JP2000310223A - 軸受組立体 - Google Patents

軸受組立体

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JP2000310223A
JP2000310223A JP2000029925A JP2000029925A JP2000310223A JP 2000310223 A JP2000310223 A JP 2000310223A JP 2000029925 A JP2000029925 A JP 2000029925A JP 2000029925 A JP2000029925 A JP 2000029925A JP 2000310223 A JP2000310223 A JP 2000310223A
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bushing
bush
bushing half
outer race
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Michael D Beaman
ディー ビーマン ミッチェル
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Torrington Co
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Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】シャフトを雑音及び振動に関して絶縁し、ステ
アリングコラムの取付に適する軸受組立体を提供する、 【解決手段】転がり要素の多数は金属外側軌動輪との転
がり接触しており、軸受保持器の中に保持される。環状
のブシュは部分的に外側軌動輪を囲む、環状のブシュは
設計された熱可塑性のエラストマーで成形された二つの
ブシュ半体に半径方向の平面に沿って分けられる。ブシ
ュ半体は外側軌動輪の軸方向の動きが制限されるよう
に、軸方向に一緒に保持されてある。環状ブシュは、一
体化された環状シールを組み込んでもよく、軸受組立体
の自動調心を容易にするために半径方向に外向きの丸い
表面を持ってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的いえば柔軟
な環状ブシュを有する軸受組立体に関し、さらに詳しく
いえばステアリングコラムの取付け及び類似の用途に適
する軸受組立体に関する。
【０００２】
【従来の技術】このような用途では、シャフト（例えば
操縦コラム）を雑音及び振動に関して絶縁する軸受組立
体が必要である。なお、それらの用途においては、さら
に雑音及び振動特性を改善して「きつい」感じを維持す
るために「零すきま」軸受が望まれることがある。針状
軸受は、例えば二つ割り外側軌動輪及びゴム・ブシュで
シャフトに対して押しつけた割り軸受保持器を備えてい
てもよい。ゴム・ブシュは針状軸受及び製作し難くて設
計選択肢を制限する唇状部シールを受けるためにアンダ
ーカットを必要とする。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前述のことは、現在の
装置及び方法に存在すると知られている限界を示す。こ
のように、上述の限界の一つ以上を克服することに向け
られた代替品を与えることが有益であるだろうことは、
明白である。それゆえに、以下により完全に開示される
特徴を含む適当な代替品をが提供する。
【０００４】
【課題を解決するための手段】発明の一つの面におい
て、これは、金属でできている外側軌動輪及び外側軌動
輪との転がり接触して軸受保持器の中に保持される複数
の転がり要素を備えている軸受組立体を設けることによ
って達成される。環状ブシュは部分的に外側軌動輪を囲
み、環状ブシュは設計された熱可塑性のエラストマーで
成形される二つのブシュ半体に半径方向の平面に沿って
二つ割りにされている。ブシュ半体は、外側軌動輪の軸
方向の動きが制限されるように、保持手段によって軸方
向に一緒に保持されている。
【０００５】前述及びその他の面は、添付の図面図に関
連して考慮されるとき、発明の以下の詳細な説明から明
らかになる。
【０００６】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照すると、図１
は、圧縮永久ひずみ天然ビルマゴム（ＮＢＲ）ブシュ１
４の中に二つ割り外側軌動輪１２を備えている零すきま
針状軸受組立体１０を示す。割り軸受保持器１８の中に
保持された針状ころ１６は、零すきまを与えるためにシ
ャフト（図示なし）に対して、ゴム・ブシュ１４で半径
方向に内向きに圧縮されている。リップ付きシール１７
を油を収容し汚染物を除くために設けてもよいが、リッ
