JP2000292676A - ズーム調節及び焦点合せのために一体にまたは別々に移動する複数のレンズ群を有するズーム組立体 - Google Patents

ズーム調節及び焦点合せのために一体にまたは別々に移動する複数のレンズ群を有するズーム組立体

Info

Publication number
JP2000292676A
JP2000292676A JP2000074818A JP2000074818A JP2000292676A JP 2000292676 A JP2000292676 A JP 2000292676A JP 2000074818 A JP2000074818 A JP 2000074818A JP 2000074818 A JP2000074818 A JP 2000074818A JP 2000292676 A JP2000292676 A JP 2000292676A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zoom
lens
lens group
focusing
positions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000074818A
Other languages
English (en)
Inventor
Michael Kenin
マイケル・ケニン
James A Schmieder
ジェイムズ・エー・シュミーダー
Mark D Bedzyk
マーク・ディ・ベズィック
T Guujii William
ウィリアム・ティ・グージー
A Johnson Dean
ディーン・エー・ジョンソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JP2000292676A publication Critical patent/JP2000292676A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
    • G02B7/10Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens
    • G02B7/102Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens controlled by a microcomputer
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B15/00Optical objectives with means for varying the magnification
    • G02B15/14Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
    • G02B15/143Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only
    • G02B15/1431Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only the first group being positive
    • G02B15/143103Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only the first group being positive arranged ++-

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ズーム調節及び焦点合せ用として唯1つのモ
ータを用い、ガイドロッドを使用せず、複数のズームポ
ジションで焦点合せ可能で極めてコンパクトなズーム組
立体を提供する。 【解決手段】 本ズーム組立体は、光軸17を規定する
ズームレンズ10を備えている。ズームレンズ10は、
2つの最端ズームポジション(広角ポジションと望遠ポ
ジション)と、複数の中間ズームポジションとを有し、
また、第1可動レンズ群12,16と第2可動レンズ群
14とを備えている。第1可動レンズ群12,16及び
第2可動レンズ群14は、最端ズームポジションのうち
の1つ及びその近傍の前記中間ズームポジションのうち
の1つにおける焦点合せの際には同一速度で同一方向に
一体で移動し、最端ズームポジションのうちの他の1つ
における焦点合せの際には別々に移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも2つの
可動レンズ枠を備えたズームレンズ組立体に関するもの
である。このズーム組立体では、回転駆動力に応じて前
側レンズ枠が一の速度で移動し、他のレンズ枠が他の速
度で移動する。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】低価
格、コンパクト、軽量、かつ信頼性が高く、ズーム比は
1.5倍以上であって、その全ズーム範囲にわたり近距離
及び遠距離の被写体に対して優れた画像品質が得られる
ズームカメラの製造に近年関心が寄せられている。
【0003】米国特許第5,825,556号明細書及び同5,72
6,810号明細書は、上記のようなカメラ用のズームレン
ズを開示している。これらのズームレンズは、極めてコ
ンパクトであり、3組の移動群に配置された5個のレン
ズ要素だけを備えている。この場合、前側には集光レン
ズ群、中間には集光レンズ群、後側には発散レンズ群が
配置されている。前側及び後側のレンズ群は一体で、す
なわち同一速度で同一方向に移動し、一方で中間レンズ
群は異なる速度で移動する。米国特許第5,726,810号明
細書の開示技術によれば、前側群及び後側群のためのレ
ンズ枠はレンズ胴に取付けられ、中間レンズ群のための
枠は、このレンズ胴の内側に装着されたガイドロッドに
沿ってスライドする。米国特許第5,825,556号明細書
は、レンズ群を移動させるための機構については開示し
ていない。
【0004】米国特許第4,198,129号明細書は、少なく
とも4組のレンズ群を有するズームレンズを備えたズー
