JP2000306551A - 一端封止型白熱電球 - Google Patents

一端封止型白熱電球

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JP2000306551A JP11111248A JP11124899A JP2000306551A JP 2000306551 A JP2000306551 A JP 2000306551A JP 11111248 A JP11111248 A JP 11111248A JP 11124899 A JP11124899 A JP 11124899A JP 2000306551 A JP2000306551 A JP 2000306551A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラスバルブの全周方向において均質性の高
い強度分布で光を放射することができる一端封止型白熱
電球を提供すること。 【解決手段】 一端にピンチシール部が形成されたバル
ブを具え、前記ピンチシール部からバルブ内に伸びる一
対の内部リード棒によって発光フィラメントが保持され
た一端封止型白熱電球において、前記発光フィラメント
は、バルブの管軸に対して直交する方向に伸びるコイル
軸を有するコイル状の第1フィラメントと、当該第1フ
ィラメントの両端に各々の一端が接続された一対の第2
フィラメントとよりなり、当該第2フィラメントの各々
は、第1フィラメントのコイル軸方向の位置において当
該第1フィラメントのコイル軸と直角またはそれに近い
角度で交わる平面内において伸び、かつその他端が前記
内部リード棒に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一端封止型白熱電
球に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、スタジオ照明、舞台照明、一般照
明などの分野においては、一端封止型白熱電球が広く光
源として用いられており、これより放射された光を所望
の方向へ投射するために凹面反射鏡と組み合わせて用い
られている。
【0003】図7は、従来の一端封止型白熱電球の一例
を示す説明図であり、図8は、図7の構成における発光
フィラメント部分を示す部分拡大図である。この一端封
止型白熱電球は、一端にピンチシール部11、他端に排
気管残部12が形成されたガラスバルブ10と、当該ガ
ラスバルブ10内において、当該ガラスバルブ10の図
で上下方向に伸びる管軸に対して直交する方向(図で左
右方向)に伸びるコイル軸を有するフィラメントコイル
14と、前記ピンチシール部11内に基端部が埋設され
てガラスバルブ10内に伸び、各先端部にフィラメント
コイル14の両端が接続された一対の内部リード棒15
とを有する。16は内部リード棒15に固着されたガラ
ス片、17はガラス片16に保持されたアンカー、18
はピンチシール部11に装着されたセラミックベース、
19はセラミックベース18から突出するリードピンで
ある。フィラメントコイル14は、高い発光強度が得ら
れることから、通常、フィラメント用素線をコイル状に
巻回したシングルコイル状の1次コイルを更にコイル状
に巻回してなるダブルコイル状の2次コイルである。
【0004】しかしながら、このような構成の一端封止
型白熱電球においては、これより放射される光の強度分
布につい次のような問題点があることが判明した。図9
は、図7に示した一端封止型白熱電球を矢印Aの方向か
ら見た説明図であるが、ダブルコイル状のフィラメント
コイル14の2次コイルのコイル軸に対して直角方向で
ある0°および180°の方向に放射される光の強度は
十分であっても、当該フィラメントコイル14の2次コ
イルのコイル軸の方向である90°および270°の方
向に放射される光の強度が低く、フィラメントコイル1
4の2次コイルのコイル軸を含む平面内の全周方向にお
ける光の強度分布に大きな不均衡が生じてしまう。
【0005】実際、図8に示された構成のダブルコイル
状の発光フィラメントを具えてなる、定格電圧100
V、定格電力2KWの一端封止型白熱電球について、下
記の測定条件で照度の測定を行ったところ、図10に示
す照度分布図が得られた。
【0006】この測定は、上記の一端封止型白熱電球を
点灯させ、ダブルコイル状の発光フィラメントの2次コ
イルのコイル軸を含むガラスバルブの管軸に対して直角
な平面内において、一端封止型白熱電球からの離間距離
が1mの位置における照度の測定を一端封止型白熱電球
の全周について実施した。照度計としては、照度計「デ
ジタル照度計T−1M」(ミノルタ社製)を用いた。上
記測定によって得られた照度分布図においては、図9に
