JP2000301499A - 厚手アルミニウム箔の複合材の切断方法 - Google Patents

厚手アルミニウム箔の複合材の切断方法

Info

Publication number
JP2000301499A
JP2000301499A JP11109020A JP10902099A JP2000301499A JP 2000301499 A JP2000301499 A JP 2000301499A JP 11109020 A JP11109020 A JP 11109020A JP 10902099 A JP10902099 A JP 10902099A JP 2000301499 A JP2000301499 A JP 2000301499A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
aluminum foil
thick aluminum
composite material
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11109020A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Shimatani
謙次 島谷
Atsushi Ogasawara
淳 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUMIKEI ARUMIHAKU KK
Original Assignee
SUMIKEI ARUMIHAKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SUMIKEI ARUMIHAKU KK filed Critical SUMIKEI ARUMIHAKU KK
Priority to JP11109020A priority Critical patent/JP2000301499A/ja
Publication of JP2000301499A publication Critical patent/JP2000301499A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 片面に厚手のアルミニウム箔を有するアルミ
ニウム箔とその他の素材との複合材を切断する場合に、
厚手のアルミニウム箔の切断面が鋭利になることを防止
し、切断面に指等が接触しても傷つけるおそれがなく取
扱いやすい厚手アルミニウム箔の複合材が得られる切断
方法を得る。 【解決手段】 厚手のアルミニウム箔2による層を片面
に有する不燃紙3等とのシート状の複合材4の切断方法
であって、切断刃5に対して厚手のアルミニウム箔2の
側を上面に位置させて切断刃5で上方から切断し、切断
時に切断刃5により厚手のアルミニウム箔2の切断面4
aの上面角部を下層側に折り曲げて、前記上面角部を面
取り状に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、厚手アルミニウム
箔による層を片面に有する紙等とのシート状の複合材の
切断方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】片面をアルミニウム箔として、これに
紙、プラスチック樹脂や別のアルミニウム箔などを貼着
した複合材は、例えば図4に示すようなシステムキッチ
ン用の汚れ防止用コンロマット1やガス台汚れ防止用マ
ット等に使用されており、これらの製品ではアルミニウ
ム箔の複合材を定型に打ち抜き切断後、周囲やガスバー
ナーの顕出用の孔の周縁に係止用の段部を形成するため
の折り曲げ部を設けるなどの成形加工をしている。
【0003】かかるマットに使用されるアルミニウム箔
の複合材では、従来はアルミニウム箔の厚みが10μm以
下、主に7μm程度であり、これを切断刃で切断してい
た。この際、アルミニウム箔の面を切断刃に対して上側
または下側の任意の側に位置させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにアルミニウ
ム箔の厚みが10μm以下の場合にはアルミニウム箔の面
を切断刃に対して上側、下側のいずれの側に位置させて
も問題は生じなかったが、最近、例えば図5に示すよう
な10μm以上の厚みのアルミニウム箔2を片面に有する
不燃紙3などの別素材との複合材4を使用するようにな
ると、アルミニウム箔2の側を下側に位置させて両刃の
切断刃5で切断すると、アルミニウム箔2の厚みにより
返りが発生するか切断ベース6に対して刃が鋭利に入る
ため、厚手のアルミニウム箔2の部分の切断面4bが鋭
利になる。
【0005】このため、取扱いの方法によっては、この
鋭利な切断面4bに指等が接触すると、指等を傷つける
おそれがあり、取扱いには注意を要した。
【0006】また、アルミニウム箔2の側を上側に位置
させて切断する場合であっても、図6に示すように切断
刃5として片刃を使用した場合は、刃側でない面の切断
面4bは図5に示した場合と同様に鋭利になる可能性が
大きく、同様の問題が生じるおそれがある。
【0007】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、片面に厚手のアルミニウム箔を有するアルミニウム
箔とその他の素材との複合材を切断する場合に、厚手の
アルミニウム箔の切断面が鋭利になることを防止し、切
断面に指等が接触しても傷つけるおそれがなく取扱いや
すい厚手アルミニウム箔の複合材が得られる切断方法を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第1に、厚手アルミニウム箔による層を片面
に有する紙等とのシート状の複合材の切断方法であっ
て、切断刃に対して厚手アルミニウム箔の側を上面に位
置させて切断刃で上方から切断し、切断時に切断刃によ
り厚手アルミニウム箔の切断面の上面角部を下層側に折
り曲げて、前記上面角部を面取り状に形成することを要
旨とするものである。
【0009】第2に、切断刃は両刃であること、第3
に、打ち抜きによる切断には切断刃として片刃も使用可
能であり、複合材の有効部面の側に片刃の刃側を位置さ
せることを要旨とするものである。
【0010】請求項1記載の本発明によれば、厚手アル
ミニウム箔の側を上面に位置させて切断刃で上方から切
断することにより、切断時に切断刃の側面が複合材に接
触しながら下方に移動する際に、厚手アルミニウム箔の
切断面が切断刃に追随して下方に折曲がるように変形す
