JPH086067Y2 - 服飾用スナップ盤 - Google Patents

服飾用スナップ盤

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JPH086067Y2
JPH086067Y2 JP2434393U JP2434393U JPH086067Y2 JP H086067 Y2 JPH086067 Y2 JP H086067Y2 JP 2434393 U JP2434393 U JP 2434393U JP 2434393 U JP2434393 U JP 2434393U JP H086067 Y2 JPH086067 Y2 JP H086067Y2
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JP
Japan
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knitted fabric
leg
legs
female
ornament
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JP2434393U
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JPH0676388U (ja
Inventor
由紀子 米田
Original Assignee
由紀子 米田
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Publication date
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  • Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
  • Decoration Of Textiles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は服飾用止め具に係るもので
あり、特に家庭用編機,又は手編みで作ったニットウエ
アに、糸や布で作った造花,その他の飾りを付けるため
の止め具に関する。
【0002】
【従来の技術】手作りニットウエアに飾りを付けるため
に利用可能な、スナップ作用を有する従来技術に図2の
電機器具のコードをまとめるための道具があり、これの
スナップ雄部(8)の脚(3)を、飾りを付ける編み地
に突き通されたときに脚の先端にある頭部(4)が編み
地の反対側に出る長さにしておき、さらに飾りを綴じ付
けるための穴を明けて使用すれば利用でき、これを具体
的に示したのが図3である。(例えば公開実公平2−2
013)
【0003】しかし、従来技術で飾りを付ける場合、一
個の飾りは一個のスナップで付けるという点状態で編み
地をとらえる発想であるため、糸が太く編み地がゆるい
場合が多い手作りニットウエア等に付けた場合、飾りが
小さい場合はくるくる回転してしまい、また、大きな飾
りに対し一点で止める方法では編み地は飾りの重さのた
め伸びてしまい易く、飾りも編み地に密着,固定しな
い。又、多種にわたる大きさ,形の飾りを、止め具自身
を利用することにより整え、それを衣服に密着,固定す
ることはできなかった。
【0004】また、雄部に飾りを綴じつける方法では、
表側から脚を編み地に差し込んでも裏側に手を入れて編
み地を持ち上げ、裏側で雌部に脚が入ったか確認しなけ
ればならず、この間に飾りを取り付ける位置がずれてし
まい易く、付けにくい。
【0005】又、脚が裏側即ち肌に直接触れる側に突き
出るので不決でありかさ高である。
【0006】又、糸の太さ,模様等のためにニットウエ
アの編み地の厚み分は多様であるが、脚の長さが一定で
あると厚み分の大きい編み地即ち厚い編み地にピッタリ
あう止め具は、それより厚み分の小さい編み地即ち薄い
編み地に使用すれば編み地の厚み分の差だけ雄部と雌部
の間に遊びができてしまい密着,固定しにくい。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】スナップ作用のある止
め具を用いて、手作りニットウエアに、多種にわたる大
きさ,形の飾りを密着,固定し、又、飾り自身の形も整
えることができ、かつ、編み地にたいし正確,簡単に飾
りが付けられ、飾りを付けた為にその重量で編み地が崩
れ易くなるのも防げ、さらに、飾りを付けたことによっ
てその衣服の着心地に悪影響を与えないものを得ること
である。
【0008】又、厚み分の異なる編み地にも密着,固定
できるものを得ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】編み地を、点や線の状態
でとらえる方法で解決できない上記課題を解決するため
に、編み地を面の状態でとらえること、即ち、最低三本
の脚で作られる面、即ち三角形に編み地をとらえること
から出発して本案はなされた。
【0010】即ち、図1のごとく、従来技術のスナツプ
雄部に存する、先端に頭部(4)を有する脚(3)であ
って、かつ、飾りを付ける編み地に突き通されたときに
この頭部が編み地の反対側に出る長さになっている、従
来技術の脚が、基盤と一体化して、基盤の表面に所定の
間隔で並び円形,矩形,その他の形の面を構成している
雄型(2)と、基盤に、従来技術の、脚を挿入するため
の穴(6)を、脚と同じ間隔に脚と同数有し、さらに飾
りを綴じ付けるための穴(5)を多数有する雌型(1)
とから構成されている。
【0011】さらに図4のごとく、従来技術の、脚を挿
入するための穴(6)の周囲が、厚みを持つた円筒状
に、基盤と一体化して突き出た突出部分(9)を持った
雌型(10)を、上記雄型と併せ使用するのが好まし
い。
【0012】
【作用】上記構成であるゆえ雄型と雌型に、付けようと
する飾りの輪郭線を描いておき、これに沿って雄型,雌
型を各々カットし、カットされた雌型に飾りを糸で綴じ
付けておき、飾りを付けようとする編み地をテーブル等
平坦なところに整えて置き、飾りを付けようとする位置
に、カットされた雄型の脚を編み地の裏側から表側に、
編み地の崩れが出ないように突き出して置き、これに飾
