JP2000291420A - 排ガス清浄装置の発熱体ユニット - Google Patents
排ガス清浄装置の発熱体ユニットInfo
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 title claims abstract description 31
- 238000005219 brazing Methods 0.000 claims abstract description 11
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims abstract description 11
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 6
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 9
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 claims description 9
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract description 4
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 4
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229910001120 nichrome Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 description 1
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 description 1
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 1
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ディーゼルエンジン2の排気ガス排出通路3
に設置したフィルターユニット4の付属機器としてその
寸法管理を厳しくしたり、曲げ加工後に形状の修正を行
う必要がなく、さらにシーズヒータ端末部のロウ付や溶
接の信頼性が高い発熱体ユニットを提供する。 【解決手段】 円筒体6の中に挿入したシーズヒータ8
の端末部の両端を、円筒体の側面に形成したヒータ取付
け部10の貫通穴14と、その外側に位置して設けたヒ
ータ取付け金具16の貫通穴17を貫通して外部に突出
させ、ヒータ取付け金具とヒータ取付け部に穴径の大き
い調整ネジ穴18とネジ穴15とを設け、この調整ネジ
穴とネジ穴にネジ19を捩じ込んでヒータ取付け部とヒ
ータ取付け金具を仮止めし、最後にシーズヒータ、ヒー
タ取付け部、ヒータ取付け金具及びネジをロウ付または
溶接して一体化する。
に設置したフィルターユニット4の付属機器としてその
寸法管理を厳しくしたり、曲げ加工後に形状の修正を行
う必要がなく、さらにシーズヒータ端末部のロウ付や溶
接の信頼性が高い発熱体ユニットを提供する。 【解決手段】 円筒体6の中に挿入したシーズヒータ8
の端末部の両端を、円筒体の側面に形成したヒータ取付
け部10の貫通穴14と、その外側に位置して設けたヒ
ータ取付け金具16の貫通穴17を貫通して外部に突出
させ、ヒータ取付け金具とヒータ取付け部に穴径の大き
い調整ネジ穴18とネジ穴15とを設け、この調整ネジ
穴とネジ穴にネジ19を捩じ込んでヒータ取付け部とヒ
ータ取付け金具を仮止めし、最後にシーズヒータ、ヒー
タ取付け部、ヒータ取付け金具及びネジをロウ付または
溶接して一体化する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼルエンジ
ンを利用したバス、トラック、乗用車、フォークリフト
等の排ガス清浄装置の再生用熱源として用いられる発熱
体ユニットに関するものである。
ンを利用したバス、トラック、乗用車、フォークリフト
等の排ガス清浄装置の再生用熱源として用いられる発熱
体ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンから排出される排気
ガスには、黒煙の原因となる微粒子のカーボンが多量に
含まれている。このカーボンを除去するため排気ガス排
出通路の途中にはSiC等からなるフィルターが設置さ
れているが、短期間でフィルターが目詰まりして新しい
フィルターとの交換が必要となる。
ガスには、黒煙の原因となる微粒子のカーボンが多量に
含まれている。このカーボンを除去するため排気ガス排
出通路の途中にはSiC等からなるフィルターが設置さ
れているが、短期間でフィルターが目詰まりして新しい
フィルターとの交換が必要となる。
【0003】このためフィルターの近傍に電気ヒータを
用いた発熱体ユニットを設置し、カーボンで目詰まりし
たフィルターを加熱することによって、このフィルター
に蓄積したカーボンを燃焼させ、浄化再生する方法が提
案されている。(例えば特開平3−179120号公
報) この発熱体ユニットは、カーボンを燃焼させる電気ヒー
タとしてニクロム線ヒータやシーズヒータが用いられて
いるが、近年は金属性の円筒体の内部にシーズヒータの
発熱部を挿入して位置させるとともに、このシーズヒー
タの端末部を円筒体側面より外部に貫通させて電源に接
続する構造が主流となっている。
用いた発熱体ユニットを設置し、カーボンで目詰まりし
たフィルターを加熱することによって、このフィルター
に蓄積したカーボンを燃焼させ、浄化再生する方法が提
案されている。(例えば特開平3−179120号公
報) この発熱体ユニットは、カーボンを燃焼させる電気ヒー
タとしてニクロム線ヒータやシーズヒータが用いられて
いるが、近年は金属性の円筒体の内部にシーズヒータの
発熱部を挿入して位置させるとともに、このシーズヒー
タの端末部を円筒体側面より外部に貫通させて電源に接
続する構造が主流となっている。
【0004】図5はその従来のディーゼルエンジンの排
ガス清浄装置の概略説明図を示している。
ガス清浄装置の概略説明図を示している。
【0005】図において、1はバス、トラック、乗用
車、フォークリフト等の車体、2はこの車体1内に組み
込まれた駆動用のディーゼルエンジン、3はディーゼル
エンジン2から排出される排気ガスの排出通路で、終端
が車体1の後部で開口しており、またその途中にはSi
C等からなるフィルターユニット4と、このフィルター
ユニット4の排気ガス流入側に接してカーボンで目詰ま
りしたフィルターユニット4を加熱し、その中に蓄積し
たカーボンを燃焼させる発熱体ユニット5が設置されて
いる。
車、フォークリフト等の車体、2はこの車体1内に組み
込まれた駆動用のディーゼルエンジン、3はディーゼル
エンジン2から排出される排気ガスの排出通路で、終端
が車体1の後部で開口しており、またその途中にはSi
C等からなるフィルターユニット4と、このフィルター
ユニット4の排気ガス流入側に接してカーボンで目詰ま
りしたフィルターユニット4を加熱し、その中に蓄積し
たカーボンを燃焼させる発熱体ユニット5が設置されて
いる。
【0006】また図6及び図7はシーズヒータの端末部
の組立て前の斜視図と、組立て後の断面図を示してい
る。
の組立て前の斜視図と、組立て後の断面図を示してい
る。
【0007】図において、5は発熱体ユニット、6はこ
の発熱体ユニット5の外郭をなす金属性の円筒体で、そ
の中をディーゼルエンジン2から排出される排気ガスを
通過させるものであり、その出口側に支持金具7を介し
て排気ガスの流れと略直角に接するようにシーズヒータ
8の渦巻状発熱部を位置させ、端末部の両端外周にネジ
付フランジ9を取り付けている。10は円筒体6の側面
を外側に凸状に膨らませて形成したヒータ取付け部で、
先端平面部に前記ネジ付フランジ9を貫通させる貫通穴
11を設けている。
の発熱体ユニット5の外郭をなす金属性の円筒体で、そ
の中をディーゼルエンジン2から排出される排気ガスを
通過させるものであり、その出口側に支持金具7を介し
て排気ガスの流れと略直角に接するようにシーズヒータ
8の渦巻状発熱部を位置させ、端末部の両端外周にネジ
付フランジ9を取り付けている。10は円筒体6の側面
を外側に凸状に膨らませて形成したヒータ取付け部で、
先端平面部に前記ネジ付フランジ9を貫通させる貫通穴
