JP2000298407A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000298407A
JP2000298407A JP11135692A JP13569299A JP2000298407A JP 2000298407 A JP2000298407 A JP 2000298407A JP 11135692 A JP11135692 A JP 11135692A JP 13569299 A JP13569299 A JP 13569299A JP 2000298407 A JP2000298407 A JP 2000298407A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光体ドラムから中間転写ベルトへの1次転
写におけるトナー像の位置ずれを防止できるとともに、
画像形成速度及び装置内レイアウトの自由度の向上を図
ることができる複写機を提供する。 【解決手段】 感光体ドラム1上にトナー像を形成する
帯電チャージャ3等からなるトナー像形成手段と、中間
転写ベルト11と、中間転写ベルト11を駆動する駆動
制御部19と、中間転写ベルト11に感光体ドラム1上
のトナー像を順次重ね合わせて転写する1次転写バイア
スローラ12等からなる1次転写手段と、中間転写ベル
ト11上に重ね合わせて転写されたトナー像からなるト
ナー画像を転写紙70に転写する2次転写バイアスロー
ラ43等からなる2次転写手段と、所定のタイミングで
中間転写ベルト11を押圧するように駆動制御されるク
リーニングブレード30とを備えた画像形成装置におい
て、上記駆動制御部19として、中間転写ベルト11の
転写面の駆動を位置制御するものを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、
像担持体上に形成されたトナー像が転写される中間転写
体と、該中間転写体に所定のタイミングで押圧するよう
に駆動制御されるクリーニング部材等の押圧部材とを有
する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置として、像
担持体上にトナー像を形成し、該像担持体上のトナー像
を、中間転写体の無端経路に沿って一方向に移動する転
写面に重ね合わせて1次転写するものが知られている。
この中間転写体上に重ね合わせて転写されたトナー像か
らなるトナー画像は、記録媒体上に2次転写される。こ
のような画像形成装置では、該中間転写体の駆動を速度
制御することにより、該中間転写体の転写面を一定速度
で移動させ、該中間転写体上に転写されるトナー像に位
置ずれが生じないようにしていた。
【0003】上記中間転写体を用いた画像形成装置で
は、所定のタイミングで中間転写体を押圧するように駆
動制御される押圧部材を設ける場合があった。例えば、
この押圧部材としては、上記記録媒体に2次転写した後
の中間転写体の転写面に当接し、該転写面に残留してい
るトナー等を除去してクリーニングするブレード状のク
リーニング部材や、該中間転写体上のトナー画像を該記
録媒体に2次転写する2次転写手段において転写バイア
スを印加するために用いられるローラ状の転写部材を設
ける場合があった。このような押圧部材の中間転写体へ
の押圧を開始したり該押圧を解除したりすると、中間転
写体の駆動負荷が変化するため、上記速度制御を行って
いたとしても該中間転写体の転写面の移動速度が瞬間的
に変化し、該転写面の位置ずれが生じてしまう。
【0004】上記中間転写体の転写面の位置ずれが1次
転写動作中に発生すると、該転写面上のトナー像の途中
に位置ずれが発生する。また、中間転写体上に複数のト
ナー像を重ね合わせて転写する場合に、上記中間転写体
の転写面の位置ずれが連続する実行される1次転写動作
の間で発生すると、該転写面に重ね合わせて転写される
トナー像が互いに転写面移動方向にずれてしまう位置ず
れが発生する。
【0005】図4は、黒(Bk)、イエロー(Y)、シ
アン(C)及びマゼンタ(M)の4色のトナー像からな
るトナー画像を中間転写体としての中間転写ベルト11
に連続して転写する場合における上記位置ずれを例示し
た説明図である。時刻t1に、押圧部材としてのクリー
ニング部材を中間転写体の転写面に押圧すると、該転写
面の移動速度が瞬間的に低下し、該転写面上の転写領域
の先端が所定のタイミングよりも遅れて到達することに
なる。このため、該転写面上の所定位置からずれた位置
にBkトナー像が転写されてしまう。また、時刻t2
に、上記クリーニング部材の押圧を解除すると、該転写
面の移動速度が瞬間的に大きくなり、該転写面上の転写
領域は所定のタイミングで到達するようになる。このた
め、後続のYトナー像等は、該転写面上の所定位置に転
写される。従って、上記転写面に転写されるBkトナー
像と他の色のトナー像との間で位置ずれが発生してしま
う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記トナー像の位置ず
れを防止するために、上記中間転写体にトナー像を1次
