JP2000301476A - 配管据付用仮受装置 - Google Patents

配管据付用仮受装置

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JP2000301476A JP11112195A JP11219599A JP2000301476A JP 2000301476 A JP2000301476 A JP 2000301476A JP 11112195 A JP11112195 A JP 11112195A JP 11219599 A JP11219599 A JP 11219599A JP 2000301476 A JP2000301476 A JP 2000301476A
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上方の配管を容易に位置決めできるようにし
て、上から下へ据え付けることができるようにする。 【解決手段】 ベースプレート1上に、左右方向移動調
整機構5により左右方向へ移動調整できるようにした左
右調整用テーブル2と、前後方向移動調整機構12によ
り前後方向へ移動調整できるようにした前後調整用テー
ブル9を重ねて配置する。前後調整用テーブル9上に、
旋回移動調整機構20により旋回調整できるようにした
旋回台18を介し支持プレート19を設置する。支持プ
レート19に、昇降移動調整機構28により昇降調整で
きるようにしたフェイスプレート26を組み付け、フェ
イスプレート26上に配管47をセットできるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原子力プラント等で
配管を据え付けるときに用いる配管据付用仮受装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】原子力プラントでは、原子炉圧力容器の
外側に各種の配管を多数有している。これらの配管は、
新設時においては、下から順に積み上げたり、あるい
は、ユニット化したものを組み上げることによって据え
付けるようにしている。
【0003】一方、改造工事においては、スペースの関
係等から、ユニット化したものを据え付けることができ
ない場合が多く、そのため、既設位置マーキングや既設
配管通り針等を基に、配管を下から上へと積み上げて行
き、細かい位置合わせはチェーンブロック等で配管を引
っ張ることにより行うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の改造
工事のやり方では、配管を引っ張ることでしか位置調整
をすることができないので、微妙な位置決めが難しく、
特に、上方の既設配管に対し直接取り合わない下方位置
で配管の据付位置を決定して仮り拘束しなければならな
い場合には、定量的な動きが把握しずらく、作業者の経
験が大きく影響する問題があり、又、位置決め機構と拘
束機構が別々であることから、配管を位置決めして仮り
拘束するまでに長時間を要する問題がある。
【0005】そこで、本発明は、上方に位置する配管の
位置決めを容易に行って固定してからその配管に下部の
配管を接続して配管を上から下へ据え付けて行くことが
できるようにするために、上部の配管を精度よく位置決
めでき、且つ別途拘束機構を用意することなく配管を仮
り拘束することができるような配管据付用仮受装置を提
供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、ベースプレート上に、左右方向又は前後
方向へのみ移動調整可能としたテーブルを載置して、該
テーブル上に、前後方向又は左右方向へのみ移動調整可
能としたテーブルを載置し、且つ上側に位置するテーブ
ル上に、旋回台を旋回調整可能に載置し、該旋回台上
に、上面に配管をセットできるようにしたフェイスプレ
ートを、昇降調整できるように組み付け、更に上記各テ
ーブル、旋回台、フェイスプレートの各方向の移動をロ
ックさせる機能を具備させた構成とする。
【0007】フェイスプレート上にセットした配管の位
置調整が、各テーブルや旋回台、フェイスプレート等の
各方向の移動により容易に行うことができるようになる
ので、上部配管を精度よく位置決めすることが可能とな
る。