ム組立体を開示している。レンズ群のうち3組は移動可
能とされている。一実施形態では、3組の可動レンズ群
のうち2組は、互いにリンクしながら平行に移動するレ
ンズ胴内に配置されている。残りのレンズ胴、すなわち
第3のレンズ群を支持しているレンズ胴は、リンクして
いる2組のレンズ胴の間に挟まれ、静止状態にあるか、
または上記リンクレンズ胴と同一速度で同一方向に移動
する。このような構造なので、ズーム組立体は少なくと
も1組の付加的静止レンズ群を備えている。しかし、4
組またはそれ以上のレンズ群を有しているためにズーム
組立体は大きくなり、コストも高くなる。
【0005】加えて、レンズ群を相対的に移動させるた
めに、米国特許第4,198,129号明細書に開示されている
ズーム組立体は、3個のステップモータと複数のガイド
ロッドとを使用している。これらのガイドロッドの位置
関係が相互に、及びズーム組立体の他の部分に対して完
全に調整されていないと、レンズ胴は適切に移動せず、
場合によっては全く動かなくなってしまう。さらに、ス
テップモータは比較的高価であるため、このようなモー
タを3個も有していることはズーム組立体のコストを著
しく増大させるだけでなく、ズーム組立体を重く嵩張る
ものにしてしまう。
【0006】米国特許第5,194,991号明細書は、3組の
可動レンズ群を有するズームレンズを備えたズーム組立
体を開示している。このズームレンズは接写が可能であ
る。広角位置から望遠位置までのズーム調節を実現する
ために、各レンズ群は、他のレンズ群とは異なる速度で
移動する。このズーム調節は、異なる形状に形成された
3つのカム溝を有するカムスリーブによって達成され
る。各カム溝は異なるスロープのセグメントを有する
が、スロープの符号は変化しない。これらのカム溝には
3セットのカム従動子(各レンズ群に1セットが対応)
が必要である。このズーム組立体の組立てと調整は比較
的難しく、従って製造コストが高くなる。
【0007】上記特許明細書はまた、第2レンズ群がロ
ッドに沿って移動する技術を開示している。もし、この
ロッドがズーム組立体の他の部分に対して完全に位置調
整されていないと、レンズ胴は適切に移動せず、あるい
は固着して全く移動しなくなってしまう場合もある。さ
らに、開示技術に用いられている焦点調節用の付加的合
焦モータは、このズーム組立体の製造費を高いものにす
る。
【0008】米国特許第5,646,790号明細書は、3個の
可動レンズ胴を有するズーム組立体機構を開示してい
る。この特許明細書は、3個のレンズ群を相対的に移動
可能とするために異なる形状に形成された3つのカム形
状を開示している。この形態では3セットのカム従動子
(各セットが異なるレンズ群に対応する)を必要とす
る。そのため、(i)許容差が積上げられるので組立調整
コストが比較的高くなる、(ii)許容差が厳しく製造コス
トが高くなる、という問題がある。
【0009】本発明の目的は、最小限の部品からなる極
めてコンパクトなズーム組立体を提供することである。
本発明の他の目的は、ガイドロッドを必要とせず、ズー
ム調節及び焦点合せ用として唯1つのモータを用いるズ
ーム組立体を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴を簡単に要
約すると、本発明の一態様に係るズーム組立体は、光軸
を規定するズームレンズを備えている。このズームレン
ズは、複数の異なるズームポジションに調節可能であ
り、かつ該複数のズームポジションの各々で異なる距離
の被写体に焦点合せ可能である。前記複数のズームポジ
ションは、(i)2つの最端ズームポジション(広角ポジ
ションと望遠ポジション)と、(ii)複数の中間ズームポ
ジションとからなる。前記ズームレンズは、少なくとも
第1可動レンズ群と第2可動レンズ群とを備えている。
これら第1レンズ群と第2レンズ群とは離隔されてその
間の距離は可変である。前記第1可動レンズ群及び第2
可動レンズ群は、(a)前記最端ズームポジションのうち
の1ポジション及びその近傍の前記中間ズームポジショ
ンのうちの1ポジションにおける焦点合せの際には同一
速度で同一方向に一体で移動し、(b)前記最端ズームポ
ジションのうちの他の1ポジションにおける焦点合せの
際には別々に移動する。
【0011】本発明に係る一実施形態によれば、前記第
1可動レンズ群及び第2可動レンズ群は、(a)前記広角
ポジションにおける焦点合せの際には同一速度で同一方
向に一体で移動し、(b)前記広角ポジションから第1中
間ズームポジションへの移行の際には別々に移動し、
(c)前記第1中間ズームポジションにおける焦点合せの
際には同一速度で同一方向に一体で移動し、(d)前記第
1中間ズームポジションから第2中間ズームポジション
への移行の際には別々に移動し、(e)前記第2中間ズー
ムポジションにおける焦点合せの際には一体で移動し、
(f)第3中間ズームポジションにおける焦点合せの際に
は別々に移動し、(g)前記第3中間ズームポジション近
傍のズームポジションにおける焦点合せの際には別々に
移動する。
【0012】
【発明の実施の形態】以上述べた内容、本発明の他の目
的、本発明の利点及び優れた特徴は、添付図面を参照し
ながら行う以下の詳細説明によってより明確になる。
【0013】以下、本発明による装置を構成する部材、
または装置に直接的に作用する部材を詳細に説明する。
特に限定して示さない構成要素は、当業者によって種々
に変更可能であることを理解されたい。
【0014】(ズーム組立体装置)図1には、光軸17
に沿ってそれぞれが移動するように配置された前側レン
ズ群12と、中間レンズ群14と、後側レンズ群16と
を含むズームレンズ10を示している。前側レンズ群1
2はズーム組立体100の第1レンズ枠22の内側に配
置され、中間レンズ群14はズーム組立体100の中間
レンズ枠24の内側に配置され、後側レンズ群16はズ
ーム組立体100の後側レンズ枠の内側に配置されてい
る。ズーム調節の際、中間レンズ群14は光軸17の方
向に、前側レンズ群12、後側レンズ群16に対して相
対的に移動する。前側レンズ群12及び後側レンズ群1
6はユニットとして移動し、つまりそれらの間で相対移
