軌跡の情報である注視点情報からなる被検者結果情報を受け取り、一時情報記憶手段に記憶させ、ある検査用画像集合による注意配分検査が終了したときには、一時情報記憶手段から被検者の作業の結果である被検者結果情報を読み出させ、採点規則に基づき採点を行い、採点の結果を検査員に出力させるよう制御するように構成したので、計時や採点及び集計を自動化することができる、という利点を有している。また、多数の検査用画像集合を記憶しておき、適宜、異なる検査用画像集合より注意配分検査を行うことができる、という利点も有している。
以下に説明する実施例は、画面に画像を表示するとともに画面上の範囲のいずれかが選択されたことを検出し入力情報として出力する入力手段と、情報を一時的に記憶する一時情報記憶手段と、情報を読出し出力可能に格納する読出情報格納手段と、経過時間を測定する計時手段と、被検者の眼が合焦する注視点の動きを左眼と右眼のそれぞれについて計測し記録する注視点計測手段と、データに対して演算を行い情報を処理し又は前記各手段を制御する演算制御手段を備えた注意配分検査装置を用い、入力手段に検査用画像集合を表示させるための画像作成用情報と、採点規則に関する情報を読出情報格納手段に読出し出力可能にあらかじめ格納させておき、演算制御手段により、読出情報格納手段にあらかじめ記憶された画像作成用情報に基づき、要素画像が画面上で不規則的な領域に配設されて構成される検査用画像集合を画面に表示して注意配分検査を受ける被検者に提示させ、画面上の前記要素画像のいずれかと同一の要素画像である被探索要素が検査員により提示されたのちに、画面上の要素画像のいずれかを被検者により選択させる手順を順次行い、入力手段から出力されてくる当該選択された要素画像の情報である入力情報と、計時手段から出力されてくる当該選択された要素画像を選択するまでの経過時間の情報である経過時間情報と、注視点計測手段から出力されてくる当該選択された要素画像を選択するまでの注視点の軌跡の情報である注視点情報からなる被検者結果情報を受け取り、一時情報記憶手段に記憶させ、ある検査用画像集合による注意配分検査が終了したときには、一時情報記憶手段から被検者の作業の結果である被検者結果情報を読み出させ、採点規則に基づき採点を行い、採点の結果を検査員に出力させるよう制御するように構成した構成であり、本発明を実現するための構成として最良の形態である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
本発明の第1実施例である注意配分検査装置のハードウェアの全体構成を示す図である。図1に示すように、この注意配分検査装置101は、本体部2と、タッチパネル入力部2と、スイッチ3と、アイカメラ7と、ディスク装置4と、画像表示部5と、プリンタ6を備えて構成されている。
図2は、図1に示す注意配分検査装置の本体部の構成を示すブロック図である。図2に示すように、本体部1は、入出力インタフェイス11と、CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)12と、ROM(Read Only Memory:読出し専用メモリ)13と、RAM(Random Access Memory:随時書込み読出しメモリ)14を有している。このような構成により、本体部1は、全体としてコンピュータを構成している。
入出力インタフェイス11は、信号線又はその集合であるバスと、各種コネクタ、各種ポート、ハードディスク装置の読取り・書込み制御機構などを有しており、外部の各装置からCPU12へ送られる信号等が入力される部分であり、かつ、CPU12からの信号を外部へ出力するための部分である。
CPU12は、この注意配分検査装置101の各部を統括し、各種演算やプログラム実行等の処理を行う部分であり、特許請求の範囲における演算制御手段に相当している。CPU12には、図示はしていないが、CPU12内部での電流(信号)の授受を行うための信号線である内部バスを有しており、この内部バスに、演算部と、レジスタと、クロック生成部と、命令処理部等を有している。
CPU12内の演算部は、一般に、レジスタに記憶されている各種データに対して、四則演算(加算、減算、乗算、及び除算)を行い、又は論理演算(論理積、論理和、否定、排他的論理和など)を行い、又はデータ比較、若しくはデータシフトなどの処理を実行する部分である。処理の結果は、レジスタに格納されるのが一般的である。
