JP2000295693A - 電磁発音体のヨークおよびその製造方法 - Google Patents

電磁発音体のヨークおよびその製造方法

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JP2000295693A JP11098244A JP9824499A JP2000295693A JP 2000295693 A JP2000295693 A JP 2000295693A JP 11098244 A JP11098244 A JP 11098244A JP 9824499 A JP9824499 A JP 9824499A JP 2000295693 A JP2000295693 A JP 2000295693A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型薄型の表面実装型等の電磁発音体におい
て、その製造過程において半田がヨークに付着すること
による発音不良、ショート等の不良の発生を防止するこ
とを課題とする。 【解決手段】 ケース(4、6)と、該ケース内に収納
されるヨーク116と、該ヨークに取り付けられるコイ
ル18と、該コイル18に対向して配置される振動板2
2と、該振動板22と前記ヨーク116の間に配置され
る磁石20と、前記ケースの内部から外部に導通し前記
コイルの端末18a、18bと半田付けされる端子8、
10とを有する電磁発音体の前記ヨーク116におい
て、該ヨークの表面の少なくとも一部に半田の付着性を
低下させる表面処理層設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電磁石で振動板
を振動させることにより音を発生させる電磁発音体に関
するものであり、特に、表面に実装用の導通パターンが
形成された基板に直接実装される表面実装型の電磁発音
体等のヨークに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子部品の表面実装化に伴い、電
磁発音体も表面実装型のものが案出され商品化されてい
る。
【0003】この種の従来の表面実装型電磁発音体とし
ては、実開昭61ー116492号公報に開示されてい
るものや特開平2ー34900号公報に開示されている
ものがあるが、いずれも、磁石、コイル等を設けたケー
スと基板やベースに設けた表面実装用の端子を備えるも
のであり、コイル端末と表面実装用の端子との接続を磁
石やコイルの下で行っていたので、高さ方向に重なった
構造となり、薄型化することが困難であった。また、磁
石やコイルの下方という極めて限られた空間内でコイル
端末と端子とを接続しなければならなかったので、接続
作業も困難なものであった。かかる薄型化等の要望に対
応して、例えば特開平5ー80774号公報に開示され
ているものが知られている。この表面実装型電磁発音体
は、表面実装用の端子を有するケースのコイル等のブザ
ーアセンブリを収納する部分の隣に共鳴室を配置し、こ
の共鳴室内でコイル端末を表面実装用の端子に接続する
ように構成したものである。しかしながら、この電磁発
音体の場合は、ブザーアセンブリと共鳴室が平面的に並
んで配置されているため、プリント基板への実装面積が
拡大することになり、薄型化することはできても小型化
することはできなかった。
【0004】そこで、この点を改善するものの一例とし
て特開平8ー223693号公報に開示された表面実装
型電磁発音体が知られている。これにつき図面を用いて
説明する。図7はこの従来例に係る表面実装型電磁発音
体の構成を示す分解斜視図であり、図8は図7に示す電
磁発音体の組み付け後の完成体の外観を示す斜視図であ
る。図中、2はプラスチックケースであり、平面形状が
略矩形の箱状をなし、上ケース4と下ケース6とから構
成されている。上ケース4は、その側壁4c、4dの外
面に後述する表面実装用の端子に適合する凹部4aを4
箇所に有し、図中左方の側壁4eに放音口4bを有す
る。
【0005】下ケース6は略平板状をなすもので、その
外周付近に上ケース4の側壁4c〜4fの内面に接して
上下ケース4、6の位置決めをする内側壁6c〜6fを
有する。なお、内側壁6eは、放音口4bに対応する位
置で切り欠かれており、放音口4bをふさがないように
形成されている。また、下ケース6の中央には、後述す
るヨークに適合する凹部6aが設けられている。この凹
部6aは円の一部が外周から径方向にくぼんだ略円形の
