JP2000299146A - マイクロフォンホルダ一体型コネクタ - Google Patents

マイクロフォンホルダ一体型コネクタ

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JP2000299146A
JP2000299146A JP11105220A JP10522099A JP2000299146A JP 2000299146 A JP2000299146 A JP 2000299146A JP 11105220 A JP11105220 A JP 11105220A JP 10522099 A JP10522099 A JP 10522099A JP 2000299146 A JP2000299146 A JP 2000299146A
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microphone
microphone holder
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conductive
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JP11105220A
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Kazuhiko Aoki
和彦 青木
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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  • Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器本体ケースへの装着が容易で、マイクの
電極と実装基板の電極との確実な接続が得られるマイク
ホルダ一体型コネクタを提供する。 【解決手段】 導電性部材として金属粒子を分散させた
導電性エラストマと絶縁性エラストマとからなる電気的
接続に寄与するコネクタと、コンデンサ型マイクロフォ
ンを収納するための凹部を有する位置決め固定用のマイ
クホルダとを一体化したことを特徴とするマイクホルダ
一体型コネクタ。ただし、該導電性部材は、(A)平均
組成式R nSiO(4−n)/2で示され、脂肪族
不飽和基を少なくとも2個有するオルガノポリシロキサ
ン100重量部と、(B)予め銀粉末中に少なくとも
0.5重量%以上の微粉末シリカを混合してなる導電性
粉末100〜800重量部、及び(C)上記(A)成分
を硬化させ得る量の硬化剤、を含有するシリコーンゴム
組成物から形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話等の携帯
用通信機器の機器本体ケースに装着されるマイクロフォ
ンホルダ一体型コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記用途に使用されるマイクは、
図10に示すように、マイクaから導かれたリード端子
bと機器本体ケースcに装着された実装基板dの電極e
とが、半田付けfにより接続されている。さらに、機器
本体ケースcにはマイクロフォンホルダ(以下、単にマ
イクホルダという)gが装着され、このマイクホルダg
にマイクaが装着され保持されている。
【0003】マイクaの電極と実装基板dの電極eとを
接続するためには、まずマイクaの電極にリード端子b
を設ける工程が必要であり、さらに、マイクaのリード
端子bと実装基板dの電極eとを接続するために半田付
け工程が必要とされるが、これらの工程は煩雑であり、
かつ機器の微小化への妨げとなっていた。また、金属細
線を所定のピッチで平行に埋設した弾性体を有するマイ
クホルダ一体型コネクタも提案されているが、これは、
金属細線を使用しているため圧縮時に、座屈してしまう
