JP2000293788A - 移動体端末及びデータ更新システム - Google Patents
移動体端末及びデータ更新システムInfo
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Abstract
的なシステムを提供する。 【解決手段】 車両用ナビゲーション装置100は、ま
ず、データ更新のタイムスケジュールをデータセンタ1
50から放送衛星200を介して受信する。そして、受
信したタイムスケジュールよって更新データの送信時刻
を判別し、判別された時刻に電源供給部26によって通
信装置28の電源をオンとする。一方、データセンタ1
50は、タイムスケジュールに従って、該当する更新デ
ータを送信し、更新データは放送衛星200から放送さ
れる。ナビゲーション装置100で更新データを受信す
ると、受信した更新データに基づいて車両側で保持して
いるデータを更新する。
Description
憶した移動体端末及びデータ更新システムに関し、例え
ば、地図などのナビゲーション用データの更新に好適な
移動体端末及びデータ更新システムの改良に関するもの
である。
ROMやDVD−ROMなどによって地図などのナビゲ
ーションデータが供給されており、その内容を新しいも
のに更新する場合には、通常新しい内容のCD−ROM
などを新規購入する必要がある。しかし、この方法で
は、データ更新の頻度に限界があり、またユーザが更新
を行わないと、古い内容のデータのままナビゲーション
が行われるという不都合がある。
開平8−95488号公報に記載された電子地図システ
ム及びカーナビゲーション装置がある。これは、地形変
化や道路新設などの更新地図データを外部から通信によ
って取得し、自動的に内蔵地図データを更新することで
最新地図を表示するようにすることを目的としたもので
ある。この背景技術によれば、端末局側の交信手段は、
定時通信により、ホスト局から最新の更新地図データを
受信する。更新地図データには、道路の新設や工事に伴
うデータが含まれている。
た背景技術では、データの更新が端末局毎に行われるた
め、多数の端末局がある場合には必ずしも効率的とはい
えない。また、定時通信でデータ更新を行うため、ホス
ト局側に必要な更新データがないときは、データ更新を
行うことができないという不都合もある。
は、状況によっては、ホスト局との通信を良好に行うこ
とができない可能性がある。例えば、都市部を走行して
いるような場合、ビルなど電波の受信の障害にあるもの
が多く、ホスト局側との通信が途切れたり、全く不通に
なってしまう可能性もある。従って、上述した背景技術
のように、定時通信によってデータを更新する手法で
は、必ずしも良好にデータを更新できない可能性があ
る。
ータの更新を確実に行うことができる効率的なシステム
を提供することを、その目的とするものである。
め、本発明は、データの記憶装置を有し、センタ側から
送信された更新データに基づいて前記記憶装置のデータ
を更新する移動体端末において、予め定められたタイム
スケジュールに基づいて、特定の更新データの送信日時
を判断する送信日時判断手段;これによって判断された
送信日時に、該当する更新データの受信を開始する受信
手段;これによって受信した更新データに基づいて、前
記記憶装置のデータを更新するデータ更新手段;を備え
たことを特徴とする。
タのうち、更新すべきデータを判断するデータ判断手段
を備えており、前記送信日時判断手段は、前記データ判
断手段によって判断されたデータの更新日時を判断する
ことを特徴とする。他の形態は、前記送信日時判断手段
によって判断された送信日時に、前記受信手段に駆動用
の電源を供給する電源供給手段を備えたことを特徴とす
る。
れかの移動体端末;前記タイムスケジュールに基づい
て、該当する更新データを送信するセンタ;このセンタ
から送信された更新データを、前記移動体端末に対して
放送する放送衛星;を含むことを特徴とする。本発明の
前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及
び添付図面から明瞭になろう。
て詳細に説明する。図1には、本形態の構成が示されて
いる。同図に示すように、本形態は、車両側のナビゲー
ション装置100,データセンタないしは情報センタ1
50,及び放送衛星200によって構成されている。こ
れらのうち、ナビゲーション装置100は、中央処理装
置10を中心に、入力装置12,計時部14,ROM1
6,RAM18,センサ20,表示装置22,記憶装置
