JP2000294035A - 耐熱高分子ゲル電解質 - Google Patents

耐熱高分子ゲル電解質

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JP2000294035A
JP2000294035A JP11097934A JP9793499A JP2000294035A JP 2000294035 A JP2000294035 A JP 2000294035A JP 11097934 A JP11097934 A JP 11097934A JP 9793499 A JP9793499 A JP 9793499A JP 2000294035 A JP2000294035 A JP 2000294035A
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polymer
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acrylonitrile
gel electrolyte
electrolyte
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Kiyoshi Ichimura
清 市村
Noriyuki Komatsu
範行 小松
Tomoyoshi Chiba
知義 千葉
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G11/00Hybrid capacitors, i.e. capacitors having different positive and negative electrodes; Electric double-layer [EDL] capacitors; Processes for the manufacture thereof or of parts thereof
    • H01G11/54Electrolytes
    • H01G11/56Solid electrolytes, e.g. gels; Additives therein

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
  • Conductive Materials (AREA)
  • Primary Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】Liイオン電池、Li金属電池及び電気二重層
コンデンサー等に使用される高分子ゲル電解質及びその
製法の提供。 【解決手段】100℃以上の軟化温度を有し、かつ25
℃でのイオン伝導度が2mS/cm以上あるアクリロニ
トリル系高分子ゲル電解質。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はLiイオン電池、L
i金属電池及び電気二重層コンデンサー等に使用される
高分子ゲル電解質及びその製法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】市販されているLiイオン電池を構成す
る電解質は電解質塩を有機溶媒に溶かしたもので液状で
あるため常に電池からの電解液漏れの危険がある。この
液漏れを防ぐために電解質の固体化の検討が種々なされ
ている。ポリエーテル類(ポリエチレンオキシド、ポリ
プロピレンオキサイド等)を用いたポリマー電解質は特
性が良好なものとして種々研究されているが、そのイオ
ン伝導度が実用上は不十分な状況である。
【0003】一方高分子ゲル電解質はLiイオン電池電
解液漏れ対策の有力な手段として検討されており、例え
ばポリフッ化ビニリデン(PVdF)、ポリアクリロニ
トリル(PAN)等の重合体を担持体として非水溶媒、
電解質塩を保持したポリマーゲル電解質は40℃程度ま
での温度で安定に動作させることができ、保存温度とし
て80℃程度を満足するものである(特開平10−14
4137号公報、特開平10−261315号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが車載用電池等
高温に晒される用途では上記温度では用いられる全固体
電池に使用されるポリマーゲル電解質としては、その特
性が不十分であり保存温度として100℃以上、動作温
度も60℃以上なる特性を備えたものの開発が要求され
るが従来から開発されているPVdF、PAN等の重合
体を用いたゲル電解質ではその性能が不十分である。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者等は上記
要求を満たし得る高分子ゲル電解質を開発すべく検討し
た結果、25℃でのイオン伝導度が2mS/cm以上あ
りながら100℃以上の軟化温度を有するアクリロニト
リル系高分子ゲル電解質よりなる本発明を完成し、本発
