JP2000290821A - 針付き糸および糸付きボタン - Google Patents

針付き糸および糸付きボタン

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JP2000290821A
JP2000290821A JP11094526A JP9452699A JP2000290821A JP 2000290821 A JP2000290821 A JP 2000290821A JP 11094526 A JP11094526 A JP 11094526A JP 9452699 A JP9452699 A JP 9452699A JP 2000290821 A JP2000290821 A JP 2000290821A
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JP
Japan
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thread
button
needle
needles
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JP11094526A
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English (en)
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Chisako Hara
ちさ子 原
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
    • A44B1/00Buttons
    • A44B1/18Buttons adapted for special ways of fastening
    • A44B1/185Buttons adapted for special ways of fastening with quick, thread-like, anchoring means avoiding the use of a separate needle and thread

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  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡易な構造で、ボタン付け作業も容易にでき、
ボタン形状や縫う回数にも柔軟に対応でき、かつボタン
を強固に取り付け可能な針付き糸および糸付きボタンを
提供すること。 【解決手段】針付き糸は、糸10と、糸の両端に成形さ
れたかあるいは固着された2つの針11、12とを備え
る。また、糸付きボタンは、ボタンと、ボタンに一端が
固着された糸と、糸の他端に成形されたかあるいは固着
された針とを備える。本発明によれば、糸の両端に針を
備えているので、玉を作る必要がなく、両方の針を生地
に通して結ぶのみで、ボタン付け作業が容易にできる。
また、簡易な構造で、ボタン形状や縫う回数にも柔軟に
対応でき、かつボタンを強固に取り付けることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は針付き糸および糸付
きボタンに関し、特に、針付き糸および糸付きボタンに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ボタン付けを行うためには、まず
糸を針に通し、糸の一端に玉を作り、ボタンおよび布地
に数回針を刺して糸を通し、最後に玉を作るなどして糸
が抜けないように処置をする。このようなボタン付け作
業は面倒であり、視力の弱い人には糸通しが困難である
などの問題点があった。そこで、例えば実開平2−13
2623号公報には、糸付きの針を備えた簡易ボタン付
け具が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記したような、従来
のボタン付け具においては、特殊形状のベースや糸の緩
み止め突起を使用しているが、特に糸の緩み止め突起の
製造が困難であり、また高価となるという問題点があっ
た。また、糸の長さや縫う回数が制限され、柔軟性が乏
しいという問題点もあった。更に、取り付け強度が弱い
という問題点もあった。本発明の目的は、前記のような
従来技術の問題点を解決し、簡易な構造で、ボタン付け
作業も容易にでき、ボタン形状や縫う回数にも柔軟に対
応でき、かつボタンを強固に取り付け可能な針付き糸お
よび糸付きボタンを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、糸と、前記糸
の両端に成形されたかあるいは固着された2つの針とを
備えた針付き糸、あるいはボタンと、前記ボタンに一端
