JP2000295388A - ファクシミリ装置、ファクシミリ装置の制御方法、およびファクシミリ装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

ファクシミリ装置、ファクシミリ装置の制御方法、およびファクシミリ装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒体

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JP2000295388A
JP2000295388A JP11098312A JP9831299A JP2000295388A JP 2000295388 A JP2000295388 A JP 2000295388A JP 11098312 A JP11098312 A JP 11098312A JP 9831299 A JP9831299 A JP 9831299A JP 2000295388 A JP2000295388 A JP 2000295388A
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチ部数出力を種々の条件に応じてきめ細
かく設定でき、また、受信側からも送信側からもマルチ
部数出力を適切に制御できるようにする。 【解決手段】 装置の動作状態に応じたマルチ部数出力
の制御条件を格納するために、マルチ部数出力仕様登録
回路24、26を設け、マルチ部数出力仕様登録回路2
4には時間帯に応じたマルチ部数出力の制御条件を、ま
た、マルチ部数出力仕様登録回路26には通信トラフィ
ックに応じたマルチ部数出力の制御条件を格納し、制御
回路20の制御により、現在の時間帯ないし通信トラフ
ィックに応じて受信機のマルチ部数出力機能の有無、お
よび出力可能な最大の部数を送信機に通知し、また、送
信機は通知されたこれらの情報に応じてマルチ部数出力
を行なうか否かの指定、出力する部数を指定することに
より受信機におけるマルチ部数出力を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像記録手段により複
数部数の画像記録を行なうマルチ部数出力を実行可能な
ファクシミリ装置、その制御方法、およびその制御プロ
グラムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数部数の画像出力を行なえ
る、いわゆるマルチ部数出力可能なファクシミリ装置が
知られている。デジタル複写機のような記録装置では、
複数部数の画像出力を行なえるものが公知であるが、こ
のようなデジタル複写機にファクシミリ機能を統合した
いわゆるデジタル複合機において上記のようにマルチ部
数出力可能な装置が知られている。
【0003】このようなマルチ部数出力可能なファクシ
ミリ装置では、たとえば、1部の原稿画像を受信して、
同一内容の多数部の記録出力を得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のマ
ルチ部数出力可能なファクシミリ装置は、受信機側に何
部出力するかを設定する手段を設けるのが普通であり、
この部数の複数部の出力が設定されている場合には、い
かなる受信情報も同一の複数部出力するようになってい
た。
【0005】すなわち、従来のマルチ部数出力可能なフ
ァクシミリ装置では、例えば3部の出力を指定しておく
と、いかなるファクシミリ受信情報も3部出力してしま
い、必要に応じて任意の複数部出力ができないという欠
点があった。また、例えばユーザーが大きな数の部数出
力を設定してしまうとすぐに記録紙がなくなってしま
う、あるいは、メモリがオーバーフローして受信できな
くなってしまう、といった問題があった。
【0006】さらに、従来のマルチ部数出力可能なファ
クシミリ装置では、設定は受信側のみで行なうようにな
っており、マルチ部数出力の制御に関して送信側のユー
ザの意向は全く反映させることができない、という問題
があった。
【0007】また、従来のマルチ部数出力の制御は、単
にそれを許可するか禁止するか程度のオプションを選択
できるだけであり、種々の条件、たとえばマルチ出力部
数、時間帯や通信トラフィックの状態などに応じてマル
チ部数出力を制御することはできなかった。
【0008】本発明の課題は上記の問題を解決し、ファ
クシミリ装置、その制御方法、およびその制御プログラ
ムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒体におい
て、マルチ部数出力を種々の条件に応じてきめ細かく設
定でき、また、受信側からも送信側からもマルチ部数出
力を適切に制御できるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、画像記録手段により複数部数の
画像記録を行なうマルチ部数出力を実行可能なファクシ
ミリ装置、その制御方法、およびその制御プログラムを
格納したコンピュータ読取可能な記録媒体において、受
信機から送信機に対して、受信機のマルチ部数出力機能
の有無、および出力可能な最大の部数を通知する一方、
送信機から受信機に対して、マルチ部数出力を行なうか
否かの指定、出力する部数を指定する構成を採用した。
【0010】あるいはさらに、受信機の動作状態に応じ
て定まる所定条件により、前記通知において受信機から
