JP2000306865A - ウェーハ切断方法およびその装置 - Google Patents

ウェーハ切断方法およびその装置

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JP2000306865A
JP2000306865A JP2000038491A JP2000038491A JP2000306865A JP 2000306865 A JP2000306865 A JP 2000306865A JP 2000038491 A JP2000038491 A JP 2000038491A JP 2000038491 A JP2000038491 A JP 2000038491A JP 2000306865 A JP2000306865 A JP 2000306865A
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wafer
laser
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irradiating
defective portion
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Tatsuro Fujita
達郎 藤田
Tsuneo Yamazaki
恒夫 山崎
Masao Inoue
雅夫 井上
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Toshiba Development and Engineering Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Electronic Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 欠陥部を有するウェーハから、欠陥部がなく
安定した品質のチップを切り出す。 【解決手段】 XYテーブル3上のウェーハ保持手段5
にウェーハ4を保持する。ウェーハ4の欠陥部の位置に
円柱状の円形ピースを付着し、欠陥部を被覆する。レー
ザ距離計9にて切断位置のウェーハ4の反りを測定した
後、レーザ照射手段13からレーザ光15を照射しつつ、X
Yテーブル3およびZテーブル12を適宜駆動し、1個の
チップを切り出す。この後、XYテーブル3を駆動し、
レーザ照射手段13を次の切断位置に移動する。切断位置
で反りを測定する際、円形ピースによる段差を検知した
場合には、レーザ光15を照射せずにXYテーブル3を駆
動し、次の切断位置に移動する。切り出したチップには
欠陥部を有するチップが混在せず、品質を安定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウェーハからチッ
プを切り出すウェーハの切断方法およびその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体や、電気部品として使用される金
属をベースとしたチップは、通常、直径が数十mm、厚
さ数百μmのウェーハと呼ばれている金属円盤上に、露
光・現像などの化学処理により形成される。
【0003】これらのチップは一枚のウェーハに数百個
以上形成され、ダイヤモンド砥石やレーザによって切断
される。そして、チップは通常四角であるのが一般的で
あるが、特殊な例として、電子銃のカソードの様に円形
をしたものがある。
【0004】これらを切断するに際しては、レーザ光に
よってウェーハから一個ずつ切り離す方法が採られてい
るが、このウェーハは、炉によって熱処理をするため、
熱工程を経ると、ウェーハ自体が反ってしまう。
【0005】このため、例えばウェーハの反りを測定
し、この測定結果のデータに基づいてレーザ変位計によ
りレーザ光の焦点がウェーハ表面に位置するように制御
する自動焦点機構により、反ったウェーハでも確実にチ
ップを切り出す構成が採られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えばウェ
ーハの全面をエミッタ含浸する場合、1〜2mm径程度
の未含浸部分である欠陥部が生じる場合がある。このよ
うな欠陥部を有するウェーハを切断すると、切り出した
チップに欠陥部を有するチップが混在してしまうおそれ
