JP2000309845A - 剪断機による切断性に優れた高靭性高強度厚鋼板 - Google Patents

剪断機による切断性に優れた高靭性高強度厚鋼板

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JP2000309845A
JP2000309845A JP11117570A JP11757099A JP2000309845A JP 2000309845 A JP2000309845 A JP 2000309845A JP 11117570 A JP11117570 A JP 11117570A JP 11757099 A JP11757099 A JP 11757099A JP 2000309845 A JP2000309845 A JP 2000309845A
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Masamitsu Doi
正充 土井
Shigeru Endo
茂 遠藤
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NKK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 引張強度が550MPa以上で、溶接性に優
れ、且つ、剪断機による切断面にシャー切断割れが発生
しない高靭性高強度厚鋼板を提供する。 【解決手段】 本発明に係る高靭性高強度厚鋼板は、重
量%で、C:0.020〜0.120%、Si:0.5
0%以下、Mn:1.00〜2.50%、P:0.02
5%以下、S:0.0030%以下、Al:0.050
%以下、N:0.0060%以下を含有し、残部がFe
及び不可避的不純物からなり、下記の(1)式から決ま
るPcm値が0.120〜0.220であり、且つ、引張
強度が550MPa以上であることを特徴とする。 Pcm=[%C]+[%Si]/30+[%Mn]/20+[%Cu]/20+[%Ni]/60+[%Cr]/20+[%Mo]/15+[%V]/1 0+5[%B] ……(1)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械構造用、建築
土木用、及びラインパイプ用等に用いられ、溶接性に優
れ、且つ、剪断機で切断してもその切断面に割れが発生
しない高靭性高強度厚鋼板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱間圧延により所定の板厚に圧延された
厚鋼板は、冷却床で冷却されてから採寸作業が行われ、
採寸された厚鋼板は所定の寸法の幅及び長さに切断され
る。この切断は、剪断機による切断又はガス切断により
行われる。通常、板厚が50mm程度よりも薄い厚鋼板
は剪断機により切断され、それを越える場合にはガス切
断が行われる。剪断機には、厚鋼板のトップ部及びボト
ム部を切断するクロップシャー、耳部を切断するサイド
シャー、厚鋼板の幅方向を2分割するスリッター、長さ
方向を所定の寸法に切断するエンドシャー等があり、こ
れらの剪断機で構成される切断ラインを通過することに
より、所定の寸法の厚鋼板に切断される。
【0003】剪断機による切断面の不良には、タレ、カ
エリ、機械割れ、切込み、段付き等があり、これらが発
生した場合、そのままでは成品として使用できず、グラ
インダー研削等の手入れ若しくは再切断等が必要とな
り、歩留りの低下や製造コストの上昇を招く。これら切
断面不良の対策として様々な提案がなされている。例え
ば、鉄鋼便覧第3巻(1)圧延基礎・鋼板(日本鉄鋼協
会編、第3版、285頁)には、これら切断面不良は剪
断機の設備的な条件で決まる度合が大きいとして、剪断
機の設備条件を適正値に管理することが提案され、又、
特開平6−190627号公報には、タレを少なくする
方法として、切断線を含むクロップ部を予熱してから剪
断機により切断する方法が開示されている。
【0004】一方、本発明者等の経験では、剪断機の設
備条件を適正値に管理しても、機械構造用、建築土木
用、及びラインパイプ用等に用いられる、引張強度が5
50MPa以上の高靭性高強度厚鋼板の切断面には、発
生頻度は少ないものの、板厚中心部に沿った割れ(以
下、「シャー切断割れ」と記す)が発生することが確認
されている。尚、これらの厚鋼板は短期間で大量生産し
なければならず、予熱されることなく剪断機により切断
されるものである。従来、このシャー切断割れに対する
対策は講じられていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みなされたもので、その目的とするところは、引張強度
が550MPa以上の溶接性に優れた高靭性高強度厚鋼
板において、剪断機にて切断しても、その切断面にシャ
ー切断割れが発生しない厚鋼板を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、引張強度
が550MPa以上の溶接性に優れた高靭性高強度厚鋼
板において、シャー切断割れと鋼の化学成分との関係に
ついて詳細に調査した。その結果、鋼の化学成分のC含
有量、S含有量、Pcm値を低く抑えること、及び[重量
%Ca]/[重量%S]が0.50以上となるようにC
aを添加することで、シャー切断割れが防止可能である
ことが分かった。尚、本発明でいう厚鋼板とは板厚3m
m以上の熱間圧延鋼板である。
【0007】本発明は、この知見に基づきなされたもの
で、第1の発明に係る剪断機による切断性に優れた高靭
性高強度厚鋼板は、重量%で、C:0.020〜0.1
20%、Si:0.50%以下、Mn:1.00〜2.
