JP2000307146A - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

半導体装置とその製造方法

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JP2000307146A JP11116676A JP11667699A JP2000307146A JP 2000307146 A JP2000307146 A JP 2000307146A JP 11116676 A JP11116676 A JP 11116676A JP 11667699 A JP11667699 A JP 11667699A JP 2000307146 A JP2000307146 A JP 2000307146A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多層配線導電層を有する半導体装置におい
て、その上層配線導電層の被着面の良好な平坦化の阻害
を解決する。 【解決手段】 半導体基体1上に、下層の第1の配線導
電層21が形成され、この第1の配線導電層21を覆っ
て第1の絶縁層31が形成され、この第1の絶縁層31
上に、第1の絶縁層31の表面に生じた段部34の側面
に有機絶縁層33が形成されて平坦化がなされ、更にこ
の上に第2の絶縁層32が形成された構成を有し、この
第2の絶縁層32上に、第2の配線導電層22が形成さ
れて成る半導体装置であって、その第1の配線導電層2
1にスリットが形成された構成とし、このスリット間
を、第2の配線導電層22によって、電気的に連結する
構成とすることによって、第1の配線導電層21のパタ
ーンが、半導体基体1の表面のある部分に対し、有機絶
縁層の塗布における流延を阻害する不都合を回避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置とその
製造方法、特に少なくとも2層の配線導電層が、層間絶
縁層を介して積層されて成る半導体装置とその製造方法
に係わる。
【0002】
【従来の技術】大集積回路LSI等の半導体集積回路装
置、例えばフォトダイオードを有する半導体集積回路い
わゆるフォトダイオードIC等においては、2層以上の
配線導電層、例えば金属配線層が、層間絶縁膜を介して
積層された構成がしばしば採られる。この場合、配線導
電層、特に上層配線導電層の形成に当たり、下層配線導
電層のパターンに応じた段差が存在すると、これによっ
て上層配線導電層に段切れが発生するなど信頼性や歩留
りに問題が生じる。そこで、上層配線導電層の被着面と
なる層間絶縁膜の表面の平坦化が図られる。
【0003】例えば、図8にその概略断面図を示すよう
に、例えば半導体素子(図示せず)が形成され、表面に
SiO2 による絶縁層102が形成された半導体基体1
01の上に、所要のパターンの例えば電極を構成する下
層配線導電層(第1の配線導電層という)が形成された
場合において、先ず全面的にCVD(Chemical VaporDep
osition) 法によってSiO2 による第1の絶縁層10
4が形成される。更に、この第1の絶縁層104に、こ
の表面に形成された段部106を埋込むように、有機S
OG(Spin on Glass )膜等の有機絶縁層105を、ス
ピンコートによって塗布する。
【0004】その後、図9にその概略断面図を示すよう
に、この有機絶縁層105に対してエッチバックを行
う。このようにして、第1の絶縁層104の平坦部にお
ける有機絶縁層105を排除する程度のエッチバックを
行うと、段部106の側面部の実質的膜厚が大なる部分
が残され、その結果、段部106が、有機絶縁層105
によって埋め込まれて、なだらかな傾きとされて表面の
平坦化がなされる。
【0005】そして、図10にその概略断面図を示すよ
う、更に、全面的に、CVD法によってSiO2 による
第2の絶縁層107が形成され、これら第1および第2
の絶縁層103および107と、有機絶縁層105によ
る層間絶縁層108が形成される。このようにして形成
された層間絶縁層108は、有機絶縁層105によって
段部106が緩和され、さらにいわゆるカバレージのよ
いCVD法によって形成した第2の絶縁層107によっ
て、その表面が良好に平坦化される。また、この第2の
絶縁層107によって有機絶縁層105の保護がなされ
る。
【0006】このようにして平坦化された層間絶縁層1
08上には、図示しないが、上層の配線導電層(第2の
配線導電層という)が、所要のパターンに形成されて、
層間絶縁層108に穿設したコンタクトホールを通じ
