JP2000307797A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2000307797A
JP2000307797A JP11110821A JP11082199A JP2000307797A JP 2000307797 A JP2000307797 A JP 2000307797A JP 11110821 A JP11110821 A JP 11110821A JP 11082199 A JP11082199 A JP 11082199A JP 2000307797 A JP2000307797 A JP 2000307797A
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Hiroyuki Endo
洋之 遠藤
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は受信文書を相手先の地域毎にその記録
排出形態を異ならせて受信画情報を記録排出して、受信
文書の分類・整理を容易にしたファクシミリ装置を提供
する。 【解決手段】ファクシミリ装置は、受信要求があると、
ファクシミリ受信を開始して、相手先からCSI信号を
受信すると、当該CSI情報と一致する地域情報が地域
情報RAMに登録されているかチェックする。ファクシ
ミリ装置は、CSI信号情報と一致する地域情報が登録
されていると、当該地域情報に対応して登録されている
記録排出形態、例えば、記録紙の種類を特定する記録排
出形態で受信画情報を記録して排出する。ファクシミリ
装置は、CSI信号を受信しないときやCSI情報と一
致する地域情報がないときには、通常の受信記録処理を
行う(ステップS101〜S106)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、詳細には、受信文書の分類・整理を容易にした
ファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置においては、一般に、
ファクシミリ受信を行うと、受信原稿の画情報を一旦メ
モリに記憶した後、あるいは、直接、記録部に転送し
て、記録紙に記録出力する。そして、受信画情報を直接
記録部で記録する場合は、当然、受信順に受信原稿の記
録出力が行われるが、従来、画情報を記憶するメモリを
備えたファクシミリ装置においても、複数の原稿を順次
受信してメモリに蓄積しても、受信原稿の画情報の記録
出力を受信原稿順に行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、受信原稿の画
情報の記録出力を受信原稿順に行っていたため、受信原
稿の分類・整理を行う上で不便であり、ファクシミリ装
置の利用性を向上させる上で改良の必要があった。
【0004】そして、ファクシミリ装置においては、送
信元が自局の局番(電話番号)を、CSI信号等で通知
したり、回線から発信元電話番号通知サービスにより通
知することが行われている。
【0005】そこで、請求項1記載の発明は、回線を介
して受信した受信文書の画情報を記録手段で記録紙に記
録して、当該記録済みの記録紙を排紙トレイ上に排出す
るに際して、ファクシミリ受信時に回線あるいは相手先
から通知される当該相手先の電話番号等の相手先情報を
取得して、当該相手先情報と一致する地域情報を、記録
手段で受信画情報を記録した記録紙を排紙トレイへ排紙
する際の排紙形態を指定する排紙形態情報を所定の地域
情報に対応させて記憶する記憶手段から検索して、当該
一致する地域情報に対応して記憶されている排紙形態で
記録手段に当該相手先からの受信画情報を記録出力させ
ることにより、ファクシミリ受信した受信原稿を当該受
信原稿の相手先の地域毎に分類した排紙形態で記録して
排出し、受信文書の分類・整理を容易に行うことのでき
る利用性の良好なファクシミリ装置を提供することを目
的としている。
【0006】請求項2記載の発明は、記憶手段に、排紙
形態情報として記録紙の種類を指定する情報を記憶し、
受信した相手先情報と記憶手段の地域情報から排紙形態
を決定して、当該排紙形態に基づいて、記録手段の備え
ているそれぞれ種類の異なる記録紙を複数枚収納する複
数の給紙カセットの一つを選択して受信画情報を記録出
力することにより、ファクシミリ受信した受信原稿を当
該受信原稿の相手先の地域毎に、記録紙の色、サイズ、
縦・横の向き等の記録紙の種別を変化させて記録して排
出し、受信文書の分類・整理を安価にかつ容易に行うこ
とのできる利用性の良好なファクシミリ装置を提供する
ことを目的としている。
【0007】請求項3記載の発明は、記憶手段に、地域
情報及び排紙形態情報を書換可能に記憶することによ
り、ファクシミリ装置の利用形態に応じて地域情報や排
紙形態情報を変更して、ファクシミリ装置の利用形態に
応じて分類した排紙形態で受信画情報を記録して排出
し、受信文書の分類・整理をより一層容易に行うことの
できる利用性のより一層良好なファクシミリ装置を提供
することを目的としている。
【0008】請求項4記載の発明は、操作手段からの地
域情報あるいは排紙形態情報の変更、削除、追加等の入
力操作に応じて、記憶手段の地域情報あるいは排紙形態