動はない。
【0015】ズームレンズ10の詳細は例えば下記のよ
うになっている。すなわち、ズームレンズ10は、例え
ばズーム比2.5倍であり、前側に集光レンズ群12を、
中間に集光レンズ群14を、後側に発散レンズ群16を
備えている。ズームレンズ10の数値データは表1〜表
3に示している。これらの表においてRi は、i 番目の
面の曲率半径を、Ne は屈折率を、νは屈折材料のアッ
ベV数(Abbe V-number)を表している。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】
【表3】
【0019】ズームレンズ10は2つの非球面を有して
いる。これら非球面を表す非球面式は、
【数1】 となる。 ここで、Xは光軸OA方向の距離; Yは光軸からの高さ; Cはレンズ曲面の頂点曲率半径の逆数; kは円錐定数; AD〜AKは、それぞれ、4次、6次、8次、10次、12
次、14次、16次、18次の非球面係数である。レンズ形態
に用いられる種々の非球面レンズ面のための非球面係数
は表2に示している。
【0020】さらに詳しく言えば、非球面は、レンズ要
素E1,E4,E5 に関係する半径R1,R8,R9 を有す
る面に配置される。
【0021】本発明の一実施形態によれば、ズーム組立
体100(図2〜図5に示す)は、カメラ本体130に
隣接して配置された枠胴120(図6参照)と、移動可
能な展開胴140(図7参照)と、前側胴150(図8
参照)とを備えている。展開胴140は、左螺旋ねじ、
右螺旋ねじ(図9参照)を利用して枠胴120に対して
移動するようになっている。前側レンズ枠22、中間レ
ンズ枠24、及び後側レンズ枠26は、前側レンズ胴1
50の内側に配置されている。前側レンズ枠22及び後
側レンズ枠26は、前側胴150と一体成形されるか、
または前側胴150に堅固に取付けられる。従って、前
側レンズ枠22及び後側レンズ枠26は互いに相対移動
することはなく、またそれらは前側胴150に対しても
固定されている。展開胴140に回転力が与えられる
と、中間レンズ枠24が前側胴150内で、前側レンズ
枠22及び後側レンズ枠26に対して移動する。
【0022】枠胴120は固定されておりスリーブ16
0を備えている。スリーブ160は、図5,図10に示
すキー163のための直線状の方向ガイドスロット16
2(図5,図6参照)を有している。キー163につい
ては、本明細書において追って詳細説明する。スリーブ
160はまた、内面螺旋ねじ部164を有している。こ
の内面螺旋ねじ部164は、より小径の展開胴140に
形成された外面螺旋ねじ部173と螺合する。枠胴12
0はまた、長い平ギア167を収容する支持スリーブ1
66を備えている。この平ギア167は、歯車列168
を介して逆回転可能なモータ169の回転軸169Aに
連結されて作動するようになっている(図11参照)。
モータ169には、好ましくは、ステップモータではな
く、DCモータを用いる。なぜなら、DCモータはステ
ップモータより廉価だからである。以下にさらに説明す
るが、長い平ギア167は、外面ギア部分170と噛合
うことによって展開胴140を回転させる。
【0023】展開胴140(図5,図7参照)は移動可
能であり、かつ少なくとも部分的に枠胴120に収容さ
れている。キー163(図5,図10,図12参照)は
展開胴140に取付けられ、前側胴150が光軸周りに
回転するのを阻止している。キー163は、リング16
3Aと突起163Bとロングアーム部163Cとから形
成されている。ロングアーム部163Cは、展開胴14
0の内面に取付けられている。展開胴140が回転して
光軸方向に並進移動する際に、キー163の突起163
Bは、枠胴120に設けられたガイドスロット162内
をスライドする。キー163は、展開胴140のキー周
りの回転を許し、枠胴120の内面に形成されたスロッ
ト162によるキーの回転を阻止するように、展開胴1
40に取付けられている。この様子は図12に示してい
る。
【0024】展開胴140は単一スリーブ172を備え
ている。スリーブ172は、より小径の枠胴120に形
成された内面螺旋雌ねじ部164と螺合する分割された
外面螺旋雄ねじ部173を有している(図5参照)。分
割されたねじ部はまた、ギア部分170を構成するギア
形状を有している。このギア部分170は平ギア167
と噛合う。このようにして展開胴140は、モータ16
9が駆動された際に枠胴120に対して移動する。ギア
部分170及び螺旋ねじ部173は、展開胴140と一
体に成形されている。モータ169は、例えばマイクロ
プロセッサといった連結されているパルス発生器(図示
せず)の出力によってエネルギ供給可能となっている。
【0025】展開胴140のスリーブ172はまた、前
側胴150に形成された外面螺旋分割雄ねじ部と噛合う
内面螺旋雌ねじ部174を有している。これもまた図5
に示している。スリーブ172はまた、3つの同一な連
続内面カム溝175を有している。これらカム溝175
は、中間レンズ枠24の前側レンズ枠22及び後側レン
ズ枠26に対する相対移動を可能にしている。1セット
のカム溝を有する唯1つのスリーブのみを有すること
は、独立に移動可能な部材点数を削減し、そのことによ
って、ズーム組立体の複雑さ及びコストが低減される。
カムの噛合い作用は、ズーム機能だけでなく合焦機能を
も実現し、こうして独立の合焦モータは不要になってい
る。すなわち、モータ169により生起される回転力
は、ズームレンズ10のズーム調節と焦点合せの両方を
可能にしている。さらに詳しく説明すると、広角ポジシ
ョンから望遠ポジションに移動させながら、ズームレン
ズ10全体を1ユニットとして移動させるか、または中
間レンズ群14を前側レンズ群12及び後側レンズ群1
6に対して移動させるかのいずれかによって、ズームレ
ンズ10の焦点を、無限遠から近距離までの範囲に存在
する被写体に合せることができる。この方策は独立の合
焦モータを不要にするので、ズーム組立体のサイズ縮小
化と軽量化とを可能にする。カム溝形状の詳細について
は、本明細書において追って説明する。
【0026】前側胴150(図8参照)は、光軸方向に