24,電源供給部26,通信装置28が含まれている。
これらのうち、中央処理装置10は、CPUを中心に構
成されており、ROM16や記憶装置24に格納されて
いるプログラムに基づいて経路探索や経路案内などの各
種のナビゲーション処理や、図5及び図7のフローチャ
ートに示したデータ更新処理を実行する。
イッチ,リモコンスイッチなど適宜の入力手段によって
構成されている。運転者などの車両搭乗者の使い勝手を
考慮して、音声入力装置を含んでもよい。計時部14
は、日時の計測を行うものである。ROM16は、処理
に必要なプログラムのうち、BIOSなどの基本的なも
のが格納されたメモリである。RAM18は、処理時に
適宜利用されるメモリである。センサ20は、GPSセ
ンサ,速度センサ,ジャイロセンサなどを含んでおり、
これらによってナビゲーションに必要なデータが得られ
るようになっている。表示装置22は、タッチパネルが
表示面に設けられた液晶モニタやCRTなどによって構
成されており、経路案内における地図表示を始めとする
各種の表示が行われる。
どの記憶メディアを利用したものである。本形態では、
ナビゲーションデータ記憶部24Aの他に、プログラム
記憶部24B,更新データ記憶部24C,タイムスケジ
ュール記憶部24Dを備えている。これらのうち、ナビ
ゲーションデータ記憶部24Aには、ナビゲーションに
必要なデータ,例えば地図データや経路案内データが記
憶されている。プログラム記憶部24Bには、ナビゲー
ションやデータ更新などの各種の処理プログラムが記憶
されている。更新データ記憶部24Cは、更新されたナ
ビゲーションデータを記憶するためのものである。タイ
ムスケジュール記憶部24Dは、データ更新のタイムス
ケジュールを記憶するためのものである。電源供給部2
6は、中央処理装置10からの指示に基づいて通信装置
28に駆動電源を供給するためのものである。通信装置
28は、放送衛星200から放送されたデータを受信す
るためのものである。
置30,通信装置32,記憶装置34,計時部36を含
んでいる。中央処理装置30は、CPUを中心に構成さ
れている。通信装置32は、放送衛星200と通信する
ためのもので、データセンタ150から送信されたデー
タが放送衛星200によって放送される構成となってい
る。記憶装置34は、更新データなどの送信やタイムス
ケジュール作成用のプログラムを格納したプログラム記
憶部34A,更新すべきデータを格納した更新データ記
憶部34B,タイムスケジュール作成に利用されるタイ
ムスケジュール作成部34Cなどを含んでいる。計時部
36は、日時を計測するためのものである。
ションデータを更新するためのデータで、道路の新設,
工事,交通規制などのナビゲーション用のデータの更新
内容の他、ナビゲーションプログラムの更新内容も含ん
でいる。この更新データは、例えば図2に示すように、
個々の識別番号(データNo.)と更新日(更新データ
の作成日)で表されている。例えば、九州地区に関する
更新データは、データNoが「07−001」,「07
−002」……「07−00n」となっている。そし
て、例えばデータNo「07−001」の更新日は「9
8.10.20」であるという具合である。他の地区の
更新データについても同様である。このように、本形態
によれば、更新データは、各地区毎に細分化されてい
る。このようにすることで、例えば車両側が断続的にし
かデータを受信できないような場合でも、受信に成功す
る可能性が高くなるように配慮されている。
タの送信のスケジュールを示すもので、例えば図3に示
すように、ある週における更新データの送信時刻をテー
ブル化したものである。同図の例では、データNo「0
7−103」,更新日1999年01月11日の更新デ
ータは、15時30分45秒〜47秒の間に放送され
る。データNo「01−103」,更新日1999年0
1月11日の更新データは、1時30分45秒〜47秒
の間に放送される。他の更新データについても、図示の
通りである。
信日時データは、予め定められて記憶装置34に格納さ
れている。中央処理装置30は、それらの送信日時デー
タから、該当する週のものを抽出し、図3に示すような
テーブルとする。このとき、記憶装置34のタイムテー
ブル作成部34Bが利用される。なお、タイムスケジュ
ールテーブルを予め作成して記憶装置34に格納してお
いてもよい。このデータ更新のタイムスケジュールテー
ブルは、予め設定された時刻でデータセンタ150から
放送衛星200に送信され、各車両に向けて放送され