11を設けている。
【0008】そしてシーズヒータ8は、その端末部の両
端及びその外周のネジ付フランジ9をパッキン12を介
して貫通穴11より円筒体6の側面外部に貫通させ、そ
の外部よりナット13をフランジ9のネジに締め付けて
円筒体6の側面に固定し、さらに貫通穴11から排気ガ
スが外部に漏れないように、その貫通部をロウ付または
溶接して発熱体ユニット5としている。
端及びその外周のネジ付フランジ9をパッキン12を介
して貫通穴11より円筒体6の側面外部に貫通させ、そ
の外部よりナット13をフランジ9のネジに締め付けて
円筒体6の側面に固定し、さらに貫通穴11から排気ガ
スが外部に漏れないように、その貫通部をロウ付または
溶接して発熱体ユニット5としている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記発熱体ユニット5
においては、シーズヒータ8の端末部の両端をネジ付フ
ランジ9で円筒体6の側面二個所に固定しているため、
シーズヒータ8の形状や寸法がずれていると、ネジ付フ
ランジ9をナット12により強引に締め付けた場合、シ
ーズヒータ8に歪みが生じてロウ付部または溶接部に応
力が掛かる。このため応力が掛からないようにシーズヒ
ータ8の寸法管理を厳しくし、曲げ加工後に形状の修正
を行う必要があるためそれらの作業に時間がかかり、コ
スト高となる欠点がある。
においては、シーズヒータ8の端末部の両端をネジ付フ
ランジ9で円筒体6の側面二個所に固定しているため、
シーズヒータ8の形状や寸法がずれていると、ネジ付フ
ランジ9をナット12により強引に締め付けた場合、シ
ーズヒータ8に歪みが生じてロウ付部または溶接部に応
力が掛かる。このため応力が掛からないようにシーズヒ
ータ8の寸法管理を厳しくし、曲げ加工後に形状の修正
を行う必要があるためそれらの作業に時間がかかり、コ
スト高となる欠点がある。
【0010】またシーズヒータ8の端末部を円筒体6の
側面より外部に貫通させる場合、貫通穴11部から排気
ガスが外部に漏れないように気密に接合する必要がある
が、円筒体6の内部にシーズヒータ8の発熱部を設置す
る関係上、シーズヒータ8の端末部を貫通させる円筒体
6側面の貫通穴11の穴径を予め大きくしておかなけれ
ば貫通させることができず、このため気密接合部分の隙
間が大きくなり、シーズヒータ8貫通部のロウ付や溶接
の信頼性が低くなり、またその信頼性をあげるためにロ
ウ付や溶接に時間がかかり、コスト高いとなる欠点があ
る。
側面より外部に貫通させる場合、貫通穴11部から排気
ガスが外部に漏れないように気密に接合する必要がある
が、円筒体6の内部にシーズヒータ8の発熱部を設置す
る関係上、シーズヒータ8の端末部を貫通させる円筒体
6側面の貫通穴11の穴径を予め大きくしておかなけれ
ば貫通させることができず、このため気密接合部分の隙
間が大きくなり、シーズヒータ8貫通部のロウ付や溶接
の信頼性が低くなり、またその信頼性をあげるためにロ
ウ付や溶接に時間がかかり、コスト高いとなる欠点があ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明ではシーズヒータの端末部にネジ付フラン
ジを取り付けるのを止め、このシーズヒータの端末部の
両端を円筒体の側面に形成したヒータ取付け部の貫通穴
と、その外側に位置して設けたヒータ取付け金具の貫通
穴を貫通して外部に突出させるものである。そしてこの
ヒータ取付け金具とヒータ取付け部に穴径の大きい調整
ネジ穴とネジ穴とを設けておき、この調整ネジ穴とネジ
穴にヒータ取付け部とヒータ取付け金具の間に隙間が出
来ないようにシーズヒータの形状を矯正しながらネジを
捩じ込んで仮止めする。そして最後にシーズヒータ、ヒ
ータ取付け部、ヒータ取付け金具及びネジをロウ付また
は溶接して一体化するものである。
めに、本発明ではシーズヒータの端末部にネジ付フラン
ジを取り付けるのを止め、このシーズヒータの端末部の
両端を円筒体の側面に形成したヒータ取付け部の貫通穴
と、その外側に位置して設けたヒータ取付け金具の貫通
穴を貫通して外部に突出させるものである。そしてこの
ヒータ取付け金具とヒータ取付け部に穴径の大きい調整