【0008】又、左右方向又は前後方向へ移動調整する
テーブル、旋回台、フェイスプレートの各方向の移動量
を読み取るためのスケールをそれぞれ所要位置に設けた
構成とすることにより、各方向の移動量を定量的に把握
できるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0010】図1乃至図3は本発明の実施の一形態を示
すもので、平面矩形状とし且つ前後両端縁部に左右方向
へ延びるサイドガイド4を起立させて設けたベースプレ
ート1上に、該ベースプレート1の左右方向(矢印X方
向)の長さ寸法よりもやや短い寸法として左右両端縁部
に前後方向へ延びるサイドガイド11を起立させて設け
た左右調整用テーブル2を、下面に取り付けたローラ3
を介した左右方向へ移動自在に載置して、該左右調整用
テーブル2の前後方向両端面をベースプレート1のサイ
ドガイド4に沿わせ、該ベースプレート1のサイドガイ
ド4に規制されて左右調整用テーブル2が左右方向へ移
動できるようにし、更に、上記左右調整用テーブル2の
移動調整を左右方向移動調整機構5で行うようにする。
【0011】上記左右方向移動調整機構5は、ベースプ
レート1の左右両端部の前後方向(矢印Y方向)中央部
付近に左右で対向するように立設した各2枚のブラケッ
ト6a,6bと、該各ブラケット6a,6bに貫通螺合
させて内側の対向する先端面部を左右調整用テーブル2
の左右両端面にそれぞれ当接させるようにしたねじ軸7
a,7bと、該各ねじ軸7a,7bの外側の基端部に取
り付けた操作ハンドル8a,8bとからなり、左右の操
作ハンドル8a,8bを逆方向に回転させて左右のねじ
軸7a,7bを相反する方向へ変位させることにより、
左右調整用テーブル2を押し引き(たとえば、±100
mm程度)できるようにしてある。
【0012】又、上記左右調整用テーブル2上に、該左
右調整用テーブル2の前後方向の長さ寸法よりもやや短
かい寸法とした前後調整用テーブル9を、下面に取り付
けたローラ10を介し前後方向へ移動自在に載置して、
該前後調整用テーブル9の左右両端面を左右調整用テー
ブル2のサイドガイド11に沿わせ、該サイドガイド1
1に規制されて前後調整用テーブル9が前後方向へ移動
できるようにし、更に、上記前後調整用テーブル9の移
動調整を前後方向移動調整機構12で行うようにする。
【0013】上記前後方向移動調整機構12は、左右調
整用テーブル2の前後いずれか一端部の左右方向中央部
付近に立設した2枚のブラケット13と、該各ブラケッ
ト13に貫通螺合させたねじ軸14と、前後調整用テー
ブル9の前後方向の一端部上に取り付けられて該各ねじ
軸14の内側の先端部を回転自在に支承する軸受15
と、該各ねじ軸14の外側の基端部に取り付けた操作ハ
ンドル16とからなり、操作ハンドル16を回転させて
ねじ軸14を前後方向へ変位させることにより、前後調
整用テーブル9を押し引き(たとえば、±100mm程
度)できるようにしてある。
【0014】更に、上記前後調整用テーブル9上の中央
部には、スラストベアリング17を介して旋回台18を
設置すると共に、該旋回台18上に、矩形状とした支持
プレート19を、旋回台18と一体に水平方向へ旋回で
きるように組み付け、且つ上記旋回台18を旋回させて
支持プレート19を円周方向に変位させるための旋回移
動調整機構20を装備させる。
【0015】上記旋回移動調整機構20は、旋回台18
の外周縁部の下面に、下方へ向けてピン21を突設し、
該ピン21に、基端部に操作ハンドル22を有するねじ
軸23の先端部を回転継手24を介して回転自在に連結
し、且つ該ねじ軸23を旋回台18に対してほぼ接線方
向に位置させて、その中間部を、前後調整用テーブル9
上に設置した球面軸受25に貫通螺合させて支持させて
なる構成としてあり、操作ハンドル22によりねじ軸2
3を回転させてねじ軸23を球面軸受25に対して押し
引きすることにより、ピン21を介して旋回台18を、
たとえば、±5°程度旋回調整できるようにしてある。
【0016】一方、上記支持プレート19と同じ大きさ
とし且つアタッチメントとして用意しておいたサイズの
異なる複数の管受治具29のいずれかを上面部に着脱可
能に取り付けるようにしたフェイスプレート26を、上
記支持プレート19の上方部に所要間隔を隔てて重なる
