JP2000296971A - ダブルデッキエレベータ装置 - Google Patents
ダブルデッキエレベータ装置Info
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Abstract
部かご室と下部かご室の移動を常に円滑に行うことがで
きるようなダブルデッキエレベータ装置を提供するこ
と。 【解決手段】 本発明のダブルデッキエレベータ装置2
0は、かご枠駆動部6〜8によって上下移動可能なかご
枠3と、かご枠3内に、互いに逆向きに連動して移動可
能に設けられた上部かご室1及び下部かご室2とを備え
ている。かご室駆動部4、5が、上部かご室1と下部か
ご室2とを移動させる。制御部11は、かご枠駆動部6
と前記かご室駆動部4とに接続され、かご枠3の移動と
両かご室1、2の移動とを協調して制御する。
Description
枠内に2段のかご室が積み重なるように収容されたダブ
ルデッキエレベータ装置に係り、とりわけ、上部かご室
と下部かご室の移動を円滑に行うことができるダブルデ
ッキエレベータ装置に関する。
積み重なるように収容されたダブルデッキエレベータ装
置であって、当該2段のかご室がかご枠内で互いに逆向
きに同じ速度で移動するタイプのダブルデッキエレベー
タが、例えば、特開昭48−76242号公報や特開平
10−279231号公報に記載されている。特開昭4
8−77242号公報に記載されたダブルデッキエレベ
ータ装置70を図7に、特開平10−279231号公
報に記載されたダブルデッキエレベータ装置80を図8
に、それぞれ示す。
0は、かご枠73と、かご枠73内に2段に積み重なる
ように収容された上部かご室71と下部かご室72とを
備えている。上部かご室71と下部かご室72とは、ロ
ープ機構75によって接続され、当該ロープ機構75に
よって互いに逆向きに同じ速度で連動して移動可能とな
っている。
下部かご室72との間隔は、自由に変更可能である。従
って、ダブルデッキエレベータ装置70が設置される建
物の隣り合う各階の階高が異なっている場合でも、各か
ご室を同時に隣り合う階高に合わせることが可能であ
る。
0も、かご枠83と、かご枠83内に2段に収容された
上部かご室81と下部かご室82とを備えている。上部
かご室81と下部かご室82とは、リンク機構85によ
って共にかご室83に接続され、当該リンク機構85に
よって互いに逆向きに同じ速度で連動して移動可能とな
っている。
下部かご室82との間隔は、自由に変更可能である。従
って、ダブルデッキエレベータ装置70と同様に、ダブ
ルデッキエレベータ装置80が設置される建物の隣り合
う各階の階高が異なっている場合でも、各かご室を同時
に隣り合う階高に合わせることが可能である。
0及び図8に示すダブルデッキエレベータ装置80は、
いずれも、上部かご室71、81と下部かご室72、8
2とをロープ機構75またはリンク機構85を介して釣
り合わせて、例えば重量差分の駆動力で動かす方法を採
用している。このような方法を採用することにより、か
ご室間隔を変更するための駆動手段(ロープ機構75ま
たはリンク機構85)の小型化と、かご室間隔の迅速な
調整とが実現されている。
間隔の調整(両かご室81、82の間隔の調整も同様)
は、かご枠73(かご枠83)の移動(走行)中に行わ
れる。かご枠73の移動とかご室間隔の調整との関係に
ついて、図9(a)乃至図9(c)を用いて説明する。
図9(a)乃至図9(c)においては、図示の便宜のた
め、かご枠73は、かご枠側部レールのみが示されてい
る。
大きい場合に、当該隣り合う階高に各かご室が対応して
停止している状態を示している。この状態から、各かご
室が共に1階分上昇して、図9(c)に示す状態となる
過程を説明する。
上昇を開始する。同時に、かご室間隔を狭めるべく、駆
動手段(ロープ機構75)が作動する。
段によるかご室間隔の調整が終了する場合には特に問題
は生じない。しかし、駆動手段によるかご室間隔の調整
が終了する前に、かご枠73の上昇が終了してしまうこ
とがある。図9(b)に示す状態は、この後者の場合を