平面形状を有する。また、下ケース6には、放音口4b
の方向から凹部6a内に突き出た台部6bと、凹部6a
の縁から立ち上がる略円形の平面形状を有する位置決め
突出部6gとが設けられている。なお、位置決め突出部
6gは、後述するコイル端末の接続作業を容易にするた
め、放音口4bの方向が切り欠かれている。
【0006】8、10、12、14は表面実装用の端子
であり、下ケースの四隅にそれぞれインサート成形され
ている。この端子の中で端子8、10はそれぞれその一
方の端部が下ケース6の外部に引き出されると共に上ケ
ース4の凹部4a内に折り込まれて接合部8a、10a
を形成しており、他方の端部が台部6bの表面上に突出
するように引き出されて取付部8b、10bを形成して
いる。
【0007】16はヨークであり、凹部6a及び台部6
bに適合するように一部に切欠部16bが設けられた円
板状の磁気回路板16aとその中心より立ち上がるセン
ターポール部16cとから構成されている。前記の磁気
回路板16a及びセンターポール部16cはパーマロイ
等の電磁材料よりなる。
【0008】18はヨーク16のセンターポール部16
cの外周に取り付けられるリング状のコイルである。こ
のコイル18からは2本のコイル端末18a、18bが
引き出されている。
【0009】20はリング状の磁石であり、ヨーク16
の磁気回路板16aと同じ外径に設定されている。この
磁石は比較的厚みが薄く形成されており、その上端には
リング状の段部20aが形成されている。磁石20は、
鉄・クローム・コバルト磁石やフェライト磁石又は希土
類系のサマリュウムコバルト磁石やネオジューム磁石等
の材料からなり、切削加工や圧縮成形加工、射出成形加
工等で成形されている。
【0010】22は中央にオモリ22aが取り付けられ
た振動板である。なお、本例における振動板22は、磁
石20の段部20aに適合する直径に設定されている。
【0011】本例における表面実装型電磁発音体は、上
記各部品を下ケース6の上に順に組付けることにより組
み立てられるものであり、その組立工程を説明する。は
じめに、端子8、10、12、14がインサート成形さ
れた下ケース6の凹部6a内にヨーク16を固定する。
このときにヨーク16の切欠部16bが台部6bに適合
し、ヨーク16は位置決めされる。次に、図9に示すよ
うにコイル18がヨーク16のセンターポール部16c
に取り付けられる。このときに、コイル端末18a、1
8bが、端子8、10の取付部8b、10bの方向に導
かれるか又は絡まされたカラゲ状態にされる。次に、こ
のコイル端末18a、18bを取付部8b、10bに半
田付けし、その後磁石20をヨーク16の磁気回路板1
6aの上に取り付ける。このときに、磁石20は位置決
め突出部6gにより適正位置に位置決めされる。そして
図10に示すように、磁石20の段部20aの上に振動
板22が載置され、その上から上ケース4を被せる。こ
の上ケース4は下ケース6と継ぎ目全周が超音波溶着や
接着剤等で固着され、図8に示す表面実装型電磁発音体
が完成する。
【0012】上記のように組み立てられた表面実装型電
磁発音体においては、ケース2内の四隅と、図10に示
すように振動板22と上ケース4との隙間26にそれぞ
れ共鳴室が形成される。振動板22の振動により発生し
た音は、共鳴室において音圧が高められ、側方の放音口
4bから放音される。
【0013】本例における下ケース6の裏面には、プリ
ント基板等のマザーボードにこの表面実装型電磁発音体
を実装するときに、その位置決めをするための突起6
h、6iが設けられている。
【0014】図7に示す従来例に係る電磁発音体によれ
ば、コイル18と磁石20との間において、コイル端末
18a、18bと表面実装用の端子8、10の取付部8
b、10bとをそれぞれ接続しているので磁石やコイル
とコイル端末の接続構造部分とが重ならず、極めて薄型
の表面実装型電磁発音体を提供することができる。ま
た、コイル端末(18a、18b)の接続構造部分(8
b、10b)を磁石20の内側に配置する構造のためコ
イル端末の接続構造部分を配設するスペースを磁石の外
側に設ける必要がなくなる。このため、薄型化に加え平
面的な占有面積においても小型化が可能となり、プリン
ト基板等のマザーボードへの実装面積を最小限に抑える
ことができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の改良例においては、以下に述べる問題点があっ
