JPS5914702Y2 - 解凍装置付冷凍冷蔵庫の制御装置 - Google Patents
解凍装置付冷凍冷蔵庫の制御装置Info
- Publication number
- JPS5914702Y2 JPS5914702Y2 JP1977134256U JP13425677U JPS5914702Y2 JP S5914702 Y2 JPS5914702 Y2 JP S5914702Y2 JP 1977134256 U JP1977134256 U JP 1977134256U JP 13425677 U JP13425677 U JP 13425677U JP S5914702 Y2 JPS5914702 Y2 JP S5914702Y2
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- JP
- Japan
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- refrigerator
- freezer
- temperature
- switch
- compartment
- Prior art date
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は高周波発振器を用いて冷凍食品などの解凍、す
なわち加熱を行なう解凍装置を備えた冷凍冷蔵庫の制御
装置に関するもので、とくに解凍装置を動作させた時に
冷蔵室の温度が上昇するのを防止するための制御装置に
関するものである。
なわち加熱を行なう解凍装置を備えた冷凍冷蔵庫の制御
装置に関するもので、とくに解凍装置を動作させた時に
冷蔵室の温度が上昇するのを防止するための制御装置に
関するものである。
冷凍冷蔵庫の冷凍室に貯蔵された食品などを解凍するた
めに、高周波発振器を用いた解凍装置が開発されている
。
めに、高周波発振器を用いた解凍装置が開発されている
。
第１図に、この種の解凍装置の１例である誘電加熱装置
を原理図により示す。
を原理図により示す。
電源１から高周波発振器２に供給された電力は、高周波
発振器２により高周波電力に変換されて、電極３および
３′に供給され、電極３および３′の間に高周波電界を
発生する。
発振器２により高周波電力に変換されて、電極３および
３′に供給され、電極３および３′の間に高周波電界を
発生する。
電極３および３′の間に置かれた冷凍食品４は高周波電
界による誘電体損失により発熱し、解凍される。
界による誘電体損失により発熱し、解凍される。
一般に、この種の解凍装置においては、電力効率が悪く
電源１から供給された電力の約５０％が冷凍食品４の解
凍のために消費され、残りの５０％は高周波発振器２で
消費され高周波発振器２を発熱させる。
電源１から供給された電力の約５０％が冷凍食品４の解
凍のために消費され、残りの５０％は高周波発振器２で
消費され高周波発振器２を発熱させる。
通常、解凍装置を備えた冷凍冷蔵庫において、解凍装置
は実用上の便利さのためなどの理由により、冷蔵室の扉
に設置されており、高周波発振器で発生した熱の多くは
、冷蔵室内へ漏洩し、冷蔵室の温度を上昇させる。
は実用上の便利さのためなどの理由により、冷蔵室の扉
に設置されており、高周波発振器で発生した熱の多くは
、冷蔵室内へ漏洩し、冷蔵室の温度を上昇させる。
一般の冷凍冷蔵庫における冷凍室の温度制御は冷凍室に
設置したサーモスタットで冷凍室内の温度を検知し、温
度が高い場合には冷凍装置を動作させ、ある決められた
温度に下降すると動作を停止して行なっている。
設置したサーモスタットで冷凍室内の温度を検知し、温
度が高い場合には冷凍装置を動作させ、ある決められた
温度に下降すると動作を停止して行なっている。
冷蔵室の温度制御は、冷凍室から冷蔵室へ冷蔵室から冷
凍室へと循環する空気の量を増減して行ない、冷蔵室の
温度が高い場合には循環する空気の量を増加させて冷蔵
室の温度を低下させ、温度が低下すると循環する空気の
量を減少させる。
凍室へと循環する空気の量を増減して行ない、冷蔵室の
温度が高い場合には循環する空気の量を増加させて冷蔵
室の温度を低下させ、温度が低下すると循環する空気の
量を減少させる。
空気の循環は冷凍室に設置されたファンモータによって
行なわれ、一般に冷凍装置が動作するとファンモータも
同時に動作するように構成されている。
行なわれ、一般に冷凍装置が動作するとファンモータも
