JP2007162882A - 逆止弁 - Google Patents

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JP2007162882A
JP2007162882A JP2005362349A JP2005362349A JP2007162882A JP 2007162882 A JP2007162882 A JP 2007162882A JP 2005362349 A JP2005362349 A JP 2005362349A JP 2005362349 A JP2005362349 A JP 2005362349A JP 2007162882 A JP2007162882 A JP 2007162882A
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Tadaaki Kumamoto
匡章 隈元
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TLV Co Ltd
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TLV Co Ltd
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Abstract

【課題】 ディスク状弁体が小刻みに開閉弁を繰り返すチャタリング現象を生じないと共に、閉弁遅れのない安価な逆止弁を提供する。
【解決手段】 本体1と蓋部材2から成る弁ケーシングで入口4と弁室3と出口5を形成する。入口4と弁室3の間に環状弁座8を設ける。環状弁座8を開閉するディスク状弁体6を弁室3内に配置する。ディスク状弁体6の下端面に流体抵抗部としての凸部9を設ける。ディスク状弁体6を環状弁座8側へ付勢する不均等ピッチのコイルバネ7を取り付ける。
入口4から流体が流入すると、コイルバネ7のバネ付勢力に打ち勝ってディスク状弁体6を開弁させ、出口5側へ流体を流下させる。出口5から入口4側への逆流が発生すると、ディスク状弁体6は直ちに環状弁座8へ着座することによって、逆流を阻止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は液体や気体などの流体配管に取り付けて、内部に設けたコイルバネで付勢されたディスク状弁体により、流体の入口から出口への順方向の流れは許容するが、その逆方向すなわち出口から入口への流れは阻止する逆止弁に関する。
逆止弁は、弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、入口と弁室の間に環状弁座を設け、環状弁座を開閉するディスク状弁体を弁室内に配置し、ディスク状弁体を環状弁座へ付勢するコイルバネを設けて、このコイルバネの線径がディスク状弁体側を細くすることによって、コイルバネのバネ付勢力が、環状弁座への離着座時にディスク状弁体に弱く作用するようにして、ディスク状弁体が小刻みに開閉弁を繰り返すチャタリング(ハンチング)現象を防止することができるものである。
上記従来の逆止弁では、ディスク状弁体の着座時にバネ付勢力が弱いために、着座遅れすなわち閉弁遅れが発生して、一部の流体の逆流を許容してしまう問題があった。特に、逆止弁が上下方向の流体配管に取り付けられて、逆止弁の入口が上で出口が下になる方向に取り付けられた場合に、ディスク状弁体の自重によってディスク状弁体が常時開弁してしまい、閉弁遅れが更に大きなものとなってしまう。また、上記従来の逆止弁では、コイルバネの線径を細い箇所と太い箇所に分けているために、コイルバネの線径が一定のものと比較して、その線材が高価なものとなってしまう問題もあった。
実開昭61−119669号公報
解決しようとする課題は、ディスク状弁体が小刻みに開閉弁を繰り返すチャタリング現象を生じないと共に、閉弁遅れのない安価な逆止弁を提供することである。
本発明は、弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、入口と弁室の間に環状弁座を設けて、当該環状弁座を開閉するディスク状弁体を弁室内に配置して、当該ディスク状弁体を環状弁座へ付勢するコイルバネを設けたものにおいて、コイルバネのピッチをディスク状弁体に近い側は小さくし、ディスク状弁体に遠い側は大きくした不均等ピッチのコイルバネにすると共に、ディスク状弁体の出口側端面に、逆流する流体から流れの力を受け易いようにするための流体抵抗部を設けたものである。
本発明は、線径が一定の線材でピッチを変えた不均等ピッチのコイルバネとしたことにより、ディスク状弁体の離着座時のバネ付勢力を弱くして、ディスク状弁体が小刻みに開閉弁を繰り返すチャタリング現象を生じない安価な逆止弁とすることができると共に、ディスク状弁体の出口側端面に流体抵抗部を設けたことにより、逆流流体から大きな流れの力を受けて閉弁遅れを防止することができる。
本発明は、ディスク状弁体の出口側端面に流体抵抗部を設けたものであるが、この流体抵抗部としては、端面の一部に凹部又は凸部を設けて形成することができる。
図1において、本体1と蓋部材2から成る弁ケーシングと、弁ケーシング内のほぼ円筒状の弁室3と、蓋部材2に設けた入口4と、本体1に設けた出口5、及び、弁室3内に配置したディスク状弁体6とコイルバネ7とで逆止弁を構成する。
蓋部材2の入口4の弁室3側開口端に環状弁座8を設ける。環状弁座8は入口4と同一軸上に形成する。環状弁座8に対向して円板状のディスク状弁体6を配置して、下部に配置したコイルバネ7でディスク状弁体6を環状弁座8側へバネ付勢する。
コイルバネ7は、線径は一定であるが、コイルとコイルの間の距離すなわちピッチを、ディスク状弁体6に近い側は小さくし、一方、ディスク状弁体6から遠い側は大きくした不均等ピッチのコイルバネ7とすることにより、ディスク状弁体6の開弁初期は小さなバネ付勢力しか発生することがなく、ディスク状弁体6の弁開度が大きくなるとバネ付勢力も大きな値となる。
ディスク状弁体6には、出口5側端面の外周部に流体抵抗部としての凸部9を形成して、この凸部9の内周部にコイルバネ7の上端をはめ込む。凸部9は、その内周部をテーパ状に形成する。ディスク状弁体6に凸部9を形成したことにより、出口5から入口4側への逆流が発生した場合に、ディスク状弁体6はその逆流の流れの力を受け易くなって、直ちに環状弁座8側へ着座することにより閉弁遅れを防止することができるものである。
入口4から流体が流入してきてその流体圧力が出口5側の流体圧力及びコイルバネ7の初期付勢力よりも大きくなると、ディスク状弁体6がコイルバネ7を圧縮して環状弁座8から離座して、下方へ変位する。これにより、入口4の流体が、弁室3の内周とディスク状弁体6の外周との間の隙間を通って出口5に流れる。この場合、不均等ピッチのコイルバネ7の圧縮によって、ディスク状弁体6を環状弁座8側へ付勢するバネ力は弱いために、ディスク状弁体6が小刻みな開閉弁を繰り返すチャタリング現象を発生することがない。
入口4の流体圧力が出口5側の流体圧力及びコイルバネ7のバネ付勢力よりも小さくなると、ディスク状弁体6が入口4側に直ちに変位して環状弁座8に着座し、出口5から入口4への流体の逆流を防止する。
本発明の逆止弁の実施例を示す断面図。
符号の説明
1 本体
2 蓋部材
3 弁室
4 入口
5 出口
6 ディスク状弁体
7 不均等ピッチのコイルバネ
8 環状弁座
9 流体抵抗部

Claims (1)

  1. 弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、入口と弁室の間に環状弁座を設けて、当該環状弁座を開閉するディスク状弁体を弁室内に配置して、当該ディスク状弁体を環状弁座へ付勢するコイルバネを設けたものにおいて、コイルバネのピッチをディスク状弁体に近い側は小さくし、ディスク状弁体に遠い側は大きくした不均等ピッチのコイルバネにすると共に、ディスク状弁体の出口側端面に、逆流する流体から流れの力を受け易いようにするための流体抵抗部を設けたことを特徴とする逆止弁。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009223545A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Tlv Co Ltd 減圧弁
CN103591340A (zh) * 2012-10-18 2014-02-19 北京熊川阀门制造有限公司 一种单向阀
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