ように配置し、且つ該フェイスプレート26の下面部中
央に、センターシャフト27を取り付けて、該センター
シャフト27の下端部を、上記支持プレート19及び旋
回台18を通してスラストベアリング17の中心部位置
に昇降自在に支持させ、更に、上記フェイスプレート2
6の昇降移動調整を行うための昇降移動調整機構28を
該フェイスプレート26と支持プレート19に装備させ
る。
【0017】上記昇降移動調整機構28は、フェイスプ
レート26の四隅の位置に上下方向(矢印Z方向)に貫
通させて上下方向に取り付けたナット30と、該各ナッ
ト30にそれぞれ上端部側を螺合させて下端部のねじの
ない部分を支持プレート19に回転自在に支持させたね
じ軸31と、操作ハンドル32の回転操作で回転させら
れる出力軸33を上記ねじ軸31の下端にフランジ継手
35を介して接続したウォームホイール機構34と、こ
れらウォームホイール機構34の位置を固定するために
上記支持プレート19の下面側に吊り下げ設置した支持
フレーム36とからなり、ウォームホイール機構34の
操作でねじ軸31を回転させることにより、該ねじ軸3
1に沿って昇降させられるナット30と一体にフェイス
プレート26が、上下方向に昇降させられるようにして
ある。
【0018】又、ベースプレート1の前後いずれか一方
(図2では前側)のサイドガイド4の右側端部位置に
は、スケール38を設け、これに対応させて左右調整用
テーブル2のサイドガイド11の後端部上面に指針37
を設けて、左右調整用テーブル2の左右方向の移動量を
読み取ることができるようにしてあると共に、左右調整
用テーブル2の左右のサイドガイド11の一方(図2で
は右側)の内側面中央部には、スケール40を設け、こ
れに対応させて前後調整用テーブル9の右端部の上面中
央部に指針39を設けて、前後調整用テーブル9の前後
方向の移動量を読み取ることができるようにしてあり、
且つセンターシャフト27の支持プレート19貫通部に
は、支持プレート19の上面を指針として昇降量を読み
取ることができるようにしたスケール41が設けてあ
る。一方、旋回台18に取り付けたピン21の下方に位
置する前後調整用テーブル9の上面部には、上記ピン2
1の下端を指針として角度目盛りを読み取ることができ
るようにしたスケール42が取り付けてある。
【0019】更に、本発明では、左右調整用テーブル2
の左右方向移動、前後調整用テーブル9の前後方向移
動、フェイスプレート26の旋回及び昇降移動をそれぞ
れロックする機能を具備させてある。すなわち、左右調
整用テーブル2の左右方向移動については、左右で対向
するねじ軸7a,7bを左右調整用テーブル2に押し付
けることによりロックされるようにしてある。前後調整
用テーブル9の前後方向移動については、ねじ軸14の
先端部を支承する軸受15の部分にロック装置43が装
着してある。フェイスプレート26の旋回移動について
は、前後調整用テーブル9の上面にブラケット44を固
設して、該ブラケット44に螺着させたボルト45の先
端をスラストベアリング17の上環部外周面に押し付け
ることによりロックされるようにしてある。フェイスプ
レート26の昇降移動については、ウォームホイール機
構34の操作ハンドル32の軸部にロック装置46が装
着してある。
【0020】なお、図1において、47は据え付けるべ
き上部の配管を示す。
【0021】原子力プラントの改造工事において、配管
の据え付け工事を行う場合は、新しい上部の配管47を
精度よく位置決めして固定した後、該上部の配管47に
下部の配管を接続して配管を上から下へ据え付けて行く
ようにする。
【0022】詳述すると、先ず、新しい配管47を位置
決めして固定しようとする位置の下方に、必要に応じて
補助架台等を介して本発明の配管据付用仮受装置を配置
する。この際、フェイスプレート26の上面には、位置
決めすべき配管47の外径に合う管受治具29をセット
しておき、該管受治具29内に配管47を落し込んで載
せておくようにする。
【0023】上記の状態において、配管47の位置決め
を行う。この場合は、左右方向移動調整機構5、前後方
向移動調整機構12、旋回移動調整機構20、昇降移動
調整機構28等を駆使して位置調整を行うことにより、
新しい配管47の位置決めを行うようにする。
