JP2000291857A - 管体接続部の封水装置 - Google Patents

管体接続部の封水装置

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JP2000291857A
JP2000291857A JP11102834A JP10283499A JP2000291857A JP 2000291857 A JP2000291857 A JP 2000291857A JP 11102834 A JP11102834 A JP 11102834A JP 10283499 A JP10283499 A JP 10283499A JP 2000291857 A JP2000291857 A JP 2000291857A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管体にゴム輪を能率良く外嵌めできるように
した管体接続部の封水装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 管体端部と他の管体端部とをスリーブで
覆わせ、管体端部外周とスリーブ内周との間にゴム輪を
介在させて封水する管体接続部の封水装置において、ス
リーブ内面の環状凹部に支持される環状の支点部と、支
点部に連なり支点部より内径側に位置し管体外径より若
干大径の内径を有する環状の回動密封部と、管体外径よ
り若干大径の内径を有する環状の押圧部とよりなるゴム
輪を、管体端部外周とスリーブ内周との間に介在させ、
押輪をスリーブに螺締して前記ゴム輪の押圧部を押圧し
て回動密封部を内径側へ回動させ、管体の外周面に密に
接触させるようにした管体接続部の封水装置とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管体接続部の封水
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の管体接続部の封水装置は、図5お
よび図6に示すように、管体101端部と他の管体10
2端部とをスリーブ103で覆わせ、管体101・10
2端部外周とスリーブ103内周との間にK形ゴム輪1
04を介在させ、スリーブ103外端に押輪105を管
体101・102を外嵌めし、スリーブ103のフラン
ジ106および押輪105にT頭ボルト107を挿通さ
せてナット108で螺締する。
【0003】また、管体201が小径の場合は、図7に
示すように、A形ゴム輪204が用いられている。スリ
ーブ203、押輪205、フランジ206、T頭ボルト
207、ナット208は前記と同様である。A形ゴム輪
204よりK形ゴム輪104が封水性が良いため、小径
の管体の封水用としてもK形ゴム輪104が用いられる
場合が多くなった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】封水性を良くするた
め、管体101・102の外径D1 よりK形ゴム輪10
4の内径D2 を小さく設定して、K形ゴム輪104が管
体102に圧着できるようにしてある。A形ゴム輪20
4の場合も全く同様である。それで、管体101・10
2,201にK形ゴム輪104・A形ゴム輪204を外
嵌めするのに力を要し、外嵌めが困難なため滑剤が用い
られている。
【0005】管体にゴム輪を外嵌めするのは作業性が悪
いものであった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上記
の事情に鑑み、管体にゴム輪を能率よく外嵌めできるよ
うにすべく、管体端部と他の管体端部とをスリーブで覆
わせ、管体端部外周とスリーブ内周との間にゴム輪を介
在させて封水する管体接続部の封水装置において、スリ
ーブ内面の環状凹部に支持される環状の支点部と、支点
部に連なり支点部より内径側に位置し管体外径より若干
大径の内径を有する環状の回動密封部と、管体外径より
若干大径の内径を有する環状の押圧部とよりなるゴム輪
を、管体端部外周とスリーブ内周との間に介在させ、押
輪をスリーブに螺締して前記ゴム輪の押圧部を押圧して
回動密封部を内径側へ回動させ、管体の外周面に密に接
触させるようにした管体接続部の封水装置とした。
【0007】また、本発明は、具体的には、ゴム輪を、
環状の支点部と環状の回動密封部とよりなる密封ゴム輪
と、密封ゴム輪と別体で環状の押圧部よりなる押圧ゴム
輪とに形成した管体接続部の封水装置とした。さらに、
本発明は、具体的には、ゴム輪を、密封ゴム輪と押圧ゴ
ム輪とを連結片を介在させて一体に形成した管体接続部
の封水装置とした。
【0008】
【発明の実施の態様】本発明を添付する図面に基づい
て、以下詳細に説明する。図1に示すように、管体1端
部と他の管体端部とをスリーブ3で覆わせる。管体1端
部外周とスリーブ3内周との間にゴム輪20を介在させ
る。ゴム輪20は、図2に示すように、密封ゴム輪21
と押圧ゴム輪22の2個よりなる。
【0009】密封ゴム輪21は、スリーブ3の端部内面
の環状凹部23に支持される環状の支点部24と、支点
部24に連なり支点部24より斜め内径側に位置し、管
体1に容易に外嵌めできるように、管体1外径より若干
大径の内径を有する環状の回動密封部25とよりなる。
押圧ゴム輪22は、密封ゴム輪21に近づけ押圧させて
その回動密封部25を支点部24を中心に回動させるも
のであり、回動密封部25に当接する箇所は回動密封部
25にほぼ沿う円弧すくい面26に形成する。また、押
圧ゴム輪22の内径は、管体1に容易に外嵌めできるよ
うに、管体1外径より若干大径の内径に形成する。
【0010】密封ゴム輪21は、図1に示すように、そ
の支点部24をスリーブ3の環状凹部23に嵌める。次
に、管体1に押圧ゴム輪22を円弧すくい面26が密封
ゴム輪21側に位置するように外嵌めし、その管体1を
密封ゴム輪21内に挿入させる。さらに、押輪5を前記
押圧ゴム輪22の後端面に当接するように、管体1に外
嵌めし、スリーブ3のフランジ6および押輪5にT頭ボ