が固着された糸と、前記糸の他端に成形されたかあるい
は固着された針とを備えた糸付きボタンに特徴がある。
本発明によれば、糸の両端に針を備えているので、玉を
作る必要がなく、両方の針を生地に通して結ぶのみで、
ボタン付け作業が容易にできる。また、簡易な構造で、
ボタン形状や縫う回数にも柔軟に対応でき、かつボタン
を強固に取り付けることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。図1は、本発明を適用した針付き糸の構成
を示す平面図である。糸10は長さが20〜40センチ
メートル程度のものであり、太さは通常のボタン付けに
使用する程度からそれより太めのものを使用可能であ
る。なお、糸を複数本束ねて使用してもよい。材質とし
ては通常市販されている任意の糸を使用可能であるが、
特に複数本の糸を束ねて使用する場合には、糸同士がま
とまるように、表面に毛羽立ちのある種類のものが好ま
しい。また、合成樹脂と接着および含浸し易い材質のも
のが好ましい。
【0006】針11、12は糸10と一体に成形された
かあるいは糸10に固着されており、長さは2〜4セン
チメートル程度である。材質としては、金属製でもよい
が、合成樹脂(プラスティック)製が好適である。針の
先端は鋭利に尖らせてあるが、生地に最低1回刺すのみ
であるので、金属製の縫い針ほどの強度や耐久性は必要
ない。
【0007】次に使用方法について説明する。図2は、
本発明の針付き糸の使用方法を示す説明図である。本発
明の針付き糸を使用してボタン付けを行う場合には、ま
ず、図2(a)に示すように、針付き糸10をボタン2
0の孔に通し、両方の糸の長さをほぼ等しくする。次
に、図2(b)に示すように、2つの針11、12を生
地30のボタンを付けたい箇所に通す。この時の間隔は
ボタン20の孔の間隔程度とする。なお、生地30に通
す前に糸10同士を一度結んでおいてもよい。次に、図
2(c)に示すように、生地30に通した2本の糸10
を引っ張ってボタン20と生地30とを密着させ、糸1
0同士を結ぶ。結び方は自由であり、糸同士を結ぶ代わ
りにそれぞれの糸に玉(こぶ)を作ってもよい。最後
に、結んだ糸10の余りの部分をはさみによって切断し
て完成する。図2においては2本の糸10を生地30に
それぞれ1回だけ通す例を開示したが、例えば一方の針
のみを3回(あるいはそれ以上)生地30に通すことに
よって、糸10をボタン20に2回あるいはそれ以上巻
いて結ぶことも可能である。
【0008】以上のような構成および作業によってボタ
ン20を通常のボタン付けと同様の強度で生地30に取
り付けることができる。糸10として複数本の糸を束ね
たものを使用すれば、針を1回生地30に通すのみで1
本の糸で複数回生地を通したものと同様の構成を得るこ
とができる。
【0009】図3は、本発明の針付き糸を他の形状のボ
タンに適用した場合の使用方法を示す説明図である。図
3(a)は4つ孔のボタン21に本発明の針付き糸を適
用した例を示す説明図である。4つ孔のボタン21の場
合には図3(a)に示すように糸10を通すことによ
り、通常のボタン付けと同じように糸を通すことができ
る。
【0010】図3(b)は孔が裏面に設けられている飾
りボタン22に本発明の針付き糸を適用した例である。
この場合には、図2の2つ孔ボタン20と同様に単に糸
10を孔に通すことにより使用可能である。この他、糸
で取り付けることが可能な任意のボタンあるいはその他
の金具等を生地に取り付けることが可能である。
【0011】図4は、本発明の糸付きボタンの構成を示
す断面図である。本発明の糸付きボタンは例えば通常の
ボタン20に予め図1に示す針付き糸10を固着してお
き、ボタンに糸を通す手間を省くことができるものであ
る。図4(a)は通常のボタン20に予め図1に示す針
付き糸10を通して結ぶことによって固着した第1実施
例である。このようなボタンを用意しておくことによっ
て、ボタンが外れて紛失した場合などにおいても、この
ボタンの2本の針付き糸10をボタンを取り付けたい箇
所に所定の間隔をあけて刺し、裏側で結び、余った糸を
切ることによって簡単にボタン付けが完了する。
【0012】図4(b)は、本発明の糸付きボタンの第
2実施例の構成を示す断面図である。第2実施例におい
ては、プラスティック製のボタンを成形する際に、2本
の糸13、14をボタン23に埋め込んで成形すること
によってボタン23と糸13、14とを固着したもので
ある。このような構造にすると、ボタンに糸を通す孔が
不要となる。
【0013】図4(c)は本発明の糸付きボタンの第3
実施例の構成を示す断面図である。この実施例はボタン
24と針付き糸15、16とを別に製造しておき、糸1
5、16をボタン24に接着剤によって固着したもので
ある。接着の方法としては接着剤の他、加熱して溶着さ
せる、機械的にかしめる等公知の任意の方法を採用可能
