JP2014047905A - 逆止弁 - Google Patents
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Abstract
【課題】 入口の流体圧力が出口の流体圧力及びコイルバネの付勢力よりも大きくなると、ディスク状弁体がコイルバネを圧縮して環状弁座から離座できる逆止弁を提供する。
【解決手段】 入口側部材2と出口側部材4から成る弁ケーシングで入口1と弁室5と出口3を形成する。入口1と弁室5の間に金属製の環状弁座6を設ける。環状弁座6に離着座する部位をゴム製のゴム部7aとしたディスク状弁体7を弁室5内に配置する。ディスク状弁体7を環状弁座6へ付勢するコイルバネ8を設ける。環状弁座6に離着座するディスク状弁体7のゴム部7aの先端部に断面半円状の突出部7bを設けることにより、ディスク状弁体7と環状弁座6の接触面積を小さくする。
【選択図】図1
【解決手段】 入口側部材2と出口側部材4から成る弁ケーシングで入口1と弁室5と出口3を形成する。入口1と弁室5の間に金属製の環状弁座6を設ける。環状弁座6に離着座する部位をゴム製のゴム部7aとしたディスク状弁体7を弁室5内に配置する。ディスク状弁体7を環状弁座6へ付勢するコイルバネ8を設ける。環状弁座6に離着座するディスク状弁体7のゴム部7aの先端部に断面半円状の突出部7bを設けることにより、ディスク状弁体7と環状弁座6の接触面積を小さくする。
【選択図】図1
Description
本発明は液体や気体などの流体配管に取り付けて、流体の入口から出口への順方向の流れは許容するが、その逆方向すなわち出口から入口への流れは阻止する逆止弁に関する。
従来の逆止弁は、弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、入口と弁室の間にゴム製の環状弁座を設け、環状弁座に離着座する金属製のディスク状弁体を弁室内に配置し、ディスク状弁体を環状弁座へ付勢するコイルバネを設けたものである。入口の流体圧力が出口の流体圧力及びコイルバネの付勢力よりも大きくなると、ディスク状弁体がコイルバネを圧縮して環状弁座から離座し、入口の流体が出口に流れる。入口の流体圧力が出口の流体圧力及びコイルバネの付勢力よりも小さくなると、ディスク状弁体が入口側に変位して環状弁座に着座し、出口から入口への流体の逆流を防止する。
上記従来の逆止弁は、ディスク状弁体と環状弁座の接触面積が大きいために、金属製のディスク状弁体とゴム製の環状弁座の分子間力などによりディスク状弁体と環状弁座が固着し、入口の流体圧力が出口の流体圧力及びコイルバネの付勢力よりも大きくなっても、ディスク状弁体が環状弁座から離座できなくなる問題点があった。
解決しようとする課題は、入口の流体圧力が出口の流体圧力及びコイルバネの付勢力よりも大きくなると、ディスク状弁体がコイルバネを圧縮して環状弁座から離座できる逆止弁を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明の逆止弁は、弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、入口と弁室の間に金属製の環状弁座を設け、環状弁座に離着座する部位をゴム製としたディスク状弁体を弁室内に配置し、ディスク状弁体を環状弁座へ付勢するコイルバネを設け、環状弁座に離着座するディスク状弁体のゴム部先端部に断面半円状の突出部を設けたことを特徴とするものである。
本発明は、環状弁座に離着座するディスク状弁体のゴム部先端部に断面半円状の突出部を設けたものであるので、ディスク状弁体と環状弁座の接触面積を小さくでき、入口の流体圧力が出口の流体圧力及びコイルバネの付勢力よりも大きくなると、ディスク状弁体がコイルバネを圧縮して環状弁座から離座できるという優れた効果を生じる。
以下、本発明の実施の形態について、図1を参照して説明する。入口1を有する入口側部材2と出口3を有する出口側部材4をねじ結合して入口1と出口3の間に弁室5を有する弁ケーシングを形成する。入口側部材2と出口側部材4は黄銅や青銅やステンレス鋼等の金属で形成する。入口側部材2の内端に環状弁座6を形成する。環状弁座6に離着座して環状弁座6を開閉するディスク状弁体7を弁室5内に配置する。ディスク状弁体7はステンレス鋼等の金属で形成し、ディスク状弁体7の環状弁座6に離着座する部位にニトリルゴムやフッ素ゴム等のゴムで形成した環状のゴム部7aを嵌合する。環状弁座6に離着座するディスク状弁体7の環状のゴム部7aの先端部に断面半円状の突出部7bを設ける。ディスク状弁体7を環状弁座6へ付勢するコイルバネ8を弁室5内に配置する。
ディスク状弁体7は外周に複数の例えば8個の突起9を有する。出口側部材4の内周壁に出口3に向かって順次直径が小さくなる3段の円筒面を形成する。入口1側から1つ目の円筒面がディスク状弁体7の突起9の外面が摺接する摺接円筒面10になる。ディスク状弁体7の突起9の外端は総て同心円上に位置し、その同心円の直径は出口側部材4の摺接円筒面10よりも少し小さくして摺接円筒面10に緩く摺接するようにする。