る。
用を説明する。まず、概要を説明すると、ナビゲーショ
ン装置100は、最初にデータ更新のタイムスケジュー
ルを、データセンタ150から放送衛星200を介して
受信する。データセンタ150によるタイムスケジュー
ル送信処理は図4のフローチャートに従って行なわれ、
ナビゲーション装置100におけるタイムスケジュール
取得処理は図5のフローチャートに従って行なわれる。
次に、データセンタ150は、前記タイムスケジュール
に基づいて、図6のフローチャートに従い、更新データ
を放送衛星200から放送する。ナビゲーション装置1
00は、放送される更新データを、図7のフローチャー
トに従って受信し、データを更新する。以下、順に説明
する。
ルの送信……データセンタ150では、計時部36で日
時がカウントされており(ステップS60)、これが中
央処理装置30で参照されている。そして、予め定めた
送信時刻となったときは(ステップS62のYes)、記
憶装置34のタイムスケジュール作成部34Cに作成さ
れたタイムスケジュールが通信装置32から放送衛星2
00に送信される(ステップS64)。
の受信……車両側のナビゲーション装置100では、ユ
ーザによって入力装置12によりタイムスケジュールの
受信時刻が設定される(ステップS10でYes)。な
お、この受信時刻の設定を、データセンタ150から送
信される送信時刻を受信して自動で設定するようにして
もよい。計時部14では日時の計時が行われる(ステッ
プS12)。そして、タイムスケジュール受信の設定時
刻となると(ステップS14でYes)、中央処理装置1
0によって電源供給部26が駆動され、通信装置28の
電源がオンとなる(ステップS16)。
タイムスケジュールを受信したときは(ステップS2
6,S18でyes)、受信したタイムスケジュールを記
憶装置24のタイムスケジュール記憶部24Dに格納さ
れる(ステップS22)。なお、データセンタ150か
らは、後述するように放送衛星200を介して正確な現
在時刻も送信されるので、必要があれば自車の時刻を補
正する(ステップS20)。タイムスケジュールを受信
して格納した後は、中央処理装置10によって電源供給
部26により、通信装置28の電源がオフとなる(ステ
ップS24)。
……データセンタ150では、送信したタイムスケジュ
ールに基づいて、図6の手順で該当する更新データを送
信する。すなわち、中央処理装置30は、計時部36に
おける計時を参照し(ステップS72)、送信すべき更
新データがあるときは(ステップS74でYes)、該当
する更新データを記憶装置34の更新データ記憶部34
Bから読み出して、通信装置32で放送衛星200に送
信する(ステップS76)。更新データは、タイムスケ
ジュール通りに放送衛星200から地上に向けて送信さ
れる。なお、このとき、更新データと平行して、次週の
タイムスケジュールと正確な現在時刻が常時送信され
る。
…図7に示す更新データの受信処理は、タイムスケジュ
ールを受信したことにより開始する(ステップS30で
Yes)。中央処理装置10は、記憶装置24の更新デー
タ記憶部24Cに記憶されている更新データの更新日
と、タイムスケジュール記憶部24Dに記憶されている
タイムスケジュールの更新日時を比較する(ステップS
32)。その結果、受信すべき更新データ,すなわち新
規更新データがあるときは(ステップS34のYes)、
その送信日時をタイムスケジュールから読み出す(ステ
ップS36)。なお、週のスケジュールが終了した時点
で、自動的に中央処理装置10の電源をオンとし、次の
週のタイムスケジュールと現在の更新データの更新日時
とを照合し、更新可能なデータの更新スケジュールの日
時を全て抽出するようにしてもよい。
ル記憶部24Dに図3のタイムスケジュールが格納され
ており、また、既受信の更新データが「データNo.0
7−103,更新日98.10.20」であるとする。
この場合、タイムスケジュールを参照すると、データN
O.07−103の更新日は図3から「99.01.1
1」であり、前記既受信のデータよりも新しい。このよ
うなときに、前記ステップS34でYesとなる。そし
て、タイムスケジュールのデータNO.07−103の
の送信日時である「15:30:45」がタイムスケジ
ュールから読み出される。
(ステップS38)、タイムスケジュールから読み出し
た新規更新データの送信日時となったら(ステップS4
0のYes)、電源供給部26によって通信装置28の電
源をオンとする(ステップS42)。そして、所定の受