レジスタは、一般に、1語のデータを記憶する部分である。通常、CPU12内には、複数のレジスタが設けられている。クロック生成部は、CPU12の各部分の時間の同期をとるための刻時信号(クロック信号)を生成する部分である。CPU12は、このクロック信号に基づいて動作する。命令処理部は、演算部等が実行すべき命令の取り出し、その解読、及びその実行などを制御し処理する部分である。
ROM13は、CPU12を制御するための制御プログラムや、CPU12が用いる各種データ等を格納している部分である。ROM13としては、ハードディスク装置、半導体メモリなどが用いられる。ハードディスク装置は、図示はしていないが、その内部に、円盤状の磁気ディスクを有しており、この磁気ディスクをディスク駆動機構により回転駆動し、磁気ヘッドをヘッド駆動機構によって磁気ディスクの任意位置に移動させ、磁気ディスク表面の磁性膜を磁気ヘッドからの書込電流によって磁化することによりデータを記録し、磁化された磁性膜の上を磁気ヘッドが移動する際に磁気ヘッドのコイル等に流れる電流を検出することにより記録データを読み出す装置である。ROM13は、特許請求の範囲における読出情報格納手段に相当している。
RAM14は、CPUにより演算された途中のデータ等を一時記憶する部分である。RAM14は、例えば、半導体メモリ等により構成される。RAM14は、特許請求の範囲における一時情報記憶手段に相当している。
図3は、図1に示すタッチパネル入力部の構成を示す図である。図3に示すように、タッチパネル入力部2は、きょう体20と、画面21と、入力ペン28を有して構成されている。画面21の下部には、液晶表示装置、又はCRT(Cathode Ray Tube:陰極線管表示装置)等が配置され、画像が表示されるようになっている。
図4は、図3に示すタッチパネル入力部の原理を説明する図である。図4に示すように、タッチパネル入力部2は、画面21の上に、プラスチックフィルム85と、透明電極84が積層配置され、透明電極84の上に間隙保持部材83が設置され、その上に透明電極82とプラスチックフィルム81が積層配置されて構成されている。なお、プラスチックフィルム81及び85と、間隙保持部材83は、透明なプラスチック等で形成されている。
プラスチックフィルム81及び85は、例えば、約0.1〜0.2ミリメートル程度の厚さのポリエステルフィルムなどから構成されている。また、透明電極84としては、例えば、上記のポリエステルフィルムの面に、酸化インジウムスズ(ITO)を細長い短冊状に約0.01マイクロメートル程度の厚さに多数平行に蒸着する。同様に、透明電極82についても、例えば、上記のポリエステルフィルムの面に、酸化インジウムスズ(ITO)を細長い短冊状に約0.01マイクロメートル程度の厚さに多数平行に蒸着する。そして、透明電極84の短冊の長手方向と、透明電極82の短冊の長手方向が直角となるように配置する。これにより2枚重なった透明電極82と透明電極84により、方眼紙のマス目のような構造が形成される。これらの透明電極82の電極網の各端には、それぞれ導電線が接続されており、透明電極82の電極網の各端にも、それぞれ導電線が接続されている。透明電極84と透明電極82の間には、高さが約30マイクロメートル程度の間隙保持部材83を配置しておく。これにより、透明電極84と透明電極82は、通常の状態では接触しないようにしておく。
このような構成により、タッチパネル入力部2の表面のプラスチックフィルム82に、入力ペン28の先端28aで触れると、ポリエステルフィルムは柔らかいため、凹む。これにより、上の透明電極82の電極網のある点と、下の透明電極84の対応点が接触する。これにより、透明電極82と透明電極84との間で通電するが、透明電極82の電極網と透明電極84の電極網は2つ合わせてXY座標を構成しているので、各透明電極からの電気的な値を検出することにより、入力ペン28の先端28aが押圧した位置を検出することができる。また、入力ペン28の先端28aで強く押圧した場合には、広い領域の透明電極が接触し、入力ペン28の先端28aで弱く押圧した場合には、狭い領域の透明電極が接触することになる。このため、各透明電極からの電気的な値を検出することにより、入力ペン28の先端28aが押圧した圧力の強弱の程度を検出することができる。このタッチパネル入力部2は、特許請求の範囲における入力手段に相当している。
スイッチ3は、入出力インタフェイス11を介してCPU12に接続されている。
