JP2000310318A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

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JP2000310318A JP11883699A JP11883699A JP2000310318A JP 2000310318 A JP2000310318 A JP 2000310318A JP 11883699 A JP11883699 A JP 11883699A JP 11883699 A JP11883699 A JP 11883699A JP 2000310318 A JP2000310318 A JP 2000310318A
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洋 筒井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の停止をより高い確度で推定し、その状
態でニュートラル制御に入ることことの出来る、自動変
速機の制御装置を提供すること。 【解決手段】 車両の停止度を推定する複数の停止度推
定要素に対応した信号を検出することの出来る走行状態
検出センサ(32、35)を設け、走行状態検出センサ
(32、35)から検出される信号から、対応する停止
度推定要素を演算し、各停止度推定要素に対応する停止
度推定パラメータを演算する停止度推定パラメータ演算
手段を設け、停止度推定パラメータ演算手段により演算
された複数の停止度推定パラメータから車両の停止度を
演算する車両停止度演算手段を設け、車両停止度演算手
段(NPR、26)で演算された車両の停止度に基づい
て、前記ニュートラル制御を開始する。停止度の高低で
車両が停止しているか否かの確度を数値で評価すること
が出来、車両の停止をより高い確度で推定することが出
来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に搭載され
る自動変速機の制御装置に係り、詳しくはニュートラル
制御を行うことができる自動変速機の制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車等の自動変速機において、前進走
行レンジで車両が停止状態となった場合に、燃費向上の
ために入力クラッチを解放させる制御(以下「ニュート
ラル制御」という)を行うものが知られている。
【0003】従来、ニュートラル制御は、車速センサに
より検出される車速がゼロとなり、アクセルペダルの踏
み込み量がゼロでかつブレーキ油圧が車両の停止状態を
維持することの出来る設定値以上の時に行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車速セ
ンサーによる車速の検出は、実際の車速が4キロ以下な
どの低速の場合には車速ゼロと判定され、またブレーキ
圧が設定値以上の場合であっても、車重が通常よりも重
い場合や、ブレーキパッドが摩耗していた場合では、車
両が停止しているとは限らないので、上記した方法で
は、車両が停止する前にニュートラル制御を開始してし
まう危険性がある。その場合、ブレーキが踏み込まれた
状態で、変速機構部へエンジンの駆動力を伝達する入力
クラッチが解放されることから、ブレーキが急激に作動
する結果となり、不快なショックを搭乗者に与えること
となる。
【0005】こうした点を改善するために、ブレーキ圧
の設定値を高めることも考えられるが、その場合、ブレ
ーキを軽く踏んでいる場合にはニュートラル制御に入ら
ず、燃費を向上させる目的が達成されない。
【0006】本発明は、上記事情に鑑み、車両の停止を
より高い確度で推定し、その状態でニュートラル制御に
入ることことの出来る、自動変速機の制御装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、走行
レンジにおける車両の停止状態で、エンジン駆動力の伝
達を断続制御するための入力クラッチ(C1)を解放さ
せるニュートラル制御を行う自動変速機(1)の制御装
置において、車両の停止度を推定する複数の停止度推定
要素に対応した信号を検出することの出来る走行状態検
出センサ(32、35)を設け、前記走行状態検出セン
サ(32、35)から検出される信号から、対応する停
止度推定要素を演算し、各停止度推定要素に対応する停
止度推定パラメータ(A、B、C)を演算する停止度推
定パラメータ演算手段(NPR、26)を設け、前記停
止度推定パラメータ演算手段(NPR、26)により演
算された複数の停止度推定パラメータから車両の停止度
(STOP_DET)を演算する車両停止度演算手段(NPR、
26)を設け、前記車両停止度演算手段(NPR、2
6)で演算された車両の停止度(STOP_DET)に基づい
て、前記ニュートラル制御を開始するニュートラル制御
開始手段(NPR、26)を設けて構成される。
【0008】請求項2の発明は、前記走行状態検出セン
サは、車速センサ(32)、ブレーキ圧センサ(35)
を有して構成される。
【0009】請求項3の発明は、前記複数の停止度推定
要素は、 車両が停止したものと推定された時点からの経過時間