情報の変更、削除、追加等を書き換える書換処理を行う
ことにより、ファクシミリ装置のオペレータがファクシ
ミリ装置の利用形態に応じて地域情報や排紙形態情報を
適宜変更して、ファクシミリ装置の利用形態に応じて分
類した排紙形態で受信画情報を記録して排出し、受信文
書の分類・整理をより一層容易に行うことのできる利用
性のより一層良好なファクシミリ装置を提供することを
目的としている。
【0009】請求項5記載の発明は、回線を介してサー
ビスセンター等の所定の遠隔装置から所定の情報書換要
求があると、当該情報書換要求に応じて、当該遠隔装置
から送信されてくる地域情報あるいは排紙形態情報に基
づいて記憶手段の地域情報あるいは排紙形態情報を書き
換える書換処理を行うことにより、電話番号の市外局番
の変更等があった場合に、ファクシミリ装置のオペレー
タが応対することなく、ファクシミリ装置のサービスセ
ンター等から一括して地域情報や排紙形態情報を書き換
え、受信文書の分類・整理を容易に行うことのできる利
用性のより一層良好なファクシミリ装置を提供すること
を目的としている。
【0010】請求項6記載の発明は、地域情報を任意の
地域毎にグループ化して記憶手段に記憶することによ
り、ファクシミリ装置の利用形態に応じて地域情報をグ
ループ化して登録して、ファクシミリ装置の利用形態に
応じて分類した排紙形態で受信画情報を記録して排出
し、受信文書の分類・整理をより一層容易に行うことの
できる利用性のより一層良好なファクシミリ装置を提供
することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のフ
ァクシミリ装置は、回線を介して受信した受信文書の画
情報を記録手段で記録紙に記録して、当該記録済みの記
録紙を排紙トレイ上に排出するファクシミリ装置におい
て、前記記録手段で受信画情報を記録した記録紙を前記
排紙トレイへ排紙する際の排紙形態を指定する排紙形態
情報を所定の地域情報に対応させて記憶する記憶手段
と、ファクシミリ受信時に回線あるいは相手先から通知
される当該相手先の電話番号等の相手先情報を取得する
相手先情報取得手段と、前記相手先情報取得手段の取得
した前記相手先情報と一致する前記地域情報を前記記憶
手段から検索して当該一致する地域情報に対応して記憶
されている前記排紙形態で前記記録手段に当該相手先か
らの受信画情報を記録出力させる制御手段と、を備える
ことにより、上記目的を達成している。
【0012】上記構成によれば、回線を介して受信した
受信文書の画情報を記録手段で記録紙に記録して、当該
記録済みの記録紙を排紙トレイ上に排出するに際して、
ファクシミリ受信時に回線あるいは相手先から通知され
る当該相手先の電話番号等の相手先情報を取得して、当
該相手先情報と一致する地域情報を、記録手段で受信画
情報を記録した記録紙を排紙トレイへ排紙する際の排紙
形態を指定する排紙形態情報を所定の地域情報に対応さ
せて記憶する記憶手段から検索して、当該一致する地域
情報に対応して記憶されている排紙形態で記録手段に当
該相手先からの受信画情報を記録出力するので、ファク
シミリ受信した受信原稿を当該受信原稿の相手先の地域
毎に分類した排紙形態で記録して排出して、受信文書の
分類・整理を容易に行うことができ、ファクシミリ装置
の利用性を向上させることができる。
【0013】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記記録手段は、それぞれ種類の異なる前記記録
紙を複数枚収納する複数の給紙カセットを備え、前記記
憶手段は、前記排紙形態情報として前記記録紙の種類を
指定する情報を記憶し、前記制御手段は、当該排紙形態
に基づいて前記記録手段に前記複数の給紙カセットの一
つを選択させて受信画情報を記録出力させるものであっ
てもよい。
【0014】上記構成によれば、記憶手段に、排紙形態
情報として記録紙の種類を指定する情報を記憶し、受信
した相手先情報と記憶手段の地域情報から排紙形態を決
定して、当該排紙形態に基づいて、記録手段の備えてい
るそれぞれ種類の異なる記録紙を複数枚収納する複数の
給紙カセットの一つを選択して受信画情報を記録出力す
るので、ファクシミリ受信した受信原稿を当該受信原稿
の相手先の地域毎に、記録紙の色、サイズ、縦・横の向
き等の記録紙の種別を変化させて記録して排出して、受
信文書の分類・整理を安価にかつ容易に行うことがで
き、ファクシミリ装置の利用性を向上させることができ
る。
【0015】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記記憶手段は、前記地域情報及び前記排紙形態情
報を書換可能に記憶するものであってもよい。
【0016】上記構成によれば、記憶手段に、地域情報
及び排紙形態情報を書換可能に記憶するので、ファクシ
ミリ装置の利用形態に応じて地域情報や排紙形態情報を
変更して、ファクシミリ装置の利用形態に応じて分類し
た排紙形態で受信画情報を記録して排出して、受信文書
の分類・整理をより一層容易に行うことができ、ファク
シミリ装置の利用性をより一層向上させることができ
る。