アイカメラ7は、照射CCD71と、受光CCD72と、撮像部73を有している。照射CCD71は、近赤外レーザ光ビームである照射光ビームL1を発生し、被検者P2の眼Eの角膜に照射する。受光CCD72は、被検者P2の角膜で反射される近赤外レーザ光ビームである反射光ビームL2を受光し、電気出力に変換して検出する。これにより、被検者P2の眼が合焦する点(以下、「注視点」という。)の位置を検出することができる。撮像部73は、視野カメラ(図示せず)を有し、視野カメラの映像に、被検者P2の左眼の注視点と右眼の注視点の軌跡を画像合成し、そのデータを注視点データとして記録し、CPU12に出力する。なお、照射CCD71と、受光CCD72は、被検者P2の両眼について、それぞれ1対設けられる。アイカメラ7は、特許請求の範囲における注視点計測手段に相当している。また、注視点データは、特許請求の範囲における注視点情報に相当している。
画像表示部5は、CRTモニタ、液晶表示パネル、プラズマディスプレイ装置等を有しており、本体部1の演算結果や処理したデータを、画像や文字等として画面に表示する部分である。
ディスク装置4は、外部から装填された磁気ディスク又は光磁気ディスクDに格納されたデータを読み出してCPU12に出力し、あるいは、CPU12からのデータをディスクDに記録する装置である。ディスク装置4としては、CD−ROM装置、フレキシブル・ディスク(FD)装置等を含む磁気ディスク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置等が含まれる。また、PCカード装置等の各種記憶用カード装置も含まれる。
そのほか、本体部1は、図示はしていないが、外部出力端子、モデムなどの通信装置、LAN(Local Area Network)ポート等を有しており、CPU12の演算結果や処理したデータを、電気信号として外部へ出力又は送信することが可能となっている。
上記したROM13には、画像作成用データがあらかじめ格納されている。この画像作成用データは、特許請求の範囲における画像作成用情報に相当している。画像作成用データは、タッチパネル入力部2の画面21に検査用画像集合24(図3参照)を表示させるためのデータである。この検査用画像集合24は、図5に示すように、数字が、画面上で、マトリクス状の方眼枠(縦横の枠)の中に配設されて構成されている。ここに、枠内の数字は、特許請求の範囲における要素画像に相当している。また、ROM13には、採点規則に関する情報も格納されている。採点規則は、例えば、「1分以内に見つけた場合に1点を加算する」といったような規則である。
CPU12は、図示してはいないが、ソフトウェアで構成されるタイマー(時間計測手段)を有している。なお、注意配分検査装置101内にハードウェアとしてタイマーを備えてもよい。
次に、上記した注意配分検査装置101による注意配分検査方法について説明する。
まず、検査員P1がスイッチ3を操作すると、CPU12は、タイマーにより計時を開始する。また、CPU12は、ROM13に格納されている画像作成用データを読み出してタッチパネル入力部2に出力する。これにより、タッチパネル入力部2の画面21には、数字22が不規則な領域に配設された検査用画像集合24が表示され、被検者P2に提示される。また、同時に、画面21の上段などに、被検者P2が探索すべき数字(例えば26など)が表示される。
被検者P2は、例えば、上記の検査用画像集合24について、数字26を探索する。見つけ出した場合には、入力ペン28を用いてその数字26に触れるなどの操作を行う。
CPU12は、タッチパネル入力部2からおくられてくるタッチパネル入力部2の出力を監視し、その出力に応じて、タッチパネル入力部2の画面21上のカタカナのいずれかが被検者P2により選択(チェック)されたかを判別し、RAM14に一時記憶させる。ここに、タッチパネル入力部2からおくられてくるタッチパネル入力部2の出力は、特許請求の範囲における入力情報に相当している。
その後、タッチパネル入力部2からの入力情報により、被検者P2が指示された数字を探索したと判別した場合には、その数字の探索に要した時間と、アイカメラ7から送られてくる注視点データを、その数字データとともにRAM14に一時記憶させる。
その後、検査員P1の検査終了の旨のスイッチ操作などにより、ある検査用画像画像集合についての注意配分検査が終了したと判別したときには、CPU12は、RAM14の記憶内容から、被検者P2の作業の結果であるデータを読み出す。この被検者P2の作業の結果であるデータは、特許請求の範囲における被検者結果情報に相当している。
