JP2000300126A - 両軸受リールのハンドル - Google Patents

両軸受リールのハンドル

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JP2000300126A
JP2000300126A JP11106756A JP10675699A JP2000300126A JP 2000300126 A JP2000300126 A JP 2000300126A JP 11106756 A JP11106756 A JP 11106756A JP 10675699 A JP10675699 A JP 10675699A JP 2000300126 A JP2000300126 A JP 2000300126A
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JP
Japan
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handle
handle arm
shaft
arm
knob
Prior art date
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Application number
JP11106756A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Hogaki
敏彦 穂垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両軸受リールのハンドルアーム上から凹凸を
無くする。 【解決手段】 リール本体1外に突出したハンドル軸4
の端にハンドルアーム6をネジ部材8で固定する。ハン
ドルアーム6の端にハンドルノブ7をノブ軸9を介して
取り付ける。カバー部材14をハンドルアーム6にその
正面6c及び側面6dを覆うように被せると共にノブ軸
9によりハンドルアーム6に固定する。カバー部材14
の内面にはネジ部材8の緩み止め手段14cを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両軸受リールのハ
ンドルに関する。
【0002】
【従来の技術】両軸受リールのハンドルについて開示す
るものに、特開平7−194280号、実用新案登録第
2585652号公報、特開平10−66488号があ
る。
【0003】特開平7−194280号、実用新案登録
第2585652号公報の各ハンドルは、ハンドル軸の
端にハンドルアームがネジ部材で固定され、このネジ部
材の緩み止め部材が上記ハンドルアームに固定され、上
記ハンドルアームの端にハンドルノブがノブ軸を介して
取り付けられた構造になっている。
【0004】また、特開平10−66488号のハンド
ルは、ハンドル軸の端に座板がネジ部材で固定され、こ
の座板の緩み止め部材が固定され、この緩み止め部材が
双方向に突出してハンドルアームを兼ね、このハンドル
アームの端にハンドルノブがノブ軸を介して取り付けら
れた構造になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平7−1
94280号、実用新案登録第2585652号公報の
ハンドルの緩み止め部材はハンドルアームの正面上に突
起物として嵌め込まれているため、緩み止め部材とハン
ドルアームとの間に隙間や段差が出来、ゴミ等が隙間等
に入り込むという問題がある。また、ハンドルアームの
側面と正面との境にエッジが形成されるので別途面取り
作業を必要とするという問題がある。
【0006】特開平10−66488号のハンドルは、
ハンドル軸に対する固定構造が複雑であり、部品点数が
多く組み付け難い。また、ハンドルアームはダイカス
ト、鍛造等により作る必要があり、またそのことからハ
ンドルアームに使用することができる材料も制約を受け
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に係る発明は、リール本体(1)外に突出
したハンドル軸(4)の端にハンドルアーム(6)がネ
ジ部材(8)で固定され、上記ハンドルアーム(6)の
端にハンドルノブ(7)がノブ軸(9)を介して取り付
けられた両軸受リールのハンドル(3)において、カバ
ー部材(14)が上記ハンドルアーム(6)にその正面
(6c)及び側面(6d)を覆うように被せられると共
に上記ノブ軸(9)により上記ハンドルアーム(6)に
固定され、該カバー部材(14)の内面には上記ネジ部
材(8)の緩み止め手段(14c)が設けられた両軸受
リールのハンドルを採用する。
【0008】また、請求項2に係る発明は、上記カバー
部材(14)が中央部(14d)と両側部(14e)と
に分割して形成され、上記中央部(14d)が上記両側
部(14e)に係止手段(17)を介し着脱可能に連結
された請求項1に記載の両軸受リールのハンドルを採用
する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。 <実施の形態1>図1に示すように、この両軸受リール