プ付きシール及び二つ割り外側軌動輪１２のためのポケ
ットと関連する製造及び組立の困難性のために、設計選
択肢が厳しく制限される。軸受組立体１０は、インサー
ト成形スチール・スリーブ１９を持っていてももよい
し、据え付けられられるとき、向きを決められなければ
ならない。
【０００７】図２は、本発明の一つの実施形態による針
状軸受組立体２０を示す。外側軌動輪２２が半径方向の
平面に沿って二つのブシュ半体２４に二つ割りにされた
環状のブシュの中に保持されている。ブシュ半体は、DS
Mセモプラスチック・エラストマズ・インコーポレーテ
ッド（DSM Themoplastic Elastomers Incorporated）か
ら入手可能な特別設計の熱可塑性エラストマー（例えば
サーリンク（Sarlink） ）で成形される。ブシュ半体２
４は、外側軌動輪２２の半径方向に外向きの表面を囲
み、外側軌動輪２２の軸方向の端の周囲に巻きついてい
る。外側軌動輪２２の軸方向の動きが制限されるよう
に、円筒形の引きぬきカップ２６又はなんらかの他の保
持手段が軸方向にブシュ半体２４を一つに保持する。引
きぬきカップ２６は、軸方向の端２８が必要な軸方向の
保持を与えるために半径方向に内向きに曲げた軟鋼で形
成されてもよい。
【０００８】先行技術の軸受組立体１０と違って、外側
軌動輪用のポケットを形成するために大きいアンダーカ
ットが必要でないので、ブシュ半体２４は容易に射出成
形できる。射出成形が圧縮永久ひずみ成形と比較して処
理サイクル時間を減らして、使用される材料の選択幅を
大きくできるようにする。ブシュ半体２４の特別設計熱
可塑性エラストマーは、ある程度の自動調心をできるよ
うにし、雑音及び振動を弱める。なお、材料、構成及び
成形プロセスによってブシュ半体２４は、シャフト又は
内側軸受軌動輪（図示なし）に対して密封するために、
ブシュ半体２４の両方の軸方向の端に広範囲にわたる唇
状部デザインのある一体環状シール３０を組み入れ可能
になる。
【０００９】要求があれば、針状ころ３２をシャフトま
たは内側軌動輪（図示なし）に押しつけるようにブシュ
半体２４によって半径方向に内向きに偏らせて零すきま
軸受を与えることを可能にするために、図２に示されて
いるように、外側軌動輪２２を二つ割りにしてもよい。
そのような変化形態では、針状ころ３２を保持している
軸受保持器３４はまた、軸受組立体をシャフト又は内側
軌動輪の上へ閉じるのを容易にするために、二つ割りに
されてもよい。ブシュ半体２４は、同一で、それによっ
て製造及び組立体を単純化でき、引きぬきカップ２６
は、ハウジングの穴の中の柔らかい材料のゆがみによっ
て償われるようにハウジングの中に圧力場召されること
ができる。
【００１０】図３は、本発明のもう一つの実施形態によ
る針状軸受組立体４０を図示している。外側軌動輪４２
は、第一の実施形態のものに類似の二つのブシュ半体４
４に半径方向の平面に沿って二つ割りにされた環状ブシ
ュの中に保持される。ブシュ半体４４は、特別設計の熱
可塑性のエラストマーで成形されて、外側軌動輪４２の
半径方向に外向きの表面を囲んで外側軌動輪４２の軸方
向の端のまわりに巻きつく。カップ４６，又は他のなん
らかの保持手段が外側軌動輪４２の軸方向の動きを制限
するように、かくブシュ半体４４を軸方向に一緒に保持
する。カップ４６は、図示のように円筒形でもよいし、
又は、他のなんらかの凹形構成を持っていてもよい。
【００１１】第一の実施形態のブシュ半体２４と違っ
て、ブシュ半体４４には半径方向に外向きの円筒形表面
がなくて、軸受組立体４０の自動調心が容易になるよう
に半径方向に外向きのまるい凸表面４８を備えている。
カップ４６を半径方向に内向きに伸びる端壁４８及び５
０を与えるために結び付けられた一つ以上の別々の断片
で形成し、外側軌動輪４２の軸方向の保持を維持しなが
ら、ブシュ半体４４がカップ４６に関して旋回できるよ
うにしてもよい。ブシュ半体４４の半径方向に外向きの
丸い凸面表面４８は、球形でもよいし、または球形の半
径より大きい半径を持つ弓形の断面をもった図示のよう
な樽形であってもよい。
【００１２】ブシュ半体４４は、端壁４８、５０とブシ
ュ半体４４の間の過度の干渉なしに軸受組立体５０の自
動調心を容易にするへこんだ端部分５２を射出成形され
る。第一の実施形態と同様に、ブシュ半体４４はそれら
の軸方向に外向きの部分で一体リップ付きシール５４を
組み込んでもよいし、針状ころ５６は、外側軌動輪４２
と転がり接触していてもよく、針状ころ５６は、軸受保
持器５８のなかに保持される。外側軌動輪４２及び軸受
保持器５８は、図示のように連続でしていてもよいし、
又は、第一の実施形態に関して示されたように二つ割り
にしてもよい。例えばアセタール重合体で形成されたオ
プショナルリング６０をラビリンスシールを形成するよ
うに軸受保持器５８の軸方向の端に設けてもよい。