示している。図9(b)に示す状態では、すでにかご枠
73は所望の位置に到達しているが、かご室の間隔は所
望の間隔まで狭まっていない。
は停止する。一方、かご室間隔の調整は継続し、最終的
に図9(c)の状態に至る。この場合、下部かご室72
は円滑な移動軌跡を描くが、上部かご室71は一旦上昇
した後に下降することになり、当該かご室71内の乗客
に違和感や不安感を感じさせてしまう。
たものであり、階高の差が変化している場合であって
も、上部かご室と下部かご室の移動を常に円滑に行うこ
とができるようなダブルデッキエレベータ装置を提供す
ることを目的とする。
によって上下移動可能なかご枠と、前記かご枠内に、互
いに逆向きに連動して移動可能に設けられた上部かご室
及び下部かご室と、前記上部かご室と前記下部かご室と
を移動させるかご室駆動部と、前記かご枠駆動部と前記
かご室駆動部とに接続され、前記かご枠の移動と前記両
かご室の移動とを協調して制御する制御部と、を備えた
ことを特徴とするダブルデッキエレベータ装置である。
移動と両かご室の移動とが協調して制御されるため、階
高の差が変化する場合であっても、両かご室の移動を常
に円滑に行うことが可能である。
移動可能なかご枠と、前記かご枠内に、互いに逆向きに
連動して移動可能に設けられた上部かご室及び下部かご
室と、前記上部かご室と前記下部かご室とを移動させる
かご室駆動部と、を備えたことを特徴とするダブルデッ
キエレベータ装置を制御する制御装置であって、前記か
ご枠駆動部と前記かご室駆動部とに接続され、前記かご
枠の移動と前記両かご室の移動とを協調して制御するこ
とを特徴とする制御装置である。
の移動とが協調して制御されるため、階高の差が変化す
る場合であっても、両かご室の移動を常に円滑に行うこ
とが可能である。
施の形態について説明する。
ダブルデッキエレベータ装置を示す構成概略図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態のダブル
デッキエレベータ装置20は、かご枠駆動部6、7、8
によって上下移動可能なかご枠3と、かご枠3内に互い
に逆向きに連動して移動可能に設けられた上部かご室1
及び下部かご室2を備えている。上部かご室1は、開閉
扉1aを有しており、下部かご室2は、開閉扉2aを有
している。
枠3に一端が固定された主索ロープ6と、主索ロープ6
の他端に吊り下げられたカウンタウエイト7と、主索ロ
ープ6を巻上げる巻上機8とによって構成されている。
ープ5を介してかご駆動装置4(かご室駆動部)に連結
されている。これにより、かご駆動装置4は、上部かご
室1と下部かご室2とを互いに逆向きに同じ速度で移動
させるようになっている。
3の移動と両かご室1、2の移動とを協調して制御する
制御部11が接続されている。
隣り合う階高に位置合わせするように、巻上機8とかご
駆動装置4とを制御する速度制御指令装置として構成さ
れている。
12に接続されている。記憶部12は、隣り合う階高の
差をも記憶していることが好ましい。制御部11と記憶
部12とは、かご枠3から離れて設けられた制御装置1
0内に設置されている。
移動の速さが、常に上部かご室1及び下部かご室2のか
ご枠3に対する移動の速さ以上となるように、巻上機8
とかご駆動装置4とを制御するようになっている。具体
的には、かご枠3の移動が両かご室1、2の間隔調整よ
りも早くに終了する可能性がある場合に、かご枠3の所
望の移動前の両かご室1、2の間隔と前記かご枠3の当
該移動後の両かご室1、2の間隔との差の絶対値の2分
の1の変位量(かご室1、2のかご枠3に対する変位量
に相当する)だけ、かご枠3の当該移動後の位置(目標
位置)より手前で、巻上機8に対する所定の減速制御を
開始する減速指令部11aを有している。
態の作用について、図2を用いて説明する。
1)、制御部11によって巻上機8の駆動が開始され、
かご枠3の移動が開始される(STEP02)。
両かご室1、2の各階高と、移動後(目的とする位置)
の両かご室1、2の各階高との情報を、記憶部12から