信待機時間の経過までに新規更新データを受信したとき
は(ステップS50,S44のYes)、受信したデータ
に基づいて更新データ記憶部24Cの該当データが更新
される。前記例では、データNo07−103が新規更
新データによって更新される。なお、データ更新後、更
新日時も新規更新データの更新日時に更新される。デー
タ更新後、電源供給部26によって通信装置28の電源
はオフとなる(ステップS48)。
00は、受信したタイムスケジュールよって更新データ
の送信時刻を判別し、判別された時刻に通信装置の電源
をオンとする。そして、更新データを受信すると、受信
した更新データに基づいて車両側で保持しているデータ
を更新する。
の開示に基づいて多様に改変することが可能である。例
えば、次のようなものも含まれる。 (1)同一のデータを複数回送信するようにしてもよ
い。そうすると、複数回の更新処理が可能となり、通信
障害などがあっても良好にデータ更新を行うことができ
る。 (2)更新対象としては、地図データや経路探索用プロ
グラムなど、ナビゲーション用の各種のデータに対して
適用可能である。 (3)上述した更新データやタイムスケジュールは一例
であり、必要に応じて適宜設定してよい。 (4)データを更新したときに、その旨をユーザに映像
や音声で通知するようにしてもよい。 (5)前記形態は、本発明を車両用のナビゲーション装
置に適用したものであるが、歩行者用移動端末など各種
の移動体に適用可能である。
次のような効果がある。 (1)車両用端末の記億装置のデータのうち更新すべき
データを判断し、該判断されたデータについての更新デ
ータの送信日時に受信を開始するので、定時通信を行う
場合に比べて、更新データを確実に取得できる。 (2)受信手段は、前記判断された日時に電源が供給さ
れ更新データの受信を開始するので、更新データを省電
力で確実に取得できる。
は、前方道路上の障害物を検出し、ドライバに報知する
車両用報知装置に関するものである。
像した道路画像と赤外線カメラ等により撮像した道路の
温度分布とを合成して表示し、道路領域に特定の温度部
分がある場合に警報を発することにより、ユーザに障害
物を回避させるようにした装置が提案されている(特開
平8ー263784号参照)。例えば、道路領域上に低
温部分が検出されれば雪や氷が存在すると判断し、高温
部分が検出されれば人間や動物が存在すると判定する。
そして、それらを回避するように警報や表示を行う。
ら、このような従来技術では、道路領域に特定の温度部
分があれば、ドライバが容易に現認できる場合でも警報
が発せられてしまう。このため、ドライバが警報に慣れ
てしまい、本来の役目を果たすことができなくなる可能
性がある。
は、以下の特徴を有する。 (1)移動体前方に、肉眼で視認困難な障害物が存在す
る場合に、その旨を報知することを特徴とする障害報知
方法。 (2)暗視カメラと人間の目の感度で撮像する可視カメ
ラにより同一の走行障害物を撮像し、前記暗視カメラに
より撮像された暗視画像の走行障害物像のうち、前記可
視カメラにより撮像された可視画像に存在しない走行障
害物像を判別し、該判別された走行障害物像についてユ
ーザが認識できるように報知することを特徴とする車両
用報知装置。
態を説明する。図8には、本形態の構成が示されてい
る。この例は、本形態の報知装置をナビゲーション装置
に適用したものである。図8に示すように、本装置は、
中央処理装置50を中心に、入力装置52,ROM5
4,RAM56,センサ58,表示装置60,記憶装置
62,暗視カメラ64,可視カメラ66が含まれてい
る。中央処理装置50は、CPUを中心に構成されてお
り、ROM54や記憶装置62のプログラム領域62A
に格納されているプログラムに基づいて経路探索や経路
案内などの各種のナビゲーション処理や、図10のフロ
ーチャートに示した走行障害物判断・報知処理を実行す
る。
イッチ,リモコンスイッチなど適宜の入力手段によって
構成されている。運転者などの車両搭乗者の使い勝手を
考慮して、音声入力装置を含んでもよい。ROM54
は、処理に必要なプログラムのうち、BIOSなどの基
本的なものが格納されたメモリである。RAM56は、
処理時に適宜利用されるメモリである。センサ58は、
GPSセンサ,速度センサ,ジャイロセンサなどを含ん
でおり、これらによってナビゲーションに必要なデータ
が得られるようになっている。表示装置60は、タッチ
パネルが表示面に設けられた液晶モニタやCRTなどに
よって構成されており、経路案内における地図表示を始