明がその目的を達成しうるものであることを見出した。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明をさらに詳しく説明
する。
【0007】本発明で規定する高分子ゲル電解液の軟化
温度とは、高分子ゲル電解質の融解温度であり、次に述
べる如き落球法により測定される。
【0008】落球法による高分子ゲル電解質の軟化温度
測定法の概略を図1に示した。先ずアクリロニトリル系
重合体、電解質塩及び非水溶媒よりなる混合物を加熱溶
解した均一混合液を径18mmφの試験管に入れ、室温
以下に冷却しゲル化させることによりゲルの軟化温度測
定用サンプルを作成した。このサンプルを25℃のシリ
コンオイル浴中に設置すると共に、ゲルの表面に、径
6.3mmφ、重さ1.03gのステンレス製鋼球を載
置する。オイルバスの温度制御範囲を±0.5℃とし昇
温速度10℃/hr(0.17℃/min)として昇温
を開始し、浴温が2℃上昇させるごとに昇温を停止し、
サンプル容器内に入れたサ−ミスタにより、高分子電解
質の温度が所定の恒温になるまで放置し、サンプルが恒
温に達した後7分間放置した時の鋼球のゲル表面からの
沈降距離をミリメーターで測定し、図2に示す如く、ゲ
ル表面からの鋼球沈降下面までの距離を測定してグラフ
の縦軸に表示し、温度をグラフの横軸としてプロットし
た落球曲線を作成した。得られた落球曲線の先端を温度
軸まで補外し、温度軸との交点の温度を読みとり、その
温度をもって本発明で規定する高分子ゲル電解質の軟化
温度とした。
【0009】本発明で規定する高分子ゲル電解質のイオ
ン導電度は次の如くして測定したものであり、その測定
系を図3に示した。イオン導電度は高分子ゲル電解質の
高周波回路における等価回路で表し、その総抵抗値から
求めた。また測定にはアクリロニトリル系重合体、電解
質塩及び非水溶媒の均一混合物から作った厚さ2〜3m
mの高分子ゲル電解質シートを試料とした。この試料を
電極で挟んだ測定セルをベクトルインピーダンスメータ
ー(ヒューレットパッカ−ド社製HP4284)に直列
に直結させ、ベクトルインピーダンスメーターにより、
測定周波数を変えて試料のインピーダンスの実部と虚数
部との測定を行う。ベクトルインピーダンスメーターに
より得られた試料の抵抗分(インピーダンスの実部)R
bを算出する。高分子ゲル電解質のイオン導電度と抵抗
分Rbとの関係は、 イオン導電度=L/(ARb) (式中Lは試料の厚み(cm)を、Aは試料断面積(c
)を示す)関係で表され、その単位に値はS(ジー
メンス)=1/Ω(オーム)を使用する。で表され、通
常mS(ミリジーメンス)なる値である。
【0010】本発明の高分子ゲル電解質の軟化温度は1
00℃以上である。従来開発されてきた、アクリロニト
リル系重合体を用いた高分子ゲル電解質の軟化温度は8
0℃程度のものであり、このような軟化温度を有する高
分子ゲル電解質を備えた電池は、高温雰囲気下に放置さ
れるケースが多い自動車電池として使用された場合、高
分子ゲル電解質が軟化し、電池性能が急激に変化した
り、液漏れを起こすなどの不都合があったのであるが、
本発明の高分子ゲル電解質は、その軟化温度が100℃
以上と極めて高いためこのような不都合のないものとな
っている。
【0011】また本発明の高分子ゲル電解質の25℃で
測定したときのイオン導電度は2mS/cm以上であ
る。このように高イオン導電性の高分子電解質は、その
軟化温度が高いという特性をも利用し、Li電池や電気
二重層コンデンサー等作成作製用の高分子固体電解質と
して有用に活用することができる。
【0012】本発明を実施するに際して用いるアクリロ
ニトリル系重合体は、その分子量は質量平均分子量で3
0万以上であることが好ましい。従来開発されてきた高
分子ゲル電解質形成用のアクリロニトリル系重合体の分
子量はその非水電解液への溶解性を確保することの必要
性からその分子量は30万未満のものが用いられてき
た。特に非水溶媒への溶解性に難のあるアクリロニトリ
ルのホモポリマーの分子量は25万以下のものであった
が、この程度の分子量のアクリロニトリル系重合体を用
いた高分子ゲルはその軟化温度を100℃以上とするこ
とは極めて難しいのであるが、本発明においては質量平
均分子量が30万以上のものを用いることにより軟化温
度が100℃以上の高分子ゲル電解質を得ることに成功
したのである。アクリロニトリル系重合体の非水溶媒へ
の溶解は低温の非水溶媒にアクリロニトリル系重合体を
十分に膨潤せしめた後、加温溶解する方法などを用いる
ことにより分子量が30万以上の高分子量アクリロニト
リル系重合体でも十分に高分子ゲル電解質を作ることが
できる。
【0013】本発明を実施するに際して用いる高分子は
アクリロニトリルのホモポリマー、架橋構造又は分岐構
造を有するアクリロニトリル系共重合体であることが好
ましい。
【0014】高分子ゲル電解質形成用ポリマーとして好
ましく用いられているポリフッ化ビニリデンは非水電解