があるという問題がある。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑みなされ
たもので、欠陥部を有するウェーハでも切り出されたチ
ップに欠陥部がなく安定した品質のチップとなるウェー
ハ切断方法およびその装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ウェーハ上の
欠陥部を検知し、この検知した欠陥部を除く前記ウェー
ハの位置でレーザ光を前記ウェーハに照射してチップを
切り出すものである。そして、ウェーハ上の欠陥部を検
知し、この欠陥部を除く位置でレーザ光をウェーハに照
射してチップを切り出すため、切り出されたチップに欠
陥部が存在せず、欠陥部のない安定した品質のチップと
なる。
【0009】また、ウェーハ上の欠陥部の検知は、前記
ウェーハの欠陥部を予め特定し、この欠陥部を覆う所定
の厚さ寸法を有する被覆部材にて被覆し、この被覆部材
を検知することにより前記欠陥部を検知するものであ
る。そして、ウェーハの欠陥部を被覆した所定の厚さ寸
法を有する被覆部材によりウエーハ上に段差が生じ、こ
の段差を検知することにより欠陥部を検知するため、容
易に欠陥部が検知され、確実に欠陥部のない安定した品
質となる。
【0010】さらに、被覆部材の検知は、レーザ光を照
射するレーザ照射手段からウェーハまでの距離を測定し
て前記ウェーハの反りを検知し、前記レーザ照射手段か
らウェーハまでの距離と前記レーザ照射手段から前記被
覆部材までの距離との差により前記被覆部材を検知する
ものである。そして、レーザ照射手段からウェーハまで
の距離を測定してウェーハの反りを検知するレーザ変位
測定手段により、レーザ照射手段からウェーハまでの距
離とレーザ照射手段から被覆部材までの距離との差によ
り被覆部材を検知することにより欠陥部を検知するた
め、ウェーハの反りを検知する構成を利用して欠陥部も
認識でき、簡単な構成で欠陥部のない安定した品質が得
られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1ないし図3に
示された一実施の形態を参照しながら説明する。
【0012】図1は、本発明に好適な陰極線管用含浸型
陰極のベースメタル材となる多孔性のタングステン基板
を切り出すウエーハ切断装置の一実施の形態を示す図で
ある。
【0013】図1に示されるように、1はウェーハ切断
装置で、このウェーハ切断装置1は、ベース2の上に固
着された移動手段を構成し、X方向およびY方向に移動
するXYテーブル3を備えている。そして、このXYテ
ーブル3上には、ウェーハ4を保持するウェーハ保持手
段5が配設されている。ウェーハ4は、含浸型陰極など
の陰極用ベースメタル材となるタングステン基板であ
る。
【0014】また、べース2には、Z方向である上下方
向に長手状のポスト7が固着されている。さらに、ポス
ト7には、先端がXYテーブル3の上方に位置する第1
のブラケット8が突設されている。そして、第1のブラ
ケット8の先端には、ウェーハ4の上方に位置するウェ
ーハ4の反りを測定するレーザ変位測定手段としてのレ
ーザ変位計であるレーザ距離計9が下向きに配設されて
いる。
【0015】さらに、ポスト7には先端がXYテーブル
3の上方に位置する第2のブラケット11が突設され、こ
の第2のブラケット11の先端部分にZ方向すなわち上下
方向である高さ方向に移動可能な移動手段を構成するZ
テーブル12が設けられている。そして、このZテーブル
12上に、レーザ照射手段13が配設されている。このレー
ザ照射手段13は、図示しないレーザ電源に接続され、光
学系を介して、対物レンズ14からウェーハ4の表面に焦
点が合った状態でレーザ光15が照射される。このレーザ
光15としては、例えばヤグレーザ(YAG:Ndレー
ザ)などが利用される。
【0016】そして、XYテーブル3は、ウェーハ保持
手段5によりウェーハ4を保持したままX方向およびY
方向に所定の動作をし、ウェーハ4が切断される。
【0017】次に、上記ウェーハ切断装置の内部構成を
図2を参照して説明する。
【0018】図2は、陰極線管用含浸型陰極の陰極用ベ
ースメタル材であるウエーハ切断装置1を示すブロック
図である。
【0019】図2において、XYテーブル3と、レーザ
距離計9と、レーザ照射手段13と、Zテーブル12とが、
それぞれ制御手段17に接続されている。この制御手段17
は、図示しない中央処理装置(CPU)、リードオンリ