転写しているときには該中間転写体にクリーニング部材
等の押圧部材を押圧しないようにすることが考えられ
る。しかしながら、この場合は、上記押圧部材の押圧
(例えば、クリーニング動作)が終了しないと、中間転
写体への1次転写が行われない。そのため、特に画像形
成動作を連続して行う場合には画像形成速度の向上を図
ることが難しくなる。
【0007】また、前のトナー画像を中間転写体に転写
した後、クリーニング部材が中間転写体に当接するまで
は、中間転写体上の位置合わせ用のマークの検出を、像
担持体へのトナー像形成及び中間転写体への1次転写等
の動作の基準にしない制御部を設けた画像形成装置が知
られている(例えば、特開平9−185214号公報参
照)。この装置では、上記トナー像の位置ずれの発生を
防止できるとともに、上記クリーニング部材の押圧で中
間転写体の転写面の位置がずれている期間中にもトナー
像の形成及び1次転写の動作を実行できるので、画像形
成速度の向上という点では有利である。しかしながら、
上記クリーニング部材及び上記マークを検知するマーク
センサを所定位置に配置する必要があり、装置内レイア
ウトの自由度が制約されてしまう。
【0008】なお、上記1次転写におけるトナー像の位
置ずれを防止することと、上記画像形成速度及び上記装
置内レイアウトの自由度の向上を図ることを同時に達成
することが難しいという問題点は、上記クリーニング部
材を設けた場合だけでなく、所定のタイミングで中間転
写体の転写面を押圧する駆動制御される転写バイアスロ
ーラ等の転写部材を設けた場合にも発生し得るものであ
る。
【0009】本発明は、以上の問題点に鑑みなされたも
のであり、その目的は、像担持体から中間転写体への1
次転写におけるトナー像の位置ずれを防止できるととも
に、画像形成速度及び装置内レイアウトの自由度の向上
を図ることができる画像形成装置を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、像担持体上にトナー像を形成す
るトナー像形成手段と、該像担持体に接触対向する転写
面が無端経路に沿って一方向に移動可能な中間転写体
と、該転写面を移動させるように該中間転写体を駆動す
る中間転写体駆動手段と、該中間転写体に該像担持体上
のトナー像を順次重ね合わせて転写する1次転写手段
と、該中間転写体上に重ね合わせて転写されたトナー像
からなるトナー画像を記録媒体に転写する2次転写手段
と、所定のタイミングで該中間転写体を押圧するように
駆動制御される押圧部材とを備えた画像形成装置におい
て、上記中間転写体駆動手段として、上記中間転写体の
転写面の駆動を位置制御するものを用いたことを特徴と
するものである。
【0011】この画像形成装置においては、上記中間転
写体の転写面の駆動を位置制御することにより、押圧部
材の中間転写体への押圧を開始するときや該押圧を解除
するときの該転写面の駆動の位置ずれを抑制する。これ
により、該押圧部材の押圧開始及び押圧解除に起因する
該中間転写体への1次転写におけるトナー像の位置ずれ
を防止できる。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記押圧部材が、所定のタイミングで上記
中間転写体の転写面を押圧するように駆動制御されるク
リーニング部材であることを特徴とするものである。
【0013】この画像形成装置においては、上記中間転
写体の転写面の駆動を位置制御することにより、上記ク
リーニング部材の該中間転写体への押圧を開始するとき
や該押圧を解除するときの該転写面の駆動の位置ずれを
抑制する。これにより、該クリーニング部材の押圧開始
及び押圧解除に起因する該中間転写体への1次転写にお
けるトナー像の位置ずれを防止できる。
【0014】請求項3の発明は、請求項2の画像形成装
置において、上記クリーニング部材の押圧位置を、上記
1次転写手段の転写位置と、上記中間転写体上に形成さ
れ得る一つ又は複数のトナー画像の後端が該転写位置に
ある時に該トナー画像が形成されていた部分の先端が到
達している先端位置との間に設定したことを特徴とする
ものである。ここで、上記中間転写体の転写面に複数の
トナー画像が並べて形成される場合における上記「先
端」及び「後端」とはそれぞれ、該複数のトナー画像の
一つ目のトナー画像が形成されていた部分の先端、及び
該複数個目のトナー画像の後端をいう。
【0015】この画像形成装置においては、上記クリー
ニング部材の押圧位置を、上記1次転写手段の転写位置
と上記トナー画像の先端位置との間に設定し、該クリー
ニング部材を該1次転写手段の転写位置に近づけて配置
できるようにする。従って、装置の小型を図ることがで
きる。このように上記クリーニング部材を該1次転写手
段の転写位置に近づけると、中間転写体へのトナー像の
転写の途中に該クリーニング部材の中間転写体への押圧
が開始されたり該押圧が解除されたりする場合がある
が、前述のように該中間転写体の転写面の駆動の位置ず
れを抑制するので1次転写におけるトナー像の位置ずれ
を防止できる。
【0016】請求項4の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記押圧部材が、上記2次転写手段に用い