(TimeSPD0)、 ブレーキ圧(BRK_prs_ave)、 減速度(inRpmspd_ave) で構成される。
【0010】請求項4の発明は、前記走行状態検出セン
サは、車速センサ(32)を有し、前記停止度推定パラ
メータ演算手段(NPR、26)は、前記車速センサ
(32)から検出される車速に基づいて、該車速センサ
が車速0を検出して、車両が停止したものと推定された
時点からの経過時間(TimeSPD0)を前記停止度推定要素
として演算し、該経過時間(TimeSPD0)から対応する停
止度推定パラメータ(A)を演算することを特徴として
構成される。
【0011】請求項5の発明は、前記停止度推定パラメ
ータ演算手段(NPR、26)は、前記車速センサ(3
2)により車速0が検出される前における、所定時間の
平均のブレーキ圧(BRK_prs_ave)を前記停止度推定要素
として前記ブレーキ圧センサ(35)の出力から演算
し、前記平均のブレーキ圧(BRK_prs_ave)から対応する
停止度推定パラメータ(B)を演算することを特徴とし
て構成される。
【0012】請求項6の発明は、前記走行状態検出セン
サは、車速センサ(32)を有し、前記停止度推定パラ
メータ演算手段(NPR、26)は、車速センサ(3
2)により車速0が検出される前における、所定時間の
平均の減速度(inRpmspd_ave) を前記停止度推定要素と
して前記車速センサ(32)の出力から演算し、前記平
均の減速度から対応する停止度推定パラメータ(C)を
演算することを特徴として構成される。
【0013】[作用]停止度推定パラメータ演算手段
(NPR、26)は、走行状態検出センサ(32、3
5)から出力される信号から対応する停止度推定要素を
演算すると共に、各停止度推定要素に対応する停止度推
定パラメータ(A、B、C)を演算し、車両停止度演算
手段(NPR、26)が前記停止度推定パラメータ演算
手段(NPR、26)により演算された複数の停止度推
定パラメータから車両の停止度(STOP_DET)を演算す
る。そして車両停止度演算手段(NPR、26)で演算
された車両の停止度(STOP_DET)に基づいて、ニュート
ラル制御開始手段(NPR、26)がニュートラル制御
を開始するように作用する。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明によると、走行状態検出
センサ(32、35)から検出される信号から、対応す
る停止度推定要素を演算し、更に求められた停止度推定
要素から停止度推定パラメータを求め、更に停止度推定
パラメータから車両の停止度を演算することにより、従
来車速センサやブレーキ圧センサなどの各種の走行状態
検出センサの信号である車速やブレーキ圧を直接利用し
て車両の停止を推定する方法に比して、停止度の高低で
車両が停止しているか否かの確度を数値で評価すること
が出来、車両の停止をより高い確度で推定することが可
能となり、ブレーキパッドの摩耗や車重の変動などに左
右されにくく、より正確に車両の停止を推定することが
可能となり、適切なニュートラル制御の実行が可能とな
る。
【0015】また、停止度を演算する際に、各停止度推
定パラメータの重みを評価した形で演算することが出来
るので、例えば車重の変動やブレーキパッドの摩耗状態
など車両固有の状況に応じて適宜各停止度推定パラメー
タの評価を変動させた形で停止度を演算することが可能
となり、極めて精度の高い制御が可能となる。
【0016】請求項2の発明によると、車速センサやブ
レーキ圧センサなどの比較的信号の採取が容易なセンサ
から、停止度推定パラメータを演算することが出来るの
で、車両の停止度を容易に求めることが出来る。
【0017】請求項3の発明によると、経過時間や減速
度を停止度推定要素とすることにより、より信頼性の高
い停止度を得ることが出来る。
【0018】請求項4の発明によると、車速センサの信
号から、車両が停止したものと推定された時点からの経
過時間を停止度推定要素として得ることが出来る。
【0019】請求項5の発明によると、車速センサ及び
ブレーキ圧センサの信号から、所定時間の平均のブレー
キ圧を停止度推定要素として得ることが出来る。
【0020】請求項6の発明によると、車速センサの信
号から、所定時間の平均の減速度を停止度推定要素とし
て得ることが出来る。
【0021】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。
【0023】本発明に係る自動変速機の制御装置(以下
単に「制御装置」という)について、以下の順に説明す
る。
【0024】まずはじめに(1)で、制御装置が装着さ
れる自動変速機の機構的な構成の概略を説明し、次に
(2)で、その構成に基づく動作について述べる。
(3)では自動変速機の油圧制御回路のうちの本発明に
係る部分の構成及び動作について説明する。そして、
(4)で本発明に係る制御装置の構成、すなわち油圧制
御回路を制御するための制御装置について説明する。
【0025】(1)自動変速機の機構的な構成(図1参
照) 図1は、本発明に係る自動変速機の制御装置が装着され
た自動変速機1の概略構成を示すスケルトンである。な
お、図1の自動変速機1は前進5段後進1段の自動変速