メモリ(ROM)、記憶手段18となるランダムアクセス
メモリ(RAM)などにより構成されている。
【0020】また、図3は、図1及び図2で示した実施
形態を統合した状態を示す概略図である。
【0021】次に、上記ウェーハ切断装置の動作を図4
および図5を参照して説明する。
【0022】図4は欠陥部を有したウェーハのチップ切
り出し位置を示す平面図で、図5は予め特定された欠陥
部に本発明に係る円形ピースを被覆した状態のウェーハ
を示す側面図である。
【0023】まず、XYテーブル3のウェーハ保持手段
5にウェーハ4を保持する。この保持するウェーハ4
に、図4に示すような例えばエミッタ未含浸部分などの
欠陥部20がある場合には、図5に示すように、所定の厚
さ寸法、例えばアルミ合金などにて厚さ寸法が1.5m
mの略円柱状に形成された被覆部材としての円形ピース
21を欠陥部20を覆うように、両面粘着シートなどにてウ
ェーハ4上に付着する。
【0024】そして、制御手段17によりレーザ距離計9
にてウェーハ4の反りを測定し、すなわちレーザ照射手
段13の対物レンズ14からウェーハ4までの距離を測定
し、ウェーハ4のそれぞれのXY座標におけるZ方向の
高さのデータを記憶手段18に記憶する。なお、ウェーハ
4上の平面データは、XY座標でも曲座標でも良い。
【0025】この後、制御手段17によりXYテーブル3
およびZテーブル12を適宜動作させてウェーハ4とレー
ザ照射手段13の対物レンズ14との距離が所定の値になる
ように制御する。そして、レーザ照射手段13からレーザ
光15を照射しつつ、XYテーブル3を所定の軌跡になる
ように移動して略円形にチップ22を切り出す。なお、X
Yテーブル3は、例えば円弧補間、すなわち、与えられ
た2点間を円弧に沿った点群で近似する方法によって制
御する。
【0026】この1個のチップ22を切断した後、次のチ
ップ22の切断位置に移動し、再びレーザ距離計9によっ
て、ウェーハ4との距離を計測してウェーハ4の反りを
測定し、レーザ照射手段13とウェーハ4との距離を所定
の値に制御し、スプラシュの増加や切断不良などを防止
して再びチップ22を切断する。
【0027】そして、次のチップ22の切断位置における
レーザ距離計9によるウェーハ4の反りの測定の際、円
形ピース21が位置する場合、レーザ照射手段13とウェー
ハ4との距離が段差状に急激に変化する測定結果とな
る。この測定結果から、制御手段17はチップ22の切断位
置に欠陥部20を被覆する円形ピース21が位置すると判断
し、レーザ光15を照射せず、XYテーブル3を動作して
次の切断位置に移動する。
【0028】さらに、上記ウェーハ切断装置の動作を図
6を参照して説明する。
【0029】図6は、ウェーハ切断装置の動作の概略を
示す説明図、図7は、切断加工の実施例を示す説明図で
ある。
【0030】図6に示すように、所定間隔で設定された
測定点Pにレーザ距離計9から測定レーザ光25を照射し
てレーザ照射手段13とウェーハ4との距離を測定する
際、通常のウェーハ4の反り量では、レーザ距離計9に
よる1回毎の測定点P間でのウェーハ4の反りによるZ
方向の位置の差すなわち段差Δt1,Δt2,Δt3
は、ある一定の閾値Xを越えることはない(Δt1<
X,Δt2<X,Δt3<X)。これに対し、円形ピー
ス21が位置する場合、レーザ照射手段13とウェーハ4と
の距離が段差状に急激に変化し、この段差Δt4がある
一定の閾値Xを越える(Δt4>X)ため、欠陥部20の
認識が可能になり、レーザ光15の照射が停止される。
【0031】また、個々の切断位置で測定すなわち欠陥
部20の検知と切断加工を略同時に行う他、ウェーハ4の
全体あるいは一部について予め欠陥部20を検知して情報
を記憶し、この情報に基づき、切断加工を実行すること
もできる。例えば、図7に示すように、測定を数点先の
切断位置で先行して行い、この測定結果に基づき、後に
切断加工を行うこともできる。この構成では、円形ピー
ス21を配置した位置の近傍に、加工不可マージン27を正
確に設定でき、円形ピース21への不要なレーザ光15の照
射、切断加工などを防止できる。
【0032】このように、ウェーハ4に欠陥部20が存在
しても、この欠陥部20を除いた正常なウェーハ4の位置
でチップ22を切り出すため、切り出されたチップ22に欠
陥部20を有するチップ22が混在することを防止でき、欠
陥部20のない安定した品質のチップ22を提供できる。