て、第1の配線導電層103の所要部に電気的に接続さ
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した方
法による場合、必ずしも、良好な平坦化がなされない場
合が生じた。本発明者は、その原因が、下層の第1の配
線導電層のパターンに依存することを究明した。すなわ
ち、第1の配線導電層のパターンが、ある部分を取り囲
むとか、挟み込む状態となるとき、有機絶縁層の塗布時
の有機絶縁塗料の流延を阻害し、これが有機絶縁層の厚
さむらを顕著に発生し、上述したエッチバックにおい
て、残存させる有機絶縁層に過不足が発生することを究
明した。そして、半導体装置を製造する場合、半導体ウ
エハに多数の半導体装置を同時に作製し、これらをウエ
ハから分断するという態様が採られるが、この塗りむら
は、ウエハの周辺部で著しく生じる。
【0008】本発明の目的は、このような問題の解決を
図るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体基体上
に、第1の配線導電層が形成され、この第1の配線導電
層を覆って第1の絶縁層が形成され、この第1の絶縁層
上に、第1の絶縁層の表面に生じた段部の側面に有機絶
縁層が形成されて平坦化がなされ、更にこの上に第2の
絶縁層が形成された構成を有し、この第2の絶縁層上
に、第2の配線導電層が形成されて成る半導体装置であ
って、その第1の配線導電層にスリットが形成された構
成とし、このスリット間を、第2の配線導電層によっ
て、電気的に連結する構成とするものである。
【0010】また、本発明による半導体装置の製造方法
は、半導体基体にスリットを有する第1の配線導電層を
形成する工程と、この第1の配線導電層上に、全面的に
第1の絶縁層を形成する工程と、この第1の絶縁層の表
面に有機絶縁層を形成して、第1の絶縁層の表面を平坦
化する工程と、全面的に第2の絶縁層を形成する工程と
を有し、少なくとも第1および第2の絶縁層による層間
絶縁層を形成する。そして、この層間絶縁層上に、第2
の配線導電層を形成する工程を有するものであり、この
第2の配線導電層には、第1の配線導電層の上記スリッ
ト間上を跨いで形成され、上記層間絶縁層に穿設したコ
ンタクトホールを通じてスリットによって分断された第
1の配線導電層を相互に連結する連結配線部を形成す
る。
【0011】上述したように、本発明は、下層の第1の
配線導電層に、スリットを設けたことにより、段差の平
坦化を行うべき部分が、配線導電層の存在によって生じ
る堰堤によって、取り囲まれたり、挟み込まれることに
よって、有機絶縁層の塗布時の流延を阻害することがな
いようにするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明による半導体装置の一実施
形態を説明する。この実施形態においては、フォトダイ
オードICに適用した場合で、図1はその一例の要部、
すなわちフォトダイオードPDの形成部における概略平
面図を示し、図2は図1のA−A線上の概略断面図を示
す。しかしながら、本発明は、この実施形態およびこの
例に限定されないことはいうまでもない。
【0013】図1および図2の例では、そのフォトダイ
オードPDの形成部に、例えばp型の高濃度半導体層2
上に、p型の低濃度アノード半導体層3が形成され、こ
の上にn型のカソード半導体層4が形成された例えばシ
リコン半導体基体1が設けられる。フォトダイオードP
Dの形成部の周囲には、カソード半導体層4の全厚さを
横切って、このフォトダイオードPDの形成部を囲んで
p型の高濃度領域5が形成されている。
【0014】また、半導体基体1の表面には、例えばS
iO2 による表面絶縁層6が形成され、この表面絶縁層
6のp型の高濃度領域5上と、カソード半導体層4上と
に、それぞれ電極コンタクト窓6WAおよび6WCが穿
設される。そして、第1の配線導電層21によって、各
コンタクト窓6WAおよび6WCを通じて、それぞれ高
濃度領域5およびカソード半導体層4にオーミックコン
タクトされるアノード電極7Aおよびカソード電極7C
等が形成される。
【0015】このように、下層の第1の配線導電層21
が形成された半導体基体1の全面に例えばSiO2 によ
る第1の絶縁層31が形成され、この上に、第1の絶縁
層31の表面に生じた段部34の側面に有機SOG(Sp
in on Glass )膜等による有機絶縁層33が形成されて
平坦化がなされ、更にこの上に例えばSiO2 による第
2の絶縁層32が形成される。このように、第1の配線
導電層2上に、第1および第2の絶縁層31および32
と有機絶縁層33とによって層間絶縁層30が形成され