ことが確認されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、機器
本体ケースへの装着が容易で、マイクの電極と実装基板
の電極との確実な接続が得られるマイクホルダ一体型コ
ネクタ(以下、一体型コネクタという)を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、導電性部材
を形成する際、シリコーンゴム組成物に添加する銀粉末
に、適量の微粉末シリカを混合すると、銀粉末の分散性
に優れ、経時での凝集が少なく、安定した体積抵抗率が
得られる。さらに、下記の平均組成式(1)で示される
オルガノポリシロキサンに、微粉末シリカを混合した導
電性粉末を配合することにより得られるシリコーンゴム
組成物は、有機過酸化物又はオルガノハイドロジェンポ
リシロキサン/白金系触媒単独でも、また有機過酸化物
とオルガノハイドロジェンポリシロキサン/白金系触媒
の併用系でも硬化することができ、この成形物は、電気
的に安定した低抵抗の導電性部材となり、長期の使用に
耐え得ることから導電性接点部材、コネクタ、事務機用
ロール部材、電磁波シールドガスケット材等に最適であ
ることを知見し、本発明をなすに至った。
【0006】本発明の一体型コネクタは、導電性部材と
して金属粒子を分散させた導電性エラストマと絶縁性エ
ラストマとからなる電気的接続に寄与するコネクタと、
コンデンサ型マイクロフォンを収納するための凹部を有
する位置決め固定用のマイクホルダとを一体化したこと
を特徴とし、導電性部材は、下記(A)〜(C)を含有
するシリコーンゴム組成物から形成される。 (A)下記平均組成式(1)で示され、脂肪族不飽和基
を少なくとも2個有するオルガノポリシロキサン100
重量部、 R nSiO(4−n)/2 …(1) (但し、式中、R は同一又は異種の非置換又は置換
の1価炭化水素基であり、nは1.98〜2.02の正
数である。) (B)予め銀粉末中に少なくとも0.5重量%以上の微
粉末シリカを混合してなる導電性粉末100〜800重
量部、 (C)上記(A)成分を硬化させ得る量の硬化剤。
【0007】また、上記電気的接続に寄与するコネクタ
は、導電性部材として銀系粒子を分散させた導電性エラ
ストマ層と絶縁性エラストマ層とがその接合面が互いに
平行となるように交互に、かつ多重に積層されている。
上記マイクホルダは、機器本体ケースの実装基板の電極
と対向する位置にマイク収納部を設け、この収納部に着
脱自在に嵌合可能な外形とすることができる。また、マ
イクホルダには、その脚部に機器本体ケースに装着する
ためのフランジ部を設けることもできる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一体型コネクタの実施の
形態を、図1〜図6に基づき詳細に説明する。図1〜図
3は、いずれも本発明の一体型コネクタ1を示し、それ
ぞれ態様の異なるコネクタ2とマイクホルダ3とを一体
化して形成されている。なお、各図において上方の図は
平面図であり、下方はその断面図である。
【0009】図1の(a)、(b)に示す一体型コネク
タ1は、それぞれ異なるタイプのコネクタ2がマイクホ
ルダ3と一体化され、(a)のマイクホルダ3は円筒形
状、(b)は角筒形状をなしている。コネクタ2は、導
電性エラストマ層4と絶縁性エラストマ層5とが互いに
平行となるように交互に、多重に積層されている。図2
に示す態様は、マイクホルダ3の側部に開口部6が設け
られている。このタイプの一体型コネクタ1は、マイク
の集音に指向性があり、携帯用通信機器に装着して外部
騒音の集音を抑制することができる。図3に示す態様
は、マイクホルダ3の脚部に、取付け孔7を有するフラ
ンジ部8が設けられている。このタイプの一体型コネク
タ1は、取付け孔7に嵌合する突起を機器本体ケースに
設けるだけで、マイクの位置決め固定をより確実に行う