られる転写部材であって所定のタイミングで上記中間転
写体の転写面を押圧するように駆動制御される転写部材
であることを特徴とするものである。
【0017】この画像形成装置においては、上記中間転
写体の転写面の駆動を位置制御することにより、上記2
次転写手段における転写部材の該中間転写体への押圧を
開始するときや該押圧を解除するときの該転写面の駆動
の位置ずれを抑制する。これにより、該転写部材の押圧
開始及び押圧解除に起因する該中間転写体への1次転写
におけるトナー像の位置ずれを防止できる。
【0018】請求項5の発明は、請求項4の画像形成装
置において、上記転写部材の押圧位置を、上記1次転写
手段の転写位置と、上記中間転写体上に形成され得る一
つ又は複数のトナー画像の後端が該転写位置にある時に
該トナー画像の先端が到達している先端位置との間に設
定したことを特徴とするものである。ここで、上記中間
転写体の転写面に複数のトナー画像が並べて形成される
場合における上記「先端」及び「後端」とはそれぞれ、
上記複数のトナー画像の一つ目のトナー画像の先端、及
び該複数個目のトナー画像の後端をいう。
【0019】この画像形成装置においては、上記転写部
材の押圧位置を、上記1次転写手段の転写位置と上記ト
ナー画像の先端位置との間に設定し、該転写部材を該1
次転写手段の転写位置に近づけて配置できるようにす
る。従って、装置の小型を図ることができる。このよう
に上記転写部材を該1次転写手段の転写位置に近づける
と、中間転写体へのトナー像の転写の途中に該転写部材
の中間転写体への押圧が開始されたり該押圧が解除され
たりする場合があるが、前述のように該中間転写体の転
写面の駆動の位置ずれを抑制するので1次転写における
トナー像の位置ずれを防止できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像形成装置であ
る電子写真複写機(以下「複写機」という。)に適用し
た一実施形態について説明する。まず、本実施形態に係
る複写機全体の構成及び動作について説明する。図1
は、本実施形態に係る複写機の概略構成図である。この
複写機は、図示しないカラー画像読み取り装置(以下
「スキャナ部」という。)と、カラー画像記録装置(以
下「プリンタ部」という。)とから構成されている。
【0021】上記スキャナ部では、図示しないコンタク
トガラス上に載せられた原稿の画像を、照明ランプ、ミ
ラー群及びレンズ等の照明・ミラー光学系を介してカラ
ーセンサに結像し、該原稿のカラー画像情報を、例えば
Blue(以下、Bと記す。)、Green(同、
G)、Red(同、R)の色分解光毎に読み取り、電気
的な画像信号に変換する。上記カラーセンサは、B、
G、Rの色分解手段とCCDのような光電変換素子とか
ら構成され、3色同時読み取りを行うことができるよう
になっている。
【0022】このスキャナ部で得たB、G、Rの各画像
信号は、その強度レベルに基づいて、図示しない画像処
理部で色変換処理が行われる。この色変換処理によっ
て、Black(以下、Bkと記す)、Yellow
(同、Y)、Cyan(同、C)、Magenta
(同、M)のカラー画像データが得られる。具体的に
は、上記照明・ミラー光学系が、プリンタ部に連動する
スタート信号を受けて原稿走査し、カラー画像データを
得る。本実施形態においては、上記照明・ミラー光学系
における1回の原稿走査につき、1色の画像データを得
るように構成されているので、Bk、Y、C、Mの4色
のカラー画像データを得るためには、上記原稿走査を合
計4回繰り返すことになる。
【0023】上記プリンタ部には、図示しない露光手段
としての書込光学ユニットと、像担持体としての感光体
ドラム1とが設けられている。この書込光学ユニット
は、上述したスキャナ部からのカラー画像データを光信
号に変換して、均一に負極性に帯電された感光体ドラム
1に原稿画像に対応したネガ潜像を形成する。上記書込
光学ユニットとしては、例えば、半導体レーザと、これ
の発光及び駆動を制御する発光駆動制御部と、ポリゴン
ミラーと、これを回転駆動する回転駆動モータと、f/
θレンズと、反射ミラーとから構成されたものを使用す
ることができる。また、上記感光体ドラム1は、図1に
おける矢印Aの方向すなわち反時計回りに回転駆動す
る。
【0024】上記感光体ドラム1の周囲には、感光体ク
リーニング手段としての感光体クリーニング装置2と、
図示しない除電手段としての除電ランプと、帯電手段と
しての帯電チャージャ3と、現像手段としての回転型現
像装置であるリボルバ現像ユニット4と、中間転写ユニ
ット10とが配設されている。上記書込光学ユニット、
上記帯電チャージャ3、リボルバ現像ユニット4等によ
り、感光体ドラム1上にトナー像を形成するトナー像形
成手段が構成されている。
【0025】上記感光体クリーニング装置2は、ファー
ブラシ2aと感光体クリーニングブレード2bとを有
し、1次転写後の感光体ドラム1の表面をクリーニング
する。
【0026】上記リボルバ現像ユニット4は、Bk現像