る。
【0016】そして、この層間絶縁層30の第2の絶縁
層32上に、第2の配線導電層22が、所要のパターン
に形成される。
【0017】この構成において、第1の配線導電層21
のパターンは、フォトダイオードPDの形成部の中央部
を挟んで両側に、各電極7Aおよび7Cが対向して配置
されたパターンとされるが、特に本発明半導体装置にあ
っては、その第1の配線導電層21にスリットSLを設
ける。すなわち、各電極7Aおよび7Cにおいて、それ
ぞれ長さ(間隔)LSAおよびLSCを有するスリット
SLが形成される。この場合、いうまでもなく、スリッ
トSLによって分断された各電極はそれぞれコンタクト
窓6WAおよび6WCを通じて、それぞれ高濃度領域5
およびカソード半導体層4にオーミックにコンタクトす
る。
【0018】そして、これらスリットSLによってそれ
ぞれ分断された各電極7A相互、7C相互を、上層の第
2の配線導電層22の一部として形成した連結部22S
によって電気的に連結する。この連結部22Sは、層間
絶縁層30に穿設したコンタクト窓30WCを通じて電
気的に各電極7Aおよび7Cとコンタクトすることによ
って行う。
【0019】このように、本発明による半導体装置にお
いては、ある部分、上述の例では、フォトダイオードP
Dを形成する中央部を挟んでその両側に、電極7Aおよ
び7Cを構成する第1の配線導電層21によるいわば堰
堤が配置されているにも拘わらず、これらにスリットS
Lが設けられていることによって、有機絶縁層33の塗
布に当たっての流延を阻害することが回避され、相対向
する第1の配線導電層21の相対向する縁部によって発
生する段部においても有機絶縁層33が良好に塗布され
良好な平坦化がなされる。
【0020】因みに、通常の例えばフォトダイオードI
Cにおいては、図7にその概略平面図を示すように、ア
ノード電極7Aとカソード電極7Cがフォトダイオード
PDの形成部の中央部を挟んでそれぞれ連続的い直線的
に対峙して配置されることから、これら電極の存在によ
る堰堤によってこの中央部が挟み込まれて、有機絶縁層
の塗布流延が阻害されるものであるが、本発明構成は、
スリットSLを形成したことによって、連続した堰堤が
回避されて良好な流延がなされる。図7において、図1
と対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略す
る。
【0021】次に、本発明製造方法の一実施形態の一例
を、図3〜図5を参照して、図1および図2で説明した
本発明による半導体装置を製造する場合について説明す
る。先ず、フォトダイオードPDの形成部に、図3にそ
の概略断面図を示すように、例えばp型の高濃度半導体
層2と、その上に、p型の低濃度アノード半導体層3、
更にその上にn型のカソード半導体層4が形成された例
えばシリコン半導体基体1を用意する。また、このフォ
トダイオードPDの形成部の周囲には、カソード半導体
層4の全厚さを横切って、このフォトダイオードPDの
形成部を囲んでp型の高濃度領域5をイオン注入等によ
って形成する。
【0022】半導体基体1の表面には、例えばCVD法
によってSiO2 による例えば厚さ0.5μmの表面絶
縁層6を形成し、この表面絶縁層6のp型の高濃度領域
5上と、カソード半導体層4上とに、それぞれ電極コン
タクト窓6WAおよび6WCを例えばフォトリソグラフ
ィを用いたパターンエッチングによって穿設する。
【0023】次に、第1の配線導電層21を形成する。
この第1の配線導電層21は、例えばAl合金による金
属層を、全面的に蒸着、スパッタリング等によって例え
ば厚さ0.8μmに形成し、これを例えばフォトリソグ
ラフィを用いたパターンエッチングによって、所要のパ
ターンに形成する。この例においては、各コンタクト窓
6WAおよび6WCを通じて、それぞれ高濃度領域5お
よびカソード半導体層4にオーミックコンタクトされる
アノード電極7Aおよびカソード電極7C等をこの第1
の配線導電層21によって形成する。この第1の配線導
電層21のパターンは、図5にその概略平面図を示すよ
うに、図1および図2で説明したように、各アノード電
極7Aおよびカソード電極7C等の、例えばフォトダイ
オードPDの中央部を挟んで対向する部分に、スリット
SLを形成して複数部分、図示の例では、それぞれ2部
分に分断する。
【0024】このように、下層の第1の配線導電層21
が形成された半導体基体1の全面に例えばSiO2 によ
る第1の絶縁層31を、TEOS(Tetoraethoxysilan
e)を用いたプラズマCVD法によって例えば0.5μ
mの厚さに形成する。このとき、第1の配線導電層21
