JP5083813B2 - 紙製トレーおよび紙製トレーの製造方法 - Google Patents

紙製トレーおよび紙製トレーの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、紙製トレーおよび紙製トレーの製造方法に関する。
従来、食品等の収納容器として、プラスチックのトレーや、あるいは、紙シートをプレスしてトレー状に形成したものが用いられている。
上述のような紙製トレーの製造は、1枚の紙シートからなるブランクをプレス成形することにより行う。紙をプレス成形するには、紙が延びないという性質のために様々な問題が生じる、特にプレス加工により、立体的な曲線で構成されるコーナー部の成形は難しく、そのために、曲線が形成し易いように複数の罫線を設けて、そこで絞りを行うことにより、コーナー部の形状を綺麗なアールに形成できるようにしている。
しかし、ブランクが紙シートであるために延びることがないので、プレス加工の際に、コーナー部の特に底部と側壁部の境界付近に、ひび割れが生じることがある。トレー内面に、フィルム等を貼ったりすれば、ひび割れが生じても、食品等の水分が漏れる事は無いので、機能的には問題ないが、製品として出荷するとなると、不良品として処理され、製品として使用できない。
このような、ひび割れを防止するために、紙にポリオレフィン系の樹脂を混抄した樹脂混抄紙を用いることが実用新案第1662479号に書かれているが、このような特殊な紙を用いると成形性は向上しひび割れを防止することは可能となるが、材料コストが高くなるという問題がある。
そこで、本発明はこのような従来の紙製トレーに不規則に生じていたコーナー部のひび割れを防止するために、特殊な紙を用いることなく、予め、ブランクに切り込みを入れることにより意図的に弱い場所を設けて、所定の位置に規則正しくひび割れを生じさせ、意図しない場所に不規則にひび割れが生じ美観を損なうことを防止することが可能な紙製トレーおよびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の紙製トレーは、底部、側壁部、フランジ部から構成された紙製トレーであって、1枚の紙シートを所定の形状に加工したブランクの上記紙製トレーのコーナーに該当する場所に、上記ブランクの縁から上記側壁部の途中まで延びる長さの異なる2種類の罫線が複数設けられ、上記長さの異なる2種類の罫線のうち、長い方の罫線の途中から上記底部と上記側壁部の境界面まで延びる、紙の厚さ方向に半切り及び全切りのいずれかの切込みが設けられ、プレス加工によって、上記ブランクが底部、側壁部およびフランジ部の形状に形成されたことを特徴とする。
また、内面にフィルムまたは機能紙が貼り付けられたことが好ましい。
さらに、上記フィルムは、多軸延伸加工されたフィルムであることが好ましい。
そして、上記フランジ部に取っ手が設けられ、上記フィルムまたは上記機能紙も上記取っ手と同じ形状に形成されていることが好ましい。
本発明の紙製トレーの製造方法は、底部、側壁部、フランジ部から構成された紙製トレーの製造方法であって、1枚の紙シートを所定の形状に加工してブランクを形成し、上記ブランクの上記紙製トレーのコーナーに該当する場所に、上記ブランクの縁から側壁部の途中まで延びる長さの異なる2種類の罫線を複数設ける工程、上記長さの異なる2種類の罫線のうち、長い方の罫線の途中から上記底部と上記側壁部の境界面まで延びる、紙の厚さ方向に半切り及び全切りのいずれかの切込みを設ける工程、および、プレス加工を行い、上記ブランクを、底部、側壁部およびフランジ部の形状に形成する工程を含むことを特徴とする。
また、上記ブランクに、部分的に接着剤を用いてフィルムまたは機能紙を貼り付ける工程を含み、上記プレス加工により、上記ブランクと共に上記フィルムまたは機能紙を、底部、側壁部およびフランジ部の形状に形成することが好ましい。
