JP2000296929A - 紙葉類分離装置 - Google Patents

紙葉類分離装置

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JP2000296929A
JP2000296929A JP11103794A JP10379499A JP2000296929A JP 2000296929 A JP2000296929 A JP 2000296929A JP 11103794 A JP11103794 A JP 11103794A JP 10379499 A JP10379499 A JP 10379499A JP 2000296929 A JP2000296929 A JP 2000296929A
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belt
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Tadashi Ozaka
忠史 尾坂
Takashi Yoshida
吉田  隆
Kazuji Yoshida
和司 吉田
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積載台上の束状の紙葉類を1枚づつ繰り出す
紙葉類の分離装置には、厚い紙葉類やのり等で複数枚貼
り付いた紙葉類が誤って供給される場合がある。しか
し、積載台と繰り出し手段の隙間に対してある程度厚い
紙葉類が供給される場合は、積載台上に残り、繰り出し
手段で繰り出せないが、この隙間と同じか若干厚い紙葉
類は、紙葉類の先端が少し搬送方向に進入し、この隙間
に詰り(ジャム)、紙葉類を破損する場合があった。 【解決手段】 繰り出しベルトの駆動を制御するための
信号検出手段として紙葉類が繰り出される際に積載台に
作用する押圧力を検出する押圧力検出手段を備え、押圧
力検出手段である大きさ以上の押圧力を検出した場合、
繰り出しベルトを停止することで、厚い紙葉類が積載台
と繰り出し手段との隙間に入ろうとしたとき、繰り出し
ベルトを停止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、負圧を利用して紙
葉類を一枚づつに分離して繰り出す紙葉類分離装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】負圧を利用して紙葉類を一枚づつに分離
して繰り出す紙葉類の分離装置として、例えば特開平6
‐321372号公報に示される発送物を個々に取り出
す装置がある。この装置では、紙葉類は引き出し機構と
案内壁とによって形成された通過ギャップを介して搬送
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例のよう
に、積載台上の紙葉類は積載台と繰り出し手段の隙間を
通り紙葉類は搬送される。このため、繰り出し手段で繰
り出せる紙葉類の厚さは、この隙間の寸法までである。
【0004】紙葉類分離装置には、厚い紙葉類やのり等
で複数枚貼り付いた紙葉類が誤って供給される場合があ
る。積載台と繰り出し手段の隙間に対してある程度厚い
紙葉類が供給される場合は、積載台上に残り、繰り出し
手段で繰り出せないが、この隙間と同じか若干厚い紙葉
類は、紙葉類の先端が少し搬送方向に進入し、この隙間
に詰り(ジャム)、紙葉類を破損する場合があった。
【0005】また、繰り出し手段は紙葉類通過検出手段
で検出される信号のみで制御していたため、複数箇所に
備えた紙葉類通過検出手段の全てが紙葉類を検出してい
るとき、繰り出し手段を停止し、いずれか1つの紙葉類
検出手段が紙葉類間の隙間を検出した時、繰り出し手段
を駆動することにしている。このため、紙葉類通過検出
手段で紙葉類を検出する前にジャムが発生した場合に
は、繰り出し手段は駆動し続ける。したがって、繰り出
し手段により紙葉類を擦り続けるか、または、詰った紙
葉類によって繰り出し手段がロックする。
【0006】繰り出し手段がロックした場合、繰り出し
手段を駆動するモータの駆動軸が空転し、繰り出し手段
が摩耗したり、時には繰り出し手段が駆動軸より外れる
場合があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では繰り出しベルトの駆動を制御するために
紙葉類と繰り出し手段の状態を検出する検出手段とし
て、紙葉類通過検出手段と紙葉類が繰り出される際に積
載台に作用する押圧力を検出する押圧力検出手段を備
え、押圧力検出手段である大きさ以上の押圧力を検出し
た場合、繰り出しベルトを停止することにした。これに
より、厚い紙葉類が積載台と繰り出し手段との隙間に入
ろうとしたとき、繰り出しベルトを停止できるようにな
る。押圧力検出手段は、積載台と繰り出し手段の隙間に
所定厚さ以上の紙葉類が入ったことを適切に検出する場
所に設けてあればよく、その隙間を構成する積載台に作
用する押圧力を検出するために積載台のその隙間を構成
する部分に設けることが望ましい。
【0008】また、上記課題を解決するために本発明