同時に動作するように構成されている。
したがって、何らかの要因により冷蔵室に熱が加えられ
たと仮定すると、冷蔵室の温度は上昇をし、冷凍装置と
ファンモータが動作するまで上昇を続けるので、再び温
度が低下するまでにかなりの時間を要する。
たと仮定すると、冷蔵室の温度は上昇をし、冷凍装置と
ファンモータが動作するまで上昇を続けるので、再び温
度が低下するまでにかなりの時間を要する。
前記したように解凍装置を備えた従来の冷凍冷蔵庫にお
いては、解凍装置を動作させると高周波発振器で消費さ
れた電力量は熱となり、冷蔵室内へ漏洩し、冷蔵室の温
度を上昇させるので再び冷蔵室の温度が低下するまでに
かなりの時間を要し、冷蔵室に貯蔵された食品の温度が
上昇してしまう欠点がある。
いては、解凍装置を動作させると高周波発振器で消費さ
れた電力量は熱となり、冷蔵室内へ漏洩し、冷蔵室の温
度を上昇させるので再び冷蔵室の温度が低下するまでに
かなりの時間を要し、冷蔵室に貯蔵された食品の温度が
上昇してしまう欠点がある。
本考案の目的は上記した従来技術の欠点をなくし、解凍
装置を動作させた場合に、冷凍室の温度とは無関係に冷
凍装置を動作させ、空気を循環させることにより冷蔵室
に貯蔵された食品の温度上昇を防止する制御装置を得る
ことにある。
装置を動作させた場合に、冷凍室の温度とは無関係に冷
凍装置を動作させ、空気を循環させることにより冷蔵室
に貯蔵された食品の温度上昇を防止する制御装置を得る
ことにある。
以下、本考案を図に示す実施例により説明する。
第２図は本考案の制御装置を使用した冷凍冷蔵庫の回路
構成を示すブロック図で、５は商用電源、６は解凍装置
、７は冷凍装置である。
構成を示すブロック図で、５は商用電源、６は解凍装置
、７は冷凍装置である。
解凍装置６の高周波発振器８は電源スィッチ９に直列に
接続されて商用電源５に接続されている。
接続されて商用電源５に接続されている。
電磁リレー１０は高周波発振器８に並列に接続され、ス
イッチ１１は電磁リレー１０に電流が流れると閉じる常
開接点を有するスイッチで、電磁リレー１０とスイッチ
１１が本考案の制御装置である。
イッチ１１は電磁リレー１０に電流が流れると閉じる常
開接点を有するスイッチで、電磁リレー１０とスイッチ
１１が本考案の制御装置である。
スイッチ１１に並列に接続されたスイッチ１２は冷凍室
の温度の変化によって開閉するサーモスイッチ（以下サ
ーモスタットと呼ぶ）で、圧縮機１３に直列に接続され
て商用電源５に接続されている。
の温度の変化によって開閉するサーモスイッチ（以下サ
ーモスタットと呼ぶ）で、圧縮機１３に直列に接続され
て商用電源５に接続されている。
圧縮機１３には冷凍室から冷蔵室へ空気を循環させるた
めのファンモータ１４が並列に接続されている。
めのファンモータ１４が並列に接続されている。
圧縮機１３に接続された凝縮器１５、キャピラリチュー
ブ１６及び冷却器１７はいわゆる冷凍サイクルを構成し
ている。
ブ１６及び冷却器１７はいわゆる冷凍サイクルを構成し
ている。
解凍装置６の電源スィッチ９が閉じていない場合におい
ては、電磁リレー１０に電流が流れないためスイッチ１
１の接点は開いており、冷凍装置７では冷凍室の温度が
上昇してスイッチ１２が閉じると圧縮機１３及びファン
モータ１４仝こ電流が流れ冷凍装置７が動作し冷凍室お
よび冷蔵室を冷却する。
ては、電磁リレー１０に電流が流れないためスイッチ１
１の接点は開いており、冷凍装置７では冷凍室の温度が
上昇してスイッチ１２が閉じると圧縮機１３及びファン
モータ１４仝こ電流が流れ冷凍装置７が動作し冷凍室お
よび冷蔵室を冷却する。
冷凍室の温度が低下するとスイッチ１２は開き、圧縮機
１３及びファンモータ１４に電流は流れず、動作は停止
する。
１３及びファンモータ１４に電流は流れず、動作は停止
する。
解凍装置６の電源スィッチ９が閉じている場合において
は、高周波発振器８に電流が流れ解凍装置６が動作する
と同時に、電磁リレー１０にも電流が流れるためスイッ
チ１１が閉じ、圧縮機１３及びファンモータ１４にも電
流が流れ冷凍装置７が動作する。
は、高周波発振器８に電流が流れ解凍装置６が動作する
と同時に、電磁リレー１０にも電流が流れるためスイッ
チ１１が閉じ、圧縮機１３及びファンモータ１４にも電
流が流れ冷凍装置７が動作する。
この時圧縮機１３及びファンモータ１４の動作はサーモ
スタット１２の状態には無関係である。
スタット１２の状態には無関係である。