ネジ穴とネジ穴とを設けておき、この調整ネジ穴とネジ
穴にヒータ取付け部とヒータ取付け金具の間に隙間が出
来ないようにシーズヒータの形状を矯正しながらネジを
捩じ込んで仮止めする。そして最後にシーズヒータ、ヒ
ータ取付け部、ヒータ取付け金具及びネジをロウ付また
は溶接して一体化するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1では、ディーゼ
ルエンジンの排気ガス排出通路に設置したフィルターユ
ニットの排気ガス流入側に、該フィルターユニットを加
熱してその中に蓄積したカーボンを燃焼させる発熱体ユ
ニットを設置するものにおいて、この発熱体ユニットは
その外郭を構成する円筒体の中にシーズヒータの発熱部
を挿入し、その端末部の両端を円筒体の側面に形成した
ヒータ取付け部の貫通穴と、その外側に位置して設けた
ヒータ取付け金具の貫通穴を貫通して外部に突出させ、
またこのヒータ取付け金具とヒータ取付け部には穴径の
大きい調整ネジ穴とネジ穴を設け、ヒータ取付け部とヒ
ータ取付け金具の間に隙間が出来ないように調整ネジ穴
とネジ穴にネジを捩じ込んで仮止めし、その後シーズヒ
ータ、ヒータ取付け部、ヒータ取付け金具及びネジをロ
ウ付または溶接して一体化したものである。
ルエンジンの排気ガス排出通路に設置したフィルターユ
ニットの排気ガス流入側に、該フィルターユニットを加
熱してその中に蓄積したカーボンを燃焼させる発熱体ユ
ニットを設置するものにおいて、この発熱体ユニットは
その外郭を構成する円筒体の中にシーズヒータの発熱部
を挿入し、その端末部の両端を円筒体の側面に形成した
ヒータ取付け部の貫通穴と、その外側に位置して設けた
ヒータ取付け金具の貫通穴を貫通して外部に突出させ、
またこのヒータ取付け金具とヒータ取付け部には穴径の
大きい調整ネジ穴とネジ穴を設け、ヒータ取付け部とヒ
ータ取付け金具の間に隙間が出来ないように調整ネジ穴
とネジ穴にネジを捩じ込んで仮止めし、その後シーズヒ
ータ、ヒータ取付け部、ヒータ取付け金具及びネジをロ
ウ付または溶接して一体化したものである。
【0013】これによってネジ付フランジやパッキン等
が不要となり、シーズヒータ端末部のロウ付や溶接の信
頼性が高くなるものである。
が不要となり、シーズヒータ端末部のロウ付や溶接の信
頼性が高くなるものである。
【0014】
【実施例】図1及び図2は本発明に係る発熱体ユニット
の断面図とシーズヒータの端末部の組立て前の斜視図を
示している。
の断面図とシーズヒータの端末部の組立て前の斜視図を
示している。
【0015】図において、5は発熱体ユニット、6はそ
の外郭を構成する円筒体で、その中をディーゼルエンジ
ン2から排出される排気ガスを通過させるものであり、
その出口側に略十字状の支持金具7を介して排気ガスの
流れと略直角に接するようにシーズヒータ8の渦巻状発
熱部を位置させ、端末部の両端を平行に揃えて外側に伸
ばしている。尚発熱部は渦巻状以外の形状でもよい。1
0はヒータ取付け部で、円筒体6の側面を外側に凸状に
膨らませて形成しており、その先端平面部に前記シーズ
ヒータ8の両端末部が一緒に貫通できる略楕円形の貫通
穴14を設けている。15はこの貫通穴14の長手方向
の両端部の外側に夫々対向して設けたネジ穴である。1
6は略楕円形のヒータ取付け金具で、ヒータ取付け部1
0の外側に位置して前記略楕円形の貫通穴14を覆う如
く形成されており、その長手方向の両側にシーズヒータ
8の端末部を貫通させる貫通穴17を設け、この貫通穴
17の周縁部をヒータ取付け部10側にほぼ直角に突出
させてある。また18は貫通穴17の外側でヒータ取付
け金具16に設けた調整ネジ穴で、ネジ穴15と対向し
ており、これにねじこまれるネジ19のネジ径より大き
くしてある。
の外郭を構成する円筒体で、その中をディーゼルエンジ
ン2から排出される排気ガスを通過させるものであり、
その出口側に略十字状の支持金具7を介して排気ガスの
流れと略直角に接するようにシーズヒータ8の渦巻状発
熱部を位置させ、端末部の両端を平行に揃えて外側に伸
ばしている。尚発熱部は渦巻状以外の形状でもよい。1
0はヒータ取付け部で、円筒体6の側面を外側に凸状に
膨らませて形成しており、その先端平面部に前記シーズ