送信機に通知するマルチ部数出力可能な最大部数の情報
を変更する構成を採用した。
【0011】あるいはさらに、受信機の動作状態に応じ
て定まる所定条件により、前記通知において受信機から
送信機に通知する受信機のマルチ部数出力機能の有無の
情報を変更する構成を採用した。
【0012】あるいはさらに、受信機の動作状態に応じ
て定まる所定条件が受信機の計時手段が計時した現在時
刻である構成を採用した。
【0013】あるいはさらに、受信機の動作状態に応じ
て定まる所定条件が受信機の通信管理メモリに記憶され
ている受信機の最近の通信トラフィックである構成を採
用した。
【0014】
【発明の実施の形態】<第1の実施形態>以下、図面に
示す実施形態に基づいて本発明を詳細に説明する。図1
に本発明を採用したファクシミリ装置の構成をブロック
図として示す。
【0015】図1において符号2は、NCU(網制御装
置)で、電話網をデータ通信等に使用するために、その
回線の端末に接続し、電話交換網の接続制御を行なった
り、データ通信路への切換えを行なったり、ループの保
持を行うものである。NCU2は、制御回路20からの
信号レベル(信号線20a)が「0」であれば、電話回
線2aを電話機側に接続し、信号レベルが「1」であれ
ば、電話回線2aをファクシミリ装置側に接続する。な
お、通常状態では電話回線2aは電話機4側に接続され
ている。
【0016】符号6はハイブリッド回路で、送信系の信
号と受信系の信号とを分離し、加算回路12からの送信
信号をNCU2経由で電話回線2aに送出し、相手側か
らの信号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由で変
復調器8に送るものである。
【0017】符号8は、ITU−T勧告V.8,V.2
1,V.27ter,V.29,V.17,V.34に
基づいた変調、および復調を行う変復調器であり、信号
線20cにより、各伝送モードが指定される。8は信号
線20bに出力されている信号を入力し、変調データを
信号線8aに出力し、信号線6aに出力されている受信
信号を入力し、復調データを信号線8bに出力する。
【0018】符号10は、ANSam信号(ITU−T
勧告V8準拠の通信手順信号)を送出する回路であり、
信号線20dに信号レベル「1」の信号が出力されてい
る時には、信号線10aにANSam信号を送出し、信
号線20dに信号レベル「0」の信号が出力されている
時には、信号線10aに何も信号を出力しないように動
作する。
【0019】符号12は送信信号を加算する加算回路で
あり、信号線8a、10aの情報を入力し、加算した結
果を信号線12aに出力する。
【0020】符号14は画像データの読取回路であり、
原稿搬送系、光学読み取り素子などから構成される。読
取回路14は、原稿から読み取った読取りデータを信号
線14aに出力する。
【0021】符号16は感熱方式、電子写真方式、イン
クジェット方式などの各種の記録方式により構成された
画像データ記録のための記録回路である。記録回路16
は、受信画像の記録、あるいは読取回路14で読み取っ
た画像の記録(コピー動作)の際に1部(各ページ1
枚)の画像の記録に用いられるほか、これらの記録の際
にマルチ部数の出力を行なえるものとする。マルチ部数
出力の制御には後述の種々の制御形態がある。
【0022】なお、本明細書では、一貫して記録回路1
6により記録を受ける媒体を指すものとして「記録紙」
との用語を用いるが、この「記録紙」の材質は必ずしも
文字通り「紙」である必要はなく、プラスチックシート
などの他の材質であってよいのはいうまでもない。
【0023】符号18はメモリ回路であり、ROM、R
AM、あるいはハードディスクなどの任意の記憶装置か
ら構成され、種々のデータの記憶に用いられる。特に、
画像情報の記憶に関しては、メモリ回路18は読取り画
像データの生情報、あるいは符号化した画像情報を格納
したり、また、生の受信画像情報、あるいは復号化した
画像情報等を格納するために使用される。本実施形態の
場合、このメモリ回路18は、本発明のコンピュータ読
み取り可能な記録媒体に該当する。
【0024】また、メモリ回路18には、実行したファ
クシミリ送受信処理に関する管理情報を記憶する通信管
理情報メモリの領域が設けられ、後述の通信トラフィッ
クの状態を決定する際に参照される。
【0025】符号22は操作部であり、ワンタッチダイ
ヤル、短縮ダイヤル、テンキー、#・*キー、スタート
キー、セットキー、ストップキー、後述の登録回路24
および26への登録キー、送信機側で用いられるマルチ
部数指定キー、その他ファンクションキーが設けられ
る。操作部22のキー操作情報は信号線22aを介して
制御回路20に出力される。
【0026】記録回路16におけるマルチ部数出力の制
御には種々の形態があるが、本実施形態では、その1つ
として現在時刻およびマルチ出力部数の条件に応じてマ
ルチ部数出力仕様を設定できるようにする。
【0027】すなわち、符号24は時刻に対応したマル
チ部数出力仕様を登録する第1のマルチ部数出力仕様登
録回路であり、この第1のマルチ部数出力仕様登録回路
24には、時間帯とマルチ出力部数の条件に対応してマ
ルチ部数出力を許可するか否かを決定する制御情報を登
録できるようになっている。
【0028】マルチ部数出力仕様登録回路24に登録さ
