JP2000290872A - 抗酸化性を有する綿とその製造方法 - Google Patents

抗酸化性を有する綿とその製造方法

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千恵 坂井
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征彦 原
Fumio Nanjo
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 抗酸化性を有する綿素材や綿製品を提供する
と共に、その製造法を開発すること。 【解決手段】 カテキン類を付加したことを特徴とする
抗酸化性を有する綿素材または綿製品並びに第四アンモ
ニウム化合物で処理した綿にカテキン類を付加すること
を特徴とする抗酸化性を有する綿素材または綿製品の製
造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抗酸化性を有する
綿素材または綿製品およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カテキン類が抗酸化性を有していること
は以前から知られており(日本食品工業学会誌、第10
巻、第9号、第365〜368頁(1982年))、現
在食用油脂等の優れた抗酸化剤として利用されている
(特開昭59−166585号公報、同59−2193
84号公報)。また、近年は皮膚表面での過酸化物の生
成が原因の一つとされる肌荒れ、肌の炎症、黒化、肌の
老化などを防止する目的で、茶抽出物やカテキン類をク
リーム、乳液、石鹸等の化粧品に添加する例が数多く見
られる。
【0003】ところで、茶抽出物を繊維や布に付加させ
る試みは、いわゆる茶染めを中心として従来から行われ
ている。例えば、静岡県浜松繊維工業試験場報告、第2
1号、No. 21、106〜110頁(1982年)で
は、茶染めを行うための条件として、茶の抽出方法、カ
チオン化剤を含む前処理剤の種類などについて検討した
ことが報告されている。また、特開平6−173176
号公報には、カチオン化した綿生地を媒染剤と茶葉抽出
液で処理する方法等が開示されている。しかし、これら
従来の茶染めは、どちらかと言えば、染色後の色調や風
合いを重視したものであり、カテキン類などの茶成分を
付加したことによる繊維や布の機能性としては、抗菌性
および消臭性が報告されているにすぎない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、繊維等に
カテキン類を付加し、抗酸化性を発揮させる試みは、こ
れまでに行われておらず、そのために有効な手段も確立
されていない。本発明の目的は、抗酸化性を有する綿素
材や綿製品を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、カテキン類を付加したことを特徴とする抗酸化性を
有する綿素材または綿製品である。請求項2に記載の本
発明は、カテキン類が、(−)−エピガロカテキンガレ
ートである請求項1記載の抗酸化性を有する綿素材また
は綿製品である。請求項3に記載の本発明は、第四アン
モニウム化合物で処理した綿にカテキン類を付加するこ
とを特徴とする抗酸化性を有する綿素材または綿製品の
製造方法である。請求項4に記載の本発明は、カテキン
類を、アルカリ条件下で付加する請求項3記載の抗酸化
性を有する綿素材または綿製品の製造方法である。請求
項5に記載の本発明は、カテキン類が、(−)−エピガ
ロカテキンガレートである請求項3記載の抗酸化性を有
する綿素材または綿製品の製造方法である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明者らは、カテキン類の抗酸
化性を綿素材または綿製品に付与し、かつ付与された抗
酸化性が洗濯等により簡単に喪失しないだけの堅牢性を
有する綿素材または綿製品を開発すべく検討を重ねた。
その結果、綿素材または綿製品を第四アンモニウム化合
物で処理すること並びに綿素材または綿製品にカテキン
類を付与する際に、特定の条件下、特にアルカリ性条件
下に行うことによって、上記課題を解決できることを見
出して本発明に到達した。
【0007】本発明において、綿素材または綿製品と
は、綿毛、綿繊維、綿糸などの綿素材や、これら素材を
原料として加工された織布、不織布、フェルト等並びに
これらを用いて製造される衣服、手袋、靴下、シーツ、
おむつ、包帯、ガーゼ、履物、各種カバー、包材、フィ