【0024】左右方向移動調整機構5により配管47を
左右方向へ位置調整する場合は、左右の各操作ハンドル
8a,8bを回転操作することにより左右のねじ軸7
a,7bを左右方向に押し引きさせるようにするが、図
1において、配管47を、たとえば左方へ移動させると
きには、左側のねじ軸7aを引き戻すように操作ハンド
ル8aを回転させ、一方、右側のねじ軸7bを押し込む
ように操作ハンドル8bを回転させるようにする。これ
により、左右調整用テーブル2はローラ3の転動とサイ
ドガイド4に規制された動きによりベースプレート1上
を左方へ移動させられるため、この移動が前後調整用テ
ーブル9、旋回台18、支持プレート19、昇降移動調
整機構28、フェイスプレート26を介して配管47に
伝えられる。この際、左方への移動量は、サイドガイド
4内側面のスケール38の目盛りをサイドガイド11後
端部上の指針37で読み取ることにより定量的に把握す
ることができる。
【0025】前後方向移動調整機構12により配管47
を前後方向へ位置調整する場合は、操作ハンドル16を
回転操作することによりねじ軸14を前後方向に押し引
きさせるようにする。これにより前後調整用テーブル9
はローラ10の転動とサイドガイド11に規制された動
きにより左右調整用テーブル2上を前後方向へ移動させ
られるため、配管47も前後方向へ移動させられる。こ
の際、前後方向への移動量は、サイドガイド11内側面
のスケール40の目盛りを前後調整用テーブル9上の指
針39で読み取ることにより定量的に把握することがで
きる。
【0026】旋回移動調整機構20により配管47を旋
回調整する場合は、操作ハンドル22を回転操作するこ
とによりねじ軸23を水平方向に押し引きさせるように
する。この場合、ねじ軸23を押し引きすると、その変
位を、旋回台18の外周端部に固定されたピン21に伝
えることができるため、ピン21を介して旋回台18が
旋回させられることになり、配管47を水平方向へ旋回
調整することができる。又、このときの旋回角度は、前
後調整用テーブル9上のスケール42の角度目盛りを上
記ピン21の下端を指針として読み取ることにより定量
的に把握することができる。
【0027】昇降移動調整機構28により配管47を上
下方向に調整する場合は、各ウォームホイール機構34
の操作ハンドル32を回転操作することにより出力軸3
3に連結されたねじ軸31を回転させるようにする。こ
の場合、ねじ軸31の上端部側がフェイスプレート26
に貫通固定されたナット30に螺合しているため、ねじ
軸31の回転に伴いフェイスプレート26が昇降させら
れることにより、配管47の上下方向の位置が調整され
る。又、このとき、昇降量は、センターシャフト27の
スケール41の目盛りを支持プレート19の上面を指針
として読み取ることにより把握することができる。な
お、上記ウォームホイール機構34はフェイスプレート
26の四隅に対応して設置されているため、各ウォーム
ホイール機構34の操作ハンドル32を個々に回転操作
することで、フェイスプレート26の水平位置を微妙に
調整することができる。
【0028】上述したように配管47の各方向の位置が
調整されると、各方向の位置をロックさせて配管47を
仮り拘束させるようにする。この場合、左右調整用テー
ブル2の左右端面に当接する左右のねじ軸7a,7bに
押込力を同時に作用させることにより左右調整用テーブ
ル2の左右方向位置をロックし、ねじ軸14の先端部分
に装着されているロック装置43で前後調整用テーブル
9の前後方向位置をロックし、前後調整用テーブル9上
に立設されているブラケット44部分のボルト45を締
め込んでスラストベアリング17の上環部外周面に押し
付けることにより旋回台18の旋回位置をロックし、各
ウォームホイール機構34のハンドル軸部に装着されて
いるロック装置46でフェイスプレート26の上下方向
位置をロックする。
【0029】上記のように配管47を位置決めして仮り
拘束した状態にすると、該配管47を固定する。配管4
7の固定後は、本発明の配管据付用仮受装置を撤去し、
配管47の下端に下部の配管を継ぎ足すことによって、
配管を上から下へ据え付けて行くようにする。
【0030】なお、上記実施の形態では、旋回を除く各