示したように、一端封止型白熱電球の正面方向が0°、
発光フィラメントの2次コイルのコイル軸の方向が90
°と270°である。また、得られた測定値の最高値を
100%として、他の測定値を相対的に表した。
【0007】図10から明らかなように、この一端封止
型白熱電球によれば、ダブルコイル状の発光フィランメ
ントの2次コイルのコイル軸の方向である90°および
270°の方向における照度が約45%と極端に低くな
っており、最大の照度(30°および210°付近)と
最小の照度との差が大きく、そのために照度の均質性が
非常に低いことが明らかである。然るに、スタジオ照
明、舞台照明などの照明装置においては、照明光に高い
均質性が要求されており、従って、上記のような構成の
一端封止型白熱電球では、そのような要求を十分に満た
すことができない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な事情に基づいてなされたものであって、その目的は、
ガラスバルブの全周方向において均質性の高い強度分布
で光を放射することができる一端封止型白熱電球を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の一端封止型白熱
電球は、一端にピンチシール部が形成されたバルブを具
え、前記ピンチシール部からバルブ内に伸びる一対の内
部リード棒によって発光フィラメントが保持された一端
封止型白熱電球において、前記発光フィラメントは、バ
ルブの管軸に対して直交する方向に伸びるコイル軸を有
するコイル状の第1フィラメントと、当該第1フィラメ
ントの両端に各々の一端が接続された一対の第2フィラ
メントとよりなり、当該第2フィラメントの各々は、第
1フィラメントのコイル軸方向の位置において当該第1
フィラメントのコイル軸と直角またはそれに近い角度で
交わる平面内において伸び、かつ当該第2フィラメント
の他端が前記内部リード棒に接続されていることを特徴
とする。
【0010】また、前記発光フィラメントは、フィラメ
ント用素線をコイル状に巻回した1次コイルであるシン
グルコイル状の第2フィラメントと、1次コイルを更に
コイル状に巻回した2次コイルであるダブルコイル状の
第1フィラメントより構成されていることが好ましい。
【0011】
【作用】上記のような構成の一端封止型白熱電球によれ
ば、発光フィラメントが、コイル状の第1フィラメント
のコイル軸方向の位置において、当該第1フィラメント
のコイル軸と直角またはそれに近い角度で交わる平面内
において伸びる一対の第2フィラメントが側方発光部と
して寄与し、第1フィラメントのコイル軸方向に光が放
射されるため、バルブの管軸に対して直角な平面内の全
周方向において強度分布の均質性の高い照明を達成する
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。本発明の一端封止型白熱電球におい
ては、例えば図7に示したものと同様に、一端にピンチ
シール部、他端に排気管残部が形成さたガラスバルブを
具え、このガラスバルブ内に、下記の特定の構成による
発光フィラメントが配置されて一端封止型白熱電球が構
成される。
【0013】図1は、本発明の一端封止型白熱電球にお
ける発光フィラメントの一例の構成を示す説明用正面図
であり、図2は、図1の構成における発光フィラメント
部分を示す部分側面図である。この例においては、ガラ
スバルブの管軸に対して直交する方向(図で左右方向)
に伸びるコイル軸を有するコイル状の第1フィラメント
20と、当該第1フィラメント20の両端に、各々その
一端が接続された2つの第2フィラメント21とにより
発光フィラメントが構成されている。第2フィラメント
21の各々は、第1フィラメント20の2次コイルの中
心軸、すなわちコイル軸の延長上において、当該コイル
軸と直角に交わるよう、すなわち第1フィラメントの2
次コイルのコイル軸と直角に交わる平面内において直線
状に、ガラスバルブの管軸と平行な状態に配設され、そ
の全長は第1フィラメント20の2次コイルの外径と同
等とされている。
【0014】上記の発光フィラメントは、例えばタング
ステンよりなるフィラメント用素線を巻回して得られる
シングルコイル状の1次コイルを、更にコイル状に巻回
してダブルコイル状の2次コイルとして第1フィラメン
ト20を形成し、この第1フィラメント20のに連続す
る部分として、ダブルコイル状に巻回していないシング
ルコイル状の1次コイルをそのまま用いて、特定の長さ
の第2フィラメント21を形成することにより、構成す
ることができる。
【0015】そして、第2フィラメント21の各他端に
は、素線部23を介して連結用コイル22が形成されて
おり、この連結用コイル22が内部リード棒24と接続