次に、CPU12は、注意配分検査を行った結果を分析する。まず、探索までにかかった時間を分析する。この場合、検査用画像集合に対する通常の者の平均探索時間データを、ROM13にあらかじめ格納しておき、その平均探索時間データと、被検者P2の作業結果データを比較することが可能である。また、アイカメラ7からの注視点データから、注意が配分された結果なのか、ブロッキング(心的停止状態)かを分析することができる。この際にも、検査用画像集合に対する通常の者の注視点軌跡の平均軌跡データを、ROM13にあらかじめ格納しておき、その平均軌跡データと、被検者P2の作業結果データを比較することが可能である。その後、CPU12は、被検者P2の作業結果データを、ROM13から読み出した採点規則に基づいて採点を行い、採点の結果を出力させる。採点結果の出力は、プリンタ6による印字出力、画像表示部5による画像表示などにより行われる。
なお、上記した注意配分検査装置101による注意配分検査は、他の方法によっても可能である。
この場合には、上記した注意配分検査をCPU12に行わせるためのコンピュータプログラムが記録されたディスクD(図1を参照)を用いる。
ディスクDには、上記した注意配分検査をCPU12に制御させる注意配分検査プログラムが格納されている。この場合、ディスクDは、特許請求の範囲における注意配分検査プログラム記録媒体に相当している。ディスクDを用いる場合には、ソフトウェアの内容を注意配分検査装置101のROM13、特にハードディスク装置等の記憶領域にインストールした後に、このプログラムを実行することができる。また、ディスクD内のソフトウェア(コンピュータプログラム)を注意配分検査装置101のROM13(ハードディスク装置等)の記憶領域にインストールを行うことはせずに、CPU12がプログラムを実行する際に、制御命令やデータ等を、ディスクDにその都度アクセスして読み出すようにしてもよい。
なお、本発明は、上記各実施例に限定されるものではない。上記実施例は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
例えば、本発明における要素画像としては、上記した数字のほか、カタカナ、ひらがな、漢字、アルファベット等の文字、%や$等の記述用記号、トランプカードの絵柄、鉄道で標識等に用いられる記号などを用いることができる。また、画面上で数字の配設される位置は、図5に示す上記したマトリクス状の方眼枠(縦横の枠)のほか、不規則的な領域であってもよい。図6、図7は、本発明の他の実施例である注意配分検査装置に用いる検査用画像集合の構成例を示したものであり、図に示すように、不規則的な領域に数字が配設されて検査用画像集合が構成されている。
また、CPU12は、ある検査用画像集合(例えば24)による注意配分検査が終了したときには、被検者P2に検査用画像集合が画面表示された検査開始時点から検査終了時点までの期間における各数字(各要素画像)ごとの作業時間を、プリンタ6の印字出力又は画像表示部5の画像等により、検査員P1に出力させるよう制御するように構成してもよい。
また、CPU12は、ある検査用画像集合(例えば24)による注意配分検査が終了したときには、検査開始時点から検査終了時点までの期間における各数字(各要素画像)ごとの注視点情報を分析し、心的停止状態か注意配分状態かを判別した結果を検査員P1に出力させるよう制御するようにしてもよい。この出力は、プリンタ6の印字出力又は画像表示部5の画像等を利用することができる。
また、CPU12は、ある検査用画像集合による注意配分検査が終了したときには、検査開始時刻から検査終了の時刻までの期間における各数字(各要素画像)ごとの探索時間の増減傾向、例えば、徐々に探索時間が長くなっている(探索がだんだん遅くなっている)など、を検査員P1に出力させるよう制御するように構成してもよい。
また、注意配分検査装置は、既に実施された注意配分検査において得られた被検者P2の採点の結果である採点結果情報と、当該被検者P2に付与された被検者識別情報(IDデータ)とを関連づけて記録し、かつ読出し出力可能な被検者情報記録手段を備え、CPU12は、ある被検者識別情報(IDデータ)を持つ被検者P2の注意配分検査を行った場合には、当該被検者識別情報(IDデータ)を持つ被検者P2の過去の採点結果情報と今回の採点結果の比較結果を検査員P1に出力させるよう制御するように構成してもよい。ここに、被検者情報記録手段としては、RAM14、あるいはディスク装置4を利用することができる。
また、注意配分検査装置を複数用い、データに対して演算を行い又は情報を処理し又は複数の注意配分検査装置の各演算制御手段(CPU)を統括制御する統括制御装置を配置し、この統括制御装置に、複数の注意配分検査装置を接続し、統括制御装置が、複数の注意配分検査装置からの複数の被検者についての採点の結果を集計するなどして検査員P1に出力させるよう制御するように構成してもよい。