ことができる。従って、機器本体ケースに一体型コネク
タ1を装着するための特別な取付け凹部が不要であり、
機器本体ケースの構造がよりシンプルとなる。このよう
に本発明の一体型コネクタにはさまざまな態様が可能で
ある。
【0010】図4は、一体化する前のコネクタ2とマイ
クホルダ3とを示し、図4(a)は筒状のマイクホルダ
3の断面図であり、マイクホルダ3は弾性樹脂からなる
弾性材9により形成されている。図4(b)、(c)は
斜視図であり、(b)は外形が矩形状をなすコネクタ
2、(c)はコネクタ部が半月状の弾性材9と一体化さ
れた円盤形状をなすコネクタ2を示している。
【0011】コネクタ2及びマイクホルダ3に用いられ
る弾性材9及び絶縁性エラストマ層5は、−25〜90
℃の環境雰囲気のもとで弾性が維持される材質であっ
て、圧縮永久歪みが20%以下で、硬度は20〜80°
Hの範囲にあることが望ましい。このため、シリコーン
ゴム、フッ素ゴムあるいはウレタンゴム等が用いられ、
特にはシリコーンゴムが好ましい。さらに、弾性材9中
に含有イオン類が少ないほうがより好ましい。図4
(c)は、図4(b)とは形状の異なるコネクタ2の斜
視図であり、外形が円盤状をなしている。
【0012】図5(a),(b)は平面図であり、一体
化に用いられるコネクタ2の他の態様を示している。図
6は、本発明の一体型コネクタ1を用いて、マイク10
の端子電極11と実装基板12の電極13との接続を示
す概略断面図であり、一体型コネクタ1と実装基板12
はそれぞれ機器本体ケース14a、14bに装着されて
いる。マイク10の取り付けは、一体型コネクタ1の凹
部にマイク10を嵌合して、機器本体ケース14の所定
の箇所に取り付けるだけで容易に装着することができ
る。このとき、一体型コネクタ1が、シリコーンゴム等
の弾性材9で形成されているため、機器本体ケース14
a、14bにより一体型コネクタ1に圧縮力が加えら
れ、マイク10の端子電極11と実装基板12の電極1
3とを確実に接続するとともに、機器本体ケース14
a、14bに加えられる振動や衝撃をも吸収する。さら
に、コネクタにマイクを直接、位置決め、固定すること
ができ、機器本体ケースへのマイク組み込み作業が簡素
化され、コスト削減に寄与する。さらに、マイクの取り
付け位置精度がアップし、製品の収率が向上する。
【0013】導電性部材としては、脂肪族不飽和基を少
なくとも2個有するオルガノポリシロキサン100重量
部(100部、以下同様)に、予め銀粉末中に少なくと
も0.5重量%以上の微粉末シリカを混合した導電性粉
末を100部から800部配合することにより得られる
シリコーンゴム組成物は、有機過酸化物又はオルガノハ
イドロジェンポリシロキサン/白金系触媒単独でも、ま
た有機過酸化物とオルガノハイドロジェンポリシロキサ
ン/白金系触媒の併用系でも硬化することができる。
【0014】以下、さらに詳述する。本発明に係るシリ
コーンゴム組成物の第1成分であるオルガノポリシロキ
サンは、下記平均組成式(1)で示される。 R nSiO(4−n)/2 …(1) (但し、式中、R は同一又は異種の非置換又は置換
の1価炭化水素基であり、nは1.98〜2.02の正
数である。)
【0015】ここで、上記式中、R はメチル基、エ
チル基、プロピル基、ブチル基等のアルキル基、シクロ
ヘキシル基等のシクロアルキル基、ビニル基、アリル
基、ブテニル基、ヘキセニル基等のアルケニル基、フェ
ニル基、トリル基等のアリール基、またはこれらの基の
炭素原子に結合した水素原子の一部又は全部をハロゲン
原子、シアノ基などで置換したクロロメチル基、トリフ
ルオロプロピル基、シアノエチル基などから選択される
同一又は異種の好ましくは炭素数1〜10、より好まし
くは炭素数1〜8の非置換又は置換の1価炭化水素基で
ある。
【0016】この場合、R は脂肪族不飽和基(アル
ケニル基)を少なくとも2個有していることが必要であ
るが、R 中の脂肪族不飽和基の含有量は0.001