器4aと、Y現像器4bと、C現像器4cと、M現像器
4dとを有し、該リボルバ現像ユニットが回転すること
で、各色の現像器における感光体ドラム1と対向する現
像位置を位置決めすることができる。これら各現像器
は、現像剤の汲み上げ及び撹拌を行う図示しない攪拌手
段としての現像パドルと、該現像剤のトナー濃度を検知
する図示しないトナー濃度検知手段としてのトナー濃度
検知センサと、該現像剤で形成される穂を上記感光体ド
ラム1の表面に接触させる図示しない現像剤担持体とし
ての現像スリーブとをそれぞれ有している。なお、これ
ら4つの現像器の内部構造はまったく同様である。
【0027】また、上記中間転写ユニット10は、中間
転写体としての中間転写ベルト11を、1次転写手段を
構成する1次転写バイアスローラ12と、これに接続し
た電源としての1次転写電源18と、1次転写前除電手
段としてのアースローラ13と、中間転写体駆動手段を
構成する駆動ローラ14と、テンションローラ15と、
2次転写手段を構成する2次転写対向ローラ16と、ク
リーニング対向ローラ17とに張架した構成をとってい
る。上記中間転写ベルト11を張架するすべてのローラ
は導電性材料で形成されており、上記1次転写バイアス
ローラ12以外の各ローラはそれぞれ接地されている。
【0028】図2は、上記駆動ローラ14とともに中間
転写体駆動手段を構成するモータ駆動制御部19の概略
構成を示すブロック図である。このモータ駆動制御部1
9は、駆動モータ191と、該駆動モータの回転を検知
する回転センサ192と、センサ192の出力信号に基
づいて中間転写ベルトの駆動の位置及び速度を検出する
位置・速度検出回路193と、該位置・速度検出回路1
93からの検出信号に基づいて位置及び速度の制御信号
を生成する位置・速度制御回路194と、該制御信号に
基づいて上記駆動モータ191を駆動するモータ駆動回
路195とを用いて構成されている。本実施形態では、
上記駆動モータ191としてDCブラシレスモータを用
いている。そして、該モータの回転可動部に取り付けた
磁石列の磁極(S極、N極)を上記回転センサ192と
してのホールセンサで検知し、該モータの回転を検知し
ている。なお、上記駆動モータ及び回転センサとして
は、上記中間転写ベルト11の駆動の位置制御が可能な
ものであれば、DCブラシレスモータ等に限定されるも
のではなく他のモータやセンサを用いてもよい。
【0029】上記位置・速度制御回路194は、インタ
フェース回路196を介して装置本体の制御部100に
接続され、上記中間転写ベルト11の移動速度や駆動の
ON/OFFが制御されるようになっている。
【0030】上記中間転写ベルト11を張架する1次転
写バイアスローラ12は、該中間転写ベルトの転写面と
上記感光体ドラム1とが接触して形成されるニップ部か
らなる1次転写領域に対して、該中間転写ベルトの表面
移動方向すなわちベルト回転方向の下流側に配置されて
いる。この1次転写バイアスローラ12には、上記1次
転写電源18によって定電流又は定電圧制御された直流
若しくは交流のバイアス、又は直流及び交流の1次転写
バイアスが印加される。また、上記1次転写領域に対し
てベルト回転方向上流側には、接地されたアースローラ
13が配置されている。これら1次転写バイアスローラ
12及びアースローラ13によって、中間転写ベルト1
1は感光体ドラム1に押しつけられ、上記ニップ部が形
成されている。
【0031】上記中間転写ベルト11の周囲には、所定
のタイミングで該ベルト11を押圧するように駆動制御
される押圧部材としてのクリーニングブレード30と、
2次転写手段としての転写ユニット40とが配置されて
いる。この転写ユニット40は、転写材担持体としての
紙転写ベルト41と、該紙転写ベルト表面をクリーニン
グする転写クリーニングブレード42と、上記中間転写
ユニット10の2次転写対向ローラ16に対向する上記
押圧部材としての2次転写バイアスローラ43と、これ
に接続された2次転写用電源47と、図示しない給紙部
側の端部に位置する第1支持ローラ44aと、定着ユニ
ット60側の端部に位置する第2支持ローラ44bと、
上記転写クリーニングブレード42に対向する第3支持
ローラ44cと、転写紙除電チャージャ45と、紙転写
ベルト除電チャージャ46とを有する。また、この転写
ユニット40は、図示しない接離機構によって中間転写
ベルト11から接離可能となっている。そして、中間転
写ベルト11上のトナー画像を記録媒体としての転写紙
70に2次転写するときに、上記第1支持ローラ44a
及び2次転写バイアスローラ43が上方に移動し、該2
次転写バイアスローラ43が転写紙70及び紙転写ベル
ト41を介して、2次転写対向ローラ16でバックアッ
プされた中間転写ベルト11を押圧するようになってい
る。なお、上記転写ユニット40は、この構成に限定さ
れず、例えば上記紙転写ベルト41の代わりにドラムな
どの他の形状の部材を適用した構成とすることも可能で
ある。
【0032】上記クリーニングブレード30は、接離機
構31によって、上記中間転写ベルト11に対して接離
可能となっている。この接離機構は、ソレノイドやカム