50%、P:0.025%以下、S:0.0030%以
下、Al:0.050%以下、N:0.0060%以下
を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、下
記の(1)式から決まるPcm値が0.120〜0.22
0であり、且つ、引張強度が550MPa以上であるこ
とを特徴とするものである。
【0008】 Pcm=[%C]+[%Si]/30+[%Mn]/20+[%Cu]/20+[%Ni]/60+[%Cr]/20+[%Mo]/15+[%V]/1 0+5[%B] ……(1) 第2の発明に係る剪断機による切断性に優れた高靭性高
強度厚鋼板は、重量%で、C:0.020〜0.120
%、Si:0.50%以下、Mn:1.00〜2.50
%、P:0.025%以下、S:0.0050%以下、
Al:0.050%以下、N:0.0060%以下、C
a:0.0003〜0.0040%を含有し、残部がF
e及び不可避的不純物からなり、[%Ca]/[%S]
が0.50以上で、前記(1)式から決まるPcm値が
0.120〜0.220であり、且つ、引張強度が55
0MPa以上であることを特徴とするものである。
【0009】又、第3の発明に係る剪断機による切断性
に優れた高靭性高強度厚鋼板は、第1の発明又は第2の
発明において、更に、Cu:0.50%以下、Ni:
0.50%以下、Cr:0.50%以下、Mo:0.5
0%以下、Nb:0.10%以下、V:0.10%以
下、Ti:0.10%以下、及びB:0.0040%以
下の群から選択された1種又は2種以上を含有すること
を特徴とするものである。
【0010】以下に、本発明において剪断機による切断
性に優れた高靭性高強度厚鋼板の化学成分組成を上述し
たように限定した理由を、それぞれの作用と共に説明す
る。
【0011】C:C含有量が0.020重量%(以下、
単に「%」と表示する)未満では、550MPa以上の
引張強度を確保することができない。一方、0.120
%を越えてCを含有させると、剪断機による切断性、及
び溶接性が劣化する。従って、C含有量は0.020〜
0.120%の範囲内に限定しなければならない。尚、
本発明において、剪断機による切断性とは、その切断面
にシャー切断割れの発生の有無で評価したもので、シャ
ー切断割れが発生しないものを切断性が良いと定義し
た。又、溶接性とは、20〜100kJ/cmの入力で
溶接したときの溶接欠陥の有無で評価したもので、溶接
欠陥の発生しないものを溶接性が良いと定義した。
【0012】Si:0.50%を越えて含有させると溶
接性が劣化する。従って、Si含有量は0.50%以下
に限定しなければならない。
【0013】Mn:Mnは鋼材の強度を安価に上昇させ
るのに有効な元素であるが、含有量が1.00%未満で
はその効果が十分に得られない。一方、Mn含有量が
2.50%を越えると溶接性が劣化する。従って、Mn
含有量は1.00〜2.50%の範囲内に限定しなけれ
ばならない。
【0014】P:0.025%を越えて含有させると厚
鋼板の靭性及び溶接性が劣化する。従って、P含有量は
0.025%以下に限定しなければならない。尚、本発
明において、靭性とは、シャルピー衝撃試験で評価した
もので、−20℃における吸収エネルギーが50J以上
のものを靭性が良いと定義した。
【0015】S:本発明者等の調査により、シャー切断
割れは厚鋼板板厚中心の伸展したMnS介在物を起点と
して生じることが分かった。従って、シャー切断割れを
防止する対策として、S含有量を低減することが有効で
ある。但し、Caを添加することでCaSが生成し、M
nS介在物の形態制御効果、即ちMnSの生成を抑制す
る効果が働くため、S含有量の上限が上昇する。又、靭
性、溶接性の点からもCa添加は有効であり、従って、
Ca添加の有無により、良好な靭性及び良好な溶接性を
満たすためのS含有量の上限値が異なってくる。そこ
で、本発明ではCa添加の有無により、Sの上限値を別
々に限定した。即ち、Caを添加しない場合にはSの上
限値を0.0030%以下とし、Caを添加した場合に
はSの上限値を0.0050%とした。Sをこれらの値
を越えて含有させると、剪断機による切断性、溶接性、
及び靭性が劣化する。
【0016】Al:0.050%を越えてAlを含有さ
せると溶接性が劣化する。従って、Al含有量は0.0
50%以下に限定しなければならない。
【0017】N:0.0060%を越えて含有させると
靭性が劣化する。従って、N含有量は0.0060%以
下に限定しなければならない。
【0018】Ca:0.0040%を越えて含有させる
と溶接性が劣化する。一方、0.0003%未満では十