〜20モル%、特に0.025〜5モル%であることが
好ましい。また、nは1.98〜2.02の正数であ
る。上記式(1)のオルガノポリシロキサンは基本的に
は直鎖状であることが好ましいが、分子構造の異なる1
種又は2種以上の混合物であってもよい。さらに、上記
オルガノポリシロキサンは、平均重合度が100〜1
0,000であることが好ましい。
【0017】次に、第2成分の銀粉末について詳細に説
明する。本発明で使用する銀粉末は、特に限定されるも
のではなく、たとえば電解法、粉砕法、熱処理法、アト
マイズ法、化学的製法などで製造された、粒状、樹枝
状、フレーク状などの粉末があげられる。また粒径は
0.05〜100μmが好ましい。銀粉末の粒径は特に
限定されないが、実用上好ましくは平均粒径が0.1〜
10μmの範囲がよい。また、本発明の銀粉末の形状は
特に限定されず、例えば、粒状、樹枝状、フレーク状、
不定形状であり、またこれらの形状を有する銀粉末の混
合物であってもよいが、低抵抗のシリコーンゴムを形成
するためには完全に独立した分散ではなく、銀の粉末が
部分的に連結していることが望ましい。
【0018】銀粉末を粉砕する装置は特に限定されず、
例えば、スタンプミル、ボールミル、振動ミル、ハンマ
ーミル、圧延ローラ、乳鉢等の公知の装置が挙げられ
る。また、還元銀、アトマイズ銀、電解銀またはこれら
2種以上の混合物からなる銀粉末を圧延する条件は特に
限定されず、使用する銀粉末の粒径や形状により選択す
る必要がある。またガラスビーズやフェノール樹脂に銀
をメッキした材料でもよい。
【0019】微粉末シリカは銀粉末の凝集防止が目的で
あり、微粉末シリカの比表面積は50m /g以上、
好ましくは100〜300m /gとする必要があ
る。比表面積が50m /gに満たないと十分な凝集
防止効果を得ることができない。微粉末シリカとして
は、例えば煙霧質シリカ、沈降シリカ等が挙げられ、ま
たこれらの表面をクロロシランやヘキサメチルジシラザ
ン、オルガノポリシロキサン、アルコキシシランなどで
疎水化したものも好適に用いられる。微粉末シリカを銀
粉末100部に対して0.5〜5重量%をターブラ撹拌
機等を用いて5分から5時間程度混合する。シリカの添
加量が0.5重量以下では凝集効果が減少し、5重量%
以上では、電気抵抗値が高くなってしまう。
【0020】本発明において、第3成分の硬化剤として
は、オルガノハイドロジェンポリシロキサン/白金系触
媒(付加反応用硬化剤)又は有機過酸化物触媒を使用し
得る。白金系触媒としては公知のものが使用でき、具体
的には白金元素単体、白金化合物、白金複合体、塩化白
金酸、塩化白金酸のアルコール化合物、アルデヒド化合
物、エーテル化合物、各種オレフィン類とのコンプレッ
クスなどが例示される。白金系触媒の添加量は、第1成
分のオルガノポリシロキサンに対し白金原子として1 〜
2,000ppmの範囲とすることが望ましい。
【0021】一方、オルガノハイドロジェンポリシロキ
サンは、直鎖状、分岐鎖状、環状のいずれであってもよ
いが、重合度が300以下のものが好ましく、ジメチル
ハイドロジェンシリル基で末端が封鎖されたジオルガノ
ポリシロキサン、ジメチルシロキサン単位とメチルハイ
ドロジェンシロキサン単位及び末端トリメチルシロキシ
単位との共重合体、ジメチルハイドロジェンシロキサン
単位(H(CH SiO0.5 単位)とSiO
単位とからなる低粘度流体、1,3,5,7−テト
ラハイドロジェン−1,3,5,7−テトラメチルシク
ロテトラシロキサン、1−プロピル−3,5,7−トリ
ハイドロジェン−1,3,5,7−テトラメチルシクロ
テトラシロキサン、1,5−ジハイドロジェン−3,7
−ジヘキシル−1,3,5,7−テトラメチルシクロテ
トラシロキサンなどが例示される。
【0022】この硬化剤としてのオルガノハイドロジェ
ンポリシロキサンの添加量は、第1成分のオルガノポリ
シロキサンの脂肪族不飽和基(アルケニル基)に対し