質に対する溶解性が不足し、耐熱性の良好なゲル電解質
の形成が難しく、また非水溶媒への溶解性の良好なフッ
化ビニリデン共重合体を用いて作った電解質はゾル−ゲ
ル転移温度が低く、耐熱性の優れた高分子ゲル電解質を
作ることはできない。またアクリル酸メチル、酢酸ビニ
ル等を共重合したアクリロニトリル系重合体を用いた高
分子ゲル電解質はその軟化温度を100℃以上としたも
のとする事が難しい。架橋構造或いは分岐構造を有する
アクリロニトリル系重合体を作るのに用い得るコモノマ
ーとしてはアルキレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、グリシジル(メタ)アクリレート、アクリル酸、メ
タクリル酸、イタコン酸、アクリルアミドなどを挙げる
ことができる。特に質量平均分子量30万以上のアクリ
ロニトリルホモポリマーは非水溶媒の担持性が良好であ
り、軟化温度100℃以上の高分子ゲル電解質を作るの
に有用なポリマーである。
【0015】本発明を実施するに際して用いる非水溶媒
としてはエチレンカーボネート(EC)、プロピレンカ
ーボネート(PC)の如き環状カーボネート類、ジメチ
ルカーボネート(DMC)の如き鎖状カーボネート類、
ジメチルアセトアミド(DMAc)、テトラヒドロフラ
ン(THF)、アセトニトリル等を挙げることができ、
これらは単独で又は混合溶媒を用いるのが好ましい。
【0016】本発明を実施するに際して用いる電解質塩
としてはLiClO,LiBF,LiPF,Li
CFSO等を挙げることができ、特にLiBF
LiPFが好ましい。
【0017】これら電解質塩の高分子ゲル電解質中の濃
度は0.5〜1.5mol/lとするのが高イオン導電
性ゲル電解質を得る観点より好ましい。
【0018】本発明の高分子ゲル電解質は、アクリロニ
トリル系重合体、電解質塩、非水溶媒との混合物を用い
るが、アクリロニトリル系重合体を非水電解液により比
較的低温で膨潤させた後、加温し溶解した均一混合液を
作り、この混合液を室温以下の温度に冷却し、ゲル化さ
せることによって作る事ができる。ゲル体の確認は動的
粘弾性の測定および目視観察で行ったが両者の結果に差
はなかった。
【0019】次にゲル電解質中のポリマー濃度について
は、ゲルの作成条件がEC/PC=1/1、電解質がL
iPFの場合について図4に示した如くゲル軟化温度
のポリマー濃度依存性があり、ポリマー濃度10質量
(wt)%で102℃、20wt%にすると125℃ま
で増大することから高濃度になればなるほど耐熱性が向
上する事がわかるが、一方で図5に示すようにポリマー
濃度が高いとゲル電解質のイオン伝導度が下がり、ポリ
マー濃度10wt%で4mS/cmから20wt%で2
mS/cmまで低下する。即ち電池性能が低下するので
トレードオフの関係にある。以上の結果から電池用途の
場合は耐熱性とイオン伝導度のバランスを考える必要が
ある。このような見地でゲル電解質の設計を行うと、そ
の軟化温度を110℃に設定するとポリマー濃度は14
wt%、この時イオン伝導度は3mS/cmとなり電池
として実用に耐えるものである。
【0020】ポリマーの分子量に関しては大きい程ゲル
の網目が強固になるので高分子ゲル電解質の耐熱性は上
昇する。質量平均分子量が40万のポリマーを用いて作
ったゲルのゲル軟化温度が98℃のものであっても質量
平均分子量80万のものでは110℃まで上昇する。従
って分子量は高い程耐熱性の点で好ましい。しかしなが
ら図6に示すようにイオン伝導度は分子量が増えると低
下するのでポリマー濃度と同様トレードオフの関係にあ
る。ポリマー濃度の検討の際にも述べたように電池材料
の設計の立場から考えると耐熱性とイオン伝導度の条件
をクリアするには質量平均分子量80万であれば十分で
ある。
【0021】強固なゲルを作ろうとした場合にはゲル生
成速度を早める必要がある。そのためには低温でポリマ
ー溶液を放置することが必要になる。しかしながら溶媒
の分離(シネリシス)の観点からは好ましくは20℃以
上40℃以下でゲルを作成することが必須である。なお
このときシネリシスの有無は目視判定で行っている。ま
た0℃以下でゲルを作るには、水フリーの冷凍機付きド
ライボックスを必要とし、生産効率が悪いので本発明で
は採用しない。更にゲル軟化温度のゲル生成温度依存性
について検討した結果、ゲル形成温度が50℃以下であ
れば−20℃でもゲル生成温度に依らずゲル軟化温度は
ほぼ所定なので、最も生産効率の良い室温(〜25℃)
でゲルを作製することが好ましい。このようにして作っ
たゲルはシネリシスについても問題ない。
【0022】
【実施例】以下、本発明を実施例により、更に具体的に
説明するが、本発明はこれらの範囲に限定されるもので
はない。
【0023】〔実施例1〕ポリマー種として表1のポリ
マーを用い、電解質塩としてLiPFを1.0mol
/lとし、非水溶媒としてEC/PC=1/1(モル