【0017】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記ファクシミリ装置は、各種入力操作を行う操作
手段をさらに備え、前記制御手段は、前記操作手段から
の前記記憶手段の前記地域情報あるいは前記排紙形態情
報の変更、削除、追加等の入力操作に応じて前記記憶手
段の前記地域情報あるいは前記排紙形態情報の変更、削
除、追加等を書き換える書換処理を行うものであっても
よい。
【0018】上記構成によれば、操作手段からの地域情
報あるいは排紙形態情報の変更、削除、追加等の入力操
作に応じて、記憶手段の地域情報あるいは排紙形態情報
の変更、削除、追加等を書き換える書換処理を行うの
で、ファクシミリ装置のオペレータがファクシミリ装置
の利用形態に応じて地域情報や排紙形態情報を適宜変更
して、ファクシミリ装置の利用形態に応じて分類した排
紙形態で受信画情報を記録して排出して、受信文書の分
類・整理をより一層容易に行うことができ、ファクシミ
リ装置の利用性をより一層向上させることができる。
【0019】また、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記制御手段は、前記回線を介してサービスセンタ
ー等の所定の遠隔装置から所定の情報書換要求がある
と、当該情報書換要求を受け付けて、当該遠隔装置から
送信されてくる前記地域情報あるいは前記排紙形態情報
に基づいて前記記憶手段の前記地域情報あるいは前記排
紙形態情報を書き換える書換処理を行うものであっても
よい。
【0020】上記構成によれば、回線を介してサービス
センター等の所定の遠隔装置から所定の情報書換要求が
あると、当該情報書換要求に応じて、当該遠隔装置から
送信されてくる地域情報あるいは排紙形態情報に基づい
て記憶手段の地域情報あるいは排紙形態情報を書き換え
る書換処理を行うので、電話番号の市外局番の変更等が
あった場合に、ファクシミリ装置のオペレータが応対す
ることなく、ファクシミリ装置のサービスセンター等か
ら一括して地域情報や排紙形態情報を書き換えて、受信
文書の分類・整理を容易に行うことができ、ファクシミ
リ装置の利用性をより一層向上させることができる。
【0021】さらに、例えば、請求項6に記載するよう
に、前記記憶手段は、前記地域情報を任意の地域毎にグ
ループ化して記憶するものであってもよい。
【0022】上記構成によれば、地域情報を任意の地域
毎にグループ化して記憶手段に記憶するので、ファクシ
ミリ装置の利用形態に応じて地域情報をグループ化して
登録して、ファクシミリ装置の利用形態に応じて分類し
た排紙形態で受信画情報を記録して排出して、受信文書
の分類・整理をより一層容易に行うことができ、ファク
シミリ装置の利用性をより一層向上させることができ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0024】図1及び図2は、本発明のファクシミリ装
置の第1の実施の形態を示す図であり、図1は、本発明
のファクシミリ装置の第1の実施の形態を適用したファ
クシミリ装置1の回路ブロック図である。なお、本実施
の形態は、請求項1から請求項3に対応するものであ
る。
【0025】図1において、ファクシミリ装置1は、C
PU(Central Processing Unit )2、ROM(Read O
nly Memory)3、RAM(Random Access Memory)4、
SAF(Store And Forward )メモリ5、ページメモリ
6、操作表示部7、DCR(符号化・復号化部)8、スキ
ャナ制御部9、プロッタ制御部10、モデム11、NC
U(Network Control Unit)12、通信アナログ制御回
路13及び地域情報RAM14等を備えている。上記主
要各部は、システムバス15に接続されている。
【0026】ROM3は、ファクシミリ装置1の基本処
理プログラムや後述する受信文書分類記録制御処理プロ
グラム及び基本処理プログラムや受信文書分類記録制御
処理プログラムを実行するのに必要な各種データやシス
テムデータ等が格納されている。
【0027】RAM4は、CPU2のワークメモリとし
て使用されるとともに、後述する受信文書分類記録制御
処理に必要な各種情報等を記憶する。
【0028】CPU(制御手段)2は、ROM3内のプ
ログラムに基づいてRAM4をワークメモリとして使用
しながら、ファクシミリ装置1の各部を制御し、ファク
シミリ装置1としての基本処理や受信文書分類記録制御
処理を行う。
【0029】SAFメモリ5は、RAMあるいはハード
ディスク等で構成され、スキャナ制御部9に接続されて
いる図示しないスキャナの読み取った原稿の画像データ
及び受信した画像データを蓄積する。
【0030】ページメモリ6は、RAM等で構成され、
ページメモリ6には、プロッタ制御部10に接続されて
いる図示しないプロッタで記録出力される1ページ分の
書込データがCPU2により展開されて、CPU2によ
りプロッタ制御部10に出力される。
【0031】操作表示部(操作手段)7は、テンキーや
スタートキー等の各種操作キーを備えるとともに、ディ
スプレイ(例えば、液晶ディスプレイ)を備えており、
操作キーからは、送信操作等の各種命令が入力され、デ
ィスプレイは、CPU2の制御下で動作して、操作キー