移動可能であるが回転はしない。前側胴150は、前側
胴150と一体に成形された前側レンズ枠22(プラス
チック製)と、中間レンズ枠24とを備えている。前側
レンズ枠22は、前側(被写体側)レンズ群12のレン
ズ要素のためのレンズシート182を有している。前側
胴150はまた、外面分割螺旋ねじ部184と、複数の
内面直線溝186とを備えている(図5,図8参照)。
外面分割螺旋ねじ部184は、展開胴140に設けられ
た補完形態のねじ部174と螺合する。複数の溝186
の機能については、本明細書において追って説明する。
前側胴150の内部にはシャッター組立体(図示せず)
が配置され、これは中間レンズ枠24に、作動可能状態
で取付けられている。
【0027】中間レンズ枠24は、中間レンズ群14を
支持するためのレンズシート191(図2〜図4に示
す)を備えている。中間レンズ枠24の外面には、それ
ぞれがパッド193とピン194とを備えた複数の延長
セグメント192が形成されている(図5,図13,図
14参照)。少なくとも3本のピン194を使用するこ
とが好ましい。3本のピンは中間レンズ枠を貫通する平
面を構成し、従来技術において存在していたガイドロッ
ドを不要にする。中間レンズ枠24に設けられたセグメ
ント192は、ピン194を介して展開胴140の内側
カム溝175と係合する。さらに詳しく言えば、中間レ
ンズ枠24は前側胴150の内側に取付けられ、パッド
193が前側胴150の内面直線溝186と係合するよ
うになっている。こうして中間レンズ枠は、前側胴15
0内で、前側レンズ枠22及び後側レンズ枠26に対し
てスライドできるようになっている。
【0028】後側レンズ枠26(図15参照)もまた前
側胴150内に配置されている。この後側レンズ枠26
は、後側レンズ群16のための少なくとも1つのレンズ
シート196(図2〜図4に示す)と、中間レンズ枠2
4に設けられたセグメント192の間に配置され放射状
に対称な複数のパッド197(図5,図13参照)とを
備えている。中間レンズ枠を取付けた後に、例えばパッ
ド197を前側胴150に接合するなどして、後側レン
ズ枠26は前側胴150に固定される。パッド197
は、枠24に形成されたカット部分と位置合わせされ
る。
【0029】レンズ要素及びズーム組立体100の残り
の部分を擦り傷やダストから保護するために、カバー組
立体198(図5参照)が設けられている。カバー組立
体198は、前側胴150の前方に配置され、前側胴1
50に固定されている。カバー組立体198は、複数の
カバーゲート片198Aと、カバーアクチュエータ19
8Bとを備えている。レンズ要素及びシャッター機構の
汚れを防止するために、レンズ胴130,140,15
0が基本ポジションにある際に、カバーゲート片198
Aはカバーアクチュエータ198Bの作用で閉鎖されて
いる。
【0030】(レンズ群の動きとカム形状)レンズ群1
2,14,16を広角ポジションWから望遠ポジション
Tへ移動させるために、ズームモータ169には電源か
ら電流が供給される。ズームモータ169は、回転軸1
69Aの回転速度を約1/1000に減速する(同時にトルク
を1000倍にする)ためのギア列168を介して展開胴1
40を回転させる。さらに詳しく言えば、平ギア167
が展開胴のギア部分170に噛合って展開胴140を回
転させる。
【0031】展開胴140の外面螺旋ねじ部173は、
枠胴120の内面螺旋ねじ部164と螺合している。展
開胴は、回転するのと同時に枠胴に対して直進移動す
る。既に述べたように、展開胴140は、前側胴150
に形成された外面螺旋分割ねじ部184と螺合する内面
螺旋ねじ部174を有している。展開胴140は、回転
することによって前側胴150を光軸17に沿って移動
させる。すなわち、前側胴150は展開胴140に対し
て外方へ移動して行く。このような展開胴140と前側
胴150との相互作用によって、外側レンズ群12,1
6及び中間レンズ群14は、広角ポジションから望遠ポ
ジションへと移動する。
【0032】上記に説明したように、回転する展開胴1
40に設けられた複数の内面カム溝175は、中間レン
ズ枠24のピン194と係合している(図14参照)。
前側胴150内で中間枠24が回転するのを阻止するた
めに、中間レンズ枠24は、パッド193を有する3つ
のセグメント192を備えている。パッド193は前側
胴の内面直線溝186に係合している。この様子は図1
3に概略的に示している。このような形態により、個々
のズームポジションにおいて、中間枠24を前側胴15
0と共に、レンズの式に従って形成された溝175のカ
ム形状によって規定される速度で移動させることが可能
になる。すなわち、本実施形態のカム形状は、ズームレ
ンズのズーム機能を実現させ、かつ各ズームポジション
において異なる距離の被写体に対する焦点合せを可能に
するものである。さらに詳しく言えば、前側レンズ枠2
2及び後側レンズ枠26は一体で光軸17に沿って直進
し、中間レンズ枠24は、カム形状に従い、前側レンズ
枠22及び後側レンズ枠26に対し光軸方向に相対移動
する。このカム形状はステップ状であり、図16に示し
ている。図16の縦軸(Y軸)には、展開胴140のリ
ム端部199からの距離をミリメートル単位で表示して
いる。横軸は、展開胴140の回転角を示しており、ポ
イント1はパークポジションに対応している。
【0033】溝175のカム形状(図16に示す)に
は、カム溝175内におけるピン194の種々のポジシ
ョンもポイント1〜19で示している。さらに詳しく述
べると、ポイント1はパークポジションに対応してい
る。図16にはまた、カム溝中心線のY軸方向位置と展
開胴の回転角との関係も示している。Y軸は光軸に平行
である。カム溝175における異なる区画を規定するス
ロープ角θは、光軸17を基準として計測される。
【0034】図17は図16と類似しているが、カム溝
175のどの部分が焦点合せに使用され、どの部分が1
つのズームポジションから他のズームポジションへの移
行に使用されるかということも示している。図17にお
いて、カム溝175内のピン194のポジションは、図