て、珪素原子に直結した水素原子が50〜500モル%
となる割合で用いることが望ましい。また、有機過酸化
物触媒としては、例えばベンゾイルパーオキサイド、
2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、p−メチ
ルベンゾイルパーオキサイド、2,4−ジクミルパーオ
キサイド、2,5−ジメチル−ビス(2,5−t−ブチ
ルパーオキシ)ヘキサン、ジ−t−ブチルパーオキサイ
ド、t−ブチルパーベンゾエートなどが挙げられる。有
機過酸化物触媒の添加量は第1成分のオルガノポリシロ
キサン100部に対して0.1〜5部とすればよい。
【0023】本発明に係るシリコーンゴム組成物には、
上記第1〜第3の成分に加え、任意成分として本発明の
効果を妨げない範囲で必要に応じ、補強性シリカ粉末を
添加してもよい。補強性シリカ粉末は、機械的強度の優
れたシリコーンゴムを得るために添加されるものである
が、この目的のためには比表面積が50m /g以
上、好ましくは100〜300m /gとする必要が
ある。比表面積が50m /gに満たないと硬化物の
機械強度が低くなってしまう。このような補強性シリカ
としては、例えば煙霧質シリカ、沈降シリカ等が挙げら
れ、またこれらの表面をクロロシランやヘキサメチルジ
シラザンなどで疎水化したものも好適に用いられる。
【0024】補強性シリカ粉末の添加量は、第1成分の
オルガノポリシロキサン100部に対して3〜70部、
特に10〜50部とすることが好ましく、3部未満では
添加量が少なすぎて補強効果が得られず、70部を超え
ると加工性が悪くなり、また機械的強度が低下してしま
う。
【0025】また銀粉末と併用して、従来から知られて
いる導電性カーボンブラック、導電性亜鉛華、導電性酸
化チタン等の他の導電性無機酸化物などの導電材や増量
剤としてシリコーンゴムパウダー、ベンガラ、粉砕石
英、炭酸カルシウムなどの充填剤を添加してもよい。
【0026】さらには、スポンジを成形するための無
機、有機の発泡剤を添加してもよい。このような発泡剤
としてはアゾビスイソブチロニトリル、ジニトロペンタ
メチレンテトラミン、ベンゼンスルフォンヒドラジドア
ゾジカルボンアミドなどが例示され、その添加量はシリ
コーンゴムコンパウンド100部に対し1〜10部の範
囲が好適である。このように、本発明のシリコーンゴム
組成物に発泡剤を添加すると、スポンジ状のシリコーン
ゴムを得ることができる。
【0027】また、本発明のシリコーンゴム組成物には
必要に応じて着色剤、耐熱性向上剤などの各種添加剤や
反応制御剤、離型剤或いは充填剤用分散剤などを添加す
ることは任意とされるが、この充填剤用分散剤として使
用されるジフェニルシランジオール、各種アルコキシシ
ラン、カーボンファンクショナルシラン、シラノール基
含有低分子量シロキサンなどは本発明の効果を損なわな
い程度に最小限の添加量に止めることが好ましい。さら
に、本発明のシリコーンゴム組成物を離燃性、耐火性に
するために、白金含有材料、白金化合物と二酸化チタ
ン、白金と炭酸マンガン、白金とγ−Fe 、フ
ェライト、マイカ、ガラス繊維、ガラスフレークなどの
添加剤を使用してもよい。
【0028】本発明に係るシリコーンゴム組成物は、上
記した成分を2本ロール、バンバリーミキサー、ドウミ
キサー(ニーダー)などのゴム混練り機を用いて均一に
混合し、必要に応じて加熱処理を施すことにより得られ
る。このようにして得られたシリコーンゴムロール材料
は、金型加圧成形、押し出し成形、カレンダー成形など
の種々の成形法によって必要とされる用途に成形するこ
とができる。なお、硬化は硬化方法、成形物の肉厚によ
り適宜選択することができるが、通常80〜400℃で
10秒〜30日の条件にて行うことができる。得られた
シリコーンゴム組成物の体積抵抗率は0.1Ω・cm以
下であり、さらに好ましくは1×10−3Ω・cm以下