は、リール本体1に回転可能に支承されたスプール2を
有する。リール本体1の片側にはスプール2を回転させ
るためのハンドル3が取り付けられている。
【0010】ハンドル3の操作により回転するハンドル
軸4とスプール2との間には、図示しない公知の伝動装
置、ドラッグ装置、クラッチ装置等が介在している。伝
動装置はハンドル軸4の回転をスプール2の軸に歯車に
より伝達するようになっており、ドラッグ装置はスプー
ル2に巻き付く釣糸の張力が過大になった時にスプール
2をその軸上で空転させるようになっている。クラッチ
装置は伝動装置における原動軸とスプール2の軸との間
に介在するクラッチ片の対をクラッチレバー5の操作に
より係脱させることでハンドル3とスプール2との間の
伝動をON・OFFするようになっている。クラッチレ
バー5がONになっている状態でハンドル3を回すとス
プール2が回転して釣糸の巻き取りが可能になり、クラ
ッチレバー5がOFFになった状態ではハンドル3とス
プール2との連動が断たれ、スプール2はフリー回転が
可能になって釣糸を繰り出す。
【0011】ハンドル3は、図2〜図4に示すように、
ハンドル軸4に直交するように設けられるハンドルアー
ム6と、ハンドルアーム6の両端に設けられるハンドル
ノブ7とを具備している。
【0012】ハンドル軸4のリール本体1外に突出した
端には雄ネジ4aが形成されると共に横断面非円形の共
回り部4bが形成されている。ハンドルアーム6の中央
部には共回り部4bの横断面形に合致した形状の差込孔
6aが形成され、この差込孔6aにハンドル軸4の共回
り部4bが挿入される。また、差込孔6aにハンドル軸
4の共回り部4bが挿入された状態でネジ部材であるナ
ット8がハンドル軸4の雄ネジ4aに螺合することでハ
ンドルアーム6がハンドル軸4に共回り可能に固定され
る。
【0013】ハンドルノブ7はハンドルアーム6の両端
に夫々ノブ軸9を介して取り付けられている。ノブ軸9
の一端に形成された雄ネジ9aがハンドルアーム6に垂
直方向に形成された雌ネジ6bに螺合することで、ノブ
軸9はハンドル軸4と平行にハンドルアーム6上に固定
される。ノブ軸9の基端には滑り軸受9bが形成され、
ノブ軸9の末端には転がり軸受10が止めネジ11によ
り固定される。ハンドルノブ7の基端はこのノブ軸9の
滑り軸受9bに滑り接触し、ハンドルノブ7の末端は転
がり軸受10の外輪に固定される。これにより、ハンド
ルノブ7はノブ軸9上に回転自在に支持される。
【0014】なお、ハンドルノブ7の末端には必要に応
じてノブカバー12が嵌め込まれ、固定ネジ13により
固定される。
【0015】図1〜図5に示すように、ハンドルアーム
6には、その正面6c及び側面6dを覆うようにカバー
部材14が被せられている。カバー部材14はハンドル
アーム6の正面6cと側面6dに夫々対応するカバー本
体14aとカバーリム部14bとを有し、合成樹脂、金
属等で一体成形されている。
【0016】カバー部材14はハンドル軸4に対応する
カバー本体14aの中央部に緩み止め手段を備える。緩
み止め手段は、例えばナット8に合致する形状の凹部1
4cで構成される。凹部14cは具体的にはナット8が
入り込み得る六角形状の空洞であり、カバー部材14の
カバー本体14aの中央の内面に形成される。カバー部
材14がハンドルアーム6の正面6c上から被せられハ
ンドルアーム6に固定されると、凹部14c内にナット
8が嵌まり込みハンドルアーム6上での回転を阻止され
る。このため、ハンドルアーム6はハンドル軸4上に当
初の締付け状態のまま保持される。
【0017】カバー部材14は、そのカバー本体14a
とカバーリム部14bとで形成される凹陥部内にハンド
ルアーム6が嵌め込まれることでハンドルアーム6に被
せられ、カバー本体14aの両翼がノブ軸9のハンドル
アーム6への螺合時にノブ軸9によってハンドルアーム
6の正面6c上に固定されることで、ハンドルアーム6
上に固定される。
【0018】また、カバー部材14はカバー本体14a
とカバーリム部14bとの境界部にハンドルアーム6に
沿った肩部を有するが、この肩部には図4及び図5に示
すように面取り15が施されている。この面取りされた
肩部が、プレス、鍛造等により製造する際に生じ得るハ
ンドルアーム6のエッジ16を覆い外部から隠蔽する。 <実施の形態2>図6〜図9に示すように、この両軸受
リールのハンドル3におけるカバー部材14は中央部1
4dと両側部14eとの三部分に分割されている。両側
部14eは実施の形態1におけると同様にハンドルアー
ム6上にノブ軸9により固定される。中央部14dは両
側部14eに対し係止手段17により着脱自在に連結さ
れることで両側部14eを介しハンドルアーム6上に固
定される。
【0019】中央部14dは、実施の形態1におけると
同様にネジ部材であるナット8に合致する形状の凹部1
4cを有し、ハンドルアーム6の正面6cにナット8の
上から被せられ両側部14eを介してハンドルアーム6
に固定される。これにより、ナット8はハンドルアーム
6上で回転を阻止され、ハンドルアーム6はハンドル軸
4上に当初の締付け状態のまま保持される。
