JP2000302217A - ラック装置の支柱構成体及びラック装置の支柱 - Google Patents

ラック装置の支柱構成体及びラック装置の支柱

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JP2000302217A
JP2000302217A JP11111669A JP11166999A JP2000302217A JP 2000302217 A JP2000302217 A JP 2000302217A JP 11111669 A JP11111669 A JP 11111669A JP 11166999 A JP11166999 A JP 11166999A JP 2000302217 A JP2000302217 A JP 2000302217A
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strut member
strut
column
rack device
force
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JP11111669A
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Osamu Fukuda
修 福田
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地震時において支柱に加わる、支柱を引っ張
る力を吸収する。 【解決手段】 地震時において支柱に加わる、支柱を引
っ張る力は、連結板4の変形によって吸収される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動倉庫等のラッ
ク装置の支柱構成体及びラック装置の支柱に関する。
【0002】
【従来技術の欠点】従来のラック装置の支柱は単なる長
尺の棒状のものであったため、地震時において、支柱を
引っ張る力が支柱に作用した際、その力を吸収すること
が出来ず、その結果、ラック装置の地震応答値が大きく
なってしまい、予測していた以上に大きな地震の場合に
は、支柱が破損する等の恐れがあった。
【0003】
【前記欠点を解消するための手段】本発明は前記欠点を
解消するために以下の如き手段を採用した。請求項1の
発明は、支柱部材と、支柱部材の少なくとも下端に設け
られ、支柱部材を挾んで位置する外方張出片を有する連
結板とを有しており、連結板は、外方張出片を固定した
状態で支柱部材を上方に引っ張る力が作用した際に、支
柱部材の上方への移動を許容するように変形自在となさ
れているラック装置の支柱構成体である。請求項2の発
明は、少なくとも2本の支柱構成体を上下に連結して構
成されたラック装置の支柱であって、支柱構成体が、支
柱部材と、支柱部材の突き合わせ端に設けられ、支柱部
材を挾んで位置する外方張出片を有する連結板とを有し
ており、連結板は、外方張出片を固定した状態で上方の
支柱部材を上方に引っ張る力が作用した際に、支柱部材
の上方への移動を許容するように変形自在となされてい
るラック装置の支柱である。請求項3の発明は、前記連
結板が平面形状矩形となされると共に、その外方張出片
が接続片となされている請求項1記載のラック装置の支
柱構成体である。
【0004】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏する。 請求項1の発明によれば、地震時において支柱に加わ
る、支柱を引き伸ばすような力を連結板によって吸収し
て、ラック装置の破損等を防止することが出来る。 請求項2の発明によれば、地震時において支柱に加わ
る、支柱を引き伸ばすような力を連結板によって吸収し
て、ラック装置の破損等を防止することが出来る。 請求項3の発明によれば、連結板が平面形状矩形とな
されると共に、その外方張出片が接続片となされている
ので、即ち、連結板の中央部を固定しないので、連結板
の中央部が変形しやすく、その結果、地震時において支
柱を引き伸ばすような力が支柱に作用した際において、
その力を効果的且つ確実に吸収することが出来る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。なお、この説明において、前とは図1紙面表側
を、後とは同裏側をいい、左とは図1左側を、右とは同
図右側をいう。
【0006】ラック装置の支柱構成体1は、支柱部材2
と、支柱部材2の上下端の少なくとも一方に、具体的に
は上下端に設けられた、支柱部材2を挾んで位置する外
方張出片7を有する極軟鋼等の金属板からなる連結板4
とを有している。前記連結板4は、外方張出片7と支柱
部材2とに両者を引き離すような力が作用した際、変形
(弾性変形及び塑性変形の両方を含む。)して支柱部材
2側に凸状となるようになされている。
【0007】前記連結板4は平面形状矩形となされると
共に、その外方張出片7が上下に貫通した所要個のボル
ト挿通孔(図示略)を有する接続片となされている。
【0008】図3には、支柱構成体1を使用して構築さ
れたラック装置の要部正面図が示されている。一番下の
支柱部材2の下側の連結板4は、その外方張出片7(接
続片)の部分において床面にアンカーボルト・ナット等
によって固定される。一番上の支柱部材2の上側の連結
板4は、図示は省略しているが、外方張出片7の部分に
おいて上部水平梁等にボルト・ナット等によって固定さ
れる。中間の支柱部材2の相互に突き合う連結板4同士
は、それら外方張出片7の部分においてボルト・ナット
によって固定される。なお、上下の外方張出片7の連結
手段は、ボルト・ナット等に限定されるものでなく、溶
接等であってもよい。図1及び図2に示すごとく、前後
方向に所定間隔をあけて立設された支柱を構成する前後
の支柱部材2には、溶接等の手段によって公知の棚部材
10が渡し止められる。前記棚部材10は、左右方向の
中間部が支柱部材2に固定されるアーム11と、前後の
アーム11の右端同士及び左端同士に渡された物品支承
桟12とを有するものである。このようにして構築され
たラック装置において、物品は、支柱を介することなく
対向する左右の物品支承桟12に跨るようにして載置さ
れるものである。なお、図3において、左右の支柱部材
2同士や前後の支柱部材2同士を連結する連結バー(ラ
チスバー、水平ラチスバー、ブレース等)の図示は、省
略されている。
【0009】地震時において支柱に加わる、支柱を引っ
張る力は、連結板4が図4に示すごとく変形することに
よって吸収される。即ち、地震時において支柱部材2を
上方に引っ張る力が作用した際に、連結板4が図4に示
すごとく変形して支柱部材2の上方への移動が許容され
る。
【0010】以下に変形例等について説明を加える。 (1)連結板4の素材は極軟鋼に限定されない。連結板
4の平面形状は任意である。 (2)支柱部材2の長さ・断面形状は任意である。ま
た、請求項2の発明において、支柱を構成する支柱部材
2の本数は少なくとも2本あればよい。 (3)外方張出片7には、ボルト挿通孔が不要の場合、
ボルト挿通孔は形成されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す要部正面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う中間省略の断面図で
ある。
【図3】支柱構成体を使用して組み立てられたラック装
置の前側から見たスケルトン図である。
【図4】支柱に引っ張り力が作用した時の状態を示す要
部正面図である。
【符号の説明】
1 支柱構成体 2 支柱部材 4 連結板 7 外方張出片 10 棚部材 11 アーム 12 物品支承桟

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱部材と、支柱部材の少なくとも下端
    に設けられ、支柱部材を挾んで位置する外方張出片を有
    する連結板とを有しており、連結板は、外方張出片を固
    定した状態で支柱部材を上方に引っ張る力が作用した際
    に、支柱部材の上方への移動を許容するように変形自在
    となされているラック装置の支柱構成体。
  2. 【請求項2】 少なくとも2本の支柱構成体を上下に連
    結して構成されたラック装置の支柱であって、支柱構成
    体が、支柱部材と、支柱部材の突き合わせ端に設けら
    れ、支柱部材を挾んで位置する外方張出片を有する連結
    板とを有しており、連結板は、外方張出片を固定した状
    態で上方の支柱部材を上方に引っ張る力が作用した際
    に、支柱部材の上方への移動を許容するように変形自在
    となされているラック装置の支柱。
  3. 【請求項3】 前記連結板が平面形状矩形となされると
    共に、その外方張出片が接続片となされている請求項1
    記載のラック装置の支柱構成体。
JP11111669A 1999-04-20 1999-04-20 ラック装置の支柱構成体及びラック装置の支柱 Pending JP2000302217A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009147298A (ja) * 2008-09-24 2009-07-02 Sumitomo Heavy Ind Ltd ステージ装置

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