ルト7を挿通させてナット8で螺締する。
【0011】ナット8を締め込んで行くと、押輪5が徐
々にスリーブ3のフランジ6側に近づき、押圧ゴム輪2
2の円弧すくい面26が回動密封部25に当接し、さら
に押圧ゴム輪22が進入すると、回動密封部25は支点
部24を中心に内径側に回動して、図3に示す状態にな
り、回動密封部25は管体1の外周面に密に接触し、封
水の機能を果たす。
【0012】前記実施例では、ゴム輪は密封ゴム輪21
と押圧ゴム輪22との2個により形成した例について述
べたが、図4に示すように、密封ゴム輪21と押圧ゴム
輪22とを連結輪27を介在させて一体に形成してもよ
い。ゴム輪の形状は上記の図示例に限らず、同一機能を
有するものであればよい。
【0013】
【発明の効果】本発明は、上述のように、管体端部と他
の管体端部とをスリーブで覆わせ、管体端部外周とスリ
ーブ内周との間にゴム輪を介在させて封水する管体接続
部の封水装置において、スリーブ内面の環状凹部に支持
される環状の支点部と、支点部に連なり支点部より内径
側に位置し管体外径より若干大径の内径を有する環状の
回動密封部と、管体外径より若干大径の内径を有する環
状の押圧部とよりなるゴム輪を、管体端部外周とスリー
ブ内周との間に介在させ、押輪をスリーブに螺締して前
記ゴム輪の押圧部を押圧して回動密封部を内径側へ回動
させ、管体の外周面に密に接触させるようにした管体接
続部の封水装置であるので、管体にゴム輪を効率よく外
嵌めでき、作業性が向上する。
【0014】また、本発明によると、ゴム輪の回動密封
部が管体の外周面に密に接触させられるので、封水性が
十分に保たれる。本発明によると、K形ゴム輪と同一の
効果が得られる。さらに、本発明は、管体をゴム輪の狭
い幅により支持できるので、管体の可撓性が向上し、地
震などによる地盤が変位した時も封水性を保ちながら十
分対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管体接続部の封水装置の具体的な一実
施例の縦断面図である。
【図2】本発明のゴム輪を密封ゴム輪と押圧ゴム輪との
2個で形成した例を示す縦断面図である。
【図3】図1でナットを締め込んでゴム輪により密封し
た状態を示す縦断面図である。
【図4】本発明のゴム輪を、密封ゴム輪と押圧ゴム輪と
で一体に形成した例を示す縦断面図である。
【図5】従来の管体接続部の封水装置の取付状態を示す
縦断面図である。
【図6】図5の右側面図である。
【図7】従来のゴム輪としてA形ゴム輪を使用した例の
縦断面図である。
【符号の説明】
1…管体 3…スリーブ 5…押輪 6…フランジ 7…T頭ボルト 8…ナット 20…ゴム輪 21…密封ゴム輪 22…押圧ゴム輪 23…環状凹部 24…支点部 25…回動密封部 26…円弧すくい面 27…連結輪
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月13日(2000.1.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上記
の事情に鑑み、管体にゴム輪を能率よく外嵌めできるよ
うにすべく、管体端部と他の管体端部とをスリーブで覆
わせ、管体端部外周とスリーブ内周との間にゴム輪を介
在させて封水する管体接続部の封水装置において、スリ
ーブ内面の環状凹部に支持される環状の支点部と、支点
部に連なり支点部より内径側に位置し管体外径より若干
大径の内径を有する環状の回動密封部と、管体外径より
若干大径の内径を有する環状の押圧部とよりなるゴム輪
を、管体端部外周とスリーブ内周との間に介在させ、押
輪をスリーブに螺締して前記ゴム輪の押圧部を押圧して
支点部を中心に回動密封部を内径側へ回動させ、管体の
外周面に密に接触させるようにした管体接続部の封水装
置とした。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【発明の効果】本発明は、上述のように、管体端部と他
の管体端部とをスリーブで覆わせ、管体端部外周とスリ
ーブ内周との間にゴム輪を介在させて封水する管体接続
部の封水装置において、スリーブ内面の環状凹部に支持
される環状の支点部と、支点部に連なり支点部より内径
側に位置し管体外径より若干大径の内径を有する環状の
回動密封部と、管体外径より若干大径の内径を有する環
状の押圧部とよりなるゴム輪を、管体端部外周とスリー
ブ内周との間に介在させ、押輪をスリーブに螺締して前
記ゴム輪の押圧部を押圧して支点部を中心に回動密封部
を内径側へ回動させ、管体の外周面に密に接触させるよ
うにした管体接続部の封水装置であるので、管体にゴム
輪を効率よく外嵌めでき、作業性が向上する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管体端部と他の管体端部とをスリーブで
    覆わせ、管体端部外周とスリーブ内周との間にゴム輪を
    介在させて封水する管体接続部の封水装置において、ス
    リーブ内面の環状凹部に支持される環状の支点部と、支
    点部に連なり支点部より内径側に位置し管体外径より若
    干大径の内径を有する環状の回動密封部と、管体外径よ
    り若干大径の内径を有する環状の押圧部とよりなるゴム
    輪を、管体端部外周とスリーブ内周との間に介在させ、
    押輪をスリーブに螺締して前記ゴム輪の押圧部を押圧し
    て回動密封部を内径側へ回動させ、管体の外周面に密に
    接触させるようにした管体接続部の封水装置。
  2. 【請求項2】 環状の支点部と環状の回動密封部とより
    なる密封ゴム輪と、密封ゴム輪と別体で環状の押圧部よ
    りなる押圧ゴム輪を形成した請求項1記載の管体接続部
    の封水装置。
  3. 【請求項3】 密封ゴム輪と押圧ゴム輪とを連結片を介
    在させて一体に形成した請求項1記載の管体接続部の封
    水装置。
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