JP2000291141A - 柱脚固定金物 - Google Patents

柱脚固定金物

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JP2000291141A
JP2000291141A JP11137589A JP13758999A JP2000291141A JP 2000291141 A JP2000291141 A JP 2000291141A JP 11137589 A JP11137589 A JP 11137589A JP 13758999 A JP13758999 A JP 13758999A JP 2000291141 A JP2000291141 A JP 2000291141A
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JP
Japan
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hollow shaft
fixing fitting
foundation
anchor
anchor bolt
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JP11137589A
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Kenjiro Ogata
賢次郎 緒方
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】木造建築等の柱の芯ずれ精度を高め,基礎5
と柱9を安全で,簡単に剛接合するため。 【構 成】アンカーボルト6に,ベースプレート1のア
ンカーホール11に中空軸2を設けた固定金物10の,
中空軸 2を装着し,その上端に,ルーズホール4を設
けた,可動蓋3と座金7を装着して,固定金物設置位置
に,正確にセットし,ナット8で締め付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は木造建築の柱脚を,基
礎に剛接合で固定する為の,金物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の木構造建築の柱脚は,曲げ応力や
剪断応力を,基礎に伝達する工法には,基礎にアンカー
した固定金物(鉄筋等)を,柱脚に設けたアンカーホー
ルに装着し,さらに接着剤等を充填して固定する工法等
がある。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】従来の技術は下記のよ
うな欠点があった。 1)基礎への固定金物,埋設は正確な位置への設置が困
難。 2)柱脚が直接レベルモルタルに,接するので,基礎等
による,水分での,腐食等で,固定強度が低下する。 3)柱の,鉛直荷重伝達が,レベルモルタルの仕上げ精
度により,左右される。 4)固定金物に鉄筋を使用するので,柱との付着面積が
少なく定着長さが多くいる。 5)建て方(組立)時,柱脚固定に大掛かりな仮設材が
要るし,取り付け手間及び工期も多く要る。 本発明は,これらの欠点を,除く為になされたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために,この発明では基礎5等にアンカーした,ア
ンカーボルト6に,ベースプレート1のアンカーホール
11に,中空軸2を設けた,固定金物10の,中空軸2
を装着し,その上端に,ルーズホール4を設けた可動蓋
3と座金7を装着して,固定金物設置位置に,正確にセ
ットし,ナット8で締め付ける。また柱9を,仮固定す
るための,アングルピース13とラグスクリュー14を
準備しておく。(図−2参照)本発明は以上のような構
成よりなる柱脚固定金物である。
【0005】
【作用】アンカーボルト6の外径より固定金物10の中
空軸2の内径を大きくする事により,中空軸2の内部に
隙間を生じさせて,アンカーボルト6の設置誤差を吸収
出来るので,基礎5への,アンカーボルト6の埋込精度
にが悪くても,固定金物10を正確な位置に設置出来
る。また木構造の建方(組立)時,固定金物10の中空
軸2に,アンカーホール11を設けた柱9を装着して,
アングルピース13をベースプレート1の下端と,柱9
の側面に装着させ,ラグスクリュー14で締め付けれる
ので,柱脚仮固定が安全に簡単に出来る。(図−3参
照)
【0006】
【実施例】実施例1 基礎5等にアンカーした,アンカーボルト6にベースプ
レート1のアンカーホール11に中空軸2を設けた固定
金物10の,中空軸 2を装着し,その上端に,ルーズ
ホール4を設けた可動蓋3と座金7を装着して,固定金
物設置,位置に正確にセットする。本発明は,以上のよ
うな構成だから.基礎5に柱9を下記のように,剛接合
する。 1)固定金物10の中空軸2に,アンカーホール11を
設けた柱9を装着する。 2)アングルピース13を,ベースプレート1の下端と
柱9の側面に装着させて,正確に設定位置にセットし,
ラグスクリュー14で,締め付けて仮固定する。 3)中空軸2の外部と,柱9アンカーホール11の隙間
に接着剤を充填して固定する。(図3参照)
【0007】
【発明の効果】1)固定金物10の中空軸の内部隙間
で,アンカーボルトの芯ずれ調整が出来るので基礎への
アンカーボルト理込が楽になる。 2)ベースプレートにより柱の鉛直応力を,基礎にバラ
ンスよく伝達出来る。 3)ベースプレートにより基礎等からの水分を,遮断出
来る。 4)ベースプレートがあるので,建て方時,アングルピ
ースとラグスクリューにより,柱脚部を,仮固定出来る
ので,大掛かりな仮固定用の仮設材が要らないし,施工
が簡単だから,工期短縮になり,安全性も高い。 5)中空軸の外径が,大きいので,付着面積が広く,固
定部の長さが短くてすみ,柱脚部の仕口加工が簡単。
【0008】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の,斜視図
【図2】本発明の,固定金物の説明図。
【図3】本発明の,実施例の,説明用断面図。
【図4】本発明の,可動蓋の平面図。
【図5】従来の,固定金物の説明図。
【符号の説明】
1 ベースプレート 2 中空軸 3 可動蓋 4 ルーズホール ル5 基礎 6 アンカーボルト 7 座金 8 ナット 9 柱 10 固定金物 11 アンカーホール 12 レベルモルタル 13 アングルピース 14 ラグスクリュー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースプレート1のアンカーホール11
    に,中空軸2を設け,その中空軸2の上端に,ルーズホ
    ール4を設けた可動蓋3を,セット出来るようにした柱
    脚固定金物。(図−2参照)
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