JP2002091322A - 段ボール製表示板及びその製造方法 - Google Patents
段ボール製表示板及びその製造方法Info
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- JP2002091322A JP2002091322A JP2000278323A JP2000278323A JP2002091322A JP 2002091322 A JP2002091322 A JP 2002091322A JP 2000278323 A JP2000278323 A JP 2000278323A JP 2000278323 A JP2000278323 A JP 2000278323A JP 2002091322 A JP2002091322 A JP 2002091322A
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- JP
- Japan
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- corrugated fiberboard
- embossing
- display board
- thin skin
- design
- Prior art date
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- Pending
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- Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 段ボールを素材として、訴求効果の高い表示
板を形成する。 【解決手段】 段ボール1の片面に亀裂防止用の薄皮2
を貼着し、この薄皮2が表面となるようにエンボス加工
を施して、告知内容を表すデザイン3を浮き出させる。
立体感のあるデザイン3により、印象の強い効果的な表
示を行うことができ、そのエンボス加工は、段ボール1
及び薄皮2の素材特性を利用して、容易に行うことがで
きる。
板を形成する。 【解決手段】 段ボール1の片面に亀裂防止用の薄皮2
を貼着し、この薄皮2が表面となるようにエンボス加工
を施して、告知内容を表すデザイン3を浮き出させる。
立体感のあるデザイン3により、印象の強い効果的な表
示を行うことができ、そのエンボス加工は、段ボール1
及び薄皮2の素材特性を利用して、容易に行うことがで
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、店頭での商品P
R等に使用する段ボール製表示板に関する。
R等に使用する段ボール製表示板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、店頭において、商品をPRす
るため、広告を印刷した大きな表示板を天井から吊り下
げたり、棚の上に載せたりすることがある。この表示板
には、多数枚の板紙を積層した合紙が用いられる。
るため、広告を印刷した大きな表示板を天井から吊り下
げたり、棚の上に載せたりすることがある。この表示板
には、多数枚の板紙を積層した合紙が用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな表示板は、表面が平坦で訴求力に乏しいため、訴求
効果の高い表示板が求められている。
うな表示板は、表面が平坦で訴求力に乏しいため、訴求
効果の高い表示板が求められている。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、亀
裂防止処理をした段ボールにエンボス加工を施して、告
知内容を表示するデザインを浮き出させたのである。
裂防止処理をした段ボールにエンボス加工を施して、告
知内容を表示するデザインを浮き出させたのである。
【0005】このようにデザインを浮き出させると、立
体感が生じ、印象の強い効果的な表示を行うことがで
き、そのエンボス加工は、素材の特性を利用して、容易
に行うことができる。
体感が生じ、印象の強い効果的な表示を行うことがで
き、そのエンボス加工は、素材の特性を利用して、容易
に行うことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。
付図面に基づいて説明する。
【0007】この発明に係る表示板は、図1に示すよう
に、段ボール1の片面に、亀裂を防止するため、引張強
度の大きい薄皮2を貼着し、その亀裂防止面が表面とな
るように、告知内容を表すデザイン3を浮き出させたも
のである。
に、段ボール1の片面に、亀裂を防止するため、引張強
度の大きい薄皮2を貼着し、その亀裂防止面が表面とな
るように、告知内容を表すデザイン3を浮き出させたも
のである。
【0008】薄皮2としては、樹脂液をコートし、光沢
をつけたプレスコート紙や、ポリプロピレンフィルム等
でラミネートした印刷紙が用いられる。また、段ボール
1の片面のライナを樹脂液に含浸して、亀裂防止処理を
施してもよい。
をつけたプレスコート紙や、ポリプロピレンフィルム等
でラミネートした印刷紙が用いられる。また、段ボール
1の片面のライナを樹脂液に含浸して、亀裂防止処理を
施してもよい。
【0009】この表示板を製造する際には、図2に示す
ような抜型4を使用する。この抜型4は、木製の基板5
に、表示板の周囲を打ち抜く刃6を取り付けると共に、
その内側に沿うコルク製の枠材7と、外側に沿うスポン
ジ製の緩衝材8とをそれぞれ設け、枠材7を保護紙9で
覆ったものである。
ような抜型4を使用する。この抜型4は、木製の基板5
に、表示板の周囲を打ち抜く刃6を取り付けると共に、
その内側に沿うコルク製の枠材7と、外側に沿うスポン
ジ製の緩衝材8とをそれぞれ設け、枠材7を保護紙9で
覆ったものである。
【0010】また、枠材7の内側には、デザイン3を反
転させたパターンの凹部が形成されるように、ベークラ
イト製の押圧材10が設けられている。なお、押圧材1
0には、ベークライトに代えて、厚紙を用いることもで
きる。
転させたパターンの凹部が形成されるように、ベークラ
イト製の押圧材10が設けられている。なお、押圧材1
0には、ベークライトに代えて、厚紙を用いることもで
きる。
【0011】そして、この抜型4は、図3に示すよう
に、台座11に対向して配置され、台座11には、デザ
イン3に相当するパターンの凸部が形成されるように、
押出材12が設けられている。
に、台座11に対向して配置され、台座11には、デザ
