JP2000301879A - シャープペンシル - Google Patents
シャープペンシルInfo
- Publication number
- JP2000301879A JP2000301879A JP11112973A JP11297399A JP2000301879A JP 2000301879 A JP2000301879 A JP 2000301879A JP 11112973 A JP11112973 A JP 11112973A JP 11297399 A JP11297399 A JP 11297399A JP 2000301879 A JP2000301879 A JP 2000301879A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grip
- barrel
- locking piece
- barrel tube
- mechanical pencil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 口金を外してもグリップが抜け落ちることが
なく、更に、グリップと軸筒の間にゴム等の異物が入り
込む恐れがないシャープペンシルを提供する。 【解決手段】 軸筒７の前部細径部７Ａに、ゴム又は熱
可塑性エラストマー等の軟質弾性体からなる滑り止め用
のグリップ８を外嵌する。更に、軸筒７の前部に係止駒
９を固着し、係止駒９と軸筒７の外段７Ｂによりグリッ
プ８を挟持する。
なく、更に、グリップと軸筒の間にゴム等の異物が入り
込む恐れがないシャープペンシルを提供する。 【解決手段】 軸筒７の前部細径部７Ａに、ゴム又は熱
可塑性エラストマー等の軟質弾性体からなる滑り止め用
のグリップ８を外嵌する。更に、軸筒７の前部に係止駒
９を固着し、係止駒９と軸筒７の外段７Ｂによりグリッ
プ８を挟持する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、滑り止め用のグリ
ップを設けたシャープペンシルに関するものである。
ップを設けたシャープペンシルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】チャックにより芯を繰り出すシャープペ
ンシルは、軸筒より口金を外して口金内の折損芯を取り
除いていたために、軸筒と口金を分離する必要があっ
た。したがって、軸筒の前部細径部にグリップを外嵌
し、口金の後端と軸筒の外段により前記グリップを挟持
して取り付けていた。
ンシルは、軸筒より口金を外して口金内の折損芯を取り
除いていたために、軸筒と口金を分離する必要があっ
た。したがって、軸筒の前部細径部にグリップを外嵌
し、口金の後端と軸筒の外段により前記グリップを挟持
して取り付けていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】したがって、口金を外
した時にグリップが外れたり、軸筒よりグリップが移動
してしまう恐れがあった。このグリップが外れて床に落
下してしまうとグリップが汚れてしまい、水洗いしてか
ら軸筒に取り付けなければならないという煩わしさがあ
った。また、グリップが軸筒から移動してしまうと、軸
筒とグリップの間にゴミ等の異物が入り込み、グリップ
を持った時に凹凸を感じて保持しにくいという問題があ
り、更に、グリップを透明にした場合には外観を非常に
損なうという問題が発生するものであった。
した時にグリップが外れたり、軸筒よりグリップが移動
してしまう恐れがあった。このグリップが外れて床に落
下してしまうとグリップが汚れてしまい、水洗いしてか
ら軸筒に取り付けなければならないという煩わしさがあ
った。また、グリップが軸筒から移動してしまうと、軸
筒とグリップの間にゴミ等の異物が入り込み、グリップ
を持った時に凹凸を感じて保持しにくいという問題があ
り、更に、グリップを透明にした場合には外観を非常に
損なうという問題が発生するものであった。
【０００４】本発明は、上記課題を解消するシャープペ
ンシルを提供することを目的とするものである。
ンシルを提供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、軸筒と、軸筒
から分離可能な口金と、芯を繰り出す為のチャックから
なるシャープペンシルにおいて、軸筒の前部細径部に、
