JP2000290096A - 結晶シリコン製造装置 - Google Patents

結晶シリコン製造装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリコン融液の冷却時間が短縮され、シリコ
ン融液の冷却の際に安定で一様な温度勾配をシリコン融
液に付与することができる結晶シリコン製造装置を提供
する事である。 【解決手段】 チャンバー2内にシリコン融液3を収容
するルツボ4と、前記ルツボ4を載置してルツボ4内の
シリコン融液3を冷却する冷却板5と、前記ルツボ4お
よび冷却板5を包囲する複数の断熱部材で形成された包
囲部6とを備え、前記チャンバー2内に不活性ガスを流
入するためのガス流入口8を具備した結晶シリコン製造
装置において、前記複数の断熱部材のうちの前記冷却板
5の下方に配置する断熱部材は移動することが可能な可
動断熱部材6aであり、該可動断熱部材6aを移動し
て、前記包囲部6の一部に開口を形成する断熱部材移動
装置9を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコン融液を冷
却して一方向に徐々に凝固する結晶シリコン製造装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】多結晶シリコン太陽電池は、今日最も多
く製造されている太陽電池である。多結晶シリコン太陽
電池の発電素子(ソーラー・セル)では、多結晶シリコ
ン基板の品質がその性能を大きく左右する。そのため、
その品質を向上させるべく、その製造において様々な改
良がなされてきた。
【0003】太陽電池の最も重要な性能は、エネルギー
変換効率である。このエネルギー変換効率は、基板が有
する結晶粒界および結晶粒内の結晶の配向性に大きく左
右される。これらは、ソーラー・セル内のキャリアの寿
命の短縮や移動度の低下の原因となって、エネルギー変
換効率を低下させるためである。そのため、エネルギー
変換効率を向上させるためには、多結晶シリコンの製造
において、その結晶粒界をできるだけ少なくすること、
言い換えると、結晶粒径ができるだけ大きな結晶粒に成
長させること、そして、その結晶粒内の配向性を向上さ
せることが重要である。
【0004】多結晶シリコンを製造する方法で代表的な
ものに、一方向凝固法がある。この方法では、ルツボに
収容した原料の固体シリコンをヒーターにより加熱し
て、シリコン融液とし、次いで、ルツボを載置した冷却
板に冷媒として、通常、不活性ガスまたは水を流して、
シリコン融液内にルツボの底部から上部方向への正の温
度勾配を付与し、シリコン融液を底部から徐々に冷却・
凝固して、結晶を上方へと成長させていく。この方法に
よれば、太陽電池用ウェーハとして十分な数mm以上の
結晶粒径を有する多結晶シリコンインゴットが得られる
ことが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の一方
向凝固法において、シリコン融液を冷却するのに長時間
かかるという問題があった。また、シリコンインゴット
の製造において、シリコン融液の冷却の際には、安定で
一様な温度勾配をシリコン融液に付与することが常に課
題となっている。
【0006】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、シリコン融液の冷却時間が短縮され、シリコン
融液の冷却の際に安定で一様な温度勾配をシリコン融液
に付与することができる結晶シリコン製造装置を提供す
る事を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、以下の構成を採用した。請求項1に記載の
結晶シリコン製造装置は、チャンバー内にシリコン融液
を収容するルツボと、前記ルツボを載置してルツボ内の
シリコン融液を冷却する冷却板と、前記ルツボおよび冷
却板を包囲する複数の断熱部材で形成された包囲部とを
備え、前記チャンバー内に不活性ガスを流入するための
ガス流入口を具備した結晶シリコン製造装置において、
前記複数の断熱部材のうちの前記冷却板の下方に配置す
る断熱部材は移動することが可能な可動断熱部材であ
り、該可動断熱部材を移動して、前記包囲部の一部に開
口を形成する断熱部材移動装置を備えたことを特徴とす
る。
【0008】この結晶シリコン製造装置においては、断
熱部材移動装置によって可動断熱部材を移動させて包囲
部の一部に開口を形成することができる。そして、チャ
ンバーと包囲部との間の空間に充填された不活性ガス
が、開口を通って冷却板の下方に流入する。この不活性
ガスは、冷却板を介してシリコン融液を冷却する。従っ
て、シリコン融液の冷却速度が向上する。さらには、可