機である。
【0026】同図の自動変速機1は、動力伝達方向に沿
ってのエンジン側(同図中の右上)から車輪側(同図中
の下)にかけて順に配設された、トルクコンバータ4、
3速主変速機構2、3速副変速機構5及びディファレン
シャル装置13を主要構成部として構成されており、か
つこれら各部は、互に接合して一体に構成された一体ケ
ースに収納されている。この一体ケースには、クランク
シャフトと整列して配置された3本の軸、すなわち第1
軸3(具体的には入力軸3a)、この第1軸3と平行な
第2軸6(カウンタ軸6a)、そして第3軸14(左右
車軸14l,14r)が回転自在に支持されている。ま
た、この一体ケースの外側にバルブボディが配設されて
いる。
【0027】トルクコンバータ4は、内側に動力伝達用
の油を有するとともにロックアップクラッチ4aを有し
ており、エンジンクランクシャフトからの回転力は、上
記油の油流(流体的接続)を介して又はロックアップク
ラッチ4aの機械的接続を介して主変速機構2に入力さ
れる。
【0028】主変速機構2は、シンプルプラネタリギヤ
9とダブルピニオンプラネタリギヤ7からなるプラネタ
リギヤユニット15を有している。シンプルプラネタリ
ギヤ9はサンギヤS1、リングギヤR1、及びこれらギ
ヤS1、R1に噛合するピニオンP1を支持するキャリ
ヤCRからなる。一方、ダブルピニオンプラネタリギヤ
7は、サンギヤS2、リングギヤR2、共通キャリヤC
Rからなり、共通キャリヤCRは、サンギヤS2に噛合
するピニオンP1‘と、リングギヤR2に噛合するピニ
オンP2とを、これらピニオンP1' ,P2が相互に噛
合した状態で支持している。
【0029】このような構成のプラネタリギヤユニット
15に対し、エンジンクランクシャフトからトルクコン
バータ4を介して連動している入力軸3aは、第1の
(フォワード)クラッチClを介してシンプルプラネタ
リギヤ9のリングギヤR1に連結し得ると共に、第2の
(ダイレクト)クラッチC2を介してサンギヤS1に連
結し得る。また、このサンギヤS2は、第1のブレーキ
Blにて直接係止し得ると共に、第1のワンウェイクラ
ッチF1を介して第2のブレーキB2にて係止し得る。
さらに、ダブルピニオンプラネタリギヤ7のリングギヤ
R2は、第3のブレーキB3及び第2のワンウェイクラ
ッチF2にて係止し得る。そして、共通キャリヤCR
が、主変速機構2の出力部材となるカウンタドライブギ
ヤ8に連結されている。
【0030】副変速機構5は、第2軸6を構成するカウ
ンタ軸6aの軸線方向にリヤ側に向つて、出力ギヤ1
6、第1のシンプルプラネタリギヤ10及び第2のシン
プルプラネタリギヤ11が順に配置されており、またカ
ウンタ軸6aはベアリングを介して一体ケース側に回転
自在に支持されている。上述の第1及び第2のシンプル
プラネタリギヤ10,11は、シンプソンタイプであ
り、次のような構成である。
【0031】第1のシンプルプラネタリギヤ10は、そ
のリングギヤR3が前記カウンタドライブギヤ8に噛合
するカウンタドリブンギヤ17に連結されており、その
サンギヤS3がカウンタ軸6aに回転自在に支持されて
いる。そして、ピニオンP3はカウンタ軸6aに一体に
連結されたフランジからなるキャリヤCR3に支持され
ており、またこのピニオンP3を支持するキャリヤCR
3はUDダイレクトクラッチC3のインナハブに連結さ
れている。
【0032】第2のシンプルプラネタリギヤ11は、そ
のサンギヤS4が前記第1のシンプルプラネタリギヤ1
0のサンギヤS3に連結されており、そのリングギヤR
4は、カウンタ軸6aに連結されている。そして、UD
ダイレクトクラッチC3は、前記第1のシンプルプラネ
タリギヤ10のキャリヤCR3と前記連結サンギヤS
3、S4との間に介在されており、かつこれら連結サン
ギヤS3、S4は、バンドブレーキからなる第4のブレ
ーキB4にて係止し得る。さらに、第2のシンプルプラ
ネタリギヤ11のピニオンP4を支持するキャリヤCR
4は、第5のブレーキB5にて係止し得る。
【0033】なお、上述のブレーキBl〜B5、及びワ
ンウェイクラッチF2は、一体ケースの内側面(同図
中、斜線にて図示)に、直接的に取り付けられている。
【0034】ディファレンシャル装置13は、前車軸か
らなる第3軸14に配置されており、上記出力ギヤ16
に噛合するリングギヤ19を有するとともにこのリング
ギヤ19からの回転を左右に分岐して左右前輪車軸14
1、14rに伝達する。
【0035】(2)自動変速機の動作(図2を主に、図
1を適宜参照) ついで、上述構成に基づく自動変速機1の動作について
述べる。
【0036】D(ドライブ)レンジにおける1速(1S
T)状態では、フォワードクラッチClが接続し、かつ
第2のワンウェイクラッチF2及び第5のブレーキB5
が作動して、ダブルピニオンプラネタリギヤ7のリング
ギヤR2及び第2のシンプルプラネタリギヤ11のキャ
リヤCR4が停止状態に保持される。この状態では、入
力軸3aの回転は、フォワードクラッチClを介してシ
ンプルプラネタリギヤ9のリングギヤRlに伝達され、
かつダブルピニオンプラネタリギヤ7のリングギヤR2
は停止状態にあるので、サンギヤS1、S2を逆方向に
空転させながら共通キャリヤCRが正方向に大幅減速回