【0020】中央部14dを両側部14eに結合するた
めの係止手段17は、図7及び図8に示すように、中央
部14dから両側部14eの方へ突出し両側部14eの
正面側に重なる重畳片18と、重畳片18の付根近傍か
ら両側部14eの端縁を横切るよう突出するバネ片19
と、両側部14eの裏面に係止する爪片20とを備え
る。両側部14eをノブ軸9によりハンドルアーム6上
に固定した上で、中央部14dを両側部14e間に挿入
するようにしてハンドルアーム6上に宛がうと、バネ片
19の撓みにより爪片20が両側部14eの端縁を乗り
越えてそれらの裏面と係合する。これにより、中央部1
4dは両側部14eを介しハンドルアーム6上に固定さ
れる。
【0021】また、ハンドルアーム6には中央部14d
の爪片20に対応する個所に逃し孔21が形成され、こ
の逃し孔21内に爪片20が入り込んでいる。逃し孔2
1内に指や工具を入れて爪片20を両側部14eの裏面
から外すように操作すれば、中央部14dを両側部14
e及びハンドルアーム6上から取り外すことができる。
【0022】なお、図6及び図7に示すように、中央部
14dから突出する重畳片18が両側部14eに重なる
個所は、それらの表面に段差が生じないよう面一化処理
されている。
【0023】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、カバー部
材がハンドルアームにその正面及び側面を覆うように被
せられると共にノブ軸によりハンドルアームに固定さ
れ、カバー部材の内面にネジ部材の緩み止め手段が設け
られたことから、緩み止め手段に対する糸絡み、ゴミの
付着等を防止することが出来、また、カバー部材により
ハンドルアームのエッジを外部に露出しないようにカバ
ーすることができる。また、カバー部材を樹脂で形成し
た場合は、メッキ、塗装等のデザイン的な自由度が増す
ことになる。
【0024】請求項2に係る発明によれば、カバー部材
が中央部と両側部とに分割して形成され、中央部が両側
部に係止手段を介し着脱可能に連結されたことから、ハ
ンドルの組み立て作業性が向上し、また修理点検時の分
解性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハンドルを備えた両軸受リールの
平面図である。
【図2】ハンドルの拡大水平断面図である。
【図3】ハンドルの正面図である。
【図4】図3中IV−IV線矢視断面図である。
【図5】図図3中V−V線矢視拡大断面図である。
【図6】他の実施の形態に係るハンドルを備えた両軸受
リールの平面図である。
【図7】図6に示したハンドルの拡大水平断面図であ
る。
【図8】図6に示したハンドルの正面図である。
【図9】図8中IX−IX線矢視断面図である。
【符号の説明】
1…リール本体 4…ハンドル軸 6…ハンドルアーム 6c…ハンドルアームの正面 6d…ハンドルアームの側面 7…ハンドルノブ 8…ナット 9…ノブ軸 14…カバー部材 14c…凹部 14d…カバー部材の中央部 14e…カバー部材の両側部 17…係止手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール本体外に突出したハンドル軸の端
    にハンドルアームがネジ部材で固定され、上記ハンドル
    アームの端にハンドルノブがノブ軸を介して取り付けら
    れた両軸受リールのハンドルにおいて、カバー部材が上
    記ハンドルアームにその正面及び側面を覆うように被せ
    られると共に上記ノブ軸により上記ハンドルアームに固
    定され、該カバー部材の内面には上記ネジ部材の緩み止
    め手段が設けられたことを特徴とする両軸受リールのハ
    ンドル。
  2. 【請求項2】 上記カバー部材が中央部と両側部とに分
    割して形成され、上記中央部が上記両側部に係止手段を
    介し着脱可能に連結されたことを特徴とする請求項1に
    記載の両軸受リールのハンドル。
JP11106756A 1999-04-14 1999-04-14 両軸受リールのハンドル Pending JP2000300126A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004081046A (ja) * 2002-08-23 2004-03-18 Ken Matsuura Lacing Service:Kk 魚釣用リールのハンドル
JP2018161099A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 グローブライド株式会社 魚釣用リールのハンドルおよびそのハンドル用のプレート

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004081046A (ja) * 2002-08-23 2004-03-18 Ken Matsuura Lacing Service:Kk 魚釣用リールのハンドル
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