の配置部においては、この第1の配線導電層21にパタ
ーン縁部上に段差34が発生する。この第1の絶縁層3
1上に、例えば有機SOGによる有機絶縁層33を、段
差34を埋める厚さに回転塗布法によって塗布する。こ
のとき、第1の配線導電層21には、スリットSLが形
成されていることによって、この回転塗布における有機
絶縁層の塗布材の流延が阻害されることがない。
【0025】次に、図4にその概略断面図を示すよう
に、有機絶縁層33に対して、その厚さ方向のエッチバ
ックを行って、平坦面に塗布された有機絶縁層層33を
エッチングして、段差34の側面部に有機絶縁層33が
残されて急峻な段差34の緩和、すなわち平坦化がなさ
れる。
【0026】その後、図2に示すように、全面的に例え
ばSiO2 による第2の絶縁層32を、例えばTEOS
を用いたプラズマCVD法によって形成する。このよう
にして、第1の配線導電層2上に、第1および第2の絶
縁層31および32と有機絶縁層33とによる層間絶縁
層30を形成する。
【0027】この層間絶縁層30に対し、例えばフォト
リソグラフィを用いたパターンエッチングによって図1
および図2で説明した各コンタクト窓30Wの穿設を行
う。そして、この層間絶縁層30の第2の絶縁層32上
に、第2の配線導電層22を、所要のパターンに形成す
る。この第2の配線導電層22は、例えばAlによる例
えば金属層全面的に蒸着,スパッタリング等によって形
成し、フォトリソグラフィを用いたパターンエッチング
によって所要のパターン、例えば各電極7Aおよび7C
からの端子導出部あるいは配線およびスリット間の連結
部22S等を形成し、これらをコンタクト窓30Wを通
じて第1の配線導電層、図においては、各電極7Aおよ
び7Cに電気的に接続する。
【0028】上述したように、本発明製造方法において
は、下層の第1の配線導電層21にスリットを設けるも
のであるが、これは、第1の配線導電層21のパターン
化と同時に形成するものであり、またこのスリット間を
電気的に連結する連結部22Sの形成も、従来における
第2の配線導電層21の形成工程で形成するので何ら製
造工程数の増加を来すことがない。
【0029】上述したように、本発明においては、第1
の配線導電層21にスリットを設けて、有機絶縁層22
の回転塗布において、塗りむらを回避するものである
が、これについて、更に説明する。すなわち、実際の半
導体装置の製造においては、複数の半導体装置を、共通
の半導体ウエハに、同時に形成し、その後、この半導体
ウエハを、各半導体装置に関して分断するという方法が
採られる。そこで、図6に示す半導体ウエハ41におい
て、その中心部とその両側、図6において左右両側部
に、それぞれ矩形リング状パターンの第1の配線導電層
21を形成した場合において、有機絶縁層の塗りむらに
ついて観測した。
【0030】表1は、その測定結果を示したものであ
る。この場合、そのリングは,短辺を30μm、長辺を
90μmとし、スリットSLの配置、寸法および個数
を、表1で図示したように変化させて、各リングパター
ンにおけるリング長Lと、このリングに設けたスリット
SLの長さSとの比L/Sを変化させた各試料1〜4に
おいて、有機絶縁層を回転塗布し、エッチバックして後
の厚さむらを、図6に示すように、各リングの各ポイン
トP1 ,P2 ,P3 において測定したものである。
【0031】
【表1】
【0032】この表1によれば、第1の配線導電層が、
L/Sが50%好ましくは33%において、有機絶縁層
の厚さむら改善されることが分かる。したがって、本発
明装置および本発明方法において、スリットSLの長さ
は、半導体装置の各部において第1の配線導電層21の
配置によってもその周囲が50%以上、このましくは3
3%以上解放されれば良いことが分かる。
【0033】尚、本発明は上述した例に限られるもので
はなく、フォトダイオードICの構造においても種々の
構造を採ることができ、また、他の各種半導体装置に適
用することができるものである。また、上述の実施形態
に限られるものではなく、3層以上の多層配線構造を有
する場合等に適用することができるなど、種々の変形変
更を行うことができる。
【0034】
【発明の効果】上述したように、本発明は、下層の第1
の配線導電層に、スリットを設けたことにより、段差の
平坦化を行うべき部分が、配線導電層によって、取り囲
まれたり、挟み込まれることによって、有機絶縁層の塗
布時の流延を阻害することがないようにするものであ
る。
【0035】また、上述したように、本発明製造方法に
おいては、下層の第1の配線導電層21にスリットを設