ルター、担体、ろ過助剤等の製品までのすべてを包含す
るものである。これら綿素材または綿製品は、衣類、化
粧品、食品、医薬品などの広範な分野において利用され
る。
【0008】また、本発明が適用される綿素材または綿
製品は、未染色のものに限定されず、予め直接染料、反
応染料、建染染料などで無地染めまたはプリント染めし
たものも含まれる。
【0009】綿素材や綿製品を処理するために用いる第
四アンモニウム化合物とは、アンモニウムイオンの水素
原子をすべて炭化水素R で置換したNR4X(Xは水酸基また
は各種酸基を示す。)の構造式で表される化合物群を意
味する。これらの中では、分子内にエポキシ基等のセル
ロース反応基を有するものが好ましい。また、これらの
化合物は、繊維のカチオン化剤やフィックス剤として市
販されているものを使用することもできる。本発明にお
いて、第四アンモニウム化合物で綿素材や綿製品を処理
する場合、通常アルカリ条件下で行うが、その際のアル
カリの種類や濃度、処理温度、処理時間等は特に限定さ
れるものではない。
【0010】次に、本発明に使用するカテキン類は、主
に茶樹(Camellia sinensis)から得られる葉、茎、木
部、根、実およびこれらの混合物の中の1種もしくは2
種以上を原料とし、好ましくは緑茶、紅茶、ウーロン
茶、プアール茶などに加工された飲用茶葉を原料とする
ものである。カテキン類としては、これらの原料から
水、熱水、有機溶媒、含水有機溶媒等により抽出して得
た抽出物あるいはこれらの混合物であってもよい。な
お、このようにして得た抽出物を、有機溶媒分画や吸着
樹脂などを使用して、さらに所望の程度に精製して用い
ることもできる。
【0011】カテキン類の具体例として、フラバン−3
−オールの基本骨格を有するカテキン類、すなわち
(+)−カテキン、(−)−カテキン、(+)−ガロカ
テキン、(+)−エピガロカテキン、(+)−ガロカテ
キンガレート、(+)−エピガロカテキンガレート、
(−)−エピカテキン、(−)−エピカテキンガレー
ト、(−)−カテキンガレート、(−)−エピガロカテ
キン、(−)−ガロカテキン、(−)−エピガロカテキ
ンガレート、(−)−ガロカテキンガレート等を挙げる
ことができる。これらのカテキン類は、単独で使用して
もよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。本発明
においては、これらのカテキン類の中でも(−)−エピ
ガロカテキンガレートは綿素材等への付着性が良く、特
に好ましい。
【0012】本発明において、上記のカテキン類を綿素
材や綿製品に付加させる場合、通常は該綿素材や綿製品
を予め第四アンモニウム化合物で処理しておく。第四ア
ンモニウム化合物で処理した綿素材や綿製品は、界面活
性剤の溶液に浸漬した後、カテキン類と接触させること
が好ましい。カテキン類と接触させる方法としては、綿
素材や綿製品を浸漬させた界面活性剤の溶液にカテキン
類を添加する方法、界面活性剤の溶液で浸漬処理した綿
素材や綿製品を別途作成したカテキン類の溶液に浸漬す
る方法など種々の態様を採ることができる。
【0013】綿素材や綿製品にカテキン類を付加する反
応は、アルカリ条件下で行うことが望ましい。具体的な
条件としては、pH7〜9が好ましく、pH7.5〜
8.5がより好ましい。反応液を所定のpH値に調整す
る際には、各種リン酸塩や無水炭酸ナトリウム(ソーダ
灰)などを用いるのが好適である。綿素材や綿製品とカ
テキン類を接触させるときの温度、時間、カテキン類の
濃度等については特に制限はなく、目的に応じて適宜条
件を設定すればよい。
【0014】
【実施例】次に、本発明を実施例により説明するが、本
発明はこれらにより限定されるものではない。 実施例1 反応染料で捺染された綿平織物へのカテキン類の付加 12リットルの水を入れたドラム型染色機に上記の綿平
織物(40S×40S、124g/m2)400gを投入
し、2分間攪拌した後、市販の第四アンモニウム化合物
(商品名:Cibafix E 、チバ・スペシャリティ・ケミカ
ルズ社製)20g(5%o.w.f.) を加えた。染色機を5
分間運転した後、40°ボーメのカセイソーダ溶液24
mlを添加し、さらに5分間運転を続けた。次いで、1
0分間で40℃に昇温し、さらにこの温度を20分間保
持して反応を行った。反応終了後、排液し、同量の水で
水洗を2回繰り返した。
【0015】次に、第四アンモニウム化合物で処理した
綿平織物が入っている染色機に、新たに12リットルの