動断熱部材の移動量を調整して開口の大きさを調節する
ことにより、シリコン融液の冷却速度を制御することが
できる。また、ガス供給口からの不活性ガスの流入量を
調整することによっても、冷却速度の制御が可能であ
る。
【0009】請求項2に記載の結晶シリコン製造装置
は、請求項1に記載の結晶シリコン製造装置において、
前記冷却板の周縁に配置して、該冷却板とともに前記包
囲部内を前記ルツボを含む包囲部内上部と前記ルツボを
含まない包囲部内下部とに仕切る仕切部材を備えたこと
を特徴とする。
【0010】この結晶シリコン製造装置においては、仕
切部材によって包囲部内下部内の不活性ガスがルツボを
有する包囲部内上部に回り込まないので、シリコン融液
に付与された一方向の温度勾配を包囲部内下部に流入さ
れた不活性ガスが乱すことが防止される。
【0011】請求項3に記載の結晶シリコン製造装置
は、請求項1または請求項2に記載の結晶シリコン製造
装置において、前記冷却板が、前記チャンバー外から冷
媒を導入する冷媒供給管に連結された冷媒供給口と、前
記チャンバー外へ冷媒を排出する冷媒排出管に連結され
た冷媒排出口と、前記冷却板内部に冷媒を収容可能な中
空部とを備えたことを特徴とする。
【0012】この結晶シリコン製造装置においては、開
口から流入した不活性ガスによる冷却に加えて、冷却版
に流された冷媒がシリコン融液の熱を運び出すので、シ
リコン融液の冷却速度が向上する。
【0013】請求項4に記載の結晶シリコン製造装置
は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の結晶シリ
コン製造装置において、前記開口が形成されていないと
きは前記包囲部外に配置する冷却部材と、該冷却部材を
前記開口が形成されたときに該開口から挿入して前記冷
却板に接近させる冷却部材移動装置とを備えたことを特
徴とする。
【0014】この結晶シリコン製造装置においては、冷
却部材を開口から挿入して冷却板に近接させるので、冷
却部材により包囲部内からの熱輻射を受けて包囲部内を
冷却するとともに、その開口から流入した不活性ガスが
冷却部材により冷却され、その冷却された不活性ガスが
冷却板に接気するので、冷却板を介してシリコン融液を
冷却することができる。従って、シリコン融液の冷却速
度が向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る結晶シリコン
製造装置の第一の実施形態を図1から図4を参照して説
明する。結晶シリコン製造装置1は、チャンバー2内に
シリコン融液3を収容するルツボ4と、そのルツボ4が
載置されるとともにチャンバー2外から冷媒が流入され
てルツボ4内のシリコン融液3を冷却する冷却板5と、
ルツボ4および冷却板5を包囲する複数の断熱部材で形
成された包囲部6と、ルツボ4の周囲を囲むルツボ断熱
部材12と、包囲部6内でルツボ4の上方に配置された
上部ヒーター7aと、下方に配置された下部ヒーター7
bと、チャンバー2内に不活性ガスを流入するためのガ
ス流入口8と、複数の断熱部材の一部である可動断熱部
材6aを移動する断熱部材移動装置9と、冷却板5の周
縁に配置して包囲部6内を冷却板5の上側の包囲部内上
部10aと下側の包囲部内下部10bとに仕切る断熱材
料の仕切部材11と、チャンバー2の壁部2aには二重
構造をなして冷却水を循環させる壁中空部2bとを備え
ている。
【0016】断熱部材移動装置9は、図2に示されたよ
うに、可動断熱部材6aを支持する支持棒15と、この
支持棒15が固定された支持台16と、この支持台16
を支持する支持柱17と、この支持柱17が固定される
エンドプレート18と、このエンドプレート18に固定
されたモーター19を備える。モーター19はピニオン
19aを有し、支持台16の備えるラック16aと噛み
合っている。
【0017】冷却板5は、図3および図6に示されたよ
うに、冷媒供給口5aと冷媒排出口5bと前記冷却板内
部に冷媒を収容可能な中空部5cとを備え、該中空部5
cには厚さ方向に平行に複数の支柱5dが設けられてい
る。また、冷媒供給口5aにはチャンバー2外部から冷
媒を供給する冷媒供給管5eがつながれている。
【0018】上記構成の結晶シリコン製造装置を用い
て、結晶シリコンを製造する場合には、まず、ルツボ4
内に原料のチップ状の固体シリコン3aを収容する。次
に、雰囲気ガスとして不活性ガス、通常アルゴンガスを
チャンバー2上部のガス流入口8からチャンバー2内に
流入する。そして、ルツボ4内の固体シリコン3aを上
部ヒーター7a、下部ヒーター7bにより加熱溶融して
シリコン融液3とした後、両ヒーターをOFFにする。
【0019】その後、チャンバー2の壁中空部2b内に
冷却水の循環、断熱部材移動装置9による可動断熱部材