転される。すなわち、主変速機構2は、1速状態にあ
り、この減速回転がカウンタギヤ8、17を介して副変
速機構5における第1のシンプルプラネタリギヤ10の
リングギヤR3に伝達される。この副変速機構5は、第
5のブレーキB5により第2のシンプルプラネタリギヤ
11のキャリヤCR4が停止され、1速状態にあり、前
記主変速機構2の減速回転は、この副変速機構5により
さらに減速されて、出力ギヤ16から出力される。
【0037】なお、1速におけるエンジンブレーキ時に
は、第3のブレーキB3が作動する。 2速(2ND)
状態では、フォワードクラッチClに加えて、第2のブ
レーキB2が作動し、さらに、第2のワンウェイクラッ
チF2から第1のワンウェイクラッチFlに作動が切換
わり、かつ第5のブレーキB5が作動状態に維持されて
いる。この状態では、サンギヤS2が第2のブレーキB
2及び第1のワンウェイクラッチFlにより停止され、
したがって、入力軸3aからフォワードクラッチClを
介して伝達されたシンプルプラネタリギヤ9のリングギ
ヤRlの回転は、ダブルピニオンプラネタリギヤ7のリ
ングギヤR2を正方向に空転させながらキャリヤCRを
正方向に減速回転する。さらに、この減速回転は、カウ
ンタギヤ8、17を介して副変速機構5に伝達される。
すなわち、主変速機構2は2速状態となり、副変速機構
5は、第5のブレーキB5の係合により1速状態にあ
り、これら2速状態と1速状態とが組合されて、自動変
速機1全体としては2速が得られる。
【0038】なお、2速のエンジンブレーキ時には、第
1のブレーキが作動する。後述の3速及び4速のエンジ
ンブレーキ時についても同様である。
【0039】3速(3RD)状態では、フォワードクラ
ッチCl、第2のブレーキB2及び第1のワンウェイク
ラッチFlはそのまま係合状態に保持され、第5のブレ
ーキB5の係合が解除されるとともに第4のブレーキB
4が係合する。すなわち、主変速機構2はそのままの状
態が保持されて、上述した2速時の回転がカウンタギヤ
8、17を介して副変速機構5に伝えられ、そして副変
速機構5では、第1のシンプルプラネタリギヤ10のリ
ングギヤR3からの回転がそのサンギヤS3の固定によ
り2速回転としてキャリヤCR3から出力し、したがっ
て、主変速機構2の2速と副変速機構5の2速とで、自
動変速機1全体としては3速が得られる。
【0040】4速(4TH)状態では、主変速機構2
は、フォワードクラッチCl、第2のブレーキB2及び
第1のワンウェイクラッチFlが係合した上述2速及び
3速状態と同じであり、副変速機構5は、第4のブレー
キB4を解放するとともにUDダイレクトクラッチC3
が係合する。この状態では、第1のシンプルプラネタリ
ギヤ10のリングギヤR3とサンギヤS3、S4が連結
して、プラネタリギヤ10、11が一体回転する直結回
転となる。したがって、主変速機構2の2速と副変速機
構5の直結(3速)とが組合されて、自動変速機全体と
しては4速回転が出力ギヤ16から出力される。
【0041】5速(5TH)状態では、フォワードクラ
ッチCl及びダイレクトクラッチC2が係合して、入力
軸3の回転がシンプルプラネタリギヤ9のリングギヤR
l及びサンギヤS1にともに伝達されて、主変速機構2
は、両ギヤユニット7、9が一体回転する直結回転とな
る。また、副変速機構5は、UDダイレクトクラッチC
3が係合した直結回転となっており、したがって主変速
機構2の3速(直結)と副変速機構5の3速(直結)と
が組合されて、自動変速機全体としては5速回転が出力
ギヤ16から出力する。
【0042】なお、R(リバース)レンジにあっては、
車速が7[Km/h]以上か以下かで切換わり、7[K
m/h]以上で前進惰走している場合は、N(ニュート
ラル)レンジと同様に、主変速機構2が自由回転状態と
なる。そして、7[Km/h]以下の実質的に停止状態
にある場合、ダイレクトクラッチC2及び第3のブレー
キB3が係合するとともに、第5のブレーキB5が係合
する。この状態では、入力軸3aの回転はダイレクトク
ラッチC2を介してサンギヤS1に伝達され、かつ第3
のブレーキB3によりダブルピニオンプラネタリギヤ7
のリングギヤR2が停止状態にあるので、シンプルプラ
ネタリギヤ9のリングギヤRlを逆転方向に空転させな
がらキャリヤCRも逆転し、この逆転が、カウンタギヤ
8、17を介して副変速機構5に伝達される。副変速機
構5は、第5のブレーキB5に基づき第2のシンプルプ
ラネタリギヤ11のキャリヤCR4が逆回転方向にも停
止され、1速状態に保持される。したがって、主変速機
構2の逆転と副変速機構5の1速回転とが組合されて、
出力軸16から逆転減速回転が出力される。
【0043】本発明に係る自動変速機の制御装置は、構
成及び動作が、上述の(1)及び(2)のような自動変
速機1に装着されて、ニュートラル制御を行う。具体的
には、図2中の前進レンジ(Dレンジ)の1速状態にお
いて、図1及び図2中の第1のクラッチClを、次に述
べる油圧制御回路を介して適宜に制御するものである。
【0044】(3)自動変速機の油圧制御回路の構成及
び動作(図4を主に、図1を適宜参照) 図4に、上述の自動変速機1に用いられる油圧制御回路
のうち、本発明に係る部分、すなわちニュートラル制御