る。これにより、厚手アルミニウム箔の切断面り上面の
角部が面取りされたような状態となり、切断面に鋭利な
部分がなくなる。よって、切断面に指などが接触して
も、切断面で指が傷付くことはない。
【0011】請求項2記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、切断刃を両刃とすれば、切断された複合材の
いずれの切断面に対しても、鋭利な部分が生じることは
なく安全である。
【0012】請求項3記載の本発明によれば、請求項1
記載の本発明の作用に加えて、片刃を使用する場合は、
刃側を複合材の有効部面の側に位置させれば、この側の
切断面には鋭利な部分が生じないから安全である。そし
て、この場合は打ち抜きによる切断であるから、有効部
面ではない側には鋭利に部分が生じても問題はない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面について本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1は本発明の厚手アルミニ
ウム箔の複合材の切断方法の第1実施形態を示す説明図
で、図5、図6に示した従来例と同一の構成要素には同
一の参照符号を付してある。図中4は厚手のアルミニウ
ム箔2と例えば不燃紙3、プラスチック樹脂などのその
他の素材との複合材を示し、アルミニウム箔2は10μm
以上の厚みを有する。
【0014】かかる厚手のアルミニウム箔2を片面に有
する複合材4を切断するには、両刃の切断刃5を使用
し、かつ、アルミニウム箔2の面を切断刃5に対して上
側に位置させて上方から切断刃5で切断する。これによ
り、切断時には切断刃5が下方に移動するのに追随して
厚手のアルミニウム箔2の切断面4aが下方に折曲が
り、切断面4aの上面の角部が面取りされたような状態
となって、鋭利な部分が生じることはない。
【0015】図2は複合材4として、下から7μm程度
の薄手のアルミニウム箔7と不燃紙3と20μm以上の厚
手のアルミニウム箔2を順に積層したもので、この場合
も厚手のアルミニウム箔2の面を切断刃5に対して上側
に位置させて切断する。これにより、切断時には切断刃
5が下方に移動するのに追随して厚手のアルミニウム箔
2の切断面4aが下方に折曲がるようにして変形し、切
断面4aの上面の角部が面取りされたような状態とな
る。
【0016】そして、顕著な場合は、複合材4の総厚み
の半分程度までアルミニウム箔2の部分がその他の素材
である不燃紙3の切断面を覆い隠すように変形し、切断
面4aの外周面が一様に円弧状に折曲がる。
【0017】なお、前記のように切断刃5に両刃を使用
する場合は、切断された複合材4は、いずれの切断面4
aにも鋭利な部分は生じないから、切断面4aに指が接
触してもこれが傷つくおそれはない。
【0018】図3は第2実施形態を示し、切断刃5とし
て片刃を使用する場合で、この場合は打ち抜きによる切
断で、刃側を複合材4の有効部面の側に位置させれば、
この側の切断面4aには鋭利な部分が生じないから安全
である。そして、打ち抜きによる切断であるから、有効
部面ではない側には鋭利に部分が生じても問題はない。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明の厚手アルミニ
ウム箔の複合材の切断方法は、片面に厚手のアルミニウ
ム箔を有するアルミニウム箔とその他の素材との複合材
を切断する場合に、厚手のアルミニウム箔の側を切断刃
に対して上に位置させて上方から切断することにより、
切断刃によって切断面を変形させられるから、厚手のア
ルミニウム箔の切断面が鋭利になることを防止し、切断
面に指等が接触しても傷つけるおそれがなく取扱いやす
い製品を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の厚手アルミニウム箔の複合材の切断方
法の第1実施形態を示す説明図である。
【図2】本発明の厚手アルミニウム箔の複合材の切断方
法の第1実施形態の他の例を示す説明図である。
【図3】本発明の厚手アルミニウム箔の複合材の切断方
法の第2実施形態を示す説明図である。
【図4】厚手アルミニウム箔の複合材を使用したコンロ
マットの平面図である。
【図5】従来の厚手アルミニウム箔の複合材の切断方法
の第1例を示す説明図である。
【図6】従来の厚手アルミニウム箔の複合材の切断方法
の第2例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…コンロマット 2…アルミニウム箔 3…不燃紙 4…複合材 4a,4b…切断面 5…切断刃 6…切断ベース 7…アルミニウム箔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚手アルミニウム箔による層を片面に有
    する紙等とのシート状の複合材の切断方法であって、切
    断刃に対して厚手アルミニウム箔の側を上面に位置させ
    て切断刃で上方から切断し、切断時に切断刃により厚手
    アルミニウム箔の切断面の上面角部を下層側に折り曲げ
    て、前記上面角部を面取り状に形成することを特徴とし
    た厚手アルミニウム箔の複合材の切断方法。
  2. 【請求項2】 切断刃は両刃である請求項1記載の厚手
    アルミニウム箔の複合材の切断方法。
  3. 【請求項3】 打ち抜きによる切断には切断刃として片
    刃も使用可能であり、複合材の有効部面の側に片刃の刃
    側を位置させる請求項1記載の厚手アルミニウム箔の複
    合材の切断方法。
JP11109020A 1999-04-16 1999-04-16 厚手アルミニウム箔の複合材の切断方法 Pending JP2000301499A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11109020A JP2000301499A (ja) 1999-04-16 1999-04-16 厚手アルミニウム箔の複合材の切断方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11109020A JP2000301499A (ja) 1999-04-16 1999-04-16 厚手アルミニウム箔の複合材の切断方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000301499A true JP2000301499A (ja) 2000-10-31