機構を利用した公知の接離機構を適用することができ
る。また、上記接離機構31は、当該複写機のシーケン
ス制御を行っている制御部100によって制御されてい
る。これにより、上記クリーニングブレード30は、上
記制御部100によって制御されたタイミングで、上記
中間転写ベルト11に対して当接又は離間することがで
きる。
【0033】また、上述したプリンタ部には、更に、上
記転写ユニット40の2次転写バイアスローラ43と中
間転写ベルト11の2次転写対向ローラ16との間に形
成される2次転写領域に転写紙70を送り込む図示しな
い給紙部、上記転写ユニット40によってトナー画像が
2次転写された転写紙70を搬送する紙搬送ユニット5
0、該紙搬送ユニットによって搬送された転写紙70上
のトナー画像を定着する定着手段としての定着ユニット
60なども設けられている。
【0034】また、本実施形態の複写機では、中間転写
ベルト11上のトナー像の位置合わせ等の画像形成動作
の基準に用いるベルトマークを、該中間転写ベルト11
の裏面に取付けるとともに、該マークを検知するベルト
マークセンサ32を上記1次転写バイアスローラ12と
駆動ローラ14との間に設けている。このベルトマーク
センサ32が検知した中間転写ベルト11の回転位置情
報が制御部100に入力され、該制御部100が中間転
写ベルト11の回転位置を認識し、上記書込光学ユニッ
トに制御信号(Fゲート信号)を出力して感光体ドラム
1上のトナー像形成動作が開始される。
【0035】次に、現像の順序をBk、Y、C、Mの順
とした場合における上記複写機の画像形成動作の一例に
ついて説明する。尚、この画像形成の順序はこれに限定
されるものではない。
【0036】画像形成サイクルを開始する前に、上記感
光体ドラム1が図1における矢印Aの方向に回転駆動
し、上記帯電チャージャ3がコロナ放電を開始する。こ
れにより、上記感光体ドラム1表面は負電荷で所定電位
に一様に帯電される。また、上記中間転写ユニット10
の中間転写ベルト11は、上記感光体ドラム1と等速で
駆動し、図1における矢印Bの方向すなわち時計回りに
回転する。
【0037】プリントキーが入力されてコピー動作が開
始されると、上記ベルトマークセンサ32で中間転写ベ
ルト11裏面のベルトマークが検知された後、まずBk
工程が開始し、上述したスキャナ部において原稿のカラ
ー画像情報が読み取られ、この画像情報から得られたB
k画像データに基づいて、上述したプリンタ部における
書込光学ユニットのレーザ光によって感光体ドラム1上
にBk潜像が形成される。この書込光学ユニットによる
書込タイミングは、上記制御部100によって制御され
ている。そして、リボルバ現像ユニット4がホームポジ
ションから回転することにより上記Bk現像器4aが現
像位置に移動する。このBk現像器4aの負帯電された
Bkトナーは、上記Bk潜像に付着してこれを現像し、
Bkトナー像を形成する。このとき、Bk潜像の現像を
確実に行うため、上記Bk現像器4aの現像スリーブ
を、このBk潜像の先端部が該Bk現像器の現像位置に
到達する前に予め回転させておく。これにより、Bk潜
像の先端部が上記現像位置に達したときには、現像剤が
穂立ち状態となっているので、Bk潜像全体を確実に現
像することができる。
【0038】Bk現像器4aにより感光体ドラム1上に
形成されたBkトナー像は、1次転写領域における1次
転写電界によって該感光体ドラムと等速駆動する中間転
写ベルト11の表面に1次転写される。尚、1次転写後
の感光体ドラム1は、その表面を上記感光体クリーニン
グ装置2によってクリーニングされ、上記除電ランプに
よって均一に除電される。これでBk工程が終了する。
【0039】上記Bkトナー像の1次転写と並行して、
上記感光体ドラム1側では次のY工程が開始される。す
なわち、所定のタイミングで再び原稿のカラー画像情報
を読み取り、この画像情報から得られたY画像データに
基づいて、上記制御部100の制御の下、レーザ光によ
り感光体ドラム1上にY潜像を形成する。そして、リボ
ルバ現像ユニット4の回転により現像位置に移動したY
現像器4bにより、該Y潜像を現像し、Yトナー像を形
成する。このY現像器4bにより感光体ドラム1上に形
成されたYトナー像は、上記中間転写ベルト11におけ
るBkトナー像を転写された画像面に位置合わせされて
1次転写される。
【0040】以後、C工程及びM工程においても、上述
したY工程と同様に、それぞれの画像データに基づい
て、潜像形成、現像、1次転写を行う。このようにし
て、中間転写ベルト11上における同一の画像面に、上
記感光体ドラム1上に順次形成されるBk、Y、C、M
の各トナー像を1次転写することで、該中間転写ベルト
上には、これら4色が重なり合ったトナー画像が形成さ
れる。
【0041】以上のようにして中間転写ベルト11上に
1次転写されたトナー像が重なり合って形成されたトナ
ー画像は、転写紙70上に2次転写するため、該中間転
写ベルトの回転に伴って上記2次転写領域に送られる。
この転写紙70は、図示しないレジストローラによっ
て、中間転写ベルト11上のトナー画像の先端部が2次