本発明は、心理テスト等をコンピュータ等を用いて実施するソフトウェア等の産業、及びコンピュータ等を利用した注意配分検査装置を製造するコンピュータ製造業等で実施可能であり、これらの産業で利用可能である。
本発明の第1実施例である注意配分検査装置のハードウェアの全体構成を示す図である。 図1に示す注意配分検査装置の本体部の構成を示すブロック図である。 図1に示すタッチパネル入力部の構成を示す図である。 図1に示すタッチパネル入力部の原理を説明する図である。 図2に示す検査用画像集合の構成を示す図である。 本発明の他の実施例である注意配分検査装置に用いる検査用画像集合の構成を示す図である。 本発明のさらに他の実施例である注意配分検査装置に用いる検査用画像集合の構成を示す図である。
符号の説明
1 本体部
2 タッチパネル入力部
3 スイッチ
4 ディスク装置
5 画像表示部
6 プリンタ
7 アイカメラ部
11 入出力インタフェイス
12 CPU
13 ROM
14 RAM
20 きょう体
21 画面
24 検査用画像集合
28 入力ペン
28a ペン先端
71 照射CCD
72 受光CCD
73 撮像部
81 プラスチックフィルム
82 透明電極
83 間隙保持部材
84 透明電極
85 プラスチックフィルム
101 注意配分検査装置
D ディスク
E 眼
L1 照射光ビーム
L2 反射光ビーム
P1 検査員
P2 被検者

Claims (7)

  1. 画面に画像を表示するとともに、前記画面上の範囲のいずれかが選択されたことを検出し入力情報として出力する入力手段と、
    情報を一時的に記憶する一時情報記憶手段と、
    情報を読出し出力可能に格納する読出情報格納手段と、
    経過時間を測定する計時手段と、
    被検者の眼が合焦する注視点の動きを左眼と右眼のそれぞれについて計測し記録する注視点計測手段と、
    データに対して演算を行い、情報を処理し、又は前記各手段を制御する演算制御手段を備えた注意配分検査装置を用い、
    前記入力手段に検査用画像集合を表示させるための画像作成用情報と、採点規則に関する情報を前記読出情報格納手段に読出し出力可能にあらかじめ格納させておき、
    前記演算制御手段により、前記読出情報格納手段にあらかじめ記憶された画像作成用情報に基づき、要素画像が前記画面上で不規則的な領域に配設されて構成される検査用画像集合を画面に表示して注意配分検査を受ける被検者に提示させ、前記画面上の前記要素画像のいずれかと同一の要素画像である被探索要素が検査員により提示されたのちに、前記画面上の前記要素画像のいずれかを前記被検者により選択させる手順を順次行い、前記入力手段から出力されてくる当該選択された要素画像の情報である入力情報と、前記計時手段から出力されてくる当該選択された要素画像を選択するまでの経過時間の情報である経過時間情報と、前記注視点計測手段から出力されてくる当該選択された要素画像を選択するまでの注視点の軌跡の情報である注視点情報からなる被検者結果情報を受け取り、前記一時情報記憶手段に記憶させ、ある検査用画像集合による前記注意配分検査が終了したときには、前記一時情報記憶手段から被検者の作業の結果である被検者結果情報を読み出させ、前記採点規則に基づき採点を行い、前記採点の結果を検査員に出力させるよう制御すること
    を特徴とする注意配分検査方法。
  2. 請求項1記載の注意配分検査方法において、
    前記演算制御手段は、前記ある検査用画像集合による前記注意配分検査が終了したときには、前記検査開始時刻から前記検査終了の時刻までの期間における各要素画像ごとの作業時間を前記検査員に出力させるよう制御すること
    を特徴とする注意配分検査方法。
  3. 請求項1記載の注意配分検査方法において、
    前記演算制御手段は、前記ある検査用画像集合による前記注意配分検査が終了したときには、前記検査開始時刻から前記検査終了の時刻までの期間における各要素画像ごとの注視点情報を分析し、心的停止状態か注意配分状態かを判別した結果を前記検査員に出力させるよう制御すること
    を特徴とする注意配分検査方法。
  4. 請求項1記載の注意配分検査方法において、
    前記注意配分検査装置は、既に実施された注意配分検査において得られた被検者の採点の結果である採点結果情報と当該被検者に付与された被検者識別情報とを関連づけて記録し読出し出力可能な被検者情報記録手段を備え、
    前記演算制御手段は、ある被検者識別情報を持つ被検者の前記注意配分検査を行った場合には、当該被検者識別情報を持つ被検者の過去の採点結果情報と今回の採点結果の比較結果を前記検査員に出力させるよう制御すること
