JP2000302209A - 立体収納設備 - Google Patents

立体収納設備

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JP2000302209A
JP2000302209A JP11112211A JP11221199A JP2000302209A JP 2000302209 A JP2000302209 A JP 2000302209A JP 11112211 A JP11112211 A JP 11112211A JP 11221199 A JP11221199 A JP 11221199A JP 2000302209 A JP2000302209 A JP 2000302209A
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JP
Japan
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frame
rotation angle
guide rail
storage facility
wheel
Prior art date
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Pending
Application number
JP11112211A
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English (en)
Inventor
Takeshi Ogawa
健 小川
Yasuhiro Tsutsumi
靖浩 堤
Koji Ohata
耕治 大畠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 架構の斜行を防止可能な立体収納設備を提供
する。 【解決手段】 走行路1に並列に配置され且つ左右両側
に駆動車輪9,10及び転動車輪11,12を枢支した
複数の架構13と、駆動車輪9,10ごとに設けた車輪
駆動機構14,15と、転動車輪11,12ごとに設け
た回転角検出器16,17と、走行路1の一側に配置し
たガイドレール19と、架構13のガイドレール19側
に固着したアーム20と、アーム20に取り付けられ且
つガイドレール19に係合するガイドローラ21と、回
転角検出器16,17の回転角検出信号22に基づき車
輪駆動機構14,15を制御する移動制御器23とを備
え、回転角検出器16,17の回転角検出信号22に基
づき、移動制御器23が架構進行方向に向かって先行し
ている駆動車輪9,10の回転数を減少させるように車
輪駆動機構14,15を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は立体収納設備に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図4乃至図6は従来の立体収納設備の一
例を示すもので、この立体収納設備は、走行路1に並列
に配置した物品収納用の複数の架構2と、走行路1に接
し且つ架構2のそれぞれが互いに近接離反し得るように
各架構2の左右両側に枢支した無フランジの車輪3と、
該車輪3を回転させ得るように各架構2に設けた車輪駆
動機構4と、上部及び下部に全長にわたる溝5を有し且
つ走行路1の一側に沿って水平に配置したガイドレール
6と、該ガイドレール6の溝5に嵌入するように各架構
2にブラケット7を介して枢支したガイドローラ8とを
備えている。
【0003】各架構2は、それぞれの車輪駆動機構4を
作動させると、単独で走行路1を自走する。
【0004】また、走行路1の全長L、架構2の前後方
向の寸法E、及び架構2の数は、走行路1内にフォーク
リフトなどの物品搬送機が出入り可能な間隔S(図4参
照)が形成できるように設定されている。
【0005】図4乃至図6に示す立体収納設備におい
て、物品の入出庫を行なう際には、各架構2を順次移動
させて、入出庫作業を行なうべき架構2の端面と、それ
に隣接する他の架構2の端面との間に、前記の間隙Sを
形成する。
【0006】この立体収納設備は、無フランジの車輪3
によって各架構2を移動させるので走行路1に突起や溝
が形成されず、よって、物品搬送機が間隙Sへ容易に乗
り入れることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4乃
至図6に示す立体収納設備では、空転などに起因する摩
耗が生じて架構2の左側の車輪3と右側の車輪3の外径
が異なっていると、架構2が走行路1に対して斜めに進
む斜行が発生する。
【0008】更に、架構2の移動に伴って斜行角度が大
きくなると、ガイドローラ8を枢支しているブラケット
7などがガイドレール6に接して、架構2が移動できな
くなることがある。
【0009】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、架構の斜行を防止し得る立体収納設備を提供するこ
とを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の立体収納設備では、走行路に並列に配置し
た物品収納用の複数の架構と、走行路に接するように各
架構の左右両側に枢支した無フランジの駆動車輪及び転
動車輪と、左右の駆動車輪ごとに設けた駆動機構と、左
右の転動車輪ごとに設けられた回転角検出器と、走行路
の一側に沿って配置したガイドレールと、各架構にガイ
ドレール側へ突出するように固着したアームに取り付け
られ且つガイドレールに係合する係合部材と、左右の回
転角検出器からの回転角検出信号に基づき左右の車輪駆
動機構を制御する移動制御器とを備えている。
【0011】本発明の立体収納設備においては、移動中
の架構が斜行しようとすると、単位時間あたりの左右の
回転角検出器の信号発振数に相違が生じる。
【0012】更に、移動制御器が両回転角検出器からの
信号に基づき、架構進行方向に向かって先行している車
輪の回転数を減少させるように車輪駆動機構を制御す
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例に基づき説明する。
【0014】図1乃至図3は本発明の立体収納設備の実
施の形態の一例であり、図中、図4乃至図6と同一の符
号を付した部分は同一物を表している。
【0015】この立体収納設備は、走行路1に並列に配
置され且つ左右両側に無フランジの駆動車輪9,10及
び転動車輪11,12を有する複数の架構13と、左側
の駆動車輪9を回転させ得るように各架構13に設けた
左側車輪駆動機構14と、右側の駆動車輪10を回転さ
せ得るように各架構13に設けた右側車輪駆動機構15
と、左側の転動車輪11の回転角を検出し得るように各
架構13に設けた左側回転角検出器16と、右側の転動
車輪12の回転角を検出し得るように各架構13に設け
た右側回転角検出器17と、上部に全長にわたって延び
る溝18を有し且つ走行路1の一側に沿って略水平に配