は、繰り出しベルトの駆動を制御するために紙葉類と繰
り出し手段の状態を検出する検出手段として、紙葉類通
過検出手段と繰り出しベルトの状態をを検出する状態検
出手段を備え、紙葉類通過検出手段により繰り出しベル
トを駆動するように信号を検出していても、繰り出しベ
ルトが移動していない場合、繰り出しベルト駆動モータ
を停止することにした。これにより、繰り出しベルトが
滑り始めたとき、繰り出しベルト駆動モータを停止でき
るようになる。
【0009】さらに上記課題を解決するために本発明
は、繰り出しベルトの駆動を制御するために紙葉類と繰
り出し手段の状態を検出する検出手段として、紙葉類通
過検出手段と繰り出しベルトの駆動軸の負荷を検出する
負荷検出手段を備え、紙葉類通過検出手段により繰り出
しベルトを駆動するように信号を検出していて、繰り出
しベルトの駆動軸に通常より大きな負荷が加わった場
合、繰り出しベルトを停止する。これにより、繰り出し
ベルトの駆動軸に負荷が加わったとき、繰り出しベルト
を停止でき、紙葉類の破損がなくなる。
【0010】本発明の紙葉類分離装置は、例えば郵便物
区分機の如く書状を1枚ずつ分離して書状に付与された
宛先毎に書状を区分する装置における書状の分離装置に
適用することで、書状が分離時に繰り出しベルト等の繰
り出し手段による擦れ等の障害を回避することが出来
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1〜図
16を用いて説明する。図1は、本発明の紙葉類分離装
置を用いた郵便物等の書状区分機の一実施例を示したも
のである。この書状区分機で取り扱う紙葉類の一例とし
て、葉書や封書などの定形の郵便書状があげられるが定
形外の書状を取扱う区分機に対しても本発明は同様に適
用可能である。
【0012】図1に示す書状区分機100は、書状10
1に記された宛名やバーコードなどの区分情報を読取
り、この区分情報によって書状の区分処理を行うもので
ある。
【0013】この書状区分機100は、厚み方向に重ね
られた書状101を積載する積載台102、書状101
を1通ずつ順次供給する分離装置103、積載台102
に積載された書状101を分離装置103に搬送する送
り手段104、書状101を搬送する搬送路105、書
状101が本書状区分機100の処理に適さない異物を
内容物として有することを検知する異物検知部106、
書状101の搬送方向を切り換える第1搬送ゲート10
7、異物検知部106で本書状区分機100による処理
が不適当と判断された書状101を集積する第1リジェ
クト集積部108、書状101の姿勢を修正する第1整
位部109、書状101の区分情報を読みとる読み取り
部110、分離装置103において誤って書状101を
2枚以上重ねて供給したことを検知する重送検知部11
1、書状101の搬送方向を切り換える第2搬送ゲート
112、重送検知部111で重送と判断された書状10
1を集積する第2リジェクト集積手段113、書状10
1の姿勢を修正する第2整位部114、書状101の区
分情報にしたがってバーコードなどの機械コードを印刷
する印刷部115、印刷部115での印刷結果を読み取
ることにより、正常に印刷されたことを確認する印刷確
認部116、書状101を各段に振り分ける段ゲート1
17、書状101を厚み方向に重ねて集積する集積部1
18、書状区分機100の動作状況を表示する表示手段
119、集積部118に割り当てる区分情報のパターン
や書状区分機100の動作を設定する設定手段120か
ら構成される。図1において分離装置103は書状10
1を下側へ供給する構成になっているが、本発明で供給
方向は上側など、いずれであっても構わない。
【0014】搬送路105は、例えば対向するベルトに
より書状101を挟持して搬送し、搬送速度はほぼ一定
に保たれている。
【0015】異物検知部106は、例えば書状101の
大きさや硬さが不適当であることや2枚以上重なって供
給されることを、書状の通過時間や搬送路の変形により
検知する。
【0016】整位部109、114は、例えば搬送方向
に対して斜行したベルトにより、書状の一辺を搬送の基
準となる面に押し付けて書状の姿勢を整える。
【0017】読み取り部110で読み取る区分情報の一
例は、文字やバーコードで書かれた宛名である。第1整
位部109は読み取り部110より上流側にあって、書
状101の姿勢を整えてから読み取り部110へ搬送す
ることにより、読み取り精度を向上する。
【0018】重送検知部111は、例えば対向するベル
ト同士を異なる搬送速度とし、重なった書状同士をずら
し、長さの変化を検出することにより、重送と判断す
る。
【0019】第2整位部114は、印刷部115より上
流側にあって、書状101の姿勢を整えてから印刷部1
09へ搬送することにより、所定の位置に印刷する。
【0020】表示手段119は、例えば三色信号灯やLC
Dディスプレーなどを用いて、正常処理中であることや
異常が発生したことなどを作業者に知らせる。
【0021】次に、本書状区分機100の動作につい
て、書状101の流れに沿って説明する。作業者は書状
101を厚み方向に重ね立位の状態で積載台102に載