めとする各種の表示が行われる。
VD−ROMなどの記憶メディアを利用したものであ
る。本形態では、プログラム記憶部62Aに動作に、ナ
ビゲーションや障害物判断・報知などの各種の処理プロ
グラムが記憶されている。暗視カメラ64は、赤外線カ
メラ,高感度カメラ,サーモグラフィなどの暗視画像を
撮像するカメラである。可視カメラ66は、可視光のも
とで撮像を行う通常の可視画像を撮像するカメラであ
る。暗視カメラ64と可視力メラ66は、車両前方の同
一範囲を撮像できるように、車両に取り付けられてい
る。
本形態の動作を説明する。図9では、障害物として人物
h1,h2が車両前方に存在している。そして、人物h
1は街灯Lに照らされており、人物h2は照らされてい
ない。図10には、障害物判断・報知処理動作のフロー
チャートが示されている。ユーザ(ドライバ)が初期画
面等において、入力装置52の操作によって予め「走行
障害物報知モード」を選択すると、同図のステップS1
02以下が実行される(ステップS100でYes)。す
なわち、暗視カメラ64,可視カメラ66による撮像が
開始され(ステップS102,S106)、1フレーム
分の暗視画像,可視画像が取り込まれる(ステップS1
04,S108)。
暗視画像と、同図(B)に示す可視画像がそれぞれRA
M56に格納される(S14、S18)。図11(A)
の暗視画像中には、走行障害物領域h1,h2が存在す
る。ここで、走行障害物とは、歩行者,動物,凍結道な
ど、通常の車両走行の障害となるものをいう。これら走
行障害物領域h1,h2の存在のため、ステップS20
の判断はYesとなる。なお、ステップS20における領
域の判断は、公知の領域抽出手段等により実行される。
画像の領域について、平均明るさを演算する(ステップ
S114)。明るさは、例えば同領域の各画素の平均輝
度又は、平均明度等により求める。そして、求めた平均
明るさを予め設定したしきい値と比較する(ステップS
116)。その結果、走行障害物領域の平均明るさがし
きい値以下の場合は(ステップS116のYes)、その
走行障害物領域についてユーザは視認できないと推定し
(ステップS116でYes)、走行障害物報知用の音声
出力を行う(ステップS118)。以上の動作は、カウ
ンタを設定し(ステップS112)、各走行障害物領域
毎に対応する可視画像の領域のすべてについて順に行わ
れる(ステップS120,122)。
における走行障害物領域はh1,h2の2つなので、総
数n=2となる。走行障害物領域h1に対応する可視画
像の領域h3(図11(C)参照)は、街灯Lに照らさ
れており、同領域h3の各画素の平均輝度>しきい値と
なる(ステップS116でNo)。しかし、走行障害物領
域h2に対応する可視画像の領域h4(図11(C)参
照)は、街灯Lに照らされておらず、同領域h4の各画
素の平均輝度<しきい値となる(ステップS116でYe
s)。従って、同走行障害物領域h2については、報知
用の音声が出力される(ステップS118)。報知用の
音声は、例えば、「ビービー前方右側に歩行者がいま
す。」などである。又は、図11(D)に示すように、
表示装置60の画面上のh2位置において、h2の像を
点滅させる。全ての走行障害物領域について処理が実行
されると、ステップS102,S106で再度画像が取
り込まれ、上記処理が繰り返される。
形態があり、以上の開示に基づいて多様に改変すること
が可能である。例えば、次のようなものも含まれる。 (1)前記報知装置をナビゲーション装置と組み合わ
せ、ナビゲーションによって検出された現在位置と地図
データを参照することにより、現在位置が山奥などの街
灯等のない地域と判別された場合に、図10のステップ
S10の障害物報知モードとなるようにしてもよい。こ
の場合、街灯などのない地域の位置を特定するデータ
を、ナビゲーションデータに含めるようにする。
きなど、可能であれば、暗視カメラと可視カメラを共用
するようにしてもよい。図12には、その一例が示され
ている。同図において、車両前方画像は、撮像光学系7
0によって撮像され、分波器72で赤外線と可視光線に
分波される。赤外線は赤外線モニタ74に供給され、可
視光線は可視光線モニタ76に供給される。これらモニ
タ74,76の画像に対しては、中央処理装置50(図
8参照)で、上述した画像解析が行われ、ドライバにと
って認識困難な障害物が検出される。なお、図8では表
示装置を1台としたが、図12のように、暗視用と可視
用にそれぞれ表示装置を設けるようにしてもよい。 (3)図8では、障害物報知装置をナビゲーション装置