取り出す(STEP03)。そして、これらの情報に基
づいて、予め設定された巻上機8用の制御プログラムと
巻上機8によるかご枠3の移動にかかる時間と、予め設
定されたかご駆動装置4用の制御プログラムとかご駆動
装置4による両かご室1、2の間隔調整にかかる時間と
を演算し、いずれの時間が長いかを判断する(STEP
04)。
ご室1、2の間隔調整にかかる時間よりも長い場合(S
TEP04にてNoの場合)、目的とする隣り合う階高
と両かご室1、2の間隔とが等しくなるように、制御部
11はかご駆動装置4を駆動する(STEP11)。こ
こで、制御部11は、かご枠3の移動の速さV!が常に
上部かご室1及び下部かご室2のかご枠3に対する移動
の速さV2以上となるように、巻上機8とかご駆動装置
4とを制御する(STEP12)。
間隔調整が終了した後に、巻上機8によるかご枠3の移
動が終了する(STEP13)。この場合、両かご室
1、2の移動方向を、かご枠3の移動中に当該移動方向
に常に一致させることができる。
が、両かご室1、2の間隔調整にかかる時間よりも短い
場合(STEP04にてYesの場合)には、上部かご
室1と下部かご室2の各開閉扉1a、2aについて、目
的とする隣り合う階高における開閉要求の有無が調べら
れる(STEP05)。例えば、図3に示すように、一
方のかご室のみが利用されている場合には、他方のかご
室の開閉扉には開閉要求がなされないことがあり得る。
開閉扉1aまたは2aに開閉要求が存在しない場合(S
TEP05にてNoの場合)には、両かご室1、2の間
隔調整を行うことなく、すなわちかご駆動装置4を作動
することなく、開閉要求の存在する方の開閉扉2aまた
は1aを有するかご室2または1を基準にして、かご枠
3の移動、すなわち巻上機8の制御がなされる(STE
P21)。
する場合(STEP05にてYesの場合)には、目的
とする隣り合う階高と両かご室1、2の間隔とが等しく
なるように、制御部11はかご駆動装置4を制御する
(STEP31)。ここで、制御部11は、かご枠3の
速さV1が常に上部かご室1及び下部かご室2のかご枠
3に対する移動の速さV2以上となるように制御される
(STEP32)。
移動前の両かご室1、2の間隔D1(図4参照)と目的
とする移動後の両かご室1、2の間隔D2(図4参照)
との差の絶対値|D1−D2|の2分の1の変位量(か
ご室1、2のかご枠3に対する変位量に相当する)を演
算し、かご枠3の目標位置から、前記変位量だけ手前を
かご枠3が通過した時にかご枠3の減速制御を開始する
(STEP33)。この減速制御は、減速開始後のかご
枠の移動量が、両かご室1、2のかご枠3に対する移動
量を超えないようになされる。これにより、両かご室
1、2の移動方向を、かご枠3の移動中に当該移動方向
に常に一致させることが可能となる。
合の、かご枠3と両かご室1、2との状態の具体例を、
図4(a)乃至図4(c)を用いて説明する。図4
(a)乃至図4(c)において、図4(a)乃至図4
(c)においては、図示の便宜のため、かご枠3は、か
ご枠側部レールのみが示されている。
下部かご室2が階高Bと隣り合う階高Cに位置合わせさ
れた、移動前の状態を示している。この状態から、上部
かご室1が階高Aに、下部かご室2が階高Aと隣り合う
階高Bに位置合わせされた、図4(c)に示す状態に移
動する場合を考える。
定される(STEP01)。次に、かご枠3が上方向に
速さV1で上昇するよう制御される(STEP02)。
された階高A、B、Cの情報を取り出し(STEP0
2)、予め設定された巻上機8用の制御プログラム及び
かご駆動装置4用の制御プログラムをそのまま用いた場
合の、かご枠3を図4(a)に示す位置から移動後の目
標位置である図4(c)に示す位置まで移動させる時間
と、両かご室1、2の移動前の間隔D1(階高B、Cの
差)を移動後の間隔D2(階高A、Bの差)に調整する
時間とを瞬時に演算する。
りも短く、両かご室1、2の両開閉扉1a、2aに開閉
要求が存在するものとしているため、STEP04及び
STEP05を経て、制御部11はかご駆動装置4を駆