されている。
【0016】具体的には、連結用コイル22は上記の1
次コイルがそのままの形態で用いられたシングルコイル
状であり、その内部に内部リード棒24の一端部が挿入
され、必要に応じて溶接されて接続されている。従っ
て、内部リード棒24の外径は、連結用コイル22の内
径と適合するものとされる。
【0017】内部リード棒24は、例えばタングステン
線により形成され、その基端部は、ピンチシール部に埋
設された金属箔に接続されている。この内部リード棒2
4にはガラス片27が固着され、このガラス片27に保
持されたアンカー25によって第1フィラメント20の
途中部が支持され、またアンカー26によって、第1フ
ィラメント20と第2フィラメント21との接続部が支
持されている。
【0018】以上のような構成の発光フィラメントを具
えてなる一端封止型白熱電球によれば、これを点灯させ
ると、第1フィラメント20および一対の第2フィラメ
ント21が発光し、各々のコイル(第1フィラメント2
0ではダブルコイル)のコイル軸から遠ざかる全ての方
向(以下、「コイル軸の全周方向」という。)に大きな
強度で光が放射される。然るに、ダブルコイル状の第1
フィラメント20のコイル軸方向(第1フィラメント2
0の延長上の位置)には、第1フィラメント20の2次
コイルの径方向に伸びる一対のシングルコイル状の第2
フィラメント21が配置され、当該第2フィラメント2
1からはそのコイル軸の全周方向に放射される光が第1
フィラメント20のコイル軸の方向に向かうため、当該
方向における光の強度が増大する。このように、第1フ
ィラメント20の光強度が小さい方向である第1フィラ
メントコイル20のコイル軸の方向(第1フィラメント
20の延長上の位置)に第2フィラメント21よりの光
が放射されるため、ガラスバルブの全周方向において均
質性の高い強度分布で光を放射することができる。
【0019】以上、本発明を具体的な例に基づいて説明
したが、本発明においては、種々の変形を加えることが
できる。例えば、第2フィラメント21のコイル形状
(コイル内径、コイルピッチなど)は、第1フィラメン
ト20の1次コイルのコイル形状と異なっていてもよ
く、第1フィラメント20の2次コイルの内径の大きさ
などに応じて形成することができる。同様に、連結用コ
イル22のコイル形状も、第1フィラメント20の1次
コイルのコイル形状と同一である必要はなく、内部リー
ド棒24の外径に応じた形状のコイルとすることができ
るが、第1フィラメント20、第2フィラメント21お
よび連結用コイル22は、その全体が一体のフィラメン
ト用素線から形成されることが好ましい。
【0020】また、第2フィラメント21は、ガラスバ
ルブの管軸と平行に配設されることが必須のことではな
く、第1フィラメント20のコイル軸と直角に近い角度
で交わる平面内において、すなわち、ガラスバルブの管
軸に対して傾斜した状態で配設されていてもよい。ここ
で、第2フィラメント21が良好な側方発光部として寄
与するためには、当該第2フィラメント21は、第1フ
ィラメント20のコイル軸と90°± 30°の範囲内
の角度で交わる平面内に配設されることが好ましい。
【0021】さらに、第2フィラメント21は、第1フ
ィラメント20のコイル軸の方向(第1フィラメント2
0の延長上の位置)の光の強度を増大できるものであれ
ば、その形状が制限されるものではなく、例えば図3に
示されるように「く」字形状であっても、図4に示され
るように「N」字形状であってもよく、図5に示される
ように第1フィラメント20の2次コイルの外径より短
いものであってもよい。また、図2〜5に示したよう
に、第2フィラメント21が必ずしも一体である必要は
なく、同一または異なる形状の2個以上のシングルコイ
ルから第2フィラメント21が構成されてもよい。
【0022】以上のような本発明の一端封止型白熱電球
は、例えば凹面反射鏡と組み合わせられてスポットライ
トなどの照明装置が構成される。この照明装置によれ
ば、光源である一端封止型白熱電球より放射された光が
所望の方向へ投射されると共に、当該一端封止型白熱電
球からは、そのガラスバルブの全周方向において均質性
の高い強度分布の光が放射されるので、当該照明装置よ
り投射される光による被照射領域の照度が均一化され、
均質性の高い照明を達成することができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明するが、
本発明がこれによって、制限されるものではない。 <実施例>図1に示された構成の発光フィラメントを具
える本発明の一端封止型白熱電球を作製した。この一端
封止型白熱電球における仕様は、定格電圧100V、定
格電力2KWであり、発光フィラメントは、素線径0.