に組み込んだが、別個の装置構成とすることを妨げるも
のではない。
よれば、暗視カメラと人間の目の感度で撮像する可視カ
メラにより同一の走行障害物が撮像される。そして、前
記暗視カメラにより撮像された暗視画像の走行障害物像
のうち、前記可視カメラにより撮像された可視画像は人
間の目で視認されていると推定して除外し、他の視認さ
れていないと考えられる走行障害物についてユーザにそ
の旨が報知される。すなわち、可視画像にない走行障害
物像,つまり、可視画像に全く存在しないか、闇夜のカ
ラスのように周囲に溶け込んでほとんど存在しないと考
えられるような障害物が検出される。そして、ユーザが
認識できるような手段,例えば音声の出力や検出された
障害物の表示などの方法でその旨が報知される。従っ
て、ユーザが容易に認識できるか、もしくは容易に認識
できると推定される走行障害物についは報知されないた
め、頻繁に警報が発せられる煩わしさを解消できる。ま
た、警報に対する慣れが防止され、本来の役目を果たす
ことができる。
すブロック図である。
示す図である。
ールを示す図である。
の手順を示すフローチャートである。
の手順を示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
すブロック図である。
る。
理の手順を示すフローチャートである。
示す図である。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 データの記憶装置を有し、センタ側から
送信された更新データに基づいて前記記憶装置のデータ
を更新する移動体端末において、 予め定められたタイムスケジュールに基づいて、特定の
更新データの送信日時を判断する送信日時判断手段;こ
れによって判断された送信日時に、該当する更新データ
の受信を開始する受信手段;これによって受信した更新
データに基づいて、前記記憶装置のデータを更新するデ
ータ更新手段;を備えたことを特徴とする移動体端末。 - 【請求項2】 請求項1記載の移動体端末であって、 前記記憶装置のデータのうち、更新すべきデータを判断
するデータ判断手段を備えており、 前記送信日時判断手段は、前記データ判断手段によって
判断されたデータの更新日時を判断することを特徴とす
る移動体端末。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の移動体端末であっ
て、 前記送信日時判断手段によって判断された送信日時に、
前記受信手段に、駆動用の電源を供給する電源供給手段
を備えたことを特徴とする移動体端末。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の移動体
端末;前記タイムスケジュールに基づいて、該当する更
新データを送信するセンタ;このセンタから送信された
更新データを、前記移動体端末に対して放送する放送衛
星;を含むことを特徴とするデータ更新システム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP09542899A JP4320831B2 (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | 移動体端末及びデータ更新システム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP09542899A JP4320831B2 (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | 移動体端末及びデータ更新システム |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000293788A true JP2000293788A (ja) | 2000-10-20 |
JP4320831B2 JP4320831B2 (ja) | 2009-08-26 |
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JP09542899A Expired - Fee Related JP4320831B2 (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | 移動体端末及びデータ更新システム |
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