れるマルチ部数出力仕様の設定例としては、たとえば 0:00〜7:00は10部までのマルチ部数出力可能 7:00〜8:00は5部までのマルチ部数出力可能 8:00〜10:00はマルチ部数出力禁止 10:00〜15:00は5部までのマルチ部数出力可
能 15:00〜17:00はマルチ部数出力禁止 17:00〜19:00は5部までのマルチ部数出力可
能 19:00〜24:00は10部までのマルチ部数出力
可能 のようなものが考えられる。このようなマルチ部数出力
仕様登録回路24に対して行なわれるマルチ部数出力仕
様の設定は、操作部22における所定操作に基づき、制
御回路20の制御により信号線24aを介して行なわれ
る。
【0029】符号26は、第2のマルチ部数出力仕様登
録回路であり、このマルチ部数出力仕様登録回路26に
は、通信トラフィックの条件に対応してマルチ部数出力
仕様を登録する。マルチ部数出力仕様登録回路26に登
録するマルチ部数出力仕様は、具体的には通信トラフィ
ックに応じてマルチ部数出力を制御するための制御条件
であるが、通常、通信トラフィックが小さければマルチ
部数出力を許容(あるいは許容するマルチ出力部数を増
加)し、通信トラフィックが大きければマルチ部数出力
を禁止(あるいは許容するマルチ出力部数を減少)する
ようなものが考えられる。
【0030】本実施形態においては、マルチ部数出力仕
様登録回路26には、例えば前回の通信終了時刻から今
回の通信開始時刻が5分以内であると、マルチ部数出力
を禁止し、前回の通信終了時刻から今回の通信開始時間
が5分を超え、15分以内であると5部までのマルチ部
数出力を可能とし、前回の通信終了時刻から今回の通信
開始時刻が15分を超えると10部までのマルチ部数出
力を可能とする、との制御条件をマルチ部数出力仕様と
して登録する。マルチ部数出力仕様登録回路26に対し
て行なわれるマルチ部数出力仕様の設定は、操作部22
における所定操作に基づき、制御回路20の制御により
信号線26aを介して行なわれる。
【0031】符号20は、マイクロプロセッサ、メモリ
などから構成された制御回路であり、装置全体の動作を
制御する。制御回路20は、内部のROMなどのメモ
リ、あるいはメモリ回路18のROM部などに格納され
た後述のプログラムに基づき装置全体の動作を制御す
る。
【0032】制御回路20は、メモリ回路18に格納さ
れた種々の制御プログラムに応じて装置のファクシミリ
通信動作を制御する他、本実施形態においては操作部2
2における所定操作に基づき、マルチ部数出力仕様登録
回路24、26にマルチ部数出力仕様を登録し、また、
これらのマルチ部数出力仕様登録回路24、26の登録
情報に基づき、記録回路16により行なうマルチ部数出
力を制御する。特に、受信機として動作する場合は送信
機にマルチ部数出力機能の有無および出力可能な最大の
部数を通知する一方、送信機として動作する場合は受信
機にマルチ部数出力の指定、出力する部数を指定する。
また、受信機として動作する場合は、装置の動作状況
(時間帯ないし現在時刻、あるいは通信トラフィック)
に応じて、受信機から送信機に通知するマルチ部数出力
可能な最大の部数、あるいは受信機から送信機に通知す
るマルチ部数出力機能の有無を制御し、その条件に応じ
て上記のマルチ部数出力機能に関する通知を送信機に対
して行なう。
【0033】なお、制御回路20は、リアルタイムクロ
ック20zを内蔵しており、このリアルタイムクロック
20zの計時情報は時間帯ないし現在時刻に応じてマル
チ部数出力を制御するために用いられる。
【0034】次に図2〜図7を参照して、上記構成にお
ける動作につき説明する。図2〜7は、制御回路20が
実行する通信制御手順を示したもので、図示の手順は制
御回路20のプログラムとしてメモリ回路18のROM
部分などに格納される。図2〜7の同一番号の個所はそ
れぞれの位置で連続しているものとする。
【0035】図2〜図7の処理は、時間帯に応じてマル
チ部数出力を制御するためのものである。
【0036】図2において、ステップS0は、電源投入
や、所定のリセット操作などにより開始される処理の始
めを表わしている。ステップS2およびS4は初期化処
理を表わしており、実際の通信動作はステップS6以降
のイベントループにより制御される。
【0037】まず、ステップS2において、制御回路2
0は、信号線24aを介して、マルチ部数出力仕様登録
回路24にすべての時間帯に対応し、マルチ部数出力禁
止と登録する(マルチ部数出力仕様登録回路24のリセ
ット処理)。
【0038】また、ステップS4において、制御回路2
0は信号線26aを介して登録回路26にすべての通信
(具体的にはすべての前回の通信終了時刻から、今回の
通信開始時刻までの時間)に関してマルチ部数出力禁止
と登録する(マルチ部数出力仕様登録回路26のリセッ
ト処理)。
【0039】ステップS6から開始されるイベントルー
プにおいて、まず、ステップS6では、信号線20aに
信号レベル「0」の信号を出力し、NCU2のCMLリ
レーをオフし、回線2aを電話機4側に接続する。
【0040】ステップS8では信号線20dに信号レベ
ル「0」の信号を出力し、ANSam信号送出回路10
からANSam信号を送信しないように設定する。
【0041】ステップS10では、信号線22aを介し
て操作部22の操作情報を入力し、登録回路24への登