16と同様にポイント1〜19で示している。図16及
び図17に示すカム形状は、2つの終端領域α,β(広
角端では直線A及びBで規定され、望遠端では直線C及
びDで規定されている)と、ズームポジション#1〜#
5(ポジション#1は広角ポジション、ポジション#5
は望遠ポジション)に対応する複数のズームセグメント
と、複数の移行セグメント(図17では太線部分で示
す)とに区分されている。これらのセグメント、カム形
状における位置、及びレンズ枠の動きについて以下に説
明する。
【0035】パークポジションから第1ズームポジショ
ン(つまり広角ポジションであるポジション#1)に至
る際には、全てのレンズ枠が一緒になって被写体方向
へ、すなわちカメラ本体から離れる方向に移動する。こ
の移動は、ピン194がカム溝のポイント0からポイン
ト1へ移動することに対応する。より詳しくは、レンズ
枠22とレンズ枠24とレンズ枠26とは一体で(すな
わち同一速度で同一方向に)移動し、レンズ群12とレ
ンズ群14とレンズ群16との相対位置関係は固定され
ている。
【0036】広角ポジション(図16,図17において
ピン194がポイント1からポイント2へ移動する)で
は、ズームレンズから異なる距離に位置する被写体(遠
距離の被写体から近距離の被写体まで)に焦点合せを行
うために、3つのレンズ枠22,24,26が一体とな
った移動が継続する。これは一体式焦点合せと呼ばれ
る。ピン194がポイント2からポイント4への移動を
継続すると、レンズ枠22、レンズ枠24、及びレンズ
枠26は、同一速度で同一方向に移動を継続する。図1
6及び図17に示すポイント2とポイント4との間の領
域に対応したレンズ枠の動きは、工場での組立誤差、バ
ックラッシュ、温度による摂動、及び部品の累積許容差
を補償する。
【0037】移行セグメントは、1つのズームポジショ
ンから他のズームポジションへの移行に関して補助的機
能を有する。カム形状の第1移行セグメントは、ポイン
ト4及びポイント5によって区画されている。ポイント
4は、広角ポジション(ポジション#1)と第2ズーム
ポジション(ポジション#2)との間の移行の始点に対
応している。第1ズームポジションから第2ズームポジ
ション(ポイント5)へ至るためには、前側レンズ枠2
2及び後側レンズ枠26が被写体方向へ向かって移動を
継続する一方で、中間レンズ枠24は反対方向へ移動す
る(図17)。この作用は、カム形状のポイント4で起
こるスロープ変化(図16,図17参照)と、ポイント
4及びポイント5で区画されたセグメントとに対応す
る。(カム形状のスロープは光軸17を基準として測定
される。)こうして、2つのズームポジション間の移行
の際に、中間レンズ枠24は、後側レンズ枠26に近づ
く方向に移動する。第1移行セグメントは、ポイント0
〜4で規定される主ズームセグメントとは反対符号のス
ロープを有していることに留意されたい。
【0038】次の第2主ズームセグメントは、第2ズー
ムポジション(ポジション#2)に対応している。これ
はポイント5及びポイント8によって区画されている。
第2ズームポジション(ポジション#2)では、3つの
レンズ枠22,24,26が、被写体方向(カメラ本体
から離れる方向)に一体で移動する。グラフにおけるポ
イント5とポイント6との間の領域は、工場での組立誤
差、バックラッシュ、温度による摂動、及び部品の累積
許容差を補償するために利用される。グラフにおけるポ
イント6とポイント7との間の領域は、第2ズームポジ
ション(ポジション2)において写真撮影する際の焦点
合せを実現する。すなわち、ピン194がポイント6か
らポイント7へと移動すると(図16,図17参照)、
ズームレンズから異なる距離に位置する被写体への焦点
合せを行うために、3つのレンズ枠22,24,26が
一体で移動する。ピン194がポイント6からポイント
7への移動を継続すると、3つのレンズ枠は、前方に向
けて同一速度で同一方向に移動を継続する。ポイント7
とポイント8との間の領域は、工場での組立誤差、バッ
クラッシュ、温度による摂動、及び部品の累積許容差を
補償するために利用される。
【0039】第2ズームポジション(ポジション#2)
から第3ズームポジションへ至るためには、前側レンズ
枠22及び後側レンズ枠26が被写体方向に向かって移
動を継続する一方で、中間レンズ枠24は再度反対方向
へ移動する(図16)。この作用は、カム形状のポイン
ト8で起こるスロープ変化(図16参照)と、ポイント
8及びポイント9で区画されたセグメントとに対応す
る。すなわち、ポイント8とポイント9との間の領域
(図16,図17参照)は、第2ズームポジション(ポ
ジション#2)から第3ズームポジションへの移行に対
応する。この移行の際、中間レンズ枠24は、後側レン
ズ枠26に近づく方向に移動する。この移行セグメント
は、隣接する第2主ズームセグメントとは反対符号のス
ロープを有していることに留意されたい。
【0040】ポイント9及びポイント13によって区画
されている第3主ズームセグメントに対応した第3ズー
ムポジション(ポジション#3)では、3つのレンズ枠
22,24,26が、被写体方向に一体で移動する。ポ
イント9とポイント10との間の領域、及びポイント1
1とポイント12との間の領域は、工場での組立誤差、
バックラッシュ、温度による摂動、及び部品の累積許容
差を補償するために利用される。先のズームポジション
と同様に、ピン194がポイント10からポイント11
へ移動すると(図16,図17)、ズームレンズから異
なる距離に位置する被写体に焦点合せを行うために、3
つのレンズ枠22,24,26が一体で移動する。第3
主ズームセグメントは、先行する移行セグメントとは反
対符号のスロープを有していることに留意されたい。
【0041】これまで説明したように、第1〜第3の主
ズームポジション及びこれらのポジションの間では、レ
ンズ枠の動きは類似パターンに従っていた。しかし、第
3ズームポジション(ポジション#3)と第4ズームポ
ジション(ポジション#4)との間の移行は、上記に説
明した移行とは異なる。第4ズームポジションに至るた
めには、3つのレンズ枠22,24,26が、被写体に