である。このようなシリコーンゴム組成物は、コネクタ
や、電磁波シールド材等として使用することができる。
【0029】さらに、導電性エラストマ層と絶縁性エラ
ストマ層とがその接合面が互いに平行となるように交互
に、かつ多重に積層されたコネクタを使用することによ
り、金属細線のような座屈を起こすことなく安定した荷
重で、かつカレンダによるコネクタの大量生産が可能で
あることから、速く、低コストでの生産が可能となる。
【0030】本発明の一体型コネクタの製造方法は、例
えば、上記構成の弾性樹脂を金型内で成形して、マイク
を収納するための凹部を有するマイクホルダ成形体を形
成し、導電性エラストマ層と絶縁性エラストマ層がその
接合面が互いに平行となるように交互に、かつ多重に積
層してなる弾性樹脂体の側部に、サポート材を接着して
コネクタ成形体を形成し、マイクホルダ成形体とコネク
タ成形体を、少なくとも一方が未加硫状態で、それぞれ
金型内にセットし熱プレスして一体化した後、加硫する
工程を有している。また、未加硫の弾性樹脂からなる連
結部材を介して、マイクホルダ成形体とコネクタ成形体
とを熱プレスして一体化することもできる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の一体型コネクタの製造方法に
ついて、図7〜図9に基づき詳細に説明する。なお、本
発明は、以下に例示する実施例に限定されるものではな
い。
【0032】1.コネクタ成形工程: 工程(a);ベースフィルムとしての厚さ0.5mmの
ポリエチレンテレフタレートフィルム上に、絶縁性シリ
コーンゴムコンパウンドKE971U(信越化学工業社
製、商品名)を厚さ0.03mmとなるようにカレンダ
ーで分出しし、200℃の加熱炉中で硬化して絶縁性エ
ラストマ層となる絶縁性エラストマシートを形成した。
一方、同じ絶縁性シリコーンゴムコンパウンド100部
に、銀粒子500部を混合し混練して導電性エラストマ
コンパウンドを調製した。
【0033】この導電性エラストマコンパウンドを先に
形成した絶縁性エラストマシート上に、厚さ0.03m
mとなるようにカレンダーで分出しして導電層を形成し
た。これからベースフィルムを剥離し、これを同順に多
数枚積層して積層ブロック体とし、加硫処理後、スライ
スし、さらに二次加硫して硬度を60°H(JISK−
6391にもとづき測定)とし、規定のサイズに裁断し
てコネクタを製造した。
【0034】工程(b);シリコーンゴムコンパウンド
・KE−1940−50−A 50部とシリコーンゴム
コンパウンド・KE−1940−50−B 50部(い
ずれも信越化学工業社製、商品名)とを混合した後、金
型にてゴム硬度50°H、外周曲率半径2.15mm、
高さ2.0mm、長さ300mmのシリコーンゴムから
なる半月状のサポート材を成形した。
【0035】工程(c);工程(a)で作成したコネク
タの側面に、シリコーン接着剤をスクリーン印刷で厚さ
20μmに塗布して半月状のサポート材を貼付した。さ
らに、残る他方の面にもシリコーン接着剤を塗布してサ
ポート材を貼付した。これを真空ボックス内で2分間真
空脱気した後、120℃−2分間の熱プレスで加熱硬化
し、円盤形状のコネクタ成形体を製作した。
【0036】2.マイクホルダ製作工程:(図7参照) シリコーンゴムコンパウンド・KE−9410U 10
0部、加硫剤・C−82.0部(いずれも信越化学工業
社製、商品名)を、ミキシングロール21にて混練した
後、2.5mm厚に分出しし、切断刃22で切断して幅
120mm、長さ250mmのシート23を形成した。
このシート23をマイクホルダ成形用金型24内にセッ
トし、180℃−5分間熱プレスしてマイクホルダ部分
を成形した後、バリ取り治具25で成形バリを取り除
き、マイクホルダ成形体26が連なったマイクホルダシ
ート27を形成した。
【0037】3.連結部材製作工程:(図8参照) シリコーンゴムコンパウンド・SH−851U 100