イン3に相当するパターンの凸部が形成されるように、
押出材12が設けられている。
【0012】このような抜型4及び台座11により表示
板を形成する際には、薄皮2を貼着した段ボール1を、
薄皮2が抜型4に対面するように抜型4と台座11の間
に挟んで、図4に示すように、抜型4を下降させる。
板を形成する際には、薄皮2を貼着した段ボール1を、
薄皮2が抜型4に対面するように抜型4と台座11の間
に挟んで、図4に示すように、抜型4を下降させる。
【0013】この下降に伴い、段ボール1が薄皮2と共
に刃6で所定の形状に打ち抜かれ、同時に、段ボール1
に押圧材10と押出材12とで凸凹がつけられて、薄皮
2を表面とする浮き出したデザイン3が形成される。
に刃6で所定の形状に打ち抜かれ、同時に、段ボール1
に押圧材10と押出材12とで凸凹がつけられて、薄皮
2を表面とする浮き出したデザイン3が形成される。
【0014】このように形成した表示板は、浮き出した
デザイン3により立体感が生じるので、印象の強い効果
的な表示を行うことができる。
デザイン3により立体感が生じるので、印象の強い効果
的な表示を行うことができる。
【0015】また、段ボール1を主体とするので、板紙
の合紙よりも軽く、エンボス加工により生じた凸凹によ
り、段ボール1の折れや反りも防止される。
の合紙よりも軽く、エンボス加工により生じた凸凹によ
り、段ボール1の折れや反りも防止される。
【0016】さらに、段ボール1の表面となる面に亀裂
防止処理が施されているので、エンボス加工時に表面に
亀裂が入ることもない。
防止処理が施されているので、エンボス加工時に表面に
亀裂が入ることもない。
【0017】そのほか、エンボス加工を打ち抜きと同時
に行うので、効率的に製造でき、段ボールはプレスが容
易なことから、エンボス加工に金属製の型を用いる必要
もなく、低コストで製造できる。
に行うので、効率的に製造でき、段ボールはプレスが容
易なことから、エンボス加工に金属製の型を用いる必要
もなく、低コストで製造できる。
【0018】また、押圧材10及び押出材12に厚紙を
用いた場合、多段のエンボス加工も容易であり、多様な
デザイン3を容易に形成できる。
用いた場合、多段のエンボス加工も容易であり、多様な
デザイン3を容易に形成できる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る表示板
は、亀裂防止処理をした段ボールにエンボス加工を施し
て、告知内容を表すデザインを浮き出させたので、立体
感のある効果的な表示を行うことができ、そのエンボス
加工は、素材の特性を利用して、容易に行うことができ
る。
は、亀裂防止処理をした段ボールにエンボス加工を施し
て、告知内容を表すデザインを浮き出させたので、立体
感のある効果的な表示を行うことができ、そのエンボス
加工は、素材の特性を利用して、容易に行うことができ
る。
【図1】この発明に係る表示板の一形態を示す斜視図
【図2】同上の製造に使用する抜型を示す斜視図
【図3】同上の加工過程を示す縦断正面図
【図4】同上の加工状態を示す一部拡大縦断側面図
1 段ボール 2 薄皮 3 デザイン 4 抜型 5 基板 6 刃 10 押圧材 11 台座 12 押出材
Claims (2)
- 【請求項1】 亀裂防止処理をした段ボールにエンボス
加工を施して、告知内容を表示するデザインを浮き出さ
せた段ボール製表示板。 - 【請求項2】 前記エンボス加工を、抜型の刃の内側に
設けた凸凹により、打ち抜きと同時に行う請求項1に記
載の段ボール製表示板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000278323A JP2002091322A (ja) | 2000-09-13 | 2000-09-13 | 段ボール製表示板及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000278323A JP2002091322A (ja) | 2000-09-13 | 2000-09-13 | 段ボール製表示板及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002091322A true JP2002091322A (ja) | 2002-03-27 |
Family
ID=18763506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000278323A Pending JP2002091322A (ja) | 2000-09-13 | 2000-09-13 | 段ボール製表示板及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002091322A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008200915A (ja) * | 2007-02-17 | 2008-09-04 | Dainippon Printing Co Ltd | エンボス加工方法及びそれによって製造されるブランクシート |
JP2008279648A (ja) * | 2007-05-10 | 2008-11-20 | Nippon Die Steel Kk | エンボス刻印加工 |
JP2016137922A (ja) * | 2015-01-28 | 2016-08-04 | 秀哲 具志堅 | 包装箱の製造方法およびその方法で製造された菓子用包装箱 |
-
2000
- 2000-09-13 JP JP2000278323A patent/JP2002091322A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008200915A (ja) * | 2007-02-17 | 2008-09-04 | Dainippon Printing Co Ltd | エンボス加工方法及びそれによって製造されるブランクシート |
JP2008279648A (ja) * | 2007-05-10 | 2008-11-20 | Nippon Die Steel Kk | エンボス刻印加工 |
JP2016137922A (ja) * | 2015-01-28 | 2016-08-04 | 秀哲 具志堅 | 包装箱の製造方法およびその方法で製造された菓子用包装箱 |
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