ゴム又は熱可塑性エラストマー等の軟質弾性体からなる
滑り止め用のグリップを外嵌する。更に、軸筒の前部に
係止駒を固着し、係止駒と軸筒の外段によりグリップを
挟持する。
から分離可能な口金と、芯を繰り出す為のチャックから
なるシャープペンシルにおいて、軸筒の前部細径部に、
ゴム又は熱可塑性エラストマー等の軟質弾性体からなる
滑り止め用のグリップを外嵌する。更に、軸筒の前部に
係止駒を固着し、係止駒と軸筒の外段によりグリップを
挟持する。
【０００６】
【実施例】以下、図１に基づいて本発明のシャープペン
シルにおける第１実施例を説明する。チャック１と、チ
ャック１に連結された合成樹脂パイプからなる芯タンク
２と、チャック１の頭部１Ａに外嵌された締リング３
と、締リング３を受け止める連結具４と、連結具４と芯
タンク２の間に張架されるスプリング５とによりシャー
プペンシルの機構部を構成する。前記芯タンク２内には
芯６が収納されている。
シルにおける第１実施例を説明する。チャック１と、チ
ャック１に連結された合成樹脂パイプからなる芯タンク
２と、チャック１の頭部１Ａに外嵌された締リング３
と、締リング３を受け止める連結具４と、連結具４と芯
タンク２の間に張架されるスプリング５とによりシャー
プペンシルの機構部を構成する。前記芯タンク２内には
芯６が収納されている。
【０００７】軸筒７の前部細径部７Ａには、ゴムあるい
は熱可塑性エラストマー等の軟質弾性体からなる滑り止
め用のグリップ８を外嵌し、更に、軸筒７の前部に係止
駒９を圧入固着することにより、係止駒９と軸筒７の外
段７Ｂにより前記グリップ８が挟持され、グリップ８が
軸筒７に外れることなく取り付けられる。
は熱可塑性エラストマー等の軟質弾性体からなる滑り止
め用のグリップ８を外嵌し、更に、軸筒７の前部に係止
駒９を圧入固着することにより、係止駒９と軸筒７の外
段７Ｂにより前記グリップ８が挟持され、グリップ８が
軸筒７に外れることなく取り付けられる。
【０００８】更に、機構部の芯タンク２が挿通可能に軸
筒７の前部孔７Ｃを構成し、該前部孔７Ｃの前方より前
記機構部の芯タンク２を挿入する。かつ、軸筒７の前部
に着脱可能に口金１０を螺合することにより、口金１０
の内段１０Ａと軸筒７の前端により連結具４を挟持す
る。同時に、口金１０の後端はグリップ８の前端に圧接
される。
筒７の前部孔７Ｃを構成し、該前部孔７Ｃの前方より前
記機構部の芯タンク２を挿入する。かつ、軸筒７の前部
に着脱可能に口金１０を螺合することにより、口金１０
の内段１０Ａと軸筒７の前端により連結具４を挟持す
る。同時に、口金１０の後端はグリップ８の前端に圧接
される。
【０００９】口金１０内には芯６を適宜の力で保持する
ゴム等の弾性体で構成された芯ホルダー１１が内蔵され
る。
ゴム等の弾性体で構成された芯ホルダー１１が内蔵され
る。
【００１０】この第１実施例の場合には、係止駒９が軸
筒７の前部外段７Ｄに接しており、しかも係止駒９と軸
筒７の外段７Ｂによりグリップ８を挟持しているので、
口金１０を外してもグリップ８が抜け落ちる恐れは全く
ない。更に、グリップ８の内面と軸筒７の前部細径部７
Ａの間にゴミ等の異物が入り込む恐れも全く生じない。
特に、グリップ８を透明にした場合には、グリップ８の
内側に入り込むゴミ等の異物によって外観を損なってし
まうという心配もなくなるものである。また、口金１０
の後端がグリップ８に圧接されているので、口金１０の
螺合が緩むのを防止することができる。
筒７の前部外段７Ｄに接しており、しかも係止駒９と軸
筒７の外段７Ｂによりグリップ８を挟持しているので、
口金１０を外してもグリップ８が抜け落ちる恐れは全く
ない。更に、グリップ８の内面と軸筒７の前部細径部７
Ａの間にゴミ等の異物が入り込む恐れも全く生じない。
特に、グリップ８を透明にした場合には、グリップ８の
内側に入り込むゴミ等の異物によって外観を損なってし
まうという心配もなくなるものである。また、口金１０
の後端がグリップ８に圧接されているので、口金１０の
螺合が緩むのを防止することができる。
【００１１】図２は本発明の第２実施例を示したもの
で、図１と同一の部材は同一の符号を付してその説明を
省略する。軸筒１０７の前部細径部１０７Ａには、ゴム
あるいは熱可塑性エラストマー等の軟質弾性体からなる
滑り止め用のグリップ８を外嵌し、更に、軸筒１０７の