4mmのタングステン線を巻回して得られる内径が1.
5mmのコイル材を用いて作製され、第1フィラメント
20の2次コイル外径が9.0mm、長さが16mm、
第2フィラメント21の長さは11mmである。内部リ
ード棒24としては、外径が1.5mmのタングステン
線を用いた。
【0024】このような一端封止型白熱電球を点灯さ
せ、ダブルコイル状の第1フィラメントの2次コイルの
コイル軸を含むガラスバルブの管軸に対して直角な平面
内において、一端封止型白熱電球からの離間距離が1m
の位置における照度の測定を一端封止型白熱電球の全周
について実施した。照度計としては、照度計「デジタル
照度計T−1M」(ミノルタ社製)を用いた。得られた
照度分布図を図6に示す。この図では、一端封止型白熱
電球の正面方向が0°、第1フィラメントの2次コイル
のコイル軸の方向が90°と270°である。また、得
られた測定値の最高値を100%として、他の測定値を
相対的に表した。
【0025】本発明の一端封止型白熱電球によれば、図
6から明らかなように、ダブルコイル状の第1フィラメ
ントの2次コイルの軸方向である90°と270°の方
向の照度が大きく増加しており、ガラスバルブの全周方
向における光の均質性が高いものとなっていることが理
解される。
【0026】図11に示すように、上記の実施例に係る
一端封止型白熱電球を、スライド投影用のスポット照明
装置「エフェクトスポットライト」(アールディエス
(株)社製)における楕円形状のリフレクタ31に組み
込んだ。図は、このスポット照明装置により形成される
照明領域の照度の測定についての説明用平面図であり、
一端封止型白熱電球の発光フィラメント30は、そのダ
ブルコイル状の第1フィラメントの2次コイルの軸が水
平方向に伸びる状態で配設されている。そして、当該一
端封止型白熱電球を点灯させ、スライドフィルムを固定
する枠であるスライドマスク32の長方形のマスクアパ
ーチュア32Aを透過した光を、投影レンズ33を介し
て、当該投影レンズ33からの離間距離が4mの位置に
設置されたスクリーンSの表面上に投射し、このスクリ
ーンSの表面における照明領域35(縦2200mm、
横3000mm)における照度を、照度計「デジタル照
度計T−1M」(ミノルタ社製)を用いて測定した。こ
こで、スライドマスク32のマスクアパーチュア32A
は、ダブルコイル状の第1フィラメント30の2次コイ
ルの軸方向に沿った横方向の幅が108mm、当該2次
コイルの軸に直交する縦方向の幅が81mmである長方
形であり、光軸Lが長方形のマスクアパーチュア32A
の中点を通過する状態に設けられ、照明領域35は、光
軸LとスクリーンSの表面とが交わる中心点Cを中心と
する領域に形成された。また、第2フィラメント21が
除去されたこと以外は全く同様の構成を有する対照用の
一端封止型白熱電球を用いた場合についても、同様の測
定を行った。
【0027】図12は、照明領域35における2次コイ
ルの軸方向(横方向)における照度分布図であり、図1
3は、照明領域35における2次コイルの軸に直交する
方向(縦方向)における照度分布図である。これらの図
では、本発明の一端封止型白熱電球の場合の測定結果が
直線で、対照用の一端封止型白熱電球の場合の測定結果
が一点鎖線で表されている。各々の図において、距離を
示す横軸上の基準位置は、中心点Cの位置である。
【0028】図12および13から明らかなように、本
発明の一端封止型白熱電球を具えた照明装置によれば、
照明領域35上の中心点Cから離れることに伴う照度の
減少の程度が小さく、照明領域35における照度の均一
化が高いことが理解される。一方、対照用の一端封止型
白熱電球を具えた照明装置によれば、照明領域35の中
心点Cから離れるに従って照度が大きく低下し、投影面
35における照度が非常に不均一であることが明らかで
ある。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明の一端封止型白熱
電球によれば、発光フィラメントが、コイル状の第1フ