部(東レ・ダウコーニングシリコーン社製、商品名)、
加硫剤・C−19A 0.5部と加硫剤・C−19B
2.5部(前出)をミキシングロールにて混練した後、
厚さ75μmのPETフィルム28上にカレンダーロー
ル29にて幅300mm、0.1mmの厚さに塗布し、
雰囲気温度150℃の熱風トンネル式乾燥炉(HAV)
30で硬化させ、このフィルム31をロール32に巻き
取った。
【0038】次に、シリコーンゴムコンパウンド・KE
−151KU 75部とシリコーンゴムコンパウンド・
KE−76VBS 25部、加硫剤・C−1 0.15
部とC−3M 3.0部、カラーBB 1.0部、さら
にSOペースト3.5部(いずれも信越化学工業社製、
商品名)をミキシングロールにて混練し、フィルム31
上に、カレンダーロール29にて厚さ0.5mmに塗布
してコート層を設け、ロール35に巻き取った後、これ
を切断刃22で切断して幅120mm、長さ250mm
のシート36を形成した。このシート36を抜き治具3
7内にセットし、コート層側からリング状に抜き加工
し、不用部を取り去って多数の連結部材34を有する連
結部材シート38を得た。このとき、リングの中穴はP
ETフィルム28ごと抜かれている。
【0039】4.一体化工程:(図9参照) 一体成形用金型の下型40にマイクホルダシート27を
セットし、この上に位置決め用中板39を被せ、さらに
この上から連結部材シート38を連結部材34側を下に
向けてセットし、連結部材34のリング中穴部分にコネ
クタ成形体45をセットし、上型41を被せ、熱プレス
にて150℃−5分間加熱して連結部材34を発泡硬化
させることにより、マイクホルダ成形体26とコネクタ
成形体45を一体化して一体成形シート42を製作し
た。
【0040】次に、一体成形シート42を加熱オーブン
で215℃−2時間二次加硫した後、マイクホルダ成形
体26の周囲をバリ抜き加工治具43で切り取り、一体
型コネクタ44を製作した。なお、マイクホルダ成形体
26とコネクタ成形体45を一体化するのに必ずしも連
結部材34を介して行う必要はなく、連結部材34を使
用しない場合は、マイクホルダ成形体26とコネクタ成
形体45のサポート材の少なくともいずれか一方を未加
硫状態とし、熱プレスして一体化すればよい。
【0041】
【発明の効果】本発明の一体型コネクタは、凹部にマイ
クを嵌合して、機器本体ケースの所定の箇所に取り付け
るだけで容易に装着することができるため、機器本体ケ
ースへのマイク組み込み作業が簡素化され、マイクの取
り付け位置精度がアップし、製品の収率が向上し、コス
ト削減に寄与する。機器本体ケースに装着された一体型
コネクタは、シリコーンゴム等の弾性材で形成されてい
るため、機器本体ケースにより一体型コネクタに圧縮力
が加えられ、一体型コネクタの端子電極と実装基板の電
極とを安定した接続抵抗で確実に電気的に接続するとと
もに、機器本体ケースに加えられる振動や衝撃をも吸収
する。さらに、一体型コネクタのコネクタ部分のマイク
と接する面に粘着剤層を設けたものは、マイクをより確
実に一体型コネクタに固定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一体型コネクタを示し、(a)、
(b)はそれぞれ態様の異なる一体型コネクタを示す平
面図及び断面図である。
【図2】本発明の一体型コネクタの他の態様を示す平面
図及び断面図である。
【図3】本発明の一体型コネクタの他の態様を示す平面
図及び断面図である。
【図4】本発明の一体型コネクタの構成を説明する図で
あり、(a)はマイクホルダを示す断面図であり、
(b)、(c)はそれぞれコネクタを示す斜視図であ
る。
【図5】本発明に用いられるコネクタを示し、(a)、
(b)はそれぞれ態様の異なるコネクタを示す平面図で
ある。
【図6】本発明の一体型コネクタを用いてのマイクと実
装基板との接続を示す概略断面図である。
【図7】本発明の一体型コネクタに用いるマイクホルダ