比)を用い、ポリマー濃度として10wt%の溶液を作
った。この混合溶液を100℃以上に加温して均一溶液
とし冷却し、25℃でゲル化せしめた。得られたゲル体
の軟化温度を測定した結果を図2に示した。
【0024】
【表1】
【0025】〔実施例2〕表2に示す質量平均分子量の
アクリロニトリルホモポリマーをEC/PC=1/1
(モル比)、LiPF濃度1.0mol/kg、ポリ
マー濃度10wt%を表2に示す如くした混合物を加熱
溶解し均一溶液とした後、25℃に冷却ゲル化せしめ、
高分子ゲル体を得、その軟化温度とイオン導電度を測定
した結果を表2に示した。
【0026】なお本実施例では溶媒の種類、混合比は変
えていない。これら2つのファクターを変えることでよ
りゲルの軟化温度が高くかつ高イオン伝導度を有するゲ
ル電解質を作製可能である。
【0027】ゲル電解質の低温特性については実施例1
の場合0℃近辺までゲル電解質として動作する。更に低
温での動作を必要とする場合、使用する溶媒の種類と混
合比を変える事で−20℃で動作する事が可能である。
【0028】
【表2】
【0029】
【発明の効果】本発明により耐熱性の高いゲル電解質を
作製することが可能になり自動車用途等厳しい温度環境
で使用される高分子ゲルを使用したLi電池並びに電気
二重層コンデンサーへの応用が可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】落球法によるゲル軟化温度測定方法を示す図。
【図2】ゲルの軟化温度測定図。
【図3】交流インピーダンス法によるイオン伝導度測定
のブロック図。
【図4】ゲル軟化温度のポリマー濃度依存性を示す図。
【図5】ゲルのイオン伝導度のポリマー濃度依存性を示
す図。
【図6】ゲルのイオン伝導度の用いるポリマーの分子量
依存性を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 33/20 H01B 1/06 A H01B 1/06 H01M 6/18 E H01G 9/038 6/22 C 9/035 C08K 5/15 G H01M 6/18 H01G 9/00 301D 6/22 9/02 311 Fターム(参考) 4J002 BG101 DE197 DG007 DH007 DK007 EH026 EL066 EL106 EP016 ET006 FD206 5G301 CA16 CA30 CD01 CE01 5H024 AA12 BB01 BB07 FF14 FF15 FF18 FF19 FF23 FF32 GG01 HH01 HH04 HH11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】100℃以上の軟化温度を有し、かつ25
    ℃でのイオン伝導度が2mS/cm以上あるアクリロニ
    トリル系高分子ゲル電解質。
  2. 【請求項2】アクリロニトリル系ポリマーとして質量平
    均分子量(Mw)が350,000以上のアクリロニト
    リル系ポリマーを用いた請求項1記載のゲル電解質。
  3. 【請求項3】少なくともアクリロニトリル系ポリマー、
    非水溶剤、電解質を含んだ溶液状混合物を冷却ゲル化さ
    せてアクリロニトリル系高分子ゲル電解質を製造する方
    法であり、ゲル電解質中のポリマー濃度10wt%以上
    かつゲル生成温度が50℃以下である請求項1記載のゲ
    ル電解質の製造方法。
  4. 【請求項4】電解質がLiBF又はLiPFである
    請求項3記載のゲル電解質の製造方法。
  5. 【請求項5】非水溶剤がプロピレンカーボネート、エチ
    レンカーボネート、ジメチルカーボネートを単独又は混
    合した有機溶媒である請求項3記載のゲル電解質の製造
    方法。
  6. 【請求項6】アクリロニトリル系重合体かアクリロニト
    リルのホモポリマーであることを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の耐熱性高分子ゲル電解質。
  7. 【請求項7】アクリロニトリル系重合体としてアクリロ
    ニトリルホモポリマーを用いた請求項3ないし請求項5
    のいずれか1項記載の耐熱性高分子ゲルの製造方法。
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WO2016067851A1 (ja) * 2014-10-30 2016-05-06 三菱マテリアル株式会社 蓄電デバイス及び蓄電デバイスの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016067851A1 (ja) * 2014-10-30 2016-05-06 三菱マテリアル株式会社 蓄電デバイス及び蓄電デバイスの製造方法
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