JP2000304415A - 冷蔵庫の霜取り装置 - Google Patents
冷蔵庫の霜取り装置Info
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- JP2000304415A JP2000304415A JP11116102A JP11610299A JP2000304415A JP 2000304415 A JP2000304415 A JP 2000304415A JP 11116102 A JP11116102 A JP 11116102A JP 11610299 A JP11610299 A JP 11610299A JP 2000304415 A JP2000304415 A JP 2000304415A
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- Japan
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- refrigerator
- defrosting
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は冷蔵庫の霜取り装置に関し、従来捨
てられていた冷蔵庫の廃熱を利用して霜取りを行うこと
ができる冷蔵庫の霜取り装置を実現することを目的とす
る。 【解決手段】 一般家庭用冷蔵庫における霜取り装置で
あって、冷媒圧縮用のコンプレッサー10からの発熱を
熱源とし、この熱エネルギーを蓄熱する手段と、該蓄熱
手段に蓄熱された熱を利用して霜取りを行う霜取り手段
とを具備して成るように構成する。
てられていた冷蔵庫の廃熱を利用して霜取りを行うこと
ができる冷蔵庫の霜取り装置を実現することを目的とす
る。 【解決手段】 一般家庭用冷蔵庫における霜取り装置で
あって、冷媒圧縮用のコンプレッサー10からの発熱を
熱源とし、この熱エネルギーを蓄熱する手段と、該蓄熱
手段に蓄熱された熱を利用して霜取りを行う霜取り手段
とを具備して成るように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫の霜取り装置
に関する。詳しくは、一般家庭用電気冷蔵庫において、
そのコンプレッサーの廃熱を利用した冷蔵庫の霜取り装
置に関する。
に関する。詳しくは、一般家庭用電気冷蔵庫において、
そのコンプレッサーの廃熱を利用した冷蔵庫の霜取り装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の家庭用電気冷蔵庫の霜取り装置
は、主に電気ヒーターを使用したものであり、小型冷蔵
庫では霜取り装置自体が存在せず、通電を止めて外気温
による自然解凍(霜取り)を行うものであった。
は、主に電気ヒーターを使用したものであり、小型冷蔵
庫では霜取り装置自体が存在せず、通電を止めて外気温
による自然解凍(霜取り)を行うものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】冷蔵庫にとって、霜取
りは、冷凍/冷蔵(冷却)に対する解凍(加熱)という
相反する機能であり、エネルギー的に見ても、非常に大
きな無駄である。実際、冷蔵庫の全消費電力のうち、霜
取り用電力の占める割合は非常に大きい。
りは、冷凍/冷蔵(冷却)に対する解凍(加熱)という
相反する機能であり、エネルギー的に見ても、非常に大
きな無駄である。実際、冷蔵庫の全消費電力のうち、霜
取り用電力の占める割合は非常に大きい。
【0004】本発明は上記従来の問題点に鑑み、従来捨
てられていた冷蔵庫の廃熱を利用して霜取りを行うこと
ができる冷蔵庫の霜取り装置を実現することを目的とす
る。
てられていた冷蔵庫の廃熱を利用して霜取りを行うこと
ができる冷蔵庫の霜取り装置を実現することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、一
般家庭用冷蔵庫における霜取り装置であって、冷媒圧縮
用のコンプレッサー10からの発熱を熱源とし、この熱
エネルギーを蓄熱する手段と、該蓄熱手段に蓄熱された
熱を利用して霜取りを行う霜取り手段とを具備して成る
ことを特徴とする。また、請求項2は、前記蓄熱手段
は、コンプレッサー10から発生する熱により加熱され
た蓄熱剤を貯える蓄熱タンク14を具備することを特徴
とする。また、請求項3は、前記蓄熱タンク14には補
助ヒータ17が設けられていることを特徴とする。ま
た、請求項4は、前記霜取り手段は冷蔵庫内に配設され
た循環パイプ16に前記蓄熱タンク14からの蓄熱剤を
循環させることを特徴とする。
般家庭用冷蔵庫における霜取り装置であって、冷媒圧縮
用のコンプレッサー10からの発熱を熱源とし、この熱
エネルギーを蓄熱する手段と、該蓄熱手段に蓄熱された
熱を利用して霜取りを行う霜取り手段とを具備して成る
ことを特徴とする。また、請求項2は、前記蓄熱手段
は、コンプレッサー10から発生する熱により加熱され
た蓄熱剤を貯える蓄熱タンク14を具備することを特徴
とする。また、請求項3は、前記蓄熱タンク14には補
助ヒータ17が設けられていることを特徴とする。ま
た、請求項4は、前記霜取り手段は冷蔵庫内に配設され
た循環パイプ16に前記蓄熱タンク14からの蓄熱剤を
循環させることを特徴とする。
【0006】この構成を採ることにより、従来捨てられ
ていた冷蔵庫の廃熱を有効に利用した霜取り装置が得ら
れる。
ていた冷蔵庫の廃熱を有効に利用した霜取り装置が得ら
