JP2000297867A - ばね付勢ディスク型逆止弁 - Google Patents
ばね付勢ディスク型逆止弁Info
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- JP2000297867A JP2000297867A JP11107605A JP10760599A JP2000297867A JP 2000297867 A JP2000297867 A JP 2000297867A JP 11107605 A JP11107605 A JP 11107605A JP 10760599 A JP10760599 A JP 10760599A JP 2000297867 A JP2000297867 A JP 2000297867A
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Abstract
周壁の下端との摺接を軽減することにより摩耗を軽減で
きるばね付勢ディスク型逆止弁を提供する。 【解決手段】 弁ケーシング1に入口2と環状弁座3と
出口4を同軸上に形成する。弁ケーシング1の内周壁に
リブ5を4個設け、夫々リブ5の間に流体通過用の空き
間を形成する。リブ5の内面は総て同心円上に位置し出
入口の軸心から等距離に形成する。環状弁座3の出口4
側にディスク状弁体6を配置する。ディスク状弁体6は
その直径がリブ5内面の直径よりも少し小さく、外周が
リブ5の内面に緩く摺接する。リブ5の溝にばね受け7
の外周を嵌めて配置する。ばね受け7は傾倒させて下部
側をディスク状弁体6側に近づけて配置し、ディスク状
弁体6との間を下方程狭く形成する。この下方程狭く形
成したディスク状弁体6とばね受け7の間にディスク状
弁体6を環状弁座3に付勢するコイルばね8を下部程圧
縮させて配置する。
Description
て、流体の一方向の流れは許すが、その逆方向の流れは
止める逆止弁に関し、特に、ディスク状弁体をばねで弁
座に付勢したばね付勢ディスク型逆止弁に関する。ばね
付勢ディスク型逆止弁では、ディスク状弁体の外周を弁
ケーシングの内周壁で摺接案内すると共にディスク状弁
体の外周と弁ケ―シングの内周壁との間に流体通過用の
空き間を形成しなければならない。
昭49−36740号公報に示されている。これは、入
口と出口を有する弁ケ―シング内に環状弁座を設け、環
状弁座の出口側にコイルばねで付勢したディスク状弁体
を配置し、弁ケ―シングの内周壁にリブを設けて、リブ
の内面にディスク状弁体の外周を摺接させたものであ
る。ディスク状弁体はその外周がリブの内面に当って摺
接案内されると共に、流体はリブの間の空き間を通って
流れる。
れたばね付勢ディスク型逆止弁は、弁ケ―シングの内周
壁を円筒面に形成し、ディスク状弁体の外周に突起を設
けて、突起の外端を弁ケ―シングの内周壁に摺接させた
ものである。ディスク状弁体はその突起の外端が弁ケ―
シングの内周壁に当って摺接案内されると共に、流体は
突起の間の空き間を通って流れる。
勢ディスク型逆止弁では、ディスク状弁体外周の下端
と、このディスク状弁体外周の下端が摺接する弁ケーシ
ング内周壁の下端とが摩耗してディスク状弁体の案内が
悪くなる問題点があった。これは、ディスク状弁体は自
重で下方に変位しているので、その外周の下端が常に弁
ケーシング内周壁の下端に摺接するためである。
状弁体外周の下端と弁ケーシング内周壁の下端との摺接
を軽減することにより摩耗を軽減できるばね付勢ディス
ク型逆止弁を提供することである。
するために講じた本発明の技術的手段は、弁ケ―シング
に入口と出口を設け、入口と出口の間に環状弁座を設
け、環状弁座の出口側にディスク状弁体を配置し、ディ
スク状弁体の出口側にばね受けを配置し、ディスク状弁
体とばね受けの間にディスク状弁体を環状弁座に付勢す
るばねを配置し、ディスク状弁体の外周を弁ケーシング
の内周壁で摺接案内すると共にディスク状弁体の外周と
弁ケ―シングの内周壁との間に流体通過用の空き間を設
けたものにおいて、ディスク状弁体とばね受けの間を下
方程狭く形成してばねを下部程圧縮して配置したことを
特徴とするばね付勢ディスク型逆止弁にある。
受けの間を下方程狭く形成してばねを下部程圧縮して配
置したものである。そのため、ばねはディスク状弁体を
下部程強く環状弁座に付勢し、ディスク状弁体はその下
端を支点に上部側が出口側に傾倒して開弁したり、ある
いは上部側が下部側よりも出口側に大きく変位して開弁
する機会が多くなる。そのため、ディスク状弁体外周の
下端と弁ケーシング内周壁の下端との摺接が軽減され摩
耗が軽減される。
具体例を示す実施例を説明する。図1において、本実施
例の弁ケ―シング1は、図示しない入口側配管フランジ
と出口側配管フランジの間に配置されボルトとナットか
らなる締結手段によって挟持されるものである。弁ケー
シング1に入口2と環状弁座3と出口4を同軸上に形成
する。
ける。リブ5の内面は総て同心円上に位置し出入口の軸
心から等距離に形成する。環状弁座3の出口4側にディ
スク状弁体6を配置する。ディスク状弁体6はその直径
がリブ5内面の直径よりも少し小さく、外周がリブ5の
内面に緩く摺接する。リブ5の溝にばね受け7の外周を
嵌めて固定する。ばね受け7は傾倒させて下部側をディ
スク状弁体6側に近づけて配置し、ディスク状弁体6と
の間を下方程狭く形成する。この下方程狭く形成したデ
ィスク状弁体6とばね受け7の間にディスク状弁体6を
環状弁座3に付勢するコイルばね8を下部程圧縮させて
配置する。
し、外周側が入口2側に曲がり、更にその外周側が弁ケ
ーシング1の内周壁側に曲がった形状で、入口2側に曲
がった角にコイルばね8の一端側が嵌まり、弁ケーシン
グ1の内周壁側に曲がった外端がリブ5の溝に嵌まる。
と、ディスク状弁体6はコイルばね8の付勢力に抗して
出口4側に変位し、入口4の流体がリブ5の間の空間を
通って出口4に流れる。ディスク状弁体6とばね受け7
の間を下方程狭く形成し、コイルばね8を下部程圧縮し
て配置しているので、コイルばね8はディスク状弁体6
を下部程強く環状弁座3に付勢する。そのため、ディス
ク状弁体6はその下端を支点に上部側が出口4側に傾倒