前部に係止駒１０９を圧入固着することにより、係止駒
１０９と軸筒１０７の外段１０７Ｂによりグリップ８が
挟持され、グリップ８が軸筒１０７に外れることなく取
り付けられる。
で、図１と同一の部材は同一の符号を付してその説明を
省略する。軸筒１０７の前部細径部１０７Ａには、ゴム
あるいは熱可塑性エラストマー等の軟質弾性体からなる
滑り止め用のグリップ８を外嵌し、更に、軸筒１０７の
前部に係止駒１０９を圧入固着することにより、係止駒
１０９と軸筒１０７の外段１０７Ｂによりグリップ８が
挟持され、グリップ８が軸筒１０７に外れることなく取
り付けられる。
【００１２】更に、機構部の芯タンク２が挿通可能に軸
筒１０７の前部孔１０７Ｃを構成し、該前部孔１０７Ｃ
の前方より前記機構部の芯タンク２を挿入する。かつ、
前記係止駒１０９に着脱可能に口金１１０を螺合するこ
とにより、口金１１０の内段１１０Ａと軸筒１０７の前
端により連結具４を挟持する。
筒１０７の前部孔１０７Ｃを構成し、該前部孔１０７Ｃ
の前方より前記機構部の芯タンク２を挿入する。かつ、
前記係止駒１０９に着脱可能に口金１１０を螺合するこ
とにより、口金１１０の内段１１０Ａと軸筒１０７の前
端により連結具４を挟持する。
【００１３】この第２実施例の場合には、係止駒１０９
が軸筒１０７の前部外段１０７Ｄに接しており、しかも
係止駒１０９と軸筒１０７の外段１０７Ｂによりグリッ
プ８を挟持しているので、口金１１０を外してもグリッ
プ８が抜け落ちる恐れは全くない。更に、グリップ８の
内面と、軸筒１０７の前部細径部１０７Ａの外周面の間
にゴミ等の異物が入り込む恐れも全く生じない。また、
係止駒１０９がリング状に外部に露出するので、口金１
１０とグリップ８の間に装飾的な効果が生じ、外観が向
上するものである。
が軸筒１０７の前部外段１０７Ｄに接しており、しかも
係止駒１０９と軸筒１０７の外段１０７Ｂによりグリッ
プ８を挟持しているので、口金１１０を外してもグリッ
プ８が抜け落ちる恐れは全くない。更に、グリップ８の
内面と、軸筒１０７の前部細径部１０７Ａの外周面の間
にゴミ等の異物が入り込む恐れも全く生じない。また、
係止駒１０９がリング状に外部に露出するので、口金１
１０とグリップ８の間に装飾的な効果が生じ、外観が向
上するものである。
【００１４】尚、図３に示した第３実施例の様に、軸筒
２０７の外段２０７Ｂと当接可能にリング１２を外嵌
し、更に、軸筒２０７の前部細径部２０７Ａに外嵌した
軟質弾性体からなるグリップ８を、前記リング１２と軸
筒２０７の前部に圧入固着された係止駒９により挟持し
て構成することも可能である。
２０７の外段２０７Ｂと当接可能にリング１２を外嵌
し、更に、軸筒２０７の前部細径部２０７Ａに外嵌した
軟質弾性体からなるグリップ８を、前記リング１２と軸
筒２０７の前部に圧入固着された係止駒９により挟持し
て構成することも可能である。
【００１５】
【発明の効果】以上説明した本発明のシャープペンシル
は、軸筒の外段と軸筒に固着される係止駒によりグリッ
プを挟持して軸筒にグリップを取り付けるために、口金
を外してもグリップが抜け落ちる恐れは全く生じない。
その上、グリップの内面と軸筒の前部細径部外周面の間
にゴミ等の異物が入り込む恐れも全く生じないという効
果が奏せられるものである。
は、軸筒の外段と軸筒に固着される係止駒によりグリッ
プを挟持して軸筒にグリップを取り付けるために、口金
を外してもグリップが抜け落ちる恐れは全く生じない。
その上、グリップの内面と軸筒の前部細径部外周面の間
にゴミ等の異物が入り込む恐れも全く生じないという効
果が奏せられるものである。
【図１】本発明のシャープペンシルの第１実施例を示す
断面図である。
断面図である。
【図２】本発明のシャープペンシルの第２実施例を示す
断面図である。
断面図である。
【図３】本発明のシャープペンシルの第３実施例を示す
断面図である。
断面図である。
１ チャック ６ 芯 ７ 軸筒 ７Ａ 軸筒７の前部細径部 ７Ｂ 軸筒７の外段 ８ グリップ ９ 係止駒 １０ 口金 １２ リング １０７ 軸筒 １０７Ａ 軸筒１０７の前部細径部 １０７Ｂ 軸筒１０７の外段 １０９ 係止駒 １１０ 口金 ２０７ 軸筒 ２０７Ａ 軸筒２０７の前部細径部 ２０７Ｂ 軸筒２０７の外段
Claims (4)
- 【請求項１】 軸筒と、軸筒から分離可能な口金と、芯
を繰り出す為のチャックからなるシャープペンシルにお
