JP2000293761A - 飲食店における注文情報処理方法 - Google Patents

飲食店における注文情報処理方法

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JP2000293761A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一皿に盛りつける料理品と数量を指定し、厨
房に指示することができる飲食店における注文情報処理
方法を提供すること。 【解決手段】 コントローラ2、ハンディタ−ミナル
5、厨房に設けたキッチンプリンタ4を具備し、該ハン
ディタ−ミナル5から顧客からの料理品と数量等の注文
情報を入力し、該コントローラ2で所定の処理を行な
い、キッチンプリンタ4に出力し厨房に調理指示する飲
食店における注文情報処理方法において、ハンディタ−
ミナル5に指定した所定料理品の所定分量を単位として
まとめて提供することを指示する単位キ−5−2−1を
設け、ハンディタ−ミナル5から所定の注文品情報を入
力する際、該ハンディタ−ミナル5を操作して所定の注
文品をまとめたい量毎に注文品名と量を入力すると共
に、単位キ−5−2−1を押下し、コントローラ2は単
位キ−5−2−1が押下される毎に指定した料理品と数
量を単位としてまとめて、キッチンプリンタ4に出力し
表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレストラン等の飲食
店において、ハンディターミナルを介して顧客からの料
理品や数量等の注文情報を入力し、所定の処理を行ない
厨房の表示部に表示指示する飲食店における注文情報処
理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、レストラン等の飲食店におい
ては、POSシステムが使用されており、仕入情報や注
文情報の処理、注文品の厨房への調理指示、会計及び管
理の各種の情報処理が行なわれている。このようなPO
Sシステムでは、厨房にキッチンプリンタ等の表示装置
が設置され、ハンディターミナルを介して入力された顧
客からの注文情報を処理し、表示装置に注文品名や数量
等を表示し、調理の指示を行なっている。
【0003】上記ハンディターミナルはキーボードを有
し、卓番、注文された料理品名(又はその番号)、数量
等の注文情報を入力できるようになっている。ここで、
ハンディターミナルを携帯する従業員が、例えば、同一
グループで来店した複数の顧客から注文情報を受け順次
入力する際、既に入力済みの注文品名と同一の注文品名
を入力すると、2度目以降は既に入力済みの同一の注文
品の数量に加算されて合計された数量がまとめて一つオ
ーダナンバーが付いた伝票として厨房のキッチンプリン
タに出力され、厨房ではこの注文伝票を見て調理を行な
うようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た、従来の注文情報の処理方法では注文品に対する数量
は入力できるが、例えば、鍋料理等の注文の際、指定し
た人数分の料理を単位として一皿に盛りつけて提供する
ような指示を厨房に表示し、調理指示することができな
いという問題があった。
【0005】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、上記問題点を除去するために、一皿に盛りつける料
理品と数量等を指定し、厨房に指示することができる飲
食店における注文情報処理方法を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、情報処理部、ハンディターミナル、厨房に設
けた表示部を具備し、該ハンディターミナルから顧客か
らの料理品と数量等の注文情報を入力し、該情報処理部
で所定の処理を行ない、該表示部に出力し厨房に調理指
示する飲食店における注文情報処理方法において、ハン
ディターミナルに指定した所定料理品の所定分量を単位
としてまとめて提供することを指示する単位キーを設
け、ハンディターミナルから所定の注文品情報を入力す
る際、該ハンディターミナルを操作して所定の注文品を
まとめたい量毎に注文品名と量を入力すると共に、単位
キーを押下し、情報処理部は単位キーが押下される毎に
指定した料理品と数量を単位としてまとめて、表示部に
出力し表示することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の飲食店に
おける注文情報処理方法を実施する情報処理システム構
成例を示す図である。図示するように、本処理システム
はPOS本体1、コントローラ2、通信機3、キッチン
プリンタ4、ハンディターミナル5を具備する。
【0008】POS本体1はCPU(図では省略)を有
し、仕入情報や注文情報の処理、注文品の厨房への調理
指示、会計及び管理の各種の情報処理、システム全体の
制御管理を行なう。コントローラ2はメモリ2−1を有
し、通信機3及びハンディターミナル5を介して入力さ
れた注文情報等を該メモリに格納すると共に、厨房のキ
ッチンプリンタ4及びPOS本体1へ必要な情報を伝送
する。
【0009】通信機3及びハンディターミナル5はそれ
ぞれアンテナ3−1、5−3を有し、該コントローラ2
は通信機3を介してハンディターミナル5との間で情報
交換を行なう。厨房のキッチンプリンタ4には注文情報
に応じて調理指示伝票(詳細後述)が出力され、注文品
の調理が指示されるようになっている。ハンディターミ
ナル5には表示器5−1、キーボード5−2を有し、キ
ーボード5−2を操作して入力された顧客からの注文品
名及び量等の注文情報はアンテナ5−3及び3−1を介
して通信機3に伝送される。
【0010】次に上記情報処理システムの操作を説明す
る。図2は本発明の飲食店における注文情報処理方法に
よる調理指示伝票の例を示す図である。図2の例は10
名のメンバーで来店し、3人、3人、2人、2人に分か
れてそれぞれが同じ料理品(例ではかにすき)の注文を
受けた場合である。先ずハンディターミナル5を携帯し
た従業員が顧客の注文に応じてメニューから「かにす
き」を選び、その注文品名の入力(例えば番号で入力)
及び数量「3」をキーボード5−2を操作して入力した