録処理が選択されたか否かが判断され、選択されるとス
テップS12(図3)に進み、選択されていなければス
テップS14(図3)に進む。
【0042】図3のステップS12では、操作部22の
操作に応じて、信号線24aを介して登録回路24にマ
ルチ部数出力仕様を登録する。本実施形態では、時刻に
対応したマルチ部数出力仕様として、たとえば、前述の
例の如く、 0:00〜7:00は10部までのマルチ部数出力可能 7:00〜8:00は5部までのマルチ部数出力可能 8:00〜10:00はマルチ部数出力禁止 10:00〜15:00は5部までのマルチ部数出力可
能 15:00〜17:00はマルチ部数出力禁止 17:00〜19:00は5部までのマルチ部数出力可
能 19:00〜24:00は10部までのマルチ部数出力
可能 というマルチ部数出力仕様を登録するものとする。
【0043】ステップS14、ステップS16では、そ
れぞれ受信、送信が選択されたか否かを判断する。受信
/送信は不図示の操作部における所定操作などに応じ
て、また受信は回線2aからの呼び出し信号の受信や、
タイマ送受信の場合は不図示のタイマの計時などに応じ
て実行されるものとし、ステップS14、S16の判断
は、上記の受信/送信を行なう条件が成立したかどうか
を判定することにより行なう。ここで、受信を行なう場
合にはステップS20に進み、また、送信を行なう場合
にはステップS40(図5)に進む。受信/送信の条件
がいずれも成立していない場合にはステップS18に進
み、原稿コピーその他の処理を行ない、ステップS6に
戻る。
【0044】ステップS20では、信号線20aに信号
レベル「1」の信号を出力し、NCU2のCMLリレー
をオンとし回線2aをファクシミリ装置側に接続する。
【0045】ステップS22では、ファクシミリ通信前
手順を実行する。ここでは、信号線24aを介して登録
回路24の登録情報を参照するとともに、リアルタイム
クロック20z現在の時刻を入力し、現在時刻において
マルチ部数出力が可能であるか否かを登録回路24の登
録情報から決定し、その結果定まったマルチ部数出力機
能の有無の情報と、出力可能な最大のマルチ出力部数を
相手機(送信機)に通知する。これらのマルチ部数出力
機能に関する情報はNSF信号などの非標準信号のFI
F(ファクシミリ情報フィールド)を用いて送信すれば
よい。
【0046】ステップS22の後、図4のステップS2
4に進み、ここでは、ファクシミリ前手順において、送
信機からマルチ部数出力が指定されたか否かが判断さ
れ、マルチ部数出力指定があればステップS30に進
み、マルチ部数出力指定がなければステップS26に進
む。送信機(後述)は、ステップS22で送信したマル
チ部数出力機能に関する情報を参照してマルチ部数出力
を行なうかどうかを決定し、マルチ部数出力に関する指
定を行なう。このマルチ部数出力の指定情報は、NSS
信号などの非標準信号のFIF(ファクシミリ情報フィ
ールド)により送信機から送信される。
【0047】マルチ部数出力が指定されなかった場合、
ステップS26において、送信機から送信される画信号
の受信および記録処理を行なう。画信号は変復調器8に
より復調され、不図示のデコーダ回路、あるいは制御回
路20のソフトウェアにより復号化され、得られたビッ
トマップデータが記録回路16により記録される。その
後、ステップS28ではファクシミリ通信後手順を実行
し、呼接続を切断する。
【0048】一方、マルチ部数出力が指定された場合
は、まずステップS30において、送信機から指定され
た出力部数をカウンタk(制御回路20のレジスタやメ
モリ回路18のRAM部分のワークエリアなどに割付ら
れる)にセットする。そして、ステップS32において
画信号のメモリ受信と記録回路16による記録を行な
う。ステップS32ではステップS26と同等の処理を
行ない、1部のみ出力する。受信した画信号はメモリ回
路18の画像メモリ領域に格納する。つまり、マルチ部
数出力が指定された場合でも、ステップS32の段階で
は、1部のみの出力を行ない、マルチ部数出力が指定さ
れた場合、1部を超える分の出力は下記のように呼接続
切断後に実行する。
【0049】ステップS34ではファクシミリ通信後手
順を実行し、呼接続を切断し、ステップS36では、信
号線20aに信号レベル「0」の信号を出力し、NCU
2のCMLリレーをオフとし、回線2aを電話機4側に
接続する。
【0050】そして、ステップS38では、既に記録済
みの1部を超える分のマルチ部数出力を行なう。すなわ
ち、メモリ受信した情報を(k−1)部だけ記録し、ス
テップS6に戻る。
【0051】一方、送信処理が選択された場合には、図
5のステップS40において、制御回路20は信号線2
2aを介して操作部22の操作情報を入力し、マルチ部
数出力の指定があるか否かを判断する。このマルチ部数
出力の指定は、操作部22に設けられたマルチ部数指定
キー(不図示)などにより行なれる。操作部22からマ
ルチ部数出力の指定がある、すなわち、受信機側でマル
チ部数出力を行わせる旨の指定が行われていれば、ステ
ップS50に進み、該指定が行なわれていなければステ
ップS42に進む。
【0052】マルチ部数出力を行わせない場合は、ステ
ップS42において信号線20aに信号レベル「1」の
信号を出力し、NCU2のCMLリレーをオンとし、回
線2aをファクシミリ装置側に接続する。そして、ステ