りを糸で綴じ付けた雌型を押し付けて合わせれば、飾り
は編み地に正確にしかも簡単に密着,固定する。
【0013】又、編み地を多数の脚でとらえられるの
で、飾りの重みによる着用後の編み地の崩れも防げる。
【0014】又、突出部分をもった雌型も上記方法と同
様に使用すれば、図5のごとく突出部分の長さだけ、よ
り薄い編み地にも密着,固定する。
【0015】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1において、本考案の矩形を構成している場合の一実施
例が示されている。雄型(2)には、その先端に頭部
(4)を有する脚(3)が等間隔に碁盤の目の位置に基
盤と一体化して並び矩形を構成している。この脚の配列
は円を構成していてもよく、又、必要に応じて飾りの輪
郭線に沿ってその内側に重点的に脚が並んでいてもよ
い。これに応じて雌型(1)に存する、脚を挿入するた
めの穴(6)も脚と同じ間隔に並んでいる。図8は円を
構成している場合の雌型の一実施例である。
【0016】又、雌型には飾りを綴じ付けるための穴
(5)が形成されており、雌型をカットして使用するこ
とを考慮すれば、可能な限り、平均して多数存在するの
がよい。
【0017】雄型,雌型は適度に薄く,軽く,弾力を持
たせた合成樹脂製とし、家庭用ハサミ,カッター等で必
要な大きさ,形にカット出来るようにしておく。そのた
め雄型,雌型に円,直線等カットするとき案内線として
利用出来るような目印を入れておく。さらに、図形等が
写し取れる程度に透明度のある素材にしておく。
【0018】飾りの形状に因っては、飾りの輪郭部分近
くのスナップ作用だけを利用し、飾りの中央部分はカッ
トし、くりぬいてしまえば軽くなり、かなり大きな飾り
に対しても、編み地えの負担が減少し、かつ編み地にも
なじみやすくなる。
【0019】又、雄型に並び存する脚も必要に応じて基
盤よりカットして除去出来るようにしておく。
【0020】突出部分を持った雌型(10)の突出部分
(9)も必要に応じてカット出来るようにしておく。
【0021】雌型に存する、脚を挿入するための穴には
図2のスナップ雌部(7)に存するもののごとく、穴の
相対する位置に脚をスムーズに通すための切り込みがあ
ってもよく、大きな面積即ち多数の脚を使用する飾りの
場合には、切り込みが存在する方が雄型と雌型の離合が
容易になる。
【0022】
【考案の効果】本考案は上記のごとく構成されているの
で次に記載する効果を奏する。本考案の服飾用スナップ
盤を使用して飾りを編み地に付けると、面状態で編み地
をとらえることが出来るので、飾りを付けた衣服の着用
時に編み地が飾りの重量のために伸びたり崩れたりする
のを防げ、又、飾り自身の編み地に対する密着,固定度
も非常に高くなる。
【0023】又、多種にわたる大きさ,形の飾りに対
し、図6のごとく自由に飾りの輪郭線を描きカットして
使用出来るので、従来技術では反り返って不安定であっ
た図7の飾りの葉の部分までもしっかりと編み地に密
着,固定出来る。
【0024】さらに、例えば手作りで同じ飾りを複数個
作る場合、サイズが不揃いになり易いが、雌型を一定の
形に揃えて作れば、それに合わせて飾りを綴じ付け、ほ
ぼ同じサイズに飾り自身を整えることも可能になる。
【0025】さらに、糸で編んだ図9のような飾りを付
けたい場合、雌型に図8のごとく動物の輪郭線を描いて
カットしておき、輪郭線より大きめに適当に編んだ編み
地を雌型の上にかぶせ、輪郭線に合わせて編み地を内側
に折り込み、雌型と編み地を綴じ合わせ動物の形を作る
ことも可能であり、さらに、このような特定の飾りを作
る目的のために、飾りの輪郭線に沿って、雄型にはその
内側に重点的に脚を、又、雌型にはその脚を挿入するた
めの穴をもうけ、飾りを綴じ付けるための穴も輪郭線の
近くに多く配し、さらに飾りを仕上げるために必要なボ
タン(15)や刺しゅう(16)をつけやすい位置にも
必要に応じて針の通せる穴を配した、雄型,雌型を作る
ことも可能であり、これは雌型を飾りの一部として使用
した一実施例であり、飾り自身の形を整えられる本案の
大きな効果の一例である。
【0026】本案では、雌型に飾りを綴じ付けるので、
衣服の裏側から表側え脚が突き出される事になるため、
編み地を歪める事なく平均して脚が編み地の間から出て
いることを簡単に確認出来、又、編み地を動かす事なく
その脚にかぶせるように飾りを綴じ付けた雌型を押し合
わせて密着,固定出来るので飾りの位置が正確に確保出
来る。
【0027】又、衣服の裏側から表側に突き出された脚
の先端は飾りの中に潜り込む状態で密着,固定されるこ
とになるため、脚の先端に存する頭部が目立たず、又、
衣服の裏側即ち肌が触れる側に脚の先端に存する頭部が
来ないので快適である。
【0028】又、雄型に並び存する脚も必要に応じて基
盤よりカットして除去出米るので飾りが重くなるのを防
げる。
【0029】突出部分を持った雌型の突出部分も必要に
応じてカットし、編み地の厚さに合わせて調節出来るの
で多種にわたる編み地の厚み分の違いに対応でき、編み
地との密着,固定度向上に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の服飾用スナップ盤の矩形の場合の一実
施例の斜視図。
【図2】電機器具のコードをまとめるためのスナップ作
用のある道具の斜視図。
【図3】従来技術の服飾用止め具の斜視図。
【図4】突出部分をもった雌型の矩形の場合の一実施例
の斜視図。
【図5】厚い編み地と薄い編み地に飾りを付けた状態を
示す断面図。
【図6】図7の飾りの輪郭線を描き入れた雌型の矩形の
場合の一実施例の斜視図。
【図7】葉を持った飾りの斜視図。
【図8】図9の飾りの輪郭線を描き入れた雌型の、円を
構成している場合の一実施例の斜視図。
【図9】動物の飾りの平面図。
【符号の説明】
1 雌型 2 雄型 3 脚 4 頭部 5 飾りを綴じ付けるための穴 6 脚を挿入するための穴 7 スナップ雌部 8 スナップ雄部 9 突出部分 10 突出部分を持った雌型 11 飾り 12 厚い編み地 13 薄い編み地 14 飾りの輪郭線 15 ボタン 16 刺しゅう