から入力された命令内容やファクシミリ装置1からオペ
レータに通知する各種情報を表示する。
【0032】DCR8は、画像データのSAFメモリ5
への蓄積の効率化及び伝送時間の短縮化を図るためのも
のであり、所定の符号化方式に従って画像データを符号
化し、また、符号化された画像データを復号化する。
【0033】スキャナ制御部9には、図示しないスキャ
ナが接続されており、スキャナは、例えば、CCD(Ch
arge Coupled Device)を利用したイメージスキャナが
利用されて、スキャナ制御部9の制御下で動作して、原
稿を走査して原稿の画像を所定の解像度で読み取る。ス
キャナ制御部9は、CPU2からの制御信号に応じて、
スキャナの動作を制御して、スキャナにより原稿の画像
を読み取らせ、スキャナの読み取った原稿の画像をSA
Fメモリ5に転送する。
【0034】プロッタ制御部10には、図示しないプロ
ッタが接続されており、プロッタは、例えば、いわゆる
電子写真方式の記録装置が使用されている。プロッタ
は、複数の給紙カセットを備えており、各給紙カセット
には、それぞれ種類の異なる記録紙、例えば、色の異な
る記録紙が収納されている。そして、図示しないが、プ
ロッタには、各給紙カセットにセットされている記録紙
の種類を検出する記録紙センサが取り付けられており、
記録紙センサは、これらの記録紙の種類を検出して、C
PU2に出力する。
【0035】プロッタ制御部10は、SAFメモリ5か
ら転送されてくる画像データ(書込データ)に基づいて
プロッタを制御し、プロッタにより画像データに対応し
た画像を記録出力させる。プロッタ制御部10は、この
記録処理において、CPU2の制御下で、プロッタの備
えている複数の給紙カセットのうちの1つを選択させ
て、画像を記録出力させる。
【0036】また、プロッタは、同じ種類の記録紙を縦
方向と横方向セット可能な給紙カセットを備えていても
よく、この場合、プロッタ制御部10は、CPU2の制
御下で、受信画情報の相手先の地域情報に基づいて、縦
方向の記録紙と横方向の記録紙を選択して記録出力させ
る。上記プロッタ制御部10及びプロッタは、記録手段
として機能している。
【0037】モデム(相手先情報取得手段)11は、N
CU12及び通信アナログ制御回路13に接続されてお
り、 NCU12には、回線L、例えば、公衆電話回線
あるいは専用回線が接続されている。NCU12は、通
信アナログ制御回路12の制御下で、回線Lからの発呼
に対して自動着呼し、また、回線Lへの自動発呼処理を
行う。
【0038】モデム11は、通信アナログ制御回路12
の制御下で動作して、送信信号の変調及び受信信号の復
調を行い、相手ファクシミリ装置との間でファクシミリ
制御信号を交換して、ファクシミリ通信手順を実行す
る。特に、モデム11は、ファクシミリ通信時、相手先
から送信されてくる所定のファクシミリ制御信号、例え
ば、CSI信号(被呼端末識別信号)あるいはNSF
(CSI)信号(NSFフレームを用いた被呼端末識別
信号)から相手先電話番号等の相手先情報を取得してC
PU2に出力する。
【0039】地域情報RAM(記憶手段)14は、電話
番号の市外局番に対応させた地域名あるいは地域グルー
プ名からなる地域情報と当該地域情報に対応してプロッ
タによる受信画情報の分類記録形態情報(排紙形態情
報)を記憶し、この分類記録形態(排紙形態)として
は、例えば、記録紙の色、サイズ、縦・横の方向等を地
域情報で変化させる分類記録形態、あるいは、プロッタ
の記録済の記録紙を排出する複数の排紙トレイを地域情
報で変化させる分類記録形態等がある。なお、この地域
情報RAM14は、バッテリバックアップされて、ファ
クシミリ装置1の電源がオフの場合にも記憶内容が保持
され、また、記憶内容を追加、変更、削除等が可能に記
憶している。
【0040】次に、本実施の形態の作用を説明する。フ
ァクシミリ装置1は、ファクシミリ受信時に相手先から
送信されてくるCSI信号(被呼端末識別信号)から相
手先電話番号を取り出して、当該相手先電話番号から相
手先の地域を確認し、当該相手先の地域毎にプロッタの
給紙カセットを切り換えて、相手先の地域毎に異なる種
類の記録紙を使用して受信文書を記録する受信文書分類
記録制御処理を行うところにその特徴がある。
【0041】ファクシミリ装置1は、その地域情報RA
M14に電話番号の市外局番に対応させた地域名あるい
は地域グループ名からなる地域情報と当該地域情報に対
応してプロッタによる受信画情報の分類記録形態情報が
記憶されており、CPU2の制御下で、適宜、追加、変
更及び削除等が行われる。
【0042】ファクシミリ装置1は、地域情報RAM1
4に地域情報と分類記憶形態情報が記憶された状態で、
回線から受信要求があると(ステップS101)、着信
を行って、NCU12及びモデム11を介して相手ファ
クシミリ装置との間でファクシミリ制御手順を実行し、
ファクシミリ受信を開始する(ステップS102)。
【0043】CPU2は、ファクシミリ受信を開始する
と、モデム11がCSI信号を受信したかをチェックし
(ステップS103)、CSI信号を受信していないと
きには、地域情報に基づいて受信文書を分類して記録出