Family

ID=14499565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11109020A Pending JP2000301499A (ja) 1999-04-16 1999-04-16 厚手アルミニウム箔の複合材の切断方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000301499A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160141659A (ko) * 2015-06-01 2016-12-09 쇼와 덴코 패키징 가부시키가이샤 용기 및 포장체
JP2016222314A (ja) * 2015-06-01 2016-12-28 昭和電工パッケージング株式会社 容器および包装体
JP2016222345A (ja) * 2015-06-01 2016-12-28 昭和電工パッケージング株式会社 容器および包装体
DE102016201433A1 (de) * 2016-02-01 2017-08-03 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Verfahren zum Bearbeiten und/oder Herstellen eines Bauteils
CN107962201A (zh) * 2017-11-23 2018-04-27 中国航发沈阳黎明航空发动机有限责任公司 一种位于机匣涂层带上的孔的加工方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160141659A (ko) * 2015-06-01 2016-12-09 쇼와 덴코 패키징 가부시키가이샤 용기 및 포장체
JP2016222314A (ja) * 2015-06-01 2016-12-28 昭和電工パッケージング株式会社 容器および包装体
JP2016222345A (ja) * 2015-06-01 2016-12-28 昭和電工パッケージング株式会社 容器および包装体
KR102468967B1 (ko) * 2015-06-01 2022-11-22 쇼와 덴코 패키징 가부시키가이샤 용기 및 포장체
DE102016201433A1 (de) * 2016-02-01 2017-08-03 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Verfahren zum Bearbeiten und/oder Herstellen eines Bauteils
US11247257B2 (en) 2016-02-01 2022-02-15 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Method and device for machining and/or producing a component and such a component
CN107962201A (zh) * 2017-11-23 2018-04-27 中国航发沈阳黎明航空发动机有限责任公司 一种位于机匣涂层带上的孔的加工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09314736A (ja) パターン金属箔ラミネートおよびその製造方法
NZ306318A (en) Tray for microwave cooking, floor member covers opening in base of tray, base includes at least one leg
JP2005508806A (ja) 刻み目パターンを有する電子レンジ用包装
JP2000301499A (ja) 厚手アルミニウム箔の複合材の切断方法
US6482490B1 (en) Printing sheet with base material, and method of manufacturing the same
JP3300272B2 (ja) シュリンクフィルム付き台紙の製造方法
JP2768355B2 (ja) 積層造形方法
JPH0911198A (ja) 打抜容器および打抜刃
JPS6377730A (ja) 多層基板
JP5083813B2 (ja) 紙製トレーおよび紙製トレーの製造方法
JP2943901B2 (ja) プッシュバック用基板
JP3613498B2 (ja) シート打ち抜き用面板
JP3122636B2 (ja) 天然皮革の廃材を使用した装飾シートとその製造方法
JPH1015879A (ja) 断裁刃及び断裁方法
JPH07304122A (ja) 包装体の形成方法
JP3187415B2 (ja) 脆性材料の打抜き加工方法
JP5005663B2 (ja) フレキシブルダイ
JP2004001790A (ja) 開封性を改善したティシュペーパー用カートン
JPH07100793A (ja) 金属箔パターン形成用積層物およびその加工方法
JP2002091322A (ja) 段ボール製表示板及びその製造方法
JP2000205581A (ja) レンジ機器台カバ―
JP3952683B2 (ja) 未焼成セラミック成形体の切断方法
JP2721953B2 (ja) 食品容器
JP2005047581A (ja) 紙製深皿
JP2753450B2 (ja) 紙器打抜屑の外脱装置に用いる打抜材および該打抜材を備えた外脱装置