た。図11は前記のコイル端末の半田付けの工程におい
て、コイル端末18a、18bと表面実装用の端子8、
10の取付部8b、10bとをそれぞれ半田付けして接
続した状態を示す平面図であり、(a)は正常な状態
を、(b)、(c)は異常な状態を示す。すでに説明し
たように、図9に示すように、下ケース6の凹部6a内
にヨーク16を固定し、さらに、コイル18をヨーク1
6のセンターポール部16cに取り付け、コイル端末1
8a、18bが、端子8、10の取付部8b、10bの
方向に導かれるか又は絡まされたカラゲ状態にされてい
る。この状態で図示しない半田コテのヘッドを加熱して
溶融した半田を半田コテに付着させ、この付着した半田
を前記端子8、10の取付部8b、10bとこれらに近
接してそれぞれ配されたコイル端末18a、18bに接
触させ、半田を分離し、分離した半田を溶着することに
より、コイル端末18a、18bをそれぞれ取付部8
b、10bに接続する。
【0016】この際、半田コテのヘッドに付着している
溶融した適量の半田を当初より取付部8b、10bのみ
に付着させることができれば、半田付けは正常に行わ
れ、図11(a)に示すように分離した半田27は取付
部8b、10bの部分にのみ溶着する。しかし、その際
に、誤ってヨーク16に溶融した半田を接触させると分
離した半田が図11(b)に示すようにヨークに溶着し
てしまうことがある。又半田コテのヘッドに付着してい
る溶融した半田27の量が多すぎると、半田付けの際、
分離した半田の量が大となり、図11(c)に示すよう
にヨーク16と取付部8b、または10bに跨って半田
が付着することがある。
【0017】図12(a)、(b)はそれぞれ図11
(b)のAーA断面図及び図11(c)のBーB断面図
である。図11(b)および図12(a)に示すよう
に、半田27が分離してヨーク16に付着している場合
も、図11(c)および図12(b)に示すように取付
部(8b)に付着した半田27とつながった状態でヨー
クに付着している場合も、半田27はヨーク16に対し
十分な接合面積でしっかりと溶着する傾向にある。これ
は、ヨークを構成するパーマロイ等の電磁材料には半田
が付着しやすい性質があることよる。そして、このよう
な状態になると、ブザー音が無くなったり、異常音とな
ったり、音が小さくなる等の音の不良原因となる。これ
は、電磁発音体が発音をする際には振動板22の振動は
空気等を介してヨークにも伝えられ、ヨーク16も振動
するが、ヨークに半田が乗ると、ヨークの振動が抑制さ
れ、これにより全体の振動系が抑制され、結果的に電磁
発音体の発音が弱められたり、異常となったりするもの
と考えられる。また、取付部とヨークが半田により接続
される場合には、半田とヨークを介してコイル端末18
aと18bが導通し、ショートを生ずることが少なくな
い。但し、本実施例では取付部8b、10bが高い位置
にあるためヨークと直接ショートすることはないがコイ
ル端末がヨークと接触している状態では、前記のように
ショートとなりやすい。
【0018】このために本例の電磁発音体においては、
薄型化と小型化に適した表面実装型電磁発音体が構成さ
れるのであるが、コイル端末と表面実装用端子の半田付
けの際の前記の問題により、不良品を生ずることがあ
る。これにより、製品の信頼性の低下をもたらし、ま
た、製造の歩留まりが低下し、結果的に製造コストの上
昇を招いていた。なお、本例に限らず、ヨークの近傍で
コイル端末と接続端子の半田付けを行うタイプの電磁発
音体においては一般に同様の問題があった。
【0019】本願発明はかかる電磁発音体において、コ
イル端末と端子の半田付けの際に誤って半田がヨークに
強固に付着することがあるという問題を改善することを
解決すべき課題とするものである。そして本願発明は、
かかる課題を解決し、小型薄型の表面実装型等の電磁発
音体において、その製造過程において半田がヨークに溶
着することによる発音不良、ショート等の不良の発生を
防止し、製品の信頼性、製造の歩留まりを向上させ、製
造コストを低減することを目的とするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めにその第1の手段として本発明は、ケースと、該ケー
ス内に収納されるヨークと、該ヨークに取り付けられる
コイルと、該コイルに対向して配置される振動板と、該
振動板と前記ヨークの間に配置される磁石と、前記ケー