ップS44において、操作部22におけるダイヤル操作
などにより指定された宛先へ発呼し、ステップS48で
ファクシミリ通信前手順を行なう。もちろん、このステ
ップS48ではマルチ部数出力の指定を行わない。その
後、処理は図6のステップS64に移行する。
【0053】一方、マルチ部数出力の指定が行われた場
合は、ステップS50において、信号線22aを介して
操作部22の操作情報を入力し、ユーザの希望する受信
機側でのマルチ出力部数を入力する。
【0054】ステップS52では、信号線20aに信号
レベル「1」の信号を出力し、NCU2のCMLリレー
をオンとし、回線2aをファクシミリ装置側に接続す
る。そして、ステップS54では操作部22から指定さ
れた宛先へ発呼し、ステップS56においてファクシミ
リ通信前手順を実行する。
【0055】ステップS58では、受信機にマルチ部数
出力機能があるか否かを判断する。受信機は、前述のス
テップS22のように、現在のマルチ部数出力機能に関
する情報を送信してくるので、制御回路20は該情報を
解析し、受信機がマルチ部数出力機能を有していればス
テップS60に進み、該機能を有していなければステッ
プS68(図6)に進む。
【0056】さらに、ステップS60では、受信機で出
力可能な最大の部数以下の少ない部数が指定されたか否
かを判断する。ステップS60が肯定された場合にはス
テップS62に進み、否定された場合には図6のステッ
プS70に進む。
【0057】ステップS62では残りのファクシミリ通
信前手順を実行する。ここではNSS信号などの手順信
号を用いてマルチ部数出力の指定と、入力された出力す
る部数の指定を行なう。
【0058】ステップS64では、画信号の読取/送信
を行なう。すなわち、読取回路14により原稿画像を読
み取り、不図示のエンコーダないし制御回路20のソフ
トウェアにより符号化し、変復調器8により変調して相
手局に送信し、ステップS66においてファクシミリ通
信後手順を実行する。
【0059】図6のステップS68は、ステップS58
が否定された場合のエラーメッセージの出力を示してい
る。ここでは、操作部22などに設けた表示部(不図
示)に「相手機はマルチ部数出力機能がないので、通信
を中断しました」と表示する。この表示は操作部22に
おける何らかのキー操作で消去するようにしておく。
【0060】また、ステップS70では、ステップS6
0が否定された場合のエラーメッセージの出力を示して
いる。ここでは、操作部22などに設けた表示部(不図
示)に「相手機は指定された部数出力することができな
いので、通信を中断しました」と表示する。この表示も
操作部22における何らかのキー操作で消去するように
しておく。
【0061】ステップS68、S70のエラーメッセー
ジの出力方法は表示出力に限定されるものではなく、音
声出力や、たとえば記録回路16による記録出力により
行なってもよい。
【0062】以上のようにして、マルチ部数出力仕様登
録回路24、26の登録情報に基づき、記録回路16に
より行なうマルチ部数出力を制御することができる。受
信機として動作する場合は、装置のマルチ部数出力仕様
登録回路24に格納された時間帯に応じたマルチ部数出
力仕様に応じて、受信機から送信機に通知するマルチ部
数出力可能な最大の部数、あるいは受信機から送信機に
通知するマルチ部数出力機能の有無を制御し、その条件
に応じて上記のマルチ部数出力機能に関する通知を送信
機に対して行なうようになっており、マルチ部数出力を
時間帯の条件に応じてきめ細かく適切に制御することが
でき、マルチ部数出力処理により他の重要な処理が遅滞
したり実行不可能となるような問題を回避することがで
きる。
【0063】現在時刻に応じたマルチ部数出力の制御条
件はユーザが自由に設定することができるので、ユーザ
は装置の稼働条件などに応じて適切な現在時刻に応じた
マルチ部数出力の制御条件を設定することができる。し
たがって、どのような時間帯においても受信機の受信処
理が不可能となる恐れがなく、また、可能な範囲でマル
チ部数出力も許容することができる。
【0064】また、送信機として動作する場合は受信機
にマルチ部数出力の指定、出力する部数を指定すること
ができ、送信側のユーザは希望の部数のマルチ出力部数
を指定して受信側で記録出力させることができる。
【0065】また、送信側のユーザの希望のマルチ出力
部数が受信機から通知されたマルチ部数出力機能に関す
る条件を満たしていない場合には、通信を終了させ、エ
ラーメッセージを出力させることができるので、送信側
のユーザは希望のマルチ部数出力が実行できるか否かを
明確に認識できる。
【0066】以上では、マルチ部数出力の条件が送信機
と受信機で一致しない場合、特に、ステップS58でマ
ルチ部数出力が可能であるが、送信側の希望部数が受信
側の可能なマルチ出力部数を超えている場合には通信を
行なわないようにしているが、ステップS70において
「受信機は、n部しか出力できません。受信側でのマル
チ出力部数はn部になります」のような警告のみ行な
い、その部数のみ受信側でマルチ部数出力させるように
してもよい(この場合必要であればファクシミリ通信前
手順を再試行する)。
【0067】あるいは疑似ベル音などを発生させて送信
側ユーザを呼び出し、「受信機は、n部しか出力できま
せん。受信側でのマルチ出力部数はn部になりますが、