力することができないため、通常のファクシミリ受信を
行う(ステップS104)。
【0044】なお、ファクシミリ装置1は、このファク
シミリ受信においては、必要に応じて、受信した受信文
書の画情報をSAFメモリ5に一時記憶する。
【0045】ステップS103で、CSI信号を受信し
ているときには、CPU2は、当該CSI信号に含まれ
ている相手先電話番号等の相手先情報の地域情報である
市外局番が地域情報RAM14に記憶されている地域情
報と一致するかチェックし(ステップS105)、CS
I信号の相手先情報の地域情報と一致する地域情報がR
AM14に記憶されていないときには、CPU2は、相
手先の地域に応じた分類記録出力を行わない通常のファ
クシミリ受信を行う(ステップS104)。
【0046】ステップS105で、CSI信号の相手先
情報の地域情報と一致する地域情報がRAM14に記憶
されているときには、CPU2は、当該地域情報に対応
して地域情報RAM14に登録されている分類記録形態
情報に基づいて、当該分類記録形態情報に対応する記録
紙をプロッタ制御部10に選択させて受信画情報を記録
出力させる(ステップS106)。
【0047】例えば、いま、プロッタの複数の給紙カセ
ットのうち2つ以上の給紙カセットに、記録紙の種類と
して色の異なる記録紙がセットされているものとする
と、CPU2は、地域情報RAM14に受信した相手先
情報の地域情報と一致する地域情報に対応して登録され
ている分類記録形態情報に設定されている色の記録紙の
セットされている給紙カセットを、プロッタ制御部9に
選択させ、当該色の記録紙に受信画情報を記録出力させ
る。なお、この分類記録形態としては、上記記録紙の色
を変化させるものに限るものではなく、例えば、記録紙
の縦方向と横方向を変化させたり、複数の排紙トレイの
うち特定の排紙トレイを指定した排出を行うもの等であ
ってもよい。
【0048】このように、本実施の形態のファクシミリ
装置1は、回線Lを介して受信した受信文書の画情報を
プロッタで記録紙に記録して、当該記録済みの記録紙を
排紙トレイ上に排出するに際して、ファクシミリ受信時
に相手先からCSI信号等で通知される当該相手先の電
話番号等の相手先情報を取得して、当該相手先情報と一
致する地域情報を、地域情報RAM14から検索して、
当該一致する地域情報に対応して記憶されている排紙形
態(分類記録形態)でプロッタに当該相手先からの受信
画情報を記録出力している。
【0049】したがって、ファクシミリ受信した受信原
稿を当該受信原稿の相手先の地域毎に分類した排紙形態
で記録して排出することができ、受信文書の分類・整理
を容易に行うことができる。したがって、ファクシミリ
装置1の利用性を向上させることができる。
【0050】また、ファクシミリ装置1は、地域情報R
AM14に、排紙形態情報として記録紙の種類を指定す
る分類記録形態情報(排紙形態情報)を記憶し、受信し
た相手先情報と地域情報RAM14の地域情報から排紙
形態(分類記録形態)を決定して、当該排紙形態に基づ
いて、プロッタの備えているそれぞれ種類の異なる記録
紙を複数枚収納する複数の給紙カセットの一つを選択し
て受信画情報を記録出力している。
【0051】したがって、ファクシミリ受信した受信原
稿を当該受信原稿の相手先の地域毎に、記録紙の色、サ
イズ、縦・横の向き等の記録紙の種別を変化させて記録
して排出することができ、受信文書の分類・整理を安価
にかつ容易に行うことができる。その結果、ファクシミ
リ装置1の利用性を向上させることができる。
【0052】さらに、ファクシミリ装置1は、地域情報
RAM14に、地域情報及び排紙形態情報(分類記録形
態情報)を書換可能に記憶しているので、ファクシミリ
装置1の利用形態に応じて地域情報や排紙形態情報を変
更して、ファクシミリ装置の利用形態に応じて分類した
排紙形態で受信画情報を記録して排出することができ、
受信文書の分類・整理をより一層容易に行うことができ
る。その結果、ファクシミリ装置1の利用性をより一層
向上させることができる。
【0053】図3は、本発明のファクシミリ装置の第2
の実施の形態を適用したファクシミリ装置による地域情
報RAMの書換処理を示す図であり、本実施の形態は、
請求項4に対応するものである。
【0054】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態と同様のファクシミリ装置に適用したもので、本実
施の形態の説明においては、上記第1の実施の形態の説
明で用いた符号をそのまま用いて説明する。
【0055】本実施の形態のファクシミリ装置1は、地
域情報RAM14の地域情報及び分類記録形態情報を操
作表示部のキー操作に応じて適宜、追加、変更及び削除
を行うことができるところにその特徴がある。
【0056】すなわち、地域情報RAM14は、バッテ
リバックアップされたRAMであり、地域情報及び分類
記録形態情報をCPU2の制御下で追加、変更及び削除
可能に記憶し、ファクシミリ装置1は、地域情報RAM
14の地域情報及び分類記録形態情報の変更処理を、操
作表示部7のキー操作に応じて行う。
【0057】そして、ファクシミリ装置1は、図3に示
すように、操作表示部7のキー操作により地域情報RA