れる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の冷蔵庫の霜取り装
置の実施の形態を示すブロック図である。同図におい
て、符号10は冷媒圧縮用のコンプレッサー(圧縮機)
であり、該コンプレッサー10を覆うように蓄熱剤が満
たされるジャケット11が設けられ、該ジャケット11
には蓄熱剤を循環させるパイプ12が接続されている。
このジャケット11に接続されたパイプ12には循環ポ
ンプ13と、蓄熱タンク14と、電磁弁15とが順次接
続されて閉じた系を形成している。また、循環ポンプ1
3と電磁弁15との間に霜取り用の庫内循環パイプ16
が接続して設けられ、この方にも閉じた系が形成されて
いる。なお、蓄熱タンク14には補助ヒーター17が設
けられている。また、電磁弁15には三方切換弁が用い
られ、蓄熱用の蓄熱剤としては水等の液体が用いられ
る。
置の実施の形態を示すブロック図である。同図におい
て、符号10は冷媒圧縮用のコンプレッサー(圧縮機)
であり、該コンプレッサー10を覆うように蓄熱剤が満
たされるジャケット11が設けられ、該ジャケット11
には蓄熱剤を循環させるパイプ12が接続されている。
このジャケット11に接続されたパイプ12には循環ポ
ンプ13と、蓄熱タンク14と、電磁弁15とが順次接
続されて閉じた系を形成している。また、循環ポンプ1
3と電磁弁15との間に霜取り用の庫内循環パイプ16
が接続して設けられ、この方にも閉じた系が形成されて
いる。なお、蓄熱タンク14には補助ヒーター17が設
けられている。また、電磁弁15には三方切換弁が用い
られ、蓄熱用の蓄熱剤としては水等の液体が用いられ
る。
【0008】このように構成された本実施の形態の作用
を次に説明する。冷蔵庫のコンプレッサー10が庫内を
冷却するため作動し始めると、それに同期して電磁弁1
5が開き蓄熱タンク14とジャケット11を連通させ
る。同時に循環ポンプ13も作動して蓄熱剤をパイプ1
2中を循環させる。パイプ12中を循環する蓄熱剤はジ
ャケット11においてコンプレッサー10の発熱により
加熱され、これにより蓄熱タンク14内の蓄熱剤も次第
に昇温する。これによりコンプレッサー10の廃熱を蓄
熱タンク14内に蓄熱する。
を次に説明する。冷蔵庫のコンプレッサー10が庫内を
冷却するため作動し始めると、それに同期して電磁弁1
5が開き蓄熱タンク14とジャケット11を連通させ
る。同時に循環ポンプ13も作動して蓄熱剤をパイプ1
2中を循環させる。パイプ12中を循環する蓄熱剤はジ
ャケット11においてコンプレッサー10の発熱により
加熱され、これにより蓄熱タンク14内の蓄熱剤も次第
に昇温する。これによりコンプレッサー10の廃熱を蓄
熱タンク14内に蓄熱する。
【0009】コンプレッサー10が停止したならば、電
磁弁15を閉じ、同時に循環ポンプ13を停止してコン
プレッサー側のパイプ12に蓄熱剤が流れないようにす
る。そして、霜取りを行うときは、電磁弁15を庫内循
環パイプ16側に開き、循環ポンプ13を動作させて蓄
熱剤を庫内循環パイプ16内を循環させ、霜取りを行う
のである。なお、必要に応じて補助ヒーター17に通電
して蓄熱剤の温度を保つようにする。
磁弁15を閉じ、同時に循環ポンプ13を停止してコン
プレッサー側のパイプ12に蓄熱剤が流れないようにす
る。そして、霜取りを行うときは、電磁弁15を庫内循
環パイプ16側に開き、循環ポンプ13を動作させて蓄
熱剤を庫内循環パイプ16内を循環させ、霜取りを行う
のである。なお、必要に応じて補助ヒーター17に通電
して蓄熱剤の温度を保つようにする。
【0010】以上の動作は、温度センサ等の信号から機
械的に行うことができる。また、マイコン等により電子
的に制御することも可能である。
械的に行うことができる。また、マイコン等により電子
的に制御することも可能である。
【0011】
【発明の効果】本発明の冷蔵庫の霜取り装置に依れば、
従来、捨てられていた冷蔵庫の廃熱を蓄熱し、そのまま
霜取り装置の熱源として再利用するので、エネルギーの
有効活用により消費電力の低減に効果がある。
従来、捨てられていた冷蔵庫の廃熱を蓄熱し、そのまま
霜取り装置の熱源として再利用するので、エネルギーの
有効活用により消費電力の低減に効果がある。
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】従来の冷蔵庫の原理ブロック図である。
10…コンプレッサー 11…ジャケット 12…パイプ 13…循環ポンプ 14…蓄熱タンク 15…電磁弁 16…庫内循環ポンプ 17…補助ヒーター
Claims (4)
- 【請求項1】 一般家庭用冷蔵庫における霜取り装置で
あって、 冷媒圧縮用のコンプレッサー(10)からの発熱を熱源
とし、この熱エネルギーを蓄熱する手段と、該蓄熱手段
に蓄熱された熱を利用して霜取りを行う霜取り手段とを
具備して成ることを特徴とする冷蔵庫の霜取り装置。 - 【請求項2】 前記蓄熱手段は、コンプレッサー(1
0)から発生する熱により加熱された蓄熱剤を貯える蓄
熱タンク(14)を具備することを特徴とする請求項1
記載の冷蔵庫の霜取り装置。 - 【請求項3】 前記蓄熱タンク(14)には補助ヒータ
(17)が設けられていることを特徴とする請求項2記
載の冷蔵庫の霜取り装置。 - 【請求項4】 前記霜取り手段は、冷蔵庫内に配設され
た循環パイプ(16)に前記蓄熱タンク(14)からの
蓄熱剤を循環させることを特徴とする請求項1記載の冷