【００１３】図３及び４において示されているように、
ブシュ半体４４は複数の円周方向に間隔をあけた凹所６
２を備えていてもよい。これらの凹所６２は射出成形す
るのを容易にし、除芯された領域は、材料の厚さがより
均一になる。それに加えて、結果として生じるウェブま
たはスポーク状の構成は、環状ブシュの隔離特性を強化
する。ブシュ半体４４は、同一の簡易生産であってもよ
いし、二つのブシュ半体の調心や軸方向の保持を容易に
するように機械的連結装置を備えるように構成してもよ
い。凹形カップ４６はブシュ半体４４の半径方向に外向
きに丸味のついた凸表面のまわりに密接に巻きついても
よいし、二つの表面は樽形ではなく球形でもよい。
【００１４】上述の説明から、本発明が雑音及び振動に
関してステアリングコラムまたは他のシャフトを隔離す
る軸受組立体を与えて、ある程度の自動調心能力を与え
ることは、明白である。本発明は、ボール型転がり要素
と同様に針状ころに適している。本発明はより大きいデ
ザイン融通性を可能にし、軸受組立体の向きを決める必
要をなくし、軸受組立体の製作を単純化し、一体リップ
付きシールの組み込みを容易にする。
【図面の簡単な説明】
【図１】先行技術を示している零すきま針状軸受組立体
の横断面図である、
【図２】本発明の実施形態を示している零すきま針状軸
受組立体の横断面図である、
【図３】本発明のもう一つの実施形態を示している自動
調整の針状軸受組立体の横断面図である、
【図４】図３の自動調整の針状軸受組立体のブシュ半体
の絵画図である、
【図５】図３の自動調整の軸受組立体のブシュ半体のも
う一つの絵画図である。
【符号の説明】
２２ 外側軌動輪 ２４ ブシュ半体 ２６、３６、４６ 引きぬきカップ ３０、５４ シール

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 金属性の外側軌動輪と、 前記外側軌動輪と転がり接触し、軸受保持器の中に保持
    された複数の転がり要素と、 特別設計の熱可塑性のエラストマーで成形された二つの
    ブシュ半体に半径方向の平面に沿って二つ割りにされ
    て、前記外側軌動輪を部分的に囲んでいる環状ブシュ
    と、 前記外側軌動輪の軸方向の動きが制限されるように、ブ
    シュ半体を軸方向に一緒に保持する保持手段とを備えて
    なる軸受組立体。
  2. 【請求項２】前記ブシュ半体が各々一体環状シールを組
    み込んでいる請求項１に記載の軸受組立体。
  3. 【請求項３】前記保持手段がブシュ半体の軸方向に外向
    きの動きを防ぐためにブシュ半体の半径方向に外向きの
    表面の周囲に巻きつかれた金属カップを含む請求項１に
    記載の軸受組立体。
  4. 【請求項４】前記ブシュ半体が半径方向に外向きの円筒
    形表面を持つ請求項１に記載の軸受組立体。
  5. 【請求項５】前記保持手段がブシュ半体の半径方向に外
    向きの円筒形表面に対して配置された円筒形の引きぬき
    カップを備え、前記引きぬきカップは、ブシュ半体の軸
    方向に外向きの表面の周りに巻きつけた半径方向に内向
    きに向けられた端フランジを備えている請求の範囲４に
    記載の軸受組立体。
  6. 【請求項６】前記ブシュ半体が軸受組立体の自動調心を
    容易にするように、半径方向に外向きに丸い凸表面を持
    つ請求の範囲１に記載の軸受組立体。
  7. 【請求項７】前記保持手段がブシュ半体の半径方向に外
    向きに丸い凸表面の一部分の周りに巻きつけた凹形金属
    カップを備える請求の範囲６に記載の軸受組立体。
  8. 【請求項８】前記ブシュ半体の半径方向に外向きに丸い
    表面が球形である請求の範囲６に記載の軸受組立体。
  9. 【請求項９】前記ブシュ半体の半径方向に外向きの丸い
    表面が前記部首反対の立て断面が弓形外形を有するよう
    に鞍形である請求項６に記載の軸受組立体。
  10. 【請求項１０】前記保持手段が前記ブシュ半体の部分に
    よって与えられる機械的連結装置を備えている請求項１
    に記載の軸受組立体。
  11. 【請求項１１】前記ブシュ半体が同一である請求項１に
    記載の軸受組立体。
  12. 【請求項１２】前記外側軌動輪がある前記ブシュ半体を
    通して加えられる半径方向に内向きの力が、外側軌動輪
    をシャフト、転がり要素及び外側軌動輪の間のすきまを
    減らすことを可能にするようにシャフトに対して閉じる
    ことのできる請求項１に記載の軸受組立体。
JP2000029925A 1999-02-08 2000-02-08 軸受組立体 Pending JP2000310223A (ja)

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