して開弁したり、あるいは上部側が下部側よりも出口4
側に大きく変位して開弁する機会が多くなり、その外周
の下端と弁ケーシング1内周壁の下端との摺接が軽減さ
れ摩耗が軽減される。出口4の流体圧力が入口2よりも
高くなると、ディスク状弁体6は流体圧力とコイルばね
8の作用を受けて、入口2側に変位し環状弁座6に機密
的に接する。
術的手段の具体例を示す別の実施例を説明する。尚、以
下に述べる実施例では、図1の実施例と同一の作用を行
う部材ついては同一の番号を付し、重複説明を避けるこ
ととする。
させてその下部側をディスク状弁体6側に近づけて配置
した。これに対して、図2の実施例は、ばね受け7を予
めその下部程ディスク状弁体6側に傾斜した形状に形成
したものである。これにより、することにより、ディス
ク状弁体6とばね受け7の間を下方程狭く形成する。
7を改良したが、ばね受け7を改良することに代えて、
図3の実施例のように、環状弁座3をその下部程ばね受
け7側に近づけた形状に形成することにより、ディスク
状弁体6とばね受け7の間を下方程狭く形成することも
できる。
を改良することに代えて、ディスク状弁体6の下部側を
厚肉に形成することにより、ばね受け7との間を下方程
狭く形成したものである。
7や環状弁座3やディスク状弁体6を夫々単独で改良し
たが、これらの部材の改良を組み合わせることも可能で
ある。例えば、図5の実施例は、図1の実施例と図3の
実施例を組み合わせたもので、環状弁座3をその下部程
ばね受け7側に近づけて形成し、また、ばね受け7を傾
倒させてその下部側を環状弁座3側に近づけて配置する
ことにより、ディスク状弁体6とばね受け7の間を下方
程狭く形成したものである。
状弁体とばね受けの間を下方程狭く形成してばねを下部
程圧縮して配置することにより、ディスク状弁体外周の
下端と弁ケーシング内周壁の下端との摩耗を軽減するこ
とができ、ディスク状弁体を確実に案内できると言う優
れた効果を生じる。
断面図である。
例の断面図である。
例の断面図である。
例の断面図である。
例の断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 弁ケ―シングに入口と出口を設け、入口
と出口の間に環状弁座を設け、環状弁座の出口側にディ
スク状弁体を配置し、ディスク状弁体の出口側にばね受
けを配置し、ディスク状弁体とばね受けの間にディスク
状弁体を環状弁座に付勢するばねを配置し、ディスク状
弁体の外周を弁ケーシングの内周壁で摺接案内すると共
にディスク状弁体の外周と弁ケ―シングの内周壁との間
に流体通過用の空き間を設けたものにおいて、ディスク
状弁体とばね受けの間を下方程狭く形成してばねを下部
程圧縮して配置したことを特徴とするばね付勢ディスク
型逆止弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10760599A JP4249321B2 (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | ばね付勢ディスク型逆止弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10760599A JP4249321B2 (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | ばね付勢ディスク型逆止弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000297867A true JP2000297867A (ja) | 2000-10-24 |
JP4249321B2 JP4249321B2 (ja) | 2009-04-02 |
Family
ID=14463417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10760599A Expired - Fee Related JP4249321B2 (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | ばね付勢ディスク型逆止弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4249321B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005083395A (ja) * | 2003-09-04 | 2005-03-31 | Nifco Inc | 圧力開閉弁 |
JP2008121784A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | Ckd Corp | 流体制御弁 |
WO2020222632A1 (es) * | 2019-04-29 | 2020-11-05 | Gonzalez Calleja Humberto | Válvula check diagonal |
-
1999
- 1999-04-15 JP JP10760599A patent/JP4249321B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005083395A (ja) * | 2003-09-04 | 2005-03-31 | Nifco Inc | 圧力開閉弁 |
JP2008121784A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | Ckd Corp | 流体制御弁 |
WO2020222632A1 (es) * | 2019-04-29 | 2020-11-05 | Gonzalez Calleja Humberto | Válvula check diagonal |
Also Published As
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---|---|
JP4249321B2 (ja) | 2009-04-02 |
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