蔵庫の霜取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11116102A JP2000304415A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 冷蔵庫の霜取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11116102A JP2000304415A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 冷蔵庫の霜取り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000304415A true JP2000304415A (ja) | 2000-11-02 |
Family
ID=14678758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11116102A Pending JP2000304415A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 冷蔵庫の霜取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000304415A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005351515A (ja) * | 2004-06-09 | 2005-12-22 | Daikin Ind Ltd | 冷凍装置 |
US7000414B2 (en) | 2002-08-06 | 2006-02-21 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Defrost and refrigerator employing the same |
CN104949408A (zh) * | 2015-05-27 | 2015-09-30 | 长安大学 | 一种热泵系统中蒸发器的除霜系统 |
JP2016142481A (ja) * | 2015-02-03 | 2016-08-08 | 三菱重工冷熱株式会社 | 冷凍装置、および負荷冷却器のデフロスト方法 |
CN108895699A (zh) * | 2018-06-25 | 2018-11-27 | 袁军 | 一种热泵及制冷空间融霜的方法及系统 |
US10443913B2 (en) | 2016-10-11 | 2019-10-15 | Panasonic Corporation | Refrigerator and method for controlling the same |
CN111174517A (zh) * | 2020-03-05 | 2020-05-19 | 福州市鼓楼区霞荣贸易有限公司 | 一种冰箱冷冻仓冰层清理器 |
CN114646166A (zh) * | 2022-03-14 | 2022-06-21 | 北京科技大学 | 一种用潜热型功能流体回收余热的冰箱及除霜系统和方法 |
-
1999
- 1999-04-23 JP JP11116102A patent/JP2000304415A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7000414B2 (en) | 2002-08-06 | 2006-02-21 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Defrost and refrigerator employing the same |
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CN104949408A (zh) * | 2015-05-27 | 2015-09-30 | 长安大学 | 一种热泵系统中蒸发器的除霜系统 |
CN104949408B (zh) * | 2015-05-27 | 2017-11-21 | 长安大学 | 一种热泵系统中蒸发器的除霜系统 |
US10443913B2 (en) | 2016-10-11 | 2019-10-15 | Panasonic Corporation | Refrigerator and method for controlling the same |
CN108895699A (zh) * | 2018-06-25 | 2018-11-27 | 袁军 | 一种热泵及制冷空间融霜的方法及系统 |
CN111174517A (zh) * | 2020-03-05 | 2020-05-19 | 福州市鼓楼区霞荣贸易有限公司 | 一种冰箱冷冻仓冰层清理器 |
CN111174517B (zh) * | 2020-03-05 | 2020-12-22 | 浙江鼎兴企业管理有限公司 | 一种冰箱冷冻仓冰层清理器 |
CN114646166A (zh) * | 2022-03-14 | 2022-06-21 | 北京科技大学 | 一种用潜热型功能流体回收余热的冰箱及除霜系统和方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060316 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080729 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090210 |