ヒータ8の両端末部が一緒に貫通できる略楕円形の貫通
穴14を設けている。15はこの貫通穴14の長手方向
の両端部の外側に夫々対向して設けたネジ穴である。1
6は略楕円形のヒータ取付け金具で、ヒータ取付け部1
0の外側に位置して前記略楕円形の貫通穴14を覆う如
く形成されており、その長手方向の両側にシーズヒータ
8の端末部を貫通させる貫通穴17を設け、この貫通穴
17の周縁部をヒータ取付け部10側にほぼ直角に突出
させてある。また18は貫通穴17の外側でヒータ取付
け金具16に設けた調整ネジ穴で、ネジ穴15と対向し
ており、これにねじこまれるネジ19のネジ径より大き
くしてある。
【0016】そしてシーズヒータ8は、その渦巻状発熱
部を円筒体6の中に挿入し、端末部の両端をヒータ取付
け部10の略楕円形の貫通穴14とヒータ取付け金具1
6の貫通穴17を貫通して外部に突出させ、調整ネジ穴
18とネジ穴15にネジ19を捩じ込み、ヒータ取付け
部10とヒータ取付け金具16の間に隙間が出来ないよ
うに調整し、シーズヒータ8の形状を矯正しながら仮止
めし、そののちシーズヒータ8、ヒータ取付け部10、
ヒータ取付け金具16及びネジ19をロウ付または溶接
して発熱体ユニット5を構成する。
部を円筒体6の中に挿入し、端末部の両端をヒータ取付
け部10の略楕円形の貫通穴14とヒータ取付け金具1
6の貫通穴17を貫通して外部に突出させ、調整ネジ穴
18とネジ穴15にネジ19を捩じ込み、ヒータ取付け
部10とヒータ取付け金具16の間に隙間が出来ないよ
うに調整し、シーズヒータ8の形状を矯正しながら仮止
めし、そののちシーズヒータ8、ヒータ取付け部10、
ヒータ取付け金具16及びネジ19をロウ付または溶接
して発熱体ユニット5を構成する。
【0017】これによって発熱体ユニットは従来のよう
にシーズヒータ8の寸法管理を厳しくしたり、曲げ加工
後にさらに形状の修正を行う必要がなく、またネジ付フ
ランジやパッキン等が不要となり、シーズヒータ端末部
のロウ付や溶接の信頼性も高くなる。
にシーズヒータ8の寸法管理を厳しくしたり、曲げ加工
後にさらに形状の修正を行う必要がなく、またネジ付フ
ランジやパッキン等が不要となり、シーズヒータ端末部
のロウ付や溶接の信頼性も高くなる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、発熱体ユニットの外郭
を構成する円筒体の中に挿入したシーズヒータの端末部
の両端を、円筒体の側面に形成したヒータ取付け部の貫
通穴と、その外側に位置して設けたヒータ取付け金具の
貫通穴を貫通して外部に突出させ、そしてこのヒータ取
付け金具とヒータ取付け部に夫々穴径の大きい調整ネジ
穴とネジ穴とを設けておき、この調整ネジ穴とネジ穴に
ヒータ取付け部とヒータ取付け金具の間に隙間が出来な
いようにシーズヒータの形状を矯正しながらネジを捩じ
込んで仮止めし、そして最後にシーズヒータ、ヒータ取
付け部、ヒータ取付け金具及びネジをロウ付または溶接
して一体化するものであり、これによって従来のように
シーズヒータの寸法管理を厳しくしたり、曲げ加工後に
さらに形状の修正を行う必要がなく、またネジ付フラン
ジやパッキン等が不要となり、さらにシーズヒータ端末
部のロウ付や溶接の信頼性も高くなる。
を構成する円筒体の中に挿入したシーズヒータの端末部
の両端を、円筒体の側面に形成したヒータ取付け部の貫
通穴と、その外側に位置して設けたヒータ取付け金具の
貫通穴を貫通して外部に突出させ、そしてこのヒータ取
付け金具とヒータ取付け部に夫々穴径の大きい調整ネジ
穴とネジ穴とを設けておき、この調整ネジ穴とネジ穴に
ヒータ取付け部とヒータ取付け金具の間に隙間が出来な
いようにシーズヒータの形状を矯正しながらネジを捩じ
込んで仮止めし、そして最後にシーズヒータ、ヒータ取
付け部、ヒータ取付け金具及びネジをロウ付または溶接
して一体化するものであり、これによって従来のように
シーズヒータの寸法管理を厳しくしたり、曲げ加工後に
さらに形状の修正を行う必要がなく、またネジ付フラン
ジやパッキン等が不要となり、さらにシーズヒータ端末
部のロウ付や溶接の信頼性も高くなる。
【図1】本発明の要部の組立て前の斜視図である。