M14の地域情報の書換要求(RAM情報書換要求)が
あると(ステップS201)、CPU2が、新しい地域
情報の入力を許可する旨の表示を操作表示部7のディス
プレイに行い(ステップS202)、操作表示部7から
必要な書換入力操作が行われたかをチェックする(ステ
ップS203)。
【0058】この書換入力は、地域情報あるいは分類記
録形態情報の変更だけでなく、追加、あるいは、削除等
を含む。
【0059】ステップS203で、上記書換入力操作が
行われると、CPU2は、当該書換入力操作に応じて、
地域情報RAM14内の地域情報や分類記録形態情報の
変更処理を行い、処理を終了する(ステップS20
4)。
【0060】このように、本実施の形態のファクシミリ
装置1は、操作表示部7からの地域情報あるいは排紙形
態情報の変更、削除、追加等の入力操作に応じて、地域
情報RAM14の地域情報あるいは排紙形態情報の変
更、削除、追加等を書き換える書換処理を行っている。
【0061】したがって、ファクシミリ装置1のオペレ
ータがファクシミリ装置1の利用形態に応じて地域情報
や排紙形態情報を適宜変更して、ファクシミリ装置1の
利用形態に応じて分類した排紙形態で受信画情報を記録
して排出することができ、受信文書の分類・整理をより
一層容易に行うことができる。その結果、ファクシミリ
装置1の利用性をより一層向上させることができる。
【0062】図4は、本発明のファクシミリ装置の第3
の実施の形態を適用したファクシミリ装置による地域情
報RAMの書換処理を示す図であり、本実施の形態は、
請求項5に対応するものである。
【0063】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態と同様のファクシミリ装置に適用したもので、本実
施の形態の説明においては、上記第1の実施の形態の説
明で用いた符号をそのまま用いて説明する。
【0064】本実施の形態のファクシミリ装置1は、地
域情報RAM14の地域情報及び分類記録形態情報を、
ファクシミリ装置1のサービスセンター等の遠隔地か
ら、適宜、追加、変更及び削除を行うことができるとこ
ろにその特徴がある。
【0065】すなわち、地域情報RAM14は、バッテ
リバックアップされたRAMであり、地域情報及び分類
記録形態情報(排紙形態情報)をCPU2の制御下で追
加、変更及び削除可能に記憶し、ファクシミリ装置1
は、地域情報RAM14の地域情報及び分類記録形態情
報の変更処理を、回線Lを介してサービスセンター等の
遠隔装置からの変更要求(情報書換要求)に応じて行
う。
【0066】そして、ファクシミリ装置1は、図4に示
すように、NCU12に回線Lを介してサービスセンタ
ー等の遠隔装置から地域情報RAM14の地域情報の書
換要求(RAM情報書換電話要求)があると(ステップ
S301)、CPU2が、新しい地域情報の入力を許可
する旨の所定の信号をNCU12を介して相手遠隔装置
に出力し(ステップS302)、NCU12に回線Lを
介して遠隔装置から必要な書換データの入力が行われた
かをチェックする(ステップS303)。
【0067】この書換データは、地域情報あるいは分類
記録形態情報の変更だけでなく、追加、あるいは、削除
等を含む。
【0068】ステップS303で、上記書換データの入
力が行われると、CPU2は、当該書換データに基づい
て、地域情報RAM14内の地域情報や分類記録形態情
報の変更処理を行い、処理を終了する(ステップS30
4)。
【0069】このように、本実施の形態のファクシミリ
装置1は、回線Lを介してサービスセンター等の所定の
遠隔装置から所定の情報書換要求があると、当該情報書
換要求に応じて、当該遠隔装置から送信されてくる地域
情報あるいは排紙形態情報に基づいて地域情報RAM1
4の地域情報あるいは排紙形態情報を書き換える書換処
理を行っている。
【0070】したがって、電話番号の市外局番の変更等
があった場合に、ファクシミリ装置1のオペレータが応
対することなく、ファクシミリ装置1のサービスセンタ
ー等から一括して地域情報や排紙形態情報を書き換える
ことができ、受信文書の分類・整理を容易に行うことが
できる。その結果、ファクシミリ装置1の利用性をより
一層向上させることができる。
【0071】図5は、本発明のファクシミリ装置の第4
の実施の形態を適用したファクシミリ装置による地域情
報RAMの書換処理を示す図であり、本実施の形態は、
請求項6に対応するものである。
【0072】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態と同様のファクシミリ装置に適用したもので、本実
施の形態の説明においては、上記第1の実施の形態の説
明で用いた符号をそのまま用いて説明する。
【0073】本実施の形態のファクシミリ装置1は、地
域情報RAM14の地域情報及び分類記録形態情報を、
ファクシミリ装置1の操作表示部7あるいはファクシミ
リ装置1のサービスセンター等の遠隔装置から所定の市
外局番毎に分類あるいは分類解除を行うことができると
ころにその特徴がある。
【0074】すなわち、地域情報RAM14は、バッテ
リバックアップされたRAMであり、地域情報及び分類
記録形態情報をCPU2の制御下で追加、変更及び削除