スの内部から外部に導通し前記コイルの端末と半田付け
される端子とを有する電磁発音体の前記ヨークにおい
て、該ヨークの表面の少なくとも一部に半田の付着性を
低下させる表面処理層を設けたことを特徴とする。
【0021】上記の課題を解決するためにその第2の手
段として本発明は、ケースと、該ケース内に収納される
ヨークと、該ヨークに取り付けられるコイルと、該コイ
ルに対向して配置される振動板と、該振動板と前記ヨー
クの間に配置される磁石と、前記ケースに一体的に固定
され、前記ケースの外部に引き出された接合部と前記コ
イルと磁石との間の空間内に引き出され前記コイルの端
末が取り付けられる取付部とを有する表面実装用の端子
とからなる表面実装型電磁発音体の前記ヨークにおい
て、該ヨークの表面の少なくとも一部に半田の付着性を
低下させる表面処理層を設けたことを特徴とする。
【0022】上記の課題を解決するためにその第3の手
段として本発明は、ケースと、該ケース内に収納される
ヨークと、該ヨークに取り付けられるコイルと、該コイ
ルの周囲に配置され且つ切欠部が設けられた磁石と、該
磁石の周囲に配置された支持枠と、該支持枠により支持
される振動板と、前記ケースに一体的に固定され、前記
ケースの外部に引き出された接合部と前記磁石の切欠部
内に引き出され前記コイルの端末が取り付けられる取付
部とを有する表面実装用の端子とからなる表面実装型電
磁発音体の前記ヨークにおいて、該ヨークの表面の少な
くとも一部に半田の付着性を低下させる表面処理層を設
けたことを特徴とする。
【0023】上記の課題を解決するためにその第4の手
段として本発明は、前記第1の手段乃至第3の手段のい
ずれかにおいて、前記表面処理層はヨーク母材上に被覆
された金属メッキ層と該金属メッキ層の表面に形成され
た金属酸化皮膜とよりなることを特徴とする。
【0024】上記の課題を解決するためにその第5の手
段として本発明は、前記第4の手段において、前記表面
処理層はパーマロイ等の電磁材料よりなるヨーク母材上
に被覆されたNiメッキ層と該Niメッキ層の表面に形
成されたNi酸化皮膜とよりなることを特徴とする請求
項4に記載の電磁発音体のヨーク。
【0025】上記の課題を解決するためにその第6の手
段として本発明は、電磁発音体のヨークの製造方法にお
いて、ヨークの半田付着性の低下のための表面処理工程
として、ヨークの母材表面に無電界メッキまたは電解メ
ッキにより、金属メッキ層を形成する工程と、金属メッ
キ層を形成するときに析出した金属を主成分とする浴中
でアノード酸化をすることにより、前記金属メッキ層の
表面部を酸化させて金属酸化皮膜を形成する工程を有す
ることを特徴とする。
【0026】上記の課題を解決するためにその第7の手
段として本発明は、電磁発音体のヨークの製造方法にお
いて、ヨークの半田付着性の低下のための表面処理工程
として、予備洗浄、アルカリ脱脂、エッチングまたは触
媒化等の処理により、前処理を行う工程と、還元剤、亜
燐酸ナトリュウムを用いてNiの無電界メッキにより、
パーマロイ等の電磁材料よりなるヨーク母材上にNiメ
ッキ層を形成する工程と、前記無電界メッキの後に電解
Niメッキ用のNi酸性浴中で、前記無電界Niメッキ
済みのヨークをアノード側に設置し、アノード酸化によ
り前記Niメッキ層の表面にNi酸化皮膜を形成する工
程を有することを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に、図面に基づいて本発明の
実施の形態を一実施例について説明する。本実施例は電
磁発音体のヨークに関するものである。図1は本実施例
に係るヨークの外観形状を示す斜視図であり、図2は図
1のAーA断面図である。図2(a)はAーA断面のほ
ぼ全体の断面図、図2(b)は(a)におけるC部の拡
大図である。図1に示すように本実施例に係るヨーク1
16は一部に切欠部116bが設けられた円板状の磁気
回路板116aとその中心より立ち上がるセンターポー
ル部116cとから構成されており、外観形状において
は図7に示した従来の表面実装型電磁発音体のヨーク1
6と同様である。しかし、図2に示すように本実施例の
ヨーク116にはパーマロイ等電磁材料よりなるヨーク
母材101の表面に半田の付着性を低下させる表面処理
層102が設けられている。本例においては、表面処理
層102はパーマロイよりなるヨーク母材上101に被
覆されたNiメッキ層103と、Niメッキ層103の