に使用する部分を図示する。
【0045】オイルポンプ20には、マニュアルバルブ
21、プライマリレギュレータバルブ22及びモジュレ
ータバルブ23が接続しており、モジュレータバルブ2
3にはリニアソレノイド弁SLT、SLSが接続してい
る。リニアソレノイド弁SLSにはC1コントロールバ
ルブ25が接続しており、C1コントロールバルブ25
には、入力クラッチとしてのC1クラッチを駆動する油
圧サーボC1が接続している。
【0046】オイルポンプ20で発生した油圧はプライ
マリレギュレータバルブ22によってライン圧に調圧さ
れ、マニュアルバルブ21及びモジュレータバルブ23
に供給される。モジュレータバルブ23ではライン圧を
減圧して、リニアソレノイド弁SLT、SLSの各入力
ポートa、bに供給し、リニアソレノイド弁SLT、S
LSは、通電に対応した制御油圧を出力ポートc、dか
らプライマリレギュレータバルブ22及びC1コントロ
ールバルブ25にそれぞれ出力する。
【0047】また、C1コントロールバルブ25には、
入力ポート25aにマニュアルバルブ21からのライン
圧が供給され、該ライン圧は、ポート25bに入力され
るリニアソレノイド弁SLSからの制御圧により移動駆
動されるスプール25cにより調圧されて、ポート25
dからC1クラッチ用油圧サーボC1に供給される。
【0048】即ち、リニアソレノイド弁SLSの通電に
対応して油圧サーボC1に供給される油圧が調圧され、
これにより、C1クラッチの係合力が調整される。
【0049】(4)自動変速機の制御装置の構成 図3に、本発明に係わる自動変速機の制御装置の電気ブ
ロック図を示す。
【0050】電子制御装置26には、エンジン回転数
(Ne)センサ27、C1クラッチの回転数、つまり、ト
ランスミッション入力回転数(Nin )を検出するC1回
転数センサ29、スロットル開度センサ30、フットブ
レーキセンサ31、車速センサ32、レンジ位置センサ
33、ブレーキ圧センサ35からの信号が入力されてお
り、更に、電子制御装置26の出力側にはリニアソレノ
イド弁SLT、SLSが接続している。
【0051】自動変速機の制御装置は、車両が前進走行
レンジで走行中に、運転者がブレーキを踏み込んだとこ
ろで、フットブレーキセンサ31からの信号を検知し、
適宜なメモリに格納されたニュートラル制御プログラム
NPRを実行する。
【0052】ニュートラル制御プログラムNPRは、図
5に示すように、ステップS1で、エンジン回転数セン
サ27の信号からエンジン回転数Neを、C1回転数セン
サ29から、トランスミッション入力回転数Nin を、車
速センサ32から出力軸回転数Noを、ブレーキ圧センサ
35からブレーキ圧Brake_prs を、フットブレーキセン
サ31からブレーキの踏み込みの有無BkSW及びスロット
ル開度センサ30からアクセルの踏み込み量を検知して
読み込み、ステップS2で、リリース待機制御の開始条
件が成立しているか否かを判定する。
【0053】リリース待機制御の開始条件は、トラン
スミッション入力回転数Nin が所定の待機制御開始回転
数Rel_wait_Rpmにまで低下していること、即ち、車速が
ゼロを超えてはいるが停止直前の速度にまで低下してい
ること、ブレーキが踏み込まれてフットブレーキセン
サ31からの信号BkswがONとなっていること、スロ
ットル開度センサ30からの信号により、スロットル開
度が実質的にゼロ、即ちアイドルがオンidle ON 状態で
あることの、3条件が全て成立することである。
【0054】ステップS2で、リリース待機制御の開始
条件が成立したものと判定されると(図6の時点T
1)、電子制御装置26は、まもなく車両が停止するで
あろうと予測することの出来る車両停止予測条件が成立
したものとしてステップS3に入り、リリース待機制御
に入る。ステップS3では、リニアソレノイド弁SLS
を介してC1コントロールバルブ25を介した油圧サー
ボC1への供給油圧を、図6に示す、それまでの、通常
時のC1クラッチの係合圧力(ライン圧)であるP_relS
t から、C1クラッチの解放直前の圧力である待機圧Pw
ait にまで低下させる(図6の時点T1からT2)。待
機圧Pwait は、現在のエンジン回転数Neより計算される
ストールトルクに余裕値αを加算した値であり、当該待
機圧Pwait でC1クラッチの油圧サーボC1を駆動する
ことにより、C1クラッチは滑る直前の状態に保持され
ることとなる。
【0055】なお、エンジン回転数Neは、毎時計測する
ためエンジン回転数Neが変化すればストールトルクも変
化するために、待機圧Pwait もその度に変化することと
なる。上述のストールトルクは、図9に示すように、エ
ンジン回転数Neと入力回転数Nin から得られる速度比
(t )から、マップにより求められる入力回転数Nin が
0の時のストールトルク比(ts )に、同様に速度比(t
)から求められる入力回転数Nin が0の時のストール
トルク容量係数(Cs)と、現在のエンジン回転数Neの2乗
を掛け合わせることにより求められる。即ち、 Ts=ts×Cs×Ne2 となる。
【0056】従って、待機圧は、 Pwait =Ts/X+Y +α X:ピストン有効半径×ピストン面積×摩擦材の枚数×摩