そして、上記ブランクに、部分的に接着剤を用いてフィルムまたは機能紙を貼り付ける工程において、上記ブランクのコーナーに該当する場所以外の所に部分的に上記接着剤を用いて、上記フィルム又は機能紙を貼り付けることが好ましい。
さらに、上記フィルムとして、多軸延伸加工されたフィルムを用いることが好ましい。
また、上記ブランク形成の際に、上記フランジ部に該当する場所に取っ手となる部分を設け、さらに、上記フィルムまたは上記機能紙にも上記取っ手となる部分を設けておき、上記プレス加工により、上記ブランクおよび上記フィルムまたは上記機能紙に上記取っ手を形成することが好ましい。
上記半切り及び全切りのいずれかの切込みを、上記長い方の罫線の、上記短い方の罫線よりも長い部分から上記底部と上記側壁部の境界まで設けることが好ましい。
本発明の紙製トレーは、底部、側壁部、フランジ部から構成された紙製トレーであって、1枚の紙シートを所定の形状に加工したブランクの上記紙製トレーのコーナーに該当する場所に、上記ブランクの縁から上記側壁部の途中まで延びる長さの異なる2種類の罫線が複数設けられ、上記長さの異なる2種類の罫線のうち、長い方の罫線の途中から上記底部と上記側壁部の境界面まで延びる、紙の厚さ方向に半切り及び全切りのいずれかの切込みが設けられ、プレス加工によって、上記ブランクが底部、側壁部およびフランジ部の形状に形成されたことにより、コーナー部の所定の場所にひび割れ生じさせ、不規則なひび割れを防止することが可能となり、紙製トレーの美観をより優れたものとすることができる。
また、内面にフィルムまたは機能紙が貼り付けられたことにより、トレーの防水性を高めることが可能となる。
さらに、上記フィルムは、多軸延伸加工されたフィルムであることにより、プレス加工時のブランクに対するフィルムの追随性を高めることができる。
そして、上記フランジ部に取っ手が設けられ、上記フィルムまたは上記機能紙も上記取っ手と同じ形状に形成されていることにより、紙製トレー使用後に、上記フィルム又は機能紙を簡単に分離させることが可能となる。
本発明の紙製トレーの製造方法は、底部、側壁部、フランジ部から構成された紙製トレーの製造方法であって、1枚の紙シートを所定の形状に加工してブランクを形成し、上記ブランクの上記紙製トレーのコーナーに該当する場所に、上記ブランクの縁から側壁部の途中まで延びる長さの異なる2種類の罫線を複数設ける工程、上記長さの異なる2種類の罫線のうち、長い方の罫線の途中から上記底部と上記側壁部の境界面まで延びる、紙の厚さ方向に半切り及び全切りのいずれかの切込みを設ける工程、および、プレス加工を行い、上記ブランクを、底部、側壁部およびフランジ部の形状に形成する工程を含むことにより、プレス加工時に、コーナー部の所定の場所にひび割れ生じさせ、不規則なひび割れを防止することが可能となり、紙製トレーの美観をより優れたものとすることができる。
また、上記ブランクに、部分的に接着剤を用いてフィルムまたは機能紙を貼り付ける工程を含み、上記プレス加工により、上記ブランクと共に上記フィルムまたは機能紙を、底部、側壁部およびフランジ部の形状に形成することにより、紙製トレーに防水性を持たせることができる。
そして、上記ブランクに、部分的に接着剤を用いてフィルムまたは機能紙を貼り付ける工程において、上記ブランクのコーナーに該当する場所以外の所に部分的に上記接着剤を用いて、上記フィルム又は機能紙を貼り付けることにより、紙製トレー使用後に、容易に上記フィルム又は機能紙を取り外すことができるようになる。
さらに、上記フィルムとして、多軸延伸加工されたフィルムを用いることにより、フィルムをプレス加工した後の変形を防止することができる。
また、上記ブランク形成の際に、上記フランジ部に該当する場所に取っ手となる部分を設け、さらに、上記フィルムまたは上記機能紙にも上記取っ手となる部分を設けておき、上記プレス加工により、上記ブランクおよび上記フィルムまたは上記機能紙に上記取っ手を形成することにより、紙製トレー使用後に上記フィルム又は機能紙を取り外す際に、簡単に上記フィルム又は機能紙の取り外しを開始できるようになる。