表面に形成されたNi酸化皮膜104とよりなる。この
Ni酸化皮膜104はパーマロイ等よりなるヨーク母材
101と異なり、半田に付着しにくい性質を有してい
る。この表面処理層102を備えていることが図7に示
した従来の電磁発音体のヨーク16と異なるところであ
る。
【0028】次に、本実施例に係るヨーク116が用い
られる表面実装型電磁発音体の全体的な構造および組み
付けの方法につき図面を用いて説明する。図3は本実施
例に係るヨーク116を組み込んだ表面実装型電磁発音
体の構成を示す分解斜視図である。図3に示す表面実装
型電磁発音体において、ヨーク116以外の構成部材は
図7に示した従来の表面実装型電磁発音体のものと同様
であり、これらに対しては図7と同一の符号を付してあ
る。本例の電磁発音体の組み付け方法は図7に示した従
来の表面実装型電磁発音体の場合と同様である。すなわ
ち、表面実装用端子8、10、12、14がインサート
形成された下ケース6の凹部6a内に本実施例に係るヨ
ーク116を固定する。このときにヨーク116の切欠
部116bが台部6bに適合し、ヨーク116は位置決
めされる。
【0029】次に、図4に示すようにコイル18がヨー
ク116のセンターポール部116cに取り付けられ
る。このときに、コイル端末18a、18bが、表面実
装用端子8、10の取付部8b、10bの方向に導かれ
るか又は絡まされたカラゲ状態にされる。次に、コイル
端末18a、18bを取付部8b、10bに半田付け
し、その後磁石20をヨーク116の磁気回路板116
aの上に取り付ける。このときに、磁石20は位置決め
突出部6gにより適正位置に位置決めされる。そして、
磁石20の段部20aの上に振動板22が載置され、そ
の上から上ケース4を被せる。この上ケース4は下ケー
ス6と継ぎ目全周が超音波溶着や接着剤等で固着され、
図8に示したのと同様の外観の表面実装型電磁発音体が
完成する。
【0030】上記のように組み立てられた表面実装型電
磁発音体においては、図7、図8、図10に示す従来の
表面実装型電磁発音体について説明したのと同様に、上
ケース4と下ケース6により構成されるケース内の四隅
と振動板22と上ケース4との間にそれぞれ共鳴室が形
成される。振動板22の振動により発生した音は、共鳴
室において音圧が高められ、側方の放音口4bから放音
される。
【0031】本例に係る電磁発音体によれば、コイル1
8と磁石20との間において、コイル端末18a、18
bと表面実装用の端子8、10の取付部8b、10bと
をそれぞれ接続しているので磁石やコイルとコイル端末
の接続構造部分とが重ならず、極めて薄型の表面実装型
電磁発音体を提供することができる。また、コイル端末
(18a、18b)の接続構造部分(8b、10b)を
磁石20の内側に配置する構造のためコイル端末の接続
構造部分を配設するスペースを磁石の外側に設ける必要
がなくなる。このため、薄型化に加え平面的な占有面積
においても小型化が可能となる。
【0032】本例に係る電磁発音体においては、コイル
端末を表面実装用端子に半田付けする際に図7に示した
ような従来例と異なり、ヨークへの半田の溶着が効果的
に防止される。以下に、本例におけるコイル端末の半田
付けにつき説明する。すでに述べたたように、図4に示
すように下ケース6の凹部6a内にヨーク116を固定
し、さらに、コイル18を本実施例に係るヨーク116
のセンターポール部116cに取り付け、コイル端末1
8a、18bが、端子8、10の取付部8b、10bの
方向に導くか又は絡まされたカラゲ状態にしている。こ
の状態で後述する半田コテのヘッドを加熱して溶融した
半田を付着させ、この付着した半田を前記端子8、10
の取付部8b、10bとこれらに近接してそれぞれ配さ
れたコイル端末18a、18bに接触させ、半田27を
分離し、分離した半田の溶着により、コイル端末18
a、18bをそれぞれ取付部8b、10bに接続する。
【0033】図5は図4に示す状態の後に半田コテのヘ
ッド30に付着した溶融状態の半田27を取付部等に溶
着させる過程を示す概念図である。図5(a)、(b)
は正常な過程を(c)〜(f)は過誤があった場合の過
程を示す。図5(a)に示すように、半田コテのヘッド
30に付着した適量な半田27を正確に取付部8bに接
触させ、その後(b)に示すようにヘッド30を引き上
げると、半田27は取付部8bの表面にのみ濡れてコイ
ル端末18aも含めて溶着する。
【0034】図5(c)に示すようにヘッド30に付着