擦材の摩擦係数 Y:ピストンのストローク圧 α: 余裕値 で求められる。
【0057】こうして、C1クラッチの油圧サーボC1
が待機圧Pwait で保持されたところで、ステップS4に
入り、電子制御装置26は、車両が引き続き減速状態を
継続して停止に向かっているかを、ブレーキが踏み込
まれてフットブレーキセンサ31からの信号BkswがON
となっていること、スロットル開度センサ30からの
信号により、スロットル開度が実質的にゼロ、即ちアイ
ドルがオンidle ON 状態であること、ブレーキ圧セン
サ35からの信号で、ブレーキ圧Brake_prs が所定の圧
力、即ち、車両が動き出す直前のブレーキ圧Vehicle_st
art よりも大きくなっているかの3条件を充足している
か否かを判定し、充足されていないものと判定された場
合には、車両の減速状態は解除され、近い時点での車両
停止の可能性はなくなったものと判断して、ステップS
5に入り、ニュートラル制御を終了する。
【0058】ステップS4で、車両が引き続き減速状態
を継続して停止に向かっているものと判断された場合に
は、ステップS6に入り、車両の停止度合いを推定する
演算を行う。この演算は、図7に示すように、3つの停
止度推定要素について行う。即ち、第1の停止度推定要
素は、図7(a)で示す、車速センサ32が車速0を検
出して、車両が停止したものと推定された時点(センサ
の検出限界から、車両速度が実際に0でなくとも、速度
は0と検出される)からの経過時間TimeSPD0であり、経
過時間TimeSPD0が多くなればなるほど、車両が停止して
いる度合いを示す後述するパラメータAは、高くなる。
第2の停止度推定要素は、ブレーキ圧センサ35から検
出されるブレーキ圧BRK_prs_ave であり、車速センサ3
2により車速0が検出される前における、所定時間の平
均のブレーキ圧である。このブレーキ圧BRK_prs_ave が
高い場合には、大きなブレーキ力が作用しているものと
判断されるので、ブレーキ圧BRK_prs_ave が高くなれば
なるほど、図7(b)に示すように、車両が停止してい
る度合いを示す後述するパラメータBは、高くなる。第
3の停止度推定要素は、車速センサ32から検出される
車速に基づいて演算される、車両の減速度inRpmspd_ave
であり、車速センサ32により車速0が検出される前に
おける、所定時間の平均の減速度である。この減速度in
Rpmspd_aveが高くなればなるほど、図7(c)に示すよ
うに、車両が停止している度合いを示す後述のパラメー
タCは、高くなる。
【0059】この3つの停止度推定要素から、電子制御
装置26は、図8に示すように、 A=0.3*TimeSPD0/sp0expect B=1.0*BRK_prs_ave/Vehicle_stop C=1.0*inRpmspd_ave/stop_acc_lim の演算を行い、各要素に対応した無次元化された停止度
推定パラメータA、B、Cを求める。なお、各式におけ
る定数sp0expect 、Vehicle_stop、stop_acc_limの値、
各パラメータA、B、Cの上限値などは、図8に示す。
【0060】こうして、各パラメータA、B、Cが演算
されたところで、電子制御装置26は車両の停止度STOP
_DETを、 STOP_DET=A+(B×C) で求め、当該求められた停止度STOP_DETを、所定の値ST
OP_LIMと比較し、 STOP_DET>STOP_LIM で有る場合に、停止推定フラグFTSTOPをそれまでの0か
ら1にする。
【0061】すると、図5のニュートラル制御プログラ
ムNPRのステップS6からステップS7に入り、C1
クラッチの油圧サーボC1を待機圧からリリースする際
のリリーススイープ制御を開始する開始圧を、Pc=P_
rel_start に設定する。同時に、ステップS8で、スイ
ープ制御を開始し、停止推定フラグFTSTOPが1となった
時点T3から直ちにC1クラッチの油圧サーボC1の供
給油圧を待機圧Pwaitから急激に油圧を降下させ、時点
T4でステップS7で設定された開始圧Pc=P_rel_st
art に油圧がなったところで、なめらかに油圧を降下さ
せ、C1クラッチの解放に伴うショックの発生を防止す
る。なお、C1クラッチの待機圧Pwaitからの解放動作
は、停止推定フラグFTSTOPが1となった状態、即ち、車
速センサ32が車速0を検出して、車両が停止したもの
と推定された時点からの経過時間TimeSPD0、ブレーキ圧
センサ35から検出されるブレーキ圧BRK_prs_ave 及
び、車速センサ32から検出される車速に基づいて演算
される車両の減速度inRpmspd_aveなどの、複数の停止度
推定要素から対応する停止度推定パラメータを求め、更
にそれらパラメータに基づいて演算された停止度STOP_D
ETに基づいて開始されるので、単純に車速、ブレーキ圧
などからC1クラッチの解放動作を行う従来の場合より
も、車重の変動やブレーキパッドの摩耗などによる停止
時期のばらつきを十分に考慮した形での判断が可能とな
り、車両の停止判断を確実に行うことが出来る。従っ
て、車両が未だ停止していない状態でC1クラッチが解
放されて、それまでトルクコンバータ4側から変速機構