6aの移動、冷却板5への冷媒供給管5eを通して不活
性ガス、通常アルゴンガスの流入が行われ、シリコン融
液3の冷却が開始される。こうして、シリコン融液3
は、冷却板5と接するルツボ4の底から冷却される。シ
リコン融液3は、ルツボ4の底から上方へ付与された正
の温度勾配に沿って、一方向に凝固結晶化されていく。
【0020】次に、上記構成の結晶シリコン製造装置の
作用および効果について説明する。上記結晶シリコン製
造装置1では、ルツボ4および上部ヒーター7a、下部
ヒーター7bを囲む断熱材料からなる包囲部6を備えら
れているので、両ヒーターによる加熱を効率的に行れる
とともに、高温の両ヒーターおよびルツボ4からチャン
バー2の壁部2aを守られる。
【0021】また、チャンバー2の壁部2aに壁中空部
2bが備えられているので、そこに冷却水を流すことに
よって、固体シリコン3aの溶融後のチャンバー2およ
びその内部の冷却が効率的に行われる。すなわち、壁部
2aが冷却水により直接冷却されるともに、チャンバー
2内のアルゴンガスが冷却され、冷却された壁部2aお
よび包囲部に比較して低温のアルゴンガスによって内部
が冷却される。
【0022】断熱部材移動装置は、ピニオン16aとラ
ック19aとによりモーター19により、支持台16を
昇降することにより、その支持台16に固定された支持
棒15を介して可動断熱部材6aを昇降する。チャンバ
ー2に固定されたスペースカラー20は、可動断熱部材
6aを上昇させたときの支持台16のストッパーであ
り、セットカラー16aは下降のときのストッパーであ
る。この結晶シリコン製造装置1は、断熱部材移動装置
9が備えられているので、可動断熱部材6aを移動させ
て包囲部6の一部に開口13を形成することができ、壁
部2aと包囲部6との間の包囲部外空間14に充填され
ていた前記低温のアルゴンガスが、その開口13を通っ
て包囲部内下部10bに流入される。この低温のアルゴ
ンガスは、冷却板5に接して冷却するので、冷却板5に
よるシリコン融液3の冷却速度が向上する。
【0023】尚、可動断熱部材6aの移動量を調整して
開口13の大きさを調節することにより、シリコン融液
3の冷却速度をコントロールすることができる。また、
アルゴンガスの流入量を調整することによっても、冷却
速度のコントロールが可能である。
【0024】また、仕切部材11によって、包囲部内下
部10b内のアルゴンガスがルツボ4を有する包囲部内
上部10aに回り込まない構成にされているので、低温
のアルゴンガスがシリコン融液3内に付与された一方向
の温度勾配を乱すことが防止される。
【0025】さらに、冷却板5が中空部5cに支柱5d
を備えられているので、熱伝導率が高く、加熱および冷
却効率が向上している。
【0026】次に、第二の実施形態について、図5を参
照して説明する。上述の第一の実施形態と同等な部材に
対しては、同符号を付してその説明を省略する。図5に
示す第二の実施形態では、第一の実施形態の結晶シリコ
ン製造装置1において、開口13から挿入して冷却板5
に接触させる冷却部材21と、この冷却部材21を移動
する冷却部材移動装置(図示しない)とを備えているこ
とが特徴である。ルツボ4の周囲や冷却板5の下方に
は、温度計28、28、・・・により温度がモニターさ
れる。
【0027】可動断熱部材は、複数の断熱部材26、2
7からなる。また、冷却部材21は、先端に冷却部21
aを備え、その冷却部21aの中空部21bにチャンバ
ー外部から冷却水を流入するための流入管21cが接続
されている。
【0028】上記構成の結晶シリコン製造装置では、可
動断熱部材26、27がその端部26a、27aを支点
として図中矢印Aのように回転して、開口13を形成す
る。次に、冷却部材移動装置により、冷却部材21がそ
の開口13から挿入され、冷却板5に接触される。次い
で、冷却部21aへ冷却水を流す。
【0029】従って、冷却板5は、第一の実施形態と同
様に、包囲部外空間14から開口13を通って包囲部内
下部10bに流入される低温のアルゴンガスにより冷却
されるとともに、冷却部材21によっても冷却されるの
で、シリコン融液3の冷却速度がさらに向上する。
【0030】冷却部材21の冷却部21aに、図6に示
すように、フィン29を設けると、冷却効果がさらに高
められる。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る結晶シリコン製造装置によれば、以下のような効果を
奏する。
【0032】請求項1に記載の結晶シリコン製造装置に
よれば、断熱部材移動装置によって可動断熱部材を移動
させて包囲部の一部に開口を形成することができる。そ
して、チャンバーと包囲部との間の空間に充填された不