転写領域に到達するタイミングに合わせて該2次転写領
域に給紙される。そして、上記転写ユニット40の2次
転写バイアスローラ43は、図示しない転写用接離機構
によって上記中間転写ベルト11に押圧され、この2次
転写バイアスローラ43に、上記2次転写電源47によ
って所定の2次転写バイアスが印加されることで、上記
中間転写ベルト11上のトナー画像が上記転写紙70上
に2次転写される。
【0042】上述のように、上記中間転写ベルト11上
に4色が重なり合って形成されたトナー画像が2次転写
された転写紙70は、その後、上記転写ユニット40に
おける転写紙除電チャージャ45との対向部に搬送され
る。この対向部を通過するとき、上記転写紙70は、作
動状態にある上記転写紙除電チャージャ45によって除
電され、紙転写ベルト41から剥離される。そして、剥
離した転写紙70は、上記紙搬送ユニット50によっ
て、上記定着ユニット60の定着ローラ対61のローラ
間に向けて送られる。この定着ローラ対61では、これ
らローラ間に形成されるニップ部からなる定着領域で、
上記転写紙70上のトナー画像を溶融し、該トナー画像
の定着を行う。そして、この転写紙70は、図示しない
コピートレイに搬出され、スタックされる。
【0043】また、上記転写紙70を剥離した後、上記
紙転写ベルト41表面に残留した電荷は、上記紙転写ベ
ルト除電チャージャ46によって除電される。尚、この
紙転写ベルト41表面は、更に、上記転写クリーニング
ブレード42によってクリーニングされる。
【0044】上記複写機においてリピートコピーを行う
場合、上記スキャナ部においては、1枚目における4色
目のM工程に引き続き、所定のタイミングで2枚目にお
ける1色目のBk工程に進み、プリンタ部において感光
体ドラム1への潜像形成を行う。
【0045】図3は、上記リピートコピーを行う場合の
1枚目の最終色の工程であるM工程から2枚目の工程に
おける中間転写ベルト11の速度変化及び該中間転写ベ
ルト11の駆動位置ずれを示している。図3において、
時刻t1に、クリーニングブレード30が中間転写ベル
ト11の転写面に押圧されて駆動負荷が瞬間的に増加す
ると、該転写面の移動速度が瞬間的に低下する。この速
度低下と同時に中間転写ベルト駆動の位置ずれが発生し
ようとするが、上記駆動制御部19により、上記駆動負
荷増加前の速度Vo よりも早い速度で中間転写ベルト1
1が駆動されて該中間転写ベルト駆動の位置制御を行わ
れ、該ベルト駆動の位置ずれが画像品質に影響を及ぼさ
ない20μm程度以下に抑制される。その後、中間転写
ベルト11の移動速度が上記駆動負荷増加前の速度Vo
に戻される。このようなベルト駆動の位置制御により、
中間転写ベルト11の転写面上の転写領域の先端は、所
定のタイミングで1次転写位置に到達することになる。
従って、該転写面上に転写されるBkトナー像に位置ず
れが発生することはない。
【0046】また、図3において、時刻t2に、上記ク
リーニングブレード30の押圧が解除されて駆動負荷が
瞬間的に減少すると、該転写面の移動速度が瞬間的に大
きくなる。この速度増加と同時に、中間転写ベルト駆動
の位置ずれが発生しようとするが、上記駆動制御部19
により、上記駆動負荷増加前の速度Vo よりも遅い速度
で中間転写ベルト11が駆動されて該中間転写ベルト駆
動の位置制御を行われ、該ベルト駆動の位置ずれが画像
品質に影響を及ぼさない20μm程度以下に抑制され
る。その後、中間転写ベルト11の移動速度が上記駆動
負荷増加前の速度Vo に戻される。このようなベルト駆
動の位置制御により、後続のY、C及びMのトナー像の
1次転写においても、中間転写ベルト11の転写面上の
転写領域の先端は、所定のタイミングで1次転写位置に
到達することになる。従って、該転写面上に転写される
各トナー像に位置ずれが発生することはない。
【0047】以上、本実施形態によれば、上記中間転写
ベルト11の駆動の位置制御を行うことにより、上記ク
リーニングブレード30の押圧開始及び押圧解除に起因
する1次転写におけるトナー像の位置ずれ(色ずれ)を
防止できる。しかも、該クリーニングブレード11の押
圧開始及び押圧解除のタイミングに関係なく、中間転写
ベルト11への1次転写動作のタイミングを設定できる
ようになる。従って、上記クリーニングブレードによる
クリーニング動作のために、トナー像の1次転写動作に
待ち時間を設定する必要がないので、画像形成速度の向
上を図り高速化を達成することができる。そして、上記
トナー像の位置ずれ防止のためにベルトマークセンサ3
2やクリーニングブレード30のレイアウトを規定する
必要もなくなるため、装置内レイアウトの自由度の向上
を図ることができ、装置の小型化も容易になる。
【0048】また、本実施形態によれば、上記クリーニ
ングブレード30の押圧の開始及び該押圧の解除に伴う
中間転写ベルト11の移動速度変化が従来よりも小さく
なっているので、該移動速度変化が発生している期間に
上記1次転写動作を行ったとしても、該転写面に転写さ
れた各トナー像内での位置ずれが小さくなる。また、上
記図3に示すように、上記クリーニングブレード30の