    を特徴とする注意配分検査方法。
  5. 請求項1記載の注意配分検査方法において、
    前記注意配分検査装置を複数用い、
    データに対して演算を行い、情報を処理し、又は前記複数の注意配分検査装置の各演算制御手段を統括制御する統括制御装置に、前記複数の注意配分検査装置を接続し、
    前記統括制御装置は、前記複数の注意配分検査装置からの複数の被検者についての前記採点の結果を検査員に出力させるよう制御すること
    を特徴とする注意配分検査方法。
  6. 注意配分検査を受ける被検者に、要素画像が前記画面上で不規則的な領域に配設されて構成される検査用画像集合を画面に表示するとともに、前記画面上の前記要素画像のいずれかが選択されたことを検出し入力情報として出力する入力手段と、
    前記入力情報を一時的に記憶する一時情報記憶手段と、
    前記入力手段に検査用画像集合を表示させるための画像作成用情報と、採点規則に関する情報を読出し出力可能に格納する読出情報格納手段と、
    経過時間を測定する計時手段と、
    前記被検者の眼が合焦する注視点の動きを左眼と右眼のそれぞれについて計測し記録する注視点計測手段と、
    ある画像作成用情報による検査用画像集合を画面に表示して前記被検者に提示させ、前記画面上の前記要素画像のいずれかと同一の要素画像である被探索要素が検査員により提示されたのちに、前記画面上の前記要素画像のいずれかを前記被検者により選択させる手順を順次行い、前記注意配分検査が終了したときに、前記入力手段から出力されてくる当該選択された要素画像の情報である入力情報と、前記計時手段から出力されてくる当該選択された要素画像を選択するまでの経過時間の情報である経過時間情報と、前記注視点計測手段から出力されてくる当該選択された要素画像を選択するまでの注視点の軌跡の情報である注視点情報からなる被検者結果情報を前記一時情報記憶手段から読み出させ、前記採点規則に基づき採点を行い、前記採点の結果を検査員に出力させるよう制御する演算制御手段を
    備えたこと
    を特徴とする注意配分検査装置。
  7. 画面に画像を表示するとともに、前記画面上の範囲のいずれかが選択されたことを検出し入力情報として出力する入力手段と、
    情報を一時的に記憶する一時情報記憶手段と、
    情報を読出し出力可能に格納する読出情報格納手段と、
    経過時間を測定する計時手段と、
    被検者の眼が合焦する注視点の動きを左眼と右眼のそれぞれについて計測し記録する注視点計測手段と、
    データに対して演算を行い、情報を処理し、又は前記入力手段と一時情報記憶手段と読出情報格納手段を制御する演算制御手段を
    備えた注意配分検査装置の前記演算制御手段に実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能なプログラム記録媒体であって、
    前記プログラムは、被検者に注意配分検査を行う注意配分検査方法であり、
    前記注意配分検査方法は、
    前記入力手段に検査用画像集合を表示させるための画像作成用情報と、採点規則に関する情報を前記読出情報格納手段に読出し出力可能に格納させ、
    前記演算制御手段により、前記読出情報格納手段にあらかじめ記憶された画像作成用情報に基づき、要素画像が前記画面上で不規則的な領域に配設されて構成される検査用画像集合を画面に表示して注意配分検査を受ける被検者に提示させ、前記画面上の前記要素画像のいずれかと同一の要素画像である被探索要素が検査員により提示されたのちに、前記画面上の前記要素画像のいずれかを前記被検者により選択させる手順を順次行い、前記入力手段から出力されてくる当該選択された要素画像の情報である入力情報と、前記計時手段から出力されてくる当該選択された要素画像を選択するまでの経過時間の情報である経過時間情報と、前記注視点計測手段から出力されてくる当該選択された要素画像を選択するまでの注視点の軌跡の情報である注視点情報からなる被検者結果情報を受け取り、前記一時情報記憶手段に記憶させ、ある検査用画像集合による前記注意配分検査が終了したときには、前記一時情報記憶手段から被検者の作業の結果である被検者結果情報を読み出させ、前記採点規則に基づき採点を行い、前記採点の結果を検査員に出力させるよう制御すること
    を特徴とする注意配分検査プログラム記録媒体。
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