【図2】本発明の要部の組立て後の断面図である。
【図3】本発明の発熱体ユニットの断面図である。
【図4】本発明の発熱体ユニットの平面図である。
【図5】従来のディーゼルエンジンの排ガス清浄装置の
概略説明図である。
概略説明図である。
【図6】従来の要部の組立て前の斜視図である。
【図7】従来の要部の組立て後の断面図である。
【符号の説明】 2:ディーゼルエンジン、3:排気ガス排出経路、5:
発熱体ユニット、6:円筒体、8:シーズヒータ、1
4:貫通穴、15:ネジ穴、16:ヒータ取付け金具、
17:貫通穴、18:調整ネジ穴、19:ネジ。
発熱体ユニット、6:円筒体、8:シーズヒータ、1
4:貫通穴、15:ネジ穴、16:ヒータ取付け金具、
17:貫通穴、18:調整ネジ穴、19:ネジ。
Claims (1)
- 【請求項1】 ディーゼルエンジン(2)の排気ガス排
出通路(3)に設置したフィルターユニット(4)の排
気ガス流入側に、該フィルターユニット(4)を加熱し
てその中に蓄積したカーボンを燃焼させる発熱体ユニッ
ト(5)を設置するものにおいて、この発熱体ユニット
(5)の外郭を構成する円筒体(6)の中にシーズヒー
タ(8)の発熱部を挿入し、その端末部の両端を円筒体
(6)の側面に形成したヒータ取付け部(10)の貫通
穴(14)と、その外側に位置して設けたヒータ取付け
金具(16)の貫通穴(17)を貫通して外部に突出さ
せ、またこのヒータ取付け金具(16)とヒータ取付け
部(10)には穴径の大きい調整ネジ穴(18)とネジ
穴(15)を設け、ヒータ取付け部(10)とヒータ取
付け金具(16)の間に隙間が出来ないように貫通穴
(14)のネジ穴(15)とヒータ取付け部(10)の
調整ネジ穴(18)にネジ(19)を捩じ込んで仮止め
し、その後シーズヒータ(8)、ヒータ取付け部(1
0)、ヒータ取付け金具(16)及びネジ(19)をロ
ウ付または溶接して一体化することを特徴とする排ガス
清浄装置の発熱体ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11098311A JP2000291420A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 排ガス清浄装置の発熱体ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11098311A JP2000291420A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 排ガス清浄装置の発熱体ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000291420A true JP2000291420A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14216391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11098311A Pending JP2000291420A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 排ガス清浄装置の発熱体ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000291420A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN118179155A (zh) * | 2024-05-16 | 2024-06-14 | 唐山精研实业有限责任公司 | 布袋除尘器保护装置 |
-
1999
- 1999-04-06 JP JP11098311A patent/JP2000291420A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN118179155A (zh) * | 2024-05-16 | 2024-06-14 | 唐山精研实业有限责任公司 | 布袋除尘器保护装置 |
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