後、これを一皿にまとめる指示をするために単位キー5
−2−1を押下する。このような操作を繰返し、同一注
文品を3人前、3人前、2人前、2人前と入力する毎に
単位キー5−2−1を押下する。
【0011】コントローラ2は上記ハンディターミナル
5からの注文情報を受け、同じ料理品の場合は、単位キ
ー5−2−1を押下された情報を受ける毎に、3人前一
皿、3人前一皿、2人前一皿、2人前一皿というよう
に、調理を指示する伝票データを作製し、キッチンプリ
ンタ4に出力し、該キッチンプリンタ4から図2に示す
ように、調理指示伝票を出力する。
【0012】厨房では図2の調理指示伝票に従って、指
定する注文品を調理し、3人前一皿、3人前一皿、2人
前一皿、2人前一皿と盛りつけする。この盛りつけされ
た注文品が、調理指示伝票に記載の部屋名、卓番に従っ
て顧客に提供される。会計伝票は単位キー5−2−1を
押下する毎に集計され出力される(図では省略)。
【0013】以上述べたように本発明の実施形態例によ
ればハンディターミナル5に単位キー5−2−1を設け
ることにより、同一会計(同一オーダー番号)内で同じ
注文料理品を別々に分けて入力でき、コントローラ2は
単位キー5−2−1の押下データ毎に同じ注文品を別々
に調理するよう厨房に指示できるので、顧客の都合に適
応した処理をすることが可能になる。また、各人の会計
の支払も容易になる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ハ
ンディターミナルに指定した料理品と数量を単位として
まとめて提供することを指示する単位キーを設け、注文
情報を入力する際、ハンディターミナルから注文情報を
入力すると共に、単位キーを押下することにより、情報
処理部は指定した料理品と数量を単位としてまとめて、
表示部に出力し表示するので、顧客の都合に適応した処
理をすることが可能になる。また、各人の会計の支払も
容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の飲食店における注文情報処理方法を実
施する情報処理システム構成例を示す図である。
【図2】本発明の飲食店における注文情報処理方法によ
る調理指示伝票の例を示す図である。
【符号の説明】
1 POS本体 2 コントローラ 2−1 メモリ 3 通信機 3−1 アンテナ 4 キッチンプリンタ 5 ハンディターミナル 5−1 表示器 5−2 キーボード 5−2−1 単位キー 5−3 アンテナ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月11日(2000.1.1
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、情報処理部、ハンディターミナル、厨房に設
けた表示部を具備し、該ハンディターミナルから顧客か
らの料理品と数量等の注文情報を入力し、該情報処理
部で所定の処理を行ない、該表示部に出力し厨房に調理
指示する飲食店における注文情報処理方法において、ハ
ンディターミナルに所定料理品名及びその数量を示す情
報を入力した後、それを単位としてまとめて提供するこ
とを指示する単位キーを設け、同一のグループに属する
複数名の顧客に提供する多量の同一料理品の注文情報を
受け、該料理品を複数に分割して顧客に提供する場合、
ハンディターミナルから分割する量毎に料理品名と数量
を入力して単位キーを押下する操作を繰返し、情報処理
部は前記単位キーが押下される毎に入力された料理品
と数量を単位としてまとめて、表示部に出力し表示する
ことを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、
一のグループに属する複数名の顧客に提供する多量の同
一料理品の注文情報を受け、該料理品を複数に分割して
顧客に提供する場合、ハンディターミナルから分割する
量毎に料理品名と数量を入力して単位キーを押下する操
作を繰返し、情報処理部は前記単位キーが押下される毎
に入力された料理品名と数量を単位としてまとめて、表
示部に出力し表示するので、同一のグループに属する複
数名の顧客の都合、例えばテーブル着席状態に応じてそ
れに適した量の料理品を提供することが容易となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E042 AA04 BA01 BA13 CA07 CB01 CE06 EA01 3E044 AA12 5B049 AA01 AA02 AA06 BB55 CC05 DD01 EE02 FF02 FF04 GG01 GG03 GG06 9A001 BB02 BB03 BB04 CC05 GG01 JJ58 KK57

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理部、ハンディターミナル、厨房
    に設けた表示部を具備し、該ハンディターミナルから顧
    客からの料理品と数量等の注文情報を入力し、該情報処
    理部で所定の処理を行ない、該表示部に出力し厨房に調
    理指示する飲食店における注文情報処理方法において、 前記ハンディターミナルに指定した所定料理品の所定分
    量を単位としてまとめて提供することを指示する単位キ
    ーを設け、 前記ハンディターミナルから所定の注文品情報を入力す
    る際、該ハンディターミナルを操作して所定の注文品を
    まとめたい量毎に注文品名と量を入力すると共に、前記
    単位キーを押下し、前記情報処理部は前記単位キーが押
    下される毎に指定した料理品と数量を単位としてまとめ
    て、前記表示部に出力し表示することを特徴とする飲食
    店における注文情報処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007183850A (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Nec Infrontia Corp オーダエントリシステム
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