上記半切り及び全切りのいずれかの切込みを、上記長い方の罫線の、上記短い方の罫線よりも長い部分から上記底部と上記側壁部の境界まで設けることにより、より正確にひび割れを所定の位置に生じさせ、意図しない場所にひび割れが生じるのを防止することができる。
本発明を、図を用いて以下に詳細に説明する。図1および2が一枚の紙シートからなるブランク6の平面図であり、図3が本発明の紙製トレー1の斜視図である。
図3に示すように、本発明の紙製トレー1は、底部2、側壁部3、フランジ部4から構成され、紙製トレー1内面にはフィルム5が貼り付けられている。
本発明の紙製トレー1は、図1に示す1枚の紙シートを所定の形状に加工したブランク6をプレス加工することにより製造される。
紙製トレー1の製造方法について詳しく説明する。まずは、1枚の紙シートを所定の形状に加工し、上記ブランク6を作成する。加工方法としては、特に限定するものではないが、打ち抜き加工等を用いる。上記紙シートとしては、材質は特に限定するものではなく、ダンボール、厚紙等、様々な種類の紙を用いることができる。
上記ブランク6の紙製トレー1のコーナーとなる場所に2種類の長さの異なる罫線7,8を複数設ける。図1に示すように、上記罫線7,8の一部を放射状に、そして、長い方の罫線7と短い方の罫線8を交互に設ける。これにより、プレス加工によってコーナーの曲線が綺麗に形成されるようにしている。
上記長い方の罫線7は、上記ブランク6の縁から上記側壁3と上記底部2の境界近くまで設けられており、一方、上記短い方の罫線8は、上記罫線7よりも短く、上記フランジ部4から側壁部3の途中まで設けられている。
次に、図2に示すような、切り込み9を、上記長い方の罫線7に設ける。切り込み深さは、厚さ方向に対して、半切りあるいは全切りのどちらかとする。内面にフィルム5を貼り付けることにより、全切りの場合でも、トレー1の外部に水分が漏れるのを防止することができる。全切りまたは半切りの選択は、紙製トレーの形状に応じて適宜選択することが可能である。
切り込み9の長さとしては、上記長い方の罫線7の途中から上記底部と上記側壁部の境界面まで延びる長さとする。特に、切り込み9の開始を、上記長い方の罫線7の、上記短い方の罫線8よりも長い部分とすることが好ましい。
このような切込み9を設けることにより上記ブランク6のコーナーとなる部分に意図的に弱い部分を設け、プレス加工の際に、コーナー部の特に上記側壁部3の上記底部2との境界付近で生じていたひび割れを上記切り込み9の位置に意図的に生じさせ、従来生じていた意図しない不規則なひび割れを効果的に防止することが可能となる。
このようにして、上記ブランク6の加工が完了したら、接着剤を用いてフィルム5を上記ブランクの所定の位置に貼り付ける。この時、フィルム5の全面を接着剤で貼り付けるのではなく、部分的に接着剤を用いて貼り付ける。特に、上記罫線7,8および切り込み9が設けられたコーナー部となる部分には接着剤を用いないようにする。これは、コーナー部は、後述のプレス加工の際に絞り加工され、上記ブランク6と上記フィルム5が咬み合わされることにより、上記フィルム5が固定されるからである。
上記フィルム5の貼り付けに使用する接着剤としては、材質等を特に限定するもではないが、エマルジョン等が用いられる。また、上記フィルム5として、多軸延伸加工されたフィルムを用いることが好ましい。これは、後述するプレス加工の際に熱を加え加工した時に、一軸延伸加工されたフィルム等であると、プレス加工後に一方向に変形が生じる恐れがあるためである。
上記フィルム5の貼り付けが完了した後、上記紙製トレー1の形状に合わせた、所定の形状の雄型および雌型の金型を用いて、プレス加工を行う。この時、上記ブランク6と上記フィルム5が同時に形成される。