向かって一体の移動を継続する。すなわちカム形状のス
ロープは反転せず(図16におけるポイント12とポイ
ント13との間のカムセグメントを参照されたい)、ス
ロープの符号は同一である。
【0042】第4ズームポジション(ポジション#4)
における焦点合せは、中間レンズ枠24を後側レンズ枠
26に向かって移動させることにより実現される。この
作用は、カム形状のスロープがポイント13において変
化し、スロープの符号が反転していることに対応する
(図16において、ポイント13からポイント18で規
定されている主ズームセグメントを参照されたい)。こ
うして焦点合せは、もはや、3つのレンズ枠を同一速度
で同一方向に移動させて行うことによって実現されるも
のではなくなっている。これは、非一体式焦点合せと呼
ばれる。
【0043】第5ズームポジション(ポジション#5す
なわち望遠ポジション)に至るためには、3つのレンズ
枠22,24,26を、被写体に向かって一体で移動さ
せる。第2レンズ枠24の動きは、グラフにおいてポイ
ント18からポイント19で規定されているセグメント
に対応する(図17参照)。第5ズームポジションにお
ける焦点合せは、中間レンズ枠24を後側レンズ枠26
に向かって移動させることにより実現される。この作用
は、カム形状のスロープがポイント19において変化し
ていること(図16参照)と、ポイント19〜ポイント
24で区画されたセグメント部分とに対応する(図17
参照)。
【0044】従って、第1ズームポジションから第2ズ
ームポジションへの移行、及び第2ズームポジションか
ら第3ズームポジションへの移行は、中間レンズ枠24
を後側レンズ枠26に近づく方向へ移動させることによ
って実現される。このことは、ポイント4及び5とポイ
ント8及び9とで規定される移行部分のスロープが、先
行する主ズーム部分のスロープから変化することによっ
て示されている(図16,図17参照)。第3ズームポ
ジションから第4ズームポジションへの移行、及び第4
ズームポジションから第5ズームポジションへの移行
は、3つの全レンズ枠22,24,26を、被写体に向
かって同一速度で同一方向に移動させることによって実
現される(ポイント12と13、及びポイント18と1
9で規定されるカム部分を参照されたい)。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ズームレンズの断面図である。
【図2】 図1のズームレンズを組込んだ本発明に係る
第1実施形態のズーム組立体をパークポジションで示す
断面図である。
【図3】 図2のズーム組立体が広角ポジションにある
状態を示す断面図である。
【図4】 図2のズーム組立体が望遠ポジションにある
状態を示す断面図である。
【図5】 図2のズーム組立体の分解斜視図である。
【図6】 図2のズーム組立体の枠胴の斜視図である。
【図7】 図2のズーム組立体の展開胴の斜視図であ
る。
【図8】 図2のズーム組立体の前側胴の斜視図であ
る。
【図9】 図5のズーム組立体の3つのレンズ胴に形成
された螺旋ねじの相互関係を概略的に示す側面図であ
る。
【図10】 図5のズーム組立体の展開胴に用いられる
キーを示す斜視図である。
【図11】 図5のズーム組立体のモータを概略的に示
す側面図である。
【図12】 枠胴とその内側に配置された前側胴とを概
略的示す断面図である。
【図13】 中間レンズ枠を後側レンズ枠の内側に装着
した様子を示す断面図である。
【図14】 展開胴に形成されたカム溝に係合するカム
従動子を備えた中間レンズ枠を示す部分切断斜視図であ
る。
【図15】 ズーム組立体の後側レンズ枠を示す斜視図
である。
【図16】 展開胴に形成されたカム形状を示す展開図
である。
【図17】 カムポジションと展開胴の回転角との関係
を示すグラフである。
【符号の説明】
10…ズームレンズ ;12…前側レンズ群 ;14…
中間レンズ群 ;16…後側レンズ群 ;17…光軸
;22…前側レンズ枠 ;24…中間レンズ枠;26
…後側レンズ枠 ;100…ズーム組立体 ;120…
枠同 ;130…カメラ本体 ;140…展開胴(カム
胴) ;150…前側レンズ胴 ;160…枠胴スリー
ブ ;162…ガイドスロット ;163…キー ;1
63A…リング ;163B…突起 ;163C…アー
ム部 ;164…螺旋ねじ部 ;166…支持スリーブ
;167…平ギア ;168…ギア列 ;169…モ
ータ ;169A…モータ軸 ;170…外面ギア部分
;172…展開胴スリーブ ;173…(展開胴の)
外面ねじ部 ;174…(展開胴の)内面ねじ部;17
5…カム溝 ;182…(前側レンズ枠の)レンズシー
ト ;184…(前側胴の)外面ねじ部 ;186…内
面溝 ;191…(中間レンズ枠の)レンズシート ;
192…(中間レンズ枠の)セグメント ;193…パ
ッド ;194…ピン ;195…(展開胴の)ガイド
スロット ;196…(後側レンズ枠の)レンズシート
;197…(後側レンズ枠の)パッド ;198…カ
バー組立体 ;198A…カバーゲート片 ;198B
…カバーアクチュエータ ;199…展開胴端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 15/14 G02B 7/04 D E (72)発明者 マーク・ディ・ベズィック アメリカ合衆国・14616・ニューヨーク・ ロチェスター・ケイマー・ドライヴ・45 (72)発明者 ウィリアム・ティ・グージー アメリカ合衆国・14450・ニューヨーク・ フェアポート・フォーリング・ブルック・ ロード・63 (72)発明者 ディーン・エー・ジョンソン アメリカ合衆国・14428・ニューヨーク・ チャーチヴィル・シーダーズ・アヴェニュ ー・119

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光軸を規定するズームレンズを備えたズ
    ーム組立体であって、 前記ズームレンズは、複数の異なるズームポジションに
    調節可能であり、かつ該複数のズームポジションの各々
    で異なる距離の被写体に焦点合せ可能とされ、前記複数
    のズームポジションは、(i)広角ポジションと望遠ポジ