押圧の開始及び該押圧の解除に伴う中間転写ベルト11
の移動速度変化がない速度安定期間に、上記1次転写動
作を行った場合は、該転写面に転写された各トナー像内
での位置ずれの発生をより確実に防止できる。
【0049】なお、上記実施形態において、上記クリー
ニングブレード30の押圧位置を、上記1次転写位置
と、上記中間転写ベルト11上に形成され得るトナー画
像の後端が1次転写位置にある時に該トナー画像が形成
されていた部分の先端が到達している先端位置との間に
設定することができる。すなわち、クリーニングブレー
ド30を1次転写位置により近づけて配置して装置の小
型化を図ることもできる。かかる構成においては、中間
転写ベルト11へのトナー像の転写の途中にクリーニン
グブレード30の中間転写ベルト11への押圧が開始さ
れたり該押圧が解除されたりする場合があるが、前述の
ように該中間転写ベルト11の駆動の位置ずれを抑制で
きるので、1次転写におけるトナー像の位置ずれを防止
できる。
【0050】また、図3の説明図では、クリーニングブ
レード11の押圧の開始及び該押圧の解除に伴う中間転
写ベルト11の駆動負荷変動が発生する場合について説
明したが、本実施形態の複写機では、中間転写ベルト1
1から転写紙70への2次転写動作における2次転写バ
イアスローラ43の中間転写ベルト11への押圧の開始
及び該押圧の解除のときにも、中間転写ベルト11の駆
動負荷変動が発生する。例えば、上記2次転写バイアス
ローラ43の中間転写ベルト11への押圧は、図3にお
けるクリーニングブレード11の押圧の開始に先だって
行われているMトナー像の1次転写中に開始され、該2
次転写バイアスローラ43の押圧は、次のBkトナー像
の1次転写中に解除される。
【0051】このように2次転写動作時の駆動負荷変動
が発生したときにも、上記中間転写ベルト11の駆動の
位置制御により、該ベルト駆動の位置ずれが発生しない
ので、上記2次転写バイアスローラ43の押圧の開始及
び該押圧の解除に起因するトナー像に位置ずれの発生も
防止することができる。
【0052】しかも、上記2次転写バイアスローラ43
の押圧開始及び押圧解除のタイミングに関係なく、中間
転写ベルト11への1次転写動作のタイミングを設定で
きるようになる。従って、上記2次転写バイアスローラ
43による2次転写動作のために、トナー像の1次転写
動作に待ち時間を設定する必要がないので、画像形成速
度の向上を図り高速化を達成することができる。そし
て、上記トナー像の位置ずれ防止のために2次転写バイ
アスローラ43のレイアウトを規定する必要もなくなる
ため、装置内レイアウトの自由度の向上を図ることがで
き、装置の小型化も容易になる。
【0053】また、上記実施形態では、図3に示すよう
に、2枚目のBkトナー像形成及び1次転写の動作の基
準に用いるベルトマークの検知を、上記クリーニングブ
レード11の押圧の開始に伴うベルト速度変動が収まっ
た後に行なっている。そして、その次のYトナー像形成
及びその1次転写の動作の基準に用いるベルトマークの
検知を、上記クリーニングブレード11の押圧解除に伴
うベルト速度変動が収まった後に行なっている。しかし
ながら、本実施形態の装置では、上記クリーニングブレ
ード11の押圧開始及び押圧解除のタイミングに左右さ
れることなく上記ベルトマークの検知を行うように上記
ベルトマークセンサ32を配置してもよい。
【0054】また、上記実施形態では、中間転写ベルト
11の1周にわたる転写面上に1枚の転写紙70に対応
するトナー画像を転写して形成する場合について説明し
たが、本発明は、中間転写ベルト11の1周にわたる転
写面上に、複数枚(例えば2枚)の転写紙70に対応す
るトナー画像を1度に転写して形成する動作モード(例
えば2面取りの動作モード)を行う場合にも適用できる
ものである。
【0055】また、上記実施形態では複写機の場合につ
いて説明したが、本発明は、カラープリンター等の他の
画像形成装置の場合にも適用できるものである。
【0056】
【発明の効果】請求項1乃至5の発明によれば、中間転
写体に対する押圧部材の押圧開始及び押圧解除に起因す
る該中間転写体への1次転写におけるトナー像の位置ず
れを防止できる。しかも、該押圧部材の押圧開始及び押
圧解除のタイミングに関係なく、中間転写体への1次転
写動作のタイミングを設定できるようになるので、画像
形成速度及び装置内レイアウトの自由度の向上を図るこ
とができるという効果がある。
【0057】特に、請求項2の発明によれば、中間転写
体に対するクリーニング部材の押圧開始及び押圧解除に
起因する該中間転写体への1次転写におけるトナー像の
位置ずれを防止できる。しかも、該クリーニング部材の
押圧開始及び押圧解除のタイミングに関係なく、中間転
写体への1次転写動作のタイミングを設定できるように
なるので、画像形成速度及び装置内レイアウトの自由度
の向上を図ることができるという効果がある。
【0058】また特に、請求項3の発明によれば、上記
クリーニング部材を1次転写手段の転写位置に近づけて
配置することができ、装置の小型を図ることができると
いう効果がある。