分なMnS介在物の形態制御効果が得られない。従っ
て、Ca含有量は0.0003〜0.0040%の範囲
内に限定しなければならない。
【0019】[%Ca]/[%S]:Caを添加する際
に、[%Ca]/[%S]が0.50未満ではMnS介
在物の形態制御が十分でなく、剪断機による切断性が劣
化する。従って、[%Ca]/[%S]は0.50以上
に限定しなければならない。
【0020】Pcm値:Pcm値が0.120未満では55
0MPa以上の引張強度を安定して確保することができ
ない。一方、0.220を越えると剪断機による切断
性、及び溶接性が劣化する。従って、Pcm値は0.12
0〜0.220の範囲内に限定しなければならない。
【0021】本発明では上記の合金元素の外に、厚鋼板
の強度特性に応じて、Cu、Ni、Cr、Mo、Nb、
V、Ti、及びBの群から選択された1種又は2種以上
を含有させても良いが、以下にその成分の限定理由を述
べる。
【0022】Cu、Ni、Cr、Mo:Cu、Ni、C
r、及びMoは強度を上昇させるのに有効な元素である
ので、必要とされる強度に応じて含有させることが好ま
しい。しかし、何れの元素も0.50%を越えて含有さ
せると、溶接性が劣化する。従って、Cu、Ni、C
r、及びMoの含有量は、それぞれ0.50%以下に限
定しなければならない。
【0023】Nb、V、Ti:Nb、V、及びTiは炭
化物又は窒化物として析出し、鋼材の強度を上昇させる
有効な元素であり、必要とされる強度に応じて含有させ
ることが好ましい。しかし、0.10%を越えて含有さ
せると、靭性及び溶接性が劣化する。従って、Nb、
V、及びTiの含有量は、それぞれ0.10%以下に限
定しなければならない。
【0024】B:Bは鋼材の強度を上昇させる有効な元
素であり、必要とされる強度に応じて含有させることが
好ましいが、0.0040%を越えて含有させると溶接
性が劣化する。従って、B含有量は0.0040%以下
に限定しなければならない。
【0025】
【発明の実施の形態】転炉や電気炉、又はこれら精錬炉
とRH真空脱ガス装置等の二次精錬炉との組み合せによ
り、上記化学成分組成に溶製された溶鋼を普通造塊法や
連続鋳造法により凝固させてスラブ鋳片を得る。その
後、熱間圧延により厚鋼板に加工する。製造される厚鋼
板の化学成分が本発明を満たす限りにおいて、厚鋼板製
造方法は剪断機による切断性に影響を及ぼすものではな
く、厚鋼板の製造方法は特に限定する必要はないが、加
熱温度は900〜1250℃、圧延仕上げ温度は650
〜950℃、圧下率は50%以上とすることが好まし
い。又、圧延終了後は放冷しても良いし、或いは水冷等
の加速冷却を施しても良い。
【0026】このように、Pcm値を0.120〜0.2
20に限定すると共に、S含有量をCa含有量に見合っ
て低く抑えることで、剪断機により切断しても、シャー
切断割れの発生しない高強度厚鋼板を安定して製造する
ことが可能となる。
【0027】
【実施例】52種類の化学成分組成の鋼を転炉とRH真
空脱ガス装置との組み合せにより溶製し、次いで、連続
鋳造法にてスラブ鋳片とした後、この鋳片を熱間圧延に
て板厚8〜50mmの厚鋼板とした。そして、その化学
成分とシャー切断割れ発生の有無との関係を調査すると
共に、化学成分と強度、靭性、及び溶接性との関係も合
せて調査した。
【0028】シャー切断割れの有無は切断後の厚鋼板切
断面を磁粉探傷にて調査し、シャー切断割れが認められ
なかったものを剪断機による切断性が良好とした。強度
は全板厚のAPI試験片を用いた引張試験により測定し
た。靭性はシャルピー衝撃試験により評価し、−20℃
での吸収エネルギーが50J以上を良好とした。溶接性
は20〜100kJ/cmの入力でサブマージアーク溶
接を行った後、溶接欠陥の有無をX線透過試験及び超音
波探傷試験により調査し、溶接金属及び溶接熱影響部に
割れ等の溶接欠陥が発生しなかったものを良好とした。
【0029】表1にCaを添加していない26種類(鋼
No.1〜26)の供試鋼の化学成分組成及びPcm値を
示し、表2にCaを添加した26種類(鋼No.27〜
52)の供試鋼の化学成分組成、Pcm値、及びCa/S
を示す。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】表1及び表2に示すように、鋼No.1〜
5、鋼No.10〜18、鋼No.27〜鋼No.3
1、及び鋼No.36〜鋼No.44の供試鋼は本発明
鋼であるのに対し、鋼No.6はCとMnとNとが、鋼
No.7はSiとMnとが、鋼No.8はPとAlとP
cm値とが、鋼No.9はCとSとPcm値とが、鋼No.