上記プレス加工によって、上記罫線7,8の部分が絞られコーナー部の曲線が形成されるが、上記切り込み9を設けた部分が周囲よりも弱くなっているので、プレス加工の際に、上記切り込み9の部分にひび割れが生じる。これにより、従来のように不規則なひび割れが生じるのを防止し、所定の位置に意図的にひび割れを生じさせることができる。その結果、ひび割れが生じても美観を損なうことが無く、製品としても出荷することが可能となる。
このようにしてプレス加工により、上記ブランク6と上記フィルム5が同時に、底部2、側壁部3、フランジ部4から構成される紙製トレー1の形状に形成される。その結果、内面にフィルム5が貼り付けられた紙製トレー1が出来上がる。
上述のような工程により、本発明の紙製トレー1が完成する。このように、本発明の紙製トレー1は、あらかじめブランク6に弱い部分として、切り込み9を設けることにより、意図的に規則正しく所定の位置にひび割れを生じさせ、美観を損なう意図せぬ不規則なひび割れを防止することを可能とした。
また、上記フィルム5を接着剤で部分的に貼り付けることにより、本発明の紙製トレー1を使用後、紙資源として再利用する際に、簡単に上記フィルム5を剥がせるようにすることができる。これにより、紙シートにフィルム層をコーティング等により設けて防水する場合よりも、より簡単に紙資源として再利用することが可能となる。
そして、上記フィルム5を内面に貼り付けることにより、切り込み9が全切りの場合でも、防水性を確保することが可能となる。また、ここではフィルム5を内面に貼り付けたが、防水性が必要とされない場合には、上記フィルム5を省略することも可能である。その場合、製造方法は、上述の製造方法とほぼ同じであり、フィルム5を貼り付ける工程が省略される。
次に、別の実施形態の紙製トレー1’について説明する。上述の実施形態では、上記紙製トレー1の内面にフィルム5を貼り付けたが、本実施形態の紙製トレー1’には、上記フィルム5の代わりに機能紙10をトレーの内面に貼り付ける。
機能紙10とは、従来の紙に新たな機能を付与した紙であり、様々な種類が存在するが、本発明では特に防水性が必要とされるので、防水性機能紙、あるいは防水紙と呼ばれるものを用いることが好ましい。
さらに、図4に示すように、本実施形態では、上記機能紙10の取り外しが容易になるように、紙製トレー1’のフランジ部4に取っ手11を設けている。それに伴い、上記機能紙10も同様に取っ手の形状に合わせて加工している。
上記取っ手11を設けることにより、上記紙製トレー1’を使用後、上記機能紙10を取り外す際に、上記取っ手11の所から上記機能紙10を捲ってやると、簡単に上記機能紙10を上記紙製トレー1’から取り外すことができる。特に、上記取っ手11を折り曲げると、上記機能紙10が分離されて捲りやすくなるので、折り線12を設けておいても良い。なお、本実施形態では、上記取っ手11を1個設けているが、個数は特に限定するものではなく、対面にもう1個の取っ手を設けて、2個とすることも可能である。
本実施形態の紙製トレー1’の製造方法については、上述の実施形態の紙製トレー1の製造方法とほぼ同じであり、相違するのは、ブランク6の加工の際に、フランジ部4に該当する場所に取っ手11となる形状を設けることである。
その他の、罫線7,8、あるいは切り込み9を設ける工程、およびプレス加工の工程等については、上述の実施形態と同様に行う。また、上記機能紙10も上記フィルム5と同様の工程で貼り付けを行うが、上記機能紙10の形状については、上記ブランク6と同様に取っ手11を設けた形状に加工する必要がある。
その他の、上記機能紙10を接着剤で貼り付ける工程や、接着剤を用いる場所等については、上述のフィルム5を用いた場合と同様に行う。
このような製造方法により、本実施形態の紙製トレー1’を製造することができる。このように、上記フィルム5の代わりに上記機能紙10を用いることができ、また、上記取っ手11により、上記機能紙10の取り外しも容易となる。