【0059】また特に、請求項4の発明によれば、中間
転写体に対する2次転写手段の転写部材の押圧開始及び
押圧解除に起因する該中間転写体への1次転写における
トナー像の位置ずれを防止できる。しかも、該転写部材
の押圧開始及び押圧解除のタイミングに関係なく、中間
転写体への1次転写動作のタイミングを設定できるよう
になるので、画像形成速度及び装置内レイアウトの自由
度の向上を図ることができるという効果がある。
【0060】また特に、請求項5の発明によれば、上記
2次転写手段の転写部材を1次転写手段の転写位置に近
づけて配置することができ、装置の小型を図ることがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る複写機のプリンタ部に
おける主要部の概略構成図。
【図2】同複写機における中間転写ベルトの駆動制御部
のブロック図。
【図3】同中間転写ベルトの移動速度及び駆動位置ずれ
を示す説明図。
【図4】従来例における中間転写ベルトの移動速度及び
駆動位置ずれを示す説明図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 感光体クリーニング装置 3 帯電チャージャ 4 リボルバ現像ユニット 10 中間転写ユニット 11 中間転写ベルト 12 1次転写バイアスローラ 14 駆動ローラ 19 駆動制御部 30 クリーニングブレード 31 接離機構 32 ベルトマーク検知センサ 40 転写ユニット 43 2次転写バイアスローラ 50 紙搬送ユニット 60 定着ユニット 70 転写紙 100 制御部 191 駆動モータ 192 回転センサ 193 位置・速度検出回路 194 位置・速度制御回路 195 モータ駆動回路 196 インターフェース回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宗像 令夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H030 AA01 AD17 BB02 BB24 BB42 BB44 BB53 BB54 BB56 2H032 AA05 BA01 BA05 BA09 BA11 BA18 BA23 BA30 CA02 CA13 CA15 DA19

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体上にトナー像を形成するトナー像
    形成手段と、該像担持体に接触対向する転写面が無端経
    路に沿って一方向に移動可能な中間転写体と、該転写面
    を移動させるように該中間転写体を駆動する中間転写体
    駆動手段と、該中間転写体に該像担持体上のトナー像を
    順次重ね合わせて転写する1次転写手段と、該中間転写
    体上に重ね合わせて転写されたトナー像からなるトナー
    画像を記録媒体に転写する2次転写手段と、所定のタイ
    ミングで該中間転写体を押圧するように駆動制御される
    押圧部材とを備えた画像形成装置において、 上記中間転写体駆動手段として、上記中間転写体の転写
    面の駆動を位置制御するものを用いたことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の画像形成装置において、 上記押圧部材が、所定のタイミングで上記中間転写体の
    転写面を押圧するように駆動制御されるクリーニング部
    材であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項2の画像形成装置において、 上記クリーニング部材の押圧位置を、上記1次転写手段
    の転写位置と、上記中間転写体上に形成され得る一つ又
    は複数のトナー画像の後端が該転写位置にある時に該ト
    ナー画像が形成されていた部分の先端が到達している先
    端位置との間に設定したことを特徴とする画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1の画像形成装置において、 上記押圧部材が、上記2次転写手段に用いられる転写部
    材であって所定のタイミングで上記中間転写体の転写面
    を押圧するように駆動制御される転写部材であることを
    特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項4の画像形成装置において、 上記転写部材の押圧位置を、上記1次転写手段の転写位
    置と、上記中間転写体上に形成され得る一つ又は複数の
    トナー画像の後端が該転写位置にある時に該トナー画像
    の先端が到達している先端位置との間に設定したことを
    特徴とする画像形成装置。
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JP2009210671A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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