可能に記憶し、ファクシミリ装置1は、地域情報RAM
14の地域情報及び分類記録形態情報の変更処理を、操
作表示部7のキー操作に応じて、あるいは、回線Lを介
してサービスセンター等の遠隔装置からの変更要求(情
報書換要求)に応じて行う。
【0075】そして、ファクシミリ装置1は、図5に示
すように、操作表示部7のキー操作により、あるいは、
NCU12に回線Lを介してサービスセンター等の遠隔
装置からの所定の信号により、地域情報RAM14の地
域情報のグループ化要求(RAM地域グループ化要求)
があると(ステップS401)、CPU2が、グループ
入力を許可する旨を操作表示部7のディスプレイに表示
し、あるいは、グループ入力を許可する旨の所定の信号
をNCU12を介して相手遠隔装置に出力し(ステップ
S402)、操作表示部7から必要なグループデータが
入力されたか、あるいは、NCU12に回線Lを介して
遠隔装置から必要なグループデータの入力が行われたか
をチェックする(ステップS403)。
【0076】ステップS403で、上記グループデータ
の入力が行われると、CPU2は、当該グループデータ
に基づいて、地域情報RAM14内の地域情報及び分類
記録形態情報のグループ化を行い、処理を終了する(ス
テップS404)。
【0077】このように、本実施の形態のファクシミリ
装置1は、地域情報を任意の地域毎にグループ化して地
域情報RAM14に記憶する。
【0078】したがって、ファクシミリ装置1の利用形
態に応じて地域情報をグループ化して登録して、ファク
シミリ装置1の利用形態に応じて分類した排紙形態で受
信画情報を記録して排出することができ、受信文書の分
類・整理をより一層容易に行うことができる。その結
果、ファクシミリ装置1の利用性をより一層向上させる
ことができる。
【0079】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0080】
【発明の効果】請求項1記載の発明のファクシミリ装置
によれば、回線を介して受信した受信文書の画情報を記
録手段で記録紙に記録して、当該記録済みの記録紙を排
紙トレイ上に排出するに際して、ファクシミリ受信時に
回線あるいは相手先から通知される当該相手先の電話番
号等の相手先情報を取得して、当該相手先情報と一致す
る地域情報を、記録手段で受信画情報を記録した記録紙
を排紙トレイへ排紙する際の排紙形態を指定する排紙形
態情報を所定の地域情報に対応させて記憶する記憶手段
から検索して、当該一致する地域情報に対応して記憶さ
れている排紙形態で記録手段に当該相手先からの受信画
情報を記録出力するので、ファクシミリ受信した受信原
稿を当該受信原稿の相手先の地域毎に分類した排紙形態
で記録して排出して、受信文書の分類・整理を容易に行
うことができ、ファクシミリ装置の利用性を向上させる
ことができる。
【0081】請求項2記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、記憶手段に、排紙形態情報として記録紙の種類
を指定する情報を記憶し、受信した相手先情報と記憶手
段の地域情報から排紙形態を決定して、当該排紙形態に
基づいて、記録手段の備えているそれぞれ種類の異なる
記録紙を複数枚収納する複数の給紙カセットの一つを選
択して受信画情報を記録出力するので、ファクシミリ受
信した受信原稿を当該受信原稿の相手先の地域毎に、記
録紙の色、サイズ、縦・横の向き等の記録紙の種別を変
化させて記録して排出して、受信文書の分類・整理を安
価にかつ容易に行うことができ、ファクシミリ装置の利
用性を向上させることができる。
【0082】請求項3記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、記憶手段に、地域情報及び排紙形態情報を書換
可能に記憶するので、ファクシミリ装置の利用形態に応
じて地域情報や排紙形態情報を変更して、ファクシミリ
装置の利用形態に応じて分類した排紙形態で受信画情報
を記録して排出して、受信文書の分類・整理をより一層
容易に行うことができ、ファクシミリ装置の利用性をよ
り一層向上させることができる。
【0083】請求項4記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、操作手段からの地域情報あるいは排紙形態情報
の変更、削除、追加等の入力操作に応じて、記憶手段の
地域情報あるいは排紙形態情報の変更、削除、追加等を
書き換える書換処理を行うので、ファクシミリ装置のオ
ペレータがファクシミリ装置の利用形態に応じて地域情
報や排紙形態情報を適宜変更して、ファクシミリ装置の
利用形態に応じて分類した排紙形態で受信画情報を記録
して排出して、受信文書の分類・整理をより一層容易に
行うことができ、ファクシミリ装置の利用性をより一層
向上させることができる。
【0084】請求項5記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、回線を介してサービスセンター等の所定の遠隔
装置から所定の情報書換要求があると、当該情報書換要
求に応じて、当該遠隔装置から送信されてくる地域情報
あるいは排紙形態情報に基づいて記憶手段の地域情報あ