上述の2つの実施形態では、収容部が一つの場合を用いて説明したが、これに限定するものではなく、2個の収容部、あるいは大きさの異なる3個の収容部等、複数の収容部を有する紙製トレーとすることも可能である。
ブランクに罫線を設けた状態を示す平面図である。 ブランクに切り込みを設けた状態を示す平面図である。 本発明の紙製トレーの斜視図である。 別の実施形態の紙製トレーの斜視図である。
符号の説明
1,1’ 紙製トレー
2 底部
3 側壁部
4 フランジ部
5 フィルム
6 ブランク
7 長い方の罫線
8 短い方の罫線
9 切り込み
10 機能紙
11 取っ手
12 折り線

Claims (10)

  1. 底部、側壁部、フランジ部から構成された紙製トレーであって、
    1枚の紙シートを所定の形状に加工したブランクの上記紙製トレーのコーナーに該当する場所に、上記ブランクの縁から上記側壁部の途中まで延びる長さの異なる2種類の罫線が複数設けられ、上記長さの異なる2種類の罫線のうち、長い方の罫線だけに、罫線の途中から上記底部と上記側壁部の境界面まで延びる、紙の厚さ方向に半切りまたは全切りの切込みが設けられ、プレス加工によって、上記ブランクが底部、側壁部およびフランジ部の形状に形成されたことを特徴とする紙製トレー。
  2. 内面にフィルムまたは機能紙が貼り付けられたことを特徴とする請求項1に記載の紙製トレー。
  3. 上記フィルムは、多軸延伸加工されたフィルムであることを特徴とする請求項2に記載の紙製トレー。
  4. 上記フランジ部に取っ手が設けられ、上記フィルムまたは上記機能紙も上記取っ手と同じ形状に形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の紙製トレー。
  5. 底部、側壁部、フランジ部から構成された紙製トレーの製造方法であって、
    1枚の紙シートを所定の形状に加工してブランクを形成し、上記ブランクの上記紙製トレーのコーナーに該当する場所に、上記ブランクの縁から側壁部の途中まで延びる長さの異なる2種類の罫線を複数設ける工程、
    上記長さの異なる2種類の罫線のうち、長い方の罫線だけに、罫線の途中から上記底部と上記側壁部の境界面まで延びる、紙の厚さ方向に半切りまたは全切りの切込みを設ける工程、
    および、プレス加工を行い、上記ブランクを、底部、側壁部およびフランジ部の形状に形成する工程を含むことを特徴とする紙製トレーの製造方法。
  6. 上記ブランクに、部分的に接着剤を用いてフィルムまたは機能紙を貼り付ける工程を含み、上記プレス加工により、上記ブランクと共に上記フィルムまたは機能紙を、底部、側壁部およびフランジ部の形状に形成することを特徴とする請求項5に記載の紙製トレーの製造方法。
  7. 上記ブランクに、部分的に接着剤を用いてフィルムまたは機能紙を貼り付ける工程において、上記ブランクのコーナーに該当する場所以外の所に部分的に上記接着剤を用いて、上記フィルム又は機能紙を貼り付けることを特徴とする請求項6に記載の紙製トレーの製造方法。
  8. 上記フィルムとして、多軸延伸加工されたフィルムを用いることを特徴とする請求項6又は7に記載の紙製トレーの製造方法。
  9. 上記ブランク形成の際に、上記フランジ部に該当する場所に取っ手となる部分を設け、さらに、上記フィルムまたは上記機能紙にも上記取っ手となる部分を設けておき、上記プレス加工により、上記ブランクおよび上記フィルムまたは上記機能紙に上記取っ手を形成することを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の紙製トレーの製造方法。
  10. 上記半切り及び全切りのいずれかの切込みを、上記長い方の罫線の、上記短い方の罫線よりも長い部分から上記底部と上記側壁部の境界まで設けることを徴とする請求項5から9のいずれか1項に記載の紙製トレーの製造方法。
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