けるものであるが、これは、第1の配線導電層21のパ
ターン化と同時に形成するものであり、またこのスリッ
ト間を電気的に連結する連結部22Sの形成も、従来に
おける第2の配線導電層21の形成工程で形成するので
何ら製造工程数の増加を来すことがないという利点を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体装置の一例の要部の概略平
面図である。
【図2】図1のA−A線上の概略断面図である。
【図3】本発明による半導体装置の製造方法の一例の一
工程の概略断面図である。
【図4】本発明による半導体装置の製造方法の一例の一
工程の概略断面図である。
【図5】本発明による半導体装置の製造方法の一例の一
工程の概略平面図である。
【図6】本発明の特性の測定方法の説明に供する平面図
である。
【図7】従来装置の要部の概略平面図である。
【図8】従来方法の一工程の概略断面図である。
【図9】従来方法の一工程の概略断面図である。
【図10】従来方法の一工程の概略断面図である。
【符号の説明】
1・・・半導体基体、2・・・高濃度半導体層、3・・
・低濃度アノード半導体層、4・・・カソード半導体
層、5・・・高濃度領域、6・・・表面絶縁層、6W
A、6WC、30W・・・コンタクト窓、7A・・・ア
ノード電極、7C・・・カソード電極、21・・・第1
の配線導電層、22・・・第2の配線導電層、22S・
・・連結部、30・・・層間絶縁層、31・・・第1の
絶縁層、32・・・第2の絶縁層、33・・・有機絶縁
層、SL・・・スリット、101・・・半導体基体、1
02・・・絶縁層、103・・・第1の配線導電層、1
04・・・第1の絶縁層、105・・・有機絶縁層、1
06・・・段部、107・・・第2の絶縁層、

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基体上に、第1の配線導電層が形
    成され、 該第1の配線導電層を覆って第1の絶縁層が形成され、 該第1の絶縁層上に、該第1の絶縁層の表面に発生した
    段部の側面に有機絶縁層が形成されて平坦化がなされ、 該有機絶縁層上に第2の絶縁層が形成され、 該第2の絶縁層上に、第2の配線導電層が形成されて成
    る半導体装置であって、 上記第1の配線導電層にスリットが形成され、 該スリット間が、上記第2の配線導電層によって、電気
    的に連結して成ることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の配線導電層のスリットは、該
    配線層によって包囲ないしは挟み込まれる領域に対し、
    該領域の周囲を少なくとも50%以上解放する間隔とす
    ることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 上記第1の配線導電層が、受光素子に対
    する電極を構成する導電層であることを特徴とする請求
    項1に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 半導体基体にスリットを有する第1の配
    線導電層を形成する工程と、 該第1の配線導電層上に、全面的に第1の絶縁層を形成
    する工程と、 該第1の絶縁層の表面に有機絶縁層を形成して、上記第
    1の絶縁層の表面を平坦化する工程と、 全面的に第2の絶縁層を形成する工程と、 少なくとも上記第1および第2の絶縁層による層間絶縁
    層上に、第2の配線導電層を形成する工程とを有し、 上記第2の配線導電層には、上記第1の配線導電層の上
    記スリット間上を跨いで形成され、上記層間絶縁層に穿
    設したコンタクトホールを通じて上記スリットによって
    分断された上記第1の配線導電層を、相互に連結する連
    結配線部を形成したことを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  5. 【請求項5】 上記第1の配線導電層のスリットは、該
    配線層によって包囲ないしは挟み込まれる領域に対し、
    該領域の周囲を少なくとも50%以上解放する間隔とす
    ることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の製造
    方法。
  6. 【請求項6】 上記第1の配線導電層が、受光素子に対
    する電極を構成する導電層であることを特徴とする請求
    項4に記載の半導体装置の製造方法。
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