部としての主変速機構2に伝達されていたエンジン駆動
力が遮断されて、それまで変速機構部に伝達されてきた
エンジン駆動力とバランスしていたブレーキ力が、エン
ジン駆動力の遮断により過大となり車両が急激に停止し
てしまうような事態の発生は防止される。
【0062】なお、電子制御装置26は、ステップS9
で、ステップS4と同様に、車両の停止状態が保持され
ているか否かを判定する。即ち、ブレーキが踏み込ま
れてフットブレーキセンサ31からの信号BkswがONと
なっていること、スロットル開度センサ30からの信
号により、スロットル開度が実質的にゼロ、即ちアイド
ルがオンidle ON 状態であること、ブレーキ圧センサ
35からの信号で、ブレーキ圧Brake_prs が所定の圧
力、即ち、車両が動き出す直前のブレーキ圧Vehicle_st
art よりも大きくなっているかの3条件を充足している
か否かを判定し、充足されていないものと判定された場
合、即ち、ブレーキの踏み込みが解除されたり、スロッ
トルが踏み込まれたり、又はブレーキ圧が所定値よりも
低下した場合には、車両の停止状態は解除されたものと
判断して、ステップS10に入り、C1クラッチの油圧
サーボC1に再度油圧を供給するアプライ制御に入り、
ステップS5でニュートラル制御を終了する。
【0063】ステップS9で、車両の停止状態が保持さ
れているものと判断された場合には、ステップS13に
入り、ステップS8のC1クラッチの油圧サーボC1の
供給油圧の低下にもとなって、C1クラッチの係合が解
除され、C1クラッチの回転数が上昇してゆくのを、C
1回転数センサ29で監視し、ステップS13で、C1
クラッチの回転数inRpm とエンジンの回転数egRpm の比
がインニュートラル制御を開始すべき値inNeautralStar
t よりも上回っているか否かを判定し、C1クラッチの
回転数inRpm とエンジンの回転数egRpm の比がインニュ
ートラル制御を開始すべき値inNeautralStart よりも上
回った時点T5(図6参照)で、ステップS11に入り
インニュートラル制御に入る。
【0064】インニュートラル制御では、C1クラッチ
を係合直前の状態になるように、C1クラッチの油圧サ
ーボC1に供給する油圧を制御する。この状態で、C1
クラッチの係合は解除されているので、トルクコンバー
タ4の出力は、3速主変速機構2に入力されることはな
く、変速機は前進走行レンジにあるにもかかわらず、エ
ンジンの駆動力は変速機構部に入力されることはなくな
り、燃費の向上が図られる。
【0065】なお、C1クラッチの解放動作を開始する
際にC1クラッチの油圧サーボC1の油圧は、ステップ
S3で待機圧Pwait にまで予め低められているので、停
止推定フラグFTSTOPが1となった時点T3からインニュ
ートラル制御に入る時点T5まで時間Tは、従来のライ
ン圧から落とす場合よりも大幅に短縮することが出来、
停止が推定された時点から短時間でインニュートラル制
御に入り、それだけ燃費を向上させることが可能とな
る。
【0066】電子制御装置26は、ステップS11でイ
ンニュートラル制御を継続する一方で、ステップS12
でステップS4、9と同様の判断を行い、車両の停止状
態が保持されているか否かを判定する。即ち、ブレー
キが踏み込まれてフットブレーキセンサ31からの信号
BkswがONとなっていること、スロットル開度センサ
30からの信号により、スロットル開度が実質的にゼ
ロ、即ちアイドルがオンidle ON 状態であること、ブ
レーキ圧センサ35からの信号で、ブレーキ圧Brake_pr
s が所定の圧力、即ち、車両が動き出す直前のブレーキ
圧Vehicle_startよりも大きくなっているかの3条件が
満たされている間は、車両が停止しているものと判定
し、インニュートラル制御を継続し、3条件が満たされ
なくなった場合、即ち、ブレーキの踏み込みが解除され
たり、スロットルが踏み込まれたり、又はブレーキ圧が
所定値よりも低下した場合には、車両の停止状態は解除
されたものと判定し、ステップS10、5に入り、直ち
にC1クラッチの油圧サーボC1に油圧を供給してニュ
ートラル制御を終了する。
【0067】なお、ステップS3の、C1クラッチの油
圧サーボC1の油圧を通常の係合状態の油圧であるライ
ン圧から待機圧Pwait にまで低下させるリリース待機制
御の開始条件は、ステップS2で示した車両停止予測条
件に限られず、車速が停止直前にまで低下してまもなく
車両が停止するであろうと予測できる限り、どのような
条件を用いてもよい。
【0068】更に、ステップS6の車両の停止度の推定
に際して使用する停止度推定パラメータの基礎となる停
止度推定要素も、車両が停止したものと推定された時
点からの経過時間TimeSPD0、ブレーキ圧BRK_prs_ave
、車両の減速度inRpmspd_aveの3つの要素に限ら
ず、車両の停止度を推定することが出来る限り車両の走
行状態に関するどのような要素を用いてもよい。また、
停止度を演算するための各停止度推定パラメータの評価
に使用する演算式も、前述したSTOP_DET=A+(B×
C)に限らず、各パラメータの適正な評価が可能なもの
で有れば、どのような演算式でもよい。また、車重やブ
レーキパッドの摩耗状況など車両の時々の状況に応じて