した半田27を誤ってヨーク116に接触させた場合で
あっても、その後(d)に示すようにヘッド30を引き
上げると、半田27はヨーク116を濡らすことなく、
その凝集力により球状の粒となり、ヨーク116の上に
存在はしているが、固化した状態ではヨーク116と溶
着していない。従って、軽い振動等を加えることによ
り、半田27をヨーク116より容易に除去することが
できる。なお、このような状態は、ヘッド30から半田
の滴が誤ってヨーク116上に落下した場合にも生ず
る。
【0035】図5(e)に示すようにヘッド30に多め
に付着した半田27を誤ってヨーク116および取付部
8bに接触させた場合であっても、その後(f)に示す
ようにヘッド30を引き上げると、半田27はヨーク1
16を濡らすことなく、取付部8bのみを濡らし、半田
の凝集力によりヨーク上の半田は取付部8bの方に引き
寄せられ、半田27は取付部8bの表面にのみ濡れてコ
イル端末18aも含めて溶着する。
【0036】以上のようなことは、コイル端末18bを
取付部10bに半田付けする際にも同様である。本例に
おいて、コイル端末と取付部を半田付けする際、誤って
半田がヨーク116に接触しても、前記のように半田と
ヨーク116が溶着することがないのは、すでに図2を
用いて説明したように、本例のヨーク116の表面には
半田の付着力を低下させる表面処理層102が設けられ
ているからである。すなわち、ヨーク116の表面の溶
融半田への付着力は半田の表面張力に起因する半田の凝
集力より弱くなっており、ヨーク表面に半田を濡らし溶
着することができなくなっているのである。
【0037】このように本実施例に係るヨーク116を
用いた前記の表面実装型電磁発音体においては、コイル
端末18a、18bを、表面実装用の端子8、10の取
付部8b、10bに半田付けにより接続する際に、従来
のように半田がヨーク116に付着して残ることを防止
することができる。よって、前記のような小型化、薄型
化に適した表面実装型電磁発音体に関し、ヨーク116
の付着半田に起因して、従来生ずることのあったブザー
音の発音不良、ショート等の不良の発生を防止し、製品
の信頼性、製造の歩留まりを向上させ、製造コストを低
減することができる。
【0038】なお、本実施例に係るヨーク116におい
ては電磁材料よりなる母材101の表面に設けられた半
田の付着性を低下させる表面処理層102は図2に示す
ように、母材101に被覆されたNiメッキ層103
と、Niメッキ層103の表面に形成されたNi酸化皮
膜104とよりなるものであるが、本発明はこれに限ら
ずヨーク116の半田の付着性を低下させるための何ら
かの表面処理層が設けられていれば効果を有するもので
あり、例えばNi以外の他の金属層とその酸化皮膜の組
み合わせや、母材表面にガスの滲み込みや、化学変化に
よる変質層を形成することによっても半田の付着性を低
下させるための表面処理層を設けることができる場合が
ある。
【0039】次に、本実施例に係るヨークの表面処理層
の形成方法の一つにつき説明する。パーマロイのみによ
り図2のヨーク母材101を形成する。ここでヨーク母
材101は図1に示した磁気回路板116aに対応する
部分とセンターポー部116cに対応する部分からなっ
ており、カシメ等により結合されている。
【0040】次に、前記表面処理前のヨーク母材101
に対し予備洗浄、アルカリ脱脂、を順次行った後、エッ
チング、触媒化等により前処理を行う。
【0041】次に、還元剤として亜燐酸ナトリウムを用
い、パーマロイよりなるヨーク母材101の表面に無電
界Niメッキを施す。この際、メッキのp含有率は9〜
12%とする。
【0042】次に、電解Niメッキ用のNi酸性浴中
で、前記の無電界Niメッキが施されたヨーク母材10
1をアノード側に配設し、アノード酸化により前記Ni
メッキ層の表面にNi酸化皮膜を形成する。このように
して、図2(b)に示すようにヨーク116のパーマロ
イよりなるヨーク母材101に被覆されたNiメッキ層
103とNiメッキ層103の表面に形成されたNi酸
化皮膜104とよりなる表面処理層102が形成され、
ヨーク116の半田付着性を効果的に低下させる。
【0043】以下に、図面に基づいて本発明の実施の形
態を他の一つの実施例について説明する。本実施例は図
3に示した表面実装型発音体の変型例であり、同様に本
発明に係るヨークを組込んだものである。図6はこの変