置したガイドレール19と、各架構13にガイドレール
19側へ突出するように固着したアーム20と、該アー
ム20に枢支され且つガイドレール19の溝18に転動
可能に嵌入したガイドローラ21と、左右の回転角検出
器16,17からの回転角検出信号22に基づき左右の
車輪駆動機構14,15を制御する移動制御器23とを
備えている。
【0016】左右の車輪駆動機構14,15は、図2に
示すように、モータ24と、該モータ24の回転速度を
減速して各駆動車輪9,10へ伝達する減速機25とに
よって構成されている。
【0017】左右の回転角検出器16,17には、ロー
タリエンコーダなどのパルス発生器が用いられている。
【0018】移動制御器23は、操作盤(図示せず)か
らの移動指令信号26に基づき、該移動指令信号26に
応じた方向へ架構13が移動するように左側車輪駆動機
構14及び右側車輪駆動機構15を制御し、また、左側
回転角検出器16及び右側回転角検出器17からの回転
角検出信号22に基づき、架構13に斜行が生じはじめ
ているか否かを判定し、図3に示すような手順で、左側
車輪駆動機構14及び右側車輪駆動機構15を制御する
ように構成されている。
【0019】図1乃至図3に示す立体収納設備におい
て、物品の入出庫を行なう際に、入出庫作業の対象とな
る架構13の番号を操作盤に入力設定すると、該操作盤
から各架構13の移動制御器23に対して、個々の架構
13の移動方向及び移動量に応じた移動指令信号26が
出力され、各架構13の移動制御器23が移動指令信号
26に基づき、左側車輪駆動機構14及び右側車輪駆動
機構15を作動させる。
【0020】これにより、入出庫を行なうべき架構13
の端面と、それに隣接する他の架構13の端面との間
に、フォークリフトなどの物品搬送機が出入り可能な間
隔S(図4参照)が形成される。
【0021】また、移動中の架構13が斜行しはじめる
と、当該架構13の左側の転動車輪11の回転角を検出
する左側回転角検出器16及び右側の転動車輪12の回
転角を検出する右側回転角検出器17からそれぞれ発信
される回転角検出信号22の単位時間あたりの信号発振
数に相違が生じる。
【0022】この回転角検出信号22に基づいて、図3
の制御系のブロック図に示すように、単位時間あたりの
回転数が多い転動車輪11(あるいは転動車輪12)、
すなわち、架構13の進行方向に向かって先行している
側の転動車輪11(あるいは転動車輪12)の回転数が
減少するように、移動制御器23が車輪駆動機構14
(あるいは車輪駆動機構15)を制御して、駆動車輪9
(あるいは駆動車輪10)の回転数を調整し、架構13
の斜行を解消する。
【0023】上述のように、図1乃至図3に示す立体収
納設備では、摩耗の原因となる空転などが発生せず且つ
外径が異なる懸念の少ない転動車輪11,12の回転角
を回転角検出器16,17で検出し、該回転角検出器1
6,17からの回転角検出信号22の信号発振数に基づ
き、各架構13の移動制御器23が左右の車輪駆動機構
14,15を制御するので、左側駆動車輪9と右側駆動
車輪10の外径の相違などに起因した架構13の斜行を
解消することができる。
【0024】更に、架構13の移動に伴って斜行角度が
増大しないので、ガイドローラ21を枢支しているアー
ム20などがガイドレール19に接することによる移動
不能が架構13に生じない。
【0025】なお、本発明の立体収納設備は上述した実
施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨
を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは
勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の立体収納設
備によれば、摩耗の原因となる空転などが発生せず外径
が異なる懸念の少ない左右の転動車輪の回転角を回転角
検出器で検出し、該回転角検出器からの回転角検出信号
に基づき、各架構の車輪駆動機構を制御し、左右の駆動
車輪の回転数を調整するので、架構の斜行を確実に抑制
することができ、よって、斜行角度の増大による架構の
移動不能が生じない、という優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の立体収納設備の実施の形態の一例の斜
視図である。
【図2】図1に関連する車輪駆動機構部分の側面図であ
る。
【図3】図1に関連する制御系のブロック図である。
【図4】従来の立体収納設備の一例の全体平面図であ
る。
【図5】図4に関連する架構の斜視図である。
【図6】図4に関連するガイドローラ部分の側面図であ
る。
【符号の説明】
1 走行路 9 左側駆動車輪 10 右側駆動車輪 11 左側転動車輪 12 右側転動車輪 13 架構 14 左側車輪駆動機構 15 右側車輪駆動機構 16 左側回転角検出器 17 右側回転角検出器 19 ガイドレール 20 アーム 21 ガイドローラ(係合部材) 22 回転角検出信号 23 移動制御器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大畠 耕治 東京都江東区毛利一丁目19番10号 石川島 播磨重工業株式会社江東事務所内 Fターム(参考) 3F022 FF23 MM52 NN21 QQ03

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行路に並列に配置した物品収納用の複
    数の架構と、走行路に接するように各架構の左右両側に
    枢支した無フランジの駆動車輪及び転動車輪と、左右の
    駆動車輪ごとに設けた駆動機構と、左右の転動車輪ごと
    に設けた回転角検出器と、走行路の一側に沿って配置し
    たガイドレールと、各架構にガイドレール側へ突出する
    ように固着したアームに取り付けられ且つガイドレール
    に係合する係合部材と、左右の回転角検出器からの回転
    角検出信号に基づき左右の車輪駆動機構を制御する移動
    制御器とを備えたことを特徴とする立体収納設備。
JP11112211A 1999-04-20 1999-04-20 立体収納設備 Pending JP2000302209A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6845834B2 (en) 2001-03-19 2005-01-25 Daifuku Co., Ltd. Movable rack system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6845834B2 (en) 2001-03-19 2005-01-25 Daifuku Co., Ltd. Movable rack system

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