摺接円筒面10と入口1側から2つ目の円筒面との間の環状の段部11はディスク状弁体7の突起9が当ってディスク状弁体7の移動範囲を制限し、コイルバネ8の過剰圧縮を防ぐ作用をする。入口1側から2つ目の円筒面と3つ目の円筒面との間の環状の段部12にばね受け13が当る。ばね受け13は中央に孔14を有し、中央の孔14の周囲に複数個の孔15を有する。ばね受け13は中央の孔14の縁が入口1側に向かって曲がり、この曲がった角とディスク状弁体7の出口3側面に形成した環状の溝の間にコイルバネ8を配置する。
入口1から流体が流入してきてその流体圧力が出口3側の流体圧力及びコイルバネ8の付勢力よりも大きくなると、ディスク状弁体7がコイルバネ8を圧縮して環状弁座6から離座する。これにより、入口1の流体がディスク状弁体7外周の突起9の間を通って出口5に流れる。入口1の流体圧力が出口3の流体圧力及びコイルバネ8の付勢力よりも小さくなると、ディスク状弁体7が入口1側に変位して環状弁座6に着座し、出口3から入口1への流体の逆流を防止する。
本発明は、流体の入口から出口への順方向の流れは許容するが、その逆方向すなわち出口から入口への流れは阻止する逆止弁に利用することができる。
1 入口
2 入口側部材
3 出口
4 出口側部材
5 弁室
6 環状弁座
7 ディスク状弁体
7a ゴム部
7b 突出部
8 コイルバネ
2 入口側部材
3 出口
4 出口側部材
5 弁室
6 環状弁座
7 ディスク状弁体
7a ゴム部
7b 突出部
8 コイルバネ
Claims (1)
- 弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、入口と弁室の間に金属製の環状弁座を設け、環状弁座に離着座する部位をゴム製としたディスク状弁体を弁室内に配置し、ディスク状弁体を環状弁座へ付勢するコイルバネを設け、環状弁座に離着座するディスク状弁体のゴム部先端部に断面半円状の突出部を設けたことを特徴とする逆止弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012194286A JP2014047905A (ja) | 2012-09-04 | 2012-09-04 | 逆止弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012194286A JP2014047905A (ja) | 2012-09-04 | 2012-09-04 | 逆止弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014047905A true JP2014047905A (ja) | 2014-03-17 |
Family
ID=50607785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012194286A Pending JP2014047905A (ja) | 2012-09-04 | 2012-09-04 | 逆止弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014047905A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020098013A (ja) * | 2018-12-19 | 2020-06-25 | 株式会社テイエルブイ | 逆止弁及び逆止弁に用いられる弁体 |
CN112805495A (zh) * | 2018-11-22 | 2021-05-14 | 皮尔伯格泵技术有限责任公司 | 止回阀装置和机动车辆真空泵 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH064475U (ja) * | 1992-06-22 | 1994-01-21 | 積水化学工業株式会社 | スイング式逆止バルブ |
JP2008164025A (ja) * | 2006-12-27 | 2008-07-17 | Toyota Motor Corp | 弁 |
-
2012
- 2012-09-04 JP JP2012194286A patent/JP2014047905A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH064475U (ja) * | 1992-06-22 | 1994-01-21 | 積水化学工業株式会社 | スイング式逆止バルブ |
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CN112805495A (zh) * | 2018-11-22 | 2021-05-14 | 皮尔伯格泵技术有限责任公司 | 止回阀装置和机动车辆真空泵 |
CN112805495B (zh) * | 2018-11-22 | 2023-03-24 | 皮尔伯格泵技术有限责任公司 | 止回阀装置和机动车辆真空泵 |
JP2020098013A (ja) * | 2018-12-19 | 2020-06-25 | 株式会社テイエルブイ | 逆止弁及び逆止弁に用いられる弁体 |
JP7323907B2 (ja) | 2018-12-19 | 2023-08-09 | 株式会社テイエルブイ | 逆止弁及び逆止弁に用いられる弁体 |
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