置する。積載台102上の書状101は送り手段104
によって分離装置103へ搬送し、分離装置103は近
接した書状101から順次搬送路105へ供給する。
【0022】搬送路105上では、まず異物検知部10
6で書状101が処理できるものであるかを判断する。
ここで、処理できないと判断された場合、第1搬送ゲー
ト107を切り換えて、書状101を第1リジェクト集
積部108へ投入する。
【0023】一方、処理できると判断された書状101
は、読み取り部109であて名などの区分情報を読み取
る。次に、重送検知部111で、書状が2枚以上重なっ
ていないことを検知する。ここで、2枚以上重なってい
ると判断されたとき、第2搬送ゲート112を切り換え
て、書状101を第2リジェクト集積部113に投入す
る。
【0024】正常と判断された書状101は、第2整位
部114で姿勢を整えてから、印刷部115で区分情報
に従ってバーコードなどを印刷する。そして、印刷確認
部116によりバーコードなどが正常に印刷できたこと
を確認したら、区分情報に従って、段ゲート118を切
り換えて所定の集積部119へ書状101を投入する。
書状区分機100は上記の処理を複数の書状101につ
いて並行して行い、各々の書状101を所定の集積部1
19に区分する。
【0025】次に本発明の紙葉類の分離装置の一実施例
として、上述したような書状区分機に用いられる書状分
離装置について説明する。図2は書状分離装置の概略
図、図3は図2に示す装置の側面図、図4は図3を部分
的に拡大した図である。図2、図3および図4の書状分
離装置は、重力方向に近い方向へ書状を繰り出すもので
あって、分離すべき束状の書状を積載するための積載手
段としての積載台1、積載台1上の束状の書状の最前の
書状を繰り出すための繰り出し手段としての複数本の繰
り出しベルト2、積載台1上の束状の書状の最前部を繰
り出しベルト2の方向へ吸引し、さらに繰り出しベルト
2に書状が吸着して繰り出されるように、その内部が負
圧となるチャンバ3、束状の書状の最前の書状が繰り出
しベルト2に吸着されて繰り出される際に、繰り出され
る書状に隣り合った書状が同時に繰り出されることを防
ぐための分離ローラ4、積載台1上の書状の最前部付近
の書状に圧力空気を吹き付ける吹き出しノズル5A、5
B、最前の書状が繰り出しベルト2に吸着したことを検
出するための検出レバー6A、6B、積載台1上の束状
の書状を側面から支え繰り出しベルト2方向に搬送する
フォーク7、積載台1上の書状の下端を積載台1の繰り
出しベルト2近傍まで搬送する送りベルト8A、8B、
書状が繰り出される際に積載台1の端部に作用する押圧
力を検出する押圧力検出手段9(図4)、繰り出しベル
ト2と分離ローラ4の間に多数の書状が落ち込むと多数
枚送りになり易く、それを防止するための補助ガイド1
0、繰り出しベルト2の表面(以下、書状吸着面と呼
ぶ。)より積載台1側に突出して取り付けられ、かつ繰
り出される書状の後端側角部に対応して設けられた突起
手段としての突出ローラ11、書状後端側の前方への倒
れを支える上部ガイド12、繰り出しベルト2で繰り出
された書状を噛み込み、先行する書状との間隔を制御
し、下側搬送路に供給する噛み込みローラ13、繰り出
される書状や後続の書状の先端位置を検出する紙葉類通
過検出手段としての書状通過検出センサ14、及びフレ
ーム15から構成されている。
【0026】繰り出しベルト2は、書状を繰り出すため
に表面は摩擦係数の高い材料からなり、また、チャンバ
3の負圧を書状へ作用させるための複数の穴17が周方
向に等間隔で設けられている。繰り出しベルト2は、こ
れを駆動するための駆動プーリ18、及び繰り出しベル
ト2に従動して回転する従動ローラ19に所定の張力で
かけられている。駆動プーリ18は図示されないサーボ
モータにより駆動される。
【0027】チャンバ3の積載台1側の面にも、繰り出
しベルト2の穴17と同様に穴が設けられている。チャ
ンバ3の内部は、図示されないブロアによって大気圧よ
りも低い負圧状態となっており、この負圧により積載台
1上の書状26は繰り出しベルト2の方向へ吸引されて
引き寄せられ、繰り出しベルト2に吸着する。
【0028】重送の発生を防ぐために、繰り出される書
状に抵抗力を作用させる分離ローラ4は、繰り出される
書状の厚さに応じて動くように回転ばね(図示せず)に
よりチャンバ3に押し付けられている。また、分離ロー
ラ4は書状に抵抗力を加えるために、書状との摩擦係数
が大きい部材で構成し、書状の搬送方向には回転しない
ようにしている。
【0029】束状の書状の最前部付近に圧縮空気を吹き
付ける吹き出しノズル5A、5Bは、フレーム15と積
載台1に隣接した補助ガイド10の端部の近傍の二個所
に設けられている。フレーム15の裏側や補助ガイド1
0の下側には図示されないチャンバが設けられ、さらに
このチャンバには、やはり図示されないブロアから圧縮
空気が供給され吹き出しノズル5A、5Bから吹き出さ
れる。補助ガイド10の端部に設けられた吹き出しノズ
ル5Aは積載台1上の書状の束の最前部付近を、フレー
ム15に設けられた吹き出しノズル5Bは、積載台1上
の書状の束と繰り出しベルト2に吸着された書状の近傍
に圧力空気を吹き付ける。積載台1上の書状に圧力空気
を吹き付けることにより、書状間に空気層を作り、書状
間の摩擦力が低減できる。これにより、重送の発生を防
ぐことができる。
【0030】手前側の検出レバー6Aは、図3に示すよ
うにくの字状の形状をしており、軸20に回転自在に運
動するように取り付けられている。検出レバー6Aの一
部には、ばね21Aが取り付けられている。ばね21A
は、ばね取り付け軸22Aにかけられている。また、検
出レバー6Aの書状接触部と反対側の端部近傍にはスト
ッパ23が設けられており、ばね力による検出レバー6
Aの回転を阻止している。
【0031】書状が書状吸着面上にない場合には、検出
レバー6の書状接触部は書状吸着面より積載台1側に突
出した位置にあるようにストッパ23の位置が調整され
ている。そして、書状が書状吸着面上にある場合には、
書状接触部が吸着された書状に押されて書状吸着面より
引っ込む様に構成されている。
【0032】奥側の検出レバー6Bも検出レバー6Aと
同様に軸20に回転自在に運動するように取り付けられ
ている。また、検出レバー6Bの一部にもばね21Bが
取り付けられ、ばね21Bはばね取り付け軸22Bにか
けられている。さらに、検出レバー6Bの書状接触部と
反対側の端部近傍にあるストッパ23によって、ばね力
による検出レバー6Bの回転を阻止している。
【0033】フォーク7は、フレーム15に設けられた
長穴部25から突き出されるようにして書状吸着面まで
設けられている。フォーク7はフレーム15の裏側で図
示されないチェインに取り付けられ、図示されないサー
ボモータで駆動される。
【0034】送りベルト8A、8Bは、図2に示される
ように、それぞれ駆動プーリ24A、24Bにより駆動
される。駆動プーリ24A、24Bには図示されないサ
ーボモータから駆動力が伝達されている。送りベルト8
A、8Bの書状搬送面は、積載台1の表面より幾分高く
なるように設けられており、書状が搬送できるように摩
擦係数が大きい材料からなる。特に書状吸着面近傍の送
りベルト8Aの書状搬送面には、突起を付け凸凹にして
いる。これにより、書状下端が凸部に引っ掛かるため、
書状を書状吸着面へ確実に送ることができる。この書状
吸着面近傍の送りベルト8Aには、例えばタイミングベ
ルトを用いているが、同様な効果が得られればどのよう
なものであっても構わない。
【0035】吹き出しノズル5A、5Bによって書状間
に容易に空気層が作れるように、送りベルト8Aの書状
吸着面側の端部は、書状吸着面よりある距離離して配置
している。送りベルト8Aの端部が書状吸着面直前まで
設置されている場合、吹き出しノズル5Aによって書状
下端に圧縮空気を吹き付けても、書状下端と送りベルト
8Aとの間の摩擦力が抵抗力となり、書状間に空気層を
作れない。
【0036】フォーク7と送りベルト8A、8Bは同期
して駆動される。駆動のオン、オフは、検出レバー6の
動作で決定され、フォーク7と送りベルト8の駆動は、
検出レバー6の位置を検出する発光素子と受光素子から
なる検出レバーセンサ16の信号により制御する。書状
吸着面上に書状が無く、検出レバー6の書状接触部が書
状吸着面より出ている場合には、検出レバー6は検出レ
バーセンサ16の発光素子から出ている光を遮光しな
い。この時にはフォーク7と送りベルト8は積載台1上
の書状を繰り出しベルト2の方向へ送るように駆動され
る。書状が吸引され繰り出しベルト2に吸着された場合
には吸着力により検出レバー6が押し込まれる。この時
検出レバー6は検出レバーセンサ16を遮光し、この信
号でフォーク7と送りベルト8の駆動は停止される。
【0037】書状が繰り出される際に書状が積載台1の
端部に作用する押圧力を検出する押圧力検出手段9は、
図4に示すように積載台1の書状吸着面側の下部に設置
している。押圧力検出手段9は、書状が繰り出される際
の積載台1端部の変形(歪み)を検出するものである。
【0038】押圧力検出手段9の具体的な手段として
は、押圧力検出手段9と積載台1端部の距離を計るレー
ザー等を用いた変位計がある。また、押圧力検出手段9
は、積載台1端部の振動や加速度を検出するセンサであ
ってもよい。なお、積載台1の端部は押圧力検出手段9
で検出しやすいように、柔軟な部材であっても構わな
い。
【0039】補助ガイド10は、積載台1の書状吸着面
側の端部付近に設けられており、送りベルト8Aの端部
より書状吸着面側に搬送された書状が乗るようにしてい
る。補助ガイド10は、繰り出しベルト2と分離ローラ
4の間に多数の書状が落ち込まず、かつ繰り出される書
状に過度の抵抗力を与えない適度な硬さの柔軟材からな
る。また、補助ガイド10の表面は書状の送りが円滑に
行われるように摩擦係数の低い材質からなる。
【0040】チャンバ3の上方には、書状が繰り出しベ
ルト2に接触する接触面より積載台1側に突出して取り
付けられた突出ローラ11が、吸着された書状の後端側
角部の位置に対応して取り付けられている。突出ローラ
11はばねで支持されており、書状に押されると初期位
置より引き込まれるように取り付けられている。
【0041】書状通過検出センサ14は、発光素子と受
光素子からなり、積載台1の下部から噛み込みローラ1
3間に複数個配置している。図3では、3箇所に書状通
過検出センサ14を配置しているが、同様の効果が得ら
れれば何個配置しても構わない。なお、書状通過検出セ
ンサ14に書状が到達後、次の書状通過検出センサ14
において、ある時間、書状の到達が検出できないとき、
ジャムとし書状分離装置を停止することにしている。
【0042】ところで、積載台1の書状吸着面側の端部
と書状吸着面間の隙間は、書状分離装置で処理する最大
の厚さの寸法と一致させている。つまり、この隙間の寸
法より厚い書状は書状分離装置で供給できない。
【0043】また、上述したように送りベルト8Aの書
状吸着面側の端部は、書状吸着面よりある距離離して配
置している。積載台1の端部と送りベルト8Aの端部を
一致させる場合、吹き出しノズル5Aによって書状間に
空気層を作ることができず、重送が発生しやすくなる。
そのため、送りベルト8Aの書状吸着面側の端部は、積
載台1の書状吸着面側の端部より反書状吸着面側に設置
している。
【0044】そして、積載台1の送りベルト8Aの端部
より書状吸着面側の部分は、搬送方向に傾斜し、補助ガ
イド10の下方に配置している。もし積載台1の書状吸
着面側の部分を搬送方向に傾斜させない場合、書状の下
端は送りベルト8を設置している範囲しか搬送できない
ため、書状が積載台1上に乗っかり、搬送方向に繰り出
せない場合がある。しかし、このように積載台1の書状
吸着面側の部分を傾斜させることにより、送りベルト8
Aによって搬送された書状は積載台1に乗ることなく補
助ガイド10上に乗る。この補助ガイド10は柔軟材よ
りなるため、書状の自重により搬送方向にたわみ、搬送
方向に進入する。したがって、書状は搬送方向に繰り出
すことができる。
【0045】上述したように積載台1の書状吸着面側の
端部は、書状吸着面からある隙間を空けて設置してい
る。書状吸着面と積載台1の書状吸着面側の端部との隙
間より書状の厚さが薄い場合には、書状を繰り出すこと
ができるが、書状吸着面と積載台1の書状吸着面側の端
部との隙間より書状がある程度以上厚い場合には、書状
を繰り出すことができない。検出レバー6で書状吸着面
への書状の到達を検出し、かつ、書状通過検出センサ1
4である所定の時間書状の通過を検出しない場合には、
書状分離装置を停止し、表示手段119に異常の発生を
表示する。このようにして、厚い書状は、書状分離装置
に供給される前に取り除くことができ、書状の破損およ
び書状分離装置の損傷を防ぐことができる。
【0046】しかし、書状の厚さが書状吸着面と積載台
1の端部との間の隙間と同じか若干厚い場合には、図5
に示すように、書状の先端が搬送方向に少し進入した付
近で書状は詰り(ジャム)、書状を破損する場合があ
る。このため、このような書状が繰り出される際には、
繰り出しベルト2を停止しなければならない。
【0047】このような書状が繰り出される際には、積
載台1の端部に押圧力が加わる。この押圧力を検出する
ために押圧力検出手段9を積載台1下部に設け、押圧力
検出手段9である大きさ以上の押圧力を検出した場合に
は繰り出しベルト2の駆動を停止するようにした。そし
て、表示手段119に異常を表示し、作業者に知らせる
ことができる。これにより、積載台1の端部と書状吸着
面間の隙間と同じか若干厚い書状は、搬送方向に繰り出
されないため、書状の破損を防ぐことができる。
【0048】図6は繰り出しベルト2の制御回路の構成
を示すブロック図である。繰り出しベルト駆動モータ2
8の駆動を制御する繰り出しベルト駆動制御部27は、
書状通過検出センサ14、押圧力検出手段9に接続され
る。以下繰り出しベルト2の動作を図7に示したフロー
チャートを用いて説明する。
【0049】ステップ200で繰り出しベルト駆動回路
の動作がスタートする。まず、ステップ201で繰り出
しベルト2が駆動する。次にステップ202で積載台1
が書状からある大きさ以上の押圧力を受けたか否かを押
圧力検出手段9で検出し、ある大きさ以上の押圧力を検
出したときには、ステップ203において繰り出しベル
ト2を停止する。そして、ステップ204において表示
手段119に異常を表示し、ステップ205において繰
り出しベルト駆動回路の動作が終了する。
【0050】ステップ202で、ある大きさ以上の押圧
力を検出しなかったときには、ステップ206で全ての
書状通過検出センサ14が書状を検出したかどうかをみ
る。ステップ206で全ての書状通過検出センサ14が
書状を検出しなかったときにはステップ201に戻る。
ステップ206で全ての書状通過検出センサ14が書状
を検出したときにはステップ207において繰り出しベ
ルト2を停止し、ステップ208において書状通過検出
センサ14のうちいずれか1つが書状間の隙間を検出し
たか否かをみる。
【0051】ステップ208で書状間の隙間を検出した
ときにはステップ201にもどり、ステップ208で書
状間の隙間を検出しなかったときにはステップ207に
もどる。
【0052】次に書状の分離動作について説明する。積
載台1上の書状26がフォーク7、送りベルト8により
繰り出しベルト2の近傍まで送られてくると、最前部の
書状はチャンバ3からの吸引力で繰り出しベルト2側に
吸引されて繰り出しベルト2に吸着される。この時、繰
り出しベルト2に吸着された書状が検出レバー6を押し
込み検出レバーセンサ16を遮光する。そして検出レバ
ーセンサ16はこれを検出して、フォーク7、送りベル
ト8の駆動を停止させる。
【0053】繰り出しベルト2は、書状が吸着された時
には後述するように既に駆動されていて、繰り出しベル
ト2に書状が吸着されると書状と繰り出しベルト2の間
に作用する吸着による摩擦力が搬送力となって作用し、
これによって書状が繰り出される。
【0054】繰り出された書状が積載台1に押圧力を作
用し、ある大きさ以上の押圧力を押圧力検出手段9で検
出した場合には、繰り出しベルト2の駆動が停止され、
表示手段119に異常を表示する。押圧力検出手段9で
押圧力が小さい場合には、書状は引き続き搬送方向に繰
り出される。
【0055】書状が繰り出されると書状の先端部は、搬
送路に沿って設けられた複数の書状通過検出センサ14
で検出される。そして繰り出された書状の先端部が噛み
込みローラ13に挟持されると、すべての書状通過検出
センサ14が書状の通過を検出し、この検出信号に基づ
いて繰り出しベルト2の駆動が停止される。これ以降
は、噛み込みローラ13とその下流側搬送路の搬送力に
よって、繰り出しベルト2と分離ローラ4に挟まれた状
態の書状を引き抜くような形で書状は搬送される。
【0056】書状が搬送されると書状の後端部が検出レ
バー6を通過する。書状の後端部が検出レバー6を通過
すると検出レバー6が初期の位置へ戻るためセンサ17
が遮光されず、フォーク7、送りベルト8が再び駆動さ
れる。繰り出された書状がさらに搬送されると、繰り出
された書状の後端部と後続の書状の先端部との間に間隔
が生じる。複数箇所に設けられた書状通過検出センサ1
4のいずれか一つがこれを検出すると、繰り出しベルト
2を再び駆動する。このような一連の動作が繰り返され
て書状が繰り出される。
【0057】本実施例では、積載台1の変形(歪み)を
押圧力検出手段9で検出しているが、図8に示すような
ものであっても構わない。それは、積載台1を積載台書
状積載部31と積載台押圧力作用部32に分割し、それ
ぞれを接続ピン33により接続する。積載台押圧力作用
部32には、ばね34が取り付けられており、図示され
ないストッパによって積載台押圧力作用部32は積載台
書状積載部31と水平になるように取り付けられてい
る。そして、厚い書状が繰り出される際には、積載台押
圧力作用部32が搬送方向に押され、積載台押圧力作用
部32と押圧力検出手段9との距離が短くなる。この距
離の変動を押圧力検出手段9で検出し、繰り出しベルト
2を停止する。この場合も押圧力検出手段9は、積載台
押圧力作用部32の振動や加速度を検出するものであっ
ても構わない。
【0058】本発明は、厚い書状が書状分離装置に進入
した際に繰り出しベルト2の駆動を停止するものであ
り、上記以外の実施例として以下のようなものがある。
図9〜図13を用いて第2の実施例を説明する。
【0059】図9に示すように繰り出しベルト2の移動
を検出できるように繰り出しベルト移動検出手段29を
設け、繰り出しベルト2を駆動する繰り出しベルト駆動
モータ28が駆動しているにもかかわらず、繰り出しベ
ルト2が移動していない時には繰り出しベルト駆動モー
タ28を停止するようにした。
【0060】繰り出しベルト移動検出手段29は、繰り
出しベルト2の吸着穴17の通過を検出するものであ
り、例えば発光素子と受光素子からなるセンサがある。
繰り出しベルト2の吸着穴17が移動しているときに
は、図10に示すようにある一定の周期の矩形波を検出
する。しかし、書状が書状吸着面と積載台1端部の隙間
に詰り、繰り出しベルト2が駆動プーリ18に対して滑
り出した場合には、図11のようにこの矩形波の周期が
長くなる。また、繰り出しベルト2の動きが停止した場
合には、矩形波は検出されない。繰り出しベルト2が駆
動プーリ18に対して滑り出した場合には、この矩形波
の周期が長くなる。このように繰り出しベルト移動検出
手段29で検出した波形の周期を監視することにより、
異常を検出できる。ここでは、繰り出しベルト移動検出
手段29として発光素子と受光素子からなるセンサを用
いているが、繰り出しベルト2の移動を検出できるもの
であればどのようなものであっても構わない。
【0061】図12は繰り出しベルト2の制御回路の構
成を示すブロック図である。繰り出しベルト駆動モータ
28の駆動を制御する繰り出しベルト駆動制御部27
は、書状通過検出センサ14、繰り出しベルト移動検出
手段29に接続される。以下繰り出しベルト2の動作を
図13に示したフローチャートを用いて説明する。
【0062】ステップ300で繰り出しベルト駆動回路
の動作がスタートする。まず、ステップ301で繰り出
しベルト2が駆動する。次にステップ302で繰り出し
ベルト2が移動しているか否かを繰り出しベルト移動検
出手段29で検出し、繰り出しベルト2が移動していな
いときには、ステップ303において繰り出しベルト2
を停止する。そして、ステップ304において表示手段
119に異常を表示し、ステップ305において繰り出
しベルト駆動回路の動作が終了する。
【0063】ステップ302で繰り出しベルト2の移動
を検出したときには、ステップ306で全ての書状通過
検出センサ14が書状を検出したかどうかみる。ステッ
プ306で全ての書状通過検出センサ14が書状を検出
しなかったときにはステップ301に戻る。ステップ3
06で全ての書状通過検出センサ14が書状を検出した
ときにはステップ307において繰り出しベルトを停止
し、ステップ308において書状通過検出センサ14の
うちいずれか1つが書状間の隙間を検出したか否かをみ
る。
【0064】ステップ308で書状間の隙間を検出した
ときにはステップ301にもどり、ステップ308で書
状間の隙間を検出しなかったときにはステップ307に
もどる。
【0065】また、図14〜図16を用いて第3の実施
例を説明する。ジャム発生時には、繰り出しベルト2が
停止するように、繰り出しベルト駆動モータ28および
駆動プーリ18に通常より大きな負荷が加わる。このよ
うな負荷を検出する負荷検出手段30を図14に示すよ
うに設け、このような負荷を検出した時には繰り出しベ
ルト駆動モータ28を停止するようにした。
【0066】負荷検出手段30は、繰り出しベルト2を
駆動する駆動プーリ18に作用するトルクを検出するも
のである。また、負荷検出手段30は、繰り出しベルト
駆動モータ28の電流値を検出するものであってもよ
い。なお、駆動プーリ18や繰り出しベルト駆動モータ
28に作用する負荷を検出できるものであればどのよう
なものであっても構わない。
【0067】図15は繰り出しベルト2の制御回路の構
成を示すブロック図である。繰り出しベルト駆動モータ
28の駆動を制御する繰り出しベルト駆動制御部27
は、書状通過検出センサ14、負荷検出手段30に接続
される。以下繰り出しベルト2の動作を図16に示した
フローチャートを用いて説明する。
【0068】ステップ400で繰り出しベルト駆動回路
の動作がスタートする。まず、ステップ401で繰り出
しベルト2が駆動する。次にステップ402で繰り出し
ベルト駆動モータ28に通常より大きな負荷が作用して
いるか否かを負荷検出手段30で検出し、大きな負荷が
作用しているときには、ステップ403において繰り出
しベルト2を停止する。そして、ステップ404におい
て表示手段119に異常を表示し、ステップ405にお
いて繰り出しベルト駆動回路の動作が終了する。
【0069】ステップ402で大きな負荷が作用してい
ないときには、ステップ406で全ての書状通過検出セ
ンサ14が書状を検出したかどうかみる。ステップ40
6で全ての書状通過検出センサ14が書状を検出しなか
ったときにはステップ401に戻る。ステップ406で
全ての書状通過検出センサ14が書状を検出したときに
はステップ407において繰り出しベルトを停止し、ス
テップ408において書状通過検出センサ14のうちい
ずれか1つが書状間の隙間を検出したか否かをみる。
【0070】ステップ408で書状間の隙間を検出した
ときにはステップ401にもどり、ステップ408で書
状間の隙間を検出しなかったときにはステップ407に
もどる。
【0071】なお、本発明の紙葉類分離装置は、束状の
紙葉類を積載するための積載手段と、束状の紙葉類を1
枚ずつ繰り出す繰り出し手段を有する紙葉類の分離装置
であって、紙葉類が積載手段と繰り出し手段の隙間を搬
送されるものであればどのようなものであっても構わな
い。
【0072】
【発明の効果】本発明により、紙葉類分離装置で処理で
きる紙葉類より厚い紙葉類が誤って供給された場合でも
紙葉類分離装置をすぐに停止でき、紙葉類の破損や紙葉
類分離装置の損傷をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の紙葉類分離装置を用いた書状区分機
の概略を示した図である。
【図2】 本発明が適用される紙葉類分離装置の一実施
例としての書状分離装置の概略を示した図である。
【図3】 図2に示す装置の側面図である。
【図4】 本発明の一実施例である押圧力検出手段を説
明する書状分離装置の側面図である。
【図5】 紙葉類が積載台と書状吸着面間の隙間に詰っ
た状態を示す側面図である。
【図6】 本発明の一実施例の繰り出しベルトの制御回
路の構成を示すブロック図である。
【図7】 繰り出しベルトの動作を示したフローチャー
トである。
【図8】 本発明の押圧力検出手段の他の実施例を説明
する書状分離装置の側面図である。
【図9】 本発明の第2の実施例における繰り出しベル
ト移動検出手段を説明する書状分離装置の側面図であ
る。
【図10】 繰り出しベルト移動検出手段で検出するパ
ルスの一例を示す図である。
【図11】 繰り出しベルトがスリップおよび停止した
場合の繰り出しベルト移動検出手段で検出するパルスの
一例を示す図である。
【図12】 第2の実施例の繰り出しベルトの制御回路
の構成を示すブロック図である。
【図13】 第2の実施例の繰り出しベルトの動作を示
したフローチャートである。
【図14】 本発明の第3の実施例における負荷検出手
段を説明する書状分離装置の側面図である。
【図15】 第3の実施例の繰り出しベルトの制御回路
の構成を示すブロック図である。
【図16】 第3の実施例の繰り出しベルトの動作を示
したフローチャートである。
【符号の説明】
1…積載台、2…繰り出しベルト、3…チャンバ、4…
分離ローラ、5…吹き出しノズル5、6…検出レバー、
7…フォーク、8A、8B…送りベルト、9…押圧力検
出手段、10…補助ガイド、11…突出ローラ、12…
上部ガイド、13…噛み込みローラ、14…書状通過検
出センサ、15…フレーム、16…検出レバーセンサ1
6…繰り出しベルトの穴、18…駆動プーリ、19…従
動ローラ、20…軸、21…ばね、22…ばね取り付け
軸、23…ストッパ、24…駆動プーリ、25…長穴
部、26…書状、27…繰り出しベルト駆動制御部、2
8…繰り出しベルト駆動モータ、29…繰り出しベルト
移動検出手段、30…負荷検出手段、31…積載台書状
積載部、32…積載台押圧力作用部、33…接続ピン、
34…ばね、100…書状区分機、101…書状、10
2…積載台、103…分離装置、104…送り手段、1
05…搬送路、106…異物検知部、107…第1搬送
ゲート、108…第1リジェクト集積部、109…第1
整位部、110…読み取り部、111…重送検出部、1
12…第2搬送ゲート、113…第2リジェクト集積
部、114…第2整位部、115…印刷部、116…印
刷確認部、117…段ゲート、118…集積部、119
…表示手段、120…設定手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 和司 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 Fターム(参考) 3F343 FA17 FB11 FC03 FC17 GA04 GB01 GC01 GD01 HA12 HA33 HC30 HD09 HD10 HD15 JB05 JB19 JB24 JB28 LA04 LA13 LC07 LC25 LD10 MA03 MA09 MA39 MB03 MB09 MC12 MC21 MC26

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙葉類を積載するための積載手段と、紙葉
    類を1枚ずつ繰り出す繰り出し手段と、前記積載手段上
    の紙葉類が前記繰り出し手段で繰り出される際に前記積
    載手段に作用する押圧力を検出する押圧力検出手段を備
    えたことを特徴とする紙葉類分離装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の紙葉類分離装置において、
    前記押圧力検出手段で所定の大きさ以上の押圧力を検出
    したときに、検出結果に基づいて前記繰り出し手段の駆
    動を停止することを特徴とする紙葉類分離装置。
  3. 【請求項3】紙葉類を積載するための積載手段と、紙葉
    類を1枚ずつ繰り出す繰り出し手段と、前記繰り出し手
    段における紙葉類の状態を検出する状態検出手段を備え
    たことを特徴とする紙葉類分離装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の紙葉類分離装置において、
    前記状態検出手段で前記繰り出し手段と紙葉類とのスリ
    ップや紙葉類の停止を検出したときに、前記繰り出し手
    段の駆動を停止することを特徴とする紙葉類分離装置。
  5. 【請求項5】紙葉類を積載するための積載手段と、紙葉
    類を1枚ずつ繰り出す繰り出し手段と、前記繰り出し手
    段の駆動軸に作用する負荷を検出する負荷検出手段を備
    えたことを特徴とする紙葉類分離装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の紙葉類分離装置において、
    前記負荷検出手段で前記繰り出し手段の駆動軸に通常よ
    り大きな負荷を検出したときに、前記繰り出し手段の駆
    動を停止することを特徴とする紙葉類分離装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007331933A (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Asahi Breweries Ltd ラベル操作装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007331933A (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Asahi Breweries Ltd ラベル操作装置

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