水を加え、非イオン界面活性剤(商品名:エマルゲン1
08、花王製)を6g添加して5分間運転した後、茶抽
出物(商品名:ポリフェノン70、三井農林(株)製)
60gを加えて10分間運転した。その後、ソーダ灰6
gを添加して反応液のpHを8に調整し、10分間で4
0℃に昇温した。この温度に20分間保持したのち、排
液し、同量の水で水洗を2回繰り返した。なお、上記茶
抽出物の組成を第1表に示す。
【0016】
【表1】第 1 表
【0017】実施例2 直接染料で無地染めされた綿シャツへのカテキン類の付
加 10リットルの水を入れたドラム型染色機に上記綿シャ
ツ400gを投入して2分間攪拌した後、市販の第四ア
ンモニウム化合物(商品名:Cibafix E 、チバ・スペシ
ャリティ・ケミカルズ社製)20g(5%o.w.f.) を加
えた。染色機を5分間運転した後、40°ボーメのカセ
イソーダ溶液20mlを添加し、さらに5分間運転を続
けた。次いで、10分間で40℃に昇温し、さらにこの
温度を20分間保持して反応を行った。反応終了後、排
液し、同量の水で水洗を2回繰り返した。
【0018】次に、第四アンモニウム化合物で処理した
綿シャツが入っている染色機に、新たに10リットルの
水を加え、非イオン界面活性剤(商品名:エマルゲン1
08、花王製)を5g添加して5分間運転した後、茶抽
出物(商品名:ポリフェノン30、三井農林(株)製)
50gを加えて10分間運転した。その後、ソーダ灰5
gを添加して反応液のpHを8に調整し、10分間で4
0℃に昇温した。この温度に20分間保持したのち、排
液し、同量の水で水洗を2回繰り返した。なお、上記茶
抽出物の組成を第2表に示す。
【0019】
【表2】第 2 表
【0020】実施例3 白の綿シャツへのカテキン類の付加 12リットルの水を入れたドラム型染色機に上記綿シャ
ツ3枚(400g)を投入して2分間攪拌した後、市販
の第四アンモニウム化合物(商品名:CibafixE 、チバ
・スペシャリティ・ケミカルズ社製)20g(5%o.w.
f.) を加えた。染色機を5分間運転した後、40°ボー
メのカセイソーダ溶液24mlを添加し、さらに5分間
運転を続けた。次いで、10分間で40℃に昇温し、さ
らにこの温度を20分間保持して反応を行った。反応終
了後、排液し、同量の水で水洗を2回繰り返した。
【0021】次に、第四アンモニウム化合物で処理した
綿シャツが入っている染色機に、新たに12リットルの
水を加え、非イオン界面活性剤(商品名:エマルゲン1
08、花王製)を5g添加して5分間運転した後、茶抽
出物(商品名:ポリフェノン30、三井農林(株)製、
組成は第2表と同じ)60gを加えて10分間運転し
た。その後、リン酸二ナトリウム12水塩134gおよ
びリン酸二水素カリウム2.9gを添加して反応液のp
Hを8に調整し、10分間で40℃に昇温した。この温
度に20分間保持したのち、排液し、同量の水で水洗を
2回繰り返した。
【0022】実施例4 カテキン類を付加した綿糸のα,α−ジフェニル−β−
ピクリルヒドラジル(以下、DPPHと略記する。)還
元能 12リットルの水を入れたドラム型染色機に白の綿平織
物400gをを投入して2分間攪拌した後、市販の第四
アンモニウム化合物(商品名:Cibafix E 、チバ・スペ
シャリティ・ケミカルズ社製)20g(5%o.w.f.) を
加えた。染色機を5分間運転した後、40°ボーメのカ
セイソーダ溶液24mlを添加し、さらに5分間運転を
続けた。次いで、10分間で40℃に昇温し、さらにこ
の温度を20分間保持して反応を行った。反応終了後、
排液し、同量の水で水洗を2回繰り返した。
【0023】次に、pH5〜9の緩衝液(pH5〜6:
0.1N 酢酸−0.1N 酢酸ナトリウム、pH7〜
8.5:1/30M リン酸二水素ナトリウム−1/3
0Mリン酸水素ナトリウム、pH9:0.05M 炭酸
ナトリウム−0.1M 炭酸水素ナトリウム)50ml
で0.1g/lの(+)−エピガロカテキンガレート溶
液を作り、これに前記の綿平織物1gを入れ、40℃で
1時間反応させた。この綿平織物を0.25mM DP
PH溶液(溶媒:99.5%エタノール)10mlに入
れ、25℃で30分間DPPH濃度の測定を行った。
【0024】DPPH濃度の測定は、図1に示したFI
Aシステムで実施した。6方バルブより試料を50μl
注入し、レファレンスには99.5%エタノールを流
し、515nmの吸光度を分光光度計(MCPD−36
00:大塚電子製)により検出した。結果を図2に示
す。なお、アスコルビン酸1molの還元能はDPPH