通信を続行しますか?」のようなメッセージを表示し
て、通信するか否かをユーザに対して問い合わせてもよ
い。
【0068】さらに、送信側の希望部数が受信側の可能
なマルチ出力部数を超えている場合のエラー処理を、上
記の受信機の許容する部数で続行する、あるいはユーザ
に問い合わせ、などのエラー処理から選択してあらかじ
めメモリ回路18などに登録しておくことも考えられ
る。
【0069】なお、受信機がマルチ部数出力を許容する
か否かは、さらに他の条件を加味して決定するようにし
てもよい。たとえば、発信番号通知サービスや、特定の
通信手順などを介して通知される、送信機の電話番号
や、認証番号、パスワードなどが予めメモリ回路18な
どに格納したものと一致しない限りマルチ部数出力を許
容するか否かを制御するようにしてもよい。
【0070】<第2の実施形態>第1の実施形態では、
受信機の状況に応じてマルチ部数出力を制御する際、マ
ルチ部数出力仕様登録回路24を用いて時間帯に応じて
マルチ部数出力を制御しているが、以下では、マルチ部
数出力仕様登録回路26を用いて通信トラフィックに応
じてマルチ部数出力を制御する例を示す。
【0071】図7は、マルチ部数出力仕様登録回路26
を用いて通信トラフィックに応じてマルチ部数出力を制
御する場合に、図2〜図6において変更が必要な処理の
みを示している。図7のステップS82およびS84は
図2および図3のステップS10およびS12をそれぞ
れ置換するもの、また、ステップS90は図3のステッ
プS22を置換するものである。
【0072】図7において、ステップS80はステップ
S8を、またステップS86はS14を示している。そ
して、図7のステップS82では、信号線22aを介し
て操作部22の操作情報を入力し、登録回路26への登
録が選択されたか否かを判断し、登録回路26への登録
が選択された場合にはステップS84に進み、選択され
ていなければステップS86(ステップS14)に進
む。
【0073】ステップS84では、通信トラフィックに
応じてマルチ部数出力を制御する条件をマルチ部数出力
仕様として登録回路26に登録する。マルチ部数出力仕
様登録回路26に登録するマルチ部数出力仕様は、前述
のように通信トラフィックに応じてマルチ部数出力を制
御するための制御条件であるが、通常、通信トラフィッ
クが小さければマルチ部数出力を許容(あるいは許容す
るマルチ出力部数を増加)し、通信トラフィックが大き
ければマルチ部数出力を禁止(あるいは許容するマルチ
出力部数を減少)するようなものであり、前述の例によ
れば、前回の通信終了時刻から今回の通信開始時刻まで
の時間が5分以内であると、マルチ部数出力を禁止し、
5分を超え15分以内であると5部までのマルチ部数出
力を可能とし、15分を超えると10部までのマルチ部
数出力を可能とする、との制御条件を、信号線26aを
介してマルチ部数出力仕様登録回路26に登録する。
【0074】また、図7のステップS88は、図3のス
テップS14を、また、ステップS92は図4のステッ
プS24を示している。
【0075】そして、ステップS90では、ファクシミ
リ通信前手順を実行する。ここでは、信号線26aを介
して登録回路26に登録されている情報を入力し、メモ
リ回路18の通信管理情報メモリに保存されている最近
行なった通信の通信時刻に関する情報などを参照してマ
ルチ部数出力機能を許容するか否か、および可能なマル
チ部数出力を決定し、その結果定まったマルチ部数出力
機能の有無の情報と、出力可能な最大のマルチ出力部数
を相手機(送信機)に通知する。これらのマルチ部数出
力機能に関する情報はNSF信号などの非標準信号のF
IF(ファクシミリ情報フィールド)を用いて送信す
る。
【0076】以上のような変更により、受信機は通信ト
ラフィックに応じてマルチ部数出力を制御することがで
きる。すなわち、通信トラフィックが小さければマルチ
部数出力を許容(あるいは許容するマルチ出力部数を増
加)し、通信トラフィックが大きければマルチ部数出力
を禁止(あるいは許容するマルチ出力部数を減少)する
ことができ、装置の動作状態に応じてきめ細かくマルチ
部数出力動作を適切に制御することができ、マルチ部数
出力処理により他の重要な処理が遅滞したり実行不可能
となるような問題を回避することができる。
【0077】また、通信トラフィックに応じたマルチ部
数出力の制御条件はユーザが自由に設定することができ
るので、ユーザは装置の稼働条件などに応じて適切な通
信トラフィックに応じたマルチ部数出力の制御条件を設
定することができる。したがって、どのような通信トラ
フィックの状態においても受信機の受信処理が不可能と
なる恐れがなく、また、可能な範囲でマルチ部数出力も
許容することができる。
【0078】以上の各実施形態では、ファクシミリ専用
機の構成を示したが、本発明はファクシミリ専用機のみ
ならず、他の形態のファクシミリ装置に実施できるのは
いうまでもない。たとえば、本発明は、パーソナルコン
ピュータのような汎用の端末にFAXモデムなどを外付
け/内蔵し、ソフトウェア制御によりファクシミリ通信
を行なう構成においても実施することができる。その場
合、本発明の制御プログラムは、前述のメモリ回路18
のみならず、ハードディスク、フロッピーディスク、光
ディスク、光磁気ディスクやメモリカードなどのあらゆ
るコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して供給
することができる。
【0079】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、画像記録手段により複数部数の画像記録を行
なうマルチ部数出力を実行可能なファクシミリ装置、そ
の制御方法、およびその制御プログラムを格納したコン
ピュータ読取可能な記録媒体において、受信機から送信
機に対して、受信機のマルチ部数出力機能の有無、およ
び出力可能な最大の部数を通知する一方、送信機から受
信機に対して、マルチ部数出力を行なうか否かの指定、
出力する部数を指定する構成を採用しているので、送信
機から受信機にマルチ部数出力の指定、出力する部数を
指定する手段を有することが可能となり、受信機から送
信機に最大のマルチ部数出力可能な枚数が通知できる一
方、マルチ部数出力により受信機の処理が遅滞したり、
通信不能となる事態を回避でき、また、送信機から受信
機に対してマルチ出力部数の指定を行なうことができ、
送信側のユーザは希望のマルチ出力部数を指定できるよ
うになる、という優れた効果がある。
【0080】特に、受信機の動作状態に応じて定まる所
定条件により、前記通知において受信機から送信機に通
知するマルチ部数出力可能な最大部数の情報を変更する
構成によれば、受信機が許容するマルチ部数出力可能な
最大部数を受信機の動作状態に応じて動的に制御するこ
とができ、より確実に受信機の処理が遅滞したり、通信
不能となる事態を回避でき、受信機の動作状態に適した
マルチ部数出力制御を行なうことができる。
【0081】また、受信機の動作状態に応じて定まる所
定条件により、前記通知において受信機から送信機に通
知する受信機のマルチ部数出力機能の有無の情報を変更
する構成によれば、受信機がマルチ部数出力を許容する
か否かを受信機の動作状態に応じて動的に制御すること
ができ、より確実に受信機の処理が遅滞したり、通信不
能となる事態を回避でき、受信機の動作状態に適したマ
ルチ部数出力制御を行なうことができる。
【0082】また、受信機の動作状態に応じて定まる所
定条件が受信機の計時手段が計時した現在時刻である構
成を採用することにより、現在時刻あるいは時間帯に応
じて、受信機のマルチ部数出力の際の出力部数、あるい
は受信機がマルチ部数出力を許容するか否かなどを決定
し、これらを送信機に通知することができるため、ユー
ザは装置の稼働状況などに適したマルチ部数出力の制御
条件を設定することができる。したがって、どのような
時間帯においても受信機の受信処理が不可能となる恐れ
がなく、また、可能な範囲でマルチ部数出力も許容する
ことができる。
【0083】また、受信機の動作状態に応じて定まる所
定条件が受信機の通信管理メモリに記憶されている受信
機の最近の通信トラフィックである構成を採用すること
により、受信機の最近の通信トラフィックの条件に応じ
て、受信機のマルチ部数出力の際の出力部数、あるいは
受信機がマルチ部数出力を許容するか否かなどを決定
し、これらを送信機に通知することができるため、ユー
ザは装置の稼働状況などに適したマルチ部数出力の制御
条件を設定することができる。したがって、どのような
通信トラフィックの状態においても受信機の受信処理が
不可能となる恐れがなく、また、可能な範囲でマルチ部
数出力も許容することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用したファクシミリ装置の構成を示
したブロック図である。
【図2】図1の制御回路の通信制御のうち初期化処理を
示したフローチャート図である。
【図3】図1の制御回路の通信制御のうち受信処理を示
したフローチャート図である。
【図4】図1の制御回路の通信制御のうち受信処理(続
き)を示したフローチャート図である。
【図5】図1の制御回路の通信制御のうち送信処理を示
したフローチャート図である。
【図6】図1の制御回路の通信制御のうち送信処理(続
き)を示したフローチャート図である。
【図7】図1の制御回路の異なる通信制御を示したフロ
ーチャート図である。
【符号の説明】
2 NCU 4 電話機 6 ハイブリッド回路 8 変復調器 10 ANSam送出回路 12 加算回路 14 読取回路 16 記録回路 18 メモリ回路 20 制御回路 22 操作部 24 マルチ部数出力仕様登録回路 26 マルチ部数出力仕様登録回路

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像記録手段により複数部数の画像記録
    を行なうマルチ部数出力を実行可能なファクシミリ装置
    において、 受信機から送信機に対して、受信機のマルチ部数出力機
    能の有無、および出力可能な最大の部数を通知する通知
    手段と、 送信機から受信機に対して、マルチ部数出力を行なうか
    否かの指定、出力する部数を指定する指定手段と、を有
    することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 受信機の動作状態に応じて定まる所定条
    件により、前記通知手段において受信機から送信機に通
    知するマルチ部数出力可能な最大部数の情報を変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 受信機の動作状態に応じて定まる所定条