前述したように、電磁リレー１０とスイッチ１１によっ
て構成される制御装置を設けたことが本考案の特徴であ
り、この制御装置により、サーモスタット１２の状態に
は無関係、すなわち冷凍室の温度とは無関係に冷凍装置
７が動作する。
て構成される制御装置を設けたことが本考案の特徴であ
り、この制御装置により、サーモスタット１２の状態に
は無関係、すなわち冷凍室の温度とは無関係に冷凍装置
７が動作する。
したがって、解凍装置６を動作させた時に高周波発振器
８で発生した熱が冷蔵室に漏洩しても、冷凍室から冷蔵
室へ空気が循環するため、冷蔵室の温度の上昇、ひいて
は食品の温度上昇を防止することができる。
８で発生した熱が冷蔵室に漏洩しても、冷凍室から冷蔵
室へ空気が循環するため、冷蔵室の温度の上昇、ひいて
は食品の温度上昇を防止することができる。
第１図は誘電加熱装置の原理図、第２図は本考案の制御
装置を使用した冷凍冷蔵庫の回路構成を示すブロック図
である。 ６・・・・・・解凍装置、７・・・・・・冷凍装置、８
・・・・・・高周波発振器、９・・・・・・電源スィッ
チ、１０・・・・・・電磁リレー１１・・・・・・スイ
ッチ。
装置を使用した冷凍冷蔵庫の回路構成を示すブロック図
である。 ６・・・・・・解凍装置、７・・・・・・冷凍装置、８
・・・・・・高周波発振器、９・・・・・・電源スィッ
チ、１０・・・・・・電磁リレー１１・・・・・・スイ
ッチ。
Claims (1)
- 冷蔵室と冷凍室を有し、冷凍室内の温度の変化に応じて
開閉するサーモスイッチによって冷凍装置が動作する冷
凍冷蔵庫において、冷蔵室に設置され高周波発振器が用
いられた解凍装置と、解凍装置を動作させる電源スィッ
チと、上記サーモスイッチに並列に接続された常開接点
を有するスイッチとを有し、上記電源スィッチに連動し
て上記常開接点を有するスイッチを閉じることを特徴と
する解凍装置付冷凍冷蔵庫の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977134256U JPS5914702Y2 (ja) | 1977-10-07 | 1977-10-07 | 解凍装置付冷凍冷蔵庫の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977134256U JPS5914702Y2 (ja) | 1977-10-07 | 1977-10-07 | 解凍装置付冷凍冷蔵庫の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5460762U JPS5460762U (ja) | 1979-04-26 |
| JPS5914702Y2 true JPS5914702Y2 (ja) | 1984-04-28 |
Family
ID=29103472
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977134256U Expired JPS5914702Y2 (ja) | 1977-10-07 | 1977-10-07 | 解凍装置付冷凍冷蔵庫の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5914702Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104930804B (zh) * | 2015-06-26 | 2017-08-15 | 合肥美的电冰箱有限公司 | 解冻间室结构、解冻设备和解冻控制方法 |
| JP7142212B2 (ja) * | 2017-06-07 | 2022-09-27 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 冷蔵庫 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4996553U (ja) * | 1972-12-11 | 1974-08-20 |
-
1977
- 1977-10-07 JP JP1977134256U patent/JPS5914702Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5460762U (ja) | 1979-04-26 |
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