2molの還元能に相当することから、図2の縦軸は、
綿1gのDPPH還元能をそれと等量の還元力を示すア
スコルビン酸量として示した。図2から明らかなよう
に、カテキン類を付加した綿糸のDPPH還元能は、カ
テキン類をpH7〜9の範囲内の条件下に付加させた場
合が高く、pH7.5〜8.5で付加させた場合が特に
高かった。このように、第四アンモニウム化合物で処理
した綿織物にカテキン類を付加させる場合、pH8前後
で処理を行ったときに、特に優れた抗酸化性を有するこ
とが明らかとなった。
【0025】実施例5 着用−洗濯の繰り返しによるDPPH還元能の変化 実施例3の方法で作製した綿シャツを実際に着用した
後、市販の家庭用洗剤による洗濯を行うという操作を1
0回繰り返した。その後、実施例4に示した方法でDP
PH還元能を測定した。その結果、着用−洗濯を10回
繰り返した綿シャツでも、使用前の綿シャツの約7割の
DPPH還元能を有していることが分かった。
【0026】
【発明の効果】本発明により、優れた抗酸化能を有する
綿素材や綿製品が提供される。この綿素材や綿製品は、
洗濯等に対しても堅牢性があり、繰り返し洗濯を行って
も抗酸化能の低下は僅かである。したがって、本発明に
より得られる肌着、パジャマ、おむつ、絆創膏、包帯、
ガーゼなどの綿製品は、使用時に皮膚表面での過酸化物
の生成を抑制し、これらが原因となる皮膚疾患を予防す
ることができる。また、本発明に係るフィルター、ろ過
助剤等の製品は、医薬品や食品、その他化学製品等の製
造工程において、製品の酸化を効率よく抑制することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 カテキン類を付加した綿素材や綿製品のDP
PH還元能測定のためのFIAシステムを示す。
【符号の説明】
S:DPPH 0.25mM/L D:分光光度計 C:99.5%エタノール R:99.5%エタノール RC1:恒温槽(30℃) RC2:反応コイル(0.5mm ID×2m) I:6方バルブ自動インジェクタ(50μl) BC:背圧コイル(0.5mm ID×2m) K:記録計 W:廃液 P:ポンプ
【図2】 綿糸にカテキン類を付加するときのpHとD
PPH還元能の関係を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 清 静岡県浜松市新都田1丁目3番3号 静岡 県浜松工業技術センター内 (72)発明者 坂井 千恵 静岡県浜松市新都田1丁目3番3号 静岡 県浜松工業技術センター内 (72)発明者 原 征彦 静岡県藤枝市宮原223−1 三井農林株式 会社食品総合研究所内 (72)発明者 南条 文雄 静岡県藤枝市宮原223−1 三井農林株式 会社食品総合研究所内 (72)発明者 深井 克彦 静岡県藤枝市宮原223−1 三井農林株式 会社食品総合研究所内 Fターム(参考) 4H025 AA84 AC04 4L033 AA02 AC15 BA07 BA85 BA99 DA07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カテキン類を付加したことを特徴とする
    抗酸化性を有する綿素材または綿製品。
  2. 【請求項2】 カテキン類が、(−)−エピガロカテキ
    ンガレートである請求項1記載の抗酸化性を有する綿素
    材または綿製品。
  3. 【請求項3】 第四アンモニウム化合物で処理した綿に
    カテキン類を付加することを特徴とする抗酸化性を有す
    る綿素材または綿製品の製造方法。
  4. 【請求項4】 カテキン類を、アルカリ条件下で付加す
    る請求項3記載の抗酸化性を有する綿素材または綿製品
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 カテキン類が、(−)−エピガロカテキ
    ンガレートである請求項3記載の抗酸化性を有する綿素
    材または綿製品の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005248367A (ja) * 2004-03-04 2005-09-15 Unitika Textiles Ltd 抗菌防臭セルロース系繊維布帛およびその製造方法
CN101349008A (zh) * 2008-08-28 2009-01-21 江南大学 毛衫面料茶多酚抗菌整理的工艺

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