方向の移動調整のために、各部に複数本のねじ軸を設け
て個々に操作ハンドルで回転操作するようにした場合を
示したが、たとえば、ねじ軸の基端部にスプロケットを
設けて、スプロケット間にチェーンを掛け回すことによ
り1つの操作ハンドルの操作で複数本のねじ軸を連動さ
せるようにしたり、あるいは、左右方向移動調整機構5
については、左右で1対のねじ軸7a,7bとしたり、
前後方向移動調整機構12については1本のねじ軸14
としてもよいこと、又、左右調整用テーブル2と前後調
整用テーブル9の配置は上下逆でもよいこと、更に、各
方向の移動調整機構によるロックの仕方は任意に選定し
得ること、更に又、各方向の移動量を読み取るためのス
ケールの配置位置は図示した以外の位置であってもよい
こと、又、実施の形態では、原子力プラントの配管の据
え付けについて示したが、他のプラント等においても同
様に採用し得ること、その他本発明の要旨を逸脱しない
範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の配管据付用仮
受装置によれば、ベースプレート上に、左右方向又は前
後方向へのみ移動調整可能としたテーブルを載置して、
該テーブル上に、前後方向又は左右方向へのみ移動調整
可能としたテーブルを載置し、且つ上側に位置するテー
ブル上に、旋回台を旋回調整可能に載置し、該旋回台上
に、上面に配管をセットできるようにしたフェイスプレ
ートを、昇降調整できるように組み付け、更に上記各テ
ーブル、旋回台、フェイスプレートの各方向の移動をロ
ックさせる機能を具備させた構成としてあるので、1人
の作業員であっても配管の左右方向、前後方向、上下方
向等の各方向の位置決めを容易に且つ正確に行うことが
できると共に、別途拘束機構を用意することなく配管の
位置を拘束することができることにより、配管を上から
下へと据え付けることができ、又、左右方向又は前後方
向へ移動調整するテーブル、旋回台、フェイスプレート
の各方向の移動量を読み取るためのスケールをそれぞれ
所要位置に設けた構成とすることにより、配管を位置決
めする際の移動量を定量的に把握することができ、これ
により熟練を要することなく作業を進めることができる
ようになることから、作業性を向上させることができ
る、等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配管据付用仮受装置の実施の一形態を
示す概要図である。
【図2】図1のA−A方向矢視図である。
【図3】図1のB−B方向矢視図である。
【符号の説明】
1 ベースプレート 2 左右調整用テーブル 5 左右方向移動調整機構 9 前後調整用テーブル 12 前後方向移動調整機構 18 旋回台 20 旋回移動調整機構 26 フェイスプレート 28 昇降移動調整機構 38,40,41,42 スケール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースプレート上に、左右方向又は前後
    方向へのみ移動調整可能としたテーブルを載置して、該
    テーブル上に、前後方向又は左右方向へのみ移動調整可
    能としたテーブルを載置し、且つ上側に位置するテーブ
    ル上に、旋回台を旋回調整可能に載置し、該旋回台上
    に、上面に配管をセットできるようにしたフェイスプレ
    ートを、昇降調整できるように組み付け、更に上記各テ
    ーブル、旋回台、フェイスプレートの各方向の移動をロ
    ックさせる機能を具備させた構成を有することを特徴と
    する配管据付用仮受装置。
  2. 【請求項2】 左右方向又は前後方向へ移動調整するテ
    ーブル、旋回台、フェイスプレートの各方向の移動量を
    読み取るためのスケールをそれぞれ所要位置に設けた請
    求項1記載の配管据付用仮受装置。
JP11219599A 1999-04-20 1999-04-20 配管据付用仮受装置 Expired - Lifetime JP4320836B2 (ja)

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Cited By (4)

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