各パラメータの評価をその都度変化させた形で停止度を
演算することも当然可能である。
【0069】また、ニュートラル制御は、上述した実施
例で述べたように、車両の前進時に限らず、後進時にお
いても同様に適用が可能であり、その際に本発明を適用
することも当然可能である。
【0070】更に、入力クラッチC1の設置位置も図1
に示すように、トルクコンバータ4と変速機構部のプラ
ネタリギヤユニット9などの初段変速ギヤユニットの間
に設けるほかに、エンジン駆動力の伝達を断続制御可能
な限り変速機構部の任意の位置に設けることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動変速機の一例を示すスケルトン図。
【図2】図1の自動変速機の作動図表。
【図3】自動変速機の制御装置の一例を示すブロック
図。
【図4】C1クラッチの油圧サーボに係わる油圧回路の
一例を示す図。
【図5】ニュートラル制御プログラムの一例を示すフロ
ーチャート。
【図6】ニュートラル制御時のC1クラッチの油圧サー
ボの油圧と、エンジン回転数、トランスミッション入力
回転数及びブレーキセンサの状態を示すタイムチャー
ト。
【図7】車速ゼロ推定からの時間、ブレーキ圧及び減速
度と各パラメータの関係を示す図。
【図8】各パラメータの計算式の一例を示す図。
【図9】速度比とストールトルク比、ストールトルク容
量係数の関係を示す図。
【符号の説明】
1 自動変速機 2 変速機構部(主変速機構) 5 変速機構部(副変速機構) 26 停止度推定パラメータ演算手段、車両停止度演
算手段、ニュートラル制御開始手段(電子制御装置) 32 走行状態検出センサ(車速センサ) 35 走行状態検出センサ(ブレーキ圧センサ) NPR 停止度推定パラメータ演算手段、車両停止度
演算手段、ニュートラル制御開始手段(ニュートラル制
御プログラム) TimeSPD0 停止度推定要素(経過時間) BRK_prs_ave 停止度推定要素(ブレーキ圧) inRpmspd_ave 停止度推定要素(減速度)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行レンジにおける車両の停止状態で、
    エンジン駆動力の伝達を断続制御するための入力クラッ
    チを解放させるニュートラル制御を行う自動変速機の制
    御装置において、 車両の停止度を推定する複数の停止度推定要素に対応し
    た信号を検出することの出来る走行状態検出センサを設
    け、 前記走行状態検出センサから検出される信号から、対応
    する停止度推定要素を演算し、各停止度推定要素に対応
    する停止度推定パラメータを演算する停止度推定パラメ
    ータ演算手段を設け、 前記停止度推定パラメータ演算手段により演算された複
    数の停止度推定パラメータから車両の停止度を演算する
    車両停止度演算手段を設け、 前記車両停止度演算手段で演算された車両の停止度に基
    づいて、前記ニュートラル制御を開始するニュートラル
    制御開始手段を設けて構成した、自動変速機の制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記走行状態検出センサは、車速セン
    サ、ブレーキ圧センサを有する、請求項1記載の自動変
    速機の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の停止度推定要素は、 車両が停止したものと推定された時点からの経過時
    間、 ブレーキ圧、 車両の減速度である、請求項1記載の自動変速機の制
    御装置。
  4. 【請求項4】 前記走行状態検出センサは、車速センサ
    を有し、 前記停止度推定パラメータ演算手段は、前記車速センサ
    から検出される車速に基づいて、該車速センサが車速0
    を検出して、車両が停止したものと推定された時点から
    の経過時間を前記停止度推定要素として演算し、該経過
    時間から対応する停止度推定パラメータを演算すること
    を特徴とする、請求項1記載の自動変速機の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記停止度推定パラメータ演算手段は、
    前記車速センサにより車速0が検出される前における、
    所定時間の平均のブレーキ圧を前記停止度推定要素とし
    て前記ブレーキ圧センサの出力から演算し、前記平均の
    ブレーキ圧から対応する停止度推定パラメータを演算す
    ることを特徴とする、請求項2記載の自動変速機の制御
    装置。
  6. 【請求項6】 前記走行状態検出センサは、車速センサ
    を有し、 前記停止度推定パラメータ演算手段は、車速センサによ
    り車速0が検出される前における、所定時間の平均の減
    速度を前記停止度推定要素として前記車速センサの出力
    から演算し、前記平均の減速度から対応する停止度推定
    パラメータを演算することを特徴とする、請求項1記載
    の自動変速機の制御装置。
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