動し、両かご室1、2を同じ速さV2で互いに逆方向に
移動させる(STEP31)。速さV1は、常に速さV
2以上となるように制御される(STEP32)。
の両かご室1、2の間隔D1と目的とする移動後の両か
ご室1、2の間隔D2との差の絶対値|D1−D2|の
2分の1の変位量(かご室1、2のかご枠3に対する変
位量に相当する)を演算し、かご枠3の目標位置から、
前記変位量だけ手前をかご枠3が通過した時(この状態
が図4(b)に示されている)に減速制御を開始する。
1、2のかご枠3に対する移動量を超えないように減速
制御がなされ、両かご室1、2の移動方向が、かご枠3
の移動中に当該移動方向に常に一致する状態が維持され
て、図4(c)に示す状態に至る。
御部11により、かご枠3の上下動と両かご室1、2の
移動とが協調して制御されるため、階高の差が変化する
場合であっても、両かご室1、2の移動を常に円滑に行
うことが可能である。
1、2が互いに逆向きに連動して同じ速さで移動するた
め、両かご室1、2が相対的に移動することによるかご
枠3全体の重心の変動が抑制され、かご枠3の制御特性
が良好である。
1、2は、所望の隣り合う階高に位置合わせされるた
め、両かご室1、2を効果的に利用することができる。
する記憶部12を備えているため、階高情報を迅速に利
用することができる。
11aによる前述のような減速制御によって、かご枠3
の移動の速さが、常に両かご室1、2のかご枠3に対す
る移動の速さ以上となるように制御されるため、両かご
室1、2が、かご枠3の移動方向と逆方向に移動するこ
とが回避される。これにより、かご室1、2内の乗客に
違和感や不安感を感じさせることが防止される。
動が、両かご室1、2の間隔調整よりも早くに終了する
可能性がある場合にのみ作動するようになっているた
め、効率の良い制御が実現できる。
デッキエレベータ装置について図5及び図6を用いて説
明する。図5は、第2の実施の形態のダブルデッキエレ
ベータ装置の概略構成図である。
デッキエレベータ装置20は、減速指令部11aの代わ
りに、かご枠3の所望の移動中の両かご室1、2の間隔
とかご枠3の当該移動後の両かご室1、2の間隔との差
の絶対値の2分の1だけ、かご枠3の当該移動後の位置
より手前で、巻上機8に対する所定の減速制御を開始す
る第2減速指令部11bが設けられている。
形態と同様の構成である。第2の実施の形態において、
図1に示す第1の実施の形態と同一の部分には同一の符
号を付して詳細な説明は省略する。
す。図6に示す作用の流れに、STEP34がSTEP
44に代わっている他は、図2に示す作用の流れと同様
である。
部11bが、移動中の両かご室1、2の間隔と目的とす
る移動後の両かご室1、2の間隔D2との差の絶対値の
2分の1の変位量(かご室1、2のかご枠3に対する残
りの変位量に相当する)を演算し、かご枠3の目標位置
から、前記変位量だけ手前をかご枠3が通過した時に適
宜にかご枠3の減速制御を実施する。
ご室1、2の間隔はD3であるから、目的とする移動後
の両かご室1、2の間隔D2との差の絶対値の2分の1
は、|D3−D2|/2である。
御が、移動中の両かご室1、2の間隔に基づいて適宜に
なされるため、両かご室1、2の移動方向をかご枠3の
移動中に当該移動方向に常に一致させることが、より確
実に保証される。
制御部によりかご枠の移動と両かご室の移動とが協調し
て制御されるため、階高の差が変化する場合であって
も、両かご室の移動を常に円滑に行うことが可能であ
る。従って、かご室内の乗客に違和感や不安感を感じさ
せることを効果的に防止することができる。
1の実施の形態を示す構成概略図。
明する図。
図。
る図。
2の実施の形態を示す構成概略図。
明する図。
概略図。
構成概略図。
係を説明する図。
Claims (11)
- 【請求項1】かご枠駆動部によって上下移動可能なかご
枠と、 前記かご枠内に、互いに逆向きに連動して移動可能に設
けられた上部かご室及び下部かご室と、 前記上部かご室と前記下部かご室とを移動させるかご室