    ションとを含む2つの最端ズームポジションと、(ii)複
    数の中間ズームポジションとからなり、前記ズームレン
    ズはさらに、少なくとも第1可動レンズ群と第2可動レ
    ンズ群とを備え、かつ該第1レンズ群と第2レンズ群と
    は離隔されてその間の距離は可変であり、該第1可動レ
    ンズ群及び第2可動レンズ群は、 (a)前記最端ズームポジションのうちの1ポジション及
    びその近傍の前記中間ズームポジションのうちの1ポジ
    ションにおける焦点合せの際には同一速度で同一方向に
    一体で移動し、 (b)前記最端ズームポジションのうちの他の1ポジショ
    ンにおける焦点合せの際には別々に移動することを特徴
    とするズーム組立体。
  2. 【請求項2】 光軸を規定するズームレンズを備えたズ
    ーム組立体であって、 前記ズームレンズは、複数の異なるズームポジションに
    調節可能であり、かつ該複数のズームポジションの各々
    で異なる距離の被写体に焦点合せ可能とされ、前記複数
    のズームポジションは、広角ポジションと望遠ポジショ
    ンとを含む2つの最端ズームポジションと、複数の中間
    ズームポジションとからなり、前記ズームレンズはさら
    に、少なくとも第1可動レンズ群と第2可動レンズ群と
    を備え、かつ該第1レンズ群と第2レンズ群とは離隔さ
    れてその間の距離は可変であり、該第1可動レンズ群及
    び第2可動レンズ群は、 (a)前記広角ポジションにおける焦点合せの際には同一
    速度で同一方向に一体で移動し、 (b)前記広角ポジションから第1中間ズームポジション
    への移行の際には別々に移動し、 (c)前記第1中間ズームポジションにおける焦点合せの
    際には同一速度で同一方向に一体で移動し、 (d)前記第1中間ズームポジションから第2中間ズーム
    ポジションへの移行の際には別々に移動し、 (e)前記第2中間ズームポジションにおける焦点合せの
    際には一体で移動し、 (f)第3中間ズームポジションにおける焦点合せの際に
    は別々に移動し、 (g)前記第3中間ズームポジション近傍のズームポジシ
    ョンにおける焦点合せの際には別々に移動することを特
    徴とするズーム組立体。
JP2000074818A 1999-03-31 2000-03-16 ズーム調節及び焦点合せのために一体にまたは別々に移動する複数のレンズ群を有するズーム組立体 Withdrawn JP2000292676A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/281,898 US6151171A (en) 1999-03-31 1999-03-31 Zoom assembly having zoom lens with plurality of lens group that move together or differentially for zooming and focusing
US281.898 1999-03-31

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000292676A true JP2000292676A (ja) 2000-10-20

Family

ID=23079237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000074818A Withdrawn JP2000292676A (ja) 1999-03-31 2000-03-16 ズーム調節及び焦点合せのために一体にまたは別々に移動する複数のレンズ群を有するズーム組立体

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6151171A (ja)
JP (1) JP2000292676A (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW586014B (en) * 2000-08-18 2004-05-01 Seiko Epson Corp Zoom lens device, optical device comprising the same, and projector
US6529338B2 (en) 2001-01-31 2003-03-04 Ping-Yim Cheung Zoom lens assembly with focus adjustment mechanism
US20040179039A1 (en) 2003-03-03 2004-09-16 Blattner Patrick D. Using avatars to communicate
US7908554B1 (en) 2003-03-03 2011-03-15 Aol Inc. Modifying avatar behavior based on user action or mood
JP2006058769A (ja) * 2004-08-23 2006-03-02 Sony Corp 沈胴式レンズ鏡筒および撮像装置
CN101135650A (zh) * 2006-08-29 2008-03-05 彭兴跃 一种细胞观测实验方法及其装置
US7717226B2 (en) * 2008-02-20 2010-05-18 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Hearing protection cap
US7961401B1 (en) 2009-12-23 2011-06-14 Ge Inspection Technologies, Lp System for providing two position zoom-focus
JP6539310B2 (ja) * 2017-07-21 2019-07-03 キヤノン株式会社 レンズ装置および撮像装置