【0033】また、欠陥部20を所定の厚さ寸法を有する
円形ピース21で覆うため、欠陥検知手段を構成するレー
ザ変位測定手段すなわちレーザ距離計9にて容易で確実
に欠陥部20を検知でき、確実に欠陥部20のない安定した
品質のチップ22となる。
【0034】さらに、所定の厚さの円形ピースにて覆う
ため、反りを測定するレーザ距離計9を利用して欠陥部
20の位置を容易に検知でき、別途欠陥部20を検知するた
めの構成が不要となり、欠陥部20のない安定した品質の
チップ22を提供する構成を簡略化でき、装置が大型化す
ることも防止できる。
【0035】そして、円形ピース21は単に欠陥部20を覆
う部材であればよく、欠陥部20の大きさや形状を問わず
例えばアルミ鋼板を欠陥部20に対応した形状に切り抜け
ばよく、容易に欠陥部20の検知ができる。
【0036】また、円形ピース21を付着するため、チッ
プ22の切り出し作業の際に生じる振動などにて円形ピー
ス21が移動して欠陥部20を被覆しなくなることを防止で
き、また反ったウェーハ4の傾斜する位置に欠陥部20が
位置しても円形ピース21がずれ落ちることなどを防止し
て確実に被覆でき、確実に欠陥部20のない安定した品質
のチップ22となる。
【0037】なお、上記一実施の形態においては、陰極
線管用の含浸型陰極のベースメタル材となるウェーハ4
を切断する構成について説明したが、例えば、弾性表面
波素子用の圧電基板として用いられるリチウムタンタレ
ート(LiTaO)、リチウムナイオベート(Li
Ni)、リチウムテトラボレート(Li
、四方酸リチウム単結晶)など、いずれのウェーハに
も適用できる。
【0038】そして、欠陥部20を被覆する円形ピース21
をレーザ距離計9にて検知することにより間接的に検知
して説明したが、例えばウェーハ4の反射率を測定する
などして欠陥部20を直接検知したり、欠陥部20の部分に
黒色塗料などを塗布して被覆し明暗により欠陥部20を間
接的に検知したり、X線などにてウェーハ4上の組成を
検出して欠陥部を直接検知するなど、いずれの方法で欠
陥部20を検知してもよい。
【0039】また、被覆部材としては、アルミ合金など
にて円形のピース状に形成したものを用いたが、形状や
材質などは欠陥部20の検知方法に対応して適宜設定でき
る。
【0040】また、チップ22の切断位置での反りを切断
毎に測定するほか、例えばチップ22の切断の際に、次の
切断位置でレーザ距離計9にてウェーハ4の反りの測定
を同時進行して、順次チップ22を切り出す構成によれ
ば、チップ22の切り出し効率を向上できる。
【0041】そしてさらに、あらかじめウェーハ4の反
りを検知して制御手段17の記憶手段18に記憶しておき、
レーザ距離計9にてレーザ光15の焦点がウェーハ4の表
面に位置するように切断し、円形ピース21の位置では円
形ピース21の厚さ寸法分の距離が短くなることから焦点
が合わなくなるのでレーザ光15を照射しないようにして
欠陥部の位置でチップ22の切り出しをしないようにして
もよい。
【0042】また、移動手段としてXYテーブル3を移
動してチップを切断したが、レーザ照射手段13を移動さ
せたり、双方を相対的に移動して切断してもよい。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、ウェーハ上の欠陥部を
検知し、この欠陥部を除く位置でレーザ光をウェーハに
照射してチップを切り出すため、切り出されたチップに
欠陥部が存在せず、欠陥部のない安定した品質にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウェーハ切断装置の一実施の形態を示
す正面図である。
【図2】同上ウェーハ切断装置の制御系を示すブロック
図である。
【図3】同上ウェーハ切断装置の実施の形態を統合した
状態を示す概略図である。
【図4】同上欠陥部を有したウェーハのチップ切り出し
位置を示す平面図である。
【図5】同上欠陥部を円形ピースにて被覆した状態のウ
ェーハを示す側面図である。
【図6】同上欠陥部を円形ピースにて被覆した状態のウ
ェーハの段差測定状態を取出して示す断面図である。
【図7】同上欠陥部を円形ピースにて被覆した一実施の
加工状態を取出して示す平面図である。
【符号の説明】
1 ウェーハ切断装置 3 移動手段としてのXYテーブル 4 ウェーハ 5 ウェーハ保持手段 9 欠陥検知手段を構成するレーザ変位測定手段とし