活性ガスが、開口を通って冷却板の下方に流入する。こ
の不活性ガスは、冷却板を介してシリコン融液を冷却す
る。従って、シリコン融液の冷却速度が向上するという
効果が得られる。さらには、可動断熱部材の移動量を調
整して開口の大きさを調節することにより、シリコン融
液の冷却速度を制御することができるという効果が得ら
れる。
【0033】請求項2に記載の結晶シリコン製造装置に
よれば、仕切部材によって包囲部内下部内の不活性ガス
がルツボを有する包囲部内上部に回り込まないので、シ
リコン融液に付与された一方向の温度勾配を包囲部内下
部に流入された不活性ガスが乱すことが防止されるとい
う効果が得られる。
【0034】請求項3に記載の結晶シリコン製造装置に
よれば、開口から流入した不活性ガスによる冷却に加え
て、冷却版に流された冷媒がシリコン融液の熱を運び出
すので、シリコン融液の冷却速度が向上するという効果
が得られる。
【0035】請求項4に記載の結晶シリコン製造装置に
よれば、冷却部材により包囲部内からの熱輻射を受けて
包囲部内を冷却するとともに、開口から流入した不活性
ガスが冷却部材により冷却され、その冷却された不活性
ガスが冷却板に接気するので、冷却板を介してシリコン
融液を冷却することができ、シリコン融液の冷却速度が
向上するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施形態である結晶シリコン
製造装置の概略構成図である。
【図2】 図1の結晶シリコン製造装置の断熱部材移動
装置の概略構成図である。
【図3】 図1の結晶シリコン製造装置の冷却板の内部
構造を示す図である。
【図4】 図3の冷却板の支柱の位置を示す図である。
【図5】 本発明の第二の実施形態である結晶シリコン
製造装置の概略構成図である。
【図6】 図5における冷却部材の他の実施形態であ
る。
【符号の説明】
1 結晶シリコン製造装置 2 チャンバー 2a 壁部 2b 壁中空部 3 シリコン融液 4 ルツボ 5 冷却板 6 包囲部 6a 可動断熱部材 8 ガス流入口 9 断熱部材移動装置 10a 包囲部内上部 10b 包囲部内下部 11 仕切部材 13 開口 21 冷却部材 26 可動断熱部材 29 フィン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G077 AA02 AA08 BA04 CD10 EG18 EG24 EG25 EH07 MB14 MB24 MB26 MB33 5F051 CB01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンバー内にシリコン融液を収容する
    ルツボと、前記ルツボを載置してルツボ内のシリコン融
    液を冷却する冷却板と、前記ルツボおよび冷却板を包囲
    する複数の断熱部材で形成された包囲部とを備え、前記
    チャンバー内に不活性ガスを流入するためのガス流入口
    を具備した結晶シリコン製造装置において、 前記複数の断熱部材のうちの前記冷却板の下方に配置す
    る断熱部材は移動することが可能な可動断熱部材であ
    り、該可動断熱部材を移動して、前記包囲部の一部に開
    口を形成する断熱部材移動装置を備えたことを特徴とす
    る結晶シリコン製造装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の結晶シリコン製造装置
    において、 前記冷却板の周縁に配置して、該冷却板とともに前記包
    囲部内を前記ルツボを含む包囲部内上部と前記ルツボを
    含まない包囲部内下部とに仕切る仕切部材を備えたこと
    を特徴とする結晶シリコン製造装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の結晶シ
    リコン製造装置において、 前記冷却板が、前記チャンバー外から冷媒を導入する冷
    媒供給管に連結された冷媒供給口と、前記チャンバー外
    へ冷媒を排出する冷媒排出管に連結された冷媒排出口
    と、前記冷却板内部に冷媒を収容可能な中空部とを備え
    たことを特徴とする結晶シリコン製造装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の結晶シリコン製造装置において、 前記開口が形成されていないときは前記包囲部外に配置
    する冷却部材と、該冷却部材を前記開口が形成されたと
    きに該開口から挿入して前記冷却板に接近させる冷却部
    材移動装置とを備えたことを特徴とする結晶シリコン製
    造装置。
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