EP4270973A3 (en) * 2019-02-12 2024-01-17 Huawei Technologies Co., Ltd. Optical system for a camera, and electronic device comprising said optical system
CN115903196A (zh) * 2021-09-30 2023-04-04 华为技术有限公司 一种变焦镜头、摄像头模组和电子设备

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4002405A (en) * 1975-04-03 1977-01-11 Curt Stahl Variable speed control for zooming
CH613532A5 (ja) * 1977-04-21 1979-09-28 Bolex Int Sa
US4963006A (en) * 1986-12-26 1990-10-16 Nikon Corporation Zoom lens with inner or rear focusing system
US4848884A (en) * 1987-02-05 1989-07-18 Ricoh Company, Ltd. Variable focusing lens barrel
US4854682A (en) * 1987-11-13 1989-08-08 Olympus Optical Co., Ltd. Compact high vari-focal ratio zoom lens system
JPH0250117A (ja) * 1988-05-31 1990-02-20 Olympus Optical Co Ltd ズームレンズ
FR2637989A1 (fr) * 1988-10-15 1990-04-20 Asahi Optical Co Ltd Ensemble d'objectif zoom pour appareil photographique et procede de commande de l'ensemble d'objectif zoom
GB2261303B (en) * 1989-03-31 1993-09-15 Asahi Optical Co Ltd Zooming adjustment of a zoom lens
JPH0373907A (ja) * 1989-08-15 1991-03-28 Olympus Optical Co Ltd ズームレンズ
JP2561350B2 (ja) * 1989-10-30 1996-12-04 キヤノン株式会社 ズームレンズ
JP3351578B2 (ja) * 1993-08-18 2002-11-25 ペンタックス株式会社 高変倍ズームレンズ系
JP3375386B2 (ja) * 1993-08-31 2003-02-10 ペンタックス株式会社 高変倍ズームレンズ系
US5726810A (en) * 1996-06-21 1998-03-10 Eastman Kodak Company Compact zoom lens
JP3576683B2 (ja) * 1996-01-29 2004-10-13 キヤノン株式会社 ズームレンズ
US5825556A (en) * 1996-09-30 1998-10-20 Eastman Kodak Company Zoom lens
US5999330A (en) * 1998-12-03 1999-12-07 Eastman Kodak Company Zoom lens
US6064533A (en) * 1999-03-31 2000-05-16 Eastman Kodak Company Zoom assembly

Also Published As

Publication number Publication date
US6151171A (en) 2000-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6064533A (en) Zoom assembly
US6160670A (en) Camera
JP3312345B2 (ja) コンバータレンズを内蔵したレンズ鏡胴
CN101027604B (zh) 镜筒、照相机和移动信息终端
JP4793674B2 (ja) レンズ鏡胴
JP2000292676A (ja) ズーム調節及び焦点合せのために一体にまたは別々に移動する複数のレンズ群を有するズーム組立体
EP0704736B1 (en) A camera having a zoom lens barrel
JP2000292675A (ja) 改良されたカム胴を有するズーム組立体
US5687029A (en) Lens barrel having collapsing and extending use grooves
JPS63271306A (ja) ズ−ムレンズ付沈胴式カメラ
JP2001281517A (ja) レンズ鏡胴
CN206450890U (zh) 高倍率光学变焦镜头
JP2002107598A (ja) 沈胴式レンズ鏡筒及びこれを用いた光学機器
JP2002296481A (ja) ズームレンズ鏡胴
JPH09269448A (ja) ズームレンズカメラのマクロ方式
JPH1164707A (ja) ズームレンズ鏡筒
JP3371263B2 (ja) レンズ鏡胴
US5801888A (en) High magnification zoom lens barrel including a drive ring having a short length to provide a compact camera
JP3395015B2 (ja) レンズ鏡胴
JP2820158B2 (ja) カメラの視野可変ファインダ装置
CN106526781A (zh) 高倍率光学变焦镜头
JP4454755B2 (ja) 光学ファインダー装置、撮影レンズユニットおよびカメラ
JP3197316B2 (ja) レンズ鏡筒
JP3298027B2 (ja) カメラ
JP2966823B2 (ja) 変倍光学装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070605