駆動部と、 前記かご枠駆動部と前記かご室駆動部とに接続され、前
記かご枠の移動と前記両かご室の移動とを協調して制御
する制御部と、を備えたことを特徴とするダブルデッキ
エレベータ装置。 - 【請求項2】前記上部かご室及び前記下部かご室は、連
動して同じ速さで移動可能となっていることを特徴とす
る請求項1に記載のダブルデッキエレベータ装置。 - 【請求項3】前記制御部は、前記両かご室を所望の隣り
合う階高に位置合わせするように、前記かご枠駆動部と
前記かご室駆動部とを制御するようになっていることを
特徴とする請求項1または2に記載のダブルデッキエレ
ベータ装置。 - 【請求項4】前記制御部は、前記階高を記憶する記憶部
に接続されていることを特徴とする請求項3に記載のダ
ブルデッキエレベータ装置。 - 【請求項5】前記制御部は、前記かご枠の移動の速さが
常に前記かご室の前記かご枠に対する移動の速さ以上と
なるように、前記かご枠駆動部と前記かご室駆動部とを
制御するようになっていることを特徴とする請求項1乃
至4のいずれかに記載のダブルデッキエレベータ装置。 - 【請求項6】前記制御部は、前記かご枠の所望の移動前
の前記両かご室の間隔と前記かご枠の当該移動後の前記
両かご室の間隔との差の絶対値の2分の1だけ、前記か
ご枠の当該移動後の位置より手前で、前記かご枠駆動部
に対する所定の減速制御を開始する減速指令部を有して
いることを特徴とする請求項5に記載のダブルデッキエ
レベータ装置。 - 【請求項7】前記減速指令部は、前記かご枠の移動が、
前記両かご室の間隔調整よりも早くに終了する可能性が
ある場合にのみ作動するようになっていることを特徴と
する請求項6に記載のダブルデッキエレベータ装置。 - 【請求項8】前記制御部は、前記かご枠の所望の移動中
の前記両かご室の間隔と前記かご枠の当該移動後の前記
両かご室の間隔との差の絶対値の2分の1だけ、前記か
ご枠の当該移動後の位置より手前で、前記かご枠駆動部
に対する所定の減速制御を開始する第2減速指令部を有
していることを特徴とする請求項5に記載のダブルデッ
キエレベータ装置。 - 【請求項9】前記第2減速指令部は、前記かご枠の移動
が、前記両かご室の間隔調整よりも早くに終了する可能
性がある場合にのみ作動するようになっていることを特
徴とする請求項8に記載のダブルデッキエレベータ装
置。 - 【請求項10】前記上部かご室は、上部開閉扉を有し、 前記下部かご室は、下部開閉扉を有し、 前記制御部は、前記上部開閉扉または前記下部開閉扉の
うち一方のみを作動させる場合には、前記かご室駆動部
を作動させないようになっていることを特徴とする請求
項1乃至9のいずれかに記載のダブルデッキエレベータ
装置。 - 【請求項11】かご枠駆動部によって上下移動可能なか
ご枠と、 前記かご枠内に、互いに逆向きに連動して移動可能に設
けられた上部かご室及び下部かご室と、 前記上部かご室と前記下部かご室とを移動させるかご室
駆動部と、を備えたことを特徴とするダブルデッキエレ
ベータ装置を制御する制御装置であって、 前記かご枠駆動部と前記かご室駆動部とに接続され、前
記かご枠の移動と前記両かご室の移動とを協調して制御
することを特徴とする制御装置。
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JP10167499A JP4262824B2 (ja) | 1999-04-08 | 1999-04-08 | ダブルデッキエレベータ装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2000296971A5 JP2000296971A5 (ja) | 2005-11-10 |
JP4262824B2 JP4262824B2 (ja) | 2009-05-13 |
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Family Applications (1)
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