てのレーザ距離計 12 移動手段としてのZテーブル 13 レーザ照射手段 15 レーザ光 17 制御手段 20 欠陥部 21 被覆部材としての円形ピース 22 チップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 恒夫 神奈川県川崎市川崎区日進町7番地1 東 芝電子エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 井上 雅夫 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8 株式会 社東芝横浜事業所内 Fターム(参考) 4E068 AE01 CA08 CA12 CA18 CC00 DA10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェーハ上の欠陥部を検知し、 この検知した欠陥部を除く前記ウェーハの位置でレーザ
    光を前記ウェーハに照射してチップを切り出すことを特
    徴とするウェーハ切断方法。
  2. 【請求項2】 ウェーハ上の欠陥部の検知は、 前記ウェーハの欠陥部を覆う所定の厚さ寸法を有する被
    覆部材にて被覆し、 この被覆部材を検知することにより前記欠陥部を検知す
    ることを特徴とする請求項1記載のウェーハ切断方法。
  3. 【請求項3】 被覆部材の検知は、レーザ光を照射する
    レーザ照射手段からウェーハまでの距離を測定して前記
    ウェーハの反りを検知し、前記レーザ照射手段からウェ
    ーハまでの距離と前記レーザ照射手段から前記被覆部材
    までの距離との差により前記被覆部材を検知することを
    特徴とする請求項2記載のウェーハ切断方法。
  4. 【請求項4】 あらかじめウェーハの反りを測定してお
    き、 前記ウェーハの切断位置での座標および反りのデータに
    基づいて、レーザ照射手段から前記ウェーハまでの距離
    を所定の距離に制御し、 前記レーザ照射手段から前記ウェーハまでの距離が所定
    の距離となった時点で前記レーザ光を前記ウェーハに照
    射してチップを切り出すことを特徴とするウェーハ切断
    方法。
  5. 【請求項5】 ウェーハを保持するウェーハ保持手段
    と、 前記ウェーハにレーザ光を照射するレーザ照射手段と、 前記ウェーハおよび前記レーザ光を相対的に移動させる
    移動手段と、 前記ウェーハ上の欠陥部を検知する欠陥検知手段と、 この欠陥検知手段にて検知した前記欠陥部を除く前記ウ
    ェーハの位置にレーザ光を照射して前記ウェーハからチ
    ップを切り出す制御手段とを具備したことを特徴とする
    ウェーハ切断装置。
  6. 【請求項6】 欠陥検知手段は、ウェーハ上の欠陥部を
    覆って設けた所定の厚さ寸法を有する被覆部材を検知し
    て欠陥部を検知することを特徴とする請求項5記載のウ
    ェーハ切断装置。
  7. 【請求項7】 レーザ照射手段からウェーハまでの距離
    を測定して前記ウェーハの反りを検知するレーザ変位測
    定手段を具備し、 欠陥検知手段は、前記レーザ変位測定手段にて検出した
    前記レーザ照射手段から前記ウェーハまでの距離と前記
    レーザ照射手段から前記ウェーハ上の欠陥部を覆って設
    けた所定の厚さ寸法を有する被覆部材までの距離との差
    により前記被覆部材を検知して欠陥部を検知することを
    特徴とする請求項6記載のウェーハ切断装置。
  8. 【請求項8】 ウェーハを保持するウェーハ保持手段
    と、 前記ウェーハにレーザ光を照射するレーザ照射手段と、 前記レーザ照射手段から前記ウェーハまでの距離を測定
    するレーザ変位測定手段と、 前記ウェーハおよび前記レーザ照射手段を相対的に移動
    させる移動手段と、 前記レーザ変位測定手段にて測定した距離に基づき前記
    移動手段により前記レーザ照射手段から前記ウェーハま
    での距離を所定の距離に制御し、前記レーザ照射手段か
    ら前記ウェーハまでの距離が所定の距離となった時点で
    前記レーザ光を前記ウェーハに照射する制御手段とを具
    備したことを特徴とするウェーハ切断装置。
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