である。なお、図4においては糸が2本の場合を示して
いるが、糸は最低1本でもよく、この場合には生地に1
回針を通して裏で玉を作って止める。
【0014】図5は、針の構成を示す断面図である。図
5(a)は、針の第1実施例の構成を示す断面図であ
る。この実施例においては、糸10に合成樹脂40等を
含浸させ、乾燥あるいは加熱することなどによって合成
樹脂40を硬化させる。その後、先端部41を斜めに切
断するか、あるいは研磨することによって尖らせ、針を
形成する。この方法を採用する場合は糸10がある程度
太い方が好ましい。
【0015】図5(b)は針の第2実施例の構成を示す
断面図である。この実施例は、型を使用して合成樹脂製
の針50を成形する際に糸10を埋め込んで成形するこ
とにより、針50と糸10とを固着するものである。な
お、針50を予め単独で成形しておき、その後針50と
糸10とを接着剤等によって固着してもよい。この他、
一端が尖った金属製のパイプに糸を挿入してかしめる
(パイプをつぶす)ことによって固着することも可能で
ある。第2実施例の場合に、針50を強く引っ張ること
によって糸10と針50とが分離するように構成してお
けば、ボタンを付けた後に針50のみを外して廃棄する
ことにより、はさみがなくてもボタンを付けた衣服を一
応使用することが可能となる。
【0016】以上、本発明の実施例を開示したが、本発
明には下記のような変形例も考えられる。実施例におい
てはボタンを付ける例を開示したが、本発明の針付き糸
はボタンを始め、ホックやフック、アクセサリー、ゼッ
ケン、バッチの取り付け、布団のしつけ糸や仮縫いな
ど、布に任意の器具や布などを取り付けたりあるいは固
定する際に使用可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、糸と、
前記糸の両端に成形されたかあるいは固着された2つの
針とを備えた針付き糸、あるいはボタンと、前記ボタン
に一端が固着された糸と、前記糸の他端に成形されたか
あるいは固着された針とを備えた糸付きボタンに特徴が
ある。本発明によれば、糸の両端に針を備えているの
で、玉を作る必要がなく、両方の針を生地に通して結ぶ
のみで、ボタン付け作業が容易にできるという効果があ
る。また、簡易な構造で、ボタン形状や縫う回数にも柔
軟に対応でき、かつボタンを強固に取り付けることがで
きるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した針付き糸の構成を示す平面図
である。
【図2】本発明の針付き糸の使用方法を示す説明図であ
る。
【図3】針付き糸を他形状のボタンに適用した場合を示
す説明図である。
【図4】本発明の糸付きボタンの構成を示す断面図であ
る。
【図5】針の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
10…糸、11、12…針、13、14、15、16…
(針付き)糸、20…ボタン、21…4つ孔のボタン、
22…飾りボタン、23、24…ボタン、30…生地、
40…合成樹脂、41…先端部、50…合成樹脂製の針

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】糸と、 前記糸の両端に成形されたかあるいは固着された2つの
    針とを備えたことを特徴とする針付き糸。
  2. 【請求項2】前記針は、前記糸の端部に樹脂を含浸させ
    た後に硬化させ、先端を鋭利にとがらせたものであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の針付き糸。
  3. 【請求項3】ボタンと、 前記ボタンに一端が固着された糸と、 前記糸の他端に成形されたかあるいは固着された針とを
    備えたことを特徴とする糸付きボタン。
  4. 【請求項4】前記針は、前記糸の端部に樹脂を含浸させ
    た後に硬化させ、先端を鋭利にとがらせたものであるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の糸付きボタン。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103668814A (zh) * 2013-12-31 2014-03-26 吴江市中盛机械有限公司 一种防断机针
CN104088097A (zh) * 2014-07-02 2014-10-08 苏州市叶绣工艺厂 带线缝衣针制造方法
WO2017095414A1 (en) * 2015-12-03 2017-06-08 Howard Jacobson Multistrand button retention system

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