の製造工程の概略を示す工程図である。
【図8】本発明の一体型コネクタに用いる連結部材シー
トの製造工程の概略を示す工程図である。
【図9】マイクホルダとコネクタとを一体化する製造工
程の概略を示す工程図である。
【図10】従来の、コネクタと実装基板との接続を示す
概略断面図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・一体型コネクタ 2・・・・・・・・・・コネクタ 3・・・・・・・・・・マイクホルダ 4・・・・・・・・・・導電性エラストマ層 5・・・・・・・・・・絶縁性エラストマ層 6・・・・・・・・・・開口部 7・・・・・・・・・・取付け孔 8・・・・・・・・・・フランジ部 9・・・・・・・・・・弾性材 10・・・・・・・・・・マイク 11・・・・・・・・・・端子電極 12・・・・・・・・・・実装基板 13・・・・・・・・・・電極 14・・・・・・・・・・機器本体ケース 21・・・・・・・・・・ミキシングロール 22・・・・・・・・・・切断刃 23,36・・・・シート 24・・・・・・・・・・マイクホルダ成形用金型 25・・・・・・・・・・バリ取り治具 26・・・・・・・・・・マイクホルダ成形体 27・・・・・・・・・・マイクホルダシート 28・・・・・・・・・・PETフィルム 29・・・・・・・・・・カレンダーロール 30・・・・・・・・・・熱風トンネル式乾燥炉 31・・・・・・・・・・フィルム 32,35・・・・ロール 34・・・・・・・・・・連結部材 37・・・・・・・・・・抜き治具 38・・・・・・・・・・連結部材シート 39・・・・・・・・・・位置決め用中板 40・・・・・・・・・・下型 41・・・・・・・・・・上型 42・・・・・・・・・・一体成形シート 43・・・・・・・・・・バリ抜き加工治具 44・・・・・・・・・・一体型コネクタ 45・・・・・・・・・・コネクタ成形体 a・・・・・・マイク b・・・・・・リード端子 c・・・・・・機器本体ケース d・・・・・・実装基板 e・・・・・・電極 f・・・・・・半田付け g・・・・・・マイクホルダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性部材として金属粒子を分散させた
    導電性エラストマと絶縁性エラストマとからなる電気的
    接続に寄与するコネクタと、コンデンサ型マイクロフォ
    ンを収納するための凹部を有する位置決め固定用のマイ
    クロフォンホルダとを一体化したことを特徴とするマイ
    クロフォンホルダ一体型コネクタ。ただし、該導電性部
    材は、下記(A)〜(C)を含有するシリコーンゴム組
    成物から形成される。 (A)下記平均組成式(1)で示され、脂肪族不飽和基
    を少なくとも2個有するオルガノポリシロキサン100
    重量部、 R nSiO(4−n)/2 …(1) (但し、式中、R は同一又は異種の非置換又は置換
    の1価炭化水素基であり、nは1.98〜2.02の正
    数である。) (B)予め銀粉末中に少なくとも0.5重量%以上の微
    粉末シリカを混合してなる導電性粉末100〜800重
    量部、(C)上記(A)成分を硬化させ得る量の硬化
    剤。
  2. 【請求項2】 電気的接続に寄与するコネクタが、導電
    性部材として銀系粒子を分散させた導電性エラストマ層
    と絶縁性エラストマ層とをその接合面が互いに平行とな
    るように交互に、かつ多重に積層してなる請求項1に記
    載のマイクロフォンホルダ一体型コネクタ。
  3. 【請求項3】 マイクロフォンホルダが、その脚部に機
    器本体ケースに装着するためのフランジ部を有する請求
    項1に記載のマイクロフォンホルダ一体型コネクタ。
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