型例の表面実装型発音体の分解斜視図である。図6に示
すヨーク116は図1、図2に示し説明したヨークと同
様のものである。図6に示すように、本変型例の表面実
装型発音体においては、略C字形をなす磁石120と振
動板を支持するリング状の支持枠130を用いている。
この磁石120は、リングの一部を切り欠いたような略
C形をなすものであり、その切欠部120a内に下ケー
ス6の台部6bが納まるように設定されている。また、
この磁石120は、下ケース6の位置決め突出部6gよ
りも内側に配置され、ヨーク116の磁気回路板116
aに固着されている。
【0044】支持枠130は、この磁石120の外側に
配置されており、位置決め突出部6gにより位置決めさ
れる。この支持枠130の上部には、リング状の段部1
30aが設けられており、この段部130aで振動板2
2を支持している。この変型例に係る電磁発音体によれ
ば、磁石120の切欠部において、コイル端末18a、
18bと表面実装用の端子8、10の取付部8b、10
bとをそれぞれ接続しているので磁石やコイルとコイル
端末の接続構造部分とが重ならず、極めて薄型の表面実
装型電磁発音体を提供することができる。また、コイル
端末(18a、18b)の接続構造部分(8b、10
b)を支持枠130の内側に配置する構造のためコイル
端末の接続構造部分を配設するスペースを磁石や支持枠
の外側に設ける必要がなくなる。このため、薄型化に加
え平面的な占有面積においても小型化が可能となる。
【0045】本例の磁石120は、鉄・クローム・コバ
ルト磁石やフェライト磁石又は希土類系のサマリュウム
コバルト磁石やネオジューム磁石等の材料からなり、切
削加工や圧縮成形加工、射出成形加工等で成形されてい
る。
【0046】本例においても、コイル端末18a、18
bの端子8、10の取付部8b、10bへの取付は、図
3、図4、図5に示してすでに説明したのと同様の半田
付けにより行われる。すでに述べたように、本例におけ
るヨーク116は図2に示したヨークと同様であり、図
2(b)に示した半田の付着力を低下させる表面処理層
102を有しているので、この半田付けの際、すでに説
明したのと同様の原理により、ヨーク116への半田の
固着が防止される。ヨーク116への固着半田に起因し
て、従来生ずることのあったブザー音の発音不良、ショ
ート等の不良の発生を防止し、製品の信頼性、製造の歩
留まりを向上させ、製造コストを低減することができ
る。
【0047】以上に、本発明のヨークが用いられる表面
実装型電磁発音体の例につき説明を行ったが、本発明の
ヨークが用いられる実装型電磁発音体はこれに限らず、
一般的にヨークの近傍でコイル端末が取付部材に半田付
けされる構造を有する電磁発音体に広く用いることがで
き、上記した効果を得ることができる。
【0048】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、小
型薄型の表面実装型等の電磁発音体において、その製造
過程において半田がヨークに付着することによる発音不
良、ショート等の不良の発生を防止し、製品の信頼性を
向上させるとともに、その製造の歩留まりを向上させ、
製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一つである電磁発音体の
ヨークの形状を示す斜視図である。
【図2】図1のAーA断面図である。
【図3】図1に示すヨークを用いた表面実装型電磁発音
体の構造を示す分解斜視図である。
【図4】図3に示す表面実装型電磁発音体の組立の途中
の状態を示す平面図である。
【図5】図3に示す表面実装型電磁発音体の組立の途中
におけるコイル端子の半田付けの方法を示す概念図であ
る。
【図6】図1に示すヨークを用いた他の一つの表面実装
型電磁発音体の構造を示す分解斜視図である。
【図7】従来の表面実装型電磁発音体の構造を示す分解
斜視図である。
【図8】図7に示す表面実装型電磁発音体の完成体の外
観を示す斜視図である。
【図9】図7に示す表面実装型電磁発音体の組立の途中
の状態を示す平面図である。
【図10】図7に示す表面実装型電磁発音体の完成体の
構造を示す断面図である。
【図11】図7に示す表面実装型電磁発音体の組立の途
中におけるコイル端子の半田付けの状態を示す平面図で
ある。
【図12】図7に示す表面実装型電磁発音体の組立の途
中におけるコイル端子の半田付けの状態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