いて、軸筒の前部細径部にゴム又は熱可塑性エラストマ
ー等の軟質弾性体からなる滑り止め用のグリップを外嵌
し、更に、軸筒の前部に係止駒を固着し、係止駒と軸筒
の外段により前記グリップを挟持したことを特徴とする
シャープペンシル - 【請求項２】 軸筒と、軸筒から分離可能な口金と、芯
を繰り出す為のチャックからなるシャープペンシルにお
いて、軸筒に外嵌されたリングを軸筒の外段と当接可能
に構成するとともに、軸筒の前部細径部にゴム又は熱可
塑性エラストマー等の軟質弾性体からなる滑り止め用の
グリップを外嵌し、更に、軸筒の前部に係止駒を固着
し、係止駒とリングにより前記グリップを挟持したこと
を特徴とするシャープペンシル。 - 【請求項３】 係止駒を覆い隠す口金を軸筒の前部に着
脱可能に取り付けたことを特徴とする請求項１又は２記
載のシャープペンシル。 - 【請求項４】 軸筒の前部に固着された係止駒に口金を
着脱可能に取り付けたことを特徴とする請求項１又は２
記載のシャープペンシル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11112973A JP2000301879A (ja) | 1999-04-21 | 1999-04-21 | シャープペンシル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11112973A JP2000301879A (ja) | 1999-04-21 | 1999-04-21 | シャープペンシル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000301879A true JP2000301879A (ja) | 2000-10-31 |
Family
ID=14600206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11112973A Pending JP2000301879A (ja) | 1999-04-21 | 1999-04-21 | シャープペンシル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000301879A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002234292A (ja) * | 2001-02-08 | 2002-08-20 | Pilot Precision Co Ltd | ノツク式シャープペンシル |
| JP2011098503A (ja) * | 2009-11-05 | 2011-05-19 | Zebra Pen Corp | 筆記具 |
| WO2014148014A1 (ja) * | 2013-03-21 | 2014-09-25 | ぺんてる株式会社 | 把持部材を装着してなる筆記具の軸筒及びその軸筒を使用した筆記具 |
-
1999
- 1999-04-21 JP JP11112973A patent/JP2000301879A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002234292A (ja) * | 2001-02-08 | 2002-08-20 | Pilot Precision Co Ltd | ノツク式シャープペンシル |
| JP4601185B2 (ja) * | 2001-02-08 | 2010-12-22 | 株式会社パイロットコーポレーション | ノツク式シャープペンシル |
| JP2011098503A (ja) * | 2009-11-05 | 2011-05-19 | Zebra Pen Corp | 筆記具 |
| WO2014148014A1 (ja) * | 2013-03-21 | 2014-09-25 | ぺんてる株式会社 | 把持部材を装着してなる筆記具の軸筒及びその軸筒を使用した筆記具 |
| JPWO2014148014A1 (ja) * | 2013-03-21 | 2017-02-16 | ぺんてる株式会社 | 把持部材を装着してなる筆記具の軸筒及びその軸筒を使用した筆記具 |
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