    件により、前記通知手段において受信機から送信機に通
    知する受信機のマルチ部数出力機能の有無の情報を変更
    することを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装
    置。
  4. 【請求項4】 受信機の動作状態に応じて定まる所定条
    件が受信機の計時手段が計時した現在時刻であることを
    特徴とする請求項2および3に記載のファクシミリ装
    置。
  5. 【請求項5】 受信機の動作状態に応じて定まる所定条
    件が受信機の通信管理メモリに記憶されている受信機の
    最近の通信トラフィックであることを特徴とする請求項
    2および3に記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 画像記録手段により複数部数の画像記録
    を行なうマルチ部数出力を実行可能なファクシミリ装置
    の制御方法において、 受信機から送信機に対して、受信機のマルチ部数出力機
    能の有無、および出力可能な最大の部数を通知する通知
    工程と、 送信機から受信機に対して、マルチ部数出力を行なうか
    否かの指定、出力する部数を指定する指定工程と、 を有することを特徴とするファクシミリ装置の制御方
    法。
  7. 【請求項7】 受信機の動作状態に応じて定まる所定条
    件により、前記通知工程において受信機から送信機に通
    知するマルチ部数出力可能な最大部数の情報を変更する
    ことを特徴とする請求項6に記載のファクシミリ装置の
    制御方法。
  8. 【請求項8】 受信機の動作状態に応じて定まる所定条
    件により、前記通知工程において受信機から送信機に通
    知する受信機のマルチ部数出力機能の有無の情報を変更
    することを特徴とする請求項6に記載のファクシミリ装
    置の制御方法。
  9. 【請求項9】 受信機の動作状態に応じて定まる所定条
    件が受信機の計時手段が計時した現在時刻であることを
    特徴とする請求項7および8に記載のファクシミリ装置
    の制御方法。
  10. 【請求項10】 受信機の動作状態に応じて定まる所定
    条件が受信機の通信管理メモリに記憶されている受信機
    の最近の通信トラフィックであることを特徴とする請求
    項7および8に記載のファクシミリ装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 画像記録手段により複数部数の画像記
    録を行なうマルチ部数出力を実行可能なファクシミリ装
    置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な
    記録媒体において、 受信機から送信機に対して、受信機のマルチ部数出力機
    能の有無、および出力可能な最大の部数を通知する通知
    工程と、 送信機から受信機に対して、マルチ部数出力を行なうか
    否かの指定、出力する部数を指定する指定工程と、をフ
    ァクシミリ装置の制御プログラムの一部として格納した
    ことを特徴とするファクシミリ装置の制御プログラムを
    格納したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 受信機の動作状態に応じて定まる所定
    条件により、前記通知工程において受信機から送信機に
    通知するマルチ部数出力可能な最大部数の情報を変更す
    る制御をファクシミリ装置の制御プログラムの一部とし
    て格納したことを特徴とする請求項11に記載のファク
    シミリ装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読
    取可能な記録媒体。
  13. 【請求項13】 受信機の動作状態に応じて定まる所定
    条件により、前記通知工程において受信機から送信機に
    通知する受信機のマルチ部数出力機能の有無の情報を変
    更する制御をファクシミリ装置の制御プログラムの一部
    として格納したことを特徴とする請求項11に記載のフ
    ァクシミリ装置の制御プログラムを格納したコンピュー
    タ読取可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】 受信機の動作状態に応じて定まる所定
    条件が受信機の計時手段が計時した現在時刻であること
    を特徴とする請求項12および13に記載のファクシミ
    リ装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可
    能な記録媒体。
  15. 【請求項15】 受信機の動作状態に応じて定まる所定
    条件が受信機の通信管理メモリに記憶されている受信機
    の最近の通信トラフィックであることを特徴とする請求
    項12および13に記載のファクシミリ装置の制御プロ
    グラムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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