ィラメントのコイル軸方向の位置において、当該第1フ
ィラメントのコイル軸と直角またはこれに近い角度で交
わる平面内に伸びる一対の第2フィラメントが側方発光
部として寄与し、第1フィラメントのコイル軸方向に光
が放射されるため、バルブの管軸に対して直角な平面内
の全周方向において強度分布の均質性の高い照明を達成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一端封止型白熱電球に用いられる発光
フィラメントの一例の構成を示す説明用正面図である。
【図2】図1の構成における発光フィラメント部分を示
す部分側面図である。
【図3】本発明の一端封止型白熱電球に用いられる他の
発光フィラメントの部分側面図である。
【図4】本発明の一端封止型白熱電球に用いられる他の
発光フィラメントの部分側面図である。
【図5】本発明の一端封止型白熱電球に用いられる他の
発光フィラメントの部分側面図である。
【図6】図1の構成を有する発光フィラメントを具える
一端封止型白熱電球の照度分布図である。
【図7】従来の一端封止型白熱電球の一例を示す説明図
である。
【図8】図7の構成における発光フィラメント部分を示
す部分拡大図である。
【図9】図7の一端封止型白熱電球を矢印Aの方向から
見た説明図である。
【図10】図8の構成を有する発行フィラメントを具え
る投影面における一端封止型白熱電球の照度分布図であ
る。
【図11】スポット照明装置により形成される照明領域
の照度の測定についての説明用平面図である。
【図12】照明領域の横方向の照度分布図である。
【図13】照明領域の縦方向の照度分布図である。
【符号の説明】
10 ガラスバルブ 11 ピンチシール部 12 排気管残部 14 フィラメントコイル 15 内部リード棒 16 ガラス片 17 アンカー 18 セラミックベース 19 リードピン 20 第1フィラメント 21 第2フィラメント 22 連結用コイル 23 素線部 24 内部リード棒 25 アンカー 26 アンカー 27 ガラス片 30 発光フィラメント 31 リフレクタ 32 スライドマスク 32A マスクアパーチュア 33 投影レンズ 35 照明領域 L 光軸 C 中心点 S スクリーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島本 定昭 兵庫県神崎郡福崎町西治860−22 ウシオ ライティング株式会社内 (72)発明者 徳原 直人 埼玉県入間郡大井町武蔵野1285 アールデ ィエス株式会社埼玉工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端にピンチシール部が形成されたバル
    ブを具え、前記ピンチシール部からバルブ内に伸びる一
    対の内部リード棒によって発光フィラメントが保持され
    た一端封止型白熱電球において、 前記発光フィラメントは、バルブの管軸に対して直交す
    る方向に伸びるコイル軸を有するコイル状の第1フィラ
    メントと、当該第1フィラメントの両端に各々の一端が
    接続された一対の第2フィラメントとよりなり、 当該第2フィラメントの各々は、第1フィラメントのコ
    イル軸方向の位置において当該第1フィラメントのコイ
    ル軸と直角またはそれに近い角度で交わる平面内におい
    て伸び、かつ当該第2フィラメントの他端が前記内部リ
    ード棒に接続されていることを特徴とする一端封止型白
    熱電球。
  2. 【請求項2】 発光フィラメントは、フィラメント用素
    線をコイル状に巻回した1次コイルであるシングルコイ
    ル状の第2フィラメントと、1次コイルを更にコイル状
    に巻回した2次コイルであるダブルコイル状の第1フィ
    ラメントより構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の一端封止型白熱電球。
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