るいは排紙形態情報を書き換える書換処理を行うので、
電話番号の市外局番の変更等があった場合に、ファクシ
ミリ装置のオペレータが応対することなく、ファクシミ
リ装置のサービスセンター等から一括して地域情報や排
紙形態情報を書き換えて、受信文書の分類・整理を容易
に行うことができ、ファクシミリ装置の利用性をより一
層向上させることができる。
【0085】請求項6記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、地域情報を任意の地域毎にグループ化して記憶
手段に記憶するので、ファクシミリ装置の利用形態に応
じて地域情報をグループ化して登録して、ファクシミリ
装置の利用形態に応じて分類した排紙形態で受信画情報
を記録して排出して、受信文書の分類・整理をより一層
容易に行うことができ、ファクシミリ装置の利用性をよ
り一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の第1の実施の形態
を適用したファクシミリ装置の回路ブロック図。
【図2】図1のファクシミリ装置による受信文書分類記
録制御処理を示すフローチャート。
【図3】本発明のファクシミリ装置の第2の実施の形態
を適用したファクシミリ装置による地域情報RAMの書
換処理を示すフローチャート。
【図4】本発明のファクシミリ装置の第3の実施の形態
を適用したファクシミリ装置による地域情報RAMの書
換処理を示すフローチャート。
【図5】本発明のファクシミリ装置の第4の実施の形態
を適用したファクシミリ装置による地域情報RAMの書
換処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 CPU 3 ROM 4 RAM 5 SAFメモリ 6 ページメモリ 7 操作表示部 8 DCR 9 スキャナ制御部 10 プロッタ制御部 11 モデム 12 NCU 13 通信アナログ制御部 14 地域情報RAM 15 システムバス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回線を介して受信した受信文書の画情報を
    記録手段で記録紙に記録して、当該記録済みの記録紙を
    排紙トレイ上に排出するファクシミリ装置において、前
    記記録手段で受信画情報を記録した記録紙を前記排紙ト
    レイへ排紙する際の排紙形態を指定する排紙形態情報を
    所定の地域情報に対応させて記憶する記憶手段と、ファ
    クシミリ受信時に回線あるいは相手先から通知される当
    該相手先の電話番号等の相手先情報を取得する相手先情
    報取得手段と、前記相手先情報取得手段の取得した前記
    相手先情報と一致する前記地域情報を前記記憶手段から
    検索して当該一致する地域情報に対応して記憶されてい
    る前記排紙形態で前記記録手段に当該相手先からの受信
    画情報を記録出力させる制御手段と、を備えたことを特
    徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記記録手段は、それぞれ種類の異なる前
    記記録紙を複数枚収納する複数の給紙カセットを備え、
    前記記憶手段は、前記排紙形態情報として前記記録紙の
    種類を指定する情報を記憶し、前記制御手段は、当該排
    紙形態に基づいて前記記録手段に前記複数の給紙カセッ
    トの一つを選択させて受信画情報を記録出力させること
    を特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記記憶手段は、前記地域情報及び前記排
    紙形態情報を書換可能に記憶することを特徴とする請求
    項1または請求項2記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】前記ファクシミリ装置は、各種入力操作を
    行う操作手段をさらに備え、前記制御手段は、前記操作
    手段からの前記記憶手段の前記地域情報あるいは前記排
    紙形態情報の変更、削除、追加等の入力操作に応じて前
    記記憶手段の前記地域情報あるいは前記排紙形態情報の
    変更、削除、追加等を書き換える書換処理を行うことを
    特徴とする請求項3記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】前記制御手段は、前記回線を介してサービ
    スセンター等の所定の遠隔装置から所定の情報書換要求
    があると、当該情報書換要求を受け付けて、当該遠隔装
    置から送信されてくる前記地域情報あるいは前記排紙形
    態情報に基づいて前記記憶手段の前記地域情報あるいは
    前記排紙形態情報を書き換える書換処理を行うことを特
    徴とする請求項3または請求項4のいずれかに記載のフ
    ァクシミリ装置。
  6. 【請求項6】前記記憶手段は、前記地域情報を任意の地
    域毎にグループ化して記憶することを特徴とする請求項
    3から請求項5のいずれかに記載のファクシミリ装置。
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