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 従来技術のスナツプ雄部(8)に存す
    る、先端に頭部(4)を有する突出部分(脚と呼ぶ)
    (3)であって、かつ、飾りを付ける編み地に突き通さ
    れたときにこの頭部が編み地の反対側に出る長さになっ
    ている、従来技術の脚が、基盤と一体化して、基盤の表
    面に所定の間隔で並び円形,矩形,その他の形の面を構
    成している雄型(2)と、基盤に、従来技術の、脚を挿
    入するための穴(6)を、脚と同じ間隔に脚と同数有
    し、さらに飾りを綴じ付けるための穴(5)を多数有す
    る雌型(1)とからなる合成樹脂製の服飾用スナツプ
    盤。
  2. 【請求項2】 従来技術の、脚を挿入するための穴
    (6)の周囲が、厚みを持った円筒状に、基盤と一体化
    して突き出た突出部分(9)を持った雌型(10)を有
    する請求項1記載の服飾用スナツプ盤。
JP2434393U 1993-03-31 1993-03-31 服飾用スナップ盤 Expired - Lifetime JPH086067Y2 (ja)

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JP2434393U JPH086067Y2 (ja) 1993-03-31 1993-03-31 服飾用スナップ盤

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Publication Number Publication Date
JPH0676388U JPH0676388U (ja) 1994-10-28
JPH086067Y2 true JPH086067Y2 (ja) 1996-02-21

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ID=12135547

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JPH0676388U (ja) 1994-10-28

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