19はCとCuとNbとが、鋼No.20はNとVとB
とPcm値とが、鋼No.21はSとMoとが、鋼No.
22はCとNiとPcm値とが、鋼No.23はMnとC
rとPcm値とが、鋼No.24はSiとTiとPcm値と
が、鋼No.25はMnとPとが、鋼No.26はAl
が、鋼No.32はSとPcm値とCa/Sとが、鋼N
o.33はPとAlとCaとが、鋼No.34はSiと
MnとCa/Sとが、鋼No.35はCとMnとNとC
a/Sとが、鋼No.45はMnとCaとCrとPcm値
とが、鋼No.46はAlとCa/Sとが、鋼No.4
7はCとCuとNbとが、鋼No.48はSとMoとC
a/Sとが、鋼No.49はMnとPとCa/Sとが、
鋼No.50はCとNiとPcm値とが、鋼No.51は
SiとTiとPcm値とCa/Sとが、鋼No.52はN
とVとBとPcm値とが、それぞれ本発明の範囲を外れて
おり、比較鋼として表示した。
【0033】表3及び表4にこれら供試鋼の強度、靭
性、剪断機による切断性、及び溶接性について調査した
結果を示す。表3及び表4において、○印は試験結果が
上記評価基準を満足したものを表わし、×印は評価基準
を満足しなかったものを表わしている。表3及び表4に
示すように、本発明鋼である鋼No.1〜5、鋼No.
10〜18、鋼No.27〜鋼No.31及び鋼No.
36〜鋼No.44では、強度、靭性、切断機による切
断性、及び溶接性の全てが基準を満足して良好な結果で
あった。一方、これに対して全ての比較鋼において、剪
断機による切断性及び溶接性が十分でなく、本発明の目
的を達成することができなかった。
【0034】
【表3】
【0035】
【表4】
【0036】
【発明の効果】本発明により、550MPa以上の引張
強度を有し、溶接性に優れ、且つ、剪断機で切断しても
その切断面にシャー切断割れが発生しない高靭性高強度
厚鋼板を安定して製造することが可能となり、その結
果、歩留り向上、製造コスト削減等の工業上有益な効果
がもたらされる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%で、C:0.020〜0.120
    %、Si:0.50%以下、Mn:1.00〜2.50
    %、P:0.025%以下、S:0.0030%以下、
    Al:0.050%以下、N:0.0060%以下を含
    有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、下記の
    (1)式から決まるPcm値が0.120〜0.220で
    あり、且つ、引張強度が550MPa以上であることを
    特徴とする剪断機による切断性に優れた高靭性高強度厚
    鋼板。 Pcm=[%C]+[%Si]/30+[%Mn]/20+[%Cu]/20+[%Ni]/60+[%Cr]/20+[%Mo]/15+[%V]/1 0+5[%B] ……(1)
  2. 【請求項2】 重量%で、C:0.020〜0.120
    %、Si:0.50%以下、Mn:1.00〜2.50
    %、P:0.025%以下、S:0.0050%以下、
    Al:0.050%以下、N:0.0060%以下、C
    a:0.0003〜0.0040%を含有し、残部がF
    e及び不可避的不純物からなり、[%Ca]/[%S]
    が0.50以上で、下記の(1)式から決まるPcm値が
    0.120〜0.220であり、且つ、引張強度が55
    0MPa以上であることを特徴とする剪断機による切断
    性に優れた高靭性高強度厚鋼板。 Pcm=[%C]+[%Si]/30+[%Mn]/20+[%Cu]/20+[%Ni]/60+[%Cr]/20+[%Mo]/15+[%V]/1 0+5[%B] ……(1)
  3. 【請求項3】 更に、Cu:0.50%以下、Ni:
    0.50%以下、Cr:0.50%以下、Mo:0.5
    0%以下、Nb:0.10%以下、V:0.10%以
    下、Ti:0.10%以下、及びB:0.0040%以
    下の群から選択された1種又は2種以上を含有すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の剪断機によ
    る切断性に優れた高靭性高強度厚鋼板。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005320610A (ja) * 2004-05-11 2005-11-17 Daido Steel Co Ltd 鋼材
CN102352463A (zh) * 2011-10-20 2012-02-15 南京钢铁股份有限公司 一种低裂纹敏感海洋平台用结构钢板及其生产方法
CN108754318A (zh) * 2018-06-04 2018-11-06 包头钢铁(集团)有限责任公司 550MPa级别钢板和550MPa级别钢板的制造方法

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