2 ケース 4 上ケース 6 下ケース 8、10、12、14 表面実装用端子 16、116 ヨーク 18 コイル 18a、18b コイル端末 20、120 磁石 22 振動板 27 半田 101 ヨーク母材 102 表面処理層 103 Niメッキ層 104 Ni酸化皮膜 130 支持枠

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、該ケース内に収納されるヨー
    クと、該ヨークに取り付けられるコイルと、該コイルに
    対向して配置される振動板と、該振動板と前記ヨークの
    間に配置される磁石と、前記ケースの内部から外部に導
    通し前記コイルの端末と半田付けされる端子とを有する
    電磁発音体の前記ヨークにおいて、該ヨークの表面の少
    なくとも一部に半田の付着性を低下させる表面処理層を
    設けたことを特徴とする電磁発音体のヨーク。
  2. 【請求項2】 ケースと、該ケース内に収納されるヨー
    クと、該ヨークに取り付けられるコイルと、該コイルに
    対向して配置される振動板と、該振動板と前記ヨークの
    間に配置される磁石と、前記ケースに一体的に固定さ
    れ、前記ケースの外部に引き出された接合部と前記コイ
    ルと磁石との間の空間内に引き出され前記コイルの端末
    が取り付けられる取付部とを有する表面実装用の端子と
    からなる表面実装型電磁発音体の前記ヨークにおいて、
    該ヨークの表面の少なくとも一部に半田の付着性を低下
    させる表面処理層を設けたことを特徴とする表面実装型
    電磁発音体のヨーク。
  3. 【請求項3】 ケースと、該ケース内に収納されるヨー
    クと、該ヨークに取り付けられるコイルと、該コイルの
    周囲に配置され且つ切欠部が設けられた磁石と、該磁石
    の周囲に配置された支持枠と、該支持枠により支持され
    る振動板と、前記ケースに一体的に固定され、前記ケー
    スの外部に引き出された接合部と前記磁石の切欠部内に
    引き出され前記コイルの端末が取り付けられる取付部と
    を有する表面実装用の端子とからなる表面実装型電磁発
    音体の前記ヨークにおいて、該ヨークの表面の少なくと
    も一部に半田の付着性を低下させる表面処理層を設けた
    ことを特徴とする表面実装型電磁発音体のヨーク。
  4. 【請求項4】 前記表面処理層はヨーク母材上に被覆さ
    れた金属メッキ層と該金属メッキ層の表面に形成された
    金属酸化皮膜とよりなることを特徴とする請求項1乃至
    請求項3のいずれかに記載の電磁発音体のヨーク。
  5. 【請求項5】 前記表面処理層はパーマロイ等の電磁材
    料よりなるヨーク母材上に被覆されたNiメッキ層と該
    Niメッキ層の表面に形成されたNi酸化皮膜とよりな
    ることを特徴とする請求項4に記載の電磁発音体のヨー
    ク。
  6. 【請求項6】 電磁発音体のヨークの製造方法におい
    て、ヨークの半田付着性の低下のための表面処理工程と
    して、ヨークの母材表面に無電界メッキまたは電解メッ
    キにより、金属メッキ層を形成する工程と、金属メッキ
    層を形成するときに析出した金属を主成分とする浴中で
    アノード酸化をすることにより、前記金属メッキ層の表
    面部を酸化させて金属酸化皮膜を形成する工程を有する
    ことを特徴とする電磁発音体のヨークの製造方法。
  7. 【請求項7】 電磁発音体のヨークの製造方法におい
    て、ヨークの半田付着性の低下のための表面処理工程と
    して、予備洗浄、アルカリ脱脂、エッチングまたは触媒
    化等の処理により、前処理を行う工程と、還元剤、亜燐
    酸ナトリュウムを用いてNiの無電界メッキにより、パ
    ーマロイ等の電磁材料よりなるヨーク母材上にNiメッ
    キ層を形成する工程と、前記無電界メッキの後に電解N
    iメッキ用のNi酸性浴中で、前記無電界Niメッキ済
    みのヨークをアノード側に設置し、アノード酸化により
    前記Niメッキ層の表面にNi酸化皮膜を形成